VOL. 248 2026 · JUNE ISSUE 着物クリーニング おすすめ比較

着物クリーニングの料金相場と頼み先ランキング

結論:着物クリーニングの基本は、ほどかずに洗う「丸洗い」で1着5,000〜10,000円程度(安いお店なら3,000円台〜)が目安だよ。毎回出す必要はなくて、基本はワンシーズンに1回+着るたびに陰干しでOK。ただし夏に汗をかいた着物は、丸洗いだけだと汗が残って数年後の黄ばみ(黄変)につながるから、数千円程度の「汗抜き」を足すのが大事なんだ。「料金の分かりやすさ・技術と実績・納期・付帯サービス・トラブル対応」の5基準で、あなたの着物に合う頼み先をまとめたよ。

平均閲覧時間:約9分

  • 01丸洗いは1着5,000円前後〜が目安 — 訪問着・小紋で4,000円〜1万円台前半、振袖は10,000〜20,000円程度。お店によって1万円近く差が出ることもあるよ
  • 02夏の着物は「汗抜き」をプラス — 丸洗い(ドライ)では水溶性の汗が落ちないんだ。残った汗は数ヶ月〜数年後に黄変になるから、先回りのケアが結局お得
  • 03納期は2週間〜1ヶ月が目安 — しみ抜きや染色補正までやると3〜4ヶ月かかることも。七五三や式典など着る予定から逆算して早めに出してね

01CHAPTER 01

着物クリーニングとは?種類と料金相場から

結論:着物クリーニングの中心は「丸洗い」=着物をほどかず、まるごと専用溶剤で洗うドライクリーニングのこと。皮脂やファンデーション、襟・袖口の黒ずみみたいな油性の汚れに強くて、1着5,000〜10,000円程度が相場だよ。そこに、落としたい汚れに応じてしみ抜き(1箇所500円〜数千円)・汗抜き(数千円程度)・カビ取りなどのオプションを足していくのが基本の考え方なんだ。

もうひとつ覚えておきたいのが「洗い張り」。着物を一度ほどいて反物の状態に戻し、水でしっかり洗ってから仕立て直す昔ながらの方法で、ひどいカビ・全体のくすみ・サイズ直しをしたいときの切り札だよ。生地が芯からよみがえる代わりに、料金は1万円台〜+仕立て直し代が別で、納期も長め。普段のお手入れは丸洗い、何年かに一度の大掛かりなリフレッシュは洗い張り、と使い分けてね。納期は丸洗いで2週間〜1ヶ月程度が目安。普段の洋服の宅配クリーニングと比べるとずっと長いから、着る予定から逆算して出すのがコツだよ。

訪問着・小紋・紬

丸洗いで1着4,000円〜1万円台前半が目安。専門店でも7,000円台の良心的な価格例があるよ。

振袖

10,000〜20,000円程度が目安。柄や加工が豪華なぶん、ほかの着物より高めになりやすいんだ。

留袖・喪服

8,000〜15,000円程度が目安。比翼仕立ての留袖は手間がかかるぶん高くなりやすいよ。

帯・長襦袢

それぞれ3,000〜5,000円程度が目安。着物と一緒にセットで出すと割引になるお店も多いよ。

しみ抜き・汗抜き

しみ抜きは1箇所500円〜数千円、汗抜きは数千円程度の追加が目安。シミの種類と古さで変わるんだ。

洗い張り

1万円台〜が目安。ほどいて洗って仕立て直すから、仕立て代が別にかかって納期も1〜3ヶ月以上かかるよ。

数字は「目安」だよ:着物クリーニングは、同じ訪問着でもお店によって1万円近く差が出ることがある世界なんだ。生地・加工・汚れの状態でも変わるから、大事なのは料金表の「基本料金に何が含まれるか」を見ること。しみ抜きや汗抜きが込みのお店もあれば、全部別料金のお店もあるよ。最新の料金と納期は、必ず各店の料金表と見積もりで確認してね。

02CHAPTER 02

着物クリーニングの頼み先ランキング7【2026年6月】

編集部が「料金と内訳の分かりやすさ・技術と実績・納期と便利さ・保管などの付帯サービス・トラブル時の対応」の5基準で、はじめてでも失敗しにくい順に頼み先とお手入れ方法を並べたよ。着物の状態と予算で選んでね。

目的で絞り込み
比較
1

着物専門の宅配クリーニング(丸洗いの本命・全国どこからでも)

送るだけで専門工場の仕上がり

費用 丸洗い4,000円台〜目安 手間 ◎ 梱包キットで送るだけ 付帯 最長1年の保管付きも
編集部おすすめ迷ったら
「近所に着物を任せられるお店がない」が当たり前になった今、いちばんバランスがいいのが着物専門の宅配クリーニング。申し込むと梱包キットが届いて、着物を入れて送るだけで、着物専門の工場で職人さんが検品から仕上げまでやってくれるんだ。料金も丸洗い1着4,000〜8,000円程度と専門店の店頭価格より手頃なことが多くて、振袖を最長1年預かってくれる保管サービス(8,800円〜の例)や、たとう紙の交換まで付くお店もあるよ。成人式や卒業式のあと、しまう場所と手間ごとお任せできるのが現代向き。しみ抜きや汗抜きのオプションもそろっているから、注文時に「いつ・どこで着たか」「気になるシミの場所」をメモで添えると、仕上がりの精度がぐっと上がるよ。
4.6
比較
2

着物クリーニング専門店・悉皆屋(古いシミ・カビ・黄変の駆け込み寺)

職人の目で診てもらえる安心感

技術 ◎ しみ抜き・染色補正まで 相談 状態を見て見積もり 費用 内容次第で幅がある
「悉皆屋(しっかいや)」は、洗いからしみ抜き・染め直し・仕立てまで、着物のお手入れをまるごと引き受けてくれる昔ながらの専門店。古いシミ、広がったカビ、時間が経って浮き出た黄変みたいな「丸洗いでは落ちない難あり」こそ、ここの出番だよ。職人さんが生地と汚れの状態を直接見て、「どこまで直せるか・いくらかかるか」を処置の前に見積もりしてくれるから、おばあちゃんの形見や誂えた一枚みたいな大事な着物ほど安心なんだ。黄変の修復は漂白+柄足し・染色補正が必要で数千円〜数万円かかることもあるけど、買い替えできない着物の価値を考えれば十分納得の選択肢。「直す価値があるか」から正直に相談に乗ってくれるお店を選ぶのがコツだよ。
4.4
比較
3

汗抜き・しみ抜きオプションの使い分け(夏の黄変予防の要)

丸洗いに足す保険のひと手間

効果 ◎ 黄変を未然に防ぐ 費用 数千円程度の追加 時期 夏の着用後・保管前に
夏は必修
ここがこの記事でいちばん伝えたいポイント。丸洗いはドライクリーニングだから、水に溶ける「汗」はほとんど落とせないんだ。残った汗の成分は、たとう紙の中で静かに酸化して、数ヶ月〜数年後に黄ばみ(黄変)になって現れるの。脇・背中・帯を巻く位置・膝裏は特に要注意。黄変になってからの修復は染色補正コースで高くつくから、夏に着た着物・汗をかいた自覚がある着物は、丸洗い+汗抜き(数千円程度)をセットにするのが正解だよ。食べこぼしや雨ジミみたいな目に見えるシミは、古くなるほど落ちにくく料金も上がるから、1箇所500円〜数千円のしみ抜きで早めに対処してね。「何のシミか・いつ付いたか」を伝えると、職人さんの処置が早くて正確になるよ。
4.2
比較
4

呉服店・百貨店の相談窓口(購入店ならではの安心感)

対面でじっくり相談できる

相談 ◎ 対面で丁寧 対応 洗い張り・仕立てまで 費用 取り次ぎ分やや高め
着物を買ったお店や百貨店の呉服売り場には、お手入れの相談窓口があることが多いよ。着物に詳しい店員さんに現物を見せながら相談できて、洗い張りや仕立て直し、染め替えまで提携の職人さんに取り次いでくれるのが強み。その着物の生地や仕立てを分かっているお店なら、提案の的確さも段違いなんだ。仲介が入るぶん料金は専門店に直接出すよりやや高めに出やすいけど、「どこに出せばいいか分からない」「対面で安心して任せたい」という人にはいちばんストレスがない選択肢。購入時のアフターケアサービスが付いている場合もあるから、まず買ったお店のお手入れサービスを確認してみてね。
4.0
比較
5

一般クリーニング店の着物コース(近所で手軽・価格重視)

いつものお店に出せる手軽さ

費用 ◎ 3,000円台〜の店も 手軽さ 近所で完結 注意 着物の実績を要確認
洋服でおなじみの一般クリーニング店でも、着物を受け付けてくれるお店はあるよ。魅力はなんといっても安さと近さで、丸洗い3,000円台〜という価格例も。ただしここは正直に言うね。着物と洋服では洗い方も畳み方もまったく別物で、着物のノウハウが少ないお店だと、プレス跡が付いたり風合いが変わったりするリスクがあるんだ。実際は外部の着物専門工場へ取り次ぐだけのお店も多いから、出す前に「自店で洗うのか・着物の取り扱い実績はどれくらいか・事故時の補償はどうなるか」を聞いてみて。ポリエステルの洗える着物や普段着の紬をとにかく安く、という用途なら十分アリ。正絹の礼装や大事な一枚は、専門店か宅配専門に出すほうが安心だよ。
3.9
比較
6

洗い張り・仕立て直し(カビ・サイズ直しの徹底リフレッシュ)

何十年も着続けるための大修理

効果 ◎ 芯からリフレッシュ 費用 1万円台〜+仕立て代 納期 1〜3ヶ月以上
洗い張りは、着物をほどいて反物の状態に戻し、水でしっかり洗ってから仕立て直す、いわば着物の「フルメンテナンス」。丸洗いでは届かない繊維の奥のカビや汗、全体のくすみまでリセットできて、水洗いならではのさっぱりした風合いがよみがえるんだ。仕立て直しとセットだから、サイズが合わない譲り受けの着物を自分の寸法に直したり、子どもの着物に仕立て替えたりもできるよ。費用は洗い張りが1万円台〜、そこに仕立て直し代が加わるから総額は数万円コース。納期も1〜3ヶ月以上かかるけど、着物は仕立て直しながら親子三代で着られる衣類。「買い替え」じゃなく「直して着続ける」選択肢があるのが着物のいいところだよ。
3.8
比較
7

自宅でのお手入れ(陰干し+洗える着物のセルフ洗い)

毎回の習慣がいちばんの節約

費用 ◎ ほぼ0円 効果 カビ・黄変の予防 注意 正絹の水洗いはNG
クリーニングに出す回数そのものを減らしてくれるのが、毎回の自宅ケア。脱いだら着物ハンガーに掛けて、直射日光の当たらない室内で半日〜1日の「陰干し」。これだけで繊維にこもった湿気が抜けて、カビと黄変のリスクがぐっと下がるんだ。ほこりは柔らかいブラシか乾いたタオルでやさしく払って、襟や袖口に汚れがないかチェックしてからしまってね。ポリエステルの「洗える着物」や綿の浴衣は、洗濯表示に従えば自宅で洗えるものが多いから、普段使いはセルフ洗いで十分。ただし正絹の水洗いと、ベンジンでの自己流シミ抜きは縮み・色泣き・輪ジミのもと。「あれ?」と思ったら触らずプロに見せる、が鉄則だよ。
3.6

※ 評価は編集部による5基準(料金と内訳の分かりやすさ・技術と実績・納期と便利さ・保管などの付帯サービス・トラブル時の対応)の総合判断だよ(2026年6月時点)。料金は着物の種類・生地・汚れの状態・地域で変わるから目安として見てね。最新の料金と納期は各店の料金表・公式情報で確認してね。

03CHAPTER 03

頼み先の選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、着物クリーニングでつまずきやすい5点を基準にしてるよ。「どの着物を・どんな状態で・いつまでに」を決めると、合う頼み先がすっと決まるはず。

① 料金と内訳

基本料金に検品・しみ抜き・汗抜きが含まれるかはお店次第。「丸洗い+必要なオプション」の総額で2〜3社を比べてね。

② 技術と実績

正絹の礼装や古いシミは、着物専門の職人がいるお店へ。一般店なら着物の取り扱い実績を出す前に確認しよう。

③ 納期

丸洗いで2週間〜1ヶ月、修復ありなら1〜4ヶ月。式典や七五三など着る日が決まっているなら逆算して早めにね。

④ 付帯サービス

最長1年の保管、たとう紙交換、梱包キット、写真付きの検品報告など。しまう場所に困る振袖は保管付きが便利だよ。

⑤ トラブル時の対応

万一の事故のときの補償基準・再仕上げの条件を確認。処置前に見積もりと説明をくれるお店は信頼できるよ。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どこに出せば?」を一発で。あなたの着物と状況にいちばん合う頼み方はこれだよ。

結婚式・式典で着た訪問着

次も気持ちよく着たい

推し宅配の丸洗い+汗抜き

次にいつ着るか分からない礼装こそ、汗を残さずしまうのが正解。送るだけで完結するよ。

成人式のあとの振袖

きれいなまま保管したい

推し丸洗い+汗抜き+保管サービス

最長1年預かってくれるお店なら、しまう場所と湿気の心配ごとお任せできるんだ。

古いシミ・黄ばみが出てきた

大事な一枚を直したい

推し専門店・悉皆屋に相談

黄変は漂白+染色補正の世界。状態を見て「直せるか・いくらか」から見積もりしてもらおう。

カビ臭い・譲り受けた着物

芯からリフレッシュ

推し洗い張り+仕立て直し

繊維の奥のカビと汗をリセットして、寸法も自分サイズに。納期1〜3ヶ月は見ておいてね。

普段着の着物を安く

価格を最優先

推し一般店の着物コース

3,000円台〜の店も。着物の実績と補償だけ確認して、洗える着物・紬の普段使いに。

月に何度も着る

クリーニング代を抑えたい

推し陰干し習慣+シーズン1回の丸洗い

毎回出す必要はないよ。脱いだら陰干し半日〜1日、汚れたときだけ早めにプロへ。

洋服や布団もまとめて自宅から出したい人は、宅配クリーニングの記事もあわせてどうぞ。布団の汗・ダニ対策は布団クリーニングの記事で詳しくまとめているよ。

05CHAPTER 05

着物クリーニングのつまずき注意点

正絹の着物を自宅で水洗いしない

結論:正絹(シルク)の着物の水洗いは、縮み・色泣き・風合いの変化が起きて元に戻せなくなるから絶対にやめてね。「洗える着物」と表示されたポリエステルや、綿の浴衣との最大の違いはここ。ベンジンでの自己流シミ抜きも、輪ジミや色抜けになりやすい上級者向けの技だから、大事な着物ほど「触らずそのままプロに見せる」のが結局いちばん安くて確実だよ。シミは時間が経つほど落ちにくく、料金も上がっていくんだ。

「丸洗いすれば全部きれいになる」ではない

丸洗いはドライクリーニングだから、油性の汚れに強く、水溶性の汗・ジュース・古い変色には力不足。ここを知らないと「クリーニングに出したのに黄ばみが出た」となりがちなんだ。汗をかいたら汗抜き、目に見えるシミはしみ抜き、と汚れの種類に合わせてオプションを足すのが着物流。逆に、着るたびに丸洗いするのは生地を傷めるもとだから、頻度はワンシーズンに1回程度を目安にして、あとは陰干しでケアしてね。

保管前の「汗残し」が数年後の黄変になる

着物のトラブルでいちばん多いのが、しまっている間に進む黄変とカビ。汗の成分は無色だから、しまうときには見えないの。それが数ヶ月〜数年かけて酸化して、脇や背中に黄ばみとなって現れるんだ。長期保管の前こそ汗抜きの出番。さらに、湿気の少ない場所にたとう紙で保管して、年に1〜2回の虫干し(風通し)をすれば、カビのリスクはぐっと減らせるよ。クローゼットや押し入れの湿気が気になるなら、除湿剤も併用してみてね。

こんな点に気をつけてね

  • 1料金表の「〜円から」表記に注意(基本料金に検品・オプションが含まれるかはお店次第。仕上がり後に想定外の追加請求とならないよう、総額の見積もりを先にもらおう)
  • 2特急仕上げは最後の手段(追加料金がかかるうえ、急かした作業は仕上がりトラブルも起きやすいんだ。着る日が決まったらすぐ出すのがいちばんの対策だよ)
  • 3事故時の補償条件を先に確認(万一の紛失・破損に備えて、補償の基準と再仕上げの条件を確認してね。説明と違う高額請求などで困ったら、消費者ホットライン「188」や最寄りの消費生活センターに相談を)
出す前のチェックリスト:①着物の素材(正絹か洗える着物か)と紋・加工の有無 ②シミの場所・正体・付いた時期のメモ ③汗をかいたかどうか(汗抜きの要否) ④着る予定日(納期の逆算) ⑤基本料金に含まれる作業と補償条件。この5つをそろえてから出すと、見積もりが正確になって、仕上がりの満足度もぐっと上がるよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・出し方3ステップ

むずかしいことはないよ。状態をチェック → 汚れに合うメニューで依頼 → 受け取りと保管の3ステップ。

  1. 着物の状態をチェックする:明るい場所で全体を広げて、シミ・黄ばみ・カビ・ほつれがないか確認してね。特に襟・袖口・裾・脇・帯まわりは汚れの定位置。見つけたら「何のシミか・いつ付いたか」をスマホで写真に撮ってメモしておくと、見積もりも処置も正確になるよ。素材表示(正絹かポリエステルか)もここで確認。
  2. 汚れに合うメニューで依頼する:全体の汚れ・皮脂なら丸洗い、汗をかいたなら+汗抜き、目に見えるシミは+しみ抜き、カビやサイズ直しまでなら洗い張りへ。2〜3社の料金表で「総額と内訳」を見比べて、納期が着る予定に間に合うかも確認してね。宅配なら梱包キットの申し込みから、店頭なら現物を持って相談からスタートだよ。
  3. 受け取ったら検品して、正しく保管する:戻ってきたら袋から出して、シミの落ち具合と仕上がりをすぐ確認(時間が経つと再仕上げを頼みにくくなるんだ)。問題なければ、ビニール袋から出して通気性のいいたとう紙に包んで、湿気の少ない場所へ。年に1〜2回の虫干しと除湿剤で、次に着る日まできれいをキープできるよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

着物クリーニングの料金はいくらかかる?

結論:いちばん基本の「丸洗い」で1着5,000〜10,000円程度が目安だよ。安いお店なら3,000円台〜のところもあるんだ。種類別だと訪問着や小紋で4,000円〜1万円台前半、振袖は10,000〜20,000円程度、留袖は8,000〜15,000円程度、帯や長襦袢は3,000〜5,000円程度が目安。しみ抜きは1箇所500円〜数千円、汗抜きは数千円程度の追加が多いよ。同じ着物でもお店によって1万円近く差が出ることもあるから、料金表と内訳を2〜3社で見比べてから出すのがおすすめ。

着物はどのくらいの頻度でクリーニングに出せばいい?毎回必要?

結論:毎回出す必要はないよ。基本は「ワンシーズンに1回(数回着てから)」で十分。そのかわり、着るたびに半日〜1日の陰干しで湿気を逃がしてからしまうのが大事なんだ。湿気を含んだまましまうとカビの原因になっちゃう。例外は、雨や食べこぼしで汚れたとき、汗をたくさんかいたとき、結婚式などの礼装で次にいつ着るか分からないとき。この場合はシーズンを待たずに早めに出して、長期保管前なら汗抜きも一緒に頼むと安心だよ。

着物クリーニングは何日くらいかかる?

結論:丸洗いで2週間〜1ヶ月程度を見ておくと安心だよ。洋服と違って検品・手作業の工程が多いから、どうしても時間がかかるんだ。しみ抜きや黄変の染色補正までやる場合は1〜2ヶ月、状態によっては3〜4ヶ月以上かかることもあるの。カビ臭の除去だけなら10日前後で済むケースが多いよ。特急仕上げをやっているお店もあるけど、追加料金がかかるうえに仕上がりのトラブルも起きやすいから、着る予定から逆算して早めに出すのがいちばんだよ。

丸洗いと洗い張りはどう違う?

結論:丸洗いは「ほどかずに専用溶剤で洗うドライクリーニング」、洗い張りは「ほどいて反物に戻して水で洗い、仕立て直す」方法だよ。普段のお手入れは丸洗いで十分。皮脂やファンデーションなどの油性汚れに強くて、料金も1着5,000円前後〜と手頃なんだ。洗い張りは生地を芯からリフレッシュできて、ひどいカビや全体のくすみ、サイズ直し・仕立て替えをしたいときの選択肢。そのぶん料金は1万円台〜が目安で、仕立て直し代が別にかかって納期も長めだよ。

汗抜きは本当に必要?丸洗いだけじゃだめ?

結論:夏に着た着物や、汗をかいた自覚があるときは汗抜きを足すのがおすすめだよ。丸洗いはドライクリーニングだから、油性の汚れには強い一方で、水溶性の汗は落としきれないんだ。残った汗の成分は保管中に酸化して、数ヶ月〜数年後に黄ばみ(黄変)になって現れるの。黄変になってからの修復は染色補正が必要で数千円〜数万円と高くつくから、脇・背中・帯まわりなど汗をかきやすい部分を数千円程度の汗抜きでケアしておくほうが、結局ずっと安上がりだよ。

着物は自宅で洗える?

結論:素材によるよ。ポリエステルなど「洗える着物」と表示されたものは、洗濯表示に従えばネットに入れて自宅で手洗い・弱水流で洗えるものが多いし、浴衣も綿素材なら自宅で洗えるものが多いんだ。一方、正絹(シルク)の着物を水洗いするのは絶対NG。縮み・色泣き・風合いの変化が起きて、元に戻せなくなっちゃう。ベンジンでの部分的なシミ落としも輪ジミになりやすくて難易度が高いから、正絹のシミは触らずそのままプロに見せるのが結局いちばん安全だよ。