VOL. 351 2026 · JUNE ISSUE 床ワックスがけ おすすめの頼み方

床ワックスがけの料金相場と業者の選び方

結論:床のワックスがけを業者に頼むと、洗浄+ワックスで10帖1万〜3万円(1㎡500〜1,500円程度)が目安だよ。黒ずみやムラが目立つなら剥離(はくり)+再塗布で10帖2万円台〜、塗り直しから卒業したいならフロアコーティング(1㎡1,000〜5,000円目安)という3つのルートがあるの。そして最近の床には「塗ってはいけない」ワックスフリー床もあるから、床の種類の確認が実は最初の一歩なんだ。「仕上がりと床への安全性/費用と見積もりの明朗さ/持ちの長さ/手間と時間/安全・トラブル対策」の5基準で、頼み方をランキングしたよ。

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  • 01相場は10帖1万〜3万円 — 剥離+再塗布なら2万円台〜3万円台。「1帖1,000円」などの格安表示は剥離が別料金のことがあるから、総額で比べてね
  • 02黒ずみは上塗りでは直らない — 酸化した古い層が原因だから、剥離でリセットするのが正解。強アルカリ薬剤を使う剥離だけは自分でやらないで
  • 03ワックスフリー床に注意 — シートフローリングは「塗らない」が正解のことも。品番確認か施工前の適合判定から始めよう

01CHAPTER 01

床のワックスがけはいくら?料金の目安と「値段を決める3要素」

結論:床ワックスがけの費用は「広さ・剥離の有無・床の種類」の3つでほぼ決まるよ。いちばん標準的な床洗浄+ワックスがけ(上塗り)は10帖あたり1万〜3万円、1㎡あたり500〜1,500円程度が目安。何年分も重なった古いワックスを一度剥がしてから塗り直す剥離+再塗布は10帖2万円台〜3万円台後半と上がるの。さらに「20㎡まで一律◯円」のような最低料金を設ける店も多いから、狭い部屋1つだけだと割高に感じることもあるんだ。そしてもうひとつ大事なのが床の種類——最近の住まいに多いワックスフリーのシートフローリングは、そもそもワックスをかけない(かけてはいけない)床のことがあるの。だから「いくら?」の前に「うちの床は塗っていい床?」の確認が実は最初の一歩なんだよ。

似たテーマとの区別はこうだよ。床材そのものを張り替えたい→フローリング張替え部屋全体の掃除を頼みたい→ハウスクリーニングキッチン・浴室など水回りの保護施工→水回りコーティングカーペットの汚れ→カーペットクリーニング床に艶を出して保護したい→このページ。プラン別の目安は下のカードにまとめたね。

床洗浄+ワックス(上塗り)

専用洗剤で汚れを落としてから塗る定番プラン。10帖1万〜3万円・1㎡500〜1,500円程度が目安だよ。半年〜1年ごとの定期メンテにちょうどいいの。

剥離+再塗布

古い層を剥がしてから塗り直す根本ケア。1帖2,000円〜が目安で、10帖2万8,000〜3万8,000円程度の例があるよ。黒ずみ・ムラが目立ったらこっちなの。

フロアコーティング

ガラスやUVなど硬い膜で長期間保護する施工。1㎡1,000〜5,000円、3LDK全体で21〜30万円程度が目安。塗り直し卒業の選択肢だよ。

持ちの長さ(目安)

市販ワックス3か月〜半年、業者の樹脂ワックス半年〜1年。コーティングはウレタン3〜5年・シリコン5〜10年・ガラス15〜20年・UV20〜30年と言われているの。

追加費用に注意

家具の移動、部屋数の追加、最低料金(〜20㎡一律など)で総額が変わるよ。「1帖1,000円」格安表示は剥離が別料金のことがあるから内訳を確認してね。

自分でやる場合

市販ワックスとモップで数百〜数千円。こまめな上塗りには十分だけど、剥離だけは強アルカリ薬剤を使うから自分でやらないでね。

数字は「目安」だよ:料金は床の素材・汚れ具合・広さ・地域、そして店の料金体系で変わるんだ。同じ10帖でも、剥離が要るかどうかで金額は倍近く違うの。だから部屋の広さ(㎡か帖数)と床の状態を伝えて、総額の見積もりを取ってから決めるのが鉄則。最新の料金は各社の公式情報と実際の見積もりで確認してね。

02CHAPTER 02

床ワックスがけの頼み方ランキング7【2026年6月】

編集部が「仕上がりと床への安全性・費用と見積もりの明朗さ・持ちの長さ・手間と時間・安全・トラブル対策」の5基準で、はじめてでも失敗しにくい順に頼み方をまとめたよ。床の状態とこれからの手入れ方針で最適解が変わるから、フィルターも使ってみてね。金額はどれも目安で、床の素材・広さ・地域によって変わるんだ。

目的で絞り込み
比較
1

床洗浄+ワックスがけを業者に頼む(汚れを落としてから塗る定番プラン)

専用洗剤とポリッシャーで汚れを落としてから塗る——ムラなく艶が戻る、床メンテの定番ルートなの

費用 10帖1万〜3万円が目安 向く人 半年〜1年ごとに艶を保ちたい 注意 剥離が別料金かを先に確認してね
編集部おすすめ迷ったら
床のワックスがけでいちばんの定番が「床洗浄+ワックス」のセットプランだよ。自分で塗るのと何が違うかというと、塗る前の洗浄なの——皮脂や黒ずみ汚れの上からワックスをかけると、汚れごと透明な膜の下に閉じ込めてしまうんだ。業者は専用洗剤とポリッシャー(床洗浄機)で汚れを落としてから塗るから、ムラなく均一な艶に仕上がるの。費用は10帖1万〜3万円・1㎡500〜1,500円程度が目安で、リビングと廊下をまとめて頼む人が多いよ。気をつけたいのは「上塗りだけか、剥離込みか」——格安表示は剥離が別料金のことがあるから、床の状態を伝えて総額で見積もりをもらってね。作業は10帖で1〜2時間程度+乾燥時間が目安。2〜3社の相見積もりで、料金の内訳と乾燥時間の案内が丁寧な店を選ぶと失敗しないよ。
4.7
比較
2

剥離+再塗布で古い層をリセットする(黒ずみ・ムラに効く根本ケア)

何年分も重なった古いワックスを一度ぜんぶ剥がして塗り直す——黒ずみとムラを根本から解決する本命プランなの

費用 10帖2万円台〜3万円台が目安 向く人 黒ずみ・ムラが目立ってきた 注意 強アルカリ薬剤・自分では危険なの
黒ずみ床の本命
「何度ワックスをかけても黒ずみが取れない」——それは汚れじゃなくて、酸化した古いワックスの層そのものが原因のことが多いの。上塗りを繰り返すと古い層が黒ずみ、汚れを透明な膜の下に閉じ込めて、分厚くなった層は剥がれて見栄えを損ねるんだ。そこで剥離(はくり)+再塗布——専用の剥離剤で古い層を一度ぜんぶ剥がし、素の床に戻してから塗り直すプランだよ。費用は1帖2,000円〜が目安で、10帖2万8,000〜3万8,000円程度の例があるの。上塗りより高いけど、仕上がりは新品級。ここで大事な注意——剥離剤は強いアルカリ性の薬剤で、扱いを間違えると床材の接着剤を傷めるから、剥離だけは絶対に自分でやらないで。市販の剥離剤やスチームで床材をボロボロにしてしまった失敗例が実際にあるの。プロは床材に合わせて薬剤を調合して、ポリッシャーで安全に剥がしてくれるんだ。数年に一度のリセットと考えて、あとは上塗りで維持するのが賢い回し方だよ。
4.5
比較
3

フロアコーティングへ切り替える(塗り直しから卒業する長期保護)

ガラスやUVの硬い膜で床を守る——半年ごとの塗り直しから卒業したい人の長期投資ルートなの

費用 1㎡1,000〜5,000円が目安 向く人 塗り直しの手間をなくしたい 注意 一度施工するとやり直しにくいの
「もうワックスの塗り直しはしたくない」なら、フロアコーティングという卒業ルートがあるよ。ワックスより硬い樹脂やガラスの膜で床を覆う施工で、持ちの目安はウレタン3〜5年・シリコン5〜10年・ガラス15〜20年・UV20〜30年と段違いなの。費用は1㎡1,000〜5,000円、3LDK全体で21〜30万円程度が目安で、性能が高いUV・ガラスほど高価格帯。初期費用は大きいけど、長く住む家なら塗り直し費用の積み重ねより安くつく計算もできるんだ。ペットの滑り対策になる液剤もあるよ。気をつけたいのは「一度施工すると簡単にやり直せない」こと——種類選びと業者選びが何より大事だから、耐久年数の根拠・施工実績・保証年数を必ず確認して、2〜3社で相見積もりしてね。なお、すでにワックスが塗ってある床は剥離してからの施工になるの。キッチンや浴室の保護は水回りコーティングで別にまとめているから、家全体で考えるならあわせて読んでみて。
4.3
比較
4

ハウスクリーニングとセットで頼む(水回りや退去前とまとめて割安)

キッチンや浴室の掃除と同じ日にまとめて頼む——出張と手配が1回で済む、ついで割のルートなの

費用 セット割で単品より安いことも 向く人 大掃除・退去前にまとめたい 注意 床ワックス対応かを先に確認してね
床ワックスは単品で頼むより、ハウスクリーニングとセットで頼むと総額を抑えやすいよ。キッチン・浴室・レンジフードの掃除と同じ日にまとめれば、出張費や日程調整が1回で済むし、セット割を用意している会社も多いの。特に相性がいいのが大掃除・引越しの退去前・入居前のタイミング——家中をきれいにするついでに床も仕上げてもらうと、別々に頼むより手間もお金も節約できるんだ。気をつけたいのは、床ワックスがメニューにない会社もあること。ハウスクリーニングの範囲は会社ごとに違うから、予約前に「床洗浄とワックスがけはできるか・剥離は対応しているか」を確認してね。部屋全体の掃除の頼み方や相場はハウスクリーニングの記事に詳しくまとめているから、セットで考えるならあわせてチェックしてみて。
4.1
比較
5

自分でワックスがけをする(数千円・こまめ派の維持ルート)

市販ワックスとモップで数千円——こまめに自分で艶を足していく、いちばん身近な維持ルートなの

費用 ワックス代数百〜数千円 向く人 こまめに自分で手入れしたい 注意 剥離だけは自分でやらないでね
費用をいちばん抑えられるのは、やっぱり自分でのワックスがけ。市販の樹脂ワックスとワックス用モップがあれば数百〜数千円で始められるよ。手順のコツは4つ——①掃除機+水拭きで汚れと砂ぼこりを完全に取る(汚れの上から塗ると閉じ込めちゃうの)②部屋の奥から出口へ、木目に沿って薄く塗る乾くまで30分〜1時間は立ち入らない ④二度塗りするなら完全に乾いてから。家具の移動と乾燥時間の確保が正直いちばん大変だから、模様替えや引越しのタイミングと合わせるのがおすすめなの。そして大事な注意が2つ——黒ずみが出た床の剥離は自分でやらないこと(強アルカリ薬剤で床を傷めた失敗例があるの)、そしてワックスフリー床には市販ワックスを塗らないこと(次の6位で詳しく話すね)。こまめな上塗りは自分で、数年に一度のリセットは業者——この使い分けがいちばんコスパがいいんだ。
4.0
比較
6

ワックスフリー床は適合判定から(シートフローリングの注意)

最近の床は「塗らない」が正解のことも——シートフローリングかどうかの確認から始める安全ルートなの

費用 品番確認は0円・施工は別途見積もり 向く人 築浅の家・床の種類が分からない 注意 市販ワックスは密着せず滑るの
近年の住まいに増えているのが、表面に木目を印刷したシートを貼ったシートフローリング。特殊な表面加工で汚れが付きにくい代わりにワックスも密着しにくいから、「ワックスフリー(ワックス不要)」とされていることが多いの。ここに自己判断で市販ワックスをかけると、質感が損なわれたり、滑りやすくなって危険だったりするんだ。しかも剥がすときには大量の水を使うから、シートが水を含んで膨れたりシワになったりする事故も起きているの。だから築浅の家やマンションでは、まず床の種類の確認から——①入居時の資料や床材の品番からメーカーサイトで仕様を調べる ②分からなければ、施工前に床の適合判定をしてくれる業者に相談する、の順がいちばん安全だよ。メーカーが専用ワックスを用意している床もあるから、「塗るならメーカー指定品」が合言葉。ワックスフリー床は基本そのままでOK——「何もしない」が正しいお手入れのこともあるって覚えておいてね。
3.8
比較
7

空室のタイミングでまとめて施工する(引越し・入居前のチャンス活用)

家具がない部屋は安くて早くてキレイ——引越しや入居前の「空室」を活かすタイミング戦略なの

費用 家具移動費ゼロで割安なことも 向く人 引越し・リフォーム予定がある 注意 入居日から逆算して乾燥時間を確保
床ワックスにもフロアコーティングにも共通するいちばんお得なタイミングが「空室」だよ。家具のない部屋なら家具移動の追加費用がかからないし、塗り残しなく全面を施工できて、乾燥時間も気にしなくていい——安い・早い・キレイの三拍子なの。具体的には引越しの入居前、退去後、リフォームやフローリング張替えの直後がチャンス。新居の床がワックス対応なら、入居前に1回かけておくと最初からキレイな状態を維持できるんだ(床がシートフローリングなら6位の判定からね)。引越しと重なる時期は業者の予約も混みやすいから、入居日から逆算して、施工日+乾燥時間(当日〜翌日)の余裕をもって予約してね。床の張替えから検討しているならフローリング張替えの記事も参考になるよ——張替え→空室のうちにワックスかコーティング、の順番がいちばん効率的なんだ。
3.6

※ 評価は編集部による5基準(仕上がりと床への安全性・費用と見積もりの明朗さ・持ちの長さ・手間と時間・安全・トラブル対策)の総合判断だよ(2026年6月時点)。金額は複数の公開料金情報をもとにした目安で、床の素材・汚れ具合・広さ・地域・時期によって変わるの。料金体系・最低料金・剥離の扱いは会社ごとに違うから、正確な内容は必ず各社の公式情報と実際の見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

頼み方選び(=失敗しない5基準)

このランキングは、床ワックスでつまずきやすい5点を基準にしてるよ。床は「種類によって正解のお手入れが違う」「上塗りの繰り返しが黒ずみを生む」という特徴がある場所だからこそ、施工前の床の確認と、見積もりの内訳チェックが満足度のほとんどを決めるの。

① 床への安全性は?

うちの床はワックス対応?ワックスフリーのシート床に塗ると滑って危険なの。施工前に床の種類を確認してくれる業者は信頼できるよ。

② 費用と見積もりは明朗?

「上塗りだけか剥離込みか」「最低料金と家具移動費」まで含めた総額で比べてね。格安表示の内訳を聞いて、答えが曖昧な店は避けよう。

③ 持ちの長さは?

市販ワックス3か月〜半年、業者ワックス半年〜1年、コーティングは年単位。塗り直しの頻度と費用のバランスで選ぶのが賢いの。

④ 手間と時間は?

家具移動と乾燥時間(30分〜数時間)が意外な負担。空室のタイミングや、家具移動込みのプランをうまく使ってね。

⑤ 安全・トラブル対策は?

損害保険の加入、施工後の保証、連絡のまめさ。訪問販売の高額契約には特に注意——困ったら「188」だよ。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どう頼めば?」を一発で。床の状態と事情にいちばん合う頼み方はこれだよ。

ツヤがない・くすんできた

手軽に艶を取り戻したい

推し床洗浄+ワックスがけ

10帖1万〜3万円目安。洗ってから塗るからムラなく蘇るの。

黒ずみ・ムラが目立つ

根本からリセットしたい

推し剥離+再塗布

古い層ごと汚れを除去。上塗りでは直らないサインだよ。

塗り直しが面倒

長期間メンテフリーに

推しフロアコーティング

ガラスやUVなら10年単位の耐久目安。長く住む家ほどお得なの。

費用を抑えたい

こまめな維持で十分

推し自分でワックスがけ

市販品数千円でOK。剥離だけは業者に任せてね。

築浅・シート床かも

床を傷めず正しくケア

推しまず適合判定から

ワックスフリー床は「塗らない」が正解のことも。品番確認からね。

引越し・退去・入居前

安くキレイに仕上げたい

推し空室でまとめて施工

家具移動費ゼロ。ハウスクリーニングとセットならさらに割安なんだ。

ちなみに、住まいの「保護施工」シリーズは考え方が共通なの。素材の確認→施工方法の比較→持ちと費用のバランスで判断という流れは、水回りコーティングカーコーティングの記事でも同じだよ。「きれいを長持ちさせる」投資の考え方として、あわせて読むと迷いが減るはず。

05CHAPTER 05

高額請求・トラブルを避ける確認ポイント

「1帖1,000円」格安表示のからくり——剥離込みかと最低料金を確認

結論:床ワックスの見積もりでいちばん多いすれ違いは、「思ったより高くなった」という内訳まわりだよ。格安の単価表示は「剥離を含まない上塗りのみ」の料金のことがあって、黒ずみのある床だと現地で剥離を勧められて総額が倍近くになることもあるの。これは悪質というより料金体系の違いだから、申し込む前に「うちの床の状態だと剥離は必要か・込みの総額はいくらか」を確認するだけで防げるんだ。あわせて最低料金(〜20㎡一律など)と家具移動の扱いも聞いておくと、当日の上振れがなくなるよ。迷ったら総額(作業費+剥離+家具移動)で2〜3社を比べるのがいちばん確実なの。

自分での剥離とワックスフリー床——床を傷める2大失敗

床ワックスで床そのものを傷めてしまう失敗は、ほぼこの2つに集中しているの。1つめは自分での剥離——剥離剤は強いアルカリ性の薬剤で、扱いを間違えると床材の接着剤を溶かしたり、表面を荒らしたりするんだ。市販の剥離剤やスチームを使って、フローリング材がボロボロになってしまった失敗例が実際に報告されているの。剥離だけはプロに任せて、自分でやるのは上塗りまでにしてね。2つめはワックスフリー床への市販ワックス——シートフローリングはワックスが密着しないから、塗るとかえって滑りやすくなって危険だし、剥がすときの水分でシートが膨れる二次被害もあるの。築浅の家は床材の品番確認かプロの適合判定から始めるのが鉄則だよ。床がすでに傷んでいるなら、ワックスでは直せないからフローリング張替えや、傷・へこみだけならフローリング補修の検討に切り替えてね。

訪問販売・電話勧誘の高額契約——クーリングオフ8日と188

掃除サービスの分野では、「格安でクリーニングします」と電話や訪問で勧誘して、現地で高額なメニューを次々に追加する手口のトラブルが消費生活センターに寄せられているの。床ワックスやコーティングも例外じゃないから、頼んでいないのに訪ねてくる業者とはその場で契約しないこと。比べる時間を作るだけで、ほとんどのトラブルは避けられるんだ。もし契約してしまっても、訪問販売・電話勧誘販売にはクーリングオフ制度(契約書面を受け取った日から8日以内)があって、書面(はがき等)や電子メールで無条件解除ができるの。強引な勧誘や納得できない請求に困ったら、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談してね。あとは家財への損害保険に入っている業者かも、万一の安心材料として確認しておくといいよ。

こんな点に気をつけてね

  • 1格安表示は「剥離込みか」を確認(上塗りのみの単価のことがあるの。最低料金・家具移動費も含めた総額で2〜3社を比べてね)
  • 2剥離のDIYとワックスフリー床への市販ワックスはNG(床材を傷める2大失敗だよ。築浅の床はまず品番確認から)
  • 3頼んでいない訪問・電話勧誘で契約しない(契約してしまってもクーリングオフ8日があるよ。困ったら「188」に相談してね)
依頼前に確認することリスト:①床の種類(ワックス対応かワックスフリーか) ②広さ(帖数か㎡)と床の状態(黒ずみ・ムラの有無) ③剥離込みの総額・最低料金・家具移動の扱い ④作業時間と乾燥時間(立ち入れない時間) ⑤損害保険・施工後の保証の有無。この5つを押さえれば、はじめてでも安心して頼めるよ。納得できないトラブルが起きたら、消費者ホットライン「188」に相談してね。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・床ワックスがけ依頼の3ステップ

むずかしいことはないよ。床の種類と広さの確認 → 2〜3社で見積もり比較 → 施工と仕上がりチェックの3ステップ。

  1. 床の種類と広さを確認する:まずうちの床がワックスを塗っていい床かを確認しよう。入居時の資料や床材の品番があればメーカーサイトで仕様が分かるし、分からなければ「ワックスフリーかもしれない」と業者に伝えれば判定から見てくれるよ。次に施工したい範囲の広さ(帖数か㎡)をメモして、黒ずみ・ムラ・剥がれがある場所はスマホで写真を撮っておくの。この3点(床の種類・広さ・状態の写真)が揃うと、見積もりの精度がぐんと上がるんだ。
  2. 2〜3社で見積もりを比較する:2章のランキングを参考に頼み方を決めたら、写真と広さを添えて2〜3社に見積もりを頼もう。比べるのは「総額(剥離込みか・最低料金・家具移動費)・作業時間と乾燥時間・損害保険と施工後の保証」の3点。同じ条件を使い回せば、2社目以降は数分で済むよ。黒ずみがあるのに「上塗りだけで大丈夫」と言う店より、床の状態を見て剥離の要否を説明してくれる店のほうが信頼できるの。日程は、半日〜1日は床に立ち入れない時間ができるから、外出予定と合わせると効率的だよ。
  3. 施工に立ち会って、仕上がりをチェックする:施工当日は、できれば作業前に床の状態を一緒に確認して、終わったら明るい時間帯に逆光で床を見るのがコツ——塗りムラや塗り残しは光の反射でいちばん分かるの。乾燥時間(30分〜数時間・ワックスの種類で変わる)の案内を守って、完全に乾くまで家具を戻さないでね。最後に「次はいつ頃が塗り直しの目安か」を聞いてスマホのリマインダーに入れておくと、黒ずみが育つ前にきれいを維持できるよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

床のワックスがけはいくらくらいかかる?

結論:業者に頼む場合、床洗浄+ワックスがけで10帖あたり1万〜3万円が相場の目安だよ。1㎡あたりだと500〜1,500円程度で、床の素材や汚れ具合、使うワックスで変わるの。古いワックスを剥がしてから塗り直す「剥離+再塗布」は10帖で2万円台〜3万円台後半と少し上がるんだ。20㎡まで一律◯円といった最低料金を設ける店も多いから、部屋の広さを伝えて総額の見積もりで確認してね。

ワックスの「剥離」って何?必要なの?

結論:古いワックスの層を専用の剥離剤で一度ぜんぶ剥がしてから塗り直す作業のことで、黒ずみやムラが目立ってきたら検討のサインだよ。ワックスは上塗りを重ねると、酸化した古い層が黒ずみの原因になって、汚れを透明な膜の下に閉じ込めてしまうの。料金は1帖2,000円〜が目安で、10帖なら2万8,000〜3万8,000円程度の例があるよ。強いアルカリ性の薬剤を使う難しい作業だから、剥離だけは自分でやらず業者に任せるのが安全なんだ。

ワックスとフロアコーティング、どっちがいい?

結論:半年〜1年ごとの塗り直しを許容できるならワックス、塗り直しから卒業したいならフロアコーティングが目安だよ。ワックスは1回の費用が安い代わりに持ちが半年〜1年。コーティングは1㎡1,000〜5,000円・3LDK全体で21〜30万円程度と高い代わりに、ウレタンで3〜5年、シリコンで5〜10年、ガラスで15〜20年、UVで20〜30年が目安と言われているの。住む年数と初期費用のバランスで選んでね。

ワックスフリーの床(シートフローリング)にワックスをかけてもいい?

結論:自己判断で市販ワックスをかけるのはやめておこう。ワックスフリーの床は表面加工でワックスが密着しにくく、かけると質感が損なわれたり滑りやすくなったりして危険なの。剥がすときも大量の水を使うから、シートが水を含んで膨れたりシワになったりすることがあるんだ。床材メーカーが専用ワックスを用意している場合があるから、品番から確認するか、施工前に床の種類を判定してくれる業者に相談してね。

自分でワックスがけするのと業者の違いは?

結論:日常の艶出しは自分でも十分できるけど、仕上がりの均一さと「剥離」の安全性が大きな違いだよ。市販ワックスなら数百〜数千円で済む一方、ムラなく塗るには家具移動と乾燥時間の確保が大変なの。業者はポリッシャーでの洗浄や剥離までセットで、ムラのない膜を作ってくれるんだ。特に剥離は強アルカリの薬剤を使うから、自分でやって床材を傷めた失敗例もあるの。こまめな上塗りは自分で、数年に一度のリセットは業者、という使い分けがおすすめだよ。

ワックスがけの頻度はどれくらいがいい?

結論:市販ワックスなら3か月〜半年、業者の樹脂ワックスなら半年〜1年ごとが塗り直しの目安だよ。人がよく歩く場所から艶が消えていくから、リビングの通り道や廊下の光り方が鈍くなってきたらサイン。何年も重ね塗りして黒ずみが出てきたら、上塗りではなく剥離+再塗布のタイミングなの。引越しや模様替えで部屋を空にする機会は、家具移動の手間なくまとめて施工できるチャンスだから上手に使ってね。