VOL. 333 2026 · JUNE ISSUE 仏壇クリーニング おすすめの選び方

仏壇クリーニングの費用相場と選び方ランキング

結論:仏壇クリーニングは、解体せずに汚れを落とす出張・簡易タイプなら数万円〜10万円程度、部分的に分解して洗浄・補修する本格タイプは唐木仏壇8万〜16.5万円程度・金仏壇15万〜24万円程度が目安だよ。完全に解体して漆や金箔まで新調する「お洗濯」は数十万円〜になるの。お盆前は工房の予約が集中するから、本格的に頼むなら5月〜6月前半の依頼が安心。「見積もりと作業範囲の明確さ/職人と実績の確かさ/工房・所在地のたしかさ/納期とお盆への余裕/宗派・供養への配慮」の5基準で、頼み方とやり方をランキングしたよ。

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  • 01費用の目安 — 出張・簡易は数万円〜、本格クリーニングは唐木8万〜16.5万円程度・金仏壇15万〜24万円程度。傷みと大きさで変わるよ
  • 02お盆前の納期 — 本格は1ヶ月程度・お洗濯は2〜4ヶ月。お盆に合わせるなら5月〜6月前半までの依頼が安心なの
  • 03魂抜きの段取り — 工房へ預けるなら閉眼供養→戻ったら開眼供養が一般的。お布施は各1万〜3万円程度、まず菩提寺に相談してね

01CHAPTER 01

仏壇クリーニングって何をしてくれるの?費用の目安

結論:仏壇クリーニングは、職人さんが長年のくすみ・ロウソクのすす・線香のヤニを専用の洗浄剤で落とし、金箔や漆の輝きをよみがえらせるサービスだよ。大きく分けて、解体せずに洗う「クリーニング(洗浄)」と、全部解体して漆を塗り直し金箔も貼り直す「お洗濯」の2段階があるの。費用はクリーニングが唐木仏壇8万〜16.5万円程度・金仏壇15万〜24万円程度、お洗濯は数十万円〜100万円を超えることもあるんだ。毎日手を合わせる場所だからこそ、お盆や法要の前に「きれいにしてあげたいな」と思ったときが頼みどきだよ。

似たテーマとの区別はこうだよ。仏壇を手放す・引き取ってもらう→仏壇処分お墓の汚れやコケが気になる→墓石クリーニング遠方でお参りに行けない→お墓参り代行いまの仏壇をきれいに直して使い続けたい→このページ。費用の目安は下のカードにまとめたね。

出張・簡易クリーニング

数万円〜10万円程度が目安。自宅で2〜3日で仕上がるから、お盆前の駆け込みに向くよ。

本格クリーニング(唐木仏壇)

8万〜16.5万円程度が目安。部分的に分解して洗浄・補修するの。期間は1ヶ月程度ね。

本格クリーニング(金仏壇)

15万〜24万円程度が目安。金箔・蒔絵の扱いに慣れた職人さんの腕が出るところだよ。

お洗濯(完全解体修復)

数十万円〜が目安。漆の塗り直し・金箔の貼り直しまで行う新品同様コース。2〜4ヶ月かかるの。

部分修理・部分クリーニング

数千円〜数万円程度。障子の張り替え・金具の交換・扉のゆるみ直しなど気になる所だけ。

魂抜き・魂入れのお布施

各1万〜3万円程度+お車代5,000円程度が目安。工房へ預けるときに必要になることが多いの。

プロに頼みたいサインはこの4つ:①金箔や彫刻のすき間に拭けない汚れがたまっている ②ロウソクのすすや線香のヤニで全体がくすんでいる ③扉のゆるみ・障子の破れ・金具のサビが目立つ ④お盆や法要・回忌に合わせて整えたい。乾拭きで取れない汚れは、こすると漆や金箔を傷めるから無理しないでね。

02CHAPTER 02

仏壇クリーニングの頼み方・やり方ランキング7【2026年6月】

編集部が「見積もりと作業範囲の明確さ・職人と実績の確かさ・工房と所在地のたしかさ・納期とお盆への余裕・宗派や供養への配慮」の5基準で、はじめてでも失敗しにくい順に頼み方とやり方をまとめたよ。仏壇の種類と傷み具合、お盆までの残り時間で最適解が変わるから、フィルターも使ってみてね。費用はどれも目安で、大きさ・傷み・地域・職人さんによって変わるんだ。

目的で絞り込み
比較
1

職人直営の仏壇修復専門店に本格クリーニングを頼む(洗浄+部分補修の王道)

金箔・漆を傷めず洗うのは職人技——すす・ヤニ・くすみをまとめてリセットする基本の頼み方

費用 唐木8万〜16.5万円程度 向く人 全体のくすみ・すすが気になる 注意 工房の所在地を必ず確認してね
編集部おすすめ迷ったら
「全体がくすんで暗くなった」「金箔のすき間のすすが取れない」状態なら、まず検討したいのが職人直営の仏壇修復専門店の本格クリーニングだよ。費用は唐木仏壇8万〜16.5万円程度・金仏壇15万〜24万円程度が目安。部分的に分解→専用の洗浄剤で洗浄→金箔や漆の補修→組み直しという流れで、期間は1ヶ月程度かかるの。職人さんが直接受けるから中間の手数料がなく、傷みの状態に合わせた提案をしてもらえるのが強み。選ぶときは「工房の住所が明記されているか」「施工例と実績」の2点を必ず確認してね。工房へ預ける場合は、事前の魂抜き(閉眼供養)の段取りも見積もり時に相談すると安心だよ。
4.7
比較
2

地元の仏壇店に相談して頼む(宗派もアフターも相談できる安心ルート)

買った店でなくてもOK——地域の仏壇事情を知るお店は、修復後の相談先にもなるの

費用 専門店と同水準の目安だよ 向く人 対面でじっくり相談したい 注意 仲介の場合は内訳を確認してね
相談しやすさ◎
「いきなり工房に頼むのは不安…」という人に合うのが、地元の仏壇店に持ち込み・相談するルートだよ。店頭で現物を見ながらクリーニングで足りるか、お洗濯まで必要かを相談できて、宗派ごとのお飾りの並べ方や、魂抜きをお願いするお寺の段取りまで教えてもらえることが多いの。費用は職人直営と同水準が目安だけど、お店が工房へ仲介する場合は見積もりの内訳(洗浄・補修・運搬・諸経費)を確認してね。地域で長く商売しているお店は、修復後の不具合やお手入れの相談先になってくれるのも心強いんだ。買ったお店でなくても相談していいから、まずは近所のお店に電話してみるといいよ。
4.5
比較
3

出張クリーニングで自宅で仕上げる(2〜3日・お盆前の駆け込みに)

預けずに自宅で洗浄——仏壇を動かさないから魂抜き不要とする考え方もある時短コース

費用 数万円〜10万円程度 向く人 お盆まで時間がない 注意 担当者の経験と実績を確認
「お盆までもう時間がない!」というときの味方が、自宅に来て仏壇を洗浄してくれる出張クリーニングだよ。費用は数万円〜10万円程度が目安で、2〜3日で仕上がるのが最大の強み。工房へ運ばないから運搬費がかからず、仏壇を大きく動かさないため魂抜きは不要とする考え方もあるの(このあたりは宗派やお寺で考えが分かれるから、気になるなら菩提寺に確認してね)。ただし出張専門をうたう業者さんは経験の浅い担当者が来ることもあるから、会社の所在地・施工実績・どんな洗浄剤を使うかを予約前に確認するのが守りになるよ。解体を伴う補修や金箔の貼り直しはできないことが多いから、傷みが軽いうちの「リセット」として使うのが正解なんだ。
4.3
比較
4

お洗濯(完全解体修復)で新品同様に戻す(代々の金仏壇の本格コース)

全部ばらして洗い、漆を塗り直し金箔を貼り直す——買い替えより安く「直して受け継ぐ」道

費用 数十万円〜・傷みで変わる 向く人 代々の仏壇を受け継ぎたい 注意 期間2〜4ヶ月・魂抜きが必要
漆の剥がれ・金箔の欠け・部材の傷みまで進んでいるなら、クリーニングでは戻らないの。そこで選択肢になるのが「お洗濯」=完全解体修復だよ。仏壇をいったん全部解体して部材ごとに洗い、漆を塗り直し、金箔を貼り直し、傷んだ部材は新調する。まさに新品同様によみがえる本格コースで、費用は数十万円〜100万円を超えることも、期間は2〜4ヶ月が目安なの。高く感じるけど、同等の金仏壇を新しく買うより安く済むことが多くて、ご先祖さまから受け継いだ仏壇をそのまま次の代へ渡せるのが何よりの価値なんだ。工房へ預けるから魂抜き(閉眼供養)→お洗濯→魂入れ(開眼供養)の段取りが必要だよ。来年のお盆や回忌法要から逆算して、余裕をもって相談してね。
4.1
比較
5

部分クリーニング・部分修理で気になる所だけ直す(障子・金具・扉)

全部やらなくていい——障子の張り替えや金具の磨きだけなら数千円〜で頼めるの

費用 数千円〜数万円程度 向く人 気になる所が限られている 注意 傷みの診断もしてもらおう
「障子(しょうじ)の紗が破れた」「扉の蝶番がゆるい」「金具がくすんできた」——気になる所が限られているなら、部分クリーニング・部分修理で十分なことも多いよ。障子の紗の張り替え・金具の磨きや交換・扉の建て付け調整・ロウソク跡の補修などはそれぞれ数千円〜数万円程度が目安。仏壇店や修復専門店に写真を送れば、部分対応で済むか全体クリーニングが必要かを診断してもらえるの。費用を抑えながらお盆前に「顔まわり」だけ整える使い方もできるんだ。ただし部分補修を重ねるより全体を一度きれいにした方が安く済むケースもあるから、見積もりで「部分」と「全体」の両方の金額を聞いて比べるのがコツだよ。
3.9
比較
6

自分で毛ばたき&乾拭きの日常お手入れ(水拭き・洗剤は使わないでね)

基本は「払う・乾拭き・触らない」——金箔は素手で触ると指の脂で変色しちゃうの

費用 毛ばたき・布で数百円程度から 向く人 ふだんからきれいを保ちたい 注意 水拭き・家庭用洗剤はNGだよ
ふだんのお手入れは自分でできるよ。基本は毛ばたきでホコリをやさしく払って、乾いたやわらかい布で木の部分を軽く拭くだけ。水拭きや家庭用洗剤は漆や金箔を傷めるおそれがあるから使わないのが鉄則なの。特に金仏壇の金箔は素手で触ると指の脂で変色することがあるから、払うだけにしておこうね。おりんや燭台などの真鍮製の仏具は、仏壇から下ろして専用の磨き剤で磨くとピカピカになるよ。お盆前の「お仏壇の大掃除」は、①仏具を写真に撮ってから下ろす(戻す位置が分かるように)②毛ばたきで上から下へ③仏具を磨いて戻すの順がスムーズ。これで取れないくすみ・すす・ヤニは、プロの洗浄の領域だと割り切るのが仏壇を長持ちさせるコツなんだ。
3.8
比較
7

買い替え・処分と見比べて決める(修復費が高くつくときの出口)

直すか・替えるか・手放すか——修復見積もりと新しい仏壇の価格を並べて考えるの

費用 見積もり比較は無料だよ 向く人 修復にお金をかけるか迷う 注意 処分には供養の段取りが必要
傷みが激しくてお洗濯の見積もりが新しい仏壇の価格に近づいてきたら、一度立ち止まって「直す・買い替える・手放す」の3つを並べて考えてみてね。最近は住まいに合わせてコンパクトなモダン仏壇へ買い替える人も多くて、その場合は古い仏壇の魂抜き(閉眼供養)と処分がセットで必要になるの。処分の方法と費用相場(お焚き上げ・引き取りなど)は仏壇処分の記事に詳しくまとめているよ。逆に「費用はかかっても代々の仏壇を残したい」なら、お洗濯で直す価値は十分あるんだ。修復見積もり・新しい仏壇の価格・処分費用の3つの数字がそろうと、家族で話し合うときの判断材料になるよ。どの道を選んでも、ご先祖さまへの気持ちが大事なのは変わらないからね。
3.6

※ 評価は編集部による5基準(見積もりと作業範囲の明確さ・職人と実績の確かさ・工房と所在地のたしかさ・納期とお盆への余裕・宗派や供養への配慮)の総合判断だよ(2026年6月時点)。料金は複数の公開料金表をもとにした目安で、仏壇の大きさ・種類・傷み具合・地域・職人さんによって変わるの。正確な金額は、必ず現物か写真を見てもらった上での見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

仏壇クリーニング業者さん選び(=失敗しない5基準)

このランキングは、仏壇クリーニングでつまずきやすい5点を基準にしてるよ。大切な仏壇を職人さんに委ねるサービスだからこそ、「技術の確かさ・所在のたしかさ・供養への配慮」が業者さん選びの軸になるの。

① 見積もりと作業範囲は明確?

洗浄だけか、補修・金箔直しまで含むか。内訳つきの見積もりを出してくれるかが第一関門だよ。

② 職人と実績は確か?

施工例の写真・経験年数・どんな洗浄剤と工法か。説明が具体的な職人さんは信頼できるの。

③ 工房・所在地ははっきりしてる?

会社と工房の住所が公開されているか。連絡が取れる相手かどうかは、預ける前のいちばんの確認点ね。

④ 納期はお盆に間に合う?

本格1ヶ月程度・お洗濯2〜4ヶ月。法要やお盆から逆算して「いつ戻るか」を必ず確認してね。

⑤ 宗派・供養への配慮

魂抜き・魂入れの段取りを一緒に考えてくれるか。宗派ごとの作法を知っているかも安心材料だよ。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どうすれば?」を一発で。仏壇の状態ときっかけにいちばん合う動き方はこれだよ。

全体のくすみ・すす・ヤニ

乾拭きでは取れない汚れ

推し専門店の本格クリーニング

唐木8万〜16.5万円程度・金仏壇15万〜24万円程度が目安なの。

漆の剥がれ・金箔の欠け

代々の仏壇を受け継ぎたい

推しお洗濯(完全解体修復)

数十万円〜・2〜4ヶ月。新品同様に直して次の代へ渡せるよ。

お盆まで時間がない

今年のお盆に間に合わせたい

推し出張クリーニング

自宅で2〜3日で仕上がるの。納期と実績を先に確認してね。

障子の破れ・金具のサビだけ

気になる所が限られている

推し部分クリーニング・部分修理

数千円〜数万円程度。写真を送れば概算がすぐ出るよ。

ふだんのお手入れを知りたい

大きな傷みを防ぎたい

推し毛ばたき&乾拭きの習慣

水拭き・洗剤はNG。金箔は素手で触らず払うだけにしてね。

直すか手放すか迷っている

修復費が高くつきそう

推し修復・買い替え・処分の3択比較

3つの見積もりを並べてから家族で相談するのが近道だよ。

ちなみに、お盆前の「ご先祖さま支度」は仏壇だけで完結しないの。お墓の汚れ・コケ落としは墓石クリーニングの記事、遠方で行けないお墓の手入れとお参りはお墓参り代行の記事、仏壇を手放すときの供養と費用は仏壇処分の記事でまとめているよ。「仏壇・お墓・出口」の3点で考えると、お盆前にやることが整理しやすいんだ。

05CHAPTER 05

仏壇クリーニング料金のしくみと頼む前の注意点

料金は「方式×仏壇の種類・大きさ×傷み具合」で決まる

結論:見積もりで見るべきポイントは3つだけ。①方式(出張・簡易洗浄は数万円〜10万円程度/本格クリーニングは唐木8万〜16.5万円程度・金仏壇15万〜24万円程度/お洗濯は数十万円〜)、②仏壇の種類と大きさ(金仏壇は金箔・蒔絵の扱いがあるぶん高め。台付きの大型は上置き型より高くなるの)、③傷み具合(金箔の貼り直しや部材の新調が増えるほど加算されるよ)。同じ仏壇でも「どこまで直すか」で総額が大きく変わるから、写真か現物を見てもらって、内訳つきの見積もりをもらうのがいちばん確実なの。

魂抜き(閉眼供養)とお盆までの段取り——逆算がだいじ

仏壇を工房へ預ける場合は、魂抜き(閉眼供養)→クリーニング・お洗濯→魂入れ(開眼供養)という流れになるのが一般的だよ。お布施の目安は各1万〜3万円程度+自宅に来てもらうならお車代5,000円程度。浄土真宗では魂という考え方をしないため遷仏法要と呼ぶなど、宗派やお寺で考え方も呼び方も違うから、まず菩提寺に相談してね。そしてお盆(8月13日〜16日が多いの)に合わせるなら逆算が大切。本格クリーニングは1ヶ月程度、お洗濯は2〜4ヶ月かかるから、本格なら6月前半・お洗濯なら春のうちの依頼が安心。間に合わないときは出張クリーニングや部分対応で「今年のお盆」を乗り切って、本格修復は秋以降にゆっくり、という二段構えもアリだよ。

訪問勧誘・高額契約のトラブル——相見積もりと188が守りになる

仏壇クリーニングでは、突然の訪問や電話で安い点検・洗浄をきっかけに、その場で高額なお洗濯を契約させる手口に注意が必要なの。「地元の工房」をうたっていても、実際の所在地や工房が確認できない業者さんもいるから、会社と工房の住所・施工実績を必ず確認してね。相場が分からないまま即決しないで、2〜3社の相見積もりで作業内容・期間・追加費用を見比べるのが基本。もし訪問販売や電話勧誘で契約してしまっても、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリングオフできる。困ったときは消費者ホットライン「188」に電話して、最寄りの消費生活センターに相談してね。

こんな点に気をつけてね

  • 1自分で洗剤や水拭きでこすらない(漆や金箔は水分と摩擦に弱いの。よかれと思った掃除が修復費を上げてしまうこともあるから、払う・乾拭きまでにしてね)
  • 2「無料点検」からの即日契約をしない(その場で不安をあおって高額契約へ誘導する手口があるの。家族と相談してから、相見積もりで決めれば遅くないよ)
  • 3魂抜きの段取りを忘れない(工房へ預けるなら閉眼供養が先。お盆前はお寺も忙しいから、業者さんと菩提寺への連絡は同時に進めるとスムーズなの)
申し込み前に確認することリスト:①見積もりは内訳つきか(洗浄・補修・運搬・諸経費) ②会社と工房の住所・施工実績 ③納期とお盆・法要に間に合うか ④魂抜き・魂入れの段取り(菩提寺に相談したか) ⑤キャンセル料と追加費用の条件。この5つを聞けば、安心して任せられるかはだいたい見分けられるよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・仏壇クリーニングの3ステップ

むずかしいことはないよ。仏壇の種類と気になる箇所を写真でメモ → 2〜3社で見積もり比較 → 菩提寺へ連絡して預けて完了確認の3ステップ。

  1. 仏壇の種類・サイズ・気になる箇所を写真でメモする:まず金仏壇か唐木仏壇か、上置き型か台付きの大型かを確認して、間口と高さをメジャーで測っておこう。そのうえで気になる箇所(くすみ・すす・障子の破れ・金具のサビ・扉のゆるみ)をスマホで撮っておくの。料金は種類とサイズと傷みで決まるから、これだけで見積もりがぐっと正確になるよ。お盆や法要の予定日もメモしておいてね。
  2. 2〜3社で見積もりを比較する:仏壇修復の専門店や地元の仏壇店2〜3社に、写真とサイズを伝えて見積もりをもらおう。比べるのは「作業内容と範囲・内訳・納期・工房の所在地・魂抜きの段取り・追加費用の条件」の6点。極端に安い・訪問でその場の契約を迫る業者さんは避けるのが無難だよ。クリーニングで足りるかお洗濯まで必要かは、職人さんの診断を2社ぶん聞くと判断しやすいの。
  3. 菩提寺へ連絡→預ける→完了確認:工房へ預ける場合は、日程が決まったら菩提寺に魂抜き(閉眼供養)をお願いする。仏具は写真を撮ってから下ろすと、戻すときに迷わないよ。仕上がったら金箔・漆のムラ、扉や障子の建て付け、金具の状態を一緒に確認して、気になる点はその場で伝えてね。最後に魂入れ(開眼供養)をして完了。あとは毛ばたきと乾拭きの習慣で、きれいが長持ちするんだ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

仏壇クリーニングの費用はいくらくらい?

結論:どこまできれいにするかで段が分かれるよ。解体せずに自宅で汚れを落とす出張・簡易クリーニングは数万円〜10万円程度、部分的に分解して洗浄・補修する本格クリーニングは唐木仏壇で8万〜16.5万円程度・金仏壇で15万〜24万円程度が目安なの。完全に解体して漆の塗り直しや金箔の貼り直しまで行う「お洗濯」になると数十万円〜100万円を超えることもあるんだ。大きさ・傷み具合・地域で大きく変わるから、必ず現物を見てもらった上での見積もりで確認してね。

クリーニングとお洗濯の違いは?

結論:いちばんの違いは「解体するかどうか」だよ。クリーニング(洗浄)は仏壇を解体せず、専用の洗浄剤で長年のくすみ・ロウソクのすす・線香のヤニを落とす方法で、期間も費用も抑えられるの。お洗濯は仏壇をいったん全部解体して、部材を洗って漆を塗り直し、金箔も貼り直す本格修復。新品同様に生まれ変わる代わりに、数十万円〜の費用と2〜4ヶ月の期間がかかるんだ。傷みが軽いならクリーニング、代々受け継いだ金仏壇をしっかり直すならお洗濯、と考えると選びやすいよ。

お盆に間に合わせるにはいつまでに頼めばいい?

結論:本格的に頼むなら、お盆の2〜3ヶ月前=5月〜6月前半までの依頼が安心だよ。工房に預ける本格クリーニングは1ヶ月程度、金仏壇のお洗濯は2〜4ヶ月かかることもあるの。お盆前は予約が集中するから、6月を過ぎると希望日が埋まりやすいんだ。時間がないときは、自宅で2〜3日で仕上がる出張クリーニングや、扉・障子など気になる部分だけの部分クリーニングという手もあるよ。どの方法でも「お盆までに戻るか」を見積もりの段階で必ず確認してね。

魂抜き(閉眼供養)は必要?お布施はいくら?

結論:仏壇を工房へ預けたり大きく動かしたりする場合は、事前に魂抜き(閉眼供養)をして、戻ってきたら魂入れ(開眼供養)をするのが一般的だよ。お布施の目安は1回1万〜3万円程度で、自宅に来てもらう場合はお車代5,000円程度を別に包むの。浄土真宗では魂という考え方をしないため、遷仏法要など呼び方も儀式も違うんだ。宗派やお寺によって考え方が分かれるところだから、まずは菩提寺に相談してみてね。菩提寺がない場合は、仏壇店や僧侶手配のサービスを通じてお願いする方法もあるよ。

自分で仏壇をお手入れする方法は?

結論:ふだんのお手入れは「毛ばたきでホコリを払って、乾いたやわらかい布でやさしく拭く」が基本だよ。水拭きや家庭用洗剤は、漆や金箔を傷めるおそれがあるから使わないでね。特に金仏壇の金箔部分は、素手で触ると指の脂で変色することがあるから、毛ばたきでそっと払うだけにしておこう。仏具は仏壇から下ろして柔らかい布で磨き、真鍮製のおりんや燭台は専用の磨き剤を使うときれいになるの。長年のくすみ・すす・ヤニまで落としたいときは、無理せずプロのクリーニングに相談するのが安心だよ。

悪質な業者を見分けるポイントは?

結論:「会社の所在地と工房がはっきりしているか」をまず確認してね。ホームページに工房の住所が載っていない、極端に安い価格で訪問してきてその場で高額なメニューを次々すすめてくる、といった業者さんには注意が必要なの。見積もりは2〜3社で取って、作業内容・期間・追加費用を見比べるのが基本だよ。訪問販売や電話勧誘で契約した場合は、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリングオフできるの。困ったときは消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談してね。