VOL. 322 2026 · JUNE ISSUE ブロック塀の解体・撤去 おすすめの頼み方

ブロック塀の解体・撤去の費用相場と頼み方ランキング

結論:ブロック塀の解体・撤去は、手作業(手壊し)で1㎡あたり5,000〜10,000円程度、重機が使えれば2,000〜4,500円/㎡程度が目安だよ。長さ10mくらいの塀なら総額12〜35万円程度に収まるケースが多いの。しかも、地震で倒れるおそれのある危険な塀なら自治体の補助金(撤去費の1/2〜2/3・上限5万〜25万円程度)が使えることも。「費用の明朗さ・施工の確かさ・補助金への対応・近隣への配慮・撤去後の提案力」の5基準で、7つの頼み方を比べてみたよ。台風や地震が来る前に、気になる塀は早めにチェックしてね。

平均閲覧時間:約9分

  • 011㎡あたり5,000〜10,000円程度(手壊し) — 重機が入れる現場なら2,000〜4,500円/㎡程度まで下がるよ
  • 02補助金は「着工前の申請」が鉄則 — 多くの自治体に危険な塀の撤去補助があるの。工事を始めてからでは対象外だよ
  • 03境界の上の塀は勝手に壊さない — お隣との共有物の可能性。承諾なしの解体はトラブルのもとなの

01CHAPTER 01

ブロック塀の解体・撤去ってなにをするの?まず費用の全体像から

結論:ブロック塀の解体・撤去は、塀を上から順に壊して、中の鉄筋を切り、地中の基礎ごと取り除いて、廃材を運び出す工事だよ。古くなった塀は、ひび割れや傾きが出てくると地震や台風で倒れるおそれがあって、道路側に倒れて通行人がけがをすると所有者の責任が問われることもあるの。2018年の大阪府北部地震で通学路のブロック塀が倒れる事故が起きてから、全国の自治体で点検と撤去補助の制度が広がったんだ。費用は手壊しで1㎡あたり5,000〜10,000円程度が中心。塀の高さ・長さ・道路条件で変わるから、まずは目安の内訳から見ていこう。

このページで扱うのは塀だけの解体・撤去だよ。家の建物ごと壊すなら家・物置・ブロック塀の解体工事の記事、撤去したあとのフェンスや門まわりの新設は外構・エクステリア工事の記事で別にまとめているから、工事の規模に合わせて見てみてね。

手壊し解体(㎡単価)

5,000〜10,000円/㎡程度・工期3〜4日が目安。住宅街の狭い現場はこちらが基本だよ。

重機解体(㎡単価)

2,000〜4,500円/㎡程度・工期1〜2日が目安。重機とトラックが近づける現場なら割安なの。

1mあたりの目安

長さ1mあたり3,000〜8,000円程度。塀の高さ(段数)が上がるほど単価も上がるよ。

10mの塀まるごと

総額12〜35万円程度が目安。基礎の撤去や整地まで含むかで金額が変わるの。

廃材処分・運搬

ブロックの処分は1個あたり1,000円程度、トラック運搬は1台5,000〜10,000円程度が目安だよ。

自治体の補助金

危険な塀の撤去で費用の1/2〜2/3・上限5万〜25万円程度。着工前の申請が条件なの。

料金は「目安」だよ:同じ長さの塀でも、高さ・基礎の深さ・前面道路の広さ・重機が入れるかで金額はけっこう変わるの。見積もりは「一式◯円」ではなく長さ×高さ(面積)×単価と処分費の内訳が書かれたものをもらうと、相場と比べやすくて安心。金額は時期や地域でも変動するから、必ず2〜3社の見積もりと公式情報で確認してね。

解体作業の費用をかんたん試算

撤去する塀のおおよその長さをタップすると、すぐ下に解体作業の費用の目安が出るよ。送信ボタンはいらないよ。

  • 撤去する塀のおおよその長さは?
解体作業の費用の目安:約15,000〜40,000円
※1mあたり3,000〜8,000円程度で計算した解体作業だけの目安だよ。基礎の撤去・廃材の処分費・整地・諸経費は別にかかるの。長さ10mの塀をまるごと撤去する総額は12〜35万円程度が目安。実際は塀の高さ・基礎の深さ・道路条件・地域で変わるから、見積もりで確認してね。

02CHAPTER 02

ブロック塀の解体・撤去 頼み方ランキング7【2026年6月】

編集部が「費用の明朗さ・施工の確かさ・補助金への対応・近隣への配慮・撤去後の提案力」の5基準で、はじめてでも失敗しにくい順に頼み方を並べたよ。塀の状態と撤去後のプランで最適解は変わるから、状況に合わせて選んでみてね。

目的で絞り込み
比較
1

解体業者に直接依頼(重機から廃材処分まで自社完結の本命)

中間マージンなしの直接価格で、基礎まで安全に撤去できるの

費用 5,000〜10,000円/㎡程度 強み 重機・処分まで自社完結 向く人 安全にきっちり撤去したい人
編集部おすすめ迷ったら
塀の撤去だけを頼むなら、解体業者への直接依頼がいちばんの本命だよ。料金は手壊しで1㎡あたり5,000〜10,000円程度、重機が使えれば2,000〜4,500円/㎡程度。間に別の会社が入らない直接契約だから、同じ工事内容なら見積もりが素直に安くなりやすいの。解体業者の値打ちは「壊す」のその先——鉄筋の切断・地中の基礎の撤去・廃材の適正処分・道路に面した現場の安全管理まで、ぜんぶ自社の段取りでこなしてくれること。壊したブロックは産業廃棄物として処理する必要があるから、処分ルートを持つ専門業者に任せるのが結局いちばん確実なんだ。選ぶときは建設業許可か解体工事業の登録があるか・損害保険に入っているか・見積もりに処分費が含まれているかの3点をチェックしてね。自治体の補助金申請に慣れている業者も多いから、見積もりのときに「補助金を使いたい」と先に伝えるとスムーズだよ。
4.7
比較
2

外構・エクステリア業者(撤去+フェンス新設をワンストップで)

壊したあとの「次の塀」までデザイン込みで考えてくれるの

費用 撤去+新設1m3〜6万円程度 強み 新設・整地までワンストップ 向く人 フェンスに建て替えたい人
「古いブロック塀を撤去して、アルミフェンスに建て替えたい」——そんな撤去+新設のセットに強いのが、外構・エクステリア業者だよ。費用の目安は、撤去とアルミフェンス新設をあわせて1mあたり3〜6万円程度(フェンスのグレードで変わるの)。撤去と新設を別々の業者に頼むと、基礎工事や整地が二度手間になってかえって高くつくことがあるから、建て替え前提なら最初からセットで見積もりを取るのが賢いんだ。外構業者の値打ちは提案力——目隠しがほしい場所・風通し・防犯性・家の外観との相性まで考えて、フェンスの種類や高さを一緒に決めてくれるよ。自治体によっては撤去だけでなく軽いフェンスへの建て替え費用まで補助対象になることがあるから、見積もり時に補助金の利用も相談してみてね。門扉やカーポートなど外まわり全体の相場は外構・エクステリア工事の記事にまとめているよ。
4.5
比較
3

比較・予約サイトで探す解体業者(口コミと料金で選べる)

施工写真つきのレビューで、仕事ぶりを見てから選べるの

費用 数万円〜・出品者で幅 強み 口コミと料金で比べられる 注意 許可・保険・処分方法を確認
費用を抑えつつプロに頼みたいなら、比較・予約サイト(マッチング型)で地域の解体業者や外構業者を探す方法があるよ。短い塀の撤去なら数万円台からの出品が見つかることもあって、施工前後の写真つきレビューを読み比べて、仕事ぶりと人柄を見てから選べるのが最大の魅力なの。メッセージと決済の記録がサイト上に残るから、口約束より安心感もあるよ。気をつけたいのは、出品者によって許可・保険・処分方法に差があること。「解体工事業の登録か建設業許可はあるか」「損害保険に入っているか」「廃材はどう処分するか(処分費は込みか)」の3つを、予約前のメッセージで必ず確認してね。とくに処分方法があいまいな相手は避けるのが無難——廃材が不法投棄されると、依頼した側も責任を問われることがあるの。レビューは件数より「基礎まできれいに撤去してくれた」「近隣への配慮が丁寧だった」みたいな具体的な記述を読むのがコツだよ。
4.3
比較
4

解体の一括見積もりサイト(相見積もりが一度の入力で届く)

2〜3社の見積もりを並べるだけで、適正価格が見えてくるの

費用 利用は無料 強み 一度の入力で相見積もり 注意 連絡ラッシュに備えてね
「相場がぜんぜん分からないから、まず比べたい」なら、解体専門の一括見積もりサイトが便利だよ。塀の長さ・高さ・場所を一度入力するだけで、対応エリアの解体業者2〜4社から無料で見積もりが届くの。ブロック塀の撤去は現場条件で金額がぶれやすい工事だから、複数の見積もりを並べて「うちの塀の適正価格」をつかむ効果はとても大きいんだ。サイト側で許可や実績をある程度審査しているところが多いのも安心材料。気をつけたいのは、登録直後に複数社から一斉に電話やメールが来ること。連絡手段をメール希望にしたり、断りの連絡を代行してくれるサイトを選んだりすると負担が減るよ。届いた見積もりは金額だけじゃなく、処分費・整地費が含まれているか・追加料金の条件まで言葉をそろえて比べてね。極端に安い1社には、処分費が抜けていないかを必ず確認するのがコツだよ。
4.1
比較
5

リフォーム会社・工務店(家の工事とまとめて段取り)

外壁塗装や外構リフォームの「ついで」なら段取りが一度で済むの

費用 家の工事とセットで割安に 強み まとめて一度の段取り 注意 塀だけだと割高なことも
外壁塗装・屋根工事・庭まわりのリフォームを予定しているなら、その工事と一緒にブロック塀の撤去もリフォーム会社・工務店へまとめて頼むのが効率的だよ。足場の設置や職人の手配、近隣へのあいさつ回りが一度の段取りで済むから、別々に頼むより総額が抑えられることが多いの。窓口がひとつになるので、工事日程の調整や仕上がりの責任の所在もはっきりするんだ。ふだんから付き合いのある工務店なら、塀の状態を見て「撤去すべきか、補修で済むか」を中立的に相談できるのも心強いところ。気をつけたいのは、塀の撤去だけを単独で頼むと、下請けの解体業者への取り次ぎで中間マージンが乗って割高になりやすいこと。塀だけなら1位の解体業者直接、リフォームのついでなら工務店——と使い分けるのが賢いよ。外壁まわりの工事を考えているなら外壁補修の記事もあわせてどうぞ。
4.0
比較
6

便利屋・地域の解体サービス(低い塀・部分撤去の小回り)

「ブロック2段だけ」「半分だけ」みたいな小さな頼みに強いの

費用 1時間3,000〜5,000円程度 強み 部分撤去の小回り 注意 処分方法と実績を確認してね
「花壇まわりのブロックを2段だけ」「劣化した部分だけ撤去したい」——そんな解体業者に頼むほどではない小さな撤去に応えてくれるのが、便利屋や地域の解体サービスだよ。料金は時間制で1時間3,000〜5,000円程度+廃材の処分費という形が多いの。庭の片付けや不用品の運び出しと組み合わせて、半日でまとめて頼めるのがいちばんの値打ちだね。気をつけたいのは2つ。①高さのある塀・道路に面した塀・基礎ごとの撤去は守備範囲外のことが多いから、無理にお願いしないこと(事故や中途半端な仕上がりのもとなの)。②廃材の処分方法を必ず確認すること——「処分費込みでいくらか」「どこへ処分するか」を事前に聞いて、あいまいなら避けるのが安心だよ。地域密着のお店なら、撤去のあとの整地やちょっとした補修も相談しやすいから、まずは写真を送って「うちの塀、対応できますか?」と聞いてみてね。
3.8
比較
7

自分で解体(DIY)(2〜3段の低い塀まで・基礎は無理しない)

工賃はゼロ。でも「壊す」より「処分する」が意外な難関なの

費用 道具代1〜3万円程度 強み 工賃ゼロ・自分のペース 注意 基礎・鉄筋・処分が難関
体力と道具に自信があるなら、2〜3段(高さ40〜60cmくらい)の低い塀の上段だけはDIYでも撤去できるよ。必要な道具は石頭ハンマー・タガネ・保護メガネ・防じんマスク・革手袋で、鉄筋を切るならディスクグラインダーも。そろえて1〜3万円程度だね。やり方は「上の段から1個ずつ、外側に倒さないように内側へ割っていく」のが基本。ただ、正直なところおすすめできる範囲はかなり狭いの。地中の基礎はコンクリートハンマーが必要な重労働だし、解体中に塀が思わぬ方向へ倒れる事故、粉じんや破片でのけが、お隣の物を傷つけるリスクもある。そして最大の難関が処分——壊したブロックは家庭ごみとして出せない自治体が多く、処分先を自分で探す必要があるんだ。「上段だけ自分で壊して、基礎と処分は業者へ」という分担も中途半端になりがちだから、高さ1m超・道路沿い・基礎ごとの撤去は最初からプロに任せるのが結局いちばん安全で確実だよ。
3.5

※ 評価は編集部による5基準(費用の明朗さ・施工の確かさ・補助金への対応・近隣への配慮・撤去後の提案力)の総合判断だよ(2026年6月時点)。料金は塀の高さ・長さ・基礎の状態・道路条件・地域で変わるから目安として見てね。依頼の前に、必ず見積もりと書面での条件確認をしてね。

03CHAPTER 03

ブロック塀の解体・撤去の頼み先選び(=失敗しない5基準)

このランキングは、塀の撤去でつまずきやすい5点を基準にしてるよ。塀の高さと長さ・危険度・撤去後のプランを整理すると、選ぶべき頼み方がすっと決まるはず。

① 費用の明朗さ

長さ×高さ×単価と処分費の内訳が見積もりに書かれているか。「一式◯円」だけの見積もりは比べられないの。

② 施工の確かさ

建設業許可か解体工事業の登録・損害保険・廃材の適正処分。道路沿いの塀は安全管理の経験も大事だよ。

③ 補助金への対応

自治体の撤去補助は書類と写真が必要なの。申請に慣れた業者だと、着工前の手続きがスムーズだよ。

④ 近隣への配慮

解体は振動・粉じん・音が出る工事。養生とあいさつ回りまで段取りしてくれるかで安心感が違うの。

⑤ 撤去後の提案力

更地のままか、フェンスに建て替えるか。境界や防犯まで考えた「その後」を一緒に考えてくれると心強いよ。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どこに頼めば?」を一発で。あなたの塀の状況にいちばん合う頼み方はこれだよ。

ひび・傾きのある危険な塀

地震や台風が来る前に撤去したい

推し解体業者+自治体の補助金

基礎まで安全に撤去。補助金は着工前申請が条件だから、見積もりと同時に役所へ相談してね。

フェンスに建て替えたい

目隠しや防犯も確保したい

推し外構・エクステリア業者

撤去+新設で1m3〜6万円程度。基礎と整地が一度で済むから、セット見積もりが割安なの。

費用をなるべく抑えたい

相場を見てから決めたい

推し一括見積もりで相見積もり

2〜4社を並べると適正価格が見えるよ。処分費込みかどうか、言葉をそろえて比べてね。

家の工事と一緒に

リフォームのついでに撤去

推しリフォーム会社・工務店

足場や職人の手配が一度で済むの。外壁塗装や外構リフォームの見積もりに足してもらおう。

低い塀・部分だけ撤去

花壇まわりや2〜3段だけ

推し便利屋・地域の解体サービス

時間制で小回りがきくよ。処分費込みの金額と処分方法だけ、先に確認しておいてね。

お隣との境界上の塀

誰の塀か分からない

推しまず所有確認+業者に相談

共有物なら承諾が必須なの。登記や境界標で確かめて、あいまいなら土地家屋調査士に相談を。

ちなみに、家の建物ごと壊すなら解体工事の記事物置の撤去庭まわりの工事外構・エクステリア工事の記事、塀の汚れを落としてまだ使うなら外構の高圧洗浄の記事が役に立つよ。塀の状態に合わせて見てみてね。

05CHAPTER 05

ブロック塀解体のつまずき注意点

「危険ですよ、今すぐ撤去を」の訪問営業——即決しないで相見積もりが鉄則だよ

結論:ブロック塀まわりでいちばん気をつけたいのが、「お宅の塀、危ないですよ」と不安をあおって即日契約を迫る訪問営業なんだ。塀の劣化は本当のこともあるけど、適正価格かどうかは別の話。その場で契約せず、必ず2〜3社の相見積もりを取ってから決めてね。本当に危険な塀なら、自治体の建築指導課に相談すれば点検や補助制度を案内してもらえるよ。万一、強引な勧誘や「作業後に高額請求された」みたいなトラブルになったら、訪問販売の契約はクーリングオフ(書面受領から8日以内)ができる場合があるから、1人で抱えず消費者ホットライン「188」か消費生活センターに相談してね。

境界の上の塀は「誰のものか」を先に——承諾なしの解体は裁判リスクなの

ブロック塀は、自分の敷地内・お隣の敷地内・境界線の真上のどこに建っているかで扱いが変わるよ。境界線の上に建っている塀はお隣との共有物の可能性があって、承諾なしに解体すると損害賠償や裁判に発展することもあるの。確認のヒントは、塀がどちらの敷地に建っているか・どちらが費用を出して作ったか・登記や境界標の位置。あいまいなときは土地家屋調査士に境界を確認してもらうのが確実だよ。自分の塀でも、解体の振動や粉じんはお隣に届くから、着工前のあいさつは必ず。業者に頼めばあいさつ回りまでセットでやってくれるところが多いから、見積もりのときに聞いてみてね。

補助金は「着工前の申請」が絶対条件——順番を間違えると1円も出ないの

多くの自治体にある危険ブロック塀の撤去補助は、工事の契約・着工の前に申請して、交付決定を受けてから工事を始めるのが原則だよ。「先に壊しちゃったけど、あとから申請しよう」は対象外になってしまうの。流れは、①自治体の建築指導課に対象になるか問い合わせ→②現地調査や写真提出→③交付決定→④着工→⑤完了報告と実績払い、が一般的。受付期間や予算枠が決まっている自治体も多いから、撤去を考え始めたらまず役所への問い合わせを最初のToDoにしてね。補助対象は「道路に面した危険な塀」が中心で、敷地の内側の塀は対象外のこともあるから、そこも最初に確認しておくと安心だよ。

こんな点に気をつけてね

  • 1「一式◯円」の見積もりは要注意(長さ×高さ×単価と処分費・整地費の内訳が書かれた見積もりなら、相場と比べられて追加請求も防げるよ)
  • 2道路に面した塀は安全対策込みで(通行人を守るガードマンや誘導の費用がかかることもあるの。見積もりに含まれているか確認してね)
  • 3廃材の処分方法を必ず聞く(壊したブロックは適正処分が必要。極端に安い業者は処分費が抜けているか、不法投棄のリスクもあるから要確認なの)
依頼前のチェックリスト:①自治体の補助金の対象か問い合わせる(着工前!) ②塀の所有(境界)を確かめる ③長さ×高さ×単価の見積もりを2〜3社で比べる ④許可・保険・処分方法を確認する ⑤撤去後をどうするか(更地のまま/フェンス新設)を決めておく。この5つで、塀の撤去の失敗はほとんど防げるよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・ブロック塀撤去の頼み方3ステップ

むずかしいことはないよ。塀の状態を調べる → 補助金と見積もりを段取りする → 当日を迎えるの3ステップ。

  1. 塀の状態と寸法を調べる:まず塀の長さ・高さ(段数)・厚みをメジャーで測って、ひび割れ・傾き・ぐらつき・控え壁の有無をスマホで撮影しよう。高さ1.2m超で控え壁がない、ひびや傾きがある——そんな塀は撤去の優先度が高いの。境界の近くに建っているなら、誰の塀か(自分のものか、お隣との共有か)もここで確認。写真と寸法があれば、見積もり依頼も補助金の問い合わせも一気にスムーズだよ。
  2. 補助金と見積もりを段取りする:最初に自治体の建築指導課へ「ブロック塀の撤去補助はありますか」と問い合わせ。対象になりそうなら、申請の流れと必要書類を確認してね(着工前申請が絶対条件!)。並行して2〜3社に写真を添えて見積もりを依頼。チェックするのは「長さ×高さ×単価で書かれているか」「処分費・整地費・安全対策費が含まれているか」「許可・保険があるか」の3点。フェンスに建て替えるなら、撤去+新設のセット見積もりも忘れずに。
  3. 当日を迎える:工事が決まったら、お隣へひと声——「◯日にブロック塀を撤去するので、音と振動があります」だけで印象がぜんぜん違うの(業者があいさつ回りしてくれるなら任せてOK)。塀ぎわの植木鉢や自転車は事前に移動しておこう。工事後は、基礎まで撤去されているか・整地の仕上がり・境界標が動いていないかをその場で一緒に確認して、気になる点はその日のうちに伝えてね。補助金を使う場合は、完了報告用の写真と領収書を忘れずに保管だよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

ブロック塀の解体・撤去の費用はいくらくらい?

結論:手作業での解体は1㎡あたり5,000〜10,000円程度、重機が使える現場なら2,000〜4,500円/㎡程度が目安だよ。長さ10mくらいの塀をまるごと撤去すると、総額12〜35万円程度に収まるケースが多いの。費用の中身は、解体の人件費・ブロックや基礎の廃材処分費・トラックの運搬費・養生などの諸経費。前面の道路が狭くて重機やトラックが近づけない現場や、高さのある塀は割高になりやすいよ。見積もりは「一式◯円」ではなく、長さ×高さ(面積)×単価と処分費の内訳が書かれたものを2〜3社から取って比べてね。

ブロック塀の撤去に補助金は使える?

結論:多くの自治体に、地震で倒れるおそれのある危険なブロック塀の撤去を後押しする補助制度があるよ。補助の割合は撤去費用の1/2〜2/3程度、上限は5万〜25万円程度と自治体によって幅があるの。道路や通学路に面した塀が対象になることが多く、撤去後にフェンスなど軽い塀を新設する費用まで補助してくれる自治体もあるんだ。いちばん大事な注意点は「工事の契約・着工前に申請する」こと。工事を始めてからの申請は対象外になるのが原則だから、まずお住まいの市区町村の建築指導課に問い合わせてみてね。

解体したほうがいい「危険なブロック塀」ってどんな塀?

結論:①高さが2.2mを超えている、②高さ1.2m超なのに控え壁(塀を後ろから支える壁)がない、③ひび割れ・傾き・ぐらつきがある、④鉄筋が入っていない——このどれかに当てはまる塀は要注意だよ。建築基準法では、補強コンクリートブロック造の塀は高さ2.2m以下、高さ1.2mを超える場合は3.4m以下ごとに高さの1/5以上突き出した控え壁を設けることが定められているの。古い塀はこの基準を満たしていないことが多いんだ。塀が道路側に倒れて通行人がけがをすると、所有者が責任を問われることもあるから、心当たりがあれば一度業者か自治体の点検で見てもらうと安心だよ。

お隣との境界にあるブロック塀は勝手に壊していい?

結論:壊す前に、必ず「誰の塀か」を確かめてね。境界線の上に建っている塀はお隣との共有物の可能性があって、共有の塀を承諾なしに解体すると、最悪の場合は損害賠償や裁判に発展することもあるの。確認のヒントは、塀がどちらの敷地内に建っているか・どちらが費用を出して作ったか・登記や境界標の位置。あいまいなときは、土地家屋調査士に境界を確認してもらう方法もあるよ。お隣の塀やカーポートに解体の振動や粉じんが影響することもあるから、自分の塀でも着工前のあいさつは必ずね。業者に頼めば、近隣へのあいさつ回りまでセットでやってくれるところが多いよ。

ブロック塀は自分で解体できる?

結論:2〜3段(高さ40〜60cmくらい)の低い塀の上段までなら、DIYでもできなくはないよ。でも、おすすめできる範囲はかなり限られるの。ブロック自体は石頭ハンマーとタガネで割れるけど、中の鉄筋はディスクグラインダーでの切断が必要で、地中の基礎はコンクリートハンマーではつる重労働。解体中に塀が思わぬ方向へ倒れる事故や、粉じん・破片でのけが、お隣の物を傷つけるリスクもあるんだ。さらに、壊したブロックは家庭ごみとして出せない自治体が多く、処分先の確保が意外な難関なの。高さ1mを超える塀・道路に面した塀・基礎ごとの撤去は、迷わずプロに任せてね。

撤去したあとはフェンスにしたほうがいい?費用は?

結論:目隠しや防犯がいらないなら撤去だけでもOKだけど、境界をはっきりさせたいならアルミフェンスへの建て替えが定番だよ。アルミフェンスは基礎ブロック込みで1mあたり1.5〜3.5万円程度、メッシュフェンスならもう少し安く済むの。ブロック塀より軽くて地震で倒れにくく、風通しもいいから、防災の面でも安心なんだ。撤去とフェンス新設を同じ外構業者にまとめて頼むと、基礎工事や整地が一度で済んで割安になりやすいよ。自治体によっては、危険な塀の撤去とあわせて軽いフェンスへの建て替え費用まで補助してくれる制度もあるから、見積もりの前に確認してみてね。