VOL. 456 2026 · JUNE ISSUE 雛人形・五月人形の手放し方ガイド

雛人形・五月人形の処分方法と供養の進め方ランキング

結論:子どもの成長を見守ってくれた雛人形・五月人形は、「ありがとう」と区切りをつけられる方法で手放すのがいちばんなの。費用の目安は、神社・お寺の人形供養祭で1体500〜3,000円・1箱3,000円〜1万円日本人形協会の郵送代行で1箱5,000円+送料自治体のごみなら分別すれば無料〜・ひな壇など粗大ごみは400〜2,000円ほどだよ。作家物や伝統工芸品なら買取で値が付くこともあるし、寄付で次の出番につなぐ道もあるの。「気持ちの区切り/費用/手間/人形の行き先/付属品まで片づくか」の5基準で、7つの手放し方を比べたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01費用の早見 — 供養祭1体500円〜・郵送代行1箱5,000円+送料・自治体ごみは無料〜数百円+粗大400〜2,000円が目安なの
  • 02使い分け — 気持ちの区切り重視なら供養、費用重視なら自治体ごみ、作家物なら買取査定、まとめてなら不用品回収だよ
  • 03鉄則 — 供養に出せるのは人形本体だけのことが多いの。ガラスケースやひな壇は別ルートになる前提で計画してね

01CHAPTER 01

雛人形・五月人形はどう手放す?選択肢と費用の全体像だよ

結論:手放し方は大きく「供養して見送る」「ごみとして出す」「買取・寄付で活かす」の3方向で、どれを選んでも間違いではないの。お子さんの成人や結婚、引越しや実家の整理が、手放すタイミングとしてよくある区切りだよ。供養は必ずしないといけないものではなくて、感謝の気持ちに区切りをつけるためのもの——ご家庭で布に包んで塩で清めて見送る形でも十分なんだ。費用は供養祭で1体500〜3,000円・1箱3,000円〜1万円郵送代行で1箱5,000円+送料自治体ごみなら無料〜数百円(ひな壇・ケースの粗大ごみは400〜2,000円ほど)が目安なの。

似たテーマとの区別はこうだね。雛人形・五月人形の手放し方の全体像→このページ人形供養そのものの費用と進め方を深く知りたい→人形供養実家まるごとの整理→遺品整理・生前整理。まずは費用感を下のカードでつかんでね。

神社・お寺の供養祭

1体500〜3,000円・1箱3,000円〜1万円が目安。年に一度の供養祭と、通年受付(5,000円〜1万円目安)の2タイプがあるよ。

郵送の供養代行

日本人形協会の代行で1箱5,000円+ゆうパック送料が目安。箱の三辺合計170cm・30kg以内という上限があるの。

自治体のごみ

人形本体は可燃ごみで無料〜、ガラスケース・金属は不燃ごみ、ひな壇や大きなケースは粗大ごみ400〜2,000円ほどが目安だよ。

買取査定

作家物・伝統工芸品・古い人形なら値が付くことも。査定無料のお店が多いから、銘や証紙があれば捨てる前に確認してね。

寄付・譲渡

施設や地域のおひなまつりイベントで受け入れていることがあるよ。送料は自己負担が基本で、募集時期と条件は要確認なの。

手放すタイミング

決まりはないよ。成人・結婚・引越し・実家の整理が多い区切り。飾らなくなってからゆっくり考えて大丈夫なの。

数字は「目安」だよ:供養の費用は初穂料・お布施の考え方や、人形の数・大きさ、付属品をどこまで受けてくれるかで変わるし、自治体の分別ルールも地域差が大きいの。粗大ごみの料金も品目とサイズで違うから、正確なところは申し込み前に寺社・自治体の案内で確認してね。

02CHAPTER 02

雛人形・五月人形の手放し方ランキング7【2026年6月】

編集部が「気持ちの区切りがつくか・費用・手間と運び出し・人形の行き先・付属品まで片づくか」の5基準で、後悔しにくい順に手放し方をまとめたよ。大切にしてきた人形だからこそ、ご家庭の気持ちに合う方法を選んでほしいの。フィルターも使ってみてね。金額はどれも目安だよ。

目的で絞り込み
比較
1

神社・お寺の人形供養に出す(供養祭・通年受付で感謝して見送る定番)

お祓いや読経で「ありがとう」に区切りをつけられる——気持ちを大切にしたいならまずここなの

費用 1体500〜3,000円・1箱3,000円〜1万円目安 向く人 感謝の気持ちに区切りをつけたい人 注意 ケースや段は対象外のことが多いよ
編集部おすすめ迷ったら
「そのまま捨てるのは心が痛む」なら、神社・お寺の人形供養がいちばん気持ちの整理がつく方法だよ。お祓いや読経で感謝を伝えてから見送る形で、年に一度の人形供養祭(1体500〜3,000円・1箱3,000円〜1万円目安)と、通年受付(5,000円〜1万円目安)の2タイプがあるの。供養祭は費用が手頃なぶん開催日が決まっていて、通年受付はいつでも持ち込める代わりに少し高め——急がないなら近くの寺社の供養祭の日程を調べるのがおすすめだよ。気をつけたいのは、受け付けてくれるのは「顔のある人形本体」だけのことが多いこと。ガラスケース・ひな壇・屏風・お道具は対象外なら自治体ごみで出す前提で考えてね。供養の流れや費用の深掘りは人形供養の記事が詳しいよ。
4.7
比較
2

人形協会の郵送供養代行を使う(箱に入れて送るだけ・全国どこからでも)

申し込んで箱に詰めて送るだけで、供養祭でまとめてご供養——近くに受付先がない人の味方なの

費用 1箱5,000円+ゆうパック送料が目安 向く人 近くに受付先がない・持ち込めない人 注意 三辺170cm・30kg以内/ケースは送れない
「近くに人形供養をしている寺社がない」「重くて持ち込めない」なら、日本人形協会の人形感謝(供養)代行サービスが便利だよ。申し込むと差出キットが届いて、人形を箱に詰めてゆうパックで送るだけ——お預かりされた人形は、毎年秋の人形感謝祭でまとめてご供養されるの。費用は1箱5,000円+送料で、三辺合計170cm・重さ30kg以内という上限があるよ。雛人形・五月人形・鎧兜・羽子板・破魔弓など、顔のある節句人形なら基本的に受付OKなんだ。気をつけたいのは、ガラスケースやひな壇・お道具は送れないことと、申し込み時期によっては供養が翌年の感謝祭になること。「人に見られず静かに送り出したい」という人にも合っている方法だよ。
4.5
比較
3

自治体のごみ収集で手放す(分別すれば費用は最小・自分のペースで)

人形は可燃・ケースや金具は不燃・ひな壇は粗大ごみ——費用最小で、自分のペースで見送れる方法なの

費用 無料〜・粗大ごみは400〜2,000円ほど 向く人 費用をかけず自分で進めたい人 注意 分別ルールは自治体ごとに違うよ
費用をいちばん抑えられるのは、自治体のごみ収集だよ。基本の分別は人形本体(布・紙・木)=可燃ごみ、ガラスケース・金具・兜の金属パーツ=不燃ごみ、ひな壇や大きなケース=粗大ごみ(400〜2,000円ほど)——ただし人形のあつかいは地域差があるから、お住まいの分別表を必ず確認してね。そのまま袋に入れるのがしのびないときは、きれいに拭いて、白い紙や布に包み、塩をひとつまみふってから見送るご家庭が多いの。これも立派な供養の形だよ。兜や鎧は編み紐をハサミで切ると分解しやすいんだ。粗大ごみの申し込み手順やサイズの基準は粗大ごみの出し方の記事にまとめているよ。
4.4
比較
4

買取・骨董の専門店で査定してもらう(作家物や古い人形は値が付くことも)

有名作家の銘・伝統工芸の証紙・時代物——心当たりがあるなら、捨てる前に無料査定が正解なの

費用 査定無料が多い・売れれば収入に 向く人 作家物・伝統工芸品・古い人形がある人 注意 既製品は値が付きにくい/押し買いに注意
人形の裏や箱に作家の銘・伝統工芸品の証紙があったり、古い時代の人形だったりするなら、捨てる前に買取・骨董の専門店の無料査定を受けてみてほしいの。有名な人形師・甲冑師の作や保存状態のよい時代物は、思いがけない値が付くことがあるんだ。箱や付属品がそろっていると評価が上がりやすいよ。一方で、正直に伝えると一般的な既製品は値が付きにくいのが実情——その場合は供養や自治体ごみに切り替えれば大丈夫。気をつけたいのは出張買取で、人形のついでに貴金属や着物まで売るよう迫る「押し買い」というトラブルがあるの。訪問購入はクーリングオフ(8日間)の対象で、その場で渡さず考え直せるから、困ったら消費者ホットライン188に相談してね。骨董・美術品全般の売り方は美術品・骨董買取の記事も参考になるよ。
4.2
比較
5

寄付・譲渡で次の出番へつなぐ(施設や地域のおひなまつりで活かす道)

捨てずに誰かの春を彩る——施設や地域イベントへの寄付は、人形にとっていちばん幸せな再出発かもね

費用 送料自己負担が基本(数百〜数千円) 向く人 状態がよく誰かに使ってほしい人 注意 受け入れ先は限られ募集時期も要確認
状態のよい人形なら、寄付や譲渡で「次の出番」へつなぐ道もあるよ。受け入れ先の例は、福祉施設や子ども関連の施設、人形を一斉に飾る地域のおひなまつりイベント、海外支援の寄付団体など。飾ってもらえるなら、人形にとってもうれしい再出発だね。費用は送料の自己負担が基本で、団体によっては仕分けの手数料がかかることもあるの。気をつけたいのは、受け入れ先が多くはなく、募集の時期・条件(汚れ・破損の有無、付属品の要否)が決まっていること——思い立ったらまず問い合わせてみてね。なお、雛人形には「一人にひと飾り」という昔ながらの考え方もあるから、譲る相手が気にしないか、ひと言確認してからだとお互い安心だよ。気になる場合はお祓いをしてから譲る方法もあるの。
4.0
比較
6

不用品回収業者にまとめて任せる(実家整理や引越しで一式片づけたい人へ)

人形もひな壇もケースも、運び出しごと一度に——実家の整理や引越しと重なったときの時短ルートなの

費用 単品数千円〜・量があれば積載プランも 向く人 一式+他の不用品もまとめたい人 注意 許可業者か確認・無料巡回車は避けてね
実家の整理や引越しで、人形だけでなくひな壇・ガラスケース・ほかの不用品も一気に片づけたいなら、不用品回収業者が時短ルートだよ。分別も運び出しも任せられるから、重い七段飾りや大きなケースがある家ほど助かるの。費用は単品数千円〜、量が多ければトラックの積載プランが目安。業者によっては提携寺社での供養を頼めるところもあるから、見積もりのときに「人形は供養してもらえますか」と聞いてみてね。気をつけたいのは業者選びで、自治体の許可(一般廃棄物収集運搬など)を持つ業者か必ず確認すること。「無料回収」をうたう巡回車は、あとから高額請求になるトラブルが報告されているから避けてね。選び方の詳細は不用品回収の記事にまとめているよ。
3.8
比較
7

人形店の下取り・引き取りに相談する(買い替え・新調のときに使える窓口)

次の子の節句人形を新調するなら——購入と同時に古い人形を引き取ってくれるお店があるの

費用 無料〜数千円(購入が条件のことが多い) 向く人 新しい節句人形に買い替える予定の人 注意 引き取りだけの依頼は不可のことも
下の子の節句や孫の誕生で新しい人形を新調する予定があるなら、人形店の下取り・引き取りサービスを聞いてみてね。購入と同時なら古い人形を無料〜数千円で引き取ってくれるお店があって、引き取られた人形は提携の寺社で供養されることが多いの。買い替えと見送りが一度に済むから、いちばん手間が少ないタイミングなんだ。気をつけたいのは、「購入が条件」のお店がほとんどで、引き取りだけの依頼は受けていないことが多いこと。下取りで値引きになるか、供養まで含まれるかはお店ごとに違うから、購入前の見積もり段階で確認しておくとスムーズだよ。買い替え予定がない場合は、1位の人形供養か2位の郵送代行に切り替えてね。
3.5

※ 評価は編集部による5基準(気持ちの区切りがつくか・費用・手間と運び出し・人形の行き先・付属品まで片づくか)の総合判断だよ(2026年6月時点)。金額は複数の公開料金情報をもとにした目安で、寺社・自治体・お店・人形の数や大きさによって変わるの。正確な費用は必ず各窓口の案内や見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

手放し方選び(=後悔しない5基準)

このランキングは、雛人形・五月人形を手放すときに後悔につながりやすい5点を基準にしているよ。大切にしてきた人形だからこそ、費用だけで決めずに「気持ち」と「行き先」も天秤に乗せるのがコツなの。

① 気持ちの区切りはつく?

お祓いや読経で見送るのか、自分で清めて見送るのか。「これで良かった」と思える方法かどうかが、いちばん大事な基準だよ。

② 費用は明朗?

供養祭1体500円〜から回収業者の数千円〜まで幅広いの。初穂料・送料・回収費など、何にいくらかかるか分けて確認してね。

③ 手間と運び出しは?

七段飾りは想像以上に重くてかさばるよ。持ち込みか、送るだけか、運び出しまで任せるかで負担が大きく変わるの。

④ 人形の行き先は?

供養して見送る・次の持ち主に活かしてもらう・資源として手放す。納得できる行き先を選べているかを確認しよう。

⑤ 付属品まで片づく?

供養は人形本体のみが多く、ガラスケース・ひな壇・お道具は別ルートになりがち。最後まで片づく計画かが意外な落とし穴なの。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「うちの場合はどれ?」を一発で。状況と気持ちにいちばん合う手放し方はこれだよ。

感謝して見送りたい

気持ちの区切りを大切に

推し神社・お寺の人形供養

供養祭なら1体500円〜。お祓いと読経で気持ちよく見送れるの。

近くに受付先がない

送るだけで供養したい

推し人形協会の郵送代行

1箱5,000円+送料。箱に詰めて送るだけで供養祭でご供養されるよ。

費用をおさえたい

自分のペースで進めたい

推し自治体のごみ収集

分別すれば無料〜。布に包んで塩で清めてから見送る形もあるの。

作家物かもしれない

価値を確かめてから

推し買取・骨董店の無料査定

銘や証紙、時代物なら値が付くことも。捨てる前にまず査定だよ。

誰かに使ってほしい

捨てずに活かしたい

推し寄付・譲渡

施設や地域のおひなまつりで再出発。募集時期は早めに確認してね。

実家整理・引越しと一緒に

一式まとめて片づけたい

推し不用品回収業者

ひな壇もケースも運び出しごと。供養対応の業者なら安心なの。

ちなみに、人形供養そのものの費用と流れは人形供養、ひな壇やケースなど大きな付属品の出し方は粗大ごみの出し方、実家まるごとの片づけは遺品整理・生前整理がそれぞれ詳しいよ。

05CHAPTER 05

後悔しないための注意点——手放す前に読んでね

供養に出せるのは「人形本体だけ」のことが多いよ

結論:寺社の供養も郵送代行も、受け付けてくれるのは基本「顔のある人形そのもの」なの。ガラスケース・ひな壇・屏風・ぼんぼり・お道具類は対象外のことが多くて、そのまま持ち込むと当日に持ち帰りになっちゃうこともあるんだ。だから計画は「人形は供養へ、付属品は自治体ごみへ」の二本立てが基本だよ。寺社によっては付属品も一式で受けてくれるところがあるから、申し込み前に「どこまで一緒に出せますか」と確認するのがいちばん確実なの。

自治体で出すときは分別と「見送りの作法」を

ごみとして出す場合の基本分別は、人形本体(布・紙・木)=可燃ごみ、ガラスケース・金具・兜や鎧の金属パーツ=不燃ごみ、ひな壇・大きなケース=粗大ごみ。ただし人形のあつかいは自治体で違いがあるから、必ずお住まいの分別表を確認してね。五月人形の兜は編み紐をハサミやニッパーで切ると分解しやすいよ。ガラスケースは割れるとあぶないから、厚手の袋や新聞紙に包んで「ワレモノ」と書いて出すと収集の人にもやさしいの。そのまま袋へ入れるのがしのびないときは、きれいに拭いて白い紙や布に包み、塩をひとつまみふって「ありがとう」と見送る——これも昔から続く、立派な供養の形だよ。

譲るとき・売るときは「一人にひと飾り」の考え方も知っておこう

雛人形や五月人形には、「その子の身代わりとして厄を引き受ける、一人にひと飾り」という昔ながらの考え方があるの。だから「お下がりはよくない」とする立場と、「気持ちの問題だから気にしなくていい」とする立場の両方があるんだ。どちらが正しいということはなくて、譲る側ともらう側が納得していれば大丈夫。気になる場合は、お祓いや供養をしてから譲る方法もあるよ。売る場合も同じで、査定前にひと言「うちでは役目を終えた人形です」と伝えれば、お店側も丁寧にあつかってくれるの。

出張買取の「押し買い」と無料回収の巡回車には気をつけて

買取や回収をお願いするときの注意はふたつ。ひとつめは出張買取の「押し買い」——人形の査定のはずが、貴金属や着物まで「ついでに売って」と迫られるトラブルが報告されているの。訪問購入はクーリングオフ(8日間)の対象で、期間内なら品物を取り戻せるから、その場で即決しなくて大丈夫。しつこいときは消費者ホットライン188に相談してね。ふたつめは「無料回収」をうたうアナウンス巡回車——積み込んだあとで高額請求される事例があるから、回収は自治体の許可を持つ業者に見積もりを取ってからお願いしよう。

こんな点に気をつけてね

  • 1写真に残してから手放す(飾った姿を一枚撮っておくと、思い出はちゃんと手元に残るよ。あとで「撮っておけば」と後悔する人が多いの)
  • 2家族に必ずひと声かける(人形は家族みんなの思い出。誰かが「まだ取っておきたかった」とならないよう、手放す前に共有してね)
  • 3供養の範囲と費用の内訳を先に確認(人形本体のみか一式か、初穂料・送料・回収費の内訳はどうか。先に聞けば当日あわてないよ)
手放す前に確認することリスト:①作家の銘・伝統工芸の証紙がないか見る ②家族に手放してよいか確認する ③飾った姿を写真に残す ④供養なら受付範囲(本体のみか一式か)と費用を聞く ⑤ごみなら自治体の分別表でケース・ひな壇の区分を調べる。この5つを押さえれば、迷いも後悔もぐっと減るよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・見送りの3ステップ

むずかしいことはないよ。仕分けと確認 → 手放し方を決めて申し込み → 見送りと記録の3ステップ。

  1. 仕分けと確認をする:まず人形本体と付属品(ガラスケース・ひな壇・屏風・お道具)を分けて、それぞれの行き先を考えよう。人形の裏や箱に作家の銘・伝統工芸の証紙がないかも見ておいてね——あれば買取査定の候補になるよ。そして家族へのひと声飾った姿の写真。この2つを済ませておくと、あとの工程ぜんぶが気持ちよく進むの。
  2. 手放し方を決めて申し込む:2章のランキングを参考に方法を決めたら、確認することは①受付範囲(人形本体のみか、付属品も一緒か) ②費用の内訳(初穂料・送料・回収費) ③日程(供養祭の開催日・粗大ごみの収集日・回収の訪問日) ④証明や報告の有無(供養証明書など)の4つ。買取なら複数のお店で査定を比べると納得感が違うよ。
  3. 見送って、記録を残す:当日は「今までありがとう」と声をかけて見送ってあげてね。供養に出した場合は供養証明書や供養祭の日付を控えておくと、あとで家族に聞かれたときも安心なの。付属品を別ルートで出す場合は、収集日や持ち込み日をカレンダーにメモして、最後のひと箱まで片づけきろう。残した写真は、家族のアルバムやデータに整理しておくと思い出がずっと手元に残るよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

雛人形や五月人形の処分に供養は必要?

結論:必ず供養しないといけない、という決まりはないんだよ。供養は「今までありがとう」の気持ちに区切りをつけるためのもので、ご家庭で人形をきれいに拭いて、白い紙や布に包み、塩をひとつまみふって見送る形でも十分なの。そのまま手放すことに少しでも心残りがありそうなら、神社やお寺の人形供養や郵送の代行を選ぶと、気持ちよく送り出せるよ。正解はひとつじゃないから、ご家族が納得できる方法を選んでね。

雛人形の供養にかかる費用はいくらくらい?

結論:神社やお寺の人形供養祭なら1体500〜3,000円・1箱3,000円〜1万円ほど、通年受付の寺社は5,000円〜1万円ほどが目安だよ。日本人形協会の郵送代行は1箱5,000円+ゆうパック送料なの。初穂料やお布施の形で「お気持ちで」とされる寺社もあるよ。金額は人形の数や大きさ、付属品をどこまで受けてくれるかでも変わるから、申し込み前に確認してね。

雛人形は普通のごみとして捨ててもいい?分別は?

結論:自治体のルールに沿って分別すれば、ごみとして出して大丈夫だよ。人形本体(布・紙・木)は可燃ごみ、ガラスケースや金具・金属パーツは不燃ごみ、ひな壇や大きなケースは粗大ごみ(400〜2,000円ほどが目安)になるのが一般的なの。ただし人形のあつかいは自治体で違いがあるから、出す前にお住まいの分別表を確認してね。気持ちが落ち着かないときは、布や紙に包んで塩で清めてから出すご家庭も多いよ。

五月人形や兜も同じ方法で手放せる?

結論:手放せるよ。供養祭・郵送代行・自治体ごみ・買取・寄付という選択肢は雛人形と同じなの。違うのは素材で、兜や鎧は金属パーツが多いから、ごみで出すときは可燃と不燃の分解・分別がひと手間になるんだ。編み紐はハサミやニッパーで切ると分解しやすいよ。弓太刀などの飾りも金属を含むことがあるから分別に注意してね。有名な甲冑師の作なら買取で値が付くこともあるの。

雛人形を人に譲ったり寄付したりしても大丈夫?

結論:大丈夫だけど、雛人形には「その子の身代わりとして厄を引き受ける、一人にひと飾り」という昔ながらの考え方があるの。気にするかどうかはご家庭それぞれだから、譲る側ももらう側も納得していれば問題ないよ。気になる場合は、お祓いや供養をしてから譲る方法もあるの。寄付は、施設や地域のおひなまつりイベントなどで受け入れていることがあるけれど、募集の時期や条件が限られるから、早めに問い合わせてみてね。

売れる雛人形・五月人形ってどんなもの?

結論:有名な人形師・甲冑師の作(銘があるもの)、伝統工芸品、古い時代の人形、保存状態がよく付属品や箱がそろっているもの——このあたりは買取で値が付く可能性があるよ。一方で、一般的な既製品は値が付きにくいのが正直なところなの。査定は無料のお店が多いから、銘や工芸品の証紙を見つけたら、捨てる前に一度見てもらうと安心だよ。出張買取では、関係ない貴金属まで売るよう迫る「押し買い」に注意。訪問購入はクーリングオフ(8日間)の対象だから、困ったら消費者ホットライン188に相談してね。