AIユーザーリサーチツール 比較

ユーザーリサーチ・UX調査に使えるAIツールの比較

結論:インタビューやユーザーテストの分析を今すぐAIで軽くするなら、チームで一元管理できる Dovetail、分析特化で手早い Looppanel、日本語ネイティブの toitta がおすすめだよ。「定性分析のしやすさ・無料枠・日本語・料金・調査運用まで対応するか」で、知りたい順にまとめたよ。

読むめやす:約15分

最終更新日:2026年10月12日

  • 01迷ったら上位3つ — Dovetail(集約)、Looppanel(分析特化)、toitta(日本語ネイティブ)
  • 02無料で試せる — Dovetail・Marvin・Mazeは無料枠、他もトライアルあり
  • 03日本語なら — 発話の切り出しまで任せたいなら国産の toitta か、日本語の文字起こしに対応した Looppanel が安心

01CHAPTER 01

AIユーザーリサーチ・UX調査ツールとは?できること

結論:AIユーザーリサーチツールは、ユーザーインタビューやユーザーテストの録音・録画を読み込んで、文字起こし・発話の切り出し・タグ付け・要約やインサイト抽出までを手伝ってくれるサービスだよ。手作業だと1件の分析に何時間もかかっていた整理を、AIがぐっと短くしてくれるのが強みなんだ。

できることはこんな感じ。インタビュー音声の自動文字起こし/発話をカード状に切り出してタグ付け/複数インタビューを横断した傾向・テーマの発見/要点やインサイトの自動要約/調査結果を検索できるリポジトリへの蓄積・共有。無料枠やトライアルで試せるツールが多いから、まずは気になる1つを触ってみるのが近道だよ。

このページの守備範囲:ここではユーザーインタビュー・ユーザーテストといった「定性(ことば)」の調査を整理・分析するツールにしぼって紹介するね。数値アンケートの集計をしたいなら AIアンケート分析、口コミ・レビューの分析なら AIレビュー分析 も見てみてね。

02CHAPTER 02

AIユーザーリサーチツール 比較ランキング7選【2026年7月】

編集部が「定性分析のしやすさ・無料枠・日本語対応・料金・調査運用までカバーするか」の5点で総合評価して、はじめての人〜チームでしっかり回したい人まで、幅広く勧めやすい順に並べたよ。料金や無料枠は変わることがあるから、最終的な条件は各公式で確認してね。

目的で絞り込み
比較
1

Dovetail

定性データを集約する定番のリサーチリポジトリ。文字起こしからAI要約・タグ付けまで一気に整えられるよ。

無料枠 あり 集約 ◎ 料金 無料〜
編集部おすすめ無料で試せる
インタビューやメモを1か所に集めて、AIが要約・タグ付け・横断検索まで面倒を見てくれるのが強み。無料プランでも文字起こしと要約が試せて、チームで調査結果を資産にしたいときの本命だよ。
4.8
料金無料 / Enterprise 要問い合わせ(有料のセルフプランは公式の料金ページに無いよ)
無料枠無料プランあり(1プロジェクト・1チャンネル・AIチャットと要約つき)。上位はEnterprise(要問い合わせ)
日本語◯ 文字起こしは対応(操作画面は英語)
得意分野定性データの集約・タグ付け・インサイト整理
向く人チームで調査を一元管理したい人
タイプリポジトリ+AI分析
比較
2

Looppanel

インタビュー分析に特化したAIツール。自動文字起こしとメモ、テーマ化までを手早く回せるよ。

分析特化 ◎ 文字起こし ◎ 料金 月49ドル〜
個人でも手が届く
録音をアップすると自動で文字起こしし、通話中のメモ取りやAIによるテーマ化までしてくれる分析特化ツール。個人向けのSoloから始められて、定性分析を手早く回したい小チームにぴったりだよ。
4.7
料金Solo 月49ドル(年540ドル) / Pro 月395ドル(年4,200ドル・編集者+75ドル/人) / Enterprise 要問い合わせ
無料枠Soloは15日間無料トライアル(Pro/Enterpriseはデモ申込)。個人はSolo 月49ドル
日本語◯ 文字起こし対応(操作画面は英語)
得意分野インタビューの自動文字起こし・メモ・テーマ化
向く人定性分析を手早く回したい個人〜小チーム
タイプ分析特化
比較
3

toitta(トイッタ)

はてなが手がける日本語ネイティブのインタビュー分析SaaS。発話の切り出しと整理が得意だよ。

日本語 ◎ 発話分析 ◎ 料金 要問い合わせ
日本語なら本命
録音・録画をアップすると、約30分で分析に適した形に整えてくれる国産SaaS。日本語のインタビューを文脈を補いながら発話カードに切り出して、複数インタビューの傾向まで対話的につかめるのが強みだよ。
4.6
料金要問い合わせ(無料トライアルあり)
無料枠料金は公表されておらず見積もり(公式に問い合わせ)。無料トライアルあり
日本語◎ 国産・日本語ネイティブ
得意分野日本語インタビューの発話切り出し・傾向の発見
向く人日本語の定性分析をしっかりやりたい人
タイプ分析特化(国産)
比較
4

Marvin(HeyMarvin)

AIノートと自動タグでインタビューを整理できるリサーチリポジトリ。個人から始めやすいよ。

無料枠 あり AIノート ◎ 料金 無料〜
録音の文字起こしからAIノート、自動タグ、リサーチリポジトリまでを1つでまかなえるツール。無料プランがあるから、まず1人で始めて、必要になったらチームへ広げやすいよ。
4.4
料金無料 / Starter・Pro・Enterprise は要問い合わせ
無料枠無料プラン(月5ファイルまでアップロード)。有料のStarter・Pro・Enterpriseは問い合わせ
日本語◯ 文字起こし対応(操作画面は英語)
得意分野AIノート・自動タグ・リサーチリポジトリ
向く人個人から始めて拡張したい人
タイプ分析+リポジトリ
比較
5

Condens

定性データをきれいに構造化して、探しやすく共有できるリサーチリポジトリだよ。

リポジトリ ◎ 整理 ◎ 料金 月15ドル〜
インタビューやメモをタグとハイライトで整理して、後から検索・引用しやすい形に整えるのが得意なツール。調査結果をチームできれいに共有・再利用したいときに頼りになるよ。
4.3
料金Lite 月15ドル(年165ドル・1ユーザー) / Business 月500ドル(年払い・年6,000ドル) / Enterprise 要問い合わせ
無料枠15日間の無料トライアル。個人向けはLite 月15ドル(年165ドル)、上位はBusiness/Enterprise
日本語△ 操作画面は英語(データは日本語で扱える)
得意分野定性データの構造化・リポジトリ整理
向く人調査結果をきれいに整理・共有したい人
タイプリポジトリ
比較
6

Great Question

参加者の募集からインタビュー、AI分析、リポジトリまでを一気通貫で回せる調査運用プラットフォームだよ。

調査運用 ◎ パネル ◎ 料金 月129ドル〜
参加者の募集・日程調整・インタビュー・アンケート・AI分析・リポジトリまでを1つでまかなえるのが強み。調査の運用ごとまとめて回したいチームに向いていて、パネルへの募集もここで完結するよ。
4.2
料金Self-serve 月129ドル(1席・年1,290ドル) / Enterprise 要問い合わせ
無料枠14日間トライアル(カード不要)。Self-serve 月129ドル/席(maker5席まで・observer無制限、AI分析・パネル込み)
日本語△ 操作画面は英語
得意分野募集〜インタビュー〜分析の一気通貫
向く人調査運用をまとめて回したい人
タイプ調査運用+リポジトリ
比較
7

Maze

プロトタイプ検証やアンケートを回して、AIがインサイトまでまとめてくれる検証寄りのプラットフォームだよ。

検証 ◎ AIインサイト ◎ 料金 月99ドル〜
プロトタイプのユーザビリティテストやアンケートを手早く実施して、結果をAIがインサイトにまとめてくれるのが強み。定性インタビューよりも「検証・テスト」を数多く回したいチームに向いているよ。
4.1
料金無料 / Starter 月99ドル(5席・月1スタディ) / Enterprise 要問い合わせ
無料枠無料プランあり(月1スタディ・5席)。Starter 月99ドル(5席)
日本語△ 操作画面は英語(テスト画面は多言語で用意できる)
得意分野プロトタイプ検証・アンケート+AIインサイト
向く人検証・ユーザビリティテスト中心の人
タイプ検証・調査運用

※ 評価は編集部による5基準(定性分析のしやすさ・無料枠・日本語対応・料金・調査運用までのカバー)の総合判断だよ(2026年7月時点)。料金・無料枠・提供状況は変わることがあるから、最新は各公式で確認してね。海外サービスの料金は提供地域やセール、為替で変わることがあるよ。1人あたり課金と定額の違いにも注意してね。

03CHAPTER 03

選び方の5つの基準(=分析がはかどるコツ)

ユーザーリサーチのAIを選ぶときは、次の5点を見ると自分に合う1つが見つかるよ。あなたが調査のどこに手間を感じているかで優先順位を決めてね。

① 定性分析のしやすさ

文字起こし・発話の切り出し・タグ付けを自動化できるか。Looppanel・toittaが得意だよ。

② リポジトリ(一元管理)

調査結果をためて検索・共有できるか。Dovetail・Condens・Marvinが強いよ。

③ 日本語対応

日本語の発話をきれいに扱えるか。国産のtoittaや、Looppanelが安心だよ。

④ 料金・無料枠

無料枠の広さと課金体系。1人あたり課金か定額かで総額が変わるから要チェック。

⑤ 調査運用までカバー

募集・日程調整・テストまで要るか。Great Question・Mazeが運用に強いよ。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どれ?」を一発で。あなたの調査スタイルにいちばん合う1つはこれだよ。

分析を自動化したい

文字起こし・タグ付けを任せたい

推しLooppanel / toitta

録音から切り出し・テーマ化まで、分析の手間をぐっと減らせるよ。

調査を一元管理

結果をためて検索・共有したい

推しDovetail / Condens

インタビューを資産にして、後から探して引用しやすくできるよ。

運用ごとまとめて

募集〜分析まで通しで回したい

推しGreat Question / Maze

参加者募集・テスト・分析までを1つでまかなえるよ。

日本語でしっかり

国産で発話を丁寧に分析したい

推しtoitta / Looppanel

日本語の文脈を補いながら、発話の切り出しまで任せられるよ。

無料で始めたい

お金をかけずに試したい

推しDovetail / Marvin

無料プランで文字起こし・要約・タグ付けをまず体験できるよ。

チームで効率化

サマリーやインサイトを効率化

推しMarvin / Dovetail

AIの要約や自動タグで、チームの分析を1か所にそろえられるよ。

05CHAPTER 05

無料で使える?料金の比較と注意点

料金・無料枠の比較表

7つのツールの料金と無料枠、日本語対応とタイプをまとめたよ。金額は2026年10月時点の目安で、提供地域やセール、為替、課金体系(1人あたりか定額か)で変わることがあるから最新は各公式で確認してね。

スマホでは表を横にすべらせると、右のほうまで見られるよ。

サービス 料金の目安 無料枠 日本語 タイプ
Dovetail無料 / Enterprise 要問い合わせあり◯リポジトリ+分析
LooppanelSolo 月49ドル / Pro 月395ドルトライアル◯分析特化
toitta要問い合わせ(無料トライアルあり)要問い合わせ◎分析特化
Marvin無料 / 有料は要問い合わせあり◯分析+リポジトリ
CondensLite 月15ドル(1人) / Business 月500ドルトライアル△リポジトリ
Great QuestionSelf-serve 月129ドル(1席)トライアル△調査運用
Maze無料 / Starter 月99ドルあり△検証・運用

無料で使える主なサービス

Dovetail・Marvin・Maze には無料プランや無料枠があるよ。Looppanel・Condens・Great Question は無料トライアルで試せる。toitta は料金が公表されていないから、まず公式に問い合わせて見積もりをもらうといいよ。有料プランは、無料だと物足りなくなってから検討すれば十分だよ。

お金をかけたくないなら:まずは Dovetail の無料プランで文字起こし・要約・タグ付けを体験。日本語の分析を丁寧にやりたいなら Looppanel のトライアルや toitta の見積もりも並行して試すのがおすすめだよ。

使うときに気をつけたい3つのこと

  • 1AIの要約・タグは要確認:発話の切り出しや要約は、文脈を取り違えることがあるよ。意思決定に関わる大事な発言は、必ず元の録音・原文で確かめてね。AIは整理を助ける相棒として使おう。
  • 2料金体系と無料枠の上限:1人あたり課金と定額が混在していて、席数が増えると総額が膨らみがち。無料枠の文字起こし時間やプロジェクト数の上限、解約期限と自動更新も課金前に確認しよう。
  • 3データの扱い・機密:参加者の個人情報や録音は、同意(録音の許可・NDA)を取ったうえで扱ってね。学習利用の可否・保管場所(国)・暗号化やSSOなどのセキュリティを確認し、会社のルールにも従おう。

AIは分析を助ける相棒として使うのが安心だよ。最終的なインサイトの解釈や引用の正確さは、元データにあたって必ず確かめてね。料金・条件は2026年10月時点の目安で、各公式で最新を確認してね。

06CHAPTER 06

AIを活かす分析の3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。録音をアップ → 発話を切り出す → インサイトをためるの3ステップで、定性分析がぐっとはかどるよ。

  1. 録音・録画をアップして文字起こし:インタビューの音声や動画をツールに読み込ませて、まず自動で文字起こし。話者の区別や日本語の精度は、ツールごとに得意・不得意があるから、無料枠で確かめておこう。
  2. 発話を切り出してタグ付け:気になる発言をハイライトして、AIに「テーマごとに分類して」「要点を5つに」と頼むと、発話がカード状に整理されるよ。切り出しは元の文脈も一緒に残しておくと後で安心。
  3. インサイトをためて共有する:整理した気づきをリポジトリに蓄積すると、複数の調査を横断して検索・引用できるよ。チームで同じテンプレを使うと、誰が見ても分かる形にそろえられるんだ。

08CHAPTER 08

あわせて聞かれる質問(FAQ)

AIユーザーリサーチツールって何ができるの?

結論:インタビューやユーザーテストの録音・録画を読み込んで、文字起こし・発話の切り出し・タグ付け・要約やインサイト抽出までをAIが手伝ってくれるんだ。手作業で何時間もかかっていた整理が、ぐっと短くなるのが魅力だよ。

無料で使えるツールはある?

結論:Dovetail・Marvin・Mazeには無料プランや無料枠があるよ。Looppanel・Condens・Great Questionは無料トライアルで試せる。まずは無料の範囲で使い勝手を確かめて、物足りなければ有料を検討するのがおすすめ。

日本語のインタビューでも使える?

結論:日本語ネイティブのtoittaが安心だよ。Dovetail・Looppanel・Marvinも日本語の文字起こしに対応しているけど、操作画面(UI)は英語のことが多い。日本語の発話をしっかり分析したいなら、国産のtoittaや、日本語の文字起こしに対応したLooppanelから試すといいよ。

料金はどれくらいかかるの?

結論:DovetailとMarvinは無料プランから始められて、有料の入口はCondensのLite 月15ドルやLooppanelのSolo 月49ドルあたりから。チーム向けは席数×月額で決まることが多く、Great Questionは月129ドル/席、上位プランは月400〜500ドル規模になることもあるよ。料金体系(1人あたり課金か定額か)はツールで違うから、各公式で確認してね(2026年時点の目安)。

参加者の個人情報や録音データの扱いは大丈夫?

結論:多くのツールはクラウド保存で、学習利用の可否やデータの保管場所はプランや設定で変わるよ。参加者の同意(録音の許可・NDA)を取り、機密や個人情報を入れる前に各サービスのデータ方針とセキュリティ(暗号化・SSO・保管地域)を確認してね。会社のルールがあればそれにも従おう。

アンケート分析やレビュー分析のツールと何が違うの?

結論:このページは、ユーザーインタビューやユーザーテストといった「定性(ことば)」の調査を整理・分析するツールを集めているよ。数値アンケートの集計や口コミ・レビューの分析は、それぞれ専用のAIツールの方が向いているから、目的に合わせて選んでね。関連ページも下の「あわせて読みたい」で案内しているよ。