VOL. 217 2026 · JUNE ISSUE ベクター画像・SVG作成AI おすすめ比較

ベクター画像・SVG作成AIの比較

結論:テキストからベクターを作って書き出しまでこなすなら Recraft。ロゴや本格デザインの仕上げまでなら Adobe Illustrator(Firefly)、写真やPNGをベクター化(トレース)するなら Vectorizer.AI が頼れるよ。「生成のうまさ・ベクター化・無料枠・商用安全・価格」の5つの視点で、知りたい順にまとめたよ。

平均閲覧時間:約9分

  • 01迷ったら上位3つ — Recraft(生成+SVG書き出し)、Adobe Illustrator(商用安全・仕上げ)、Vectorizer.AI(ベクター化)
  • 02無料で試せる — SVG.io・Kittl・Iconscout・Linearity Curve は無料プランあり(Recraftは無料枠あり/SVGは有料から)
  • 03パスが重くなりがち — AIのベクターは線が多すぎることも。書き出したらソフトでパスを整えると扱いやすいよ

01CHAPTER 01

ベクター画像・SVG作成AIとは?できること

結論:ベクター画像・SVG作成AIは、「青い鳥のミニマルなアイコン」みたいな文章(プロンプト)から、拡大しても劣化しないベクター形式(SVG/EPS)のイラスト・アイコン・図形を自動で作ってくれるツールだよ。さらに、写真やPNG画像を読み込んで編集できるベクターに変換(ベクター化・トレース)してくれるタイプもあるんだ。

主にこんなことができるよ。アイコン・ピクトグラムやワンポイントのイラスト生成/ロゴやマークのたたき台づくり/手描きや写真のロゴをきれいなSVGにトレース/印刷・カッティングシート・刺繍データの下地。ベクターはどれだけ拡大してもギザギザにならないから、看板みたいな大きな用途や、あとから色・形を編集したいときに強いよ。

このページの結論を先に:テキスト生成+SVG書き出しなら Recraft、ロゴの仕上げ・商用安心なら Adobe Illustrator(Firefly)、写真やPNGのベクター化なら Vectorizer.AI。下のランキングで詳しく見ていくね。なお、ふつうのPNG/JPG画像づくりは画像生成AI、ロゴ専門はAIロゴメーカー、アプリ用アイコンはAIアイコン作成がぴったりだよ。

02CHAPTER 02

ベクター画像・SVG作成AI 比較ランキング8選【2026年6月】

編集部が「生成のうまさ・ベクター化のしやすさ・無料枠・商用安全・価格」の5基準で総合評価して、これから始める人〜ロゴ制作のプロまで、幅広い人に勧めやすい順に並べたよ。料金・規約は変わることがあるから、最終的な可否は各公式サイトで確認してね。

目的で絞り込み
比較
1

Recraft

テキストからベクターを作って、SVGで書き出せる本命AI

SVG書き出し 無料枠 あり スタイル統一 得意
編集部おすすめ生成も書き出しも
「フラットな観葉植物のアイコン、線は細め」みたいに文章で伝えるだけで、編集できるベクターを作ってくれる。同じテイストでアイコンを何個もそろえる「スタイル固定」が得意で、サイトやアプリの素材づくりにぴったり。SVG書き出しや商用利用は有料プランからだけど、生成からベクター化まで1本で完結するのが強みだよ。
4.8
比較
2

Adobe Illustrator(Firefly テキストからベクター)

ベクターの定番ソフト。AI生成から仕上げ・入稿まで完結

商用安全 日本語 仕上げ 最強
商用なら本命
ベクター制作の定番ソフトに、Fireflyの「テキストからベクター生成」が組み込まれていて、生成した図形をそのままアンカー単位で整えて入稿データに仕上げられる。Fireflyは権利処理されたデータ中心で商用補償もあるから、ロゴや販促物を著作権の不安なく作りたいプロに安心。月額のサブスクが必要だけど、本格運用ならこれ1本で完結するよ。
4.6
比較
3

Vectorizer.AI

画像をきれいにベクター化する専用ツール。トレース精度が高い

ベクター化 ★高精度 書き出し SVG/EPS プレビュー 無料
ベクター化No.1
PNGやJPGのロゴ・イラストを、なめらかな曲線のベクターに自動トレースしてくれる専用サービス。細かいディテールやグラデーションの再現がうまくて、手作業のトレースよりずっと速いよ。結果のプレビューは無料で確認できて、書き出してダウンロードするときに課金される仕組み。SVG・EPS・PDFなどで書き出せるんだ。
4.5
比較
4

Kittl

テンプレ豊富なデザインツール。AIベクター化機能つき

テンプレ 豊富 ベクター化 あり 無料枠 あり
グッズ作りに
おしゃれなテンプレートやレタリングが豊富なデザインツールで、AIでの画像生成とベクター化(トレース)の両方ができる。Tシャツ・ステッカー・ポスターみたいな印刷・グッズ向けのデザインをSVGで書き出したいときに便利だよ。無料プランから始められて、たっぷり使うならProやExpertへ。
4.4
比較
5

SVG.io

文章を入れるだけでSVGが出る、手軽なテキスト→SVG

手軽さ 無料枠 1日5枚 スタイル 選べる
初心者OK
「フラット」「線画」「シルエット」みたいにスタイルを選んで文章を入れるだけで、アイコンやイラストのSVGがすぐ出てくる手軽さが魅力。登録すれば無料で1日5枚試せるよ。ちょっとしたワンポイントや、SVGに初めて触れる人の入り口にちょうどいいね。なお有料プランは新プラットフォームへの移行中だから、最新の料金は公式で確認してね。
4.3
比較
6

Iconscout

巨大な素材ライブラリにAI生成・AIベクター化を搭載

素材数 豊富 AIベクター化 あり 連携 Figma等
何百万点ものアイコン・イラスト素材に、AIでの生成とAIベクター化が組み込まれたサービス。文章から作ったり、既存素材を編集したりしてSVGで書き出せるよ。Figmaやプレゼンソフトとの連携も便利。素材探しと自作の両方を1か所で済ませたい人向けだよ。SVG書き出しや商用利用はProプランからなので注意してね。
4.2
比較
7

Vector Magic

老舗のベクター化ツール。買い切りのデスクトップ版もある

ベクター化 定番 買い切り あり 操作 かんたん
長く使われてきたベクター化の定番ツール。アップした画像を、必要な手順を案内しながらきれいなベクターへ変換してくれる。月額のオンライン版に加えて、ずっと使えるデスクトップ買い切り版があるのが特徴だよ。たくさんロゴをトレースする現場や、サブスクを避けたい人に向いてるね。
4.1
比較
8

Linearity Curve(旧Vectornator)

無料から使えるベクターデザインアプリ。自動トレース搭載

無料枠 あり 自動トレース あり iPad 得意
無料で描ける
旧Vectornatorのベクターデザインアプリ。無料プランでも本格的にベクターを描けて、画像の自動トレース(ベクター化)にも対応しているよ。iPadやMacでの直感的な操作が気持ちよくて、Illustratorほど身構えずにベクターを始めたい人にぴったり。フル機能はProだけど、まず無料で試せるのがうれしいね。
4.0

※ 評価は編集部による5基準(生成のうまさ・ベクター化のしやすさ・無料枠・商用安全・価格)の総合判断だよ(2026年6月時点)。料金・無料枠・商用利用の条件は変わることがあるから、最終的な可否は各公式サイトの利用規約で確認してね。ドル表記は公表通貨のままだよ。

03CHAPTER 03

ランキングの評価基準(=失敗しない選び方)

ベクター画像・SVG作成AIを選ぶときに迷いやすい5点を基準にしてるよ。あなたの目的でどれを重視するかを決めると、自分に合う1本が見つかるはず。

① 生成のうまさ(テキスト→ベクター)

文章から狙い通りのベクターを出せるか、同じテイストでそろえられるか。Recraft・Adobe Illustrator(Firefly)・SVG.ioが得意。

② ベクター化(トレース)のしやすさ

写真やPNGをきれいなSVGに変換できるか。Vectorizer.AI・Vector Magicが専門。Kittl・Iconscout・Linearityにも機能があるよ。

③ 無料で使えるか

無料枠の有無と量。SVG.io・Kittl・Iconscout・Linearityに無料プラン、Recraftにも無料枠(SVGは有料)があるよ。

④ 商用利用・著作権の安心

ロゴや販売グッズに使うなら最重要。学習データがクリーンで補償もあるAdobe Illustrator(Firefly)が安心。

⑤ 価格・コスパ

月額制(多くのツール)と買い切り(Vector Magicデスクトップ版)で向き不向きが変わるよ。使う頻度で選ぼう。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どれ?」を一発で。あなたの目的にいちばん合う1本はこれだよ。

文章からベクター生成

アイコン・イラストをSVGで作りたい

推しRecraft

生成からSVG書き出しまで1本で。スタイル統一も得意だよ。

ロゴ・本格デザイン

商用で安全に仕上げ・入稿まで

推しAdobe Illustrator

Firefly生成+プロの仕上げ+商用補償で安心。

画像をベクター化

写真・PNGロゴをSVGに変換

推しVectorizer.AI

トレース精度が高く、SVG/EPSで書き出せるよ。

無料で手早く

まずは気軽にSVGを試したい

推しSVG.io

スタイルを選んで文章を入れるだけ。1日5枚無料だよ。

グッズ・印刷向け

Tシャツ・ステッカーのデザイン

推しKittl

テンプレ豊富で、生成もベクター化も1つでできるよ。

買い切りで使いたい

サブスクなしでベクター化

推しVector Magic

デスクトップ買い切り版で、ずっと使えるよ。

05CHAPTER 05

料金・無料枠の比較と、商用利用の注意点

料金・無料枠のひと目比較

単位がドル月額・円月額・買い切り・要問い合わせと混在するから、ひとつのものさしには並べず表でまとめたよ。最終的な金額・条件は各公式で確認してね(2026年6月時点の目安)。

ツール無料枠代表的な料金商用利用
Recraftあり(1日50クレジット・SVGは有料)Basic 月10ドル / Advanced 月27ドル / Pro 月48ドル(年払い20%off)可(有料)
Adobe Illustratorなし(体験版のみ)単体プラン 月3,280円〜 / 月々プラン 月4,980円◎ 補償あり
Vectorizer.AIプレビューのみ無料Web版 月9.99ドル / API 50クレジット 月9.99ドル〜可(規約確認)
Kittlあり(機能制限)Pro 月15ドル(年払い月10ドル)/ Expert 月30ドル(年払い月24ドル)可(規約確認)
SVG.ioあり(1日5枚)有料は要問い合わせ(移行中・公式で確認)プランにより可
Iconscoutあり(個人利用)Pro 月8ドル / Team 月49.99ドル / Team+ 月84.99ドルProから可
Vector Magicプレビューのみ無料オンライン版 月5.49ドル / デスクトップ版 295ドル(買い切り)可(規約確認)
Linearity Curveあり(無料プラン)Pro 月10ドル(学生・教員は年額58%off)可(規約確認)

商用利用は「プランと規約」で決まる

商用利用っていうのは、ロゴとしての使用、ネットショップでの販売グッズ、広告バナー、看板みたいなビジネス・収益目的での使用全般のことだよ。無料プランだと商用利用がNGや「個人利用のみ」のケースもあるから、知らずに使うと規約違反になっちゃうこともあるんだ。

商用で安心したいなら:権利処理されたデータ中心で学習していて、商用利用の補償も用意されている Adobe Illustrator(Firefly) が頭ひとつ抜けてるよ。それ以外のツールでも、使うプランの規約は必ず確認してね。

ベクターならではの、気をつけること

ベクターは便利だけど、扱いにコツがあるよ。次の3つを押さえると、安全度と使いやすさがぐっと上がるよ。

  • 1既存ブランドのロゴや意匠をそのままマネしない(人気ブランドの「そっくり」は権利リスクが高い)
  • 2生成した図形が他社の作品に酷似していないか確認してから、ロゴや販売物に使う
  • 3AIのベクターはアンカーや線が多くて重いことがある。書き出したらソフトでパスを整える(簡略化する)と扱いやすいよ

06CHAPTER 06

初心者向け・使い方3ステップ

むずかしい設定はいらないよ。伝える/読み込む → 何案も出す → SVGで書き出して整えるの3ステップで、最初の1枚が作れるよ。

  1. 条件を伝える、または画像を読み込む:生成タイプなら「フラットな猫のアイコン、線は細め」のように文章で。ベクター化タイプなら、手持ちの写真やPNGロゴをアップロードしよう。
  2. 何案も出して見比べる:同じ条件でも雰囲気が変わるよ。「もっとシンプルに」「色は2色で」みたいに条件を足して、好みのテイストやトレースの精度を絞り込もう。
  3. SVGで書き出して整える:気に入った案はSVG/EPSで書き出して、IllustratorやLinearityなどでパスを簡略化・微調整。商用で使うなら規約も確認してね。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

ベクター画像・SVG作成AIって何ができるの?

結論:「青い鳥のミニマルなアイコン」みたいに文章で伝えると、拡大しても劣化しないベクター形式(SVG/EPS)のイラストやアイコンをAIが作ってくれるよ。写真やPNG画像を読み込んで、編集できるベクターに変換(ベクター化・トレース)してくれるツールもあるんだ。

無料で使えるベクター・SVG作成AIはある?

結論:SVG.io(1日5枚)・Kittl・Iconscout(個人利用)・Linearity Curveには無料プランがあるよ。Recraftにも無料枠があるけど、SVGの書き出しは有料プランからなんだ。無料は枚数や書き出し形式に制限があることが多いから、たくさん作るなら有料が快適だよ。

作ったベクター画像は商用利用できる?

結論:ツールと料金プランによって変わるよ。著作権の安心度ならAdobe Illustrator(Firefly)が高め。無料プランは商用NGや「個人利用のみ」のこともあるから、ロゴや販売グッズに使う前に各サービスの規約を必ず確認してね。

写真やPNGをベクター化(トレース)したいときはどれ?

結論:きれいにベクター化したいならVectorizer.AIかVector Magicが得意だよ。ロゴやイラストの線をなめらかにトレースして、SVG/EPSで書き出せるんだ。Iconscoutにもベクター化機能があって、素材ライブラリとあわせて使えるよ。

ベクター(SVG)とふつうの画像(PNG/JPG)は何が違うの?

結論:PNG/JPGは点(ピクセル)の集まりだから、大きく拡大するとギザギザになるよ。ベクター(SVG/EPS)は線や面を数式で記録するから、どれだけ拡大しても劣化しないんだ。ロゴ・看板・カッティングシート・刺繍みたいに大きく使ったり加工したりする用途に向いてるよ。

ベクター画像・SVG作成AIを使うときの注意点は?

結論:既存ブランドのロゴや意匠をそのままマネしないこと、生成した図形が他社の作品に似すぎていないか確認することが大切だよ。AIのベクターはアンカーや線が多すぎて重いことがあるから、書き出したらソフトでパスを整える(簡略化する)と扱いやすいよ。