VOL. 126 2026 · MAY ISSUE 相続相談 だれに頼む? 比較

相続相談 おすすめ・選び方ランキング【2026年5月最新】誰に頼む?

結論:遺産に 不動産があり名義変更(相続登記)をするなら司法書士、相続税がかかりそうなら税理士、相続人どうしでもめている・もめそうなら弁護士が頼り先だよ。相続は、何が必要かで相談先が変わるから、まず「不動産があるか・相続税がかかるか・もめているか」を整理するのが近道。「対応できる範囲・費用のわかりやすさ・不動産や相続税や争いへの適性・手続きの代行範囲・相談のしやすさ」の5つの目線で、あなたに合った相談先を、わかりやすくまとめたよ。

他の人の平均所要時間:約9分

  • 01不動産の名義変更(相続登記)は司法書士、相続税は税理士、もめているなら弁護士 — 状況で相談先が変わるよ
  • 02報酬は内容で数万〜十数万円・初回無料相談の事務所も多い — 相続登記には登録免許税0.4%も別途かかるよ
  • 03不動産があるなら司法書士に一括が安い — 相続登記は2024年4月から義務化(原則3年以内)。早めの手続きを

01CHAPTER 01

相続相談とは?まず相談先と費用の目安から

結論:相続では、戸籍集め・遺産の把握・遺産分割・不動産の名義変更(相続登記)・相続税の申告など、いろいろな手続きがあるよ。そして、何が必要かで、頼る専門家が変わるんだ。大きく分けて、不動産の登記なら司法書士、相続税なら税理士、もめているなら弁護士、書類集めなら行政書士。まずは下の早わかりで、自分のケースに合う相談先をつかんでね。

大切なのは、「不動産があるか・相続税がかかりそうか・もめているか」を整理すること。それによって、最初に相談すべき専門家が見えてくるよ。なお、相続の前に「遺言書を残しておく」ことも、家族の負担を減らす大きな備え。遺言書作成の記事もあわせて見てね。下は相談先別のおおまかな目安だよ。

司法書士

不動産の名義変更(相続登記・独占業務)と遺産分割協議書。報酬は数万〜十数万円ほど。

税理士

相続税の申告・財産評価・節税。相続税がかかりそうなときに。

弁護士

もめている・もめそうなとき。代理交渉や調停・裁判ができるのは弁護士だけ。

行政書士

戸籍収集・相続関係説明図・簡易な書類作成。登記/税務/紛争は不可。

銀行・信託の遺産整理

窓口を一本化できて楽だが、手数料は高めになりやすいよ。

無料相談

自治体や専門家会の無料相談で、まず話を聞いてもらえるよ。

はじめに知っておいてね:このページは相続相談の一般的な情報の整理だよ。当サイトは弁護士・税理士などの専門家ではないので、あなたのケースの具体的な判断(税額・分け方・手続きの可否など)は、必ず専門家に相談してね。相続には、相続放棄3か月・相続税申告10か月・相続登記3年(2024年義務化)などの期限があるので、早めの確認が大切。多くの事務所が初回無料相談を設けているので、迷ったらまず気軽に相談してみてね。

02CHAPTER 02

相続の相談先 おすすめランキング7【2026年5月】

編集部が「対応できる範囲・費用のわかりやすさ・不動産や相続税や争いへの適性・手続きの代行範囲・相談のしやすさ」の5つの目線で、多くの方が選びやすい順にまとめたよ。あなたのケース(不動産があるか・相続税・争いの有無)で、合う相談先は変わるよ。費用は目安で、内容や事務所で変わるんだ。

希望で絞り込み
比較
1

司法書士(不動産の相続登記・名義変更の中心)

不動産があるならまずここ

得意 相続登記(独占) 範囲 協議書もまとめて 向く 不動産あり・円満
編集部おすすめ不動産あり
相続で多いのが、亡くなった方の家や土地の名義変更(相続登記)。これは法務局への申請が必要で、司法書士の独占業務なんだ。相続の多くは大きな争いがなく、不動産の名義変更が中心になるので、不動産があるなら、まず司法書士が頼れる相談先になるよ。司法書士なら、相続登記だけでなく、必要な戸籍集めや、遺産分割協議書の作成までまとめてお願いできるので、依頼先が一つで済み、費用も抑えやすいんだ(行政書士に協議書、司法書士に登記、と分けると割高になりがち)。報酬は数万円〜十数万円ほどが目安で、これに不動産の固定資産税評価額の0.4%の登録免許税(税金)が別途かかるよ。とくに、2024年4月から相続登記が義務化され、取得を知った日から原則3年以内に登記しないと過料の対象になることがあるので、不動産を相続したら早めに相談してね。相続税もかかりそうなら、税理士と提携した事務所だと一度で済んで便利だよ。
4.5
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2

税理士(相続税の申告が必要なとき)

相続税がかかるならここ

得意 相続税の申告 対応 財産評価・節税 期限 10か月以内
相続税がかかる
遺産が一定額(基礎控除=3,000万円+600万円×法定相続人の数)を超えると、相続税の申告・納付が必要になるよ。この相続税の申告の専門家が税理士なんだ。財産(とくに不動産や株などの評価が難しいもの)の評価、使える特例や控除を踏まえた節税のアドバイス、申告書の作成をしてくれるよ。相続税は、申告のしかたで税額が変わることもあるので、相続税がかかりそうなときは、相続に詳しい税理士に頼むのが安心。申告には期限(相続を知った日から10か月以内)があるので、早めの相談が大切だよ。報酬は、遺産総額の0.5〜1%程度が目安と言われることが多い(財産の額や複雑さで変わる)。注意点は、税理士にも得意分野があり、相続税の申告に慣れた税理士を選ぶといいこと。不動産の名義変更も必要なら、司法書士と提携した事務所だとスムーズ。まずは「相続税がかかるかどうか」を、税理士の無料相談などで確認してみてね。
4.3
比較
3

弁護士(もめている・もめそうなとき)

争いがあるなら頼れる味方

強み 代理交渉・裁判 範囲 最も幅広い 向く もめている
相続人どうしで、誰がどの遺産をどれだけ受け取るか(遺産分割)でもめている・もめそうなときに、いちばん頼れるのが弁護士だよ。弁護士は、相続税の申告を除くほとんどのことに対応できる「トラブルの専門家」。何より、あなたの代理人として、ほかの相続人と交渉したり、家庭裁判所での調停・裁判の手続きをしたりできるのは、弁護士だけなんだ(司法書士・行政書士・税理士は代理交渉ができない)。「特定の相続人が遺産を独り占めしようとしている」「連絡が取れない相続人がいる」「生前の貢献や援助に差がある」など、不安な要素があるときも、早めに相談すると安心だよ。注意点は、こじれてから相談するより、早めに相談したほうが解決もスムーズで、関係の悪化も防ぎやすいこと。費用は、着手金+成功報酬の形が多く、ケースで幅があるよ。多くの法律事務所が初回相談を受け付けているので、一人で抱え込まず、まず話を聞いてもらってね。冷静な第三者が入ることで、解決に向かいやすくなるよ。
4.1
比較
4

行政書士(戸籍収集・書類作成のサポート)

書類集めをおだやかな費用で

得意 戸籍・書類作成 費用 比較的おだやか 不可 登記/税務/紛争
行政書士は、相続の手続きのうち、戸籍謄本などの収集、相続関係説明図の作成、もめていない簡易な遺産分割協議書の作成など、比較的やさしい書類作成をサポートしてくれるよ。費用は比較的おだやかで、「相続人や財産を整理して、必要な書類をそろえるのを手伝ってほしい」というときに頼りになるんだ。ただし、注意してね。行政書士は、不動産の名義変更(相続登記)=司法書士、相続税の申告=税理士、もめごとの代理交渉=弁護士、という独占業務はあつかえない補助的な存在なんだ。だから、不動産があるなら、行政書士に協議書を頼んで司法書士に登記を頼むと、依頼先が2か所になって割高になりがち。その場合は、はじめから司法書士に頼むほうが安いことが多いよ。もめておらず、不動産も相続税もなく、書類作成のサポートだけがほしい、というシンプルなケースに向いているよ。自分のケースで何が必要かを整理してから選んでね。
3.8
比較
5

銀行・信託銀行の遺産整理サービス(窓口一本化)

まとめて任せたいときに

便利 窓口一本化 範囲 手続き全般を調整 費用 手数料高め
銀行や信託銀行が提供する「遺産整理業務(遺産整理サービス)」だよ。預貯金の解約や名義変更、不動産の登記、相続税の申告などの相続手続き全般を、銀行が窓口となって、提携する司法書士・税理士などと連携しながら、まとめて進めてくれるサービスなんだ。あちこちの専門家に個別に頼む手間が省け、窓口が一本化されて楽なのが魅力。「忙しくて自分で動けない」「何から手をつけていいか分からず、まとめて任せたい」というときに便利だよ。とくに、その銀行に故人の口座があった場合などに案内されることが多いんだ。注意点は、手数料が高めになりやすいこと(最低手数料が高額なことも)。実際の登記や申告は提携の専門家が行うので、自分で司法書士・税理士に直接頼むより割高になることがあるんだ。だから、手間を優先するなら銀行、費用を優先するなら専門家に直接、と考えるといいよ。見積もりを取って、手数料の内訳と、何をやってくれるかを確認してから決めてね。
3.6
比較
6

自治体・専門家会の無料相談(まず相談したい)

まず無料で話を聞いてもらう

費用 無料 内容 方向性の相談 第一歩 気軽に
「相続が起きたけど、何から始めればいいか分からない」「まず誰かに話を聞いてほしい」というときに、気軽に使えるのが無料相談だよ。お住まいの自治体(市区町村)の無料法律相談・行政相談や、司法書士会・税理士会・弁護士会・行政書士会などの専門家団体が開く無料相談会などがあるんだ。費用ゼロで、専門家に、自分のケースの大まかな方向性(どの専門家に頼むべきか・何が必要か)を相談できるのがうれしいよ。「いきなり依頼するのは不安」「まず全体像をつかみたい」という第一歩にぴったり。注意点は、(1)無料相談は時間が限られている(30分など)ので、聞きたいことを整理して臨むこと、(2)その場で具体的な手続きまではしてもらえないことが多いこと(方向性を聞いて、必要なら正式に依頼する流れ)。予約が必要なことが多いので、自治体のホームページや広報、各専門家会のサイトで、相談会の日程を確認してね。まずはここで方向性をつかんでから、合う専門家に正式に頼むと、安心して進められるよ。
3.9
比較
7

比較・相談サイトで専門家を探す

近くの専門家と相場をまとめて

検索 近くの専門家 口コミ 見て選ぶ 費用 並べて確認
地域や相談したい内容(相続登記・相続税・遺産分割など)を入れると、近くの司法書士・税理士・弁護士・行政書士などをまとめて探せて、費用や得意分野・口コミを見比べられるサービスだよ。相続の相談ははじめてのことが多く、「誰に頼めばいいか・どこがいいか分からない」もの。だからこそ、専門家の得意分野や費用、利用した人の声を一覧で比べて、自分のケースに合う人を選べるのが便利なんだ。相続を得意とする専門家を見つけやすいのも心強いよ(同じ資格でも、相続に詳しいかは事務所による)。多くが初回無料相談を設けているので、いくつか話を聞いてから決められるのも安心。注意点は、費用の安さだけで選ばないこと。「自分のケースに合う専門分野か(不動産=司法書士、相続税=税理士、争い=弁護士)」「相続の実績があるか」「説明が分かりやすいか」を、口コミとあわせて確認してね。相続は大切な手続きだからこそ、信頼して任せられる専門家を選ぼう。
3.7

※ 評価は編集部による5つの目線(対応できる範囲・費用のわかりやすさ・不動産や相続税や争いへの適性・手続きの代行範囲・相談のしやすさ)の総合判断だよ(2026年5月時点)。費用は目安で、内容・遺産額・事務所で変わるよ。当サイトは弁護士・税理士ではないため一般的な情報であり、具体的な判断は専門家に相談してね。相続の前の備えは遺言書作成の記事もどうぞ。

03CHAPTER 03

相続の相談先の選び方(=後悔しない5つの目線)

このランキングは、相続相談で迷いやすい5つの点を目線にしているよ。不動産があるか・相続税がかかるか・もめているかを整理すると、あなたに合った相談先が見えてくるはず。まずは自分のケースを把握してね。

① 対応できる範囲

登記・税務・代理交渉には独占業務がある。何ができるかで選ぶ。

② 費用

報酬は内容で数万〜十数万円。相続登記は登録免許税0.4%も別途。

③ 不動産・相続税・争い

不動産=司法書士、相続税=税理士、もめている=弁護士。

④ 手続きの代行範囲

まとめて頼めると依頼先が一つで安い。提携の有無も確認。

⑤ 相談のしやすさ

初回無料相談や、相続の実績・説明のていねいさを見る。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局だれに相談すれば?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う相談先はこれだよ。まずは無料相談で方向性をつかんでもいいね。

不動産の名義変更がある

登記の専門家

推し司法書士

相続登記+協議書をまとめて。一括で安い。

相続税がかかりそう

税の専門家

推し税理士

申告は10か月以内。財産評価や節税も。

もめている・もめそう

交渉・裁判

推し弁護士

代理交渉・調停は弁護士だけ。早めの相談を。

円満・書類集めだけ手伝ってほしい

書類サポート

推し行政書士

戸籍収集や簡易な協議書。不動産は司法書士へ。

手間を省きまとめて任せたい

窓口一本化

推し銀行・信託の遺産整理

楽だが手数料高め。直接依頼と比べて。

何から始めるか分からない

まず相談

推し無料相談/比較サイト

無料で方向性を。相続を得意とする人を探す。

05CHAPTER 05

【大切】相続で損しない・もめないための注意

期限のある手続きに注意

相続には、期限のある手続きがいくつかあるので、早めの確認がとても大切だよ。主なものは、(1)相続放棄・限定承認=相続があったことを知った日から原則3か月以内(借金などマイナスの遺産が多いとき、放棄を検討)、(2)所得税の準確定申告=4か月以内、(3)相続税の申告・納付=10か月以内(相続税がかかる場合)、(4)相続登記(不動産の名義変更)=2024年4月から義務化され、取得を知った日から原則3年以内。これらは、知らずに過ぎてしまうと、借金を引き継いでしまったり、過料の対象になったりすることがあるんだ。だから、相続が起きたら、まず遺産の全体像(不動産・預貯金・借金など)と相続人を把握して、期限のある手続きを確認しよう。一人で全部を把握するのは大変なので、早めに専門家に相談すると、何をいつまでにすべきか整理してくれて安心だよ。

専門家選びと費用の確認

知っておくと安心:同じ資格でも、相続を得意とするかは事務所によって違うよ。相続の実績がある専門家を選ぶと安心。費用は、依頼する前に「何をどこまでやってくれるか(代行範囲)」と「総額(報酬+実費+税金)」を見積もりで確認してね。とくに、不動産があるなら司法書士に一括が安いことが多く、相続税もあるなら司法書士と税理士が提携した事務所だと一度で済むよ。銀行の遺産整理は楽だけど手数料が高めなので、直接依頼と比べてね。多くの事務所が初回無料相談を設けているので、いくつか相談して、料金と相性をあわせて選ぶのがおすすめだよ。

もめないための備え・早めの行動

相続のトラブルは、財産の多い少ないにかかわらず、どの家庭でも起こりうるもの。もめないための備えとして、(1)元気なうちに遺言書を残しておく(誰に何を遺すかを明確にし、遺留分にも配慮)と、家族の負担と争いをぐっと減らせるよ(遺言書作成の記事を参考にしてね)。(2)相続が起きたら、相続人どうしで早めに、誠実に話し合うこと。連絡を避けたり、独断で進めたりすると、もめやすいよ。(3)少しでももめそうな気配があれば、こじれる前に早めに弁護士に相談すること。早いほど、解決もスムーズで、関係の悪化も防ぎやすいんだ。お金のことは話しにくいけれど、あいまいにせず、専門家という冷静な第三者の力も借りながら、家族みんなが納得できる形を目指してね。

こんな点を大切にしてね

  • 1期限のある手続きを早めに確認/相続放棄3か月・相続税申告10か月・相続登記3年。まず遺産と相続人を把握
  • 2相談先は状況で・費用は総額で確認/不動産=司法書士・相続税=税理士・争い=弁護士。代行範囲と総額を見積もりで
  • 3もめない備えと早めの行動/遺言書で備える・早めに誠実に話し合う・もめそうならこじれる前に弁護士へ

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・相続相談の3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。遺産と相続人を把握 → 必要なことを整理して相談先を選ぶ → 無料相談で方向性をつかんで依頼の3ステップだよ。まずは、何があるか・誰が相続人かを書き出してみてね。

  1. 遺産と相続人を把握する:まず、遺産の全体像(不動産・預貯金・株・保険・借金など)と、相続人が誰かを書き出そう。借金などマイナスの遺産が多そうなら、相続放棄(3か月以内)も視野に。期限のある手続きがあるので、ここを早めにやることが大切だよ。
  2. 必要なことを整理して相談先を選ぶ:「不動産があるか(→司法書士)」「相続税がかかりそうか(→税理士)」「もめているか(→弁護士)」を整理しよう。複数あてはまるなら、提携した事務所だと一度で済むことも。書類集めだけなら行政書士、まとめて任せたいなら銀行という選択肢もあるよ。
  3. 無料相談で方向性をつかんで依頼:いきなり依頼せず、まず初回無料相談や自治体・専門家会の無料相談で、方向性と費用感をつかもう。何をどこまでやってくれるか(代行範囲)と総額を確認し、相続の実績があり、説明がていねいで信頼できる専門家を選んで、正式に依頼してね。一人で抱え込まず、専門家の力を借りて、落ち着いて進めていこうね。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

相続の相談は、結局だれにすればいいの?

結論:あなたの状況で、合う専門家が変わるよ。大まかな目安はこう。(1)遺産に『不動産(家・土地)があり、名義変更(相続登記)をしたい』なら、登記の専門家である司法書士。相続の多くはこのケースなので、まずの相談先になりやすいよ。(2)『相続税がかかりそう(遺産が基礎控除を超える)』なら、相続税申告の専門家である税理士。(3)『相続人どうしでもめている・もめそう』なら、代理人として交渉や調停・裁判ができる弁護士。(4)『戸籍集めや、簡単な書類作成を手伝ってほしい(もめておらず不動産も相続税もない)』なら、行政書士。複数にまたがるとき(不動産も相続税もある、など)は、提携している事務所だと一度の相談で済むこともあるよ。まずは『不動産があるか・相続税がかかるか・もめているか』を整理すると、相談先が見えてくるはず。多くの事務所が初回無料相談を設けているので、迷ったら気軽に相談してみてね。

司法書士・税理士・弁護士・行政書士は、何が違うの?

結論:それぞれ得意分野(できること)が違うんだ。『司法書士』は、不動産の名義変更(相続登記)の専門家で、これは司法書士の独占業務。遺産分割協議書の作成や、登記に必要な書類集めもまとめて頼めるよ。『税理士』は、相続税の申告の専門家。財産の評価や、節税のアドバイス、申告書の作成をしてくれる。『弁護士』は、もっとも幅広く対応でき、相続税申告以外のほとんどに対応できる『トラブルの専門家』。依頼人の代理人として、ほかの相続人との交渉や、調停・裁判ができるのは弁護士だけだよ。『行政書士』は、戸籍の収集や相続関係説明図、もめていない簡易な遺産分割協議書など、比較的やさしい書類作成が中心で、登記・税務・紛争はあつかえない補助的な存在。だから、『不動産=司法書士、相続税=税理士、争い=弁護士、書類集め=行政書士』と覚えておくと分かりやすいよ。

不動産があるとき、どこに頼むのがお得?

結論:不動産(家・土地)の名義変更が必要なら、最初から司法書士に頼むのがお得なことが多いよ。理由はこう。相続登記(不動産の名義変更)は、法務局への申請が必要で、これは司法書士の独占業務なんだ。もし、遺産分割協議書の作成を行政書士に頼み、相続登記を司法書士に頼むと、依頼先が2か所になって、それぞれに費用がかかり、割高になりがち。一方、はじめから司法書士に頼めば、遺産分割協議書の作成と相続登記をまとめてお願いできるので、費用が安く済むことがほとんどなんだ。なお、2024年4月から相続登記が義務化されたので、不動産を相続したら、早めに名義変更をしておくのが大切だよ(放置すると過料の対象になることも)。相続税もかかりそうなら、税理士と提携している司法書士事務所だと、一度の相談で両方進められて便利。まずは不動産があるかを確認して、司法書士に相談してみてね。費用は内容で変わるので、見積もりを取ってね。

相続の相談や手続きの費用は、どのくらいかかる?

結論:内容と依頼先で大きく変わるよ。目安として、(1)相続登記を司法書士に頼む場合、報酬がおよそ数万円〜十数万円。これに加えて、不動産の固定資産税評価額に対して0.4%の『登録免許税』が、別途かかるよ(これは税金なので必ずかかる)。(2)相続税の申告を税理士に頼む場合は、遺産総額の0.5〜1%程度が目安と言われることが多い(財産の額や複雑さで変わる)。(3)弁護士に遺産分割の交渉・調停を頼む場合は、着手金+成功報酬の形が多く、ケースによって幅があるよ。(4)行政書士の書類作成は、数万円〜が目安。複数の専門家にまたがると、そのぶん費用が増えるので、まとめて頼める事務所だと抑えられることも。多くの事務所が初回無料相談を設けているので、まずは無料で相談して、見積もりを取って比べるのがおすすめ。料金だけでなく、何をどこまでやってくれるか(代行範囲)も確認してね。金額は目安で、事務所や内容で変わるよ。

相続人どうしでもめそう…どうすればいい?

結論:もめている・もめそうなときは、早めに弁護士に相談するのがいちばんだよ。相続では、誰がどの遺産をどれだけ受け取るかの『遺産分割』で、意見が対立することがあるんだ。こうした争いがあるとき、あなたの代理人として、ほかの相続人と交渉したり、家庭裁判所での調停・裁判の手続きをしたりできるのは、弁護士だけなんだ(司法書士・行政書士・税理士は、代理交渉はできない)。注意したいのは、いったんこじれてから相談するより、早めに相談したほうが、解決もスムーズで、関係の悪化も防ぎやすいこと。「まだもめてはいないけれど、不安な要素がある(特定の相続人が遺産を独り占めしようとしている、連絡が取れない相続人がいる、生前の貢献や援助の差がある、など)」というときも、早めに弁護士に相談すると安心だよ。多くの法律事務所が初回相談を受け付けているので、一人で抱え込まず、まず話を聞いてもらってね。冷静な第三者の専門家が入ることで、解決に向かいやすくなるよ。

相続の手続きは、いつまでに何をすればいい?

結論:相続には、期限のある手続きがいくつかあるので、早めの確認が大切だよ。主なものは、(1)『相続放棄・限定承認』は、相続があったことを知った日から原則3か月以内(借金などマイナスの遺産が多いとき、放棄を検討)、(2)『所得税の準確定申告』は4か月以内、(3)『相続税の申告・納付』は10か月以内(相続税がかかる場合)、(4)『相続登記(不動産の名義変更)』は、2024年4月から義務化され、取得を知った日から原則3年以内。これらは、知らずに過ぎてしまうと、不利になったり過料の対象になったりすることがあるんだ。だから、相続が起きたら、まず遺産の全体像(不動産・預貯金・借金など)と相続人を把握して、期限のある手続きを確認することが大切。一人で全部を把握するのは大変なので、早めに専門家(まずは不動産があれば司法書士、相続税がかかりそうなら税理士)に相談すると、何をいつまでにすべきか整理してくれて安心だよ。具体的な手続きや期限は、専門家やお住まいの役所で確認してね。