VOL. 112 2026 · JULY ISSUE スプレッドシート作成AI 比較

AIスプレッドシート・表計算作成ツールの比較ランキング

結論:数式づくりやデータ集計は、無料から使える ChatGPTGoogle GeminiClaude がまず頼れる相棒。表計算そのものをAIで動かすなら RowsSourcetable、使い慣れたGoogle SheetsやExcelに足すなら Numerous.aiGPT for Work も便利だよ。「料金・無料枠・日本語」で、あなたの使い方に合う順にまとめたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01迷ったら上位3つ — ChatGPT(無料/万能)/ Google Gemini(Sheetsに内蔵)/ Claude(複雑な数式・長い表に強い)
  • 02無料で試せる — ChatGPT・Gemini・Claude は無料プランあり(Rows・Sourcetable・Formula Botにも無料枠)
  • 03いつものシートに足すなら — Numerous.ai・GPT for Work はSheets/Excelにアドオンで組み込み

01CHAPTER 01

AIスプレッドシート・表計算作成ツールとは?できること

結論:AIスプレッドシート・表計算作成ツールっていうのは、やりたい計算や表を日本語で伝えるだけで、数式づくりや表の組み立て、データの集計・分析を手伝ってくれるAIのことだよ。「この売上表から月別の合計を出す数式を作って」「エラーになった関数を直して」といったお願いに応えてくれるから、数式が苦手でもやりたいことを言葉にすれば形にしやすくなるんだ。

できることは大きく3つ。①数式・関数づくり(やりたい計算を言葉で伝えると、VLOOKUPやSUMIFなどの数式を組んでくれる/エラーの原因も説明)、②表の自動作成・整形(項目を伝えると表の枠組みやサンプルデータを用意、バラバラなデータを整える)、③データの集計・分析(数字の傾向をまとめたり、グラフのもとになる集計を出す)。どこを一番ラクにしたいかで、選ぶツールが変わってくるよ。

近いテーマとの違い:このページは「Googleスプレッドシートや表計算全般(数式・表づくり・集計)」の比較だよ。Excelに特化した使い方なら AI Excelツールの比較集めた数字をグラフや図で見せるなら AIデータ可視化ツールの比較比較表そのものを作るなら AI比較表作成の比較 がぴったり。下の比較で、あなたの使い方に合う1本を見ていくね。

02CHAPTER 02

AIスプレッドシート・表計算作成ツール 比較8選【2026年7月】

編集部が「機能・料金・無料枠・日本語・使いやすさ」で総合評価して、まず数式づくりから始めたい人〜表計算そのものをAIで動かしたい人まで、幅広く勧めやすい順に並べたよ。料金・機能は変わることがあるから、最終的な可否は各公式サイトで確認してね。

目的で絞り込み
比較
1

ChatGPT

OpenAI(米国)

数式 無料枠 あり 日本語
編集部おすすめ初心者OK
迷ったらまずこれ、という万能AI。「この表から月別売上の合計を出す数式を作って」「このVLOOKUPがエラーになる理由は?」とお願いすれば、数式づくりからエラー解説まですぐ応えてくれる。CSVを貼り付ければ集計やグラフのもとになる分析までこなせて、無料から始められるのもうれしい。まず数式やデータ分析をAIに任せたい人にぴったりだよ。
4.8
比較
2

Google Gemini(Googleスプレッドシート)

Google(米国)

Sheets内蔵 無料枠 あり 日本語
Sheets連携
GoogleスプレッドシートにそのままAIが組み込まれていて、画面の中で表の作成や数式の提案を手伝ってくれるのが強み。「経費の一覧表を作って」とお願いすれば枠組みを用意してくれたり、数式の相談にもその場で乗ってくれる。無料から使えて、上位のGoogle AI Proなら使える範囲が広がるよ。ふだんGoogle スプレッドシートで作業している人に、いちばん自然に馴染む1本だよ。
4.7
比較
3

Claude

Anthropic(米国)

複雑な数式 長い表 日本語
説明が丁寧
長い文章や大きな表を一度にまとめて読み込んで整理するのが得意なAI。入れ子になった複雑な数式や、条件が多いIF文の組み立てを、筋を通して作ってくれるのが心強いよ。「この数式が何をしているか」を丁寧な日本語で説明してくれるから、コピペで終わらせず中身を理解して使いたい人に向いている。大きなデータの整理や、複雑な計算をじっくり任せたい人にぴったりだよ。
4.6
比較
4

Rows

Rows(ポルトガル)

AI内蔵 データ取得 無料枠 あり
AI機能を最初から内蔵したブラウザ表計算。表を選んで「要約して」「カテゴリ分けして」と指示すれば、その場でAIが処理してくれるのが便利だよ。SNSや検索などの外部データを取り込むボタンも用意されていて、集めて整理してまとめる、という流れを1つのツールで完結させやすい。ExcelやSheetsに近い操作感で、AIつきの表計算を試したい人に向いているよ。無料プランでも試せて、使い込むならPlus以上へ。
4.4
比較
5

Sourcetable

Sourcetable(米国)

データ分析 AI表計算 無料枠 あり
「AIのデータアナリスト」を目指したスプレッドシート。ふつうの表計算のように使いつつ、話しかけるだけで集計・分析・グラフ化まで進めてくれるのが強みだよ。大きなCSVを読み込ませて「売上の傾向を分析して」と頼めば、AIが数式やグラフを組み立ててくれる。表計算は無料で使えて、AI機能はクレジット制。分析中心で表計算をAIに任せたい人に向いているよ。
4.3
比較
6

Numerous.ai

Numerous(米国)

アドオン 一括処理 日本語
GoogleスプレッドシートやExcelに入れて、=AI関数のような形でセルからAIを呼び出せるアドオン。1つのセルに指示を書いて下までコピーすれば、商品名からカテゴリ分けしたり、レビューの感情を判定したり、文章を要約したり…といった処理を数百行まとめてこなせるのが強みだよ。いつものシートの中で大量のセルを一括処理したい人に向いている。恒久の無料プランはなく、短期のトライアルから。
4.1
比較
7

GPT for Work(GPT for Sheets™ and Docs™)

Talarian(スペイン)

=GPT関数 従量課金 日本語
GoogleスプレッドシートやDocsに =GPT() のような関数を追加できる定番アドオン。セルに「この文章を要約」「この住所から都道府県を取り出す」と書けば、AIの結果がそのままセルに返ってくるよ。月額固定ではなく、使った分だけ払うクレジットパック制なのが特徴で、たまにしか使わない人にも向いている。必要なときだけSheetsにAIを足したい人にぴったりだよ。まとまった量を使うなら無制限サブスクも用意されているよ。
4.0
比較
8

Formula Bot

Formula Bot(米国)

数式生成 無料枠 あり 日本語
やりたいことを説明文で書くと、Excelやスプレッドシートの数式に変えてくれる数式特化のツール。「A列とB列を掛けて、空欄なら0にする数式」と入れれば、対応する式をすぐ返してくれるよ。逆に、複雑な数式を貼って「これは何をしている?」と解説してもらうこともできる。データ分析やスプレッドシート生成の機能もあり、まずは無料で試せる。数式づくりに絞ってサッと使いたい人に向いているよ。
3.9

※ 評価は編集部による5基準(機能・料金・無料枠・日本語・使いやすさ)の総合判断だよ(2026年7月時点)。料金は各公式が公表している代表プランの目安で、税込/税別・為替・プラン改定で変わることがあるから、最終的な可否は各公式サイトの最新情報で確認してね。

03CHAPTER 03

選び方の基準(=失敗しないポイント)

AIスプレッドシートツールを選ぶときに迷いやすい5点を基準にしたよ。「数式を作りたいだけか、表計算そのものをAIで動かしたいのか」に合わせて選ぶと、ぴったりの1本が見つかるはず。

① 数式か、表計算そのものか

数式づくりやデータ相談中心ならChatGPT・Claude・Formula Bot、Google Sheetsの中で使うならGemini、AI表計算を丸ごと使うならRows・Sourcetable。まず用途で分けるのが第一歩だよ。

② 今のシートに足すか、乗り換えるか

ふだんのGoogle Sheets/Excelを続けたいならGemini内蔵やNumerous.ai・GPT for Workのアドオン、新しいAI表計算に移ってもよいならRows・Sourcetable。今の使い方となじむものが続けやすいよ。

③ 無料でどこまで使えるか

ChatGPT・Gemini・Claudeは無料で数式づくりを試せて、Rows・Sourcetable・Formula Botにも無料枠がある。Numerous.aiは短期トライアルのみ。まず0円で使い心地を確かめてから有料へ進もう。

④ データの扱い・セキュリティ

売上や個人情報を入れても安全か。入力を学習に使わない設定や法人向けプランがあるか、機密はダミーの値に置き換えられるかを確認しよう。会社のルールがあるならそれに従ってね。

⑤ 数式・結果の確かめやすさ

AIの数式は必ず自分のデータで検算がいるよ。「何をしている数式か」を説明してくれるか、結果を小さなサンプルで確かめやすいかも、安心して使い続けるための大事なポイントだよ。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どれ?」を一発で。あなたの使い方にいちばん合う1本はこれだよ。

無料で数式づくりから試したい

まずコストをかけずに

推しChatGPT

無料で数式づくりやデータ集計を任せられる万能型。

Google スプレッドシートで使いたい

画面の中でそのまま

推しGoogle Gemini

Sheetsに内蔵で表づくり・数式提案を手伝ってくれる。

複雑な数式を組みたい

条件が多い計算を丁寧に

推しClaude

入れ子の数式づくりと丁寧な説明に強い。

AI表計算そのものを使いたい

集めて整理してまとめる

推しRows / Sourcetable

AI内蔵の表計算で分析・整理まで一気に進む。

いつものシートで一括処理したい

数百行をまとめてAIで

推しNumerous.ai / GPT for Work

Sheets/Excelに=AI関数を足して一括で分類・生成。

数式だけサッと知りたい

説明文から数式に変換

推しFormula Bot

やりたい計算を書くと数式を返す・解説もできる。

05CHAPTER 05

無料で使える?使うときの注意点

無料で使える主なツール

ChatGPTGoogle GeminiClaude は無料プランがあって、数式づくりやデータの相談は0円から試せるよ。AIスプレッドシート本体の RowsSourcetable にも無料プランがあり、Formula Bot にも無料枠があるんだ。一方で Numerous.ai は恒久の無料プランがなく短期のトライアル(1ドルの7日間)から、GPT for Work は月額固定ではなく使った分だけのクレジット制。まずは無料の汎用AIや無料枠で使い心地を確かめて、本格的に量をこなすようになったら有料へ、と段階的に進めるのがおすすめだよ。

料金/無料枠の早わかり表

ツール 料金(2026年時点の目安) 無料枠
ChatGPTGo 月8ドル・Plus 月20ドル(約3,000円)・Pro 月200ドル無料プランあり
Google GeminiGoogle AI Pro 月2,900円無料プランあり
ClaudePro 月20ドル(年払い月17ドル)・Max 月100ドル〜無料プランあり
RowsPlus 月59ドル(年払い)・月払い月79ドル・Pro 月249ドル(年払い)無料プランあり
SourcetablePro 月29ドル(2,000クレジット)・Max 月100ドル(6,000クレジット)無料プランあり(AIはクレジット制)
Numerous.aiStarter 月5ドル・Personal 月8ドル(年払い)/月19ドル・Pro 月24ドル(年払い)/月39ドル恒久無料なし(7日トライアル1ドル)
GPT for Workクレジットパック 29ドル〜(使った分だけ)・無制限サブスク 年999ドル/人無料お試しあり
Formula Bot有料 月18ドル〜29ドル(250メッセージ・上位AIモデル)無料プランあり

料金は2026年7月時点で各公式が公表している代表プランの目安だよ。ドル建てのツールは為替で円換算が変わるし、税込/税別やプラン内容も改定されることがあるから、申し込み前に各公式サイトの最新料金を確認してね。クレジット制・トライアルの条件も変わることがあるので、あわせてチェックしてね。

AIの数式は、必ず自分のデータで検算を:AIが作った数式は、列や範囲の指定が実際の表とずれていたり、丸め方や条件が思っていたのと違うことがあるよ。まずは小さなサンプルで合計や件数が合うかを確かめて、桁数・日付の扱いもチェックしてから本番の表に使ってね。数式をコピペして終わりにせず、結果が正しいか人の目で確認するのが安心だよ。

使う前に気をつけること

スプレッドシートづくりにAIを使うときは、次の3つを押さえておくと失敗しにくいよ。

  • 1数式は自分のデータで検算(AIが作った数式や集計は、必ず自分の表で結果を確かめて。範囲のずれや丸めの違いは、小さなサンプルで合計・件数をチェックすると見つけやすいよ)
  • 2機密・個人情報はダミーに(売上や顧客名簿はそのまま入れず、学習に使わない設定や法人向けで。氏名やメールは仮の値にして数式や手順だけ作らせ、実データはあとから自分のシートで当てはめよう)
  • 3思い込みの数字を鵜呑みにしない(AIは、存在しない関数や古い仕様、それらしい平均値を書くことがあるよ。関数名や結果は公式ヘルプや実際の計算で裏取りしてから使ってね)

06CHAPTER 06

はじめてのAIスプレッドシート・使い方3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。やりたいことを言葉にする → AIに数式・表を作らせる → 自分のデータで確かめるの3ステップで、今日から表計算がラクになるよ。

  1. やりたいことを言葉にする:まず「何を・どの列から・どう計算したいか」を書き出そう。例:「B列の日付ごとに、C列の金額を合計したい」。元になる表の見出しや、サンプルの数行を一緒に伝えると、AIの数式もぐっと的確になるよ。
  2. AIに数式・表を作らせる:ChatGPTやGeminiに「この表で、月ごとの売上合計を出す数式を作って」とお願いしよう。数式はもちろん、どのセルに入れるか、何をしている式かまで説明してくれる。氏名やメールなどの個人情報は仮の値(ダミー)にして渡してね。
  3. 自分のデータで確かめる:できた数式は、実際の表に入れて小さなサンプルで合計や件数が合うかを検算しよう。桁数・日付・空欄の扱いもチェック。いつものシートで一括処理したいならNumerous.aiやGPT for Workのアドオン、AI表計算で分析まで回すならRows・Sourcetableに広げていこう。AIはあくまで下書きの相棒、最後は自分の目で確かめるのがコツだよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

AIスプレッドシート・表計算作成ツールって何ができるの?

結論:やりたいことを日本語で伝えるだけで、表計算の数式づくりや表の組み立て、データの集計・分析をAIが手伝ってくれるサービスだよ。「この売上表から月別の合計を出す数式を作って」「VLOOKUPのエラーを直して」といったお願いに応えたり、GoogleスプレッドシートやExcelにそのまま組み込んで一括処理したりできるんだ。数式が苦手でも、やりたい計算を言葉で伝えれば形にしやすくなるよ。

Excel作成AIとスプレッドシート作成AIはどう違うの?

結論:ざっくり言うと、このページはGoogleスプレッドシートを中心にした表計算全般(数式づくり・表の自動作成・データ分析)が主眼だよ。Excelに特化した機能やCopilot中心の使い方を知りたいなら、Excel向けのAI比較のほうがぴったり。数式やデータ集計は共通する部分も多いけれど、ふだんGoogle Sheetsを使うならこのページ、Excel前提ならExcel作成AIの比較を見てね。

無料で使えるツールはある?

結論:ChatGPT・Google Gemini・Claude は無料プランがあって、数式づくりやデータの相談は0円から試せるよ。AIスプレッドシート本体のRowsやSourcetableにも無料プランがあり、Formula Botにも無料枠があるんだ。一方でNumerous.aiは恒久の無料プランがなく(短期のトライアルのみ)、GPT for Workは使った分だけのクレジット制。まず無料で使い心地を確かめてから、必要に応じて有料へ進むのがおすすめだよ。

Googleスプレッドシートで直接AIは使える?

結論:使えるよ。Googleスプレッドシートには生成AIのGeminiが組み込まれていて、表の作成や数式の提案を画面の中で手伝ってくれるんだ(プランによって使える範囲が変わるよ)。さらに、Numerous.aiやGPT for Workのようなアドオンを入れると、=AI関数のような形でセルの中からAIを呼び出して、一括で分類・生成・整形もできる。ふだんの表計算にAIを足したいなら、この組み込み型・アドオン型が便利だよ。

数式を作らせるとき、気をつけることは?

結論:AIが作った数式は、必ず自分のデータで結果を確かめてから使ってね。列や範囲の指定が実際の表とずれていたり、丸め方や条件が思っていたのと違うことがあるんだ。まず小さなサンプルで合計や件数が合うかチェックして、桁数や日付の扱いも確認しよう。複雑な数式ほど、AIに『何をしている数式か』を説明してもらうと安心して使えるよ。

社内の売上や個人情報をそのまま入力しても平気?

結論:売上や顧客名簿などの機密・個人情報は、そのまま入れる前にデータの取り扱いを確認してね。入力内容を学習に使わない設定や、法人向けプランを使うと安心だよ。氏名やメールなどはダミーの値に置き換えて数式や手順だけAIに作らせ、実際のデータはあとから自分のシートで当てはめるのが安全。会社のルールがあるときは、それに従って使ってね。