VOL. 221 2026 · JUNE ISSUE ゲームBGM・ループ楽曲作成AIの比較

ゲームBGM・ループ楽曲作成AIの比較

結論:ループも長さ調整も自在なら SOUNDRAW、DAWやゲームエンジンで作り込むなら AIVA(MIDI書き出し)、8bitやボス曲をサッと作るなら Suno がおすすめだよ。「無料枠・商用利用・ループ対応・8bit/レトロ・ゲーム実装のしやすさ」で、知りたい順にまとめたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01迷ったら上位3つ — SOUNDRAW(ループ・商用安心)、AIVA(MIDI書き出し・ゲーム向け)、Suno(8bit・ボス曲もプロンプトで)
  • 02無料で試せる — Suno・Mubert・Stable Audio・Udio・Loudly・AIVA は無料枠あり(ただし商用は有料プランからが多い)
  • 03商用は規約をチェック — Steam・itch.ioで売るなら、無料プランの商用不可や透かしに注意。UdioはProから商用OK

01CHAPTER 01

ゲームBGM・ループ楽曲作成AIとは?できること

結論:ゲームBGM作成AIは、ジャンルや雰囲気を選ぶ・文章で指示するだけで、ゲームに使えるBGMやループ曲を作ってくれるツールだよ。タイトル画面・フィールド・戦闘・ボス戦・ショップみたいに、場面ごとの曲をサッと用意できるのが魅力なんだ。作曲の知識がなくても、イメージに近い曲が数十秒で出てくるよ。

こんな場面で活躍するよ。ステージごとのループBGMを用意したいとき/8bitやチップチューンのレトロな曲がほしいとき/ボス戦の盛り上がる曲がほしいとき/個人ゲームを安心して配信・販売したいとき/ゲーム内で状況に合わせて流れ続ける動的なBGMを組みたいとき。ループ生成が得意なタイプ、プロンプトで自由に作れるタイプ、ゲームに組み込むAPIがあるタイプと、それぞれ得意分野がちがうから、用途で選ぶのがコツだよ。

このページの結論を先に:ループ・長さ調整なら SOUNDRAW、DAW/ゲームエンジンで作り込むなら AIVA(MIDI書き出し)、8bitやボス曲をプロンプトで作るなら Suno / Udio、ゲーム内の動的BGMやAPI実装なら Mubert / Loudly、効果音もまとめてなら Stable Audio / Beatoven.ai。動画やSNS向けのBGM全般を探すならAI BGM・効果音生成の記事も見てね。下のランキングで詳しく見ていくね。

02CHAPTER 02

ゲームBGM・ループ楽曲作成AI 比較ランキング8選【2026年6月】

編集部が「無料枠・商用利用・ループ対応・8bit/レトロ・ゲーム実装のしやすさ」で総合評価して、個人ゲーム制作で使いやすい順に並べたよ。料金・規約は変わることがあるから、最終的な可否は各公式サイトで確認してね。

目的で絞り込み
比較
1

SOUNDRAW

ループも長さ調整も自在な定番

ループ 商用 レトロ
編集部おすすめ商用安心の本命
ジャンル・雰囲気・長さを選ぶと曲を作ってくれて、サビや盛り上がりの位置まで後から調整できる定番ツール。ループ向けの素材づくりがしやすく、有料プランならロイヤリティフリーで商用利用できるから、個人ゲームに安心して使えるよ。日本語UIで迷いにくいのもうれしいところ。たくさんの場面曲をそろえたい人にいちばん勧めやすいよ。
4.8
比較
2

AIVA

映画・ゲーム向けでMIDI書き出しできる

MIDI書出 ゲーム向け 無料枠 あり
作り込み派の本命
映画・ゲーム向けの壮大なBGMが得意なAI作曲ツール。いちばんの強みはMIDIやステムで書き出せること。AIで作った土台をDAWに持ち込んで、楽器を差し替えたり展開を作り替えたりできるから、ゲームに合わせて作り込みたい人に向いてるよ。無料プランは個人の非商用利用+クレジット表記、商用はStandard以上だよ。
4.7
比較
3

Suno

プロンプトで8bitもボス曲も

8bit 自由度 ステム
文章で指示するだけで曲を作れる人気ツール。「8bit chiptune」「retro game boss battle」みたいに書けば、ファミコン風のレトロ曲も迫力のあるボス曲も作れるのが楽しいところ。無料でたっぷり試せるけど、無料プランは商用不可なのが注意点。商用利用とステム書き出しはProプランからだよ。アイデアを形にするスピードはピカイチ。
4.6
比較
4

Mubert

切れ目なしループとゲーム用API

ループ API 動的BGM
アンビエントや電子音系のループ生成が得意で、切れ目なく流れ続けるBGMづくりに向いてる。いちばんの特長は開発者向けのAPIがあること。ゲーム内で状況に合わせて曲を変えたり、ずっと流し続けたりする動的BGMを組みたいときに強いよ。無料から試せて、商用ダウンロードはCreatorプランから。アプリ・ゲーム開発に組み込みたい人向け。
4.5
比較
5

Stable Audio

ループ音楽も効果音も作れる

効果音 ループ 商用
Stability AIのAI音楽ツールで、インストの楽曲づくりと効果音(SFX)の両方が得意。ループ生成にも対応していて、テクノ系のループや環境音、コイン音・爆発みたいなゲームの効果音もまとめて作れるのが便利。無料枠で試せて、Pro以上なら商用利用OK。BGMと効果音を1つのツールでそろえたい人に向いてるよ。
4.3
比較
6

Udio

高音質でゲーム曲を作る

音質 多ジャンル 商用 Proのみ
音のクオリティに定評があるAI作曲ツール。プロンプトしだいでチップチューンからオーケストラ、エレクトロまで幅広く作れて、ゲームの雰囲気づくりにぴったり。注意したいのは商用利用で、無料とStandardは商用不可、商用OKはProプランから。販売・配信するゲームに使うならProが必須だよ。とにかく音質にこだわりたい人向け。
4.2
比較
7

Loudly

インディーゲーム向けロイヤリティフリー

商用 API 無料枠 あり
ジャンルを選んで数秒で曲を作れるロイヤリティフリーのツール。Proプランはインディーゲーム・eスポーツ・アプリの商用利用までカバーしていて、ゲーム制作との相性がいいよ。アプリやゲームに組み込むためのAPIも用意されてる。無料から試せて、有料は月8ドルからと手頃。手早く商用OKな曲をそろえたい人に向いてるよ。
4.1
比較
8

Beatoven.ai

場面のムードで選んで作る

ムード別 効果音 課金 分単位
「アクション」「アドベンチャー」みたいなムードを選んで曲を作るタイプのロイヤリティフリーツール。場面の雰囲気から手軽にBGMを作れて、効果音の生成にも対応してるよ。料金はダウンロードした分数で決まる仕組みで、Creatorは月10ドルで30分ぶん。たくさんは作らないけど、場面に合った曲をサッとほしい人に向いてるよ。
4.0

※ 評価は編集部による5基準(無料枠・商用利用・ループ対応・8bit/レトロ・ゲーム実装のしやすさ)の総合判断だよ(2026年6月時点)。料金・無料枠・商用利用の条件は変わることがあるから、最終的な可否は各公式サイトの利用規約で確認してね。為替で円換算は変わるから、金額は公表通貨(ドル・ユーロ)を目安にしてね。

03CHAPTER 03

ランキングの評価基準(=失敗しない選び方)

このランキングは、ゲームBGM作成AIを選ぶときに迷いやすい5点を基準にしてるよ。あなたのゲームと使い方でどれを重視するかを決めると、自分に合う1本が見つかるはず。

① 無料で使えるか

無料枠やお試しの有無。Suno・Mubert・Stable Audio・Udio・Loudly・AIVAは無料から試せるよ。ただし商用は有料からが多いから注意してね。

② 商用利用OKか

ゲームを配信・販売するなら必須。SunoやUdioは無料だと商用不可、UdioはProからだよ。SOUNDRAW・AIVA・Loudlyは有料でロイヤリティフリー。

③ ループに向くか

ステージ曲やメニュー画面は切れ目なくループさせたいよね。SOUNDRAW・Mubert・Stable Audioがループづくりに向いてるよ。

④ 8bit・レトロが作れるか

ファミコン風のレトロな曲がほしいなら、プロンプト自由度の高いSunoやUdioが得意。SOUNDRAWにもレトロ系ジャンルがあるよ。

⑤ ゲームに組み込みやすいか

作り込むならMIDI書き出しのAIVA、動的BGMやAPIならMubert・Loudly。書き出した音はUnity/Unreal、FMOD/Wwiseで使えるよ。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どれ?」を一発で。あなたの目的にいちばん合う1本はこれだよ。

ループBGMをたくさん作りたい

ステージ曲を商用安心でそろえたい

推しSOUNDRAW

ループ素材や長さ調整がしやすく、有料でロイヤリティフリー商用にできるよ。

DAW・エンジンで作り込みたい

楽器や展開を作り替えたい

推しAIVA

MIDI/ステムで書き出せるから、土台をDAWで自由に編集できるよ。

8bit・レトロを作りたい

ファミコン風・ボス曲がほしい

推しSuno / Udio

「8bit chiptune」などプロンプトで書けば、レトロ曲もボス曲も作れるよ。

ゲーム内で動的に流したい

状況で曲を切り替えたい・APIで実装

推しMubert / Loudly

シームレスなループと開発者APIで、動的BGMを組み込みやすいよ。

無料で試したい

お金をかけずにまず作ってみたい

推しSuno / Stable Audio

無料枠でしっかり試せるよ。ただ公開・販売には有料プランが必要なことが多いよ。

BGMも効果音もまとめたい

1つのツールで完結させたい

推しStable Audio / Beatoven.ai

どちらも効果音(SFX)の生成に対応。BGMとSEをまとめて作れるよ。

料金・無料枠の比較表(2026年6月時点の目安)

「無料で使える?」「商用OK?」をひと目で。金額は公表通貨(ドル・ユーロ)の目安で、為替や改定で変わるから最終的な料金は各公式で確認してね。

ツール 料金(目安) 無料枠 商用利用 日本語
SOUNDRAWCreator 月16.99ドル(年払い 月約11ドル)作成・試聴は無料(DLは有料)可(有料)
AIVAStandard 月11ユーロ / Pro 月33ユーロ(年払い)無料(非商用)可(有料)
SunoPro 月10ドル(年8) / Premier 月30ドル(年24)1日50クレジット(商用不可)可(Proから)
MubertCreator 月約14ドル / Pro 月39ドルあり可(Creatorから)
Stable AudioPro 月11.99ドル / Studio 月29.99ドルあり可(Pro以上)
UdioStandard 月10ドル(商用不可) / Pro 月30ドルあり(商用不可)可(Proのみ)
Loudly有料 月8ドル〜 / 上位Proあり可(有料)
Beatoven.aiCreator 月10ドル(30分) / Visionary 月20ドル(60分)お試しあり可(有料)

※ 月額は年払いと月払いで変わることがあるよ(多くは年払いがお得)。SunoとUdioは無料プランが商用不可、UdioはProプランからしか商用利用できない点に注意してね。料金・条件は2026年6月時点の目安で、必ず各公式で確認してね。

05CHAPTER 05

商用利用・無料枠・著作権の注意点

「無料で作れた=販売に使える」とは限らない

いちばん多い勘違いがこれだよ。無料プランは「お試し用」で、商用利用は不可というツールが多いんだ。とくにSunoとUdioは無料だと商用NGUdioはProプランからしか商用利用できないよ。Steamやitch.ioで売るゲーム、収益化する配信に使うなら、商用利用ができるプランに入っているかを必ず確認してね。無料だと書き出しに透かしが入ることもあるよ。

「ロイヤリティフリー」と「著作権フリー」は別もの

ロイヤリティフリーは「使うたびに追加料金(ロイヤリティ)を払わなくていい」という意味で、著作権がなくなる・自由に何でもしていい、という意味ではないんだ。再配布や素材としての転売はNGなことが多いよ。AIで作った曲も、各ツールの利用規約(使える範囲・クレジット表記の要否)に沿って使うのがルール。プラン変更で過去に作った曲の扱いが変わることもあるから、ライセンスの条件は保存しておくと安心だよ。

ゲームに使う前のチェックリスト:① 入っているプランで商用利用がOKか ② クレジット表記が必要か(必要なら「Music: ◯◯」などをゲーム内に入れる) ③ 透かしが入っていないか ④ 既存の有名曲に似すぎていないか(AIが学習元に似た曲を出すことがあるよ)。この4つを確認しておけば、あとで困りにくいよ。

AIで作る前に決めておくと迷わない3つ

同じツールでも、先に決めておくとイメージ通りの曲に近づきやすいよ。次の3つを意識してみてね。

  • 1場面と感情を言葉にする(「静かな村」「焦るボス戦」のように、シーンと気持ちを書くと合う曲が出やすいよ)
  • 2ループの長さを決める(30秒・1分など。短いループを複数作っておくと、ゲーム側でつなぎやすいよ)
  • 3音の雰囲気をそろえる(8bitならゲーム全体を8bitに。バラバラだと世界観がブレるから、楽器や音色のトーンを決めておこう)

06CHAPTER 06

初心者向け・使い方3ステップ

むずかしい知識はいらないよ。場面を決める → AIで曲を作る → ループにしてゲームに入れるの3ステップで、最初のゲームBGMができるよ。

  1. 作る場面を決める:タイトル・フィールド・戦闘・ボス・ショップなど、どの場面の曲かを決めよう。「静かな森」「盛り上がるボス戦」のように、雰囲気を言葉にしておくとAIに伝えやすいよ。
  2. AIで曲を作る:SOUNDRAWならジャンルと長さを選ぶ、Suno/Udioならプロンプトを書く。8bitにしたいなら「8bit chiptune」などと指定しよう。気に入るまで何回か作り直してOK。商用利用するなら有料プランで書き出してね。
  3. ループにしてゲームに入れる:書き出した音声(WAV/MP3)を、必要ならDAWで頭とおしりをつないでループに。あとはUnity・Unreal Engineや、FMOD・Wwiseに読み込めば完成。動的に切り替えたいならMubert/LoudlyのAPIも便利だよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

AIでゲームのBGMって作れるの?無料でもいける?

結論:作れるよ。SOUNDRAWやSuno、Mubert、Stable AudioなどのAI作曲ツールは、ジャンルや雰囲気を選ぶだけでゲーム向けのBGMを生成してくれるんだ。無料でも、Suno・Mubert・Stable Audio・Udio・Loudly・AIVAあたりは無料枠から試せるよ。ただ無料プランは商用利用が不可だったり、ダウンロードに透かしが入ったりすることがあるから、ゲームに正式採用するなら有料プランや利用規約をちゃんと確認してね。

ループする曲(つなぎ目のないBGM)は作れる?

結論:作れるよ。ステージ曲やメニュー画面みたいに切れ目なくループさせたいなら、ループ生成が得意なSOUNDRAW・Mubert・Stable Audioが向いてるよ。とくにMubertはシームレスなループや、ゲーム内で状況に合わせて流れ続ける動的BGM向けのAPIまであるんだ。AIが完全なループにしてくれない場合は、DAW(無料のものでもOK)で頭とおしりをつなぐと自然にループするよ。

8bit・チップチューンみたいなレトロな曲は作れる?

結論:作れるよ。SunoやUdioは、プロンプトに「8bit chiptune」「NES」「retro game boss battle」のように書くと、ファミコン風のレトロなサウンドを作ってくれるんだ。SOUNDRAWにもレトロ系のジャンルがあるよ。本格的なチップチューンにこだわるなら、AIで土台を作ってから専用の音源で仕上げる人もいるけど、まずはAIでイメージに近い曲を作るのが手軽だよ。

作った曲を自分のゲームで商用利用していい?(Steamやitch.ioで売る)

結論:商用利用OKなツールを、正しいプランで使えば大丈夫だよ。SOUNDRAW・AIVA・Mubert・Stable Audio・Loudly・Beatoven.aiは、有料プランならロイヤリティフリーで商用利用できるものが多いんだ。注意したいのはSunoとUdioで、無料プランは商用不可、UdioはProプランからしか商用利用できないよ。Steamやitch.ioで販売するなら、必ず各ツールの利用規約とプランを確認して、ライセンスの範囲内で使ってね。

ゲームエンジンやFMOD・Wwiseで使うには?MIDIで書き出せる?

結論:書き出した音声ファイル(WAV/MP3)を、UnityやUnreal Engine、FMOD・Wwiseに読み込んで使えるよ。さらに細かく編集したいなら、AIVAがMIDIやステム(パート別の音)の書き出しに対応していて、DAWで楽器や展開を作り替えられるから便利。Sunoも有料プランでステム書き出しができるよ。動的に曲を切り替えたいなら、ループ素材を複数パターン作っておいてミドルウェア側でつなぐのが定番だよ。

効果音(SE)もAIで作れる?BGMツールと分けたほうがいい?

結論:効果音もAIで作れるよ。Stable AudioやBeatoven.aiは効果音(SFX)の生成に対応していて、コイン音・爆発・足音みたいなゲームの効果音も作れるんだ。BGMと効果音を1つのツールでまとめたいならこの2つが便利。ただ、こだわるならBGMはループ生成が得意なツール、効果音は効果音特化のツールと分けるとクオリティを上げやすいよ。まずは手持ちのツールで試して、足りなければ足していくのがおすすめ。