VOL. 232 2026 · JUNE ISSUE 家庭用プール清掃 おすすめ比較

家庭用プールの掃除と衛生管理ランキング

結論:家庭用プールをきれいに保つコツは、「使ったら水を抜いて乾かす」「ぬめり・黒ずみは中性洗剤と重曹」「カビは酸素系漂白剤」の3つを覚えておくことだよ。水の交換は、消毒なしなら毎回〜長くて2日、塩素剤を使う大型プールでも3〜7日が目安。シーズン終わりは完全に乾かしてから保管すれば、来年のカビはほぼ防げるんだ。埋め込み式や施設のプールは業者清掃(25mプールで2.5万円ほど〜目安)という手もあるよ。「費用の手軽さ、汚れ落ちの確実さ、手間の少なさ、子どもへの安心度、効果の続きやすさ」の5基準で、お手入れ方法をランキングにしたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01ぬめりの正体は雑菌のかたまり — 中性洗剤→重曹ペーストの順でやさしく落とせば、子どもにも安心だよ
  • 02水道水の塩素は1日で抜ける — 消毒なしの水は毎回〜2日で交換。にごり・ニオイを感じたら即入れ替えてね
  • 03カビ予防は「完全乾燥」が9割 — 濡れたまましまうのが最大の原因。陰干しでしっかり乾かしてから保管しよう

01CHAPTER 01

家庭用プールの掃除、何をすればいい?まず費用の目安から

結論:家庭用プールのお手入れは、「毎回のリセット(水抜き・洗い・乾燥)」「汚れが出たときの対処(重曹・漂白剤)」「大型プールの水質管理(塩素・ろ過)」の3層で考えるとシンプルだよ。庭やベランダで使うプールは、大きく分けて空気でふくらませるビニールプールと、骨組みを立てる大型のフレームプールの2タイプ。どちらも悩みの定番は、底や壁のぬるぬる(ぬめり)、黒ずみ・ピンク汚れ、しまっておいたら生えていたカビなんだ。ぬめりの正体は水中で増えた雑菌のかたまりで、水道水の塩素は1日ほどで抜けてしまうから、夏の屋外では思った以上のスピードで水が傷むよ。だから基本は「使ったら水を抜いて、洗って、乾かす」。これだけでお手入れの悩みの大半は防げるんだ。水遊びのシーズンが本格化する前に、費用の全体像から見てみよう。

費用の目安はこんな感じ(いずれも目安・変動あり。プールの大きさや製品によって変わるから、正確な金額は商品表示や見積もりで確認してね)。

中性洗剤+スポンジ

家にあるものでOKだから実質0円〜数百円。毎回のお手入れはこれが基本だよ。

重曹

数百円が目安。ペーストにしてぬめり・黒ずみ落とし、水に少し入れてぬめり予防にも使えるんだ。

酸素系漂白剤

数百円〜が目安。カビ・ピンク汚れのつけ置き洗いに。塩素系より生地にやさしいよ。

プール用塩素剤

大型プールの水質管理用で月1,000〜3,000円ほどが目安。水替えの回数を減らせるんだ。

ろ過・循環ポンプ

数千円〜1万円台が目安。大型フレームプールの水の透明度キープに効くよ。

業者のプール清掃

埋め込み式・施設向けで、25mプール2.5万円ほど〜が目安。高圧洗浄までおまかせできるよ。

水道代も忘れずに:大型フレームプールの水道代は1回の満水で700〜1,000円ほどが目安(2.6〜3mサイズの場合)。毎日全部入れ替えるとけっこうな額になるから、大型派は塩素剤+ろ過ポンプの組み合わせが現実的なんだ。プールを置くベランダや庭まわりの掃除はベランダ・バルコニー掃除の記事にまとめているよ。

02CHAPTER 02

家庭用プールのお手入れ方法ランキング7【2026年6月】

編集部が「費用の手軽さ、汚れ落ちの確実さ、手間の少なさ、子どもへの安心度、効果の続きやすさ」の5基準で、多くの家にとって失敗しにくい順に並べたよ。費用はすべて目安で、プールの大きさや製品によって変わるんだ。

目的で絞り込み
比較
1

毎回の水抜き+中性洗剤洗い+しっかり乾燥(0円〜数百円・ぬめり予防の基本)

5分のひと手間で、ぬめりもカビもほぼ防げるんだ

費用 0円〜数百円 所要 5〜15分ほど 効果 ぬめり・カビの予防
編集部おすすめまずはここから
家庭用プールのお手入れは、結局これがいちばん強いんだ。手順は、①遊び終わったらその日のうちに水を抜く、②食器用などの中性洗剤をスポンジにつけて、底と壁をやさしく洗う(手で触ってぬるぬる感がなくなればOK)、③水でよく流して、乾いたタオルで拭き上げる、④風通しのいい日陰で裏表とも乾かす——これだけ。水道水の塩素は1日ほどで抜けて雑菌が増え始めるから、「明日も使うし」と水を張りっぱなしにするのがぬめりの最大の原因なんだよ。どうしても翌日も同じ水を使いたいときは、カバーやシートをかけて虫・ゴミ・雨水を防ぎ、長くても2日で交換してね。重曹をひとつまみ水に入れておくと、ぬめりが出にくくなる小ワザもあるよ。毎回ちゃんと乾かす習慣さえつけば、このあと紹介する漂白剤の出番はほとんどなくなるんだ。
4.6
比較
2

重曹ペーストでぬめり・黒ずみ落とし(数百円目安・子どもがいる家でも使いやすい定番)

口に入れても大ごとにならない素材で、しつこい汚れに効くよ

費用 数百円目安 対象 ぬめり・黒ずみ・ピンク汚れ 放置 15〜30分ほど
子どもに安心
中性洗剤だけでは落ちない黒ずみ・うっすらしたピンク汚れ・しつこいぬめりには、重曹の出番だよ。作り方はかんたんで、重曹と水を2:1くらいの割合で混ぜてペースト状にするだけ。これを汚れた部分に塗って15〜30分ほど置いてから、やわらかいスポンジでこすって洗い流すと、こすっただけでは取れなかった汚れがするっと落ちるんだ。重曹は食品にも使われる素材だから、小さな子どもが口をつけたり水を飲んじゃったりしがちなプールでも使いやすいのが最大の強み。心配なら食用グレードの重曹を選ぶとさらに安心だよ。研磨力はおだやかだから、ビニールを傷つけにくいのもいいところ。仕上げに水でしっかりすすいで、白い粉残りがなくなるまで流してね。これでも落ちない黒カビは、次の酸素系漂白剤にバトンタッチしよう。
4.4
比較
3

酸素系漂白剤でカビ・ピンク汚れの徹底洗浄(数百円〜目安・頑固な汚れの仕上げ役)

しまい忘れのカビも、つけ置きでリセットできることが多いんだ

費用 数百円〜目安 対象 黒カビ・ピンク汚れ 方法 ぬるま湯でつけ置き
「春に出したらカビが生えていた…」というときの頼みの綱が、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)だよ。40〜50℃くらいのぬるま湯に溶かして、カビの部分をつけ置き(プールに直接お湯を張って洗ってもOK)してから、やわらかいスポンジでこすって流すと、重曹では歯が立たなかった黒カビやピンク汚れも落ちやすいんだ。塩素系漂白剤ほど強くないぶん、ビニールの変色・劣化を起こしにくいのが家庭用プール向きの理由。軽いカビなら、先に重曹ペーストでパック→消毒用エタノールで拭いて除菌の合わせ技も効くよ。それでも落ちない深いカビに塩素系を使う場合は、しっかり薄めて短時間にとどめて、最後に水で念入りにすすいでね。そして絶対に守ってほしいのが、塩素系と酸性タイプの洗剤を混ぜないこと——有毒ガスが発生して本当に危険なんだ。漂白剤を使ったあとは、洗剤分が残らないようすすぎを2回以上が安心だよ。
4.3
比較
4

塩素剤で大型プールの水質管理(月1,000〜3,000円ほど目安・水替えの回数を減らせる)

毎日満水にし直す水道代を考えると、大型派には現実的な選択だよ

費用 月1,000〜3,000円ほど目安 濃度 遊離残留塩素0.4〜1.0mg/L目安 交換 それでも3〜7日目安
水量が1トンを超えるような大型フレームプールになると、毎回の水替えは水道代も手間も大変。そこで使うのがプール用の塩素剤だよ。目安になるのは学校や施設のプールで使われる基準で、遊離残留塩素0.4〜1.0mg/L程度に保つのが望ましいとされているんだ。プールに入る前に、製品の説明書どおりの量を投入するのが基本。試験紙(テスター)を併用すると濃度が見えて安心だよ。これで雑菌の繁殖を抑えながら数日間同じ水を使えるようになって、消毒しながらでも3〜7日を目安に全量交換すれば衛生面も保ちやすいんだ。薬剤代は月1,000〜3,000円ほどが目安。注意点は3つ——①塩素剤は子どもの手の届かない場所に保管、②原液や錠剤を素手で触らない、③にごり・ニオイを感じたら日数に関係なく交換。その日に水を捨てる小さなビニールプールなら、塩素剤なしで毎回交換のほうがシンプルだよ。
4.1
比較
5

ろ過・循環ポンプの導入(数千円〜目安・大型フレームプールの透明度キープに)

塩素とセットで使うと、夏のあいだ水が見違えるほど保つんだ

費用 数千円〜1万円台目安 対象 大型フレームプール 交換品 フィルターは1シーズン
塩素剤が「殺菌」担当なら、ろ過・循環ポンプは「ゴミと濁りの回収」担当。水を吸い込んでフィルターに通し、髪の毛・砂・皮脂汚れなどをこし取ってくれるから、塩素とセットで使うと水の透明度がぐっと長持ちするんだ。大型フレームプールには純正やサイズ対応のカートリッジ式ポンプが用意されていることが多くて、本体は数千円〜1万円台が目安。構造がシンプルだから扱いもかんたんだよ。お手入れは、フィルターカートリッジをときどき水洗いして、ワンシーズン使ったら交換するのが目安。シーズン終わりにはポンプとホースの中の水をしっかり抜いて乾かしてからしまってね。注意してほしいのは電気製品だということ——濡れた手でプラグを触らない、人が入っている間はポンプを止める運用が安心。漏電遮断器つきのコンセントや屋外用の防雨型延長コードを使うと、さらに安全度が上がるよ。
4.0
比較
6

シーズン終わりの完全乾燥+陰干し保管(0円・来年のカビをいちばん防ぐ習慣)

来年の自分への、いちばん効くプレゼントだよ

費用 0円 効果 カビ・ニオイ・劣化防止 時期 シーズン終わり(9月ごろ)
春にプールを出したらカビだらけ——その原因のほぼすべてが、「濡れたまましまった」ことなんだ。だからシーズン終わりの片付けは、洗うより乾かすほうが主役。手順は、①水を抜いて中性洗剤で全体を洗う、②乾いたタオルで拭き上げる——とくに内側の折り目・継ぎ目・空気栓まわりは水が残りやすいから念入りに、③風通しのいい日陰で、裏返したり向きを変えたりしながら丸1日以上乾かす(直射日光に当てっぱなしはビニールの劣化を早めるから陰干しがいいよ)、④空気を抜いてふんわりゆるくたたみ、購入時の箱や袋・衣装ケースなどに入れて、直射日光と高温多湿を避けた場所で保管。ぴっちり強くたたむと折り目から割れやすくなるから注意してね。乾燥剤をひとつ入れておくとさらに安心。ろ過ポンプやホース、空気入れも一緒に乾かしてセットでしまっておくと、来年の準備が5分で終わるよ。
3.9
比較
7

業者への清掃依頼(埋め込み式・施設のプールは25mで2.5万円ほど〜目安)

庭の本格プールや施設のプールは、高圧洗浄ごとプロにおまかせ

費用 25mプール2.5万円ほど〜目安 対象 埋め込み式・施設プール 内容 水抜き・洗浄・高圧洗浄
庭に造り付けた埋め込み式プールや、保育園・学校・施設のプールは、自分でやるには大きすぎる。そんなときは清掃業者にまとめて頼むのが現実的だよ。内容は、水抜き→プールサイドの清掃→壁・底のこすり洗い→高圧洗浄機での仕上げ→頑固な汚れの除去までが一般的なセット。料金の目安は25mプールで2.5万円ほど〜、50mプールで3.5万円ほど〜とされていて、家庭の埋め込み式は大きさ・形状・汚れ具合で数万円程度から変わるんだ。維持費は薬剤代が月1,000〜3,000円ほど、水道代が月500〜2,000円ほどが目安。頼むときのコツは3つ——①「出張費・薬剤・高圧洗浄・排水処理込みの総額」を書面やメッセージで残す、②2〜3社の相見積もりで内容と金額を比べる、③シーズン直前(5〜6月)は混みやすいから早めに予約。なお、ビニールプールの丸洗いだけをプロに頼むのは割高になりがちだから、この記事の1〜3位のセルフケアで十分なことが多いよ。
3.8

※ 評価は編集部による5基準(費用の手軽さ、汚れ落ちの確実さ、手間の少なさ、子どもへの安心度、効果の続きやすさ)の総合判断だよ(2026年6月時点)。費用相場はすべて目安で、プールの大きさ・製品・地域によって変わるよ。正確な金額は商品表示や見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

家庭用プールのお手入れの選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、プールのお手入れで後悔しやすい5点を基準にしてるよ。「いま困っているのが、汚れの問題か、水の問題か」を切り分けられれば、やることは自然と決まるんだ。

① 費用の手軽さ

中性洗剤・重曹は数百円、塩素剤は月1,000円台〜、業者は数万円。安い順に試すのが基本だよ。

② 汚れ落ちの確実さ

ぬめりは中性洗剤、黒ずみは重曹、カビは酸素系漂白剤。汚れのレベルに合わせて段階的にね。

③ 手間の少なさ

毎回の水抜き乾燥は5〜15分。大型プールは塩素+ろ過で水替えの回数そのものを減らそう。

④ 子どもへの安心度

口に入りうる場所だから、重曹や中性洗剤が優先。漂白剤や塩素剤はすすぎと保管を徹底してね。

⑤ 効果の続きやすさ

その場しのぎより習慣がいちばん。「使ったら乾かす」が身につけば、カビ取り作業はほぼ不要だよ。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局うちはどうすれば?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う一手はこれだよ。

毎日サッと使いたい

手間もお金もかけたくない

推し毎回の水抜き+乾燥

5〜15分のリセット習慣。ぬめりもカビも出る前に防げるよ。

底がぬるぬるする

子どもに安全に落としたい

推し中性洗剤→重曹ペースト

2:1の重曹ペーストで15〜30分パック。やさしくこすってね。

カビ・ピンク汚れが出た

徹底的にきれいにしたい

推し酸素系漂白剤のつけ置き

ぬるま湯に溶かしてつけ置き。塩素系より変色しにくいんだ。

大型プールで水替えが大変

同じ水を数日使いたい

推し塩素剤+ろ過ポンプ

残留塩素0.4〜1.0mg/L目安。それでも3〜7日で全量交換してね。

夏の終わりに片付けたい

来年もきれいに使いたい

推し完全乾燥+陰干し保管

折り目まで拭いて丸1日陰干し。ふんわりたたんで箱へ。

埋め込み式・施設のプール

大がかりな清掃が必要

推し業者に清掃依頼

25mで2.5万円ほど〜目安。総額を書面に残して相見積もりを。

05CHAPTER 05

【重要】水の衛生・子どもの事故・洗剤の扱いで失敗しない注意点

「昨日の水、まだきれいに見える」がいちばん危ない

プールの水の傷みは、見た目では分からないのが怖いところなんだ。水道水に含まれる消毒用の塩素は1日ほどで抜けてしまって、気温の高い屋外では雑菌が一気に増える。子どもは遊びながら水を飲んじゃうことも多いから、傷んだ水はお腹をこわしたり、結膜炎やとびひなど夏の感染症の原因になりうるんだよ。基本は毎回交換、続けて使っても2日まで。大型プールで塩素管理をしている場合でも3〜7日で全量交換が目安。そしてにごり・ニオイ・ぬめりのどれかを感じたら、日数に関係なく即交換してね。おむつが取れていない赤ちゃんと一緒に入ったあとの水は、その日のうちに必ず捨てよう。残した水を翌日使うなら、カバーをかけて虫・ゴミ・雨水を防ぐのも忘れずに。

浅い水でも子どもは溺れる——「残り水」にも気をつけて

家庭用プールの事故でいちばん重大なのが子どもの溺水だよ。子どもは水深10cmほどの浅い水でも、静かに(声を出さずに)溺れることがあるんだ。遊んでいる間は、スマホを置いて大人が必ずそばで目を離さないこと。きょうだいで遊んでいても「上の子が見てるから」は通用しないよ。そして見落としがちなのが遊んでいない時間の「残り水」——水を張ったまま放置したプールに、子どもがひとりで近づいて転落する事故が起きているんだ。使い終わったら水を抜くのは、衛生のためだけじゃなく、安全のためでもあるんだよ。ベランダにプールを置く家は、子どもが踏み台にしてフェンスを乗り越える転落リスクにも注意。あわせて、炎天下の遊びは熱中症にも注意——水の中でも汗はかくから、こまめな水分補給と休憩、必要なら帽子やテントで日陰も作ってあげてね。

洗剤・塩素剤は「混ぜない・残さない・手の届かない場所」

お手入れに使う洗剤まわりにも、守ってほしい約束が3つあるんだ。①混ぜない——塩素系の漂白剤・カビ取り剤と、酸性タイプの洗剤やクエン酸・お酢が混ざると有毒な塩素ガスが発生して本当に危険。プールの掃除では「今日は塩素系、別の日に酸性」のように、そもそも同じ日に併用しないのが安全だよ。②残さない——漂白剤や洗剤の成分が残ったプールに子どもが入ると、肌荒れや誤飲のもと。使ったあとは2回以上を目安に念入りにすすいでね。③手の届かない場所に保管——プール用の塩素剤や漂白剤は、子どもには「ラムネみたいな白い錠剤」に見えることがあるんだ。誤飲事故を防ぐため、高い場所や鍵のかかる場所に置こう。業者にプール清掃を頼む場合は、「総額・作業範囲・排水処理」を書面で確認して2〜3社で相見積もり。訪問販売で契約した場合は8日以内ならクーリングオフできる可能性があるし、困ったら消費者ホットライン188に相談してね。

こんな点に気をつけてね

  • 1水は毎回〜2日で交換・異変があれば即交換/塩素管理中でも3〜7日が目安。見た目のきれいさは安全の保証にならないよ
  • 2遊泳中は目を離さない・使わないときは水を抜く/浅い水でも子どもは静かに溺れる。残り水の転落事故にも注意してね
  • 3塩素系×酸性は厳禁・薬剤は手の届かない場所へ/すすぎは2回以上。業者依頼は総額書面+相見積もり、困ったら188へ

06CHAPTER 06

初めてでも安心・プールお手入れの3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。毎回のリセット → 週1の念入りケア → シーズン終わりの片付けの3ステップだよ。

  1. 毎回のリセット(遊んだ日・5〜15分):遊び終わったらその日のうちに水を抜いて、中性洗剤とスポンジで底と壁をひと洗い。水で流したら、乾いたタオルで拭き上げて風通しのいい日陰に立てかけて乾かすだけ。翌日も使うから水を残す場合は、カバーやシートをかけて、長くても2日で交換してね。空気で膨らませるタイプは、空気栓まわりに水がたまりやすいから最後にチェック。これが習慣になれば、ぬめりもカビもほとんど出なくなるよ。
  2. 週1の念入りケアと水質管理:週に1回は、底の角・壁との継ぎ目・空気室のすき間など汚れがたまりやすい場所を重曹ペーストでケアしよう。黒ずみやピンク汚れを見つけたら、広がる前に15〜30分のパック→やさしくこすり洗い。大型フレームプールで塩素剤を使っている家は、テスターで遊離残留塩素0.4〜1.0mg/Lの範囲か確認して、ろ過ポンプのフィルターを水洗い。にごりやニオイが出たら、薬剤でねばらずに全量交換が正解だよ。
  3. シーズン終わりの片付け(9月ごろ):最後の水を抜いたら、中性洗剤で全体を洗って、タオルで拭き上げ→日陰で丸1日以上、裏表ともしっかり乾かす。完全に乾いたら空気を抜いてふんわりゆるくたたみ、乾燥剤と一緒に箱や袋へ入れて、直射日光と高温多湿を避けた場所で保管しよう。ろ過ポンプはフィルターを外して(ワンシーズン使ったら交換目安)、ホースの中の水も抜いて一緒にしまってね。穴があいていたら、補修パッチを貼っておくと来年すぐ使えるよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

ビニールプールの水は何日で交換すればいい?

結論:消毒をしないなら、基本は遊ぶたびに毎回入れ替えるのがいちばん安心だよ。水道水に含まれる塩素は1日ほどで抜けてしまって、気温の高い屋外では雑菌がどんどん増えるんだ。2日目になるとぬめりを感じることも多いから、続けて使うとしても長くて2日が目安。大型プールで毎回の水替えが大変な場合は、塩素剤で消毒しながら使う方法があって、その場合でも3〜7日を目安に全量を入れ替えるのが安心とされているよ。使わない間はカバーやシートをかけて、虫やゴミ、雨水が入らないようにしてね。いずれも目安だから、水のにごり・ニオイ・ぬめりを感じたら日数に関係なくすぐ替えよう。

プールのぬめり・黒ずみはどうやって落とす?

結論:まずは食器用などの中性洗剤とやわらかいスポンジでやさしくこすり、手で触ってぬるぬる感がなくなるまで洗うのが基本だよ。それでも残る黒ずみやうっすらした汚れには、重曹と水を2:1くらいで混ぜたペーストを塗って15〜30分ほど置いてから、スポンジでこすって洗い流す方法がよく効くんだ。重曹は食品にも使われるものだから、小さな子どもが口をつけるプールでも使いやすいのがうれしいところ。硬いブラシやメラミンスポンジで強くこするとビニールが傷ついて、そこに汚れが入り込みやすくなるから、やわらかい道具で「やさしく何回か」が合言葉だよ。

ビニールプールにカビが生えたときは?

結論:軽いカビなら重曹ペーストで15〜30分パックしてからこすり落とし、仕上げに消毒用エタノールで拭いて除菌する方法から試してみてね。それでも落ちない頑固な黒カビやピンク汚れには、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)をぬるま湯に溶かしてつけ置きするのが効果的だよ。塩素系漂白剤は強力だけど、ビニールの変色や劣化につながりやすいから、使うならしっかり薄めて短時間にして、最後に水でよくすすぐこと。そして大事なのは、洗剤の種類を混ぜないこと——とくに塩素系と酸性タイプを混ぜると有毒ガスが出て危険なんだ。カビは「濡れたまましまう」ことが最大の原因だから、使ったあとの完全乾燥がいちばんの予防になるよ。

家庭用プールに塩素は入れるべき?濃度の目安は?

結論:その日のうちに水を捨てる小さなビニールプールなら、塩素剤は必須じゃないよ。毎回水を替えるほうがシンプルで確実なんだ。いっぽう、水量が多くて毎回の水替えが大変な大型フレームプールでは、プール用の塩素剤で消毒しながら使う方法が現実的。濃度は、学校や施設のプールで使われる基準が参考になって、遊離残留塩素0.4〜1.0mg/L程度に保つのが目安とされているよ。プールに入る前に投入して、製品の説明書どおりの量を守ってね。薬剤代は月1,000〜3,000円ほどが目安。塩素剤は子どもの手の届かない場所に保管して、原液を直接触らないようにすること。それでも水のにごりやニオイを感じたら、迷わず全量交換しよう。

プールの片付け・保管で気をつけることは?

結論:いちばん大事なのは「完全に乾かしてからしまう」こと——これだけで来年のカビとニオイをほぼ防げるよ。手順は、①水を抜いて中性洗剤で全体を洗う、②乾いたタオルで拭き上げる(内側の折り目や継ぎ目は水が残りやすいから念入りに)、③風通しのいい日陰で裏表ともしっかり乾かす、④空気を抜いてゆるくたたみ、購入時の箱や袋に入れて直射日光の当たらない場所で保管する、の4ステップ。ぴっちり強くたたむと折り目から劣化しやすいから、ふんわりめがコツだよ。ろ過ポンプを使っている場合は、フィルターカートリッジはワンシーズンで交換が目安。ホースやポンプも乾かしてから一緒にしまってね。

プール清掃を業者に頼める?費用はいくらくらい?

結論:頼めるよ。ただし対象は主に、庭の埋め込み式プールや、学校・施設などの大きなプール。料金の目安は施設の25mプールの清掃で2.5万円ほど〜、50mプールで3.5万円ほど〜とされていて、家庭の埋め込み式プールは大きさや汚れ具合によって数万円程度から。水抜き・壁や底の洗浄・高圧洗浄・排水まわりの掃除までまとめてやってくれるんだ。維持費としては、薬剤代が月1,000〜3,000円ほど、水道代が月500〜2,000円ほどが目安とされているよ。頼むときは「出張費・薬剤・高圧洗浄込みの総額」を書面で残して、2〜3社の相見積もりで比べるのが失敗しないコツ。ビニールプールの丸洗いだけなら、自分でやるほうが早くて安いことが多いよ。