VOL. 109 2026 · JUNE ISSUE 小説の世界観・設定作成AI おすすめ比較

小説の世界観・設定作成AIの比較

結論:相談しながら世界観を広げるなら ChatGPT、長い設定資料をまとめて矛盾をチェックするなら Claude、作った設定をAIに覚えさせて物語の一貫性を保つなら NovelAI が頼りになるよ。「作り方・無料・整理のしかた・本文や進行ツールとの使い分け・既存作品をまねしない注意・料金」を、知りたい順にまとめたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01迷ったら上位3つ — ChatGPT(相談しながら世界を広げる)、Claude(長い設定資料の整理・矛盾チェック)、NovelAI(設定を覚えさせて一貫性)
  • 02無料で試せる — ChatGPT・Gemini・World Anvilの無料プラン・AIのべりすとの無料枠で始められる
  • 03既存作品の世界観はまねしすぎない — 有名作品の地名・種族・固有の設定の流用は避けて、自分だけのオリジナル設定にしてね

01CHAPTER 01

世界観・設定作成AIとは?できること

結論:作りたい物語のジャンルや雰囲気を伝えると、AIが世界の地理・歴史・組織・種族・文化などの「設定」を案として出して、いっしょに広げてくれるツールだよ。「ファンタジー小説を書きたいけど、世界の土台づくりで手が止まる…」というときに、たたき台が数分で形になるんだ。小説だけじゃなく、ゲームやTRPG、マンガの舞台づくりにも使えるよ。

主にこんなことができるよ。世界の大枠(地理・国・気候)の案出し/歴史や年表づくり/国家・ギルド・宗教などの組織設定/種族・文化・言語のアイデア/キャラの背景や関係の整理/設定の矛盾チェック。多くは無料で試せるから、まずは「どんな雰囲気の世界か」を一言伝えて、地図の大枠から出してみるのが近道だよ。

このページの結論を先に:相談しながら世界を広げるなら ChatGPT、長い設定資料の整理・矛盾チェックなら Claude、設定をAIに覚えさせて一貫性を保つなら NovelAI、テンプレで体系的に整理するなら World Anvil。下のランキングで詳しく見ていくね。
※このページは「物語の土台になる世界観・設定資料づくり」のためのものだよ。小説の本文やプロットを書きたい人は 小説・物語作成AI を、AIと会話して遊ぶロールプレイロールプレイAI を、TRPGの進行役がほしい人は AIゲームマスター を見てね。

02CHAPTER 02

世界観・設定作成AI 人気ランキング8選【2026年6月】

編集部が「設定の作りやすさ・無料で使えるか・日本語の使いやすさ・設定の整理/一貫性の保ちやすさ・料金」の5基準で総合評価して、はじめて世界観を作る人〜本格的に設定資料を組みたい人まで、幅広く勧めやすい順に並べたよ。料金やプランは変わることがあるから、最終的な内容は各公式サイトで確認してね。

目的で絞り込み
比較
1

ChatGPT(世界観・設定づくり)

OpenAI

日本語 無料枠 あり 相談
相談で広がる初心者OK
「中世風ファンタジーの世界観を作りたい。まず地理・国・主要な種族・歴史の大枠を提案して」と伝えるだけで、たたき台を作ってくれる対話AI。そこから「この国の宗教は?」「この組織の対立をもっと詳しく」と質問を重ねるほど、設定資料が厚くなる。複雑な世界も会話で少しずつ組み立てられるのが強み。迷ったらここから。
4.8
比較
2

Claude

Anthropic

長文 日本語 無料枠 あり
長文に強い
長い文章を一度にまとめて扱うのが得意な対話AI。これまで作った世界観の設定資料をそっくり読み込ませて、「矛盾しているところを教えて」「年表に整理して」「登場人物の関係を表にして」と頼めるのが強み。設定が増えてきて全体の整合が心配になったときに頼れるよ。長い物語の世界づくりを、ぶれずに進めたい人にぴったり。
4.7
比較
3

NovelAI

Anlatan

ロアブック 一貫性 創作特化
一貫性◎
物語生成に特化した海外サービス。いちばんの特徴は「ロアブック(設定帳)」で、世界観のルール・地名・用語・キャラ設定を登録しておくと、AIが物語を書くときに自動で参照してくれるんだ。だから設定がぶれにくく、世界の一貫性を保ちやすいよ。長い物語で設定を覚えさせたい人向け。英語が中心で、本格的に作り込みたい人に向いてるツールだよ。
4.6
比較
4

World Anvil

3 Armored Kittens

テンプレ 地図・年表 無料枠 あり
整理向き
世界構築のための定番ツール。キャラ・組織・地名・建物など25種以上のテンプレに沿って書くだけで、設定が体系的にまとまるよ。地図にピンを立てたり、年表や家系図を作ったりもできるから、設定が増えても迷子になりにくい。AIで自動生成というより「自分の世界を整理・管理する」のが得意なツール。対話AIで広げたアイデアの保管先にぴったりだよ。無料プランから始められる。
4.4
比較
5

Google Gemini

Google

無料枠 広め 案出し 日本語
Googleの対話AI。無料枠が広めで、世界観のアイデアや設定のバリエーションをまとめて出してもらいやすいのが便利。「砂漠の交易国家を3パターン」「対立する2つの宗教の設定を」と頼めば、たたき台をいくつも出してくれるよ。Googleドキュメントに書き出して設定資料にまとめるのもスムーズ。たくさん案を見比べてから世界を決めたいときに頼れる。
4.3
比較
6

Sudowrite

Sudowrite

Story Bible 執筆連携 英語
小説執筆に特化した海外ツール。「Story Bible(設定帳)」に世界観・登場人物・あらすじを登録しておくと、本文づくりと設定がつながって、ぶれにくくなるのが特徴。設定を作るだけでなく、そのまま本文の執筆まで地続きで進めたい人に向いてるよ。英語の創作にとくに強い。世界観づくりから書き上げまでを一つの場所でまとめたい人向けだよ。
4.2
比較
7

AIのべりすと

Bit192

日本語特化 設定メモ 無料枠 あり
日本語OK
日本語の創作に特化した国産サービス。設定メモの機能に世界観や用語を書いておくと、それを踏まえて物語を生成してくれるよ。日本語の小説・物語との相性がよく、和風ファンタジーや現代もののように日本語表現が大事な世界づくりに向いてる。無料プランから試せて、たくさん使うなら有料プランへ。海外ツールの英語が苦手な人にもなじみやすいよ。
4.1
比較
8

Campfire

Campfire Technology

モジュール式 関係図・年表 無料枠 あり
世界観・キャラ・年表・言語・関係図などを「モジュール(部品)」として組み合わせて使う世界構築ツール。必要な機能だけ選んで設定を整理できるから、自分の作り方に合わせやすいよ。作った言語の辞書を作ったり、登場人物の関係を線でつないだりもできるんだ。無料で基本機能を試せて、使う部品が増えたらまとめて購入も。じっくり設定を作り込みたい人に向いてるよ。
4.0

※ 評価は編集部による5基準(設定の作りやすさ・無料で使えるか・日本語の使いやすさ・整理/一貫性の保ちやすさ・料金)の総合判断だよ(2026年6月時点)。料金・無料枠・対応プランは変わることがあるから、最終的な内容は各公式サイトで確認してね。

03CHAPTER 03

ランキングの評価基準(=失敗しない選び方)

世界観・設定作成AIを選ぶときに迷いやすい5点を基準にしてるよ。何を作りたくて、設定をどこまで作り込むかを決めると、自分に合う1本が見つかるはず。

① アイデアを広げる力

少しの手がかりから世界を膨らませられるか。相談しながら広げるならChatGPT、案の量で見比べるならGeminiだよ。

② 設定の整理・一貫性

増えた設定をまとめ、ぶれを防げるか。テンプレで整理するWorld Anvil、覚えさせるNovelAIが得意だよ。

③ 無料で使えるか・料金

無料枠の範囲。ChatGPT・Gemini・World Anvil・AIのべりすとは無料から試せるよ。

④ 日本語の使いやすさ

日本語で快適に作れるか。Claude・Gemini・国産のAIのべりすとは日本語が自然。海外ツールは英語中心だよ。

⑤ 矛盾チェック・長文対応

大きくなった設定の整合を保てるか。長い資料をまとめて読めるClaudeが矛盾チェックに向いてるよ。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どれ?」を一発で。あなたの使い道にいちばん合う1本はこれだよ。

相談しながら世界を広げたい

アイデアを会話で膨らませる

推しChatGPT

質問を重ねるほど設定が厚くなるよ。

設定を整理して矛盾を直したい

長い資料の整合チェック

推しClaude

資料を丸ごと読んで抜けを見つける。

設定を覚えさせて一貫性を保ちたい

ロアブックで自動参照

推しNovelAI

登録した設定を生成に反映してくれる。

地理・組織をテンプレで整理したい

体系的に保管・管理

推しWorld Anvil

地図・年表・家系図までまとめられる。

無料で案を見比べたい

バリエーションを量で出す

推しGoogle Gemini

無料枠が広く、案をまとめて出せるよ。

日本語でじっくり創作したい

和風・日本語表現の世界に

推しAIのべりすと

日本語の小説・物語と相性がいいよ。

05CHAPTER 05

無料で使える?料金と世界観・設定作成AIの注意点

無料で使える主なツール

ChatGPT・Google Gemini は無料枠で世界観のアイデア出しを試せるし、World Anvil には無料プラン、AIのべりすと にも無料プランがあるよ。まず無料で世界の大枠を作ってみて、設定が増えてきたら整理に向いたツール(NovelAIのロアブックやWorld Anvilのテンプレ)や有料プランを考えるのがおすすめ。料金は2026年時点の目安だから、最終的な金額は各公式で確かめてね。海外ツール(NovelAI・Sudowrite・Campfire)はドル建てが多いから、為替で円の金額が変わる点も覚えておこう。

「そのまま使う」より自分の切り口を一つ足して

AIが出す世界観は、最初は「ありがちな型」になりやすいんだ。中世ヨーロッパ風・四大元素・善悪二つの勢力…のように、どこかで見たような土台になりがち。AIが出すのはたたき台までと考えて、自分だけの切り口(独自のルール・文化・対立の火種)を一つ足してみよう。たった一つの「ねじれ」が、世界をぐっとオリジナルにしてくれるよ。設定を声に出して説明してみて、矛盾がないかも確かめてね。

いちばん大事な注意:既存作品の世界観をまねしすぎない
AIは学習したたくさんの物語をもとに設定を出すから、有名作品の地名・種族・固有の魔法体系・組織名などにそっくりなものが混じることがあるよ。それをそのまま使うと、知らないうちに既存作品に似すぎてしまって、トラブルのもとになるんだ。出てきた固有名詞や設定が、よく知られた作品の丸写しになっていないか確認して、自分のオリジナルに置き換えて使ってね。商用やコンテストに出すなら、なおさら気をつけよう。

使うときに気をつけること

世界観・設定づくりにAIを使うときは、次の3つを意識すると安心だよ。

  • 1既存作品に似すぎないか確認(有名作品の地名・種族・固有設定にそっくりな案が出ることがあるよ。固有名詞や独自ルールは自分のオリジナルに置き換えてから使ってね)
  • 2設定の矛盾は自分でも確認(AIは前に決めた設定を忘れて、食い違う設定を出すことがあるよ。設定資料にまとめて読み込ませる・ロアブックに登録するなどで、整合を保ってね)
  • 3商用利用と未公開アイデアの扱い(生成物の権利・商用利用の条件は各ツールで確認を。大事な未公開のアイデアを無料の汎用AIに入れる前に、データの扱い・学習設定も見ておくと安心だよ)

06CHAPTER 06

初心者向け・使い方3ステップ

むずかしい準備はいらないよ。大枠を出す → 一つずつ深掘り → 整理して保存の3ステップで、ぶれない世界観の設定資料がだんだん形になるよ。

  1. 世界の大枠を出す:まずはChatGPT・Claude・Geminiのような対話AIに「○○な雰囲気のファンタジー世界を作りたい。地理・国・主要な種族・歴史の大枠を提案して」と頼んでみよう。最初は細かくしすぎず、世界の「土台」だけをざっくり決めるのがコツだよ。
  2. 一つずつ深掘りする:大枠ができたら「この国の宗教と対立を詳しく」「主要都市を3つ、それぞれの特徴つきで」のように、項目を一つずつ掘り下げてね。地理→歴史→組織→種族・文化→キャラの順だと整理しやすいよ。自分だけの切り口を一つ足すのも忘れずに。
  3. 整理して保存する:増えてきた設定は、World AnvilやCampfireのテンプレ、NovelAIのロアブックにまとめて保存しよう。Claudeにぜんぶ読み込ませて「矛盾を教えて」「年表に整理して」と頼むと、抜けや食い違いも見つけられるよ。既存作品に似すぎていないかの最終チェックも忘れずにね。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

世界観・設定作成AIってどう使うの?

結論:作りたい物語のジャンルや雰囲気を伝えて、世界の設定を少しずつ広げていくだけだよ。ChatGPTやClaudeに「中世風ファンタジーの世界観を作りたい。まずは地理・国・主要な種族・歴史の大枠を提案して」と頼めば、たたき台を出してくれる。そこから「この国の宗教は?」「この組織の対立を詳しく」と質問を重ねると、設定資料がどんどん厚くなるよ。NovelAIのロアブックやWorld Anvilのテンプレを使うと、作った設定を整理して保存できるんだ。

無料で使える世界観・設定作成AIはある?

結論:あるよ。ChatGPT・Google Geminiは無料枠で世界観のアイデア出しを試せるし、World Anvilには無料プラン、AIのべりすとにも無料プランがあるよ。まず無料で世界の大枠を作ってみて、設定が増えてきたら整理に向いたツール(NovelAIのロアブックやWorld Anvilのテンプレ)や有料プランを考えるのがおすすめ。料金は2026年時点の目安だから、最終的な金額は各公式で確かめてね。

地理・歴史・組織やキャラの設定もまとめられる?

結論:まとめられるよ。地理(大陸・国・都市)、歴史(年表・大きな事件)、組織(国家・ギルド・宗教)、種族・文化、キャラの関係など、項目を分けて一つずつ作っていくのがコツ。ChatGPTやClaudeで案を出して、World AnvilやCampfireのテンプレ、NovelAIのロアブックに整理して保存すると、あとから見返しやすいよ。Claudeは長い設定資料をまとめて読み込ませて、矛盾や抜けをチェックするのが得意なんだ。

小説本文やストーリー、TRPGの進行とは何が違うの?

結論:このページは「物語の土台になる世界観・設定資料づくり」のためのものだよ。実際の小説の本文やプロットを書きたいなら小説・物語作成AI、AIとロールプレイで会話して遊びたいならロールプレイAI、TRPGのゲームマスターとして進行してほしいならAIゲームマスターが向いてる。世界観や設定を先に固めてから、本文や進行のツールに移ると、ぶれない物語が作りやすいよ。ページ下のあわせて読みたいから移動してね。

AIが作った世界観・設定、そのまま使っていい?

結論:たたき台として受け取って、自分のアイデアを重ねるのがおすすめだよ。AIが出すのは「ありがちな型」になりやすいから、そのままだとどこかで見たような世界になりがち。自分だけの切り口(独自のルール・文化・対立)を一つ足すと、ぐっとオリジナルになるよ。あわせて、有名作品の地名・種族・固有の設定にそっくりになっていないかも確認してね。商用で使うなら、各ツールの生成物の権利・商用利用の条件も見ておくと安心だよ。

World AnvilやCampfireと、ChatGPTのような対話AIはどう使い分けるの?

結論:役割が違うから、組み合わせると便利だよ。ChatGPT・Claude・Geminiのような対話AIは、設定のアイデアを出したり広げたりする「発想」担当。World AnvilやCampfireは、出てきた設定をテンプレや地図・年表で整理して保存する「管理」担当なんだ。NovelAIのロアブックやSudowriteのStory Bibleは、その中間で、登録した設定を生成に反映してくれるよ。まず対話AIで世界を広げて、整理ツールにまとめていく流れが作りやすい。