VOL. 209 2026 · JUNE ISSUE シロアリ予防 おすすめ比較

シロアリ予防の費用相場と対策の選び方

結論:シロアリは「被害が出てから駆除」より「先に防ぐ予防」のほうが、家へのダメージも費用もずっと小さくすむよ。確実さで選ぶなら 専門業者のバリア工法(薬剤散布)、薬剤をひかえめにしたいなら ベイト工法、長く効かせたいなら ホウ酸処理、費用を抑えたいなら 自分でできる予防 が候補。床下に散布するバリア工法は 1坪6,000〜10,000円ほどが目安で、薬剤の効きめはおよそ 5年。だから前回の施工や新築から5年が、点検・やり直しのひとつの目安だよ。「予防効果の確実さ・費用/コスパ・保証とアフター・薬剤の安全性・手間(プロかセルフか)」の5基準で、あなたに合う予防が見つかるようにまとめたよ。

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  • 01バリア工法は1坪6,000〜10,000円が目安 — 30坪で18〜25万円、40坪で26〜32万円ほど。ベイト工法は1坪8,000〜16,000円とやや高め。費用は広さ・床下の入りやすさ・基礎の形で変わる目安だよ
  • 02予防のサイクルは「5年ごと」が目安 — シロアリ用の薬剤は効きめがおよそ5年で切れていくため、保証も新築の対策も5年が多い。前回や新築から5年が点検・再施工のタイミング
  • 03「無料点検」の即契約に注意 — 突然の訪問で不安をあおり高額契約を迫る相談が寄せられているよ。総額で3社相見積もり・その場で契約しない・困ったら消費者ホットライン188

01CHAPTER 01

シロアリ予防とは?まず相場・サイクルから

結論:シロアリ対策でいちばん家計にやさしいのは、被害が出てから駆除するのではなく、先に「入らせない・食べさせない」予防をしておくことだよ。シロアリは床下の見えないところで木材を食べ進めるので、気づいたときには柱や土台が傷んで、駆除に加えて修繕の費用までかかってしまうことがある。予防で先回りしておけば、被害そのものを防げて、結果的にずっと安あがりなんだ。シロアリ用の薬剤は、効きめがおよそ5年でゆるやかに切れていく。これは長く効きすぎる薬剤は環境にもよくない、という考えから、業界の団体が認定する薬剤の有効期間を5年としているためだよ。だから保証も5年・新築の防蟻処理もおよそ5年が一般的で、「前回の施工や新築から5年たったら点検・やり直し」が予防のサイクルの目安になるんだ。まずは下の相場と、予防の方法をつかんでね。

費用は家の広さ(坪数)・床下の入りやすさ・基礎の形・選ぶ工法・薬剤の種類で変わるよ。下はシロアリ予防にかかる費用の目安だよ。

バリア工法(薬剤散布)

床下の木部・土壌に薬剤を散布。1坪6,000〜10,000円が目安。実績が多く費用も抑えやすい定番だよ。

30坪・40坪の目安

バリア工法で30坪なら18万〜25万円、40坪なら26万〜32万円ほど。家の広さで変わる目安だよ。

ベイト工法(毒餌)

地中に毒餌を設置して巣ごと弱らせる。1坪8,000〜16,000円ほど。薬剤散布が少なく、子どもやペットに配慮したい家に。

ホウ酸処理

木部にホウ酸系の防蟻剤。雨がかからない室内側なら効果が長続き。新築やリフォームで床下が見えるときに向くよ。

自分でできる予防

防蟻用ホウ酸は500gで400円前後。手軽だけど市販品は効きめがやや弱く、定期的なやり直しが前提だよ。

再施工のサイクル

薬剤の効きめは目安5年。前回や新築から5年が点検・やり直しのタイミング。保証も5年が多いよ。

費用は「目安」だよ:同じ広さでも床下に入りやすいか・基礎の形(ベタ基礎か布基礎か)・薬剤の種類・地域で金額は変わるし、ベイト工法は定期的な見回り(モニタリング)の費用がかかることもある。数字に幅があるので、必ず複数の業者に見積もりを取って、追加込みの総額と作業範囲で比べてね。すでに羽アリを見た・床がぶかぶかする・木材を叩くと空洞の音がする、といったときは予防ではなく被害が始まっているサインかも。その場合は早めに点検を頼んで、くわしい駆除の費用は シロアリ駆除の記事 もあわせて見てね。

02CHAPTER 02

シロアリ予防 おすすめランキング7【2026年6月】

編集部が「予防効果の確実さ・費用/コスパ・保証とアフター・薬剤の安全性・手間(プロかセルフか)」の5基準で、多くの家にとって安心して選びやすい順に並べたよ。あなたの状況(新築か築年数が経っているか・床下に入れるか・薬剤をひかえめにしたいか)で選んでね。費用は目安で、工法や条件で変わるよ。

目的で絞り込み
比較
1

シロアリ防除の専門業者によるバリア工法(薬剤散布)

シロアリ防除のプロ業者

確実さ ◎ 床下を守る 費用 1坪6,000〜10,000円 保証 5年が一般的
編集部おすすめ迷ったら
シロアリ予防の本命は、専門業者が床下の木部や土壌に薬剤を散布して、シロアリが入ってこられない「バリア(壁)」を作るバリア工法だよ。3つの工法の中でいちばん費用を抑えやすく、効きめがすぐ出て実績も豊富。プロが床下にもぐって、被害が出やすい土台・配管まわり・玄関やお風呂の下まで丁寧に処理してくれるので、家全体をまとめて守れるのが強み。料金は1坪6,000〜10,000円が目安で、30坪なら18万〜25万円ほど。多くの場合5年保証がついて、薬剤の効きめも約5年だから、5年ごとのやり直しとセットで考えると安心だよ。依頼するときは、床下の写真や被害の説明をしてくれるか、保証書を出してくれるか、しろあり防除施工の資格や実績があるかをチェックしてね。
4.8
比較
2

しろあり防除施工の認定資格を持つ業者に依頼

有資格のシロアリ防除業者

安心 ◎ 資格・基準 保証 書面で明確 対応 点検・再施工も
同じ業者に頼むなら、しろあり防除施工の資格を持つ人がいる業者を選ぶと、施工の質と安心感が上がるよ。シロアリ防除には、決められた基準にそって薬剤を扱い、床下を正しく処理するための専門資格があって、こうした有資格の業者は、薬剤の量や使い方・保証の出し方が基準にそっていることが多いんだ。工法はバリア工法でもベイト工法でも、「資格・実績・保証書・損害賠償保険の加入」がそろっている業者かどうかが選ぶときの軸になる。料金は工法や広さで変わるので、見積もりで作業範囲・薬剤・保証年数を確認してね。資格や実績は会社のサイトや見積書で確認できることが多いので、依頼前に聞いてみると安心だよ。点検商法の不安な訪問業者とは違い、こうした業者なら相見積もりにも応じてくれるはず。
4.6
比較
3

ベイト工法(毒餌設置)で薬剤をひかえめに予防

薬剤散布を控えた工法

特徴 巣ごと弱らせる 費用 1坪8,000〜16,000円 配慮 子ども・ペット
家の中に薬剤を散布したくない人に向くのが、毒餌(ベイト剤)を地中のステーションに設置して、シロアリに巣へ持ち帰らせて巣ごと弱らせるベイト工法だよ。床下に薬剤をまかないので、小さな子どもやペットがいる家、化学物質が気になる人でも取り入れやすいのがメリット。土の中の設置だから、暮らしのなかで薬剤に触れる心配が少ないんだ。一方で、効果が出るまで時間がかかり、定期的な見回り(モニタリング)が前提で、費用は1坪8,000〜16,000円とバリア工法より高めになりやすい。40坪規模だと60万円前後になることもある。すぐ確実にというよりは、じっくり薬剤ひかえめに守りたい家向き。続けて管理してもらう前提なので、モニタリング費用も含めた年間の総額で見積もりを確認してね。
4.4
比較
4

ハウスメーカー・工務店の定期メンテナンスで予防

家を建てた会社のメンテ

安心 家の構造を把握 保証 新築5年が多い 場面 新築・築浅に
新築や築浅の家なら、建ててくれたハウスメーカーや工務店の定期メンテナンスで、シロアリ予防もまとめてお願いする方法も安心だよ。新築のときに防蟻処理がされていることが多く、その保証はおよそ5年。だから保証が切れる5年目あたりで、点検と再施工をセットで案内してくれる会社が多いんだ。家を建てた会社はその家の基礎の形や構造、配管の位置をいちばんよく分かっているので、弱点になりやすい場所を押さえて見てくれるのが強み。住宅のほかの定期点検と一緒に頼めて、手間が少ないのもいいところ。ただし防蟻専門ではなく外部の業者に委託する形のこともあるので、保証の年数・対応範囲・料金は確認しておこう。新築時の保証書を見て、何年・どこまで対応かをチェックしてから相談するとスムーズだよ。
4.2
比較
5

ホウ酸処理で長く効く防蟻対策をする

揮発しにくい防蟻処理

持続 ◎ 長く効く 安全 低刺激 場面 新築・リフォーム
ホウ酸系の防蟻剤を木部に処理する方法は、効きめが長く続くのが特徴だよ。ホウ酸は揮発して飛んでいかないので、雨や水がかからない室内側の木部なら、効果が長持ちするのがメリット。刺激も少なく、暮らしのなかで気になりにくい。一方で即効性はなく、水に溶けやすいので屋外や濡れる場所には向かないという弱点もある。木部に塗ったり吹き付けたりするので、新築の建築中やリフォームで床下・壁の中があらわになっているときに処理すると、すみずみまで施工しやすいんだ。すでに完成した家だと処理できる範囲が限られることもあるので、まずは対応している業者に、どこまで処理できるか相談してみてね。長く効かせたい・薬剤の刺激をおさえたいという人に向く選択肢だよ。費用は範囲によって変わるので見積もりで確認を。
4.0
比較
6

自分でできる予防(ホウ酸・ベイト・床下点検)

セルフ(簡易的な予防)

費用 ホウ酸500g 400円前後 手軽さ 入手しやすい 役割 簡易・補助
床下に入りやすい家なら、市販の防蟻用ホウ酸や、置くだけのベイト剤で、簡単な予防を自分でやることもできるよ。防蟻用のホウ酸はホームセンターや通販で買えて、500gで400円前後と安く、安全性が高いのがメリット。床下の木部に塗ったり、家のまわりにベイトを置いたりして、こまめに様子を見るのが基本。費用をぐっと抑えられるのが魅力だよ。ただし市販の薬剤は業者用にくらべて効きめがやや弱く、定期的にやり直す必要があるし、家全体をすき間なく守るのは難しい。床下にもぐる作業は、汚れ・湿気・換気の注意もいる。だから自分での予防はあくまで簡易的なもの・補助と考えてね。すでに羽アリや食害のあとが見つかったとき、床下が低くて入れないとき、確実に5年単位で守りたいときは、無理せず専門業者に頼むのが安心だよ。
3.8
比較
7

一括見積もりサイトで複数業者を比較して依頼

業者の比較・見積もりサービス

料金 比較で抑える 口コミ 手間 まとめて依頼
地域のシロアリ防除業者を、料金や口コミで比べてまとめて見積もりを取れる一括見積もりサイトを使う方法だよ。一度の入力で複数の業者から見積もりが届くので、相見積もりがしやすく、費用を抑えたい人に向いてる。利用者のレビューを見て選べるのもいいところ。ただし掲載=すべての業者が優良とは限らないので、「工法(バリアかベイトか)」「保証の年数と範囲」「しろあり防除施工の資格・実績」「出張費や追加は別料金か」「損害賠償保険の加入」は自分でもチェックしてね。極端に安い見積もりは、現地で追加が出ないか作業範囲をよく確認しよう。届いた見積もりは、金額だけでなく追加込みの総額と、何をどこまでやってくれるかで比べるのが失敗しないコツ。気になる業者には、床下の状態をどう確認してくれるかも聞いておくと安心だよ。
3.6

※ 評価は編集部による5基準(予防効果の確実さ・費用/コスパ・保証とアフター・薬剤の安全性・手間)の総合判断だよ(2026年6月時点)。費用相場は目安で、工法・施工範囲・家の広さ・床下の状態・地域・業者で変わるよ。最新の料金・保証・サービス内容は各社の公式・見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

シロアリ予防の選び方(=失敗しない5基準)

この予防ランキングは、シロアリ対策で迷いやすい5点を基準にしてるよ。あなたが何を重視するかを決めると、合う予防の方法・頼み先が見つかるはず。

① 予防効果の確実さ

床下全体をどれだけしっかり守れるか。バリア工法は確実、自分でのセルフ予防は補助寄りだよ。

② 費用・コスパ

いくらかかるか。バリア工法は1坪6,000〜10,000円、ベイトはやや高め、セルフは安いが守る力は限定的。

③ 保証とアフター

保証は何年・どこまでか。5年保証や、被害が出たときの再施工・対応があると安心だよ。

④ 薬剤の安全性

子どもやペット・化学物質が気になるか。散布を控えたいならベイト工法やホウ酸処理が向く。

⑤ 手間(プロかセルフか)

自分でやるか任せるか。確実に守るならプロ、費用を抑えるならセルフ、と分けて考えよう。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どうすれば?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う予防はこれだよ。

確実に・費用も抑えたい

王道の予防

推し専門業者のバリア工法

床下にバリアを作り5年保証で守る定番。

信頼できる業者を選びたい

安心重視

推し認定資格を持つ業者

資格・保証書・保険がそろう業者に依頼。

子ども・ペットがいる

薬剤ひかえめ

推しベイト工法

地中の毒餌で散布を控え巣ごと弱らせる。

新築・築浅で保証が残る

まとめて点検

推し建てた会社の定期メンテ

5年目の保証切れに点検と再施工を相談。

長く効かせたい

持続重視

推しホウ酸処理

新築・リフォームで床下が見えるときに。

費用を抑えたい

セルフ予防

推し市販ホウ酸・ベイト

床下に入れる家で簡易的に。補助として。

05CHAPTER 05

【重要】予防のタイミングと、悪質業者を避けるコツ

予防のサイクルは「5年ごと」が目安

いちばん大事なポイントだよ。シロアリ用の薬剤は、効きめがおよそ5年でゆるやかに切れていく。これは「長く効きすぎる薬剤は環境にもよくない」という考えから、業界の団体が認定する薬剤の有効期間を5年としているためなんだ。だから保証も5年・新築の防蟻処理もおよそ5年が一般的。前回の施工や新築から5年たったタイミングで、点検と再施工を考えるのが予防のサイクルの目安だよ。5年を過ぎてすぐ被害が出るわけではないけれど、確実に守るなら節目で見てもらうのが安心。とくに湿気が多い・床下の風通しが悪い・近所で被害が出た・床下に水が入ったことがあるお家は、5年を待たずに点検しておくといいよ。

こんなサインは「予防」より「点検・駆除」へ

予防は被害が出る前にやるものだから、すでにシロアリがいるサインがあるときは、予防より先にプロの点検が必要だよ。代表的なサインは、春から初夏(4〜7月ごろ)に羽アリが室内や家のまわりで大量に出る、床がぶかぶかする・きしむ、木材を叩くと空洞のような音がする、土でできた細いトンネル(蟻道/ぎどう)が基礎や束にできている、など。こうしたサインがあるときは、被害が進んでいるかもしれないので、早めに床下を点検してもらってね。予防のつもりが、実は駆除が必要だった、ということもあるんだ。くわしい駆除の費用や流れは シロアリ駆除の記事 も参考にしてね。

「無料点検」の点検商法に気をつけて

突然の訪問・即契約には用心してね:「無料で床下を点検します」と訪ねてきて、不安をあおって高額な工事をその場で契約させる、いわゆる点検商法の相談が消費生活センターに寄せられているよ。突然の訪問で安易に床下に入れない・その場で契約しないのが基本。②頼むときは、総額・作業範囲・追加料金(出張費・薬剤代・定期契約になっていないか)を確認して、3社ほどで相見積もりを取ろう。床下の写真や被害の説明をしてくれる、保証書を出してくれる、しろあり防除施工の資格や実績がある業者だと安心。③訪問販売や電話勧誘での契約は、原則クーリング・オフ(契約書面の交付から8日以内)で解約できる。納得できない金額をその場で支払わないこと。困ったら消費者ホットライン「188(いやや)」へ相談してね。安すぎる料金にも、現地で追加が出ないか作業範囲をよく確認しよう。

こんな点に気をつけてね

  • 1予防は5年ごとが目安(薬剤の効きめ・保証はおよそ5年/湿気が多い家は早めに点検)
  • 2羽アリ・蟻道・ぶかぶかの床はサイン(予防より先に点検・駆除が必要かも。早めにプロへ)
  • 3「無料点検」の即契約に用心(総額で3社相見積もり・その場で契約しない・8日以内ならクーリング・オフ・困ったら188)

06CHAPTER 06

シロアリ予防をはじめる 3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。家の状態と時期を確認 → 工法・頼み先を選ぶ → 見積もりを比べて依頼の3ステップだよ。費用を抑えたい・床下に入れる家なら、市販のホウ酸で簡易的な予防から始めてもいいよ。

  1. 家の状態と「5年の節目」を確認する:まず、前回のシロアリ予防や新築からどれくらいたったかを確認しよう。5年が近い・過ぎているなら、点検と再施工を考えるタイミング。あわせて、羽アリを見た・床がぶかぶかする・蟻道がある、といった被害のサインがないかもチェック。サインがあれば予防より先に点検が必要だよ。湿気が多い・床下の風通しが悪い家は、被害が出やすいので早めに見てもらってね。
  2. 工法と頼み先を選ぶ:確実さと費用のバランスなら専門業者のバリア工法、子どもやペットがいて薬剤を控えたいならベイト工法、長く効かせたい・新築やリフォームのタイミングならホウ酸処理。新築・築浅で保証が残っていれば、建てた会社の定期メンテに相談するのもスムーズ。しろあり防除施工の資格・実績・保証・損害賠償保険がそろう業者だと安心だよ。
  3. 見積もりを比べて依頼する:1社だけで決めず、3社ほどで相見積もりを取って、追加込みの総額と作業範囲・保証年数で比べるのが失敗しないコツ。床下の状態をどう確認してくれるか、保証書を出してくれるかも聞いておこう。家まわりの害虫対策もまとめて見直したいときは、害虫駆除サービスとあわせて検討すると効率的だよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

シロアリ予防の費用相場はどれくらい?

結論:いちばん多いバリア工法(薬剤を床下に散布する方法)は、おおよそ1坪あたり6,000〜10,000円が目安だよ。30坪の戸建てなら18万〜25万円、40坪なら26万〜32万円ほどがひとつの目安。ベイト工法(毒餌を地中に設置する方法)は1坪8,000〜16,000円ほどで、40坪規模だと60万円前後になることもある。費用は家の広さ・床下の入りやすさ・基礎の形・薬剤の種類で変わるから、あくまで目安として見てね。数字に幅があるので、複数の業者に見積もりを取って、総額と作業範囲で比べるのがいちばん安心だよ。

シロアリ予防は何年ごとにやればいい?

結論:目安は5年ごとだよ。シロアリ防除に使う薬剤は、効きめがおおよそ5年でゆるやかに切れていくため、業界の団体でも認定する薬剤の有効期間を5年としているんだ。だから保証も5年でつくことが多くて、新築の保証も一般的に5年。5年を過ぎたからといってすぐに被害が出るわけではないけれど、確実に防ぐなら前回の施工や新築から5年たつタイミングで点検・再施工を考えるのがおすすめ。湿気が多い・近所で被害が出た・床下に水が入ったことがある、といったお家は、5年を待たずに点検しておくと安心だよ。数値は目安なので、保証書の期限や薬剤の表示も確認してね。

バリア工法とベイト工法はどう違う?

結論:バリア工法は、床下の木部や土壌に薬剤を散布して、シロアリが入ってこられない「バリア(壁)」を作る方法だよ。費用が比較的安く、効きめがすぐ出て実績も多いのが特徴。一方ベイト工法は、毒餌(ベイト剤)を地中のステーションに入れておき、シロアリに巣へ持ち帰らせて巣ごと弱らせる方法。家の中に薬剤を散布しないので、小さな子どもやペットがいる家、化学物質が気になる人に向いているけれど、効果が出るまで時間がかかり、定期的な見回り(モニタリング)が前提で費用は高めになりやすい。すぐ確実に・費用を抑えたいならバリア工法、薬剤をひかえめにしたいならベイト工法、と覚えておくといいよ。どちらも数値は目安だから、見積もりで内容を確認してね。

シロアリ予防は自分でできる?業者に頼むべき?

結論:ホームセンターや通販で防蟻用のホウ酸やベイト剤が買えるので、床下に入りやすい家なら、簡単な予防は自分でもできるよ。ホウ酸は500gで400円前後と安く、安全性が高いのがメリット。ただし市販の薬剤は業者用にくらべて効きめがやや弱く、定期的にやり直す必要があるし、床下にもぐる作業は装備や換気の注意もいる。家全体をすき間なく守るのは難しいので、自分での予防はあくまで簡易的なものと考えてね。すでに羽アリや食害のあと(被害のサイン)が見つかったとき、床下が低くて入れないとき、確実に5年単位で守りたいときは、専門業者に頼むほうが安心。まずはセルフで様子を見て、5年の節目や不安があればプロの点検、という流れがムダがないかな。

新築でもシロアリ予防は必要?

結論:必要だよ。新築の多くは建てるときに防蟻処理がされているけれど、その効きめも目安で5年ほど。だから新築でも、保証が切れる5年目あたりで点検・再施工を考えるのが基本だよ。ベタ基礎の家は土からシロアリが上がりにくい構造ではあるけれど、それでも基礎の継ぎ目・配管まわり・玄関やお風呂まわりなどから侵入することがあるので、「ベタ基礎だから絶対に大丈夫」とは言い切れないんだ。新築時の保証内容(何年・どこまで対応か)を確認しておき、5年を目安に点検する習慣をつけておくと、被害が大きくなる前に気づけるよ。気になるときは、保証してくれた施工会社やハウスメーカーにまず相談してみてね。

シロアリ予防の点検商法・高額請求を避けるには?

結論:「無料で床下を点検します」と訪ねてきて、不安をあおって高額な工事をその場で契約させる、いわゆる点検商法の相談が消費生活センターに寄せられているよ。突然の訪問で安易に床下に入れない、その場で契約しない、というのが基本の守り。頼むときは、頼む前に総額・作業範囲・追加料金(出張費・薬剤代・定期契約になっていないか)を確認して、3社ほどで相見積もりを取るのがおすすめ。床下の写真や被害の説明をしてくれる、保証書を出してくれる、しろあり防除施工の資格や実績がある業者だと安心だよ。訪問販売や電話勧誘での契約は、原則クーリング・オフ(契約書面の交付から8日以内)で解約できる。困ったら消費者ホットライン「188(いやや)」へ相談してね。