VOL. 206 2026 · JULY ISSUE 脚立・はしごの処分 比較ガイド

脚立・はしごの処分と捨て方ランキング

結論:脚立の処分でいちばん見落とされやすいのが、「たたんだ大きさ」ではなく「伸ばしたときの高さ」で区分と料金が決まること。たとえば大阪市が公開している粗大ごみ処理手数料の一覧では、脚立は高さ2m未満で200円、2m以上で400円、そして はしごは別の品目で200円と分かれているよ(2026年7月時点)。つまり脚立とはしごを一緒に手放すなら 2点として申し込む のが正解なの。2〜3段の小さな踏み台くらいなら、金属ごみ・不燃ごみで無料 の地域もあるよ。それから、アルミの脚立は 金属の資源として価値がある から、状態がよければ買取、傷んでいても 重さで買い取ってもらえる ことがあるんだ。逆に 自分で切って小さくするのは危ないうえに行き先も変わらない から、しないでほしいな。「費用・手間と時間・安全・確実さ・お金になるか」の5基準で、あなたに合う手放し方をまとめたよ。

平均閲覧時間:約9分

  • 01料金は高さで変わる — 脚立は2m未満200円・2m以上400円、はしごは200円という自治体の例があるよ
  • 02アルミはお金になることも — 買取のほか、金属スクラップとして重さで引き取ってもらえる例もあるの
  • 03ゆずる前に必ず点検 — 落ちるとけがが大きい道具だよ。工具の買取の相場もどうぞ

01CHAPTER 01

脚立・はしごは何ごみ?高さで料金が変わることもあるよ

結論:脚立とはしごは、多くの自治体で粗大ごみだよ。ただ、この品目でいちばん引っかかりやすいのが「たたんだ大きさ」で判断してしまうことなの。脚立はたたむと細長くなるから、玄関に立てかけると意外と小さく見えるよね。でも自治体の品目表を見ると、区分を決めているのは伸ばしたときの高さなんだ。大阪市が公開している粗大ごみ処理手数料の一覧では、脚立(高さ2m未満)が200円、脚立(高さ2m以上)が400円と、はっきり2行に分かれているよ(2026年7月時点)。しかも「はしご」は別の品目で200円。同じ日に両方手放すなら、2点として申し込むことになるの。

いっぽうで、2〜3段の小さな踏み台くらいのサイズなら、金属ごみや不燃ごみとして無料で出せる自治体もあるよ。多くの自治体が「金属製は一辺30cm、木製は50cmを超えたら粗大ごみ」という目安を置いているから、たたんだ状態でこの範囲に収まるかどうかが分かれ目になるの。ただし、大阪市のように品目表に「脚立」と名指しで載っている自治体では、小さくても粗大ごみとして申し込む形になるよ。だから「小さいから燃えないごみ」と決めつけないのが大事。それともうひとつ、アルミの脚立は金属の資源として価値があるのがこの品目の特徴だよ。状態がよければ中古の工具として買取、傷んでいても金属スクラップとして重さで買い取ってもらえることがあるの。ほかの品目の捨て方は処分・回収の一覧、大きなものの出し方全般は粗大ごみの出し方、売る道は買取の一覧にまとめているよ。

粗大ごみ(脚立・2m未満)

200円の例。いちばん多いパターンだよ。申し込んで処理券を貼れば、玄関先まで取りに来てもらえるの。

粗大ごみ(脚立・2m以上)

400円の例。高さで料金が上がる自治体があるよ。伸ばしたときの高さで申し込んでね。

粗大ごみ(はしご)

200円の例。脚立とは別の品目としてあつかわれることが多いから、2点で申し込むことになるよ。

金属ごみ・不燃ごみ

無料の例。2〜3段の小さな踏み台サイズ向け。金属30cm・木製50cmが目安の自治体が多いよ。

買取・金属スクラップ

収入になることも。アルミの買取は種類で幅があって、1kgあたり200円前後〜500円前後の例だよ。

不用品回収業者

単品なら総額3,000円〜、積み放題は1万〜2万円くらいの例。物置ごと片づけたいとき向きだね。

料金は「目安」だよ:ここに書いた金額は2026年7月時点で自治体やお店が公表している例をならべたものなの。区分も金額も地域でかなり変わるから、実際の手数料はお住まいの自治体の案内で確認してね。調べるときは分別辞典で「脚立」「はしご」の両方を引くのがコツだよ。そのとき、高さで区分が分かれていないかと、何点として申し込むのかの2点まで読んでおくと、当日に困らずにすむの。

1点あたりの手数料をひと目で比較

粗大ごみ(脚立・高さ2m未満)200円の例
粗大ごみ(脚立・高さ2m以上)400円の例
粗大ごみ(はしご)200円の例

横軸は0〜500円。どれも大阪市が公開している粗大ごみ処理手数料の一覧に載っている「1点あたり」の金額(2026年7月時点)で、金額そのものが決まっているから幅ではなく点で表しているよ。ほかの自治体では区分の分け方も金額も変わるから、あくまで「高さや品目で差が出ることがある」という見方に使ってね。

脚立の処分の費用かんたん試算(めやす)

手放し方をタップすると、すぐ下に費用のめやすが出るよ(送信ボタンはいらないの)。上で紹介した目安を、そのまま表示するざっくり計算だよ。

  • どうやって手放す?
費用のめやす:粗大ごみ 1点200円〜400円くらいの例(脚立は高さ2m未満200円・2m以上400円、はしご200円という自治体の例)
※本文で紹介した目安をそのまま表示するざっくり計算だよ。地域やお店、脚立の高さ・素材・状態で変わるから、実際の金額や区分は自治体の案内や各窓口・見積もりで確認してね。

02CHAPTER 02

脚立・はしごの処分方法ランキング7【2026年7月】

編集部が「費用・手間と時間・安全・確実さ・お金になるか」の5基準で、多くの人にとって失敗しにくい順に並べたよ。あなたの脚立の高さ・素材(アルミか木か)・状態で選んでね。料金や区分は目安で、地域やお店で変わるよ。どの方法でも共通なのは、運ぶときはたたんでロックをかけることと、自分で切って小さくしようとしないことだよ。

目的で絞り込み
比較
1

自治体の粗大ごみに出す

迷ったらこれ。申し込んで券を貼るだけで、玄関先まで取りに来てもらえるよ

費用 200〜400円の例 向く人 ふつうの大きさの脚立・はしご 注意 高さで料金が変わることがある
編集部おすすめ迷ったら
脚立とはしごの手放し方として、いちばん確実で費用も読みやすいのがこれだよ。大阪市が公開している粗大ごみ処理手数料の一覧では、脚立(高さ2m未満)200円、脚立(高さ2m以上)400円、はしご200円(2026年7月時点)。1点あたり数百円で、玄関先まで取りに来てもらえると考えると、手間に対しての安さが際立つ道なの。流れは、①電話かインターネットで申し込む ②言われた金額ぶんの処理券(シール)をコンビニなどで買う ③氏名や受付番号を書いて貼る ④指定された日の朝に出す、の4ステップだよ。ここで気をつけたいのが申し込みのときに伝える情報たたんだ長さではなく、伸ばしたときの高さを聞かれることが多いから、先にメジャーで測っておくとスムーズだよ。それと、脚立とはしごは別の品目としてあつかわれることが多いから、両方あるなら2点として申し込むのを忘れないでね。まとめて1点で申し込むと、当日に手数料が足りなくて置いていかれることがあるの。自分で運べるなら、清掃工場などへ持ち込むと安くなる自治体もあるよ。
4.8
比較
2

買取店・工具の買取に出す

まだ使えるなら、お金に変えてから手放せる道だよ

費用 収入になることも 向く人 まだ使える・専門メーカー品 注意 傷んだものは売らない
お金になる
脚立とはしごは、中古の工具として買取の対象になっているのを知らない人が多いんだ。中古の工具をあつかうお店では、脚立・はしご・足場材が買取品目に並んでいて、伸縮タイプの脚立で3,000円という買取の実績を公開しているお店もあるよ。ただ、金額は製品・年式・状態・時期でとても大きく変わるから、いくらになるかは査定で確かめるのが確実。ここでは金額を約束せずに「その道がある」ということだけ覚えておいてね。値がつきやすいのは、作業用として作られた専門メーカーの製品アルミの状態がよく、支柱に曲がりやへこみがないもの開き止めの金具やロックがしっかり効くものだよ。買ったときの箱や説明書は無くてもだいじょうぶなことが多いけれど、耐荷重や製品名のシールが残っていると話が早いの。出張買取に来てもらう方法と、持ち込む方法があるよ。長さがあるものだから、車に積めないなら出張のほうが現実的だね。反対に、ひび・変形・部品の欠けがあるものは売らないでほしいな。次に使う人がけがをしてしまうかもしれないからね。工具の買取もあわせてどうぞ。
4.5
比較
3

金属ごみ・不燃ごみで出す(小さな踏み台サイズ)

2〜3段の小さいものなら、無料で出せる地域があるよ

費用 無料の例 向く人 2〜3段の小さな踏み台 注意 サイズの目安を先に確認
台所で使うような2〜3段の小さな踏み台や、子ども用の低い脚立なら、粗大ごみではなく金属ごみ・不燃ごみとして無料で出せる自治体があるよ。判断の目安になるのが、多くの自治体が置いている「金属製は一辺30cm、木製は50cmを超えるものは粗大ごみ」という線引き。たたんだ状態でこの範囲に収まるかどうかを、メジャーで測ってみてね。ここで気をつけたいのが2つ。ひとつは、大阪市のように品目の一覧に「脚立」と名指しで載っている自治体では、小さくても粗大ごみとして申し込む形になること。「小さいから燃えないごみ」と決めつけずに、必ず分別辞典を引いてね。もうひとつは、素材が混ざっているもの。天板が木やプラスチックで脚が金属、というタイプは、外せるところまで外すと区分がはっきりすることがあるよ。ネジを何本か外すだけで分かれるものも多いから、道具箱にドライバーがあるなら試してみて。逆に、外すのに力が要ったり、ばねやリベットで留まっていたりするものは無理に外さないで、そのまま粗大ごみに回そうね。
4.4
比較
4

金属スクラップの業者に持ち込む(アルミの重さで買い取り)

傷んでいても大丈夫。アルミという素材そのものに価値があるの

費用 重さで買い取り 向く人 アルミ製・まとめて出したい 注意 最低重量などの条件があるよ
これは意外と知られていない道だよ。脚立として売れないくらい傷んでいても、アルミという金属には値段がついているの。金属スクラップをあつかう業者に持ち込むと、重さをはかって買い取ってもらえることがあるんだ。アルミの買取価格は種類によって差があって、2026年7月時点で公開されている価格表を見ると、1kgあたり200円前後から500円前後という幅があるよ。脚立のように鉄の金具やプラスチックの部品が混ざっているものは、純度の高いアルミより安い区分になることが多いから、そこは期待しすぎないでね。それでも「お金を払って捨てる」から「少しもらって手放す」に変わるのは気持ちがいいよね。使うときのコツは3つ。①行く前に必ず電話——持ち込みの最低重量や、家庭からの持ち込みを受けているかを決めている業者が多いの ②まとめて持っていく——脚立1台だけだと受け付けてもらえないこともあるから、アルミサッシや鍋、物干し竿など、ほかの金属と一緒にね ③身分証を持っていく——買取のときに確認されるよ。営業時間が平日の昼だけという業者も多いから、そこも聞いておこう。
4.0
比較
5

フリマ・オークションに出す

自分で値段を決められるけれど、長い荷物は送料がネックだよ

費用 収入になることも 向く人 きれいで人気のサイズ 注意 長尺は送料が高くなる
フリマアプリやオークションなら、自分で値段を決めて売れるのが魅力だよね。脚立は3段〜4段の家庭で使いやすいサイズや、足場板になるタイプに人気があるの。写真は、たたんだ全体・広げた全体・天板・ゴム脚・開き止めの金具、この5枚があると質問が減るよ。ただ、この品目でいちばんの壁が送料。たたんでも1m以上、はしごなら2m近くになるから、宅配便の大きさの区分では上のほうになって、送料が売値を上回ってしまうことも珍しくないの。だから現実的なのは、「引き取りに来てもらう」前提で近くの人に売るやり方だよ。地域のゆずりあいの掲示板を使えば、近所の人に直接手渡しできるから送料の心配がいらないの。もうひとつ大事なのが正直に書くこといつごろ買ったか、どこにひびや曲がりがあるか、ロックがちゃんと効くかを書いておいてね。脚立は落ちるとけがが大きい道具だから、状態を隠して売るのはおたがいのためによくないの。それと、ひび・変形・部品の欠けがあるものは出品しない——これは守ってほしいな。
3.8
比較
6

知人や地域でゆずる・寄付する

費用0円。ただし「ゆずる前の点検」だけは省かないでね

費用 0円 向く人 状態がよい・近くに使う人がいる 注意 点検してからゆずる
脚立は「年に何回か使うだけ」という人が多い道具だから、まわりに欲しい人が意外といるんだ。庭木の手入れを始めた人、家を建てたばかりの人、地域の行事で飾りつけをする人。声をかけてみると、「探していた」と言われることがよくあるよ。自治体が地域のゆずりあいの掲示板を用意しているところもあるし、物品の寄付を受け付けている団体もあるの(送料は自分もちのことが多いよ)。費用は0円で、車で取りに来てもらえば運ぶ手間もいらない——いいことばかりに見えるけれど、ここだけは省かないでほしいことがあるの。それがゆずる前の点検だよ。製品の安全をあつかう公的機関の資料では、2017年度からの5年間に「はしご・脚立」の事故が162件報告されていて、被害にあった人の約4割が60歳代以上とされているの。渡す前に、支柱の曲がり・へこみ・ひびゴム脚のすり減りや外れ開き止めの金具やロックがしっかり効くか天板のぐらつきを見てね。ひとつでも不安があれば、ゆずらずに処分に回すのが、相手のためのやさしさだよ。渡すときはいつごろ買ったものかも伝えてあげてね。
3.7
比較
7

不用品回収業者にまとめて頼む

物置ごと片づけたいとき向き。単品だと割高になりやすいよ

費用 総額3,000円〜の例 向く人 物置ごと・ほかにも不用品がある 注意 許可と総額見積もりを確認
物置や倉庫を丸ごと片づけるとき、脚立やはしごはほかの不用品と一緒に持っていってもらうのがいちばんラクだよ。日時を指定できて、家の中や庭からそのまま運び出してくれるのが強み。料金は、単品だと出張費や作業費が乗って総額3,000円〜、軽トラックの積み放題プランなら1万〜2万円くらいという例が多いの。脚立1台だけのために呼ぶと、粗大ごみの数百円と比べてどうしても割高になるから、ほかにも手放したいものがあるときの選択肢と考えてね。頼むときに必ず確認したいのが許可だよ。家庭から出る不用品の収集運搬には市区町村の一般廃棄物処理業の許可(または委託)が必要なの。「無料回収」とスピーカーで流しながら回るトラックに渡してしまい、積み込んだあとで高い料金を求められるトラブルが報告されているの。国民生活センターへの不用品回収の相談は2018年度1,354件から2021年度2,231件へ増えているよ。「詰め放題のつもりが、当日は荷台の囲いの高さまでと言われた」という事例も出ているの。総額の見積もりを書面でもらう、これだけは守ってね。不用品回収業者の選び方もどうぞ。
3.5

03CHAPTER 03

脚立・はしごの手放し方の選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、脚立の処分で迷いやすい5点を基準にしてるよ。高さ・素材・状態・ほかにも不用品があるかに合わせて、重視する基準を決めると選びやすいの。

① 高さ(ここが最初)

伸ばしたときの高さで区分と料金が変わる自治体があるよ。2mが境目になっている例があるから、先に測ってね。

② 素材

アルミなら買取や金属スクラップの道がひらけるの。木製は資源としての価値がつきにくいよ。

③ 状態

ロックが効いて曲がりもなければ売る・ゆずるが選べるよ。ひびや変形があるなら処分に回してね。

④ 点数

脚立とはしごは別の品目としてあつかわれることが多いの。何点として申し込むかを先に確かめよう。

⑤ ほかの不用品

物置ごと片づけるなら回収業者、脚立1台だけなら粗大ごみ。ここで費用が何倍も変わるよ。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どれを選べば?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う手放し方はこれだよ。上の絞り込みボタンと同じ分け方だから、気になる行のボタンを押すとその方法だけを見られるよ。

ふつうの大きさで、売るほどではない

確実に終わらせる

推し自治体の粗大ごみ

1点200〜400円くらいの例。伸ばした高さで申し込むのを忘れずにね。

2〜3段の小さな踏み台

無料で出したい

推し金属ごみ・不燃ごみ

金属30cm・木製50cmが目安。品目表に載っている自治体は粗大ごみだよ。

まだ使える・作業用の製品

お金に変える

推し買取店・工具の買取

伸縮タイプで3,000円という実績の例も。金額は査定で確かめてね。

傷んでいて売れないアルミ製

資源として活かす

推し金属スクラップの業者

重さで買い取り。最低重量などの条件を電話で確かめてから行ってね。

状態がよくて、近くに使う人がいる

0円で手放す

推しゆずる・寄付する

支柱の曲がり・ゴム脚・ロックの効きを点検してから渡してね。

物置ごと片づけたい

まとめて任せる

推し不用品回収業者

単品は総額3,000円〜の例。許可と総額の見積もりを先に確認しよう。

05CHAPTER 05

【重要】ゆずる前の点検・切断しない・「無料回収」に注意

「まだ使えるから」の前に、5か所だけ見てあげてね

この記事でいちばん知ってほしいのが、ここだよ。脚立とはしごは、落ちるとけがが大きくなりやすい道具なの。製品の安全をあつかう公的機関が2022年に公表した資料では、2017年度からの5年間に「はしご・脚立」の事故が162件報告されていて、被害にあった人の約4割が60歳代以上原因の半分近くは使い方の間違いや不注意だったとされているよ。別の公的機関の調べでも、高齢の方が脚立やはしごから落ちた事例では約半数が入院を必要とするけがだったという報告があるの。つまりこの道具は、次に使う人の安全に直結するということ。だから「もう使わないけど、まだ使えるから」と人にゆずるときや、フリマに出すときは、渡す前に5か所だけ見てあげてほしいな。①支柱の曲がり・へこみ・ひび——特に足元と、開閉するちょうつがい部分 ②ゴム脚(すべり止め)のすり減りや外れ——ここが減ると横すべりの原因になるの ③開き止めの金具・ロックがしっかり効くか——効きが甘いと、乗ったときに開いてしまうよ ④天板やふみ面のぐらつき・変形 ⑤ボルトやリベットのゆるみ・欠け。ひとつでも不安があるものは、ゆずらずに処分に回すのがやさしさだよ。それと、渡すときはいつごろ買ったものかを伝えてあげてね。庭木の剪定雨どいの掃除・修理のように、高いところの作業を業者に頼むという道もあるから、「もう自分では登らない」と決めたなら、そちらも見てみてね。

運び出すときも気をつけてね:たたんでロックをかけてから運ぶ——途中で開くと、はずみで指をはさむことがあるの ②ひもで縛る——伸縮タイプは持ち上げた拍子に伸びることがあるよ ③階段は必ず2人で——長い荷物は角で引っかかって、壁や自分にぶつかりやすいの ④玄関先に出したら倒れないように寝かせる——立てかけると風で倒れて、通る人に当たることがあるよ。手袋があると、切り口やささくれからも手を守れて安心だね。

自分で切って小さくしないでね

「粗大ごみの申し込みが面倒だから、切って燃えないごみで出そう」と考えたくなる気持ちは、とてもよくわかるの。でも、これはおすすめしないよ。理由は3つあるんだ。ひとつめはけがのリスク。アルミは金属の中では切りやすいほうだけれど、脚立の支柱はパイプの形をしていて、金ノコの刃が滑りやすいの。電動の工具を使えば火花や切りくずが飛ぶし、たたんだまま切ると、はずみで開いて指をはさむこともあるよ。ふたつめは行き先が変わらないこと。小さく切ったところで材質は金属のままだから、燃えるごみには出せない自治体がほとんどなの。手間とけがのリスクをかけても、結局は金属ごみか粗大ごみに出すことになるんだ。みっつめはそもそも安いこと。粗大ごみの手数料は1点200円〜400円くらいの例だよ。数百円をうかせるために、けがをするかもしれない作業をするのは割に合わないよね。どうしても分けたいなら、ネジを外すだけで分かれるものや、木製の踏み台のように材質がはっきり分かれているものだけにしてね。ばねやリベットで留まっているところは、外そうとすると勢いよく飛ぶことがあるから、そのままにしておこう。

「無料回収」トラックと無許可業者に注意

これだけは確認:市区町村の一般廃棄物処理業の許可(または委託)があるか——家庭の不用品の収集運搬に必要な許可で、産業廃棄物の許可だけでは家庭ごみを扱えないの ②「無料」をうたっていないか——積み込み後に運搬費・出張費の名目で高額請求する手口が典型例 ③総額の見積もりを書面でもらえるか。国民生活センターには不用品回収サービスの相談が2018年度1,354件→2021年度2,231件へ増えたという報告があるよ。「詰め放題プランのつもりが、当日は荷台の囲いの高さまでしか載せられないと言われた」という事例も出ているの。困ったら消費者ホットライン「188(いやや)」へ。訪問での契約は特定商取引法のクーリング・オフ(8日間)の対象になる場合もあるから、書面は保管してね。

脚立やはしごは金属だから「価値がありそう」に見えるぶん、「金属なら無料で引き取りますよ」と声をかけられやすい品目でもあるの。実際にアルミには資源としての価値があるけれど、それは正規の買取業者に持ち込んだときの話だよ。街を回っているトラックに渡してしまい、あとから運搬費を求められたり、そのまま山林に不法投棄されて出した人が責任を問われることにつながったりする例が報告されているの。思い出してほしいのは、粗大ごみなら数百円で確実に終わるということ。急がなくて大丈夫だよ。売りたいなら、買取の一覧から店舗をさがして、金額と引き取り方法を先に聞いてから決めてね。押しの強い訪問買取に困ったときも、188に相談できるよ。

こんな点に気をつけてね

  • 1ゆずる前に5か所を点検——支柱・ゴム脚・ロック・天板・ボルト。不安があるならゆずらないでね
  • 2自分で切って小さくしない——けがのリスクが高いのに、出せる先は変わらないの
  • 3「無料回収」に急いで渡さない——粗大ごみなら数百円で確実だよ。困ったら188に相談してね

06CHAPTER 06

初めてでも安心・脚立の手放し方3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。高さと素材を測る → 売れるか決める → 申し込んで出すの3ステップだよ。この品目は先に測ることさえしておけば、迷うところはほとんどないの。

  1. 高さと素材を測る:まず脚立を広げて、いちばん上の天板までの高さをメジャーで測ろう。自治体によっては2mを境に手数料が変わるから、ここがそのまま料金に効いてくるの。たたんだ長さも測っておくと、金属ごみで出せるサイズかどうかの判断に使えるよ。あわせて素材も見てね。軽くて銀色ならアルミ、重くて磁石がつくなら鉄、というのが見分けの目安。アルミなら買取やスクラップの道がひらけるよ。はしごも一緒に手放すなら、それも別に測っておくのを忘れないでね。
  2. 売れるか・ゆずれるかを決める:次に状態を見よう。支柱に曲がりやひびがなく、開き止めの金具やロックがしっかり効くなら、買取やゆずるという道が選べるよ。アルミで作業用の製品なら、中古の工具をあつかうお店に査定を頼んでみて。傷んで売れないアルミ製なら、金属スクラップの業者に電話して最低重量と家庭からの持ち込みができるかを聞いてみよう。ひび・変形・部品の欠けがあるものは、ここで処分に回すと決めてね。人に渡さない、これが大事だよ。
  3. 申し込んで出す:処分に回すなら、自治体の分別辞典で「脚立」と「はしご」の両方を引いて、区分と手数料を確認しよう。粗大ごみなら電話かインターネットで申し込んで、言われた金額ぶんの処理券を買って貼るだけ。脚立とはしごは別々の品目として申し込むのを忘れないでね。当日はたたんでロックをかけ、ひもで縛って、朝の指定時間までに出そう。倒れないように寝かせておくと、通る人にも安心だよ。

手放す前チェックリスト(これだけ確認すれば安心)

  • 広げたときの高さを測った(2mを境に手数料が変わる自治体があるよ)
  • たたんだときの長さも測った(金属30cm・木製50cmが粗大ごみの目安)
  • 素材を確かめた(軽くて銀色ならアルミ/磁石がつくなら鉄)
  • 脚立とはしごが何点あるかを数えた(別の品目として申し込むことが多いよ)
  • 自治体の分別辞典で「脚立」「はしご」の区分と手数料を確認した
  • 支柱の曲がり・ひび、ゴム脚のすり減り、ロックの効き、天板のぐらつきを点検した
  • 傷んでいるものは「ゆずらない・売らない」と決めた
  • 売るなら、買取店か金属スクラップの業者に金額と条件を電話で聞いた(最低重量・身分証)
  • 業者に頼むなら、一般廃棄物の許可と総額の見積もりを確認した(困ったら188)

08CHAPTER 08

あわせて聞かれる質問(FAQ)

脚立は何ごみになる?

結論:多くの自治体で粗大ごみだよ。しかも「高さ」で料金が変わることがあるの。たとえば大阪市が公開している粗大ごみ処理手数料の一覧では、脚立は高さ2m未満で200円、2m以上で400円と分かれているよ(2026年7月時点)。たたむと細長くなるから小さく見えるけれど、区分を決めるのは伸ばしたときの高さなんだ。一方で、小さな踏み台くらいのサイズなら金属ごみや不燃ごみで無料で出せる自治体もあるの。金属製は30cm、木製は50cmを超えたら粗大ごみ、という目安を置いている自治体が多いよ。まずは分別辞典やごみ分別アプリで「脚立」を引いて、あなたの町の区分と手数料を確かめてね。

はしごも脚立と同じ出し方でいい?

結論:出し方は似ているけれど、品目としては別あつかいになることが多いよ。大阪市の手数料一覧でも「脚立」と「はしご」は別の行に載っていて、はしごは200円(2026年7月時点)。つまり脚立とはしごを一緒に手放すなら、申し込みのときに2点として伝えることになるの。ここをまとめて1点で申し込んでしまうと、当日に手数料が足りなかったり、片方を残されたりすることがあるよ。それと、2連はしごや伸縮はしごはロープや金具でつながっているから、無理にばらさないでね。ばらすと危ないうえに、部品ごとに区分が変わって出しにくくなるの。長さが2mを超えるようなものは、受け付けの条件を先に電話で聞いておくと安心だよ。

小さな踏み台や低い脚立も粗大ごみになる?

結論:地域によるよ。金属ごみ・不燃ごみとして無料で出せることもあるの。多くの自治体は「一辺が30cm(木製なら50cm)を超えるものは粗大ごみ」という目安を置いているから、2〜3段の小さな踏み台なら、たたんだ状態でこの範囲に収まって金属ごみや不燃ごみで出せることがあるよ。ただ、大阪市のように品目の一覧に「脚立」と名指しで載っていて、小さくても粗大ごみとして申し込む自治体もあるの。だから「小さいから燃えないごみ」と決めつけずに、分別辞典を引いてから出してね。金属とプラスチックと木が混ざっているタイプは、外せるところまで外すと区分がはっきりすることもあるよ。

アルミの脚立は売れる?

結論:状態がよければ買取、傷んでいてもアルミの重さでお金になることがあるよ。中古の工具をあつかうお店では脚立やはしごも買取の対象になっていて、伸縮タイプの脚立で3,000円という買取の実績を公開しているお店もあるの。ただし金額は製品・年式・状態・時期でとても大きく変わるから、いくらになるかは査定で確かめてね。買取が難しいくらい傷んでいるものでも、アルミは金属の資源として価値があるから、金属スクラップをあつかう業者に持ち込むと重さで買い取ってもらえることがあるよ。アルミの買取価格は種類によって幅があって、2026年7月時点では1kgあたり200円前後から500円前後という例が出ているの。持ち込みの最低重量や受け入れの条件を決めている業者も多いから、行く前に電話で確かめてね。

脚立を切って小さくしてから出してもいい?

結論:おすすめしないよ。けがのリスクが高いのに、行き先はほとんど変わらないの。アルミは金属の中では切りやすいほうだけれど、脚立の支柱はパイプの形をしていて、金ノコで切ろうとすると刃が滑って手を切りやすいんだ。電動の工具を使えば火花や切りくずが飛ぶし、たたんだまま切ると、はずみで開いて指をはさむこともあるよ。そして何より、小さく切ったところで材質は金属のままだから、燃えるごみには出せない自治体がほとんどなの。手間とけがのリスクをかけても出せる先は変わらない、ということだね。粗大ごみの手数料は200円〜400円くらいの例だから、そのまま申し込むほうが安全で早いよ。どうしても分けたいときは、木製の踏み台のように材質がはっきり分かれているものだけにしてね。

人にゆずるとき・回収業者に頼むときに気をつけることは?

結論:ゆずる前の点検と、業者の許可・総額の確認だよ。脚立とはしごは、落ちるとけがが大きくなりやすい道具なの。製品の安全をあつかう公的機関が2022年に公表した資料では、2017年度からの5年間に「はしご・脚立」の事故が162件報告されていて、被害にあった人の約4割が60歳代以上、原因の半分近くは使い方の間違いや不注意だったとされているよ。だから「まだ使えるから」とゆずる前に、支柱の曲がりやひび、ゴム脚のすり減り、開き止めの金具やロックの効きを必ず見てね。少しでも不安があるものは、ゆずらずに処分に回そう。業者に頼むときは、市区町村の一般廃棄物処理業の許可(または委託)があるかと、総額の見積もりを先に確認してね。国民生活センターへの不用品回収の相談は2018年度1,354件から2021年度2,231件へ増えているの。訪問での契約はクーリング・オフ(8日間)の対象になる場合があるから書面は保管して、困ったら消費者ホットライン「188」へ。