05CHAPTER 05
無料の落とし穴・データの扱い・使うときの注意点
AIが作ったプリントをそのまま配らない
いちばん大事な前提だよ。AIが作るプリントは便利だけど、解答が間違っていたり、学年の難易度に合っていなかったり、事実や用語の表記が違っていたりすることがあるんだ。算数の答えがズレていたり、漢字の学年配当が合っていなかったり、もっともらしい嘘が混じることもあるよ。配る前に、解答・難易度・表記が教科書や指導要領に合っているかを先生の目で確かめてから使ってね。最後は人が仕上げるのが前提だよ。
⚠️子どもの個人情報の扱いに注意:子どもの名前・成績・写真などの個人情報は、一般向けのAIサービスにそのまま入れないのが基本だよ。プリントを作るだけなら個人情報は必要ないことがほとんどだから、テーマや学年だけ伝えれば十分なんだ。どうしても扱うときは、学習に使わない設定や、学校で承認された教育向けの環境(スタディポケットやCanva for Educationなど)を選ぼう。組織で使うなら、利用規約とデータの取り扱い方針を必ず確認してね。
料金・無料枠の比較表
主要ツールの料金を、同じ目線で並べたよ(2026年7月時点の目安・各公式で要確認)。汎用AIは個人向けの月額、教師向けツールは無料かプラン料金で考えてね。為替で円換算は変わるから、ドル表記はそのまま見てね。
スマホでは表を横にすべらせると、右のほうまで見られるよ。
| ツール |
無料枠 |
代表的な料金 |
向いてる使い方 |
| ChatGPT | あり | Plus 月3,000円 | 会話で何でもプリント |
| MagicSchool AI | あり | Plus 月12.99ドル(年払い月8.33ドル) | 教師特化でまとめて作成 |
| Canva | 教員は無料 | Pro 月1,180円(年11,800円) | 見た目のきれいなプリント |
| スタディポケット | 教員は無償 | for TEACHER 永年無償(無料) | 日本語の教材を無料で |
| Diffit | あり | 個人 月14.99ドル(年149.99ドル) | 読解・レベル別教材 |
| Google Gemini | 広め | Google AI Pro 月2,900円 | 無料・Google連携で |
| Twee | 月20回まで | Pro 月11.95ドル(年払い月7.49ドル) | 英語授業の教材 |
| Curipod | 5レッスン | 無料プランあり/学校・地域向けは要問い合わせ(金額は非公開) | その場で解く活動 |
※ 料金は2026年7月時点の代表プランの目安だよ。プラン改定・為替で変わるから、最新は各公式の料金ページで確認してね。MagicSchool・Diffit・Twee・Curipodはドル建て、Canva・Geminiは円建て、スタディポケットは教員向けが無償だよ。学校・自治体向けのプランは別途用意されていることが多いから、所属校で確認してね。
無料の落とし穴
無料で試せるツールは多いけど、無料枠には回数・作れる数・人数の上限があることが多いよ。毎週たくさんのプリントを作ったり、学年やクラスでまとめて使ったりするなら、有料プランや学校向けの導入のほうが結局ラクなことが多いんだ。汎用AI(ChatGPTやGemini)の無料枠で問題の下書きを作り、Canvaの無料枠で見た目を整える、と組み合わせて無料で回す手もあるよ。「どこまで無料か」を最初に確認しておくと、あとで困らないよ。
「問題づくり」と「きれいなプリント」は別の作業
問題や読解教材を作るのと、配る用に見た目のととのったプリントに仕上げるのは別の作業だよ。ChatGPT・Gemini・MagicSchool・Diffit・Tweeは問題や教材の中身づくりが得意で、Canvaは見た目のレイアウトづくりに強いんだ。まずは中身をAIで作って、必要ならCanvaできれいに整える、と組み合わせると早いよ。授業の流れそのものを考えたいときは、下の「あわせて読みたい」の指導案・授業案づくりのAIもチェックしてみてね。