VOL. 182 2026 · JULY ISSUE ローカルLLM おすすめ比較

ローカルLLMのおすすめ比較ランキング

結論:はじめての1本なら、コマンド一つで動いて開発にも組み込みやすい Ollama、画面で手軽に使いたいなら LM Studio。プライバシーを最優先するなら Jan がおすすめだよ。「料金・手軽さ・オフライン性・日本語・商用利用」の観点で、知りたい順にまとめたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01迷ったら上位3つ — Ollama(開発向け)、LM Studio(画面で手軽)、Jan(オフライン重視)
  • 02本体ソフトはどれも無料 — Ollama・LM Studio・Jan・GPT4All はすべて0円で始められるよ
  • 03手元で動く=情報が外に出ない — 機密データを扱いたい人ほどローカルLLMの安心感が大きいよ

01CHAPTER 01

ローカルLLMとは?できること

結論:ローカルLLMは、ChatGPTのようなAI(大規模言語モデル=LLM)をクラウドではなく、自分のパソコンの中で動かす仕組みのことだよ。専用のツールにモデルを入れると、ネットにつながなくても文章づくりや要約、会話ができるんだ。

うれしいのはこんなところ。入力した内容が外部のサーバーに送られない/通信なし・オフラインで使える/回数制限や月額料金を気にせず使える/自分好みにモデルを入れ替えられる。機密の資料を扱いたい人や、たっぷり試したい人に向いてるよ。

このページの結論を先に:開発・自動化に組み込むなら Ollama、画面で手軽に使うなら LM Studio、オフライン・プライバシー重視なら Jan、手元の書類とチャットするなら AnythingLLM / GPT4All。下のランキングで詳しく見ていくね。

02CHAPTER 02

ローカルLLM 人気ランキング8選【2026年7月】

編集部が「料金・手軽さ(導入のしやすさ)・オフライン性・日本語のしやすさ・商用利用のしやすさ」を総合評価して、はじめての人〜開発で使いたい人まで勧めやすい順に並べたよ。ライセンスや料金は変わることがあるから、最終的な可否は各公式で確認してね。

料金のめやすをひと目で比較

「結局いくらかかるの?」を、月額の目安をひとつのものさしに並べたよ。ローカルLLMは本体ソフトがどれも無料で、費用がかかるのは任意のクラウドや上位プランだけ。だからまずは0円で始められるよ。

本体ソフト(全8ツール)0ドル(無料・オープンソース)
任意の有料プラン(個人)月8〜20ドル
上位クラウド(任意)月100ドルまで

横軸は0〜月100ドル。本体は全ツール無料で、上のバーは任意のクラウド/上位プラン(Msty Aurumは月換算約8ドル〜、Ollama CloudはPro月20ドル・Max月100ドル)を並べたものだよ。Msty Aurumは買い切り199ドルもあるよ。料金は2026年時点の目安で、最新は各公式で確認してね。

目的で絞り込み
比較
1

Ollama

Ollama

料金 無料 タイプ CLI/API 組み込み
編集部おすすめ
コマンド一つでモデルをダウンロードして実行できる定番。OpenAI互換のAPIを持つから、既存のアプリやコードからそのまま呼び出せる。開発・自動化に組み込むならまずこれだよ。
4.8
比較
2

LM Studio

LM Studio

料金 無料 タイプ GUI 初心者
画面で手軽
モデルの検索・ダウンロード・チャットがぜんぶ画面(GUI)で完結。ローカルサーバー機能でOpenAI互換APIも立てられる。2025年から仕事での利用も無料になったよ。
4.7
比較
3

Jan

Menlo Research

料金 無料 オフライン OSS
プライバシー重視
「既定でオフライン・ずっとオープンソース」が設計思想。会話は全部手元に保存されて、ネットなしで動く。GUIも付いてるから、プライバシーを最優先したい人にぴったりだよ。
4.6
比較
4

GPT4All

Nomic AI

料金 無料 初心者 書類
初心者OK
ターミナル不要で、数分でチャットを始められる手軽さが魅力。LocalDocs機能でPDFフォルダを指定すると、手元の書類にオフラインで質問できる。最初の一歩にぴったりだよ。
4.4
比較
5

AnythingLLM

Mintplex Labs

料金 無料 書類チャット RAG
手元の書類やPDFを読み込ませて「自分専用のChatGPT」を作れるオールインワン。OllamaやLM Studioとつないで動かすことも多いよ。社内文書を安全に扱いたいときに強いんだ。
4.3
比較
6

Msty

Msty

料金 無料〜 多機能 ノー端末
ターミナルなしで動く多機能デスクトップアプリ。会話の分岐やナレッジ連携が得意で使い勝手がいい。個人利用は無料で、上位機能のAurumは年99ドル(買い切り199ドル)だよ。
4.2
比較
7

llamafile

Mozilla

料金 無料 1ファイル 配布
モデルまるごとが1個の実行ファイルにまとまってる。ダブルクリックするだけで動くから、インストール不要でUSBに入れて持ち運べる。人にモデルを渡したいときに便利だよ。
4.0
比較
8

KoboldCpp

コミュニティ(LostRuins)

料金 無料 創作 軽量
llama.cppをベースにした軽量ランナー。1ファイル・インストール不要で動いて、物語づくりやロールプレイ向けの記憶・世界観管理の機能が充実してるよ。創作用途に根強い人気。
3.9

※ 評価は編集部による観点(料金・手軽さ・オフライン性・日本語・商用利用)の総合判断だよ(2026年7月時点)。料金やライセンス、対応状況は変わることがあるから、最終的な可否は各公式サイトで確認してね。実際の賢さ・速さは選ぶモデルとパソコンの性能で変わるよ。

03CHAPTER 03

選び方のポイント(=失敗しないコツ)

ローカルLLMのツールを選ぶときは、次の5点で考えると自分に合う1本が見つかるよ。どれを重視するかを先に決めるのがコツだよ。

① 使い方のタイプ

画面(GUI)で手軽に使いたいならLM Studio・Jan・GPT4All。開発やアプリに組み込むならCLI/APIのOllamaが向いてるよ。

② パソコンの性能

大きいモデルほどメモリやGPUを使うよ。手持ちのスペックで動く範囲のモデルを選ぶのが失敗しないコツ。

③ 手元の書類とつなぐか

PDFや社内文書に質問したいなら、RAGが得意なAnythingLLMやGPT4Allが便利だよ。

④ 日本語のしやすさ

ツールは日本語入力に対応してるものが多いよ。あとは日本語が得意なモデルを選べば会話が自然になるよ。

⑤ 商用利用・ライセンス

仕事で使うなら、ツールとモデルの両方のライセンスを確認。オープンソースでも条件がある場合があるよ。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どれ?」を一発で。あなたの目的にいちばん合う1本はこれだよ。

とにかく手軽に・画面で

難しい設定なしで今すぐ試したい

推しLM Studio / GPT4All

画面(GUI)でモデルを選んですぐチャットできるよ。

開発・自動化に組み込み

アプリやコードからAIを呼び出したい

推しOllama

OpenAI互換APIで既存のコードからそのまま使えるよ。

プライバシー最優先

完全オフラインで情報を外に出したくない

推しJan

既定でオフライン。会話は全部手元に残るよ。

手元の書類とチャット

PDFや社内文書に質問したい

推しAnythingLLM / GPT4All

RAGで自分専用のChatGPTを作れるよ。

配布・持ち運び

インストールなしで人に渡したい

推しllamafile

1ファイルで動くから、USBで持ち運べるよ。

小説・創作・ロールプレイ

物語づくりに集中したい

推しKoboldCpp

記憶や世界観の管理機能が創作向けに充実。

05CHAPTER 05

料金は?使う前に知っておきたい注意点

本体ソフトはどれも無料

Ollama・LM Studio・Jan・GPT4All・AnythingLLM・llamafile・KoboldCpp はどれも無料で使えるよ。モデルも多くは無料でダウンロードできるから、かかるのは電気代とパソコン代くらい。Ollama Cloud(Pro月20ドル・Max月100ドル)Msty Aurum(年99ドル・買い切り199ドル)のように、任意の上位機能だけが有料だよ。

「無料」でも性能は必要:ソフトは無料でも、大きいモデルはメモリやGPUをたくさん使うよ。スペックが足りないと遅かったり動かないことも。まずは小さめのモデルから試して、パソコンに合う範囲を見つけてね。

ライセンスは「ツール」と「モデル」の両方を見る

ツール自体がオープンソースでも、動かすモデルごとに商用利用の可否や再配布の条件が違うんだ(研究用途のみOKなモデルもあるよ)。仕事で使うときは、ツールとモデルの両方のライセンスを確認しておくと安心だよ。

手元で動く=安心、でも過信はしない

情報が外に出ないのはローカルLLMの大きな強みだけど、生成された内容の正確さまで保証されるわけじゃないよ。次の3つを意識すると安心度が上がるよ。

  • 1大事な判断は人が最終確認(AIの答えをそのまま鵜呑みにしない)
  • 2健康・法律・お金の話は専門家にも相談(AIは一般的な情報の整理まで)
  • 3商用利用やモデルの条件は各ライセンスで確認(条件は変わるため都度チェック)

06CHAPTER 06

はじめての使い方3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。ツールを入れる → モデルを選ぶ → 話しかけるの3ステップで、最初の会話ができるよ。

  1. ツールを入れる:まずは画面で使えるLM StudioかGPT4Allをダウンロードしてインストール。開発に組み込みたい人はOllamaを入れよう。
  2. モデルを選んでダウンロード:アプリの中からモデルを選ぶよ。最初はパソコンに負担が少ない小さめのモデル(7〜8B)がおすすめ。日本語重視ならQwen系や日本語が得意なモデルを選んでね。
  3. あとは話しかけるだけ:チャット欄に日本語で質問や依頼を入力すれば、手元で答えが返ってくるよ。遅いと感じたら、もっと小さいモデルに切り替えると軽くなるよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

ローカルLLMって何?

結論:ChatGPTのようなAI(大規模言語モデル=LLM)を、クラウドではなく自分のパソコンの中で動かす仕組みだよ。ネットにつながなくても使えて、入力した内容が外に送られないのが特長。OllamaやLM Studioみたいなツールで手軽に動かせるよ。

ローカルLLMって無料で使えるの?

結論:Ollama・LM Studio・Jan・GPT4Allなどのツールはどれも無料で使えるよ。モデルも多くは無料でダウンロードできるから、電気代とパソコン以外はお金がかからないことが多いんだ。一部の任意のクラウド機能や上位プランだけが有料だよ。

どんなパソコンが必要?

結論:目安として、メモリ(またはVRAM)8GBで7〜8B、16GBで12〜14B、24GBで32B級のモデルが動くよ。GPUがあると速いけど、小さめのモデルなら普通のノートパソコンでも試せるから、まずは軽いモデルから始めるのがおすすめだよ。

日本語は使えるの?

結論:使えるよ。ツール自体は日本語入力に対応してるし、日本語が得意なモデル(Qwen系や日本語を追加学習したモデルなど)を選べば、自然な日本語で会話できるよ。モデルによって得意・不得意があるから、いくつか試してみてね。

クラウドのChatGPTと比べてどう?

結論:手元で動くから、通信なしで使えて情報が外に出ない安心感が大きいよ。ただ、最新の超大型モデルほどの賢さや速さはパソコンの性能に左右されるから、機密データはローカル・最高性能が要る作業はクラウド、と用途で使い分けるのがおすすめだよ。

仕事で使っても大丈夫?

結論:多くはオープンソースで商用利用OKだけど、ツールとモデルそれぞれのライセンスを確認してね。社外に出せないデータを扱えるのがローカルLLMの強みだけど、最終的な可否は各ライセンスと社内規定で確かめると安心だよ。