VOL. 296 2026 · JUNE ISSUE 漏水調査 失敗しない頼み方

漏水調査の費用相場と頼み先ランキング

結論:漏水調査を業者に頼むと、音聴棒や漏水探知機を使う基本調査で1万〜3万円、配管にガスを流して探すトレーサーガス調査だと3万〜5万円が目安だよ。でもその前に、水道メーターの「パイロット」を見れば0円で漏水の有無を確かめられるの。家じゅうの蛇口を閉めてもパイロットが回っていたら、どこかで漏れているサイン。メーターより道路側の漏水は水道局の負担で直してもらえることが多いし、敷地内でも見つけにくい場所の漏水なら水道料金の減免申請ができる自治体が多いんだ。このページでは「費用と内訳のわかりやすさ・調査機材と原因特定力・減免申請への対応・スピードと対応時間・高額請求リスクの低さ」の5基準で、漏水調査の頼み先をまとめたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01調査費は音聴1万〜3万円が目安 — トレーサーガス調査は3万〜5万円。出張費や基本料が別の会社もあるから、内訳をそろえて比べてね
  • 02まずメーターのパイロットを見る — 全部の蛇口を閉めて回っていたら漏水。0円でできる最初のチェックだよ
  • 03水道料金は減免できることがある — 指定工事店で直して「漏水修理証明書」を出せば、一部が減額される自治体が多いの

01CHAPTER 01

漏水調査の費用と、おもな調査方法

結論:漏水調査の費用は「どの方法で・どこを調べるか」で決まるよ。いちばん基本の音聴調査(音聴棒や漏水探知機で配管の漏水音を聞き取る方法)は1万〜3万円が目安。壁の中や床下、地中の配管まで踏み込むトレーサーガス調査(無害なガスを配管に流して、漏れ出た場所を地表で検知する方法)は3万〜5万円ほどかかるの。会社によっては出張費や基本料が別のこともあるし、人件費の高騰で費用は全体に上がり気味だから、見積もりでは「調査費・出張費・追加条件」の内訳をそろえて比べてね。大事なのは、これはあくまで原因を見つけるまでの費用だということ。見つかったあとの修理費は別で、修理の料金感は水回り修理の料金相場と高額請求の対策にまとめているよ。

そしてもうひとつ知っておきたいのが、0円でできるセルフチェックがあること。家じゅうの蛇口を閉めて水道メーターのパイロット(銀色の小さな円盤)を見るだけで、漏水の有無は自分で確かめられるの。さらに各場所の止水栓をひとつずつ閉めながら見れば、トイレ系統かキッチン系統か、と範囲も絞り込めるよ。なお、天井からの水滴やシミは水道管ではなく雨漏りが原因のこともあるの。雨の日だけ症状が出るなら水源が別だから、雨漏り修理の費用相場と頼み先ランキングのほうをチェックしてみてね。

音聴調査(基本)

音聴棒・漏水探知機で配管の漏水音を聞き取る方法。1万〜3万円が目安で、まずここから始まるよ。

トレーサーガス調査

無害なガスを配管に流し、漏れた場所を検知する精密調査。3万〜5万円が目安。地中や床下に強いの。

サーモグラフィー・散水

温度差で水のまわりを可視化する方法。壁や天井を壊さず調べられるよ。雨漏り調査でも使われるの。

出張費・基本料

調査費と別に出張費や基本料がかかる会社もあるよ。総額と内訳をそろえて見積もり比較してね。

セルフチェック(0円)

蛇口を全部閉めてメーターのパイロットを見るだけ。回っていたら漏水のサイン。今すぐできるよ。

修理費は別

調査で見つかったあとの修理費は別料金。蛇口まわりの軽い修理から配管工事まで幅があるの。

「調査」と「修理」を分けて考えよう:漏水対応は①漏れているか確かめる → ②場所を特定する → ③直すの3段階なの。①は自分で0円、②が漏水調査、③が修理だよ。最初から「修理込みでいくら」とあいまいに進めると、高額請求トラブルのもと。段階ごとに金額を確認しながら進めるのが、いちばんの自衛策なの。

02CHAPTER 02

漏水調査の頼み先ランキング7【2026年6月】

編集部が「費用と内訳のわかりやすさ・調査機材と原因特定力・減免申請への対応・スピードと対応時間・高額請求リスクの低さ」の5基準で、状況に合わせて選びやすい順に頼み先を並べたよ。水道代の急な値上がりが気になるのか、目の前で水が漏れているのか、賃貸なのかで、最初に連絡すべき相手は変わるの。

目的で絞り込み
比較
1

水道局指定の給水装置工事事業者(地元の指定工事店・減免申請まで安心)

自治体のお墨付きで、減免に必要な証明書も出せる

費用 調査1万〜3万円目安 強み 減免申請の証明書もOK 注意 夜間対応は店ごとに差
編集部おすすめ迷ったら
どこに頼むか迷ったら、まず水道局指定の給水装置工事事業者(指定工事店)を当たってみて。指定工事店は、給水装置の工事を適正にできると自治体が認めた業者で、お住まいの水道局のサイトで一覧を確認できるよ。値打ちは大きくふたつ。ひとつは、資格と基準を満たした業者だから高額請求トラブルのリスクを下げられること。もうひとつは、水道料金の減免申請に必要な「漏水修理証明書」を出せること。減免は指定工事店での修理が条件になっている自治体が多いから、調査から修理・申請まで一本道で進められるの。調査費は音聴調査で1万〜3万円が目安。地域密着の工務店が多くて、夜間・休日の対応力は店ごとに差があるから、急ぎのときは対応時間を先に確認してね。はじめての漏水で、手続きまで確実に進めたい人にいちばんの選択肢だよ。
4.7
比較
2

漏水調査の専門業者(音聴・ガス・サーモの機材で原因を特定)

「どこから漏れているか分からない」を機材で解決

費用 1.5万〜5万円目安 強み 壊さず原因を特定 注意 修理は別手配のことも
「水道代は上がっているのに、どこにも濡れた跡がない」——そんな原因不明の漏水に強いのが、調査を専門にしている業者だよ。値打ちは機材の充実度。漏水探知機での音聴に加えて、トレーサーガス調査サーモグラフィー、配管内カメラまで使い分けて、壁や床を壊す前に場所を絞り込んでくれるの。地中の給水管、コンクリートの下、壁の中など、一般の水道屋さんでは特定しきれないケースの駆け込み先なの。費用は内容によって1.5万〜5万円ほどが目安で、基本の音聴だけより高くなるけれど、当てずっぽうで床や壁をはがすより結局安く済むことが多いよ。気をつけたいのは、調査専門の会社だと修理は別の業者に頼む流れになる場合があること。報告書を出してくれるか、修理までワンストップかを先に確認してね。ほかで「分からない」と言われた難しい漏水なら、ここが本命だよ。
4.5
比較
3

比較・予約サイト(マッチング型)で水道業者に頼む(料金・口コミで選べる)

料金と口コミを見比べてから決められる

費用 料金を見比べて選べる 強み 口コミ・実績で比較 注意 補償・追加料金の確認を
「相場感がつかめないから、何社か見比べてから決めたい」なら、地域の水道業者を料金・口コミ・実績で見比べて予約できる比較・予約サイト(マッチング型)が使いやすいよ。値打ちは、事前に料金の目安と利用者の評価が見えること。漏水調査は会社ごとの価格差が大きい分野だから、複数の候補を並べて検討できる安心感は大きいの。急ぎでなければ、2〜3社に相見積もりを出して、調査方法と内訳を比べるのがおすすめだよ。気をつけたいのは、登録業者によって機材や得意分野、万一のときの補償がまちまちなこと。予約前に「どの調査方法に対応しているか」「出張費・キャンセル料の条件」「損害補償の有無」を確認してね。水道メーターのパイロットの様子や症状の写真を先に共有しておくと、見積もりの精度も上がるの。費用を抑えつつ、納得して選びたい人にちょうどいい入り口だよ。
4.3
比較
4

24時間対応の水道修理業者(夜間・休日の急な水漏れに)

深夜でも来てくれる、緊急時の駆け込み先

費用 夜間は割増のことも 強み 深夜・休日でも対応 注意 広告の最低料金に注意
夜中に天井から水が落ちてきた、床が水浸しになっている——そんな待ったなしの状況では、24時間対応の水道修理業者が頼りになるよ。電話一本で深夜や休日でも駆けつけてくれて、応急の止水から調査・修理まで一気に進められるの。ただし、この分野は「950円〜」のような安い広告金額と、実際の請求がかけ離れていたという相談が消費生活センターに多く寄せられている分野でもあるんだ。電話の段階で出張費・夜間割増・キャンセル料を確認して、作業前に必ず総額の見積もりをもらってね。その場で次々と高額な追加作業を提案されたら、即決せず断って大丈夫。実は、元栓を閉めれば水は止まるから、深夜の高い料金で慌てて直さず、翌朝に指定工事店へ頼む選択肢もあるよ。本当に今すぐ止めたい緊急時だけ、確認を怠らずに使うのがコツなの。
4.1
比較
5

管理会社・大家さんに連絡する(賃貸・マンションはまずここ)

責任区分と費用負担の整理が先——自己手配はNG

費用 負担区分で変わる 強み 共用部なら負担なしも 注意 自分で業者を呼ばない
賃貸やマンションで水漏れに気づいたら、業者より先に管理会社(賃貸なら大家さん、分譲なら管理組合)へ連絡してね。マンションの配管は専有部と共用部で責任の区分が分かれていて、共用部の配管が原因なら、調査も修理も管理組合側の負担になることが多いの。自分で業者を手配して進めてしまうと、本来払わなくてよかった費用を負担することになりかねないんだ。管理会社は提携の調査業者を持っていることが多く、過去の漏水履歴や図面も踏まえて動いてくれるから、結果的に特定も早いよ。階下のお部屋に水がいってしまったときの賠償は、火災保険に付いている個人賠償責任保険でカバーできる場合が多いから、保険証券も確認してみて。応急処置として止水栓・元栓を閉めるのは自分でOK。集合住宅の漏水は「連絡が仕事」——これだけ覚えておけば大丈夫なの。
4.0
比較
6

水道局・自治体の窓口に相談する(道路側の漏水は負担なしで直せる)

メーターより道路側なら、水道局の出番だよ

費用 道路側なら負担なし 強み 指定工事店も案内 注意 敷地内は自己負担
家の前の道路や歩道がいつも濡れている・水が湧いているようなときは、業者を呼ぶ前に水道局(自治体の水道部局)へ連絡してみて。配水管から水道メーターまでの道路側部分の漏水は、原則として水道局の負担で修理してもらえることが多いの。つまり、場所によっては1円もかからず解決するケースがあるということ。検針のときに「水道使用量のお知らせ」で漏水の疑いを指摘されることもあって、その場合も窓口に相談すれば、確認の手順や地域の指定工事店の一覧を案内してくれるよ。一方、メーターから家側(敷地内・宅内)は所有者の管理範囲だから、調査・修理は自己負担になるの。どちら側か自分で判断がつかないときも、まず電話してみれば切り分けてもらえるから、「迷ったら水道局」は覚えておいて損なし。お金をかけない最初の相談先として優秀なの。
3.9
比較
7

自分で水道メーターをチェックする(パイロットで0円セルフ調査)

業者を呼ぶ前の5分で、漏水の有無は分かる

費用 0円 強み 今すぐ5分でできる 注意 場所の特定は難しい
水道代が急に上がって不安なとき、最初の5分でできるのがメーターのセルフチェックだよ。やり方はかんたん。①家じゅうの蛇口を閉めて、トイレ・洗濯機・食洗機も止める。②水道メーターのふたを開けて、銀色の小さな円盤「パイロット」を見る。③ゆっくりでも回っていたら、どこかで漏れているサインなの。さらに、トイレ・キッチン・お風呂など各設備の止水栓をひとつずつ閉めながらパイロットを見れば、「どの系統で漏れているか」まで絞り込めるよ。トイレのタンクの水がチョロチョロ流れ続けるパターンは特に多いから、便器の水面が揺れていないかも見てみて。ここまでの結果を業者に伝えれば、調査の時間も費用もムダがなくなるの。ただし、壁の中や地中の「正確な場所」の特定は機材がないと難しいから、回っているのが確認できたら無理せずプロへ。0円でできる、すべての出発点だよ。
3.6

※ 評価は編集部による5基準(費用と内訳のわかりやすさ・調査機材と原因特定力・減免申請への対応・スピードと対応時間・高額請求リスクの低さ)の総合判断だよ(2026年6月時点)。費用は地域・建物の構造・配管の場所・調査方法で変わるから目安として見てね。減免制度の条件は自治体ごとに違うの。実際の金額・制度は、必ず見積もりとお住まいの水道局の公式情報で確認してね。

03CHAPTER 03

頼み先の選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、漏水調査でつまずきやすい5点を基準にしているよ。費用・特定力・手続き・スピード・安全を順に確かめると、自分に合う頼み先がすっと決まるはず。

① 費用と内訳はわかりやすい?

調査費・出張費・追加条件を分けて確認。音聴1万〜3万円、ガス調査3万〜5万円が目安だよ。

② 原因を特定できる機材はある?

音聴だけか、ガス・サーモ・管内カメラまで使えるか。難しい場所ほど機材の差が結果に出るの。

③ 減免申請に対応できる?

水道局指定の工事店なら「漏水修理証明書」を発行できて、水道料金の減額申請までつながるよ。

④ スピードは必要?

水が噴き出ているなら24時間対応へ。じわじわ漏れなら元栓を閉めて、落ち着いて相見積もりでOK。

⑤ 高額請求のリスクは低い?

作業前の総額見積もり・即決させない姿勢・口コミを確認。怪しいと感じたら断って188に相談してね。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どこに連絡すれば?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う頼み先はこれだよ。

水道代が急に上がった

まず有無を確かめたい

推しメーターのパイロット確認

全蛇口を閉めてパイロットを見るだけ。0円・5分で漏水の有無が分かるよ。回っていたらプロへ。

どこから漏れているか不明

原因をつきとめたい

推し漏水調査の専門業者

ガス・サーモ・管内カメラで壊さず特定。1.5万〜5万円目安で、当てずっぽうの解体より安く済むの。

水が噴き出している

今すぐ止めたい

推し元栓を閉めて24時間業者

まず元栓・止水栓で止水。そのうえで総額見積もりを確認してから作業をお願いしてね。

賃貸・マンション

負担を間違えたくない

推し管理会社・大家さん

専有部か共用部かで負担が変わるの。自己手配せず、まず連絡。個人賠償保険も確認してね。

道路や家の前が濡れている

敷地の外っぽい

推し水道局・自治体の窓口

メーターより道路側は原則水道局の負担で修理。負担なしで解決することもあるから先に連絡を。

水道料金を取り戻したい

減免申請までしたい

推し水道局指定の工事店

指定工事店の修理+漏水修理証明書が減免の条件になっている自治体が多いの。申請期限にも注意。

漏れている場所が分かっていて「直すだけ」なら水回り修理の料金相場と高額請求の対策へ。天井のシミが雨の日だけ出るなら水道ではなく雨漏り修理、給湯器まわりからの水漏れなら給湯器修理もあわせてチェックしてみてね。

05CHAPTER 05

漏水調査のつまずき注意点

「950円〜」広告の高額請求——作業前の総額見積もりが命綱

結論:水回りの緊急対応は、安い広告金額と実際の請求がかけ離れていたという相談が消費生活センターに多く寄せられている分野だよ。数百円〜数千円の表示を見て呼んだら、作業後に数十万円を請求された、という事例まであるの。自衛策ははっきりしていて、①作業前に総額の見積もりを書面でもらう ②その場で契約を急かされたら断る ③次々と追加作業を提案されたら即決しない、この3つ。突然の訪問や電話勧誘がきっかけの契約は、条件を満たせばクーリングオフできる場合もあるよ。困ったら消費者ホットライン「188(いやや)」へ。慌てているときほど狙われやすいから、元栓を閉めて一呼吸おくのが大事なの。

メーターの「どちら側」かで費用負担が変わる

同じ漏水でも、配水管から水道メーターまでの道路側なら原則として水道局の負担、メーターから家側(敷地内・宅内)なら所有者の負担、と分かれているの。道路や家の前がいつも濡れているのに気づいたら、業者より先に水道局へ連絡すると、負担なしで解決することがあるよ。検針票(水道使用量のお知らせ)で「漏水の疑いがあります」と知らされるパターンも多いから、使用量が急に増えていないかは毎回ちらっと見ておくと早期発見につながるの。

水道料金の減免は「指定工事店で修理→証明書→申請」の順

地下や壁の中など自分では気づきにくい場所の漏水で水道料金が跳ね上がった場合、多くの自治体に料金の一部を減額してくれる減免制度があるよ。一般的な流れは、①水道局指定の給水装置工事事業者(指定工事店)で修理する → ②「漏水修理証明書」を書いてもらう → ③減額申請書とあわせて水道局へ提出、の3段階。申請に期限を設けている自治体が多いから、修理が終わったら早めに動いてね。蛇口の閉め忘れや、見えているのに放置していた漏水は対象外になりやすいの。減額の割合・対象・期限は自治体ごとに違うから、必ずお住まいの水道局の公式情報で確認しよう。指定工事店以外で直すと証明書が出せず申請できないことがある——頼み先選びが、お金の戻りまで左右するというわけなの。

マンションの漏水は「自己手配しない」が鉄則

集合住宅では、配管が専有部か共用部かで調査・修理の負担者が変わるよ。自分で業者を入れて進めてしまうと、本来は管理組合負担だった費用を自分で払うことになったり、原因の切り分けがこじれたりするの。まず管理会社・大家さん・管理組合へ連絡して、指示を待ってから動こう。階下に被害が出てしまったときの賠償は、火災保険に付帯する個人賠償責任保険の出番になることが多いから、補償内容を確認してみてね。なお、雨の日だけ天井にシミが出るなら、水道管ではなく雨漏りの可能性が高いの。原因の切り分け方は雨漏り修理の費用相場と頼み先ランキングで解説しているよ。

依頼前のチェックリスト:①全蛇口を閉めてメーターのパイロットを確認(回っていたら漏水) ②止水栓をひとつずつ閉めて系統を絞り込む ③賃貸・マンションは管理会社へ、道路側が濡れていたら水道局へ連絡 ④業者に頼むなら「調査費・出張費・修理費」の内訳をそろえて複数見積もり ⑤減免申請を見据えるなら指定工事店で修理し「漏水修理証明書」をもらう。高額請求かなと思ったら消費者ホットライン「188(いやや)」に相談できるよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・依頼前の3ステップ

むずかしいことはないよ。パイロットで確かめる → 止めて絞り込む → 頼み先を決めて見積もりの3ステップ。順番どおりに進めると、ムダな出費なくスムーズに解決できるの。

  1. メーターのパイロットで漏水の有無を確かめる:家じゅうの蛇口を閉めて、トイレ・洗濯機・食洗機も止めた状態で水道メーターを見てみよう。パイロット(銀色の小さな円盤)が回っていたら漏水のサインだよ。止まっていれば宅内漏水の可能性は低いから、水道代の増加は使い方や検針期間の違いも疑ってみてね。
  2. 止水栓・元栓で範囲を絞り、被害を止める:トイレ・キッチン・お風呂など各設備の止水栓をひとつずつ閉めながらパイロットを見ると、どの系統で漏れているか絞り込めるの。水が見えて漏れているときは、その設備の止水栓か元栓を閉めて応急止水。賃貸・マンションならこの段階で管理会社へ、道路側が濡れていたら水道局へ連絡してね。
  3. 頼み先を決めて見積もりを取る:減免申請まで見据えるなら水道局指定の工事店、原因不明の難所なら調査専門業者、見比べて決めたいなら比較・予約サイト(マッチング型)へ。見積もりでは「調査費・出張費・修理費」の内訳と総額をそろえて2〜3社で比較して、作業前の総額提示と、漏水修理証明書を発行できるかも確認してね。この3ステップで、はじめてでも安心して進められるよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

漏水調査の費用はいくらかかるの?

結論:音聴棒や漏水探知機を使う基本の音聴調査で1万〜3万円が目安だよ。配管に無害なガスを流して漏れた場所を探すトレーサーガス調査だと3万〜5万円ほどかかるの。これに出張費や基本料が別の会社もあるし、地中の配管など場所が難しいと追加費用が出ることもあるよ。あくまで「調査」の費用だから、見つかったあとの修理費は別なの。見積もりでは「調査費・出張費・修理費」の内訳をそろえて、複数の業者で比べてね。人件費の高騰で費用は上がり気味だから、どれも目安として見て、必ず事前見積もりで確かめてね。

水漏れしているか自分で確かめる方法はある?

結論:あるよ。0円でできるのが水道メーターの「パイロット」チェックなの。家じゅうの蛇口を全部閉めて、トイレや洗濯機も使っていない状態でメーターを見てみて。銀色の小さな円盤(パイロット)がゆっくりでも回っていたら、どこかで水が漏れているサインだよ。さらに、トイレ・キッチン・お風呂など各場所の止水栓をひとつずつ閉めながらパイロットを見ると、どの系統で漏れているかまで絞り込めるの。ここまで自分でできれば、業者に伝える情報が増えて調査もスムーズ。逆にパイロットが止まっていれば、宅内の漏水の可能性は低いよ。

漏水で高くなった水道料金は安くしてもらえる?

結論:地下や壁の中など、自分では気づきにくい場所の漏水なら、水道料金の一部が減額される「減免制度」を使えることが多いよ。多くの自治体では、水道局指定の給水装置工事事業者(指定工事店)で修理したうえで、「漏水修理証明書」と減額申請書を水道局に出す流れなの。蛇口の閉め忘れや、見えている場所の放置は対象外になりやすいから注意してね。申請には期限がある自治体が多いから、修理が終わったら早めに手続きしよう。減額の割合や条件は自治体ごとに違うので、まずはお住まいの水道局の窓口やサイトで確認してみてね。

水道メーターより道路側の漏水は誰が直すの?

結論:配水管から水道メーターまでの道路側部分の漏水は、原則として水道局(自治体)の負担で修理してもらえることが多いよ。道路や歩道がいつも濡れている、家の前から水が湧いているといったときは、自分で業者を呼ぶ前に水道局へ連絡してみてね。一方、メーターから家側(敷地内・宅内)の給水管や蛇口まわりは所有者の管理範囲だから、調査も修理も自己負担になるの。どちら側か分からないときも、水道局に相談すれば切り分けてもらえるし、地域の指定工事店を案内してくれる窓口も多いよ。

マンションで水漏れしたら、まず何をすればいい?

結論:自分で業者を手配する前に、まず管理会社(賃貸なら大家さん・管理組合)に連絡してね。マンションは専有部と共用部で責任の区分が分かれていて、共用部の配管が原因なら管理組合側の負担になることが多いの。勝手に調査・修理を進めると、本来払わなくてよかった費用を負担してしまうこともあるんだ。階下に水が漏れてしまったときの賠償は、火災保険に付いている個人賠償責任保険などで備えられている場合が多いから、保険証券も確認してみてね。応急処置としては、水栓まわりなら止水栓、全体なら元栓を閉めるのが先決だよ。

「水回り修理950円〜」みたいな広告は大丈夫?

結論:表示どおりの金額で終わらないケースがあるから、慎重に見てね。安い金額のネット広告を見て呼んだら、作業後に数十万円を請求されたという相談が消費生活センターに多く寄せられていて、国の機関も注意を呼びかけているの。作業前に総額の見積もりを出さない、契約を急かす、次々と高額な作業を提案してくる業者は断って大丈夫だよ。突然の訪問や電話勧誘で契約した場合は、条件を満たせばクーリングオフできることもあるの。困ったら消費者ホットライン「188(いやや)」へ。日頃から地元の指定工事店を調べておくのがいちばんの備えなの。