VOL. 373 2026 · JUNE ISSUE 車の陸送・輸送 おすすめの頼み方

車の陸送費用の相場と依頼先ランキング

結論:引越しや転勤、遠方での中古車購入で「車だけ運びたい」ときは、陸送専門業者のドアtoドア輸送が王道だよ。費用は同一県内2〜3万円程度、東京〜大阪間で4.5万円前後・4〜5日が目安。同じ距離でも繁忙期(12月・2〜4月)と閑散期で1万円以上違うこともあるの。安くするなら帰り便・混載便と営業所(デポ)受け渡しが鍵。そして傷トラブルを防ぐのは引き渡し時と受け取り時の状態チェックなんだ。「総額・日数・傷リスクと補償・対応エリア・信頼性」の5基準で、依頼先をランキングしたよ。

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  • 01費用の目安 — 同一県内2〜3万円・東京〜大阪4.5万円前後・北海道〜福岡10万円前後。日数は県外3〜6日・離島5〜12日程度だよ
  • 02節約の鍵 — 帰り便・混載便を狙う+営業所(デポ)受け渡しにする+繁忙期を外す。この3つで数千円〜1万円以上変わるの
  • 03注意 — 傷の補償は引き取り時の状態チェックが基準。車内の荷物は補償対象外だよ。書面見積もりを確認、困ったら消費者ホットライン「188」へ

01CHAPTER 01

車の陸送はいくら?費用相場と日数の基本

結論:車の陸送費用は同一県内・近距離で2〜3万円程度、東京〜大阪間で4.5万円前後、北海道〜福岡のような長距離で10万円前後が目安だよ。陸送には、専用の積載車(キャリアカー)に載せて運ぶ方法と、ドライバーが実際に運転して届ける「自走」の2方式があって、基本はキャリアカー輸送。タイヤが地面に着かないから走行距離が増えないし、傷や事故のリスクも小さいの。受け渡しは自宅まで来てくれるドアtoドアと、業者の営業所(デポ)に持ち込み・引き取りに行く方式があって、デポ方式のほうが数千円安くなる例が多いんだ。

似たテーマとの区別はこうだよ。家財も含めた引越し全体の相場→引越しひとり暮らし・単身赴任の引越し→単身引越し動かない車を修理せず手放す→廃車買取車だけを目的地まで運びたい→このページ。距離別の目安は下のカードにまとめたね。

同一県内・近距離

2〜3万円程度・1〜2日が目安だよ。近場でも積み合わせの都合で日数に幅が出ることはあるの。

東京〜大阪

4.5万円前後・4〜5日の例。主要都市間は便が多くて、帰り便・混載の割引も狙いやすい区間なんだ。

大阪〜福岡

5万円前後・5〜6日の例。距離が伸びるほど1kmあたりの単価は下がる傾向があるよ。

北海道〜福岡

10万円前後・7〜8日の例。フェリー区間が入る長距離は、海況による遅延も見込んでおこう。

沖縄・離島

フェリー航送が必須。苫小牧〜那覇で普通車9万円台・7〜12日の例。本州からはもう少し安い例もあるよ。

繁忙期の上乗せ

12月・2〜4月は転勤シーズンで混むの。同じ条件でも1万円以上高くなったり、日数が延びたりするんだ。

数字は「目安」だよ:陸送料金は車のサイズ(軽・普通車・大型)・距離・時期・受け渡し方式で変わるんだ。軽自動車は普通車より数千円安く、ミニバンや大型SUVは高くなる例が多いの。まずは車種・出発地と届け先・希望日を伝えて、複数の業者に総額で見積もりを出してもらおう。最新の料金は各業者の公式情報で確かめてね。

02CHAPTER 02

車の陸送・輸送の依頼先ランキング7【2026年6月】

編集部が「総額・日数・傷リスクと補償・対応エリア・信頼性」の5基準で、はじめてでも失敗しにくい順に依頼先をまとめたよ。運ぶきっかけ(引越し・購入・離島)で最適解が変わるから、フィルターも使ってみてね。金額はどれも目安で、車種・距離・時期によって変わるんだ。

目的で絞り込み
比較
1

陸送専門業者のドアtoドア輸送に頼む(王道・東京〜大阪4.5万円前後の例)

自宅から新居まで、キャリアカーがまるごと運んでくれる王道——走行距離が増えず傷リスクも小さい、はじめてならまずここなの

費用 東京〜大阪4.5万円前後の例 向く人 確実に運びたい・はじめての人 強み 不動車もOK・運送保険つき
編集部おすすめ迷ったら
車だけを運ぶなら、いちばんの王道が陸送専門業者の積載車(キャリアカー)によるドアtoドア輸送だよ。料金の目安は同一県内2〜3万円程度・東京〜大阪4.5万円前後・北海道〜福岡10万円前後。タイヤが地面に着かないから走行距離(オドメーター)が増えないし、飛び石や運転ミスのリスクも小さいの。エンジンがかからない不動車や車検切れの車も、積載車なら運べるのが強みなんだ(追加料金の例あり)。専門業者は運送保険に入っているのが基本だから、補償の範囲と上限を見積もり時に確認してね。自宅前の道が狭くてキャリアカーが入れない場合は、近くの広い場所での受け渡しになることもあるよ。営業所(デポ)持ち込み・引き取りにすると数千円安くなる例が多いから、節約したい人は組み合わせてみて。
4.8
比較
2

帰り便・混載便プランを狙って予約する(同じ陸送でもぐっと安くなるの)

空きスペースに「相乗り」させてもらう発想——日程に幅を持たせられるなら、専門業者の品質のまま料金だけ下げられるんだ

費用 通常便より数千円〜1万円超安い例 向く人 日程に余裕を持たせられる人 注意 日時指定は緩くなるの
同じ陸送専門業者でも、頼み方で料金は変わるんだ。キャリアカーが車を届けたあと空のまま戻る「帰り便」や、同じ方面の車を複数台まとめて運ぶ「混載便」に載せてもらうと、同じ区間でも数千円〜1万円以上安くなる例があるの。仕組みは飛行機の空席割引と同じで、業者側も空で走らせるより埋めたいから、お互いに得なんだね。引き換えに引き渡し・納車の日時指定は緩くなって、便が出るまで数日待つこともある。だから「納車は来週中ならいつでもOK」のように、日程に1週間程度の幅を持たせられる人向けなの。頼み方はかんたんで、見積もりのときに「帰り便や混載で安くなる日はありますか?」と聞くだけ。複数の業者に同じ質問をすると、タイミング次第で思わぬ安値が出ることがあるよ。
4.6
比較
3

中古車販売店・ディーラーに納車ごと任せる(遠方購入・ネット購入の車に)

遠くのお店で買った車は「納車費用」として手配までまるごとお任せ——整備や名義変更と一緒に進むから、段取りがいちばん楽なの

費用 距離別の納車費用・要内訳確認 向く人 遠方・ネットで車を買った人 強み 手配と段取りをお任せできる
県外の販売店やネットで中古車を買ったときは、販売店・ディーラー経由で陸送を手配してもらう「納車費用」ルートが楽だよ。お店は提携の陸送会社を持っていることが多くて、整備・名義変更のスケジュールと合わせて納車日を組んでくれるから、買い主は待つだけでいいの。金額は距離に応じた設定で、自分で陸送業者に頼むのと大差ない例もあれば、事務手数料が上乗せされて割高になる例もあるんだ。だからチェックするのは見積書の「陸送費(納車費用)」の内訳。相場感(東京〜大阪4.5万円前後など)と見比べて、高いと感じたら「陸送は自分で手配してもいいですか?」と聞いてみるのもありだよ。納車前のキズ確認は、到着時にその場で——ここはどのルートでも共通の鉄則なの。
4.4
比較
4

引越し業者のマイカー輸送オプションで頼む(家財と一緒に手配が楽)

引越しの見積もりに「車も運びたい」と一言添えるだけ——窓口が1つにまとまって、新生活の段取りがシンプルになるの

費用 引越し料金+輸送費の例 向く人 引越しと同時に車を運ぶ人 注意 輸送自体は提携業者の例が多い
転勤や家族の引越しで車も一緒に運ぶなら、引越し業者のマイカー輸送オプションが便利だよ。実際の輸送は提携する陸送会社が担う例が多くて、品質は専門業者に頼むのと同等。それでいて窓口が1つにまとまるから、家財の搬出日と車の引き渡し日、新居への到着日をまとめて調整できるの。長距離の引越しだと「車は家族が運転して移動」も選択肢だけど、慣れない道の長距離運転は疲れも事故リスクもあるから、費用と安全のバランスで輸送を選ぶ人も多いんだ。注意点は、オプション料金が専門業者に直接頼むより高くなる例があること。見積もりが出たら、同じ区間の陸送単体の相場と見比べてみてね。引越し全体の相場と業者の選び方は引越し、ひとり暮らしなら単身引越しの記事が詳しいよ。
4.2
比較
5

自走陸送(ドライバー代行)に頼む(近〜中距離・小回りがきくの)

プロのドライバーが運転して届けてくれる方式——キャリアカーが入れない狭い道や、近距離の回送で小回りがきくんだ

費用 近距離2〜3万円程度の例+実費 向く人 近〜中距離・搬入路が狭い人 注意 走行距離が増える・車検必須
自走陸送は、業者のドライバーが実際にその車を運転して目的地まで届ける方式だよ。キャリアカーの手配がいらないぶん近距離なら割安な例があって、狭い住宅街や山あいなど積載車が入れない場所でも受け渡せる小回りが強みなの。日程の融通もききやすいんだ。一方でデメリットもはっきりしていて、走行距離(オドメーター)が実際に増える、飛び石や天候の影響を受ける、燃料代・高速代が実費でかかる——という性質があるの。だから査定前の車や新車、走行距離を大事にしたい車には不向き。それと、公道を走る方式だから車検が有効な車しか運べないよ。頼むときは、回送中の事故に備えた保険(回送運行の補償)に入っている業者かを必ず確認してね。ここが自走陸送の信頼性の分かれ目なんだ。
4.0
比較
6

フェリー航送+自分で運転して運ぶ(費用を抑えて旅も兼ねる)

自分のハンドルで新天地へ——時間と体力はかかるけど、引越しの移動そのものを旅に変えられる方法なの

費用 航送運賃+燃料・高速代の実費 向く人 自分で運転できる・時間に余裕 強み 業者を待たず自分のペースで
長距離フェリーに車ごと乗って、自分で運転して運ぶ方法もあるよ。北海道や九州、沖縄方面へは航路が充実していて、航送運賃は航路と車の長さ(車長区分)で決まるの。運転者1名分の旅客運賃が航送料金に含まれる航路もあるんだ。いちばんの魅力は業者の便を待たずに自分のスケジュールで動けることと、移動そのものを船旅として楽しめること。引越しと移動が1回で済むから、単身赴任の「車も自分も移動する」場面と相性がいいの。一方で、長距離運転の疲労と事故リスク、途中の宿泊費、港までの移動はぜんぶ自分持ち。台風や冬の海況では欠航・遅延もあるから、着任日が決まっている人は余裕を持った計画にしてね。総額で比べると、陸送業者に任せるのと意外と差が小さいこともあるから、見積もりと航送運賃の両方を並べて判断しよう。
3.8
比較
7

沖縄・離島専門の車両輸送業者に頼む(船積みのプロに任せる)

本土と沖縄・離島の間は船積みのプロが安心——港への持ち込み・引き取り方式なら費用も抑えやすいの

費用 苫小牧〜那覇9万円台の例 向く人 沖縄・離島へ車を運ぶ人 注意 天候遅延・EV不可の船社例
本土と沖縄・離島の間の輸送は、船積みに慣れた車両輸送の専門業者に任せるのが安心だよ。基本は出発地の港に持ち込んで、到着地の港で引き取る方式で、自宅までのドアtoドアは陸送を追加する形になるの。費用の例だと、苫小牧〜那覇間で普通車9.2〜9.8万円・軽自動車8.1〜8.5万円、日数は7〜12日程度。本州の港からならもう少し安く済む例も多いんだ。船のスケジュールは週単位で組まれていて、持ち込み曜日によって引き取り日が決まるから、移住や転勤の日程と合わせて逆算してね。気をつけたいのは台風シーズンの欠航・遅延と、電気自動車(EV)は船積みできない船社の例があること。EVの人は予約前に必ず確認しよう。離島生活で車は生命線だから、到着までの数日〜十数日の足(レンタカーなど)も先に考えておくと安心だよ。
3.6

※ 評価は編集部による5基準(総額・日数・傷リスクと補償・対応エリア・信頼性)の総合判断だよ(2026年6月時点)。金額は複数の公開料金情報をもとにした目安で、車種・距離・時期・受け渡し方式によって変わるの。最新の料金と条件は、必ず各業者の公式情報で確認してね。

03CHAPTER 03

依頼先選び(=失敗しない5基準)

このランキングは、車の陸送でつまずきやすい5点を基準にしてるよ。数万円の買い物だからこそ、料金だけじゃなく補償と信頼性まで含めた「総合の安心」で選ぶのが大事なの。

① 総額はいくら?

基本料金+フェリー航送料+不動車の追加料金など。ドアtoドアかデポ受け渡しかでも変わるから、総額で比べてね。

② 日数は足りる?

県外3〜6日・離島5〜12日が目安。納車日が決まっているなら、繁忙期の遅れも見込んで1週間以上の余裕を。

③ 傷リスクと補償は?

運送保険の範囲と上限を確認。引き取り時の状態チェックが補償の基準になるから、写真の記録が命なの。

④ 対応エリアは?

離島・山間部・狭い道は対応に差が出るところ。自宅前の道幅が不安なら、見積もり時に伝えておこう。

⑤ 業者は信頼できる?

運送の許可・保険加入・書面見積もりの3点を確認。極端に安い見積もりは、補償や便の条件もセットで見てね。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どこに頼めば?」を一発で。運ぶきっかけと車の状態にいちばん合う依頼先はこれだよ。

引越し・転勤で車も新居へ

家財と一緒に段取りしたい

推し陸送専門業者か引越しオプション

東京〜大阪4.5万円前後の例。引越し見積もりと陸送単体を見比べてね。

遠方・ネットで車を買った

納車まで任せたい

推し販売店経由か専門業者に直接

見積書の納車費用の内訳を確認。高ければ自己手配の相談もありだよ。

とにかく安く運びたい

数千円でも下げたい

推し帰り便・混載便+デポ受け渡し

日程に1週間の幅を持たせるのがコツ。繁忙期を外すのも効くの。

沖縄・北海道・離島へ

海を越えて運びたい

推し船積み対応の車両輸送業者

苫小牧〜那覇9万円台・7〜12日の例。台風時期は余裕を持ってね。

不動車・車検切れ

公道を走れない車を運ぶ

推し積載車の専門業者(自走は不可)

ウインチ積み込みの追加料金例あり。見積もり時に状態を伝えてね。

急いで届けたい

日付指定で確実に

推し専門業者の単独便(チャーター)

混載より高いけど日時の確度が上がるの。早めの予約が何より効くよ。

ちなみに、車まわりの「運ぶ・手放す」は出口がぜんぶ違うの。動かない車を修理せず手放すなら廃車買取、引越し全体の段取りは引越し、ひとり暮らしの引越しは単身引越しが役に立つよ。「運ぶ価値がある車は運ぶ、手放す車は買取へ」——ここを最初に決めるのが、いちばん損しないんだ。

05CHAPTER 05

車の陸送のつまずき注意点とトラブル回避

傷トラブルは「引き渡しと受け取りの状態チェック」でほぼ防げるよ

結論:陸送でいちばん多い心配ごとが「輸送中の傷」。業者は運送保険に入っているのが基本だけど、補償の判断基準になるのは引き取り時にドライバーとチェックした車の状態なんだ。だから引き渡し前に洗車して傷が見える状態にして、外装ぐるり一周を日付つきの写真で記録しておこう。受け取りのときも、その場でドライバーと一緒に外装を確認して、気になる点があれば帰る前に伝えるのが鉄則。納車後に見つけた傷は補償されにくいの。それから、飛び石のような業者に過失のない傷や、エンジンなど機関系の不調・パンクは補償対象外とする業者が多いから、契約前に補償の範囲と上限を書面で確認しておくと安心だよ。

車内の荷物はNG・ガソリンは少なめ・カード類は抜いてね

意外と知られていないのが「車内に荷物を載せたまま運べない」こと。車内の荷物は運送保険の補償対象外で、輸送中の振動で壊れたり、紛失トラブルのもとになるから、多くの業者が積載をお断りしているの。引き渡し前に車内とトランクを空にして、ETCカード・駐車場カード・貴重品の抜き忘れもチェックしてね。ガソリンは満タンにせず少なめ(4分の1程度を目安にする例)が好まれるよ——積載やフェリーでの安全管理のためなんだ。あと、フェリー区間に乗る輸送では電気自動車(EV)は船積みできない船社の例があるから、EVの人は予約前に必ず確認を。アルミホイールの保護やローダウン車・改造車の積載可否も、見積もり時に伝えておくとトラブルを防げるの。

繁忙期の遅延と「安すぎる見積もり」に気をつけて

陸送業界の繁忙期は12月と2〜4月。転勤・進学シーズンで便が埋まり、同じ条件でも料金が1万円以上高くなったり、日数が通常より延びたりするの。納車日や着任日が決まっているなら、1週間以上の余裕を持って早めに予約するのがいちばんの対策だよ。もうひとつ、相場よりも極端に安い見積もりには理由があるもの——保険の内容が薄い、混載でいつ届くか分からない、あとから追加料金、といった例があるんだ。「基本料金は安いけど総額は高い」を避けるために、追加料金の条件まで含めた書面の見積もりを必ずもらってね。約束と違う請求をされて困ったときは、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談できるよ。

こんな点に気をつけてね

  • 1引き渡し前に洗車+写真記録(補償の基準は引き取り時の状態チェック。受け取り時もその場でドライバーと一緒に確認してね)
  • 2車内の荷物は出す・カード類は抜く(荷物は補償対象外だよ。ガソリンは少なめ、EVは船積み可否を事前確認なの)
  • 3書面見積もりと早めの予約(繁忙期は料金も日数も膨らむの。追加料金の条件まで確認、困ったら「188」だよ)
依頼前に確認することリスト:①車種・サイズと不動・車検切れの有無を伝えたか ②ドアtoドアかデポ受け渡しかを決めたか ③補償の範囲と上限を書面で確認したか ④引き渡し前の洗車と写真記録を済ませたか ⑤車内の荷物とETCカードを出したか。この5つを押さえれば、はじめてでも安心して任せられるよ。困ったときは消費者ホットライン「188」も思い出してね。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・車の陸送依頼の3ステップ

むずかしいことはないよ。見積もり比較 → 引き渡しの準備 → 受け取り当日の確認の3ステップ。

  1. 条件を整理して、複数の業者から総額見積もりを取る:伝えるのは①車種とサイズ(軽・普通車・ミニバンなど)②出発地と届け先(ドアtoドアかデポか)③希望日と日程の幅 ④不動・車検切れ・ローダウンなど車の状態の4点。これで見積もりの精度がぐっと上がるの。日程に幅を持たせられるなら「帰り便や混載で安くなる日はありますか?」のひと言を忘れずに。2〜3社並べると、同じ区間でも数千円〜1万円以上差が出ることがあるよ。比べるのは基本料金じゃなく追加料金まで含めた総額と、補償の内容だからね。
  2. 引き渡しの準備をする(ここが補償の分かれ目なの):当日までに洗車をして外装の傷が見える状態にして、ぐるり一周+気になる箇所のアップを日付つき写真で記録しておこう。車内とトランクの荷物は全部出して、ETCカード・駐車場カード・貴重品の抜き忘れチェック。ガソリンは少なめ(4分の1程度を目安にする例)にしておいてね。引き渡しのときはドライバーと一緒に車両状態の確認書を見ながら外装をチェックして、既存の傷の記載に間違いがないか確認——ここで記録された状態が、補償の基準になるんだ。
  3. 受け取り当日は、その場の外装チェックで締めくくり:車が届いたら、サインの前にドライバーと一緒に外装をぐるり一周。引き渡し時の写真と見比べて、新しい傷がないか確認してね。気になる点はその場で伝えるのが鉄則——納車後に見つけた傷は補償されにくいの。問題がなければ受領のサインをして、控え(受領書・確認書)を保管。長距離やフェリー輸送のあとは、ボディに潮風の汚れがつくこともあるから、早めに洗車してあげると気持ちよく新生活を始められるよ。お疲れさま、これで愛車との新生活スタートだね。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

車の陸送費用はいくらくらい?

結論:同一県内や近距離なら2〜3万円程度、東京〜大阪間で4.5万円前後、大阪〜福岡間で5万円前後、北海道〜福岡のような長距離だと10万円前後が目安だよ。自宅まで来てくれるドアtoドアより、業者の営業所(デポ)で受け渡す方式のほうが数千円安くなる例が多いの。それから、同じ距離・同じ車でも繁忙期(12月・2〜4月)と閑散期で1万円以上違うこともあるんだ。金額は車のサイズや時期で変わるから、複数の業者に総額で見積もりを出してもらって比べてね。

陸送には何日かかる?

結論:同一県内なら1〜2日、県外への輸送で3〜6日、沖縄などの離島は5〜12日程度が目安だよ。東京〜大阪間で4〜5日、北海道〜福岡間だと7〜8日かかる例が多いの。「移動だけなら1日では?」と思うかもしれないけど、ほかの車との積み合わせや便のスケジュール調整があるから、日数には幅があるんだ。12月や2〜4月の繁忙期はさらに延びることもあるよ。納車日が決まっているなら、1週間以上の余裕を持って予約するのが安心だね。

車の中に荷物を載せたまま運んでもらえる?

結論:原則NGと考えてね。車内の荷物は運送保険の補償対象外で、輸送中の振動による破損や紛失のトラブルになりやすいの。重量が増えると積載やフェリーの扱いにも影響するから、多くの業者が「荷物は載せないでください」とお願いしているんだ。引き渡しの前に、車内とトランクの荷物は出しておこう。ETCカードや駐車場のカード、貴重品の抜き忘れも多いから要チェックだよ。どうしても載せたいものがあるときは、見積もりの段階で業者に相談してね。

輸送中に傷がついたら補償される?

結論:業者の運送保険で補償されるのが基本だけど、「引き取り時の状態チェックで記録した状態」が判断の基準になるんだ。だから引き渡し前に洗車して、ドライバーと一緒に外装を確認し、日付つきの写真を残しておくのが大事なの。受け取りのときも、その場でドライバーと一緒に外装をチェックして、気になる点があればすぐ伝えてね。納車後に見つけた傷は補償されにくいの。なお、飛び石のような業者に過失のない傷や、エンジンなど機関系の不調・パンクは補償対象外とする業者が多いから、契約前に補償範囲を確認しておこう。

不動車・車検切れの車も運べる?

結論:運べるよ。エンジンがかからない不動車や車検切れの車は公道を走れないけど、積載車(キャリアカー)に載せて運ぶ陸送なら問題ないの。ただし、ウインチでの積み込み作業などが必要になるぶん、追加料金がかかる例が多いから、見積もりのときに「不動車です」「車検が切れています」と必ず伝えてね。タイヤがロックして転がせない・事故で大きく変形しているなど状態によって対応が変わるんだ。なお、修理せずそのまま手放すつもりなら、廃車買取で引き取りまで任せる選択肢もあるよ。

沖縄や北海道へ車を運ぶには?

結論:本土と沖縄・北海道の間はフェリー(船)での航送区間が入るから、船積みに慣れた車両輸送業者に頼むのが安心だよ。港への持ち込み・引き取り方式が基本で、自宅までのドアtoドアは陸送を追加する形なの。費用の例だと、苫小牧〜那覇間で普通車9.2〜9.8万円・軽自動車8.1〜8.5万円、日数は7〜12日程度。本州からならもう少し安く済む例も多いよ。台風や冬の海況で欠航・遅延が起きやすいから、スケジュールには余裕を持ってね。電気自動車(EV)は船積みできない船社の例もあるから、EVの人は予約前に必ず確認しよう。