VOL. 231 2026 · JUNE ISSUE 井戸掃除・井戸ポンプ おすすめ比較

井戸掃除と井戸ポンプの費用相場ランキング

結論:井戸まわりの困りごとは、「水が出ない→まずセルフ点検」「濁る・砂が混じる→井戸掃除(井戸さらい)」「ポンプが古い→修理か交換」の3つに整理すると迷わないよ。費用の目安は、井戸さらい・洗浄が2万円台〜10万円ほど、ポンプ交換が浅井戸で10万円前後・深井戸で20万円〜、飲み水にするなら水質検査が年1回8,000〜12,000円ほどなんだ。気をつけてほしいのは、井戸の中には絶対に入らないこと——酸欠やガスの事故につながるから、中の作業はプロに任せてね。「費用の手軽さ、解決の確実さ、効果の続きやすさ、自分でできる度、安全性」の5基準で、対処法をランキングにしたよ。

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  • 01水が出ないなら、まず呼び水とストレーナー — 0円〜数千円のセルフ点検で直るケースも意外と多いんだ
  • 02濁り・砂・ニオイは井戸さらいのサイン — 業者の井戸掃除は2万円台〜。井戸の中に自分で入るのは絶対NGだよ
  • 03ポンプの寿命は10年前後 — 浅井戸の交換は10万円前後、深井戸は20万円〜が目安。相見積もりで比べてね

01CHAPTER 01

井戸の掃除とポンプの手入れ、何をすればいい?まず費用の目安から

結論:井戸を長く気持ちよく使うコツは、「ポンプは10年前後で寿命」「井戸の中の土砂は数年〜十数年で溜まる」「飲み水にするなら検査は年1回」の3つを頭に入れておくことだよ。家庭の井戸は大きく分けて、地下水位が浅い場所から汲み上げる浅井戸と、深い地層から汲み上げる深井戸があって、ポンプの種類も費用もここで変わるんだ。水の汲み上げを担う井戸ポンプはだいたい10年前後が寿命と言われていて、異音・水漏れ・水圧の低下は替えどきのサイン。いっぽう井戸本体は、底に土砂や落ち葉が溜まると濁り・砂混じり・ニオイ・水量の減少が起きるから、「井戸さらい」と呼ばれる井戸掃除で土砂を取り除くと復活することが多いよ。プロは井戸の中に入らず、地上から専用の道具で土砂を引き上げて洗浄してくれるんだ。梅雨や台風で地下水が荒れやすい夏の前は、点検にちょうどいい季節。まずは費用の全体像から見てみよう。

費用の目安はこんな感じ(いずれも目安・変動あり。井戸の深さ・口径・状態、ポンプの機種で変わるから、正確な金額は見積もりで確認してね)。

井戸掃除・井戸さらい

簡単なメンテナンスは2万円台〜、浅井戸の本格洗浄は5〜10万円ほどが目安。状態次第で20万円ほどまで幅があるよ。

ポンプの修理

パッキンやストレーナーなど部品まわりなら数千円〜数万円が目安。古い機種は部品がなく交換になることも。

浅井戸ポンプの交換

工事費4万円ほど〜、本体(6万円ほど〜)と処分費込みで10万円前後が目安だよ。

深井戸ポンプの交換

本体8〜20万円ほど+配管材・工事費で総額20万円〜が目安。浅井戸よりぐっと上がるんだ。

水質検査

細菌+理化学の11項目程度で8,000〜12,000円ほどが目安。飲み水にするなら年1回以上が基本だよ。

埋め戻し(井戸じまい)

井戸単体で5〜20万円・10万円程度が相場の目安。お祓いをする場合は3万円ほどが別途かかるよ。

井戸の中に入るのは絶対NG:井戸の内部は酸欠や有害ガスの危険があって、のぞき込んで作業するだけでも事故のもと。中の掃除は必ずプロに任せてね。建物の受水槽の掃除については貯水槽清掃の記事にまとめているよ。

02CHAPTER 02

井戸掃除・井戸ポンプの困りごと解決ランキング7【2026年6月】

編集部が「費用の手軽さ、解決の確実さ、効果の続きやすさ、自分でできる度、安全性」の5基準で、多くの家にとって失敗しにくい順に並べたよ。費用はすべて目安で、井戸の状態や地域によって変わるんだ。

目的で絞り込み
比較
1

呼び水・ストレーナーのセルフ点検(0円〜数千円・水が出ないときの最初の一手)

業者を呼ぶ前の10分で直るケースも多いんだ

費用 0円〜数千円 対象 水が出ない・弱い 所要 10〜30分ほど
編集部おすすめまずはここから
「急に水が出なくなった」——そんなときにいちばん多い原因が、実は故障じゃないんだ。チェックは2つ。①呼び水の補充:浅井戸ポンプは、管の中が水で満たされていないと地下水を吸い上げられない仕組み。ポンプ上部の呼び水口のフタを開けて、あふれるまで水を注いで空気を追い出すと復活することがあるよ。②ストレーナーの掃除:吸込口のフィルターが砂やゴミで目詰まりすると水が上がらなくなるから、取り外して水洗いしてみよう。あわせて蛇口側の砂こし器の網も見ておくと確実。ここまでやって直れば費用は0円〜数千円で済むんだ。それでもダメなら、パッキンの劣化による空気漏れ・モーター故障・冬の凍結・地下水位の低下あたりが疑わしいから、無理に分解せず3位の修理に進もう。感電防止のため、点検の前に必ず電源を切るのだけは忘れないでね。
4.6
比較
2

井戸掃除・井戸さらいを業者に頼む(2万円台〜10万円ほど目安・濁り・砂・ニオイに)

底の土砂を抜くと、水質も水量も見違えるんだ

費用 2万円台〜10万円ほど目安 対象 濁り・砂・水量減 作業 地上から土砂を回収
「水が濁る」「蛇口から砂が出る」「水の量が減った」「なんだか臭う」——それは井戸の底に土砂や落ち葉が溜まってきたサインだよ。そんなときの定番が、井戸の中の堆積物を取り除く「井戸さらい」(井戸掃除・井戸清掃)。いまの業者は井戸の中に人が入らず、地上から専用の器具やポンプで土砂を引き上げて、内壁を洗浄してくれるんだ。費用は簡単なメンテナンスで2万円台〜、家庭用の浅井戸の本格的な洗浄は5〜10万円ほど、井戸の規模や傷みによっては20万円ほどまで幅があるよ。現地調査に5,000〜10,000円ほどかかる業者もあるから、見積もりのときに確認してね。頼み先は井戸掘り・さく井業者、井戸専門の洗浄業者、井戸対応の水道業者あたり。「井戸の深さ・口径を伝えて、作業内容込みの総額」で2〜3社を比べるのが失敗しないコツだよ。掃除のあとに4位の水質検査までセットでやると、安心して使い続けられるんだ。
4.4
比較
3

井戸ポンプの修理を業者に頼む(数千円〜数万円目安・部品交換で直る故障も多い)

異音・水漏れ・止まらないは、部品交換で直ることも

費用 数千円〜数万円目安 対象 異音・水漏れ・空気漏れ 判断 10年超なら交換も検討
セルフ点検で直らなかったら、井戸ポンプを扱う水道業者やさく井業者に修理を頼もう。よくある故障は、パッキンやシールテープの劣化で空気を吸って水が上がらない、圧力スイッチの不調でポンプが止まらない・動かない、軸受けの摩耗で異音がする、接続部からの水漏れあたり。部品まわりの修理なら数千円〜数万円が目安で、ポンプ交換よりずっと安く済むんだ。ただし注意したいのがポンプの年式。製造から年数がたった機種は修理部品の供給が終わっていることが多くて、直してもまた別の部品が壊れる「いたちごっこ」になりがち。設置から10年を超えているなら、修理費を払う前に5位・6位の交換と見積もりを並べて比べるのが結果的にお得なことが多いよ。見積もりのときは「出張費・部品代・作業費込みの総額」と「直らなかった場合の費用」を先に確認しておくと安心だね。
4.2
比較
4

水質検査を受ける(8,000〜12,000円ほど目安・飲み水にするなら年1回)

見た目がきれいでも、安全かどうかは検査でしか分からない

費用 8,000〜12,000円ほど目安 項目 細菌+理化学の11項目程度 頻度 年1回以上が基本
井戸水を飲み水や料理に使うなら、水質検査は欠かせないよ。透き通っていてニオイがなくても、一般細菌・大腸菌・硝酸性窒素などは見た目では絶対に分からないからなんだ。基本は、細菌検査(一般細菌・大腸菌)+理化学検査(pH・濁度・色度・鉄分・塩化物イオンなど)を合わせた11項目程度の定期検査を年1回以上。費用は自治体や検査機関によって8,000〜12,000円ほどが目安だよ。受け方はかんたんで、保健所や自治体指定の検査機関に問い合わせて、専用の採水容器に井戸水を入れて持ち込むのが一般的。結果は数日〜2週間ほどで届くんだ。タイミングとしては、井戸さらいやポンプ交換のあと、大雨・台風・洪水のあと、近所で大きな工事があったあと、水の色や味が変わったときは定期検査を待たずに調べてもらってね。庭の水やりや洗車だけに使う井戸でも、一度検査しておくと安心感が違うよ。
4.0
比較
5

浅井戸ポンプの交換(本体込み10万円前後目安・寿命10年前後が交換のサイン)

繰り返す不調は、交換のほうが結局安くつくことも

費用 本体込み10万円前後目安 工事費 4万円ほど〜 寿命 10年前後
地下水位が浅い場所で使う浅井戸ポンプの交換は、交換工事費が4万円ほど〜、本体代が6万円ほど〜で、処分費(3,000円台〜)まで含めると総額10万円前後が目安だよ。給水量の多いタイプやインバーター式など機能のいいポンプは、本体だけで10万円を超えることもあるんだ。「修理と交換どっちがいい?」の判断基準はシンプルで、①設置から10年前後たっている、②不調が繰り返している、③修理部品の供給が終わっている——このどれかに当てはまるなら交換が現実的。新しいポンプは省エネ性能や静かさも上がっているから、電気代やモーター音の悩みが軽くなるおまけつきだよ。交換を頼むときは、いまのポンプの型番と井戸の深さを伝えて見積もりを取るとスムーズ。本体をネットで安く買って取り付けだけ頼む方法もあるけど、機種選びを間違えると水が上がらないから、井戸の条件に合う機種かを業者に確認してもらうのが安全だね。
3.8
比較
6

深井戸ポンプの交換(20万円〜目安・自分での交換はやめておこう)

深い井戸は機材も手間も別物。プロ一択の領域だよ

費用 総額20万円〜目安 本体 8〜20万円ほど 作業 プロ一択
深い地層から汲み上げる深井戸ポンプ(ジェット式や水中ポンプ)は、交換費用が浅井戸よりぐっと上がって総額20万円以上が目安。内訳は本体が8〜20万円ほど、それに井戸の深さぶんの配管材(塩ビ管・保温材)や接続部材、引き上げ・据え付けの作業費が加わるんだ。深井戸の作業は、井戸の中に長い配管ごと機材を下ろしたり引き上げたりする大がかりなもので、途中で配管を井戸の中に落とすと、回収だけで追加の工事費がかかってしまう。だからDIYは考えず、最初からさく井業者や井戸対応の水道業者に任せるのが正解だよ。金額が大きいぶん、2〜3社の相見積もりの効果もいちばん大きい領域。「本体・配管材・作業費・処分費込みの総額」と「保証期間」を必ずそろえて比べてね。井戸の深さや口径が分かる書類(掘削時の記録など)が残っていれば、見積もりがぐっと正確になるんだ。
3.7
比較
7

使わない井戸の埋め戻し(5〜20万円目安・お祓いと息抜きもセットで)

放置がいちばん危ない。けじめをつけて安心に

費用 5〜20万円目安 お祓い 3万円ほど目安 工程 息抜き→埋め戻し
「親の代から使っていない井戸が庭にある」——そんなときの選択肢が埋め戻し(井戸じまい)だよ。使わない井戸の放置は、フタの劣化による転落事故や、ゴミの混入による水質悪化のもとになるんだ。費用は井戸単体で頼むと5〜20万円ほど・10万円程度が相場の目安で、家の解体と同時にやると3〜5万円ほどに収まることが多いよ。工事の流れは、①地域の風習に合わせてお祓い(井戸埋立清祓・3万円ほどが目安)、②井戸の底から地上へパイプを通してガスを逃がす「息抜き」、③砂利や砂で段階的に埋める——の3ステップ。息抜きを省いた手抜き工事は地盤沈下の原因になるから、工程を説明してくれる解体業者・さく井業者を選んでね。なお、将来も使う可能性が少しでもあるなら、フタをしっかり固定して残しておくのもあり。売却予定の土地なら、井戸の有無は買い主への説明事項になるから、工事の記録は大切に保管しておこう。
3.5

※ 評価は編集部による5基準(費用の手軽さ、解決の確実さ、効果の続きやすさ、自分でできる度、安全性)の総合判断だよ(2026年6月時点)。費用相場はすべて目安で、井戸の深さ・口径・状態、ポンプの機種、地域によって変わるよ。正確な金額は必ず見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

井戸の手入れ・依頼先の選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、井戸まわりで後悔しやすい5点を基準にしてるよ。「いまの症状が、水質の問題か、ポンプの問題か」を切り分けられれば、やることは自然と決まるんだ。

① 費用の手軽さ

セルフ点検は0円〜、井戸さらいは2万円台〜、ポンプ交換は10万円前後〜。安い順に試すのが基本だよ。

② 解決の確実さ

濁り・砂は井戸さらい、機械の不調は修理・交換が確実。症状と対処のミスマッチがいちばんの無駄なんだ。

③ 効果の続きやすさ

応急処置より、土砂の除去・部品の交換・新品への入れ替えのほうが長く効くよ。再発時の保証も確認してね。

④ 自分でできる度

呼び水・ストレーナー掃除はOK。井戸の中に入る作業と深井戸の配管はプロ一択だよ。

⑤ 安全性

酸欠・ガス・感電・転落が井戸の四大リスク。電源オフと「中に入らない」だけは絶対に守ってね。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局うちはどうすれば?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う一手はこれだよ。

急に水が出なくなった

お金をかけずに直したい

推し呼び水+ストレーナー掃除

電源を切ってから10分のセルフ点検。それでもダメなら修理へ。

水が濁る・砂が混じる

水質と水量を取り戻したい

推し井戸さらい(井戸掃除)

2万円台〜10万円ほど目安。底の土砂を抜けば見違えるよ。

飲み水・料理に使いたい

安全を確かめたい

推し水質検査(年1回)

11項目程度で8,000〜12,000円ほど。保健所に問い合わせてみてね。

異音・水漏れがする

なるべく安く直したい

推しポンプ修理(部品交換)

数千円〜数万円目安。10年超なら交換と見積もりを比べてね。

ポンプが10年超で不調続き

この際リフレッシュしたい

推しポンプ交換

浅井戸10万円前後・深井戸20万円〜目安。相見積もりが効くよ。

もう使う予定がない

安全に手放したい

推し埋め戻し(井戸じまい)

5〜20万円目安。息抜きを省かない業者を選ぶのが大事だよ。

05CHAPTER 05

【重要】酸欠事故・飲用の油断・業者トラブルを防ぐ注意点

井戸の中に入らない——いちばん大事な約束

井戸まわりの事故でいちばん怖いのが酸欠と有害ガスなんだ。井戸の内部は空気の入れ替わりがほとんどなくて、酸素が薄かったり、硫化水素などのガスが溜まっていたりすることがある。怖いのは、見た目もニオイも普段と変わらないのに、入ったとたん・のぞき込んだとたんに意識を失うケースがあること。だから「ちょっと中のゴミを拾うだけ」「はしごで少し下りるだけ」も絶対にやめてね。プロの業者は送風機で換気して、ガス検知器で安全を確かめてから、原則として地上から作業するよ。自分でやっていいのは、フタまわりの掃除、呼び水の補充、ストレーナーの洗浄、まわりの整備まで。ポンプの点検をするときも、感電防止のために必ず電源を切ってから。それと、子どもがフタを開けられないように、重し付きやロック付きのフタにしておくのも忘れずにね。

「ずっと飲んでるけど平気」がいちばん危ない

井戸水でやりがちなのが、「昔から飲んでいて何ともないから大丈夫」という思い込みだよ。地下水の水質は、まわりの土地利用や天候でじわじわ変わるもの。近くで宅地開発や工事があったり、大雨や洪水で地下水が荒れたりすると、昨日まで安全だった水に細菌や濁りが混ざることがあるんだ。とくに一般細菌・大腸菌・硝酸性窒素は味でもニオイでも気づけない。飲み水にしている家は年1回以上の水質検査(8,000〜12,000円ほど目安)を習慣にして、大雨のあとや味・色・ニオイの変化を感じたときは臨時で検査してね。赤ちゃんのミルクや高齢の家族の飲み水に使うなら、なおさら慎重に。検査の結果が思わしくないときは、煮沸でしのがず、保健所に相談して原因を調べてもらうのが先だよ。

業者に頼むときは「総額・保証・相見積もり」で守る

井戸の掃除やポンプ交換は金額が大きくなりやすいぶん、「見積もりより高い請求が来た」「直っていないのに作業費を取られた」というお金のトラブルも起きやすいんだ。防ぎ方は3つ。①見積もりは「出張費・部品代・処分費・再訪問込みの総額」を書面やメッセージで残す。②作業後の保証(期間と条件)と、直らなかった場合の費用を契約前に確認する。③2〜3社の相見積もりで相場から外れた業者を避ける。とくにポンプの故障は「今日直さないと生活できない」と焦りがちだけど、焦っているときほど高い契約を結びやすいから、最低でも電話で2社に概算を聞いてみてね。もし訪問販売で契約してしまっても、8日以内ならクーリングオフできる可能性があるし、困ったときは消費者ホットライン188に電話すれば近くの消費生活センターにつないでくれるよ。

こんな点に気をつけてね

  • 1井戸の中に入らない・のぞき込まない/酸欠とガスは気づけない。中の作業はプロへ。点検前の電源オフも必須だよ
  • 2飲み水にするなら検査を習慣に/年1回+大雨や変化のあとに臨時検査。「昔から平気」は安全の保証にならないんだ
  • 3業者は総額+保証+相見積もりで選ぶ/訪問販売は8日以内ならクーリングオフ可。困ったら消費者ホットライン188へ

06CHAPTER 06

初めてでも安心・井戸メンテナンスの3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。症状の切り分け → 自分でできる手当て → プロへの相談の3ステップだよ。

  1. まず症状を切り分ける:困りごとを「水が出ない・弱い」「濁る・砂・ニオイ」「機械の異音・水漏れ」「飲んでいいか不安」のどれかに当てはめてみよう。水が出ない・弱いなら電源を切ってから呼び水の補充とストレーナーの掃除(0円〜数千円)。濁り・砂・ニオイは井戸の底の土砂が原因のことが多いから井戸さらい、異音・水漏れはポンプの修理か交換、飲用の不安は水質検査が向き先だよ。スマホでポンプの型番・設置年・症状の動画を記録しておくと、このあとの見積もりがぐっとスムーズになるんだ。
  2. 自分でできる手当てと予防をやる:セルフ点検で直ったら、ついでに井戸まわりの予防もしておこう。フタのすき間や割れを直して雨水・落ち葉・小動物の侵入を防ぐ、まわりの落ち葉や植木を整理する、冬の前には配管の保温材を巻いて凍結対策をする——これだけで井戸さらいの間隔がぐっと延びるよ。飲み水にしている家は、保健所か自治体指定の検査機関に水質検査を申し込む(8,000〜12,000円ほど目安)。採水容器をもらって水を入れて持ち込むだけだから、初めてでもかんたんだよ。
  3. 直らないとき・大ごとのときはプロに相見積もり:セルフ点検で直らない故障、井戸さらい、ポンプ交換、埋め戻しは業者の出番。頼み先はさく井(井戸掘り)業者、井戸専門の洗浄業者、井戸対応の水道業者、(埋め戻しなら)解体業者あたりだよ。井戸の深さ・口径・ポンプの型番・症状を伝えて、「作業内容込みの総額」と「保証」を2〜3社で比較してね。とくに深井戸の工事や埋め戻しは金額が大きいから、工程(息抜きなど)をきちんと説明してくれる業者を選ぶと安心。作業後は水質検査までセットでやって、記録を保管しておくと、将来の売却や相続のときにも役立つんだ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

井戸掃除(井戸さらい)を業者に頼むと費用はいくら?

結論:井戸の中の土砂や落ち葉を取り除く「井戸さらい」や内部の洗浄は、簡単なメンテナンスなら2万円台〜が目安だよ。家庭用の細いパイプ式の浅井戸をしっかり洗浄すると5〜10万円ほど、井戸の大きさや傷み具合によっては数万〜20万円ほどと幅があるんだ。現地調査に5,000〜10,000円ほどかかる業者もあるよ。井戸の深さ・口径・状態で金額が大きく変わるから、2〜3社に見積もりを取って「作業内容込みの総額」で比べるのが失敗しないコツ。いずれも目安で、地域や状況によって変わるから必ず見積もりで確認してね。

井戸ポンプの交換費用は?浅井戸と深井戸で違う?

結論:大きく違うんだ。地下水位が浅い場所で使う浅井戸ポンプは、交換工事費が4万円ほど〜、本体代(6万円ほど〜)と処分費まで含めると10万円前後が目安だよ。給水量の多いタイプや機能つきのポンプは本体だけで10万円を超えることもあるんだ。一方、深井戸ポンプは本体が8〜20万円ほどする上に配管材や作業の手間も増えるから、総額20万円以上が目安。ポンプの寿命はだいたい10年前後と言われていて、修理部品の供給が終わっていることも多いから、古いポンプの故障は修理より交換が現実的なことが多いよ。金額はいずれも目安だから、見積もりで確認してね。

井戸ポンプから水が出ないときはどうすればいい?

結論:あわてて業者を呼ぶ前に、自分で確認できることが2つあるよ。①「呼び水」の補充——ポンプが水を吸い上げるには管の中が水で満たされている必要があるんだ。ポンプ上部の呼び水口のフタを開けて、あふれるまで水を注いで空気を追い出してみて。②ストレーナー(吸込口のフィルター)の掃除——砂やゴミで目詰まりすると水が上がらなくなるから、取り外して洗ってみよう。これで直れば費用は0円〜数千円。直らない場合は、パッキンやシールテープの劣化による空気漏れ、モーターの故障、冬場の凍結や地下水位の低下などが考えられるから、井戸ポンプを扱う水道業者やさく井業者に点検を頼んでみてね。

井戸水は飲める?水質検査の費用と頻度は?

結論:見た目がきれいでも、検査をしていない井戸水をそのまま飲むのはやめておこう。雑菌や硝酸性窒素などは見た目やニオイでは分からないんだ。飲み水にするなら、一般細菌・大腸菌などの細菌検査と、pH・濁り・鉄分などの理化学検査を合わせた11項目程度の検査を年1回以上受けるのが基本とされているよ。費用は自治体や検査機関によって8,000〜12,000円ほどが目安。検査は保健所や自治体指定の検査機関で受け付けていて、採水容器を受け取って水を入れて持ち込む流れが一般的だよ。大雨や洪水のあと、近くで工事があったあと、水の色や味が変わったときは、定期検査を待たずに調べてもらうと安心だね。

井戸の掃除は自分でできる?中に入ってもいい?

結論:井戸の中に入る作業は絶対にやめてね。井戸の内部は酸素が足りなかったり、硫化水素などの有害なガスが溜まっていたりすることがあって、入ったとたんに意識を失う酸欠事故が実際に起きているんだ。プロの業者は送風機やガス検知器で安全を確かめながら、地上から土砂を取り除く専用の道具を使って作業するよ。自分でできるのは、井戸のフタまわりの掃除、ポンプの呼び水の補充、ストレーナーの洗浄、まわりの落ち葉や雨水が入り込まないようにする整備まで。井戸の中の汚れや溜まった土砂が気になるときは、井戸掃除を扱う業者(2万円台〜目安)に任せるのが安全で確実だよ。

使っていない井戸はどうすればいい?埋め戻しの費用は?

結論:使う予定がない井戸をそのままにしておくと、転落事故や水質悪化のリスクがあるから、「埋め戻し(井戸じまい)」を検討してみてね。費用は井戸単体で頼むと5〜20万円ほど・10万円程度が相場の目安で、家の解体と一緒にやると3〜5万円ほどに収まることが多いよ。工事では、ガスを逃がすパイプを通す「息抜き」をしてから砂利や砂で埋めるのが基本で、これを省くと地盤沈下の原因になることがあるんだ。地域の風習としてお祓い(井戸埋立清祓)をする場合は3万円ほどが目安。将来も使う可能性があるなら、フタを固定して水質検査だけ続けながら残しておく選択もあるよ。