VOL. 173 2026 · JULY ISSUE 金継ぎ(器の修理) おすすめ比較

金継ぎ修理の費用相場と依頼先の選び方

結論:思い出の器や作家ものを本格的に直すなら 本漆の金継ぎ工房・職人、近くに工房がなければ 郵送・宅配の修理サービス、早く手頃に直すなら 簡易金継ぎ(合成うるし)、自分の手で直してみたいなら 教室・ワークショップやキット がおすすめ。「費用のわかりやすさ・仕上がりと素材の安全性・納期・手軽さ・実績と信頼」の5基準で、あなたの器に合う直し方が見つかるようにまとめたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01相場は「破損の程度×仕上げ×直し方」で決まる — 欠けは1点約3,000円〜、割れは約5,000円〜。本格的な本漆仕上げは1万円台〜になることも
  • 02食器として使うなら「本漆」を確認 — 簡易金継ぎ(合成うるし)は早くて手頃だけど、食器利用は素材の確認を
  • 03直した器は電子レンジ・食洗機NG — 金属粉の火花や剥がれの恐れ。やわらかいスポンジでやさしく手洗いしてね

01CHAPTER 01

金継ぎとは?まず料金相場と仕組みから

結論:金継ぎは、割れたり欠けたりした陶磁器を漆で接着・成形して、金や銀の金属粉で化粧して仕上げる日本の伝統的な修理技法だよ。壊れた跡を隠すのではなく「景色」として楽しむのが持ち味で、直した器はまた使える。料金は「基本の作業料金+仕上げ料金」で決まり、破損の種類(ヒビ・欠け・割れ)と数・大きさがいちばん影響するの。まずは下の目安をつかんで、職人に頼むか、自分で直すかの判断材料にしてね。

直し方は大きく2つ。天然の漆を使う「本漆金継ぎ」は、食器として安心して使いやすい仕上がりになる代わりに、乾燥を繰り返すため時間がかかる。合成うるし(合成樹脂)を使う「簡易金継ぎ」は、早くて手頃だけど、素材によっては食器に向かないことがあるよ。ジュエリーや時計など器以外の直しものはジュエリー・アクセサリー修理、木の家具は家具修理の記事も見てみてね。

欠け・ひび(工房・本漆)

1点あたり約3,000円〜。本格的な本漆仕上げは約1万〜2.6万円程度になることも。

割れ(工房・本漆)

1点あたり約5,000円〜。本格仕上げは約1.4万〜3万円程度。破片の数・大きさで変動。

簡易金継ぎ(合成うるし)

1点あたり約3,000〜5,000円前後。納期も約2週間〜1ヶ月と早め。

仕上げ別(欠けの例)

金仕上げ約3,000円〜・銀約2,500円〜・漆のみ約2,000円〜。粉の種類で差が出るよ。

教室・ワークショップ

1回約5,000〜9,000円。簡易金継ぎなら1日で完成して持ち帰れることが多いよ。

納期の目安

簡易は約2週間〜1ヶ月、本漆は約3ヶ月〜半年。人気の工房は1年以上待つことも。

料金は「目安」だよ:同じ「割れ」でも、破片の数・破損の大きさ・器のサイズ・デザイン仕上げの有無で変わるよ。大型の皿や壺が真っ二つに割れているケースは高額になりやすいし、金粉の種類(丸粉・消粉など)でも差が出るの。多くの工房は写真を送るだけの概算見積もりに対応しているから、まず総額を確認してね。

金継ぎ料金のかんたん試算(破損×仕上げ×点数のめやす)

破損の種類・仕上げ・点数をタップすると、すぐ下に修理料金のめやすが出るよ(送信ボタンはいらないの)。上で紹介した仕上げ別の最低料金の目安を、そのまま掛け合わせたざっくりレンジだよ。

  • 破損の種類は?
  • 仕上げは?
  • 直したい器は何点?
修理料金のめやす:約3,000円〜
※仕上げ別の最低料金の目安(欠けで金約3,000円〜・銀約2,500円〜・漆約2,000円〜、割れで金約5,000円〜・銀約4,000円〜・漆約3,000円〜)に点数を掛けたざっくりレンジだよ。破損の大きさ・破片の数・器のサイズで上がり、本格的な本漆仕上げは欠け・ひびで約1万〜2.6万円、割れで約1.4万〜3万円程度になることも。実際は写真見積もりで「総額」と「納期」を確認してね。

02CHAPTER 02

金継ぎ修理の頼み方 おすすめランキング7【2026年7月】

編集部が「費用のわかりやすさ・仕上がりと素材の安全性・納期・手軽さ・実績と信頼」の5基準で、多くの人にとって失敗しにくい順に並べたよ。あなたの器(思い入れ・予算・急ぎか・食器として使うか)で選んでね。料金は目安で、条件で変わるよ。

料金のめやすをひと目で比較

器1点あたりの修理費用を、同じものさしに並べたよ。バーが右へ伸びるほど高め。簡易か本漆か、欠けか割れかでこれだけ差が出るから、自分の器に近いものを目安にしてね。

簡易金継ぎ:欠け・ひび(1点)約3,000〜5,000円
本漆:欠け・ひび(1点)約3,000〜26,000円
本漆:割れ(1点)約5,000〜30,000円
教室・ワークショップ(1回)約5,000〜9,000円

横軸は0〜30,000円。各バーは本文の相場(最安〜最高の目安)をそのまま並べたものだよ。2026年時点の目安で、実際の金額は各工房・教室の公式や写真見積もりで確認してね。

目的で絞り込み
比較
1

金継ぎ専門の工房・職人(本漆)

伝統技法の本漆金継ぎ・職人の工房

費用 欠け約3,000円〜・割れ約5,000円〜 向く人 思い出の器・作家もの 強み 食器として使える本漆仕上げ
編集部おすすめ迷ったら
天然の漆と金属粉で直す、いちばん本格的な頼み方。本漆仕上げなら、直した器をまた食器として安心して使いやすく、強度も出るのが最大の魅力だよ。欠けで1点約3,000円〜、割れで約5,000円〜が目安で、破損が大きい・破片が多い・本格的な仕上げだと1万円台〜3万円程度になることも。納期は約3ヶ月〜半年、人気の工房だと1年以上待つ場合もあるから、急がない大切な器向きだね。仕上げは金・銀・漆から選べて、器の雰囲気に合わせて提案してくれる工房も多いよ。写真見積もりで総額・納期・仕上げを確認してから頼んでね。
4.4
比較
2

郵送・宅配対応の金継ぎ修理サービス

全国どこからでも送って直してもらえる

費用 工房と同水準+往復送料 向く人 近くに工房がない 強み 写真でオンライン見積もり
地方でも頼める
器を梱包して送るだけで、全国の工房・職人に修理を頼める方法。写真を送るだけの概算見積もりに対応しているところが多く、近くに工房がなくても本格的な金継ぎを頼めるのがうれしいね。料金は持ち込みと同水準で、往復の送料がプラスになるイメージ。割れた器は破片が動かないよう1つずつ包み、隙間を埋めて送るのがコツだよ。輸送中にさらに破損した場合の扱い(補償・修理範囲)と梱包方法は、申し込み前に必ず確認してね。納期・仕上げの種類・キャンセル料もあわせてチェックすると安心だよ。
4.2
比較
3

簡易金継ぎ(合成うるし)での修理

合成うるしで早く手頃に直す方法

費用 1点約3,000〜5,000円前後 向く人 早く・手頃に直したい 注意 食器利用は素材の確認を
天然漆の代わりに合成うるし(合成樹脂)を使う修理で、1点約3,000〜5,000円前後・納期約2週間〜1ヶ月と、早くて手頃なのが持ち味。見た目は金継ぎらしい金色のラインに仕上がるから、飾って楽しむ器や、思い入れはあるけど予算を抑えたい器にぴったりだよ。ただし使う素材によっては食器に向かない場合があるから、食べもの・飲みものに使う器なら「食器として使える仕上げか(食品衛生法に適合した材料か)」を必ず確認してね。迷ったら、飾る器は簡易、毎日使う器は本漆、と分けるのがおすすめだよ。
4.1
比較
4

金継ぎ教室・ワークショップで自分で直す

習いながら自分の手で器を直す

費用 1回約5,000〜9,000円 向く人 自分で直してみたい 強み 道具付き・その日に完成も
自分の欠けた器を持ち込んで、教わりながら直せるのが教室・ワークショップ。1回約5,000〜9,000円が目安で、道具は用意してもらえることが多く、簡易金継ぎなら1日で完成して持ち帰れるのが楽しいところ。本漆でじっくり直すコースは数ヶ月かけて通うスタイルで、技術が身につけば次からは自分で直せるようになるよ。注意点は、破損箇所が多い・ヒビが激しい・複雑な割れ方の器は、時間内に終わらないことがあること。持ち込める器の条件(大きさ・破損の程度)を予約時に確認してね。「直す時間」そのものが器との思い出になるよ。
4.0
比較
5

本漆の金継ぎキットで自分で直す

道具一式をそろえて本格DIY

費用 キット代のみ・複数の器に 向く人 じっくり工程を楽しみたい 注意 漆かぶれに注意
天然漆・金属粉・道具が一式そろったキットで、自宅で本格的な金継ぎに挑戦する方法。キット代だけで複数の器を直せるから、直したい器がいくつもある人ほどお得になりやすいよ。本漆仕上げなら、直した器を食器として使いやすいのも魅力。ただし本漆は「塗って・乾かして・研ぐ」を繰り返すから、完成までは数週間〜数ヶ月がかりの、のんびりした趣味だと思ってね。乾く前の漆は触るとかぶれることがあるので、手袋・長袖・換気を忘れずに。細かい金属粉を吸い込まない工夫もしてね。価格や内容物はキットごとに違うから販売元で確認を。
3.9
比較
6

簡易金継ぎキット(合成うるし)で直す

気軽に試せる入門向けキット

費用 本漆キットより手頃 向く人 まず気軽に試したい 注意 食器には向かない場合が多い
合成うるしや専用の接着剤・パテを使う入門向けキット。かぶれの心配が少なく、乾きも早いから、数日で金継ぎ風の仕上がりを楽しめるのが手軽なところ。まず1個直してみて、楽しかったら本漆や教室にステップアップ、という入り口にちょうどいいよ。いちばん大事な注意点は、エポキシ系接着剤など食品用途に向かない素材が含まれることがあること。食べもの・飲みものに使う器には、食品衛生法に適合した材料と明記されたものを選ぶか、飾る器・小物入れ用と割り切ってね。パッケージの用途表示を必ず確認しよう。
3.8
比較
7

買ったお店・窯元・百貨店に相談する

購入元経由で職人につないでもらう

費用 店・内容により異なる 向く人 作家もの・購入店が分かる器 強み 器に合った直し先を紹介
作家ものの器や、引き出物・記念の器なら、買ったお店・窯元・百貨店の売り場に相談してみるのもいい方法だよ。器を作った本人や、その器をよく知る職人につないでもらえれば、土や釉薬に合った直し方をしてもらえるのが強み。修理受付や金継ぎの取り次ぎをしているお店・窯元もあるの。料金と納期は内容によりさまざまで、取り次ぎのぶん時間が長めになることもあるから、見積もりで確認してね。対応していないお店ももちろんあるけど、「この器、直せますか?」のひと言から始まるご縁もあるよ。だめでも上位の工房・郵送サービスがあるから大丈夫。
3.8

※ 評価は編集部による5基準(費用のわかりやすさ・仕上がりと素材の安全性・納期・手軽さ・実績と信頼)の総合判断だよ(2026年7月時点)。料金相場は目安で、破損の種類・大きさ・破片の数・器のサイズ・仕上げの種類で変わるよ。最新の料金・納期は各工房・教室・販売元の公式や写真見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

依頼先の選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、金継ぎで迷いやすい5点を基準にしてるよ。あなたの器でどれを重視するかを決めると、合う直し方が見つかるはず。

① 費用と見積もりのわかりやすさ

基本料金+仕上げ料金の内訳が明確か。写真見積もりで総額を先に確認できるか。

② 仕上がりと素材の安全性

本漆か合成うるしか。食器として使うなら、食品に触れても安心な材料かを確認。

③ 納期

簡易は約2週間〜1ヶ月、本漆は約3ヶ月〜半年が目安。使いたい時期から逆算してね。

④ 手軽さ・頼みやすさ

持ち込み・郵送・オンライン見積もりなど、自分に合う頼み方ができるか。

⑤ 実績・信頼

修理例の写真・件数・説明の丁寧さ。破損時の扱いやキャンセル料の明示も。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どう直せば?」を一発で。あなたの器にいちばん合う直し方はこれだよ。

思い出の器・作家もの

本格的に直したい

推し本漆の工房・職人

食器として使える仕上がり。納期3ヶ月〜半年は見てね。

近くに工房がない

送って直したい

推し郵送・宅配サービス

写真見積もりで手軽。梱包と破損時の扱いを確認。

早く・手頃に直したい

納期と予算重視

推し簡易金継ぎ(合成うるし)

約2週間〜1ヶ月・約3,000円〜。食器利用は素材確認。

自分の手で直したい

体験しながら

推し教室・ワークショップ

1回約5,000〜9,000円。簡易なら1日で完成も。

直したい器がたくさん

じっくり趣味に

推し本漆の金継ぎキット

キット代だけで複数直せる。かぶれ対策を忘れずに。

毎日使う食器を直す

安心して使いたい

推し本漆仕上げを選ぶ

食器に使うなら本漆か、食品に安心な材料かを確認。

05CHAPTER 05

【重要】直した器の使い方と、依頼・DIYの注意点

割れた直後にやること・やらないこと

器が割れたら、まず破片をぜんぶ集めて、断面を触らないように保管してね(断面は鋭いのでケガに注意。小さなかけらも修理に使うよ)。洗うときは断面をこすらず、やさしく汚れを落として乾かしておくと修理しやすいの。そして大事なのが、自分で瞬間接着剤などでくっつけないこと。一度別の接着剤が付くと、あとで職人さんが本漆で直すのが難しくなってしまうんだ。直すか迷っている器も、破片を箱に入れてそのまま取っておいてね。

直した器の使い方(ここだけは守ってね)

金継ぎした器のNG:電子レンジ=金属粉の部分に電磁波が当たると火花が出る恐れがあって危険 ②食洗機・乾燥機=熱と水流で金属粉や漆が剥がれる原因に ③研磨剤入り洗剤・タワシ・長時間の浸け置き=仕上げを傷めるよ。やわらかいスポンジでやさしく手洗いが基本。オーブンや直火も避けてね。丁寧に扱えば長く使えるよ。

食器として使うなら「素材」を、自分で直すなら「かぶれ」を

食べもの・飲みものに使う器を直すなら、本漆仕上げか、食品衛生法に適合した材料かを必ず確認してね。簡易金継ぎやキットに使われるエポキシ系接着剤・合成うるしには、食品用途に向かないものがあるの。その場合は飾る器として楽しもう。自分で本漆を扱うときは、乾く前の漆に触れるとかぶれることがあるから、手袋・長袖・換気を徹底してね(体質によっては症状が強く出ることもあるから、アレルギー体質の人は事前にお医者さんに相談すると安心)。金や銀の粉は細かいので、吸い込まないよう扱いにも気をつけて。金属アレルギーが心配な人は、仕上げの素材を工房に相談してみてね。

依頼のトラブルを避けるために

金継ぎは手仕事だから、「思ったより高い」「思ったより時間がかかる」「仕上がりのイメージが違う」というすれ違いが起きやすいの。防ぐコツは、申し込み前に①本漆か合成うるしか②総額と仕上げ(金・銀・漆)③納期④修理中に破損した場合の扱い⑤キャンセル料、の5つを確認しておくこと。郵送なら梱包方法と輸送中の破損の扱いもね。通販でキットを買うときは、返品の可否・条件(返品特約)を確認してから注文しよう。料金や解約のトラブルで困ったときは、消費者ホットライン「188(いやや)」で最寄りの消費生活センターに相談できるよ。

こんな点に気をつけてね

  • 1破片は全部保管・断面は触らない・自分で接着剤でくっつけない(あとの修理が難しくなるよ)
  • 2直した器は電子レンジ・食洗機NG、やさしく手洗い/食器に使うなら本漆か・食品に安心な材料かを確認
  • 3依頼前に総額・納期・破損時の扱い・キャンセル料を確認(困ったら消費者ホットライン188へ)

06CHAPTER 06

初めてでも安心・頼み方3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。器と破損を整理 → 直し方を選ぶ → 見積もりを確認して依頼の3ステップだよ。割れてしまってもあわてないで、破片を集めるところからね。

  1. 器と破損を整理:破片をぜんぶ集めて保管し、破損の種類(欠け・ひび・割れ)と大きさ、器のサイズをメモ。食器としてまた使いたいか、飾る器でいいか、使いたい時期があるかも決めておく。
  2. 直し方を選ぶ:思い出の器・食器として使うなら本漆の工房(近くになければ郵送)、早く手頃には簡易金継ぎ、自分で直したいなら教室やキット。作家ものは買ったお店・窯元に相談する手も。
  3. 見積もりを確認して依頼:写真見積もりで「総額・仕上げ・納期・破損時の扱い・キャンセル料」を確認し、納得できたら依頼。郵送は破片が動かないよう丁寧に梱包してね。

依頼前チェックリスト(これだけ確認すれば安心)

  • 破片をぜんぶ集めて保管した(断面を触らない・自分で接着剤でくっつけない)
  • 食器としてまた使うか決めた(使うなら本漆か、食品衛生法に適合した材料かを確認)
  • 写真見積もりで「総額・仕上げ(金/銀/漆)・納期」を確認した
  • 修理中・輸送中に破損した場合の扱いと、キャンセル料を確認した(郵送は梱包方法も)
  • 直した器は電子レンジ・食洗機NGと家族にも共有した(困ったら消費者ホットライン188)

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

金継ぎの修理料金の相場はどのくらい?

結論:料金は「基本の作業料金+仕上げ料金」で決まり、破損の種類と大きさ・数がいちばん影響するよ。目安は、欠けで金仕上げ約3,000円〜・銀約2,500円〜・漆約2,000円〜、割れで金約5,000円〜・銀約4,000円〜・漆約3,000円〜。本格的な本漆仕上げだと欠け・ひびで約1万〜2.6万円、割れで約1.4万〜3万円程度になることも。大きな器や真っ二つの割れは高くなりやすいので、写真見積もりで総額を確認してね。

本漆の金継ぎと簡易金継ぎ(合成うるし)の違いは?

結論:本漆は天然の漆を使う伝統技法で、食器として安心して使いやすい仕上がりになる代わりに、乾燥を繰り返すため数ヶ月かかるよ。簡易金継ぎは合成うるし(合成樹脂)を使う方法で、早くて手頃だけど、素材によっては食器に向かないことがあるの。食器としてまた使いたい器は「本漆かどうか」を必ず確認、飾る器や急ぎの器は簡易、と使い分けるのがおすすめだよ。

納期はどのくらいかかる?

結論:簡易金継ぎは最短2週間〜1ヶ月、本漆の金継ぎは3ヶ月〜半年が目安で、人気の工房だと1年以上待つこともあるよ。本漆は「塗って・乾かして・研ぐ」を何度も繰り返す技法で、季節(湿度)にも影響されるから、急かせないの。使いたい時期が決まっているなら、依頼のときに納期を先に確認してね。

金継ぎした器は電子レンジや食洗機で使える?

結論:使えないよ。金属粉の部分に電子レンジの電磁波が当たると火花が出る恐れがあって危険なの。食洗機や乾燥機も、熱と水流で金属粉や漆が剥がれる原因になるから避けてね。やわらかいスポンジでやさしく手洗いし、研磨剤入り洗剤やタワシ、長時間の浸け置きもNG。丁寧に扱えば、直した器は長く使えるよ。

自分で金継ぎするときの注意点は?

結論:本漆は乾く前に触るとかぶれることがあるから、手袋・長袖・換気で肌につかないようにしてね。金属粉は細かいので吸い込まない工夫も。簡易キットの接着剤(エポキシ系など)は食器に向かない場合があるから、食器に使うなら食品衛生法に適合した材料か確認を。最初の1個は教室やワークショップで習うと失敗しにくいよ。

依頼するときの確認事項とトラブル回避のコツは?

結論:①本漆か合成うるしか(食器として使えるか)②総額と仕上げ(金・銀・漆)③納期④修理中に破損した場合の扱い⑤キャンセル料、の5つを最初に確認してね。郵送なら梱包方法と輸送中の破損の扱いも。割れた破片は全部保管して、自分で接着剤でくっつけないこと(あとの修理が難しくなるの)。料金トラブルで困ったら消費者ホットライン188に相談してね。