重機・建機の買取 相場の比較

重機・建機買取の相場と売り方ランキング

結論:重機・建機の値段を決めるのは、機種・年式・稼働時間(アワーメーター)の3つ。とくにアワーメーターは、2,000時間未満ならほぼ新古機あつかい5,000時間前後は中古市場でいちばん流通する帯10,000時間を超えると主要な部品の傷みが進んで大きく下がる、というのが目安だよ。売り方は「専門の会社に直接」「相見積もり」「販売店の下取り」などがあって、それぞれ手取り・早さ・手間・書類のしやすさ・古い機体への強さが違うの。この5つの見方で並べたよ。

読むめやす:約21分

最終更新日:2026年8月15日

  • 01ミニショベルは約50万〜300万円、フォークリフトは約50万〜400万円が目安 — 同じ型式でも年式と稼働時間で数十万円は動くと言われているよ
  • 02ナンバー付きの機械は、名義を移す手続きまでが売却 — 放っておくと税金や事故の連絡があとから自分に来てしまうの
  • 03突然たずねてきた相手には、その場で渡さない — 重機はクーリング・オフの対象外と判断される可能性があるの。困ったら消費者ホットライン188

01CHAPTER 01

重機・建機の買取相場と、値段が決まる3つのものさし

結論:重機・建機の査定は、①機種とクラス(大きさ)②年式 ③稼働時間(アワーメーター)の掛け算で決まるよ。乗用車のように「走った距離」ではなく、エンジンが動いていた時間で見るのがこの世界の物差しなの。だから、年式が古くても時間が少なければ評価されることがあるし、逆に新しくても時間が進んでいれば下がることもあるよ。

まずは機種ごとのレンジから。ミニショベル(ミニユンボ)はおおむね約50万〜300万円フォークリフトは2.5トンクラスで約50万〜100万円、5トンクラスで約120万〜200万円、10トンクラスの大型で約150万〜400万円が目安と言われているよ。幅が大きいのは、同じ呼び名の中に年式もアタッチメントも違う機体がまとめて入っているから。自分の機体がどのあたりかを、下の目安と見くらべてみてね。

ミニショベル(ミニユンボ)

約50万〜300万円が目安。狭い場所でも使えるので引き合いが安定していると言われている機種だよ。

フォークリフト 2.5トンクラス

約50万〜100万円が目安。倉庫や工場でいちばんよく使われている大きさの帯だよ。

フォークリフト 5トンクラス

約120万〜200万円が目安。扱える現場がしぼられるぶん、ほしい相手も限られてくるよ。

フォークリフト 大型(10トン級)

約150万〜400万円が目安。運搬の段取りが大きくなるので、引き取りの条件も先に確認してね。

アワーメーター 2,000時間未満

ほぼ新古機のあつかいで、高い査定がねらえる帯と言われているよ。書類がそろっていれば強いの。

アワーメーター 10,000時間超

主要な部品の傷みが進んでいると見られて、価格は大きく下がりやすい帯。整備の記録が助けになるよ。

機種ごとの相場をひと目で比べる

ミニショベル(ミニユンボ)約50万〜300万円
フォークリフト 2.5トン級約50万〜100万円
フォークリフト 5トン級約120万〜200万円
フォークリフト 10トン級約150万〜400万円

横軸は0〜400万円。各バーは上の機種別の目安(安いほう〜高いほう)を、そのまま同じものさしに並べただけだよ。年式・稼働時間・アタッチメントでこの中を上下するの。

金額は「目安」だよ:重機・建機の相場は、建設の仕事の量・鉄の値段・海外からの引き合いで動くの。だから同じ機体でも、時期がちがえば金額も変わるよ。ここに書いた数字は2026年時点で公開されている中古の取引の目安をならしたもので、あなたの機体の値段そのものではないの。型式とアワーメーターの数字を伝えて、実際の査定で確かめてね。同じ仕事の道具では農機具の買取工具の買取も考え方が近いよ。

買取のめやす早見(機種と稼働時間で選ぶ)

機種と、いまのアワーメーターの帯をタップすると、すぐ下にめやすが出るよ(送信ボタンはいらないの)。計算はしていなくて、本文で紹介したレンジと、その中でどのあたりに寄りやすいかを並べているだけだよ。

  • どの機種に近い?
  • アワーメーターはどのくらい?
買取のめやす:約50万〜300万円
※本文で紹介した機種別のレンジを、そのまま表示しているよ。かけ算や足し算はしていないの(アワーメーターは「レンジの中でどのあたりに寄りやすいか」の言葉だけ)。実際の金額は、年式・アタッチメント・傷や故障の有無・引き取り場所・そのときの引き合いで大きく変わるよ。必ず現物を見てもらった査定で確かめてね。

02CHAPTER 02

重機・建機の売り方 おすすめランキング7【2026年8月】

編集部が「手取りの残りやすさ・現金になる早さ・手間の少なさ・書類の進めやすさ・古い機体への強さ」の5つの見方で、当てはまる人が多い順に並べたよ。どれが正解かは機体の状態と急ぎ具合しだいだから、この並びは「決めるときの下地」として使ってね。金額は2026年時点の目安で、条件で変わるよ。

目的で絞り込み
比較
1

建機・重機の専門買取業者に直接売る

型式と稼働時間から値段を出せる、いちばんの近道

費用 査定は無料が中心(運搬費は要確認)向く人 型式と稼働時間がはっきりしている機体強み 現地査定から引き取りまで任せられる
編集部おすすめ迷ったら
まず当たってみたいのがここ。建機・重機をふだんから扱っている会社は、型式・年式・稼働時間の3つを聞いただけで、おおよその金額を言えることが多いの。ミニショベル(ミニユンボ)なら約50万〜300万円、フォークリフトなら2.5トンクラスで約50万〜100万円というレンジのどのあたりか、という会話ができるんだよ。強みは、現地まで見に来て、そのまま積んで帰るところまで任せられること。動かない機体や、狭い現場に入っている機体でも、運び出しの段取りごと相談できるの。気をつけたいのは「運搬費が査定額に含まれているのか、あとから引かれるのか」。ここがあいまいだと、思っていた手取りと変わってしまうから、電話の段階で聞いておいてね。同じ仕事の道具では農機具の買取も考え方がよく似ているよ。
4.7
比較
2

複数の会社から相見積もりを取って比べる

同じ型式でも、輸出のルートしだいで金額が変わる

費用 見積もりは無料のことが多い向く人 金額をいちばん大事にしたい注意 同じ条件でそろえないと比べられない
高く売りたいなら
重機・建機は、買った会社がどこへ流すかで値段の付き方が変わるのが面白いところ。国内の現場へまわす会社と、海外へ出す会社とでは、ほしい機種も年式もちがうの。だから同じ機体でも、声をかける相手を変えるだけで金額が動くことがあるんだよ。コツは条件をそろえること。型式・年式・アワーメーターの数字・アタッチメントの有無・置いてある場所(積み込みできるか)をメモにして、同じ内容を各社へ送るの。写真は、全体・運転席・アワーメーターの表示・足まわり・エンジンまわりの5枚があると話が早いよ。「いちばん高い金額」だけで決めないでね。運搬費が別なのか、代金はいつ振り込まれるのか、名義の手続きを手伝ってくれるのか——ここまでそろえて、はじめて同じものさしになるの。
4.5
比較
3

販売店・ディーラーの下取りに出す

買い替えとセットなら、入れ替えの段取りがいちばん楽

費用 下取り分を購入代金から差し引く形が中心向く人 新しい機械に買い替える強み 引き取りと納車を同じ日にできる
新しい機械を入れる予定があるなら、買う相手にそのまま引き取ってもらうのがいちばん段取りが楽だよ。古い機体を積んで帰って、新しい機体を降ろす——これが一度で終わるから、現場を止める時間がいちばん短くて済むの。金額は購入代金から差し引く形が中心で、手取りの現金としては見えにくいけれど、運搬の手間と日程調整がまるごと消える価値は小さくないよ。ただし、下取りの金額は「買う機械の値引き」と一体で提示されることがあるの。だから「この下取り額は妥当かな」と思ったら、先に専門の会社へ査定だけ出しておくと、比べる物差しができるよ。値引きと下取りを分けて書いてもらうようにお願いするのも、ひとつの手だね。
4.3
比較
4

中古建機のオークションに出す

ほしい人が競るぶん、思わぬ値段が付くことがある

費用 出品料・手数料がかかるのがふつう向く人 急いでいない・人気の機種注意 希望額に届かないこともある
買取が「1社が決めた金額」なのに対して、オークションはほしい人どうしが競るしくみ。だから人気のある機種や、海外からの引き合いが強い機種は、思っていたより高くなることがあるの。反対に、不人気の機種や状態のよくない機体は、希望した金額に届かないこともあるよ。開催日が決まっているので、「いつ現金になるか」が読みにくいのも押さえておきたいところ。会場までの運搬をどうするか、出品料や成約したときの手数料がいくらか、売れなかったときはどうするか——この3つを先に確かめてから出してね。急いでいない、そこそこ人気の機種、というときにいちばん向いている方法だよ。古い年式でも海外で使われる機種なら、ここで値が付くことがあるの。
4.0
比較
5

レンタル・リース会社に相談する

まとめて動かしたいとき、一度の相談で片づく

費用 まとめて出すと運搬が1回で済む向く人 複数台をいっぺんに整理したい時期 現場じまい・事業の見直しのとき
現場が終わって何台かまとめて手放したいときや、持つのをやめて借りる形に切り替えたいときは、レンタルやリースを扱う会社に相談してみるのも手だよ。機械を仕入れて貸し出す側なので、状態のよい機体はそのまま使えるし、まとめて引き取ってもらえれば運搬が一度で済むの。リース契約が残っている機械は、そもそも自分の持ち物ではないことがあるから、契約書を見て「所有者はだれか」を先に確かめてね。ここを確かめずに話を進めると、あとで手続きがひっくり返ってしまうよ。「売る」と「借りる形に変える」を同じ相手に相談できるのが、この方法のいちばんの便利さ。何台あって、いつまでに空けたいのかを最初に伝えると、話が早く進むよ。
3.9
比較
6

同業者や知り合いの会社に直接ゆずる

手数料が入らないぶん、手取りが残りやすい

費用 仲介の手数料がかからない向く人 近くに引き取り手のあてがある注意 書面を残さないと後でもめやすい
近くの現場で同じ機械を探している会社があるなら、直接ゆずるのがいちばん手取りが残る形だよ。あいだに入る会社がないぶん、手数料も運搬費も小さくできるからね。ただしここがいちばん、書面をきちんと作ってほしい方法でもあるの。顔なじみだからと口約束で進めると、「代金の残りが振り込まれない」「事故のときにどちらの機械か分からない」といったことが起きやすいから。売買の契約書と譲渡の証明を紙で残して、代金を受け取ってから引き渡す——この順番を守ってね。ナンバーが付いている機械なら、名義を移す手続きの日程も同時に決めておくと安心だよ。値段は、専門の会社に査定だけ出しておくと、お互いに納得できる数字を決めやすくなるの。
3.8
比較
7

動かない機体は解体・スクラップとして手放す

値が付かなくても、置いておくよりは前に進む

費用 鉄としての評価から運搬費を引く形向く人 エンジンがかからない・部品取り注意 許可のある業者かどうかを確認
エンジンがかからない、部品を外してしまった、修理代のほうが高くつく——そんな機体は、部品取りや鉄としての評価で引き取ってもらう道があるよ。金額は鉄としての評価から、積み込みと運搬にかかる分を差し引く形になることが多いから、大きく期待はしないでね。それでも、置いたままだと部品の傷みも進むし、置き場も使えないまま。前に進めるだけでも意味があるよ。頼むときは、その会社が必要な許可を持っているかを確認してね。「無料で引き取ります」と声をかけてきた相手に任せたら、あとから高い運搬費を求められたり、機械がどこへ行ったか分からなくなったりすることがあるの。引き取りの証明を書面でもらうところまでが手続きだよ。まとめて片づけたいときは不用品回収のページも見てみてね。
3.6

03CHAPTER 03

売り先の選び方(=失敗しない5つの見方)

「どこが高いか」だけで選ぶと、あとから運搬費や手続きでつまずくことがあるの。下の5つを順番に見ると、自分の機体をどこへ出すのがいいかがはっきりするよ。

① 手取りはいくら残るか

提示額から運搬費・手数料を引いた金額で見る。「いちばん高い提示」と「いちばん手取りが多い」は別のことがあるよ。

② いつ現金になるか

その場で振り込みか、月末しめか、売れてからか。オークションは開催日しだいだから、急ぐときは向かないの。

③ 運び出しをだれがやるか

動かない機体・狭い現場・重量物は積み込みが大仕事。任せられるかどうかで手間がまるで変わるよ。

④ 書類の手続きを手伝ってくれるか

ナンバー付きなら名義の手続きが必要。段取りまで一緒に進めてくれる相手だと安心だよ。

⑤ 古物商の許可と会社の情報

会社名・所在地・許可の番号を確かめる。あいまいなまま機械だけ引き渡さないでね。

写真は5枚あると話が早いよ:全体(斜め前から)・運転席まわり・アワーメーターの表示・足まわり(キャタピラやタイヤ)・エンジンまわりの5枚。ここに型式と車体番号が写っているプレートの写真を足せば、電話やメールの段階で「この機体ならこのくらい」という話ができるようになるの。同じ5枚を各社へ送れば、条件がそろって比べやすくなるよ。置いてある場所の入口の幅や、大型のトラックが入れるかどうかもメモしておくと、運搬費の見当がつきやすくなるの。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どうすればいいの?」を一発で。いまの状況にいちばん合う売り方はこれだよ。

少しでも高く売りたい

手取り重視

推し専門の会社+相見積もり

同じ条件を各社へ。輸出のルートがあるかで金額が変わるよ。

すぐに現金にしたい

早さ重視

推し販売店・専門の会社に直接

入金の日を先に確認。オークションは開催日待ちになるの。

新しい機械に買い替える

手間を減らす

推し販売店の下取り

引き取りと納車が同じ日に。値引きと分けて書いてもらおう。

年式が古い・時間が進んでいる

値をつける

推しオークション/輸出に強い会社

国内で古い機体でも、海外で使われる機種なら値が残ることが。

エンジンがかからない

置き場を空ける

推し解体・スクラップ

鉄としての評価から運搬費を引く形。許可の確認を忘れずに。

何台かまとめて整理したい

一度で片づける

推しレンタル・リース会社へ相談

運搬が一度で済むことも。リース中の機械は所有者の確認から。

05CHAPTER 05

【重要】名義・盗難・押し買いから機械とお金を守るために

お金と機械の順番をまちがえない

重機・建機の取引でいちばん多い困りごとは、「機械は運ばれたのに、代金の残りが振り込まれない」というかたち。だから守ってほしいのは順番だよ。①書面の見積もりをもらう ②売買の契約書と譲渡の証明を交わす ③代金の入金を確かめる ④引き渡す。この4つを飛ばさないの。会社名・所在地・古物商の許可の番号・担当者の名前は、契約の前にひかえておいてね。顔なじみの同業者どうしでも、書面は必ず残して。もめたときに助けてくれるのは、記憶ではなく紙のほうだよ。

ナンバーが付いている機械は、名義の手続きまでが売却

公道を走れる大型特殊自動車として登録されている機械は、売ったあとに名義を移す手続き(移転登録)や、使うのをやめる手続き(一時抹消登録)が必要になるの。ここを放っておくと、税金の通知や、事故・違反の連絡があとから自分のところに来てしまうことがあるよ。買い取る側が代わりに進めてくれることも多いから、「いつ、だれが、どの手続きをするか」を引き渡しの前に決めて、書面に残しておこう。手続きが終わったら、控えをもらって保管してね。必要な書類やくわしい流れは、国土交通省の自動車の登録に関する案内で確認できるよ。なお盗難にあってしまったときは、盗難届を出すだけでは自動車税の課税は止まらず、一時抹消登録の手続きをしてはじめて止められるとされているの。車検証もナンバーも機械と一緒に無くなっていることが多いから、そのときは理由書を作って、盗難を届け出た警察署の名前・受理番号・届け出た日を書いて出すことになるよ。

盗難を防ぐためにできること

建設機械は、鍵の形が同じ機種で共通していることがあったり、現場に置いたままにせざるをえなかったりで、ねらわれやすい持ち物なの。売る前の期間はとくに、置き場が空いて人の目が減りがちだよ。型式・車体番号・アワーメーターの数字を写真に撮って保管しておくと、万が一のときに「自分の機体だ」と示す材料になるの。バッテリーの端子を外す、出入口をふさぐ位置に置く、燃料を抜いておく、といった手間も足止めになるよ。売却の話が進んでいる機体ほど、書類と機械を同じ場所に置かないのも覚えておいてね。

排出ガスの規制と、輸出のこと

建設機械にはオフロード法(特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律)があって、2006年4月に施行され、同年10月からエンジンの出力別に順次規制がはじまったとされているよ。この法律は、作る側に基準に合った機械を作ることを求めるだけでなく、使う側にも基準に合った状態で使うことを求めているのがポイント。国土交通省には排出ガス対策型の建設機械を指定する制度もあって、現場によっては、この指定を受けた機械しか使えないことがあるの。だから指定を受けている機体は、その分だけ買い手が広がると考えられるよ。海外へ出す場合は相手の国の決まりに合わせることになって、たとえばアメリカ向けは、エンジンの馬力と製造年で段階が分かれるしくみだとされているの。自分の機体がどの区分かは、機体のプレートやメーカーの資料で確かめてね

突然たずねてきた業者に、その場で渡さない

これだけは確認:約束のない訪問で、その場で契約も引き渡しもしない ②会社名・所在地・古物商許可・担当者名を控える ③書面の見積もりをもらって、複数の会社と比べる ④代金を受け取ってから引き渡す。自宅などをたずねての買取(訪問購入)は、契約の書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができて、その間は品物を渡すのを断ることもできるとされているよ。ただし自動車(二輪をのぞく)など、はじめから対象外とされている品目があるの。重機・建機は大型特殊自動車として登録されていることが多いから、この対象外に当たると判断される可能性がある——つまりクーリング・オフを当てにできない前提で動くのが安全だよ。少しでも不安なときは、契約の前でも消費者ホットライン「188(いやや)」に相談してね。

こんな点に気をつけてね

  • 1代金を受け取ってから引き渡す(書面の見積もり・契約書・譲渡の証明を必ず残す)
  • 2ナンバー付きなら名義の手続きの担当と期日を決める(放っておくと税金や連絡が自分に来てしまうの)
  • 3約束のない訪問買取はその場で決めない(重機は対象外と判断される可能性あり・困ったら188)

06CHAPTER 06

はじめてでも迷わない・売却の3ステップと書類のこと

むずかしく考えなくて大丈夫。機体の情報をそろえる → 同じ条件で複数に当たる → 入金と名義の段取りを決めるの3ステップだよ。順番を守るだけで、手取りが増えてトラブルも減るの。

  1. 機体の情報をそろえる:型式・年式・アワーメーターの数字・アタッチメントの有無をメモにして、全体/運転席/アワーメーターの表示/足まわり/エンジンまわりの5枚を撮影。取扱説明書と整備の記録も探しておいてね。書類がそろっているだけで、話がぐっと具体的になるよ。
  2. 同じ条件で複数に当たる:そのメモと写真を、同じ内容で複数の会社へ送るの。返ってきた金額は、提示額から運搬費と手数料を引いた「手取り」にそろえて比べてね。入金がいつになるか、名義の手続きを手伝ってくれるかも一緒に聞いておこう。
  3. 入金と名義の段取りを決める:売る相手が決まったら、売買の契約書と譲渡の証明を交わして、代金の入金を確かめてから引き渡す。ナンバー付きの機械は、名義を移す手続きや使うのをやめる手続きを、いつ・だれが進めるかを書面で決めておいてね。終わったら控えをもらって保管。

そろえておきたい書類・情報

型式と車体番号

機体に付いているプレートで確認。写真に撮っておくと、査定にも盗難のときにも役に立つよ。

アワーメーターの数字

いまの表示をそのまま伝えてね。近い将来に区切りの時間を超えそうなら、早めの査定が有利だよ。

整備の記録

いつ何を替えたかが分かる紙。時間が進んでいる機体ほど、これがあるかどうかで見られ方が変わるの。

アタッチメント

バケット・ブレーカー・フォークなどの付け替え品。一緒に出すと査定に乗ることがあるよ。

登録の書類

ナンバー付きなら車検証など。名義の手続きに必要だから、機械と別の場所で保管してね。

置き場所の条件

入口の幅・大型トラックが入れるか・積み込みのスペース。運搬費の見当をつけるのに必要だよ。

売る前チェックリスト(これだけ確認すれば安心)

  • 型式・年式・アワーメーターの数字を控えて、5枚の写真を撮った
  • 取扱説明書・整備の記録・アタッチメントの有無を確かめた
  • 同じ条件で複数の会社に見積もりを頼み、運搬費と手数料を引いた手取りで比べた
  • 会社名・所在地・古物商許可の番号・担当者名を控えた
  • 代金の入金の日と、名義の手続きをだれがいつ進めるかを書面で決めた
  • リース中の機械は、契約書で所有者がだれかを確かめた
まとめて手放すと段取りがひとつで済むよ:置き場をまるごと片づけるなら、工具の買取タイヤ・ホイールの買取、動かない車両があるなら廃車の買取・手続きもあわせて相談すると、運搬とやりとりの回数を減らせるの。値が付かなかったものの片づけは不用品回収のページも見てみてね。買取ぜんぶの考え方は買取のまとめにあるよ。

08CHAPTER 08

あわせて聞かれる質問(FAQ)

重機・建機はいくらくらいで売れる?

結論:機種とクラスで見るのがいちばん早いよ。目安は、ミニショベル(ミニユンボ)が約50万〜300万円、フォークリフトは2.5トンクラスで約50万〜100万円、5トンクラスで約120万〜200万円、10トンクラスの大型で約150万〜400万円くらい。同じ型式でも年式と稼働時間がちがえば数十万円は動くと言われているし、ブレーカーやフォークグラップルのようなアタッチメントが付いているかどうかでも変わるの。ここに書いた数字は2026年時点の目安だから、最後は現物を見てもらった査定で確かめてね。

稼働時間(アワーメーター)はどのくらい査定にひびくの?

結論:ざっくり3つの帯で考えると分かりやすいよ。2,000時間未満はほぼ新古機のあつかいで、高い査定がねらえる帯。5,000時間前後は中古市場でいちばん流通する帯で、状態や整備しだいで上にも下にも動くの。10,000時間を超えると主要な部品の傷みが進んでいると見られて、価格は大きく下がりやすいよ。だから入れ替えを考えはじめたら、区切りの時間を超える前に一度査定に出しておくと後悔が少ないの。整備の記録が残っていれば、時間が進んでいてもその分の説明ができるから、捨てずに取っておいてね。

古い機体や、動かない機械でも売れる?

結論:値段がつくことはあるよ。年式が古くても、稼働時間が少なくて整備の記録がそろっている機体は評価されることがあるし、海外へ出ていく機種は国内で古いとされる年式でも価値が残ることがあるの。エンジンがかからない機体でも、部品取りや鉄としての評価で引き取ってもらえる場合があるよ。ただし動かない機械の運び出しには積み込みの手間と運搬費がかかるから、その分が差し引かれるのがふつう。置いておくほど部品の傷みも進むので、迷っている時間が長いほど手取りは減りやすいと考えてね。

売るときに必要な手続きや書類は?

結論:機械そのものの書類と、ナンバーが付いている機械の登録の手続き、この2つに分けて考えると迷わないよ。機械側は、型式と車体番号が分かるもの、取扱説明書、整備の記録、アタッチメントの付属品。ナンバーが付いた大型特殊自動車として登録されているものは、売るときに名義を移す移転登録や、使うのをやめる一時抹消登録の手続きが必要になるの。ここを放っておくと、税金や事故の連絡があとから自分のところに来てしまうから、引き渡しと同じタイミングで段取りを決めておいてね。必要書類やくわしい進め方は、国土交通省の自動車の登録に関する案内で確認できるよ。

突然たずねてきた業者に売ってもいい?クーリング・オフは使えるの?

結論:その場で契約も引き渡しもしないのが、いちばん安全だよ。自宅などをたずねての買取(訪問購入)には特定商取引法のルールがあって、契約の書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができて、その間は品物を渡すのを断ることもできるの。ただし、自動車(二輪をのぞく)のように、はじめから対象外とされている品目もあるのね。重機や建機は大型特殊自動車として登録されていることが多いから、この対象外に当たると判断される可能性があるの。つまり、クーリング・オフを当てにできない前提で動くのが安全だよ。会社名・古物商許可・担当者を確かめて、書面の見積もりをもらってから決めてね。不安なときは消費者ホットライン「188(いやや)」に相談できるよ。

少しでも高く売るには、何をすればいい?

結論:「そろえる・見せる・比べる」の3つだよ。そろえるのは書類とアタッチメント。取扱説明書や整備の記録、付け替え用のバケットやフォークがあるなら一緒に見せると、査定に乗ることがあるの。見せるのは状態で、泥や油をざっと落として、足まわりや油圧まわりの写真を撮っておくと、遠くの会社にも判断してもらいやすくなるよ。比べるのは、同じ条件で複数の会社から見積もりをもらうこと。同じ型式でも、その会社が輸出のルートを持っているかどうかで金額が変わることがあるからね。あとは時期。現場が動き出す前に手放すほうが、引き合いは強くなりやすいよ。