01CHAPTER 01
チャタテムシってどんな虫?発生原因と「出やすい場所」
結論:チャタテムシは体長1〜2mmほどの薄茶色の虫で、カビ・ホコリ・本や障子の糊・乾燥食品をエサにしているの。よく「小さいダニがいる!」と勘違いされるけど、肉眼ではっきり見えてちょろちょろ歩き回るのはたいていこの子だよ。人を刺したり吸血したりはしないんだけど、湿度60%以上・気温20〜30℃という条件が揃うと一気に増えて、梅雨〜秋が発生のピークになるんだ。つまり「どこかから侵入してきた」というより、家の中の湿気とカビが呼び寄せて増やしている虫なの。だから発生源を探すときは、カビ臭い場所・湿りやすい場所から順に見ていくのが近道だよ。
覚えておきたいのが、建材やコンクリートの水分が抜けきっていない新築でも出るということ。「新しい家なのに虫が…」とショックを受けなくて大丈夫、欠陥ではないことがほとんどなの。それから、放置したときの本当の困りごとは見た目だけじゃなくて、①乾燥食品への混入、②死骸やフンによるアレルギー(喘息・鼻炎)、③チャタテムシをエサにするツメダニが増えて人が刺される二次被害、の3つ。ここを防ぐために早めの対処が大事なんだ。ちなみに同じ湿気つながりで、脱衣所や床下で大きな跳ねる虫に遭遇したら、それはカマドウマかも。対策はカマドウマ駆除の記事にまとめているよ。
畳・和室
畳はイグサの目にカビが生えやすくて、チャタテムシの一等地。畳と床板のあいだに潜むこともあるの。和室の湿気対策が効くよ。
本・古本・段ボール
紙の糊と表面のカビがエサになるの。「本の虫」の別名どおり、本棚や積みっぱなしの段ボールは要注意ポイントだよ。
押し入れ・クローゼット
風が通らず湿気がこもる代表格。布団や衣装ケースのまわりで見かけたら、中のカビもセットで疑ってみてね。
キッチンの乾燥食品
小麦粉・乾麺・お米・パン粉などに入り込むことがあるの。開封後に輪ゴムで留めただけの袋は侵入されやすいよ。
結露する窓辺・北側の部屋
結露で湿った窓枠や壁紙はカビの温床。日当たりの悪い北側の部屋や脱衣所まわりも発生しやすいの。
新築・築浅の家
建材の水分が抜けるまで湿度が高くなりがち。新築1〜2年は出やすいけど、換気と除湿で収まっていくことが多いよ。