VOL. 170 2026 · JULY ISSUE 農機具買取 おすすめの売り方

農機具買取の相場と高く売るコツランキング

結論:農機具の買取価格は「メーカー・稼働時間・状態と付属品」の3つでほぼ決まるよ。クボタ・ヤンマー・イセキの機体は中古需要が強くて、目安としてトラクターは約10万〜300万円、田植機は約1万〜100万円と幅が大きいの。しかもエンジンがかからない不動の機体でも、部品取りや海外輸出のルートで値段がつくことがあるんだ。「査定の専門性/手間/現金化の早さ/値段のつきやすさ/安全・トラブル対策」の5基準で、売り方をランキングしたよ。

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  • 01相場の幅 — 同じトラクターでも馬力・年式・稼働時間で数十万円単位の差。数字は目安として査定で確かめてね
  • 02鉄則 — 泥を落とす・整備記録とアワーメーターを伝える・作業機と鍵をそろえる。この3つで査定が変わるよ
  • 03安全 — 農家を狙うアポなしの「押し買い」に注意。訪問購入はクーリングオフ8日、困ったら「188」だよ

01CHAPTER 01

農機具はいくらで売れる?相場と「値段を決める3要素」

結論:農機具の買取価格は「メーカー・稼働時間・状態と付属品」の3つでほぼ決まるよ。まずメーカー——クボタ・ヤンマー・イセキの国内大手3社は中古市場の人気が別格で、古い機体でも値がつきやすいの。次に稼働時間——農機具の査定でいちばん重く見られるのがアワーメーター(累計稼働時間)で、数値が少ないほど消耗が少ないと判断されて高くなるんだ。そして状態と付属品——日ごろのオイル交換などの整備記録があると評価が上がるし、ロータリーなどの作業機(アタッチメント)・取扱説明書・鍵がそろっているとさらに有利なの。

似たテーマとの区別はこうだよ。軽トラ・軽バンを手放したい→軽自動車の買取電動工具や発電機を売りたい→工具買取値段がつかない物をまとめて手放したい→不用品回収トラクターや田植機など農機具を売りたい→このページ。種類別の目安は下のカードにまとめたね。

トラクター

買取の主役。目安は約10万〜300万円と幅広くて、馬力が大きく年式が新しく、稼働時間が少ない機体ほど高いの。国内大手3社なら20〜30年前の機体にも値がつく例があるよ。

コンバイン

目安は約5万〜300万円。刈取部の状態と稼働時間で大きく変わるの。収穫シーズン前は需要が高まりやすいんだ。

田植機

目安は約1万〜100万円。条数と年式がポイントで、田植えシーズン前の春は動きが活発になりやすいよ。

耕運機・管理機

目安は約1万〜15万円で、2〜8万円ほどの買取例が中心。家庭菜園需要もあって、小型でも状態が良ければ売れるの。

刈払機・チェーンソー等

数千円〜数万円が目安。まとめ売りで値がつきやすい定番品だよ。電動系の工具は工具買取の記事も参考にしてね。

不動・故障の機体

エンジン不動でも部品取りや海外輸出ルートで値がつくことが。日本の農機具は海外人気が高くて、古いシンプルな機体ほど現地で直しやすく需要があるんだ。

相場をひと目で比較

同じ「1台あたり」の買取目安を、ひとつのものさしに並べたよ。バーが右へ伸びるほど高め。機種の種類だけでこれだけ差が出るから、まず手元の機体の型式を確かめてね。

トラクター約10万〜300万円
コンバイン約5万〜300万円
田植機約1万〜100万円
耕運機・管理機約1万〜15万円

横軸は0〜300万円。各バーは上の種類別相場(最安〜最高の目安)をそのまま並べたものだよ。

数字は「目安」だよ:農機具の買取価格は店の在庫状況・販路(国内再販か海外輸出か)・季節で常に動くんだ。同じ型式でも店によって数万円〜数十万円違うことがあるの。「古いから値段なんてつかない」と自分で決めてスクラップにしてしまう前に、型式プレートとアワーメーターを確認して、まず無料査定で確かめてね。最新の買取価格は各店の公式情報と実際の査定で確認しよう。

02CHAPTER 02

農機具の売り方ランキング7【2026年7月】

編集部が「査定の専門性・手間・現金化の早さ・値段のつきやすさ・安全・トラブル対策」の5基準で、はじめてでも失敗しにくい順に売り方をまとめたよ。機種と量で最適解が変わるから、フィルターも使ってみてね。金額はどれも目安で、型式・状態・時期によって変わるんだ。

目的で絞り込み
比較
1

農機具専門の買取店に出張査定してもらう(トラクター・大型機と離農整理の王道)

運べない大型機こそ、納屋や圃場までプロが来てくれる——農機具売却の基本にして王道ルートなの

費用 出張・査定無料が主流だよ 向く人 トラクター等の大型機・離農整理 注意 事前予約した店だけ家に入れて
編集部おすすめ迷ったら
トラクターやコンバインは自分では運べないから、農機具は「出張査定」が基本だよ。専門店なら出張料・査定料は無料が主流で、納屋や倉庫まで来て機体を見て、成約すれば搬出(積み込み)まで店側がやってくれることが多いの。何よりの強みは専門の目利き。アワーメーターと整備状態から適正な値付けができて、エンジン不動の機体にも部品取り・海外輸出の販路で値段がつくことがあるんだ。離農や世代交代で作業機ごとまとめて手放すときも、一度の訪問で仕分けから見てもらえるのが助かるね。お願いするときは自分から連絡して予約した店だけを敷地に入れること。アポなしで来る業者は後の章で話す「押し買い」の心配があるから、きっぱり断ってね。古物商許可の確認も忘れずに。
4.7
比較
2

複数社の相見積もりで比べる(トラクター・コンバインなど高額機の本命)

販路が国内か海外かで査定は大きく変わる——高額機ほど比べた差がそのまま手取りの差になるの

費用 査定無料の範囲で比べられる 向く人 トラクター等の高額機がある 強み 数万円〜数十万円差も出るの
トラクター・コンバイン・田植機のような高額機は、必ず2〜3社で査定を比べてね。農機具の査定額は店の在庫状況と販路で大きく変わるの。国内再販が得意な店と海外輸出が得意な店では、同じ機体でも数万円〜数十万円の差がつくことがあるんだ。進め方はかんたんで、型式プレートとアワーメーターが見える写真を撮って、各店の無料査定(電話・メール・LINE)に同じ条件で出すだけ。事前の概算査定に対応する店が多いから、家にいながら比べられるよ。注意点は「査定額には有効期限がある」こと(相場が動くため)と、出張・搬出・キャンセルの費用条件を先に確認しておくこと。作業機や小型農機も一緒なら「全部まとめてなら○円」のまとめ売り交渉も効きやすいの。
4.5
比較
3

買い替えのときに販売店へ下取りに出す(新しい機械と入れ替えでいちばんラク)

納品と引き取りが同じ日に終わる——買い替え前提なら段取りがいちばんシンプルなルートなの

費用 購入代金から差し引きが基本 向く人 新しい機械に買い替える予定 注意 下取り額は買取専門店と比べてね
新しいトラクターに乗り換えるなら、購入先の農機具販売店にそのまま下取りしてもらうのがいちばんラクだよ。新しい機械の納品と古い機体の引き取りを同じ日にできて、運搬も名義まわりの手続きもお店が案内してくれるの。付き合いのある販売店なら話も早いんだ。ただし気をつけたいのは、下取り額が買取専門店の査定より低めになることがあること。下取りは「販売のついで」だから、値付けが控えめな場合があるの。だから買い替えでも、一度は買取専門店の無料査定で相場を確かめてから下取り額と比べるのがかしこい進め方だよ。「下取りより高い査定が出たら買取店に売って、購入は現金値引きの交渉をする」という組み合わせもアリ。焦らず両方の金額を並べてから決めてね。
4.3
比較
4

専門店の宅配買取に送る(刈払機・チェーンソーなど小型農機向け)

箱に入る小型農機なら送るだけで専門査定——近くに店がない地域の頼れるルートなの

費用 送料無料の店が多いよ 向く人 刈払機など小型農機だけ売る 注意 燃料を抜いてから送るのが基本
刈払機・チェーンソー・噴霧器・小型の管理機——箱に入るサイズの農機具なら、宅配買取という手もあるよ。送料無料の店が多くて、査定結果はメールやサイトで届いて、承認すると振込——人と会わずに完結するのが気楽なんだ。近くに専門店がない地域でも全国の店に査定してもらえるのが強みなの。気をつけたいのは3点:①エンジン式は混合ガソリンや燃料を抜いてから送る(輸送の基本ルール)②1箱の重量上限・サイズ規定を先に確認する ③査定に納得できないときの返送料が自己負担の店があること。バッテリー式の刈払機などは、リチウムイオンバッテリーの送り方を店の案内に従ってね。トラクターのような大型機は宅配では送れないから、1位の出張査定へ。
4.1
比較
5

総合リサイクルショップでまとめて売る(納屋や実家を丸ごと片付けたい日に)

農機具も家電も家具も一度に——「実家ごと・納屋ごと片付けたい」日の時短ルートなの

費用 出張・査定無料の店が多いよ 向く人 家財も一緒に手放したい 注意 農機の専門査定は専門店に劣る
実家じまいや納屋の整理だと、出てくるのは農機具だけじゃないよね。家電・家具・工具まで一度に査定してくれる総合リサイクルショップなら、何度も業者を呼ばずにまとめて片付くの。出張買取に対応した店も多くて、運び出しまで任せられるのが助かるんだ。気をつけたいのは、農機具の専門的な目利きは専門店に一歩劣る場合があること。トラクターのような高額機まで一律の値付けになりがちだから、「トラクター・コンバインだけ農機具専門店へ、小型農機と家財は総合店へ」の二段構えがかしこい使い方なの。家財の売却は家電買取の記事、持ち物全体の整理は遺品整理の記事も参考にしてね。
3.9
比較
6

フリマアプリ・ネットオークションで自分で売る(高値も狙えるけど手間と注意・上級ルート)

買取価格と販売価格の差を自分に——ただし動作トラブルと大型輸送の壁がある上級ルートなの

費用 販売手数料+送料がかかるよ 向く人 相場が読めて時間をかけられる 注意 動作クレーム・輸送手配に注意
買取店の査定額は「店が再販する価格」から経費を引いた金額。だから自分で買い手に直接売れば、理屈のうえではいちばん高くなるの。人気メーカーの機体ならすぐ買い手がつくこともあるんだ。ただしハードルが2つあるよ。1つめはトラブル対応——中古農機は「届いたらエンジンがかからない」といった動作クレームが起きやすい品物だから、始動確認の動画や詳細な写真(型式・アワーメーター・傷やサビ)は必須なの。整備歴もできるだけ正直に書いてね。2つめは輸送——トラクターのような大型機は配送できる業者が限られて、陸送の手配や引き取り限定の条件決めを自分でやることになるんだ。販売手数料(10%前後が目安)も引かれるから、相場が読めて丁寧に対応できる人向けの上級ルートだよ。迷ったら2位の相見積もりのほうが、手取りと手間のバランスがいいことが多いの。
3.8
比較
7

値段がつかない農機具は処分ルートで手放す(スクラップ・不用品回収の出口)

売れなくても出口はちゃんとある——金属スクラップと回収業者を使い分ければ取りこぼしゼロなの

費用 無料引取〜有料・条件で変わる 向く人 買取で値段がつかなかった機体 注意 燃料・バッテリーは分けて処理
査定の結果「値段がつきません」——サビがひどい機体や部品が欠けた機体ではあることだから、がっかりしないでね。出口はちゃんとあるよ。農機具は金属のかたまりだから、金属スクラップとして引き取ってもらえることが多くて、条件によっては無料引取や逆に数千円の値がつく場合もあるの。小型の刈払機などは自治体の粗大ごみで出せる地域もあるけど、エンジン式は受け付けない自治体が多いから、お住まいの案内で確認してね。納屋の中身ごと片付けたいなら不用品回収でまとめて引き取ってもらう手もあるよ。処分に出す前は燃料を抜く・バッテリーを外すのが基本。ナンバーを取っている機体(小型特殊など)は、市区町村での廃車手続きも忘れずにね。手順の詳細は粗大ごみの出し方の記事も参考になるよ。
3.6

※ 評価は編集部による5基準(査定の専門性・手間・現金化の早さ・値段のつきやすさ・安全・トラブル対策)の総合判断だよ(2026年7月時点)。金額は複数の公開買取情報をもとにした目安で、メーカー・型式・状態・時期によって大きく変わるの。買取条件・出張費・手数料は店ごとに違うから、正確な内容は必ず各店の公式情報と実際の査定で確認してね。

03CHAPTER 03

売り方選び(=失敗しない5基準)

このランキングは、農機具を手放すときにつまずきやすい5点を基準にしてるよ。同じ機体でも「誰に査定してもらうか」で金額が大きく変わる品物だからこそ、売り先選びがほとんどを決めるの。

① 査定の専門性は十分?

型式ごとの中古相場を把握しているか、不動品の部品取り価値や海外輸出の販路まで見られるか。農機具専門の査定員がいる店は強いよ。

② 手間はどれくらい?

トラクター等の大型機は出張査定一択。小型農機は宅配や総合店も選べるの。搬出(積み込み)まで店がやってくれるかも確認してね。

③ 現金化までの早さは?

出張はその場で現金か数日内の振込が多く、宅配は数日〜2週間程度。フリマは売れるまで読めないの。急ぎ度に合わせて選ぼう。

④ 値段のつきやすさは?

店の販路(国内再販か海外輸出か)で買取率は変わるの。高額機は相見積もり、不動品はジャンク対応店を選ぶと取りこぼさないよ。

⑤ 安全・トラブル対策は?

古物商許可の有無、支払い条件(その場か後日振込か)、訪問購入のクーリングオフ対応。ここを濁す店は避けてね。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どれで売れば?」を一発で。手元の機種と状況にいちばん合う売り方はこれだよ。

離農・世代交代で丸ごと

機械も作業機もまとめて整理したい

推し専門店の出張査定

運ばずOK。作業機や不動品までまとめて見てもらえるの。

トラクター・コンバインが主役

高額機を1円でも高く売りたい

推し2〜3社の相見積もり

販路の差で数万円〜数十万円差も。同じ条件で比べてね。

新しい機械に買い替える

入れ替えを一度で済ませたい

推し販売店の下取り+買取査定と比較

同日入れ替えがラク。下取り額は買取査定と並べて決めよう。

刈払機など小型だけ

近くに店がなくても売りたい

推し宅配買取

送るだけで専門査定。燃料を抜いてから送ってね。

実家・納屋ごと片付け

家財も一緒に手放したい

推し総合リサイクルショップの出張

1回の訪問でまとめて片付くの。高額機だけ専門店へ分けてね。

値段がつかなかった

それでもきちんと手放す

推しスクラップ・不用品回収

燃料とバッテリーを分けて処理。廃車手続きも忘れずにね。

ちなみに、農機具の売却は「売る」と「処分する」の分かれ道でもあるの。同じ買取系なら工具買取軽自動車の買取の記事と考え方が共通だし、値段がつかない物をまとめて手放すなら不用品回収、自治体ルートなら粗大ごみの出し方の記事が役に立つよ。「売れる物は売って、残りを賢く手放す」が片付けの王道なんだ。

05CHAPTER 05

押し買い対策と売る前の注意点

農家を狙うアポなし訪問の「押し買い」には絶対に応じない

結論:出張買取で気をつけたいのが、「押し買い」と呼ばれる悪質な訪問購入だよ。農村部では農家を狙った訪問購入が実際に注意喚起されていて、約束していないのに突然訪ねてきて「使わない農機具はありませんか」と敷地に入ろうとするやり方は、法律(特定商取引法の訪問購入ルール)に反するやり方なの。よくあるのが、農機具の査定を口実に家に上がり「貴金属やアクセサリーも見せて」としつこく迫る手口。相場を知らないのをいいことに、機体の悪口ばかり並べて安く買い叩こうとする業者もいるんだ。自分から連絡して予約した業者以外は、敷地に入れない——これだけで被害のほとんどは防げるよ。

クーリングオフ8日と「引き渡し拒絶権」を覚えておこう

万が一、出張買取で契約してしまって「やっぱりやめたい」と思ったら、訪問購入にはクーリングオフ制度があるの。契約書面を受け取った日から8日以内なら、理由を問わず無条件で契約を解除できて、品物は返してもらえるんだ。しかも訪問購入では、クーリングオフ期間中は品物の引き渡しそのものを拒める(引き渡し拒絶権)のが心強いところ。業者は契約のとき、この権利を書面で知らせる義務があるよ。その場で機体を渡さず、8日間は手元に置いておくのがいちばん確実な自衛策。書面をくれない・社名や担当者名を名乗らない業者は、その時点でお断りしてね。困ったら消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談できるよ。

契約後の減額・持ち帰り後の未払いに注意

農機具の買取で相談が多いのが、「契約のあとで難くせをつけて減額される」「機体を持ち帰ったあと代金が振り込まれない」というトラブルなの。対策ははっきりしていて、①査定額・支払い方法・支払日を必ず書面(または メッセージの記録)で残す ②できればその場で現金、または搬出前の振込確認にする ③会社名・所在地・固定電話番号を控えておく、の3つだよ。「今日その場で決めてくれたら高くする」と即決を迫るのも典型的な手口だから、その場で決めずに相見積もりの結果を待つのが安全。きちんとした店なら、査定額の有効期限を伝えたうえで待ってくれるものなの。

古物商許可・本人確認・名義まわり——きちんとした店の見分け方

中古品の買取業には古物商許可(公安委員会の許可)が必要で、きちんとした店は公式サイトや店頭に許可番号を掲示しているの。見当たらなければ確認を。本人確認書類(運転免許証など)の提示は法律で決まった手続きだから、求められても心配いらないよ。むしろ確認なしで買い取ろうとする業者のほうが要注意なの。農機具は盗難品の流通が社会問題になった品物だから、手続きがしっかりしている店ほど信頼できるんだ。それから、ナンバーを取っている機体(小型特殊など)は市区町村での廃車・名義の手続きが必要になるから、売却時にどちらが手続きするかを確認してね。共有名義や相続した機体は、家族と話をそろえてから売るのがトラブル防止のコツだよ。

こんな点に気をつけてね

  • 1アポなし訪問・電話勧誘の買取に応じない(農家を狙う押し買いの典型。農機具を口実に貴金属を狙う手口もあるの。きっぱり断って大丈夫だよ)
  • 2出張買取の品物は8日間手元に置ける(訪問購入はクーリングオフ8日+引き渡し拒絶権。書面を必ず受け取って保管してね)
  • 3即決を迫られても、その場で決めない(「今日なら高い」は典型の手口。査定額と支払い条件を書面に残して、相見積もりと比べよう)

査定前に確認することリスト

  • 古物商許可の番号(公式サイト・店頭)
  • 出張料・査定料・キャンセル料と搬出費の有無
  • 支払い方法と支払日(その場現金か・後日振込か)
  • 型式プレート・アワーメーターの数値・整備記録の控え
  • 作業機・取扱説明書・鍵をそろえたか
  • 本人確認書類と、ナンバー付き機体の手続きの確認
この6つを押さえれば、はじめてでも安心して売れるよ。強引な買取など困ったことが起きたら、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談してね。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・農機具売却の3ステップ

むずかしいことはないよ。型式と稼働時間を確認して付属品をそろえる → 2〜3社で査定比較 → 売り方を選んで当日を迎えるの3ステップ。

  1. 型式・アワーメーターを確認して、付属品をそろえる:まず機体の型式プレート(メーカー名と型式が書いてあるよ)アワーメーターの数値を確認しよう。ロータリーなどの作業機・取扱説明書・鍵もそろえてね。泥や土は水洗いや拭き取りで落とす程度でOK。オイル交換などの整備記録があれば用意しておくと、それだけで評価が上がるの。クボタ・ヤンマー・イセキの機体は高値候補だから、型式とメーターが見える写真を撮っておこう。
  2. 2〜3社で査定を比較する:トラクター等の大型機は出張査定、小型農機は宅配や総合店——2章のランキングを参考に売り方を決めて、2〜3社の無料査定に同じ条件で出してみよう。写真でのメール・LINE概算査定に対応する店も多いの。比べるのは「査定額・出張や搬出の条件・不動品の引き取り可否・まとめ売りの上乗せ」の4点。古物商許可の番号もここで確認してね。買い替えの人は販売店の下取り額もこの段階で並べて比べよう。
  3. 売り方を決めて当日→書面の保管:査定額に納得したら売却へ。当日は本人確認書類(運転免許証など)を用意して、支払い方法と支払日を書面で確認してね。出張買取なら契約書面を必ず受け取って8日間保管——この間はクーリングオフできるし、機体の引き渡しを待ってもらうこともできるの。ナンバー付きの機体は市区町村での廃車・名義手続きをどちらがやるか確認を。値段がつかなかった機体は、燃料とバッテリーを分けたうえでスクラップや不用品回収で手放せば取りこぼしゼロだよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

農機具の買取相場はいくらくらい?

結論:農機具の買取価格は「メーカー・稼働時間・状態と付属品」でほぼ決まるよ。目安として、トラクターは約10万〜300万円、コンバインは約5万〜300万円、田植機は約1万〜100万円、耕運機・管理機は約1万〜15万円と、機種と年式でとても幅が大きいの。クボタ・ヤンマー・イセキなど国内大手メーカーの機体は古くても値がつきやすいんだ。金額は在庫・時期・地域で大きく動くから、数字は目安として実際の査定で確かめてね。

動かないトラクター・壊れた農機具でも売れる?

結論:あきらめるのはまだ早いよ。エンジンがかからない機体でも、部品取りの価値や海外への輸出ルートがあるから、値段がつくことがあるの。日本の農機具は海外での評価が高くて、30年以上前のシンプルな機体ほど現地で直しやすくて需要があるんだ。海外は修理の人件費が安いから、日本で直すと割に合わない故障でも再生できるの。「不動品・ジャンク品対応」の専門店を選んで、故障の状態を正直に伝えるのがコツ。それでも値段がつかなければ処分ルートに切り替えてね。

高く売れやすいメーカー・農機具は?

結論:クボタ・ヤンマー・イセキの国内大手3メーカーは中古市場の需要がとても強くて、高額査定の常連だよ。機種ではトラクターがいちばんの主役で、馬力が大きく稼働時間(アワーメーター)が少ない機体ほど高いの。コンバイン・田植機も現役シーズン前は値が動きやすいんだ。ロータリーなどの作業機(アタッチメント)は単品でも需要があるよ。逆に、型式が分からない機体やサビ・破損がひどい物は値段がつきにくいの。まず機体の型式プレートとアワーメーターを確認してみてね。

農機具を売るのにいい時期はある?

結論:あるよ。中古農機は「使うシーズンの前」に需要が高まるから、田植機は田植え前の3〜6月ごろ、コンバインは収穫前の夏〜初秋が売りどきの目安なの。トラクターは通年需要があるけど、春の農作業シーズン前は動きが活発になりやすいんだ。ただ、それ以上に効くのが「使わないと決めたら早く売る」こと。農機具は保管しているだけで年式が古くなってサビも進むから、1年寝かせるより今査定に出すほうが高くなりやすいの。

出張買取って危なくない?

結論:自分から予約した業者なら大丈夫。気をつけたいのはアポなしで来る「押し買い」だよ。農家を狙って突然訪ねてきて、農機具の査定を口実に家に上がり「貴金属も見せて」と迫る手口が典型なの。約束のない訪問は家に入れない、古物商許可と会社名・担当者名を確認する、が基本ね。訪問購入はクーリングオフの対象で、契約書面を受け取った日から8日以内なら無条件で解除できるし、その間は品物の引き渡しを拒むこともできるんだ。困ったら消費者ホットライン「188」に相談してね。

農機具を少しでも高く売るコツは?

結論:①泥や土を落として外観をきれいにする ②アワーメーターの数値と整備記録(オイル交換など)を伝えられるようにする ③ロータリーなどの作業機・取扱説明書・鍵をそろえる ④型式プレートを確認して型式が見える写真を撮る ⑤高額機は2〜3社で査定を比べる、の5つだよ。日ごろの整備記録はそれだけで評価が上がるの。使わないと決めたら、シーズン前を狙って早めに動くのがいちばんのコツなんだ。