VOL. 077 2026 · JUNE ISSUE 契約書AI・リーガルチェック おすすめ比較

契約書AI・リーガルチェックのおすすめ比較ランキング

結論:自社の基準で本格的にチェックしたい法務部門なら、弁護士監修の LegalForceLeCHECK、個人や少人数で下書き・下読みをしたいだけなら無料から使える ClaudeChatGPT がおすすめだよ。「レビュー精度・料金・無料で試せるか・日本語・対象規模」の5つの目線で、知りたい順にまとめたよ。

平均閲覧時間:約9分

  • 012タイプある — 弁護士監修の専用ツールと、下書き向けの汎用AI
  • 02無料で試すなら — 下書き・下読みはChatGPT・Claude・Geminiの無料枠で
  • 03最後は人が確認 — AIは道具。重要な契約は弁護士に確認してね

01CHAPTER 01

契約書AI・リーガルチェックとは?できること

結論:契約書AIは、契約書のたたき台を作ったり、できあがった契約書を読み込んで「不利な条項」「抜けている条項」を見つけ、修正案まで出してくれるツールだよ。これまで時間のかかっていた下調べやレビューの下準備を、ぐっと短くできるのが大きな変化なんだ。

主にこんなことができるよ。契約書のドラフト(たたき台)作成/条項のリスク・抜け漏れチェック/自社に有利・不利の判定と修正案/用語や条文の意味の解説/英文契約のレビュー。大きく分けて、弁護士監修の専用ツールと、下書き・下読みに使える汎用AIの2タイプがあるよ。

このページの結論を先に:本格的なリーガルチェックなら LegalForceLeCHECKGVA assist、電子契約とまとめて使うなら クラウドサイン レビュー、手頃に始めたい小規模なら クラウドリーガル、無料でドラフト作成・下読みするなら Claude / ChatGPT / Gemini が候補だよ。下のランキングで詳しく見ていくね。

02CHAPTER 02

契約書AI・リーガルチェック 人気ランキング8選【2026年6月】

編集部が「レビュー精度(弁護士監修か)・料金・無料で試せるか・日本語対応・対象規模」の5基準で総合評価して、本格的にチェックしたい法務部門〜個人で手軽に使いたい人まで勧めやすい順に並べたよ。料金や提供条件は変わることがあるから、最終的な条件は各公式サイトで確認してね。

目的で絞り込み
比較
1

LegalForce(LegalOn Review)

弁護士監修・導入数の多い定番リーガルチェック

弁護士監修 日本語 英文対応
編集部おすすめ
弁護士監修で開発された定番のAI契約書レビュー。リスクのある条項の指摘から、対応方針・サンプル条文、関連する法律情報の表示まで一気通貫でこなせるよ。自社のひな型や審査基準を学習させたり、英文契約も見られたりするから、法務部門で本格的に使いたい組織の本命だよ。
4.8
比較
2

LeCHECK(リチェック)

弁護士監修・作成から保管までこなすクラウド

弁護士監修 無料トライアル あり 英文対応
コスパ重視の本命
専門弁護士の知見とAIを組み合わせて、不利な条項や記載漏れを洗い出して代替案を出してくれるよ。レビューだけでなく、契約書の作成支援や保管・期限アラートまで一つでまかなえるのが便利。ライト〜プロの年間プランがあって、中小規模の法務にも始めやすいよ。
4.6
比較
3

GVA assist

自社の審査基準・ひな型を活かす契約審査クラウド

契約審査 ひな型 400種超 日本語
弁護士の契約チェック業務を助けることを狙ったAI契約審査クラウド。自社の過去の契約やナレッジに沿って、抜け漏れや修正ポイントを示してくれるよ。ダウンロードできるひな型が400種類を超えるのも実務的。法務担当者の審査スピードを上げたい組織に向いてるよ。
4.5
比較
4

クラウドサイン レビュー

電子契約サービス発の弁護士監修レビュー

弁護士監修 電子契約連携 日本語
電子契約でおなじみのサービスが提供する、弁護士監修のAI契約書チェック支援。欠落している条項や不利な条項をすばやく判定して、解説と変更条文例まで出してくれるよ。締結まわりの仕組みと地続きで使えるから、契約の作成〜レビュー〜締結を一本化したい人に向いてるよ。
4.4
比較
5

クラウドリーガル

AIと弁護士相談をまとめた法務サポート

弁護士相談 作成支援 日本語
小規模に手頃
AIによる契約書作成と、経験豊富な弁護士への相談を組み合わせた法務サポート。月額11,000円から始められるので、専任の法務がいない小規模な会社や個人事業でも取り入れやすいよ。AIで下準備をして、不安なところはそのまま専門家に相談できる安心感が魅力だよ。
4.3
比較
6

Claude(Anthropic)

長い契約書の読み込みと要点抽出に強い対話AI

長文読解 日本語 無料枠 あり
下読み向き
長い契約書を丸ごと読み込んで、「この条項の責任の上限は?」のような質問に、引用つきで答えるのが得意な対話AI。要点の整理や用語の言い換えもおまかせ。弁護士監修ではないから本番のレビューには向かないけど、契約書を自分で下読みするときの強い味方だよ。
4.5
比較
7

ChatGPT

契約書のたたき台づくりが手軽な定番AI

ドラフト 日本語 無料枠 あり
「業務委託の契約書のたたき台を作って」と頼むだけで、雛形のような下書きを返してくれる定番AI。条項の言い換えや、むずかしい文章をやさしく説明してもらうのも得意だよ。あくまでたたき台づくり用と割り切って、できた契約書は専用ツールや弁護士で確認してね。
4.4
比較
8

Google Gemini

Google ドキュメント連携で下書き・要約

日本語 Google連携 無料枠 あり
Google ドキュメントやドライブの契約書を開いたまま、下書きの作成や要約を頼めるのが便利。ふだんからGoogleで文書を管理している人なら、ファイルを移さずに下準備を始められるよ。こちらも弁護士監修ではないから、最終チェックは専用ツールや弁護士にお願いしてね。
4.2

※ 評価は編集部による5基準(レビュー精度・料金・無料で試せるか・日本語対応・対象規模)の総合判断だよ(2026年6月時点)。料金・提供条件・対応機能は変わることがあるから、最終的な条件は各公式サイトで確認してね。AIの指摘や修正案は必ずしも正しいとは限らないので、重要な契約は弁護士に確認してね。

03CHAPTER 03

ランキングの評価基準(=失敗しない選び方)

契約書AIを選ぶときに迷いやすい5点を基準にしたよ。本格的なレビューがしたいのか、下書きを作りたいだけなのかを決めると、自分に合う1本が見つかるはず。

① レビュー精度(弁護士監修か)

本番のリーガルチェックには、弁護士監修で開発されたツール(LegalForce・LeCHECKなど)が安心。汎用AIは監修なしなので下書き向きだよ。

② 料金で選ぶ

専用ツールは法人向けで料金非公開や月数万円〜のことが多いよ。クラウドリーガルのように月1万円台から、汎用AIなら無料〜月20ドル前後で始められるよ。

③ 無料で試せるか

専用ツールは無料トライアルやデモ、汎用AIは無料枠で試せるよ。まず触ってみて、操作感や日本語の自然さを確かめてから決めよう。

④ 日本語・英文への対応

国内向けは日本語に強いものが多いよ。海外との取引で英文契約を見るなら、英文レビューに対応したLegalForceやLeCHECKが頼りになるよ。

⑤ 対象規模・体制

専任の法務がいる組織なら専用ツール、少人数や個人事業なら相談つきのクラウドリーガルや汎用AIなど、体制に合うものを選ぶのが近道だよ。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どれ?」を一発で。あなたの目的にいちばん合う1本はこれだよ。

本格レビューしたい

法務部門で自社基準に沿ってチェック

推しLegalForce / LeCHECK

弁護士監修で、不利な条項や抜け漏れを網羅的に。

自社ナレッジで審査

過去契約や自社ひな型を活かしたい

推しGVA assist

自社の基準に沿った審査とひな型400種超が便利。

電子契約とまとめて

作成〜レビュー〜締結を一本化

推しクラウドサイン レビュー

締結まわりと地続きで、条項判定と修正例まで。

手頃に始めたい

小規模・個人事業で費用を抑えたい

推しクラウドリーガル

月1万円台から。弁護士相談つきで安心だよ。

下書きを作りたい

契約書のたたき台や下読みをしたい

推しClaude / ChatGPT

長文の下読みはClaude、たたき台づくりはChatGPT。

Googleで文書管理

ドキュメントの契約書をそのまま

推しGoogle Gemini

ファイルを移さず、開いたまま下書き・要約できる。

05CHAPTER 05

弁護士法・データの扱い・使うときの注意点

AIは「道具」。最終確認は人(弁護士)が行う

いちばん大事な前提だよ。今のAIは法的な判断そのものをする立場ではなく、レビューや下書きを助ける道具なんだ。2023年8月に法務省がガイドラインを公表して、AI契約審査サービスの提供が弁護士法72条との関係で許される範囲の考え方が示されたよ。サービス自体は適切な範囲で使えるけれど、出力をうのみにせず、重要な契約や金額の大きい取引は弁護士に確認するのが大切だよ。

機密情報の入力に注意:契約書には取引先名・金額・個人情報などの機密が含まれるよ。汎用AIにそのまま貼り付ける前に、学習に使わない設定を選ぶ・固有名詞を伏せる・組織向けプランを使うなどの対策をしてね。社外秘の契約は、社内ルールと各サービスの利用規約を必ず確認しよう。

弁護士監修かどうかを見分ける

専用ツール(LegalForce・LeCHECK・GVA assist・クラウドサインなど)は弁護士監修で、リーガルチェックを想定して作られているよ。一方、ChatGPT・Claude・Geminiといった汎用AIは監修なしで、便利だけど本番のレビューには向かないんだ。下書きや下読みは汎用AI、最終チェックは専用ツールや弁護士、という役割分担が安心だよ。

古い情報・もっともらしい誤りに注意

AIは最新の法改正を反映していなかったり、根拠の薄い指摘を自信ありげに出したりすることがあるよ。とくに条項の有効性や強制力にかかわる部分は、出てきた答えをそのまま採用せず、元の条文や信頼できる情報と突き合わせてね。AIで下準備、仕上げは人、の順番を守ると失敗しにくいよ。

06CHAPTER 06

はじめての使い方3ステップ

むずかしい準備はいらないよ。契約書を用意する → AIに依頼する → 結果を人が確認するの3ステップで進められるよ。

  1. 契約書を用意する:レビューしたい契約書(WordやPDF)を手元にそろえるよ。汎用AIを使うときは、この時点で取引先名や金額などの機密を伏せたり、学習に使わない設定を確認したりしておこう。
  2. AIに依頼する:専用ツールならファイルをアップして「自社が受託者の立場でレビュー」のように立場を指定。汎用AIなら「この契約書で自分に不利な条項と、抜けている条項を教えて」と日本語で頼むだけだよ。
  3. 結果を人が確認する:出てきた指摘や修正案を読んで、根拠が薄いものや古そうな点がないか確かめてね。重要な契約は、AIの下準備をもとに弁護士へ最終チェックを依頼すると安心だよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

契約書AIって何ができるの?

結論:契約書のたたき台を作ったり、できあがった契約書を読み込んで「不利な条項」や「抜けている条項」を見つけて、修正案まで出してくれるツールだよ。法務部門向けの弁護士監修サービス(LegalForceやLeCHECKなど)と、下書き・下読みに使える汎用AI(ChatGPT・Claudeなど)の大きく2タイプがあるんだ。

無料で使える契約書AIはある?

結論:下書きや下読みなら、ChatGPT・Claude・Google Geminiの無料枠で試せるよ。ただし専門のリーガルチェックサービスは法人向けが中心で、無料トライアルやデモはあっても継続利用は有料のことが多いんだ。まずは汎用AIで感触をつかんで、本格的なチェックは専用ツールや弁護士に、という使い分けが安心だよ。

AIの契約書レビューって弁護士法に違反しないの?

結論:2023年8月に法務省がガイドラインを公表して、AI契約審査サービスの提供が弁護士法72条との関係で許される範囲の考え方が示されたよ。今のAIは法的判断そのものをする立場ではなく、あくまで作業を助ける道具なんだ。だから出力をうのみにせず、最終的な判断や重要な契約は弁護士に確認するのが大切だよ。

汎用AI(ChatGPTなど)に契約書をそのまま貼っても大丈夫?

結論:取引先名・金額・個人情報などの機密が含まれる契約書を、設定を確認せずに貼り付けるのは避けてね。学習に使わない設定を選ぶ、固有名詞を伏せる、組織向けプランを使うなどの対策をしてから使うと安心だよ。社外秘の契約は、社内ルールと利用規約を必ず確認してね。

法務部門向けの専用ツールと汎用AIはどう使い分ける?

結論:自社の基準に沿って網羅的にレビューしたい・英文契約も見たい・チームで使う、なら弁護士監修のLegalForceやLeCHECK・GVA assistが向くよ。個人や少人数で、たたき台づくりや内容のざっくり把握をしたいだけなら、無料から使えるChatGPTやClaudeで十分なことも多いんだ。目的と規模で選び分けてね。

AIが出した修正案はそのまま使っていい?

結論:そのまま採用せず、必ず内容を確かめてね。AIはもっともらしいけれど根拠の薄い指摘や、最新の法改正を反映していない回答を出すこともあるんだ。重要な契約や金額の大きい取引は、AIで下準備をして、最終チェックは弁護士に依頼するのがいちばん安心だよ。