VOL. 318 2026 · JUNE ISSUE ムクドリ駆除 おすすめ対策

ムクドリ駆除の方法と巣の撤去費用・うるさい群れ対策ランキング

結論:戸袋や換気口でガサガサ・ギャーギャー——その正体はムクドリかもしれないよ。まず知っておきたいのは、ムクドリは鳥獣保護管理法で守られている野鳥だということ。卵やヒナがいる巣を許可なく撤去すると法律違反になることがあるの。だから対策の柱は「空の巣のうちに撤去・清掃して、入口を塞ぐ」+「卵・ヒナがいるなら巣立ちを待つか、自治体・業者に相談」の2本立て。市販グッズなら数百〜数千円、業者に頼むなら空の巣の撤去で1〜2万円程度が目安だよ。「作らせない力・合法性と安全・持続と再発防止・手間とリスク・費用の明朗さ」の5基準で対処法をまとめたよ。

平均閲覧時間:約9分

  • 01勝手に撤去はNGのことがある — 卵・ヒナのいる巣は法律で守られているの。違反には重い罰則もあるから要注意だよ
  • 02空の巣ならその日に動ける — 巣立ち後の撤去は許可不要。ダニ対策→撤去→清掃・消毒→塞ぎまでがワンセットなの
  • 03群れ・ねぐらは抱え込まない — 駅前や街路樹の大群は自治体や管理者のマター。相談ルートを知っておこう

01CHAPTER 01

ムクドリってどんな鳥?巣を作られやすい場所と困りごと

結論:ムクドリは全長24cmほど、スズメとハトの中間くらいの大きさで、オレンジ色のくちばしと脚が目印の身近な野鳥だよ。もともとは畑の虫を食べてくれる「益鳥」なんだけど、住宅地では戸袋・換気口・屋根裏のすき間に巣を作るのと、夕方に大群で集まる「ねぐら」の騒音とフンが困りごとになるの。巣作りは3月下旬〜7月ごろ(ピークは5〜6月)。卵を4〜7個産んで12日前後で孵化、産卵から巣立ちまでは約35日というスピード子育てだよ。

もうひとつ知っておきたいのが夏から秋の集団ねぐら。子育てを終えたムクドリは、若鳥も合流した数百〜数千羽の群れで、夕方に駅前の街路樹や電線に集まって夜を過ごすの。鳴き交わす声とフンの量はかなりのもので、全国の自治体が対応に苦労している都市問題なんだ。家の巣は「個人で対処できる困りごと」、ねぐらは「自治体・管理者と連携する困りごと」——この切り分けが、ムクドリ対策の最初の一歩だよ。

雨戸の戸袋

巣作りの一番人気スポット。春先にガサガサ音がしたら要注意。雨戸をあまり使わない家ほど狙われやすいの。

換気口・換気扇

外壁の丸い換気口は、サイズ感がムクドリにぴったり。フードの中に巣材を詰め込まれると換気も悪くなるよ。

屋根裏・軒下のすき間

瓦や軒先のわずかなすき間から出入りするの。天井からの物音やダニ被害につながりやすい要注意ゾーンだよ。

電柱・街路樹

夏〜秋の集団ねぐらの定番。鳴き声とフンが激しいけど、公共の場所だから対応は管理者への相談が基本なの。

ベランダ・アンテナ

手すりやアンテナは見張り台&休憩所。フンの付着が続くなら、テグスや忌避剤でとまりにくくしてあげよう。

庭の果樹・家庭菜園

ムクドリは果実も大好き。ビワや柿、ブドウの食害に悩むなら、防鳥ネットで実りを守るのが確実だよ。

「うちに来るのは本当にムクドリ?」見分けのヒント:ベランダの手すりでクークー鳴くずんぐりした鳥なら鳩対策の記事、ゴミ置き場を荒らす黒い大型の鳥ならカラス対策の記事が役に立つよ。ギャーギャー・キュルキュルとにぎやかに鳴いて群れで動くのがムクドリなの。

02CHAPTER 02

ムクドリ駆除・対策ランキング7【2026年6月】

編集部が「作らせない力・合法性と安全・持続と再発防止・手間とリスク・費用の明朗さ」の5基準で、はじめてでも失敗しにくい順に対処法を並べたよ。「巣がある/ない」「卵・ヒナがいる/いない」で取れる手が変わるから、状況に合わせて組み合わせてね。

目的で絞り込み
比較
1

侵入口を塞ぐ+防鳥ネット(巣を作らせない根本対策)

「入れない家」にするのが、いちばん安くて確実だよ

費用 数百〜数千円程度 強み 巣を作らせない根本対策 時期 巣作り前の2〜3月が最適
編集部おすすめ迷ったら
ムクドリ対策でいちばん効くのは、追い払いグッズじゃなくて「物理的に入れなくする」ことなの。チェックするのは、①雨戸の戸袋——巣作りシーズンは雨戸をこまめに開け閉めして、使わない戸袋はすき間を板やパンチングメタルで塞ぐ。②換気口・換気扇——目の細かい防虫網つきの換気口カバーに交換、またはステンレスネットをかぶせる。③屋根や軒下のすき間——金網やパテで閉じる。④ベランダや果樹——防鳥ネットを張る。材料はホームセンターで数百〜数千円で揃うよ。ポイントは巣作りが始まる前(2〜3月まで)に済ませることと、巣がある状態で塞がないこと(中に鳥が残ると閉じ込めになって、法律的にも衛生的にもアウトなの)。一度しっかり塞げば毎年の悩みが消える、コスパ最強の根本対策だよ。
4.7
比較
2

巣立ち後に巣を撤去して清掃・消毒(空の巣なら自分でOK)

空の巣は許可いらず。ダニ対策までがワンセットなの

費用 道具代千〜3千円程度 注意 卵・ヒナがいたらNG 効果 ダニ・悪臭・再営巣を防ぐ
節約派の本命
ヒナが巣立って空になった巣は、許可なしで撤去してOK。手の届く戸袋やベランダなら自分で片付けられるよ。手順は、①マスク・ゴム手袋・長袖で防護(巣はダニ・ノミ・病原菌の温床なの)、②撤去前にダニ用スプレーや燻煙剤で巣全体を処理、③巣材とフンをゴミ袋に密封して自治体ルールで処分、④跡地を掃除して消毒用アルコールなどで拭き上げ、⑤最後に1位の「塞ぎ」で再発防止——ここまでがワンセットだよ。道具は千〜3千円程度で揃うの。数日〜数週間は巣に残っていたトリサシダニが室内に入ってくることがあるから、巣のあった場所に近い部屋はこまめに掃除機をかけてね。「巣立ったかどうかわからない」ときは、出入りと鳴き声が数日ないことを確認してから動こう。屋根裏や高所はムリせず3位の業者へ。
4.5
比較
3

鳥害対策の専門業者(卵・ヒナのいる巣、高所・屋根裏の本命)

法律まわりも高所も、プロに任せるのが早くて安全だよ

費用 巣の撤去1〜2万円程度〜 強み 高所・屋根裏も任せられる 注意 2〜3社で相見積もり
「卵やヒナがいて手が出せない」「巣が屋根裏や2階の換気口で届かない」「フンとダニまでまとめて何とかしたい」——そんなときは鳥害対策の専門業者が本命だよ。プロの値打ちは、許可が必要なケースの相談・申請サポートから、撤去・清掃・消毒・侵入防止の施工までワンストップでやってくれること。費用の目安は、卵・ヒナのいない巣の撤去で1〜2万円程度、追い払いや応急処置を含むと3〜10万円程度、ネット張りや隙間塞ぎなど侵入防止の工事まで含むと15〜30万円程度の例もあるの。高所作業費・出張費で変わるから、現地調査と見積もりで「どこまで含むか」を必ず確認してね。地域の事業者を口コミ・料金で見比べられる比較・予約サイト(マッチング型)で探す手もあるよ。選ぶときは調査・見積もり無料の2〜3社を呼んで、作業範囲と再発時の保証をそろえて比べるのが失敗しないコツ。ほかの害獣も含めた料金感は害獣駆除の記事も参考になるの。
4.4
比較
4

忌避剤・テグス・とまり防止グッズ(ベランダや軒先の飛来対策)

「とまれない・居心地が悪い」場所づくりが効くの

費用 数百〜2千円程度 持続 数週間〜数ヶ月目安 向く人 手すり・アンテナのフン
「巣はないけど、ベランダの手すりやアンテナにとまってフンをされる」段階なら、とまりにくく・居心地悪くするグッズで十分戦えるよ。定番は3つ。①テグス(釣り糸)——手すりの5〜10cm上に張ると、羽が触れるのを嫌ってとまれなくなるの。100円台から試せる最強コスパ。②鳥用忌避剤——ジェルタイプをとまり場に塗ると、においとベタつきで寄りつかなくなるよ。スプレーや吊り下げタイプもあって数百〜2千円程度、効果は数週間〜数ヶ月目安。③スパイク(剣山)やワイヤー——室外機の上や笠木みたいな「定位置」に。どれも対象に「鳥・ムクドリ」と書いてある製品を選んでね。注意点は、フンを放置したまま設置しないこと。フンのにおいは「安全な場所」のマーキングになっちゃうから、清掃→消毒→グッズ設置の順が正解だよ。果樹や菜園の食害には1位の防鳥ネットが確実なの。
4.1
比較
5

音や光の追い払いグッズ(群れには組み合わせローテーションで)

単発は必ず慣れられる。「変化をつける」が合言葉だよ

費用 数百〜数千円程度 効果 一時的な退散には効く 注意 慣れる前提でローテ
庭木や軒先に群れが来はじめた段階なら、視覚と音の追い払いグッズで「ここは危ない場所」と思わせる手があるよ。視覚系は防鳥テープ・反射材・目玉模様の風船・猛禽類の模型など。光のギラつきと天敵の気配を嫌がるの。音系は防鳥ベルや超音波・特殊な警戒音を出す装置で、自治体のねぐら対策でも特殊な音による追い払いが使われているんだ。ただし正直に言うね——ムクドリはかしこいから、同じ刺激だけだと「危なくない」と見抜いて戻ってくるの。だから、①グッズは2種類以上を組み合わせる、②置き場所と向きを数日ごとに変える、③効果が落ちたら別のグッズに交代——この「ローテーション運用」が前提だよ。費用は数百〜数千円程度。あくまで時間かせぎと割り切って、その間に1位の塞ぎ・ネットを進めるのが賢い使い方なの。
4.0
比較
6

自治体・道路や公園の管理者に相談(街路樹のねぐら由来なら)

公共の木は管理者マター。声を届けるのが一番の近道なの

費用 無料 強み 公共のねぐらに届く 注意 対応まで時間はかかりがち
夕方になると駅前や通り沿いの街路樹に数百羽の大群——この「集団ねぐら」問題は、個人でできることがほとんどないの。木も歩道も公共の管理物だから、市区町村の環境課(環境政策・生活環境の窓口)や、道路・公園の管理者に相談するのが正しいルートだよ。実際に自治体が行っている対策は、街路樹の剪定(とまる枝を減らす)、特殊な音やパルス音による追い払いテグスや電飾の設置、タカを使った追い払いなどいろいろ。ムクドリは外来種じゃない野鳥だから「捕まえて駆除」は基本できなくて、どうしてもいたちごっこになりがちなんだけど、苦情が集まっている場所ほど対策の優先度は上がるの。相談のコツは「いつから・どこで・何羽くらい・何に困っているか」をメモと写真で具体的に伝えること。ご近所と連名で伝えるのも効果的だよ。費用はもちろん無料。自宅側は4位・5位のグッズでフンと騒音を自衛しながら待とうね。
3.8
比較
7

有害鳥獣捕獲の許可申請(卵・ヒナのいる巣を急いで動かしたいとき)

「待てない事情」があるときの、合法的な最終ルートだよ

費用 申請は基本無料 時期 審査に日数がかかる 注意 原則は巣立ち待ちが早い
「換気口の中でヒナが鳴いていて衛生的に限界」「工事の予定があって巣立ちまで待てない」——そんな事情があるときの合法ルートが、自治体への有害鳥獣捕獲(卵・ヒナの採取等)の許可申請だよ。鳥獣保護管理法では、被害があっても許可なく野鳥の卵やヒナを動かすことはできないの。市区町村の担当窓口(環境課・農林課など)に被害状況を伝えて申請し、許可が下りてから撤去する流れだよ。申請自体は基本無料だけど、書類審査に日数がかかるのと、被害の程度によっては「巣立ちを待ってください」という判断になることもあるの。正直なところ、ムクドリは産卵から巣立ちまで約35日とサイクルが短いから、多くのケースでは巣立ちを待って2位の手順で撤去するほうが早いんだ。判断に迷ったら、まず窓口に電話で相談を。申請の代行や撤去作業ごと3位の業者に任せる手もあるよ。
3.5

※ 評価は編集部による5基準(作らせない力・合法性と安全・持続と再発防止・手間とリスク・費用の明朗さ)の総合判断だよ(2026年6月時点)。駆除や対策の費用は被害状況・範囲・地域・依頼先で変わるから目安として見てね。法律の運用や申請の手続きは自治体で異なるから、必ずお住まいの市区町村の窓口や公式情報で確認してね。

03CHAPTER 03

対処法の選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、ムクドリ対策でつまずきやすい5点を基準にしてるよ。巣の有無・卵やヒナの有無・困っている場所(家か、公共の街路樹か)・予算を整理すると、やるべき組み合わせがすっと決まるはず。

① 作らせない力

入る隙間ととまり場を消せるかがいちばん大事。追い払いだけの対処は、別の群れがまたやって来るの。

② 合法かどうか

卵・ヒナのいる巣の撤去は許可が必要。「知らなかった」では済まない罰則があるから、ここは最優先だよ。

③ 持続と再発防止

グッズの効果は数週間〜数ヶ月。塞ぎとネットはずっと続くよ。撤去後の清掃・消毒も再発防止の一部なの。

④ 手間とリスク

空の巣のDIY撤去はダニ対策が必須。高所・屋根裏はムリせず業者へ。公共のねぐらは管理者に任せよう。

⑤ 費用は明朗?

グッズは数百〜数千円、業者は撤去1〜2万円程度から。見積もりで作業範囲と追加料金を確認してね。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どうすれば?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う対処はこれだよ。

戸袋・換気口に空の巣がある

自分で片付けたい

推しDIY撤去+清掃・消毒+塞ぎ

空の巣なら許可不要。ダニ対策をしてから撤去して、最後に入口を塞げば完了だよ。

卵・ヒナがいる巣を見つけた

どうにかしたい

推し巣立ち待ち or 許可申請・業者相談

勝手に動かすのはNG。巣立ちまで約1ヶ月だから、待つのが実はいちばん早いことも多いの。

毎年同じ場所に作られる

もう来させたくない

推し2〜3月までに塞ぎ+ネット

古巣の撤去と消毒もセットでね。においと巣材が残ると「実績のある物件」扱いされるの。

ベランダ・アンテナのフンがひどい

とまらせたくない

推し清掃・消毒→テグス+忌避剤

フンを消してから設置が鉄則。手すりのテグスは安くてよく効く定番だよ。

庭木・果樹に群れが来はじめた

食害と騒音を防ぎたい

推し防鳥ネット+追い払いローテ

実のなる木はネットで物理ガードが確実。音と光のグッズは組み合わせて時間かせぎを。

駅前・街路樹の大群がうるさい

個人では限界

推し自治体相談+自宅はグッズで自衛

公共のねぐらは管理者に動いてもらうのが筋。被害をメモと写真で具体的に伝えてね。

ちなみに、ベランダでクークー鳴いて巣を作るなら鳩、ゴミ置き場を荒らす黒い大型の鳥ならカラスの可能性が高いよ。それぞれ鳩対策の記事カラス対策の記事で対策をまとめているから、相手に合わせて見てみてね。

05CHAPTER 05

ムクドリ対策のつまずき注意点

卵・ヒナのいる巣に手を出さない——鳥獣保護管理法の罰則は重いよ

結論:ムクドリ対策でいちばん怖い失敗が、「うるさいから」と卵やヒナごと巣を撤去してしまうことなの。ムクドリは鳥獣保護管理法の対象だから、許可なく卵・ヒナを動かしたり捕まえたりすると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金という罰則の対象になり得るんだ。たとえ自宅の敷地内でも、被害が出ていても、ここは変わらないの。「待つ(約1ヶ月で巣立つ)」「許可を取る」「業者に相談する」の3択で動こうね。空の巣の撤去は許可不要だから、巣立ちの確認だけは丁寧に——数日間、出入りと鳴き声がないかをチェックしてからだよ。

フンと巣の掃除は「素手で触らない」——ダニ・病原菌のリスクがあるの

ムクドリの巣とフンには、トリサシダニなどの寄生虫や病原菌が潜んでいることがあるよ。とくに注意したいのが巣立ち直後。宿主の鳥がいなくなったダニが、新しい血を求めて室内に入ってきて人を刺す被害が実際に起きているの。掃除のときはマスク・ゴム手袋・長袖で防護して、巣材は密封してから処分、跡地は消毒まで。乾いたフンは粉になって舞い上がるから、先に少し湿らせてから拭き取るのがコツだよ。戸袋の中みたいに手が入りにくい場所は、ダニ用の燻煙剤を使ってから作業すると安心なの。掃除後しばらくは、近くの部屋に防ダニシートを置いたり掃除機をこまめにかけたりしてね。

「完全駆除します」をうのみにしない——契約を急がせる業者に注意

野鳥相手の対策は「捕まえて終わり」ができないぶん、再発防止の施工内容こそが業者の腕の見せどころなの。だから「今すぐ契約しないとヒナが増えて大変なことになる」と不安をあおって即決させようとする事業者には注意してね。見積もりは撤去・清掃・消毒・侵入防止・保証のどこまで含むかを書面で確認して、2〜3社の相見積もりが基本だよ。訪問販売で契約した場合は、契約書面を受け取った日から8日間はクーリングオフ(無条件解約)ができるの。困ったときは消費者ホットライン「188」か最寄りの消費生活センターに相談してね。

こんな点に気をつけてね

  • 1巣がある状態で入口を塞がない(中に鳥が残ると閉じ込めになって、法律的にも衛生的にもNG。塞ぐのは撤去・清掃が終わってからだよ)
  • 2追い払いグッズに頼り切らない(同じ刺激は必ず慣れられるの。グッズは時間かせぎと割り切って、塞ぎ・ネットの根本対策を進めてね)
  • 3街路樹や公園の木に自分で手を出さない(勝手な剪定や薬剤は管理者とのトラブルのもと。公共のねぐらは自治体ルートで動かそう)
対策前のチェックリスト:①巣の場所と出入りの様子をメモする(鳴き声・親鳥の頻度) ②卵・ヒナの有無をできる範囲で確認 ③フンや巣材の量と被害範囲を写真に残す ④戸袋・換気口・軒下など「次に狙われそうな隙間」を一周点検 ⑤自治体の窓口(環境課)の連絡先を控える。この5つで、合法で安全な対処ルートがすっと決まるよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・ムクドリ対策の3ステップ

むずかしいことはないよ。巣と卵・ヒナの有無を確認する → 合法ルートで撤去・追い払いする → 塞いで再発を防ぐの3ステップ。

  1. 巣と卵・ヒナの有無を確認する:まず、ガサガサ音や出入りの場所を観察して巣の位置を特定しよう。次に大事なのが中に卵・ヒナがいるかどうか。親鳥がエサを運んでいたら子育て中のサインだよ。ここで取れる手が分かれるの——空の巣なら自分で撤去OK、卵・ヒナがいるなら「巣立ち待ち・許可申請・業者相談」の3択。被害の様子は写真とメモに残しておくと、業者や自治体への相談がスムーズだよ。
  2. 合法ルートで撤去・追い払いする:空の巣はマスク・手袋で防護→ダニ用スプレー→撤去→清掃・消毒の順で。卵・ヒナがいるなら巣立ち(産卵から約35日)を待つのが基本で、待てない事情があれば自治体の許可申請か業者へ。ベランダや庭木の群れには、テグス・忌避剤・音や光のグッズを2種類以上のローテーションで。駅前や街路樹のねぐらは自治体・管理者に相談してね。
  3. 塞いで再発を防ぐ:仕上げがいちばん大事。戸袋・換気口・軒下の隙間を金網やカバーで塞いで、果樹やベランダには防鳥ネットを張ろう。ムクドリは「実績のある場所」に戻ってくる習性があるから、古巣の撤去とにおいの消毒までやって初めて再発防止になるの。巣作りシーズン前の2〜3月に家のまわりを一周点検する習慣をつけると、来年からはもう悩まされないよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

ムクドリの巣を勝手に撤去すると違法ってほんと?

結論:卵やヒナがいる巣は、許可なく撤去すると法律違反になることがあるよ。ムクドリは鳥獣保護管理法で守られている野鳥だから、卵・ヒナごと巣を壊したり捕まえたりするには、自治体の許可(有害鳥獣捕獲の申請)が必要なの。違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金という重い罰則もあるんだ。いっぽうで、ヒナが巣立ったあとの「空の巣」は許可なしで撤去してOK。巣を見つけたら、まず中に卵やヒナがいるかを確認して、いるなら巣立ちを待つか自治体・業者に相談するのが安全だよ。

巣の撤去を業者に頼むと費用はいくらくらい?

結論:卵やヒナがいない巣の撤去なら1〜2万円程度が目安だよ。フンや巣材の清掃・消毒、ダニ対策まで含むかで変わって、追い払いや応急処置を含むと3〜10万円程度、ネット張りや隙間塞ぎなど侵入防止の工事まで頼むと15〜30万円程度かかった例もあるの。高所作業費や出張費が加わることもあるから、現地調査と見積もりで「撤去・清掃・消毒・再発防止のどこまで含むか」を確認して、2〜3社の相見積もりで比べるのがおすすめだよ。

ムクドリはいつ巣を作るの?巣立ちまでどれくらい?

結論:巣作りは3月下旬〜7月ごろで、5〜6月が繁殖のピーク。産卵から巣立ちまでは約35日が目安だよ。卵は4〜7個ほど産んで、12日前後で孵化、ヒナは3週間ほどで巣立つの。だから「今ヒナがいる」状態でも、1ヶ月前後待てば空の巣になって合法的に撤去できることが多いんだ。待っている間に騒音やフンがつらいときは、自治体や業者に相談してね。撤去のベストタイミングは、巣立ち直後か、巣作りが始まる前の2〜3月だよ。

巣立ったあとの巣を放置するとどうなる?

結論:放置はおすすめしないよ。巣にはトリサシダニなどのダニやノミ、病原菌つきのフン・羽毛が残っていて、鳥がいなくなるとダニが新しい寄生先を探して室内に入ってくることがあるの。刺されてかゆみが出たり、乾いたフンがアレルギーの原因になったりするんだ。さらに古巣を残しておくと、翌年また同じ場所で営巣されやすくなるよ。巣立ちを確認したら、マスクと手袋をしてダニ用スプレー→撤去→清掃・消毒→侵入口塞ぎまでワンセットで済ませてね。

駅前や街路樹のムクドリの大群がうるさい。どこに相談すればいい?

結論:街路樹や公園など公共の場所のねぐらは、市区町村の環境課や道路・公園の管理者に相談してね。ムクドリは夏から秋にかけて、夕方に駅前の街路樹などへ大群で集まってねぐらにする習性があるの。自治体によっては街路樹の剪定、特殊な音による追い払い、テグス設置などの対策をしているよ。野鳥だから「捕まえて駆除」は基本できなくて、対策はどうしても追い払い中心になるの。相談するときは、いつごろから・どのあたりで・どれくらいの数かをメモと写真で伝えると動いてもらいやすいよ。

自分でできる追い払い方法はある?

結論:あるよ。ただし単発だと慣れられるから、複数の方法のローテーションが鉄則なの。手軽なのは、防鳥テープや反射材・目玉風船などの視覚グッズ、ベランダの手すりに張るテグス、鳥が嫌うにおいの忌避剤あたり。音の出る装置も一時的には効くけど、危険がないとわかると戻ってくるのが野鳥のかしこいところ。だから「来てから追い払う」より、巣を作られる前に隙間を塞ぐ・ネットを張るほうがずっと確実だよ。グッズは数百〜数千円で揃うから、まず侵入予防とセットで試してみてね。