VOL. 511 2026 · JUNE ISSUE 室内ドア 交換・カバー工法と引き戸化

室内ドア交換の費用相場と頼み先ランキング

結論:室内ドアの交換は「ドア本体だけ替えるか/枠ごと替えるか」で費用が決まるよ。開き戸をそのまま新しい開き戸にするなら本体+工賃で5〜10万円古い枠の上から新しい枠をかぶせるカバー工法で10〜15万円前後が目安なの。開き戸を引き戸に変えると、壁を壊さないアウトセット方式で10〜20万円、壁の中に戸を隠す引き込みタイプや開口を広げる工事だと20〜40万円以上になることもあるよ。ドアノブや丁番など部品だけなら数千〜2万円ほど。選び方はこう——枠ごときれいに短工期で替えるならリフォーム会社、規格ドアで安く相談しながらならホームセンター、引き戸化など大がかりなら工務店、自分で挑戦するなら通販+DIYが目安だよ。「総額の分かりやすさ/工事の柔軟さ/仕上がりと建付け/提案力/手軽さ」の5基準で頼み先7タイプをランキングしたよ。

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  • 01費用の目安 — 本体のみで5〜10万円、枠ごとカバー工法で10〜15万円。引き戸化は10〜40万円台と幅があるよ
  • 02カバー工法がラク — 古い枠を壊さず短工期・低コストで一新。開口が数cm狭くなる点だけ要チェックなの
  • 03使い分け — 枠ごとはリフォーム会社、安く相談はホームセンター、引き戸化は工務店、安さ優先はDIYが目安だよ

01CHAPTER 01

交換費用は「本体だけ替える×枠ごと替える×引き戸化」で決まるよ

結論:室内ドアの交換費用は工事の範囲でほぼ決まるよ。いちばん安いのは開き戸を同じ開き戸にする本体交換で5〜10万円。次に人気なのが古いドア枠の上から新しい枠をかぶせるカバー工法で、まわりの壁紙・床を壊さず短い工期で一新できて10〜15万円前後なの。開き戸を引き戸に変える場合は、壁を壊さないアウトセット方式で10〜20万円、壁の中に戸を隠す引き込みタイプや開口を広げる工事だと20〜40万円以上になることもあるよ。そしてドアノブ・ラッチ・丁番など部品だけの交換なら数千〜2万円ほどで済むの。つまり「どこまで手を入れるか」で1万円台から40万円台まで大きく変わるから、まずは本体だけでいいのか/枠ごと替えたいのか/引き戸にしたいのかをはっきりさせるのが第一歩だよ。

似たテーマとの区別はこうだね。室内のドアを新しくする→このページ閉まらない・きしむを直す→ドア修理ドアノブだけ替える→ドアノブ交換玄関の外ドア→玄関ドア交換浴室のドア→浴室ドア交換。工事内容別の費用の目安は下のカードにまとめたよ。

本体のみ交換(開き戸)

枠はそのままで扉だけ新しく。規格が合えば5〜10万円が目安。いちばん手軽で安いよ。

カバー工法(枠ごと)

古い枠の上に新しい枠をかぶせる方法。壁を壊さず半日〜1日で一新、10〜15万円前後なの。

引き戸化(アウトセット)

壁の外にレールを付けて戸を滑らせる方式。壁を壊さないから10〜20万円とおさえめだよ。

引き戸化(壁工事あり)

引き込み戸や開口を広げる工事。壁の解体・補強・張り替えが要るぶん20〜40万円以上も。

ドアノブ・部品だけ

ノブ・ラッチ・丁番の交換は数千〜2万円。閉まりにくい等は交換せず直ることも多いの。

処分・撤去費

古いドアの処分はカバー工法なら基本不要。本体交換時は1枚あたり数百〜数千円が目安だよ。

相場をひと目で比較

ドアノブ・部品だけ約3,000〜20,000円
本体のみ交換(開き戸)約50,000〜100,000円
カバー工法(枠ごと)約100,000〜150,000円
引き戸化(アウトセット)約100,000〜200,000円
引き戸化(壁工事あり)約200,000〜400,000円

横軸は0〜400,000円。各バーはドア1か所あたりの工事内容別の総額(本体+工賃の最安〜最高の目安)だよ。サイズ・グレード・現場の状況で変わるの。

数字は「目安」だよ:費用はドアのサイズ・グレード(無垢か化粧シートか)・工事内容(本体のみ/枠ごと/引き戸化)・現場の状況で大きく変わるの。とくに引き戸化は、壁の構造や配線・コンセントの位置で工事の規模が変わるよ。ここの数字はぜんぶ目安として、正確な金額は現地調査つきの見積もりで確認してね。複数の会社に相見積もりを取ると、相場感と提案の違いが見えてくるよ。

02CHAPTER 02

室内ドア交換の頼み先ランキング7【2026年6月】

編集部が「総額の分かりやすさ・工事の柔軟さ・仕上がりと建付け・提案力・手軽さ」の5基準で、失敗しにくい順に頼み先をまとめたよ。本体だけでいいのか、枠ごとか、引き戸化したいのかで最適解が変わるから、フィルターも使ってみてね。金額はどれも目安で、ドアのサイズや工事内容で変わるんだ。

目的で絞り込み
比較
1

リフォーム専門会社に頼む(カバー工法から引き戸化まで総合力で安心)

現地調査から提案・施工・処分までワンストップ——迷ったらまずここが手堅いの

費用 本体のみ5〜10万円・カバー工法10〜15万円が目安 向く人 枠ごときれいに・複数枚まとめて替えたい人 注意 会社で価格差・必ず相見積もりで比べてね
編集部おすすめ迷ったら
「どの工法がいいか分からない」「枠ごときれいにしたい」という人は、建具・内装が得意なリフォーム専門会社に相談するのがいちばん手堅いよ。最大の強みは提案力と対応範囲の広さ——現地を見て、本体のみ交換・カバー工法・引き戸化のどれが合うかを提案してくれて、古いドアの処分まで任せられるの。カバー工法なら壁を壊さず半日〜1日で1か所が完了し、複数枚をまとめて頼めば1枚あたりの費用も下がりやすいよ。費用は本体のみ5〜10万円、カバー工法10〜15万円前後が目安。気をつけたいのは、会社によって価格やグレードの提案に差があることと、訪問営業で来た会社にその場で即決しないこと。「カバー工法と本体交換でそれぞれいくら?処分込み?」と総額で聞いて、2〜3社の相見積もりで比べると安心だよ。室内リフォームの関連ページもあわせてどうぞ。
4.7
比較
2

ホームセンターのリフォーム窓口(規格ドアで価格が明朗・気軽に相談)

店頭で実物を見ながら相談できて料金もわかりやすい——はじめての人に優しい入口なの

費用 規格ドアの本体+工事で5〜12万円ほどが目安 向く人 標準的なサイズ・価格を抑えて相談もしたい人 注意 特殊サイズや凝った造作は対応外のことも
「相談はしたいけど、まずは安く・わかりやすく」という人には、ホームセンターのリフォーム窓口が入りやすいよ。店頭で実物のドアやサンプルを見ながら選べて、規格ドアなら本体+工事の料金がパッケージで明朗なのが魅力なの。費用は規格サイズで5〜12万円ほどが目安。施工は提携の職人さんが来てくれて、現地調査・採寸もしてくれるから、はじめての交換でも安心して任せられるよ。気をつけたいのは、規格外の特殊なサイズや、凝った造作・引き込み戸のような大がかりな工事は対応外のことがあること。標準的な開き戸を新しくしたい・カバー工法でさっと替えたい、という用途にいちばん向いているの。気になったら「うちのドアのサイズで対応できる?本体と工事込みでいくら?」と先に相談してみてね。
4.5
比較
3

建具店・建具職人に頼む(既存枠に合わせた調整・吊り込みが得意)

古い家のゆがんだ枠や特注寸法にも合わせてくれる——建付けの仕上がりはさすがの一言なの

費用 本体+吊り込みで5〜12万円・特注は別途 向く人 古い家・規格外サイズ・建付けにこだわる人 注意 店ごとに得意分野・見積もりで内容を確認
古い家で枠がゆがんでいる、サイズが規格に合わない、建付けをぴしっと仕上げたい——そんなときに頼れるのが建具のプロ(建具店・建具職人)だよ。最大の強みは既存の枠やゆがみに合わせて、ドアを削り・調整して吊り込む技術。規格ドアが入らない場所でも、枠に合わせた特注の建具で対応してくれるの。費用は本体+吊り込みで5〜12万円ほど、特注の建具だと別途かかるよ。閉まりにくい・きしむといった建付けの調整・修理だけを頼めることも多くて、その場合は数千〜2万円ほどで直ることもあるんだ(修理で済む不調はドア修理も参考にしてね)。気をつけたいのは、お店ごとに得意な建具や工事の範囲が違うこと。「うちのこのドアを、こういう感じに替えたい」と具体的に伝えて、見積もりで内容と金額を確認してから頼むのがコツだよ。
4.3
比較
4

地域の工務店・大工に頼む(引き戸化や開口部の造作など大がかりに強い)

壁を動かす・開口を広げる工事までまるごと——間取りに踏み込む変更はこの頼もしさなの

費用 引き戸化など壁工事ありで15〜40万円台が目安 向く人 引き戸にしたい・バリアフリー化したい人 注意 料金表がない場合も・図面と見積もりで確認
「開き戸を引き戸に変えたい」「段差や開口を見直してバリアフリーにしたい」など、壁や間取りに踏み込む工事なら、地域の工務店・大工さんが頼りになるよ。最大の強みは大がかりな造作への対応力——壁の解体・補強、開口部の拡張、引き込み戸の下地づくりまで、家の構造を分かったうえでまるごと任せられるの。費用は壁工事を伴う引き戸化で15〜40万円台が目安。ほかのリフォーム(床・壁紙・手すり)と同時に頼むと効率的で、現場をまとめて見てもらえるよ。バリアフリー目的なら、自治体の介護保険の住宅改修や補助制度が使えることもあるから、室内リフォームとあわせて相談してみてね。気をつけたいのは、ホームページに料金表がない工務店も多いこと。やりたいことを図面やイメージで伝えて、工事範囲と総額を見積もりで確認してから進めるのが安心だよ。
4.2
比較
5

建材メーカーのショールーム+正規施工(指定品・引き込み戸を確実に)

実物に触れて選び、純正の建具を正規施工で——デザインや機能にこだわる人に向くの

費用 指定メーカー品+施工で10〜30万円台が目安 向く人 デザイン・色柄・機能で選びたい人 注意 本体は指定品で高め・施工は提携店に手配
「ドアの色柄やデザイン、引き込み戸・防音ドアといった機能で選びたい」なら、建材メーカーのショールームで実物を見て選ぶのがおすすめだよ。最大の強みは豊富なバリエーションを実物で確認できること——色や質感、引き手の使い心地、戸の重さまで触って選べるの。気に入った建具が決まったら、メーカー提携の正規施工店に取り付けを手配してもらえるから、純正品をきちんと施工してもらえる安心感があるよ。費用は指定メーカー品+施工で10〜30万円台が目安。気をつけたいのは、本体が指定品で市販の規格ドアより高めになりやすいことと、ショールームは選ぶ場所で、施工は別手配になること。住宅メーカーで建てた家のドアを同じシリーズで揃えたい、デザインの統一感を大事にしたい、という人にいちばん向いているよ。
4.0
比較
6

通販でドアを買って自分で吊り込む(規格が合えば工賃0円・採寸が命)

本体さえ用意すれば工賃0円——採寸と丁番合わせを守れば、開き戸ならDIYも現実的なの

費用 0円(本体3〜6万円のみ・送料別) 向く人 規格が合う開き戸・採寸と工具に慣れた人 注意 採寸は幅の最小値基準・丁番位置を必ず合わせる
費用だけ見ればいちばん安いのが、通販で規格ドアを買って自分で吊り込む方法だよ。工賃は0円、かかるのは本体代(3〜6万円)と送料だけ。いちばん大事なのは採寸——ドアの幅は上・中・下の3か所を測って、いちばん小さい数値を基準にするの(新しいドアが入らない事態を防ぐため)。あわせて高さ・厚み・丁番の位置と数も今のドアに合わせる必要があるよ。手順は①今のドアを丁番から外す→②新しいドアに丁番・ラッチ・ノブの穴位置を合わせて加工→③丁番を取り付けて吊り込み→④開け閉めと建付けを微調整の流れ。規格がぴったり合う開き戸ならDIYでも現実的だけど、枠がゆがんでいる・サイズが合わない・引き戸化したい・電気錠を付けたいといった工事は、専門技術や資格が必要だからプロに任せてね(電気錠の配線は電気工事士の資格が要るよ)。外した古いドアの処分も忘れずに——自治体の粗大ごみか、まとめて手放すなら不用品回収を使ってね。
3.8
比較
7

ドアノブ・ラッチ・丁番だけ自分で交換する(本体は替えない最小DIY)

不調の正体が部品なら、ドアごと替えなくてOK——数千円で直せる最小コストの選択肢なの

費用 部品代のみ数千〜2万円(工賃0円) 向く人 ノブが回らない・閉まらない等の部品不調の人 注意 規格(バックセット等)を合わせる・電気錠は資格
「ノブが回りにくい」「ラッチが引っかかって閉まらない」「丁番がきしむ」——こうした不調は、ドア本体を替えなくても部品交換だけで直ることが多いよ。費用は部品代のみの数千〜2万円、工賃0円。ドアノブ交換なら、付け根のネジを外して既存のノブ一式を取り外し、同じ規格(ドアの厚み・バックセット=ノブ中心から戸の端までの距離・フロント穴の形)に合う製品をホームセンターや通販で買って付け替えるだけ。丁番のゆるみはネジの増し締めで直ることも多いの。まずは「本当に本体ごと替える必要があるか」を見極めるのがいちばんの節約だよ。ドアノブまわりの詳しい選び方・交換手順はドアノブ交換、建付けの調整など修理全般はドア修理のページが詳しいの。気をつけたいのは、規格を合わせることと、電気錠・電子錠の配線がからむ交換は電気工事士の資格が必要なこと。配線が必要なタイプは無理せずプロに頼んでね。
3.6

※ 評価は編集部による5基準(総額の分かりやすさ・工事の柔軟さ・仕上がりと建付け・提案力・手軽さ)の総合判断だよ(2026年6月時点)。金額は複数の公開料金情報をもとにした目安で、ドアのサイズ・グレード・工事内容・地域・お店によって変わるの。正確な内容は必ず各お店の公式情報と現地見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

頼み先選び(=失敗しない5基準)

このランキングは、室内ドアの交換でつまずきやすい5点を基準にしてるよ。「本体だけでいいのか/枠ごとか/引き戸化か」で頼み先も費用も変わるから、まずやりたいことを決めて、それに合う頼み先を選ぶのがコツなの。

① 総額は明朗?

「本体+工事+処分」の合計がいくらか。規格品で明朗なのはホームセンター、提案込みで幅広いのはリフォーム会社だよ。

② 工事は柔軟?

本体のみ・カバー工法・引き戸化のどこまで対応できるか。大がかりな造作は工務店、特注寸法は建具店が得意なの。

③ 仕上がり・建付けは?

開け閉めがスムーズか、すき間なくきれいに収まるか。古い家のゆがんだ枠は、調整できる職人さんだと安心だよ。

④ 提案力はある?

「どの工法が合うか」を現地で見て提案してくれるか。バリアフリーや補助制度の相談に乗ってくれると心強いの。

⑤ 手間は少ない?

現地調査・採寸・処分まで任せられるか、工期はどれくらいか。生活への影響が少ない短工期だと助かるよ。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どこに頼めば?」を一発で。やりたいことと予算にいちばん合う頼み先はこれだよ。

枠ごときれいに替えたい

短工期で一新

推しリフォーム会社(カバー工法)

壁を壊さず半日〜1日で一新。提案から処分までワンストップで任せられるの。

標準サイズで安く

明朗な料金で相談も

推しホームセンター

規格ドアなら本体+工事がパッケージで明朗。実物を見て選べて採寸もしてくれるよ。

古い家・規格外サイズ

建付けをぴしっと

推し建具店・建具職人

ゆがんだ枠に合わせた調整・特注の吊り込みが得意。建付けの仕上がりが違うの。

引き戸・バリアフリーに

大がかりな造作OK

推し工務店・大工

壁の解体・開口拡張までまるごと。介護の住宅改修制度が使えることもあるよ。

デザイン・機能で選ぶ

実物で選んで正規施工

推しメーカーのショールーム

色柄・引き手・防音などを実物で確認。純正建具を正規施工で取り付けてもらえるの。

費用は1円でも抑えたい

とことん安く

推し通販+DIY/部品交換

規格が合う開き戸なら工賃0円。不調が部品なら数千円の部品交換だけで直ることも。

ちなみに、ドアの不調は替えずに直せることも多いの。閉まらない・きしむの修理はドア修理ノブだけの交換はドアノブ交換玄関の外ドアは玄関ドア交換浴室のドアは浴室ドア交換がそれぞれ詳しいよ。

05CHAPTER 05

失敗を防ぐ注意点——頼む前・替える前に読んでね

まず「本当に交換が必要か」を見極めて

結論:「閉まりにくい・きしむ・ガタつく」だけなら、本体を替えなくても直ることがほとんどだよ。原因の多くは、丁番のネジのゆるみや調整ズレ、ラッチの不具合、ドアノブのゆるみ、湿気でのわずかな反りなの。まずはネジの増し締めや丁番調整、部品交換で改善するか試してみて。これだけなら数千〜2万円ほどで済むことも多いんだ。本体が割れている・建付けが大きく狂っている・デザインごと一新したいといったときに、はじめて本体やカバー工法での交換を考えるのが、お金の面でも無駄がないよ。修理で直る範囲はドア修理、ノブまわりはドアノブ交換を見てね。

採寸ミスがいちばんの失敗——幅は3か所測る

自分で替えるときも、業者に頼むときも、採寸が命だよ。とくにDIYでありがちな失敗が「新しいドアが入らない・すき間が空く」こと。ドアの幅は上・中・下の3か所を測って、いちばん小さい数値を基準にするの(広いところに合わせると入らなくなるから)。あわせて高さ・厚み・丁番の位置と数・ノブの穴位置(バックセット)も今のドアに合わせて確認してね。カバー工法を選ぶときは、新しい枠を内側にかぶせるぶん、通れる幅・高さが数センチ小さくなる点も要チェック。大きな家具を通す部屋では、事前に通れる寸法を測っておくと安心だよ。

賃貸は「大家さんの許可」と「原状回復」を忘れずに

賃貸住宅では、勝手にドアを交換しないでね。退去時に元の状態へ戻す「原状回復」の義務があるから、もとのドアを処分してしまうと戻せなくなって、トラブルや費用負担につながるの。どうしても替えたいときは、まず管理会社・大家さんに相談して、許可が出れば外した元のドアを保管しておく(退去時に付け直せるように)のが基本だよ。ノブの故障など経年劣化の不具合は、貸主側の修繕になるケースもあるから、自己負担で替える前にまず管理会社へ連絡を。持ち家でも、分譲マンションの玄関ドアは共用部分なので交換は対象外(室内ドアはOK)だよ。

訪問営業の「リフォーム詐欺」と高額請求に注意

「お宅のドアが傷んでいますよ」と突然訪ねてきて、その場で高額な契約を急がせる訪問販売のトラブルがあるの。その場で即決せず、必ず複数社の相見積もりを取ってから決めてね。訪問販売や電話勧誘での契約は、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリングオフ(無条件解約)ができるよ(書面・電子メール等で通知)。「今日契約すれば割引」と急かすのは、冷静に比べさせない手口のことがあるから要注意。少しでも不安や、おかしいなと思う契約をしてしまったら、消費者ホットライン「188(いやや)」に相談できるの。適正な会社なら、現地をていねいに見て、工法の選択肢と総額を見積もりで示してくれるはずだから、そこを判断材料にしようね。

  • 本体のみ/枠ごと(カバー工法)/引き戸化、どこまで替える?
  • 総額はいくら?(本体+工事+古いドアの処分ぜんぶ込みで)
  • うちのドアのサイズ・厚み・丁番位置に合う?(採寸してもらった?)
  • カバー工法なら通れる幅・高さは何cmになる?家具は通る?
  • (賃貸なら)大家さん・管理会社の許可は取った?元のドアは保管する?
  • 工期はどれくらい?古いドアの処分は込み?
  • 訪問営業ではない?相見積もりを2〜3社で比べた?

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・交換までの3ステップ

むずかしいことはないよ。やりたいこと(範囲)を決めて採寸 → 頼み先を決めて相見積もり → 施工と処分・建付け確認の3ステップ。

  1. やりたいことを決めて、今のドアを測る:まず本体だけ替える/枠ごとカバー工法/引き戸化のどれにしたいかをざっくり決めよう。そのうえで今のドアの幅(上・中・下の3か所)・高さ・厚み・丁番の位置と数を測ってメモ。閉まりにくい・きしむだけなら、本体ごとではなく部品交換や調整で済むかも——その場合はドア修理ドアノブ交換を先に検討してね。やりたいことが決まると、頼み先の候補(規格品で安くならホームセンター、引き戸化なら工務店、など)も見えてくるよ。
  2. 頼み先を決めて、総額の相見積もりを取る:2章のランキングを参考に頼み先を2〜3社にしぼったら、サイズと「やりたい工法」を伝えて「本体+工事+古いドアの処分」の総額を出してもらおう。聞くのは①本体価格と工事費 ②古いドアの処分は込みか ③工期はどれくらいか ④保証はあるかの4つ。現地調査・採寸をしてくれる会社だと、あとで「入らない・すき間が空く」の失敗を防げるよ。賃貸の人は、見積もりの前に大家さん・管理会社の許可を取っておこう。自分で替える人は、採寸に合う規格ドアと必要な工具を先に手配してね。
  3. 施工・処分と建付け確認まででワンセット:工事が終わったら、その場で①開け閉めがスムーズか(引っかからないか) ②すき間なくきれいに収まっているか ③ノブ・ラッチがちゃんと掛かるか ④(カバー工法なら)通れる幅・高さに不便はないかを確認しよう。気になる建付けはその場で調整してもらってね。お店に頼んだ場合は古いドアを引き取ってもらえたかも確認。自分で替えた場合は、外した古いドアを自治体の粗大ごみか不用品回収で正しく処分してね。これで気持ちよく使い始められるよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

室内ドアの交換費用はいくらくらい?

結論:ドア本体だけを替えるなら5〜10万円、枠ごと新しくするカバー工法で10〜15万円前後が目安だよ。開き戸をそのまま新しい開き戸にするのがいちばん安く、本体+工賃で5〜10万円ほど。古い枠の上から新しい枠をかぶせるカバー工法は、まわりの壁紙や床を壊さず短い工期でできて10〜15万円前後。開き戸を引き戸に変える場合は、壁の外にレールを付けるアウトセット方式で10〜20万円、壁の中に戸を隠す引き込みタイプや開口部を広げる工事だと20〜40万円以上かかることもあるの。ドアノブや丁番など部品だけの交換なら数千〜2万円程度だよ。金額はドアのサイズ・グレード・工事内容で変わるから、現地調査つきの見積もりで確認してね。

ドアまわりを壊さずに替えられる「カバー工法」って何?

結論:いまついている古いドア枠を撤去せず、その上から新しい枠をかぶせて、中に新しいドアを取り付ける工法だよ。古い枠を壊さないから、まわりの壁紙・床・巾木をいじらずに済んで、工事は1か所あたり半日〜1日ほどで終わることが多いの。ゴミも費用も抑えられて見た目を一新できるのが大きな魅力。費用は本体込みで10〜15万円前後が目安だよ。注意点は、新しい枠を内側にかぶせるぶん、ドアの開口(通れる幅・高さ)が数センチ小さくなること。大きな家具を通す部屋や、もともと開口が狭めの場所では、事前に通れる寸法を確認しておくと安心だよ。

開き戸を引き戸に変えられる?費用はどれくらい?

結論:変えられるよ。やり方は大きく2つで、費用もけっこう変わるの。ひとつは壁の外側にレールを付けて戸を滑らせる「アウトセット引き戸」で、壁を壊さないから10〜20万円前後と比較的おさえられるよ。もうひとつは壁の中に戸を引き込む「引き込み戸」や開口部を広げる工事で、壁の解体・補強・壁紙の張り替えが必要になるぶん20〜40万円以上かかることもあるの。引き戸は開け閉めに体の前後の動きがいらないから、車いすや高齢のご家族、両手がふさがりがちな場所でとても使いやすいよ。間取りや壁の構造で向き不向きがあるから、まずは現地を見てもらって、どの方式が合うか相談するのがおすすめ。

室内ドアの交換は自分でできる(DIY)?

結論:規格が合う開き戸の本体交換や、ドアノブ・丁番など部品の交換なら、DIYでもじゅうぶん現実的だよ。いちばんのコツは採寸——ドアの幅は上・中・下の3か所を測って、いちばん小さい数値を基準にするの(新しいドアが入らない事態を防ぐため)。高さや丁番の位置・厚みも合わせる必要があるよ。通販で同じ規格のドアを買えば工賃0円で、本体代だけで済むのが魅力。ただし、枠がゆがんでいる・開口を変えたい・引き戸化したい・電気錠を付けたいといった工事は、専門の技術や資格が必要だからプロに任せてね。とくに電気錠の配線は電気工事士の資格が要る作業なの。自信がなければ無理せず、建具店やリフォーム会社に相談するのがいちばん安心だよ。

ドアが閉まらない・きしむ。交換しないと直らない?

結論:交換しなくても直ることが多いよ。「閉まりにくい・きしむ・ガタつく」の原因は、丁番(ちょうつがい)のネジのゆるみや調整ズレ、ラッチ(ドアの出っ張る金具)の不具合、ドアノブのゆるみ、湿気でのわずかな反り、などが多いの。まずはネジの増し締めや丁番の調整、部品交換で改善するか試すのがおすすめ。これだけなら数千〜2万円ほどで済むことも多いんだ。修理で直る範囲の不具合は「ドア修理」、ドアノブまわりだけの不調は「ドアノブ交換」のページが詳しいよ。それでも直らない・本体が割れている・建付けが大きく狂っているといった場合に、本体やカバー工法での交換を考えるのが、お金の面でも無駄がないよ。

賃貸でも室内ドアは交換できる?注意点は?

結論:原則は「大家さん・管理会社の許可が必要」で、勝手に交換するのは避けてね。賃貸住宅には退去時に元の状態へ戻す「原状回復」の義務があるから、もとのドアを処分してしまうと戻せなくなって、トラブルや費用負担につながるの。どうしても替えたいときは、まず管理会社に相談して、許可が出れば外した元のドアを保管しておく(退去時に付け直せるように)のが基本だよ。ドアノブだけの不具合や故障なら、自己負担ではなく貸主側の修繕になるケースもあるから、まずは管理会社に連絡を。持ち家(分譲マンション・戸建て)なら自由に交換できるけど、分譲マンションの場合も玄関ドアは共用部分なので対象外。室内ドアはOKだよ。