CRAFT × AI 2026 · JULY ISSUE 刺繍データ作成・デジタイズソフト おすすめ比較

刺繍データ作成・デジタイズソフトのおすすめ比較

結論:費用ゼロで始めるなら Ink/Stitch、画像をサッと自動デジタイズするなら SewArt、日本語でブラザー機と使うなら 刺しゅうPRO 11。家庭用で本格派なら Hatch Embroidery が扱いやすいよ。「料金・自動デジタイズ・対応形式・商用利用」で、知りたい順にまとめたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01迷ったら上位3つ — Ink/Stitch(無料)、SewArt(安価な自動デジタイズ)、刺しゅうPRO 11(日本語・国内ミシン)
  • 02まず費用ゼロで試せる — Ink/Stitch は完全無料。SewArt・刺しゅうPRO には体験版があるよ
  • 03買う前に対応形式を確認 — ブラザー=PES、ジャノメ=JEF、業務用=DST など、ミシンに合う形式か要チェック

01CHAPTER 01

刺繍データ作成(デジタイズ)ソフトとは?できること

結論:刺繍データ作成ソフトは、写真やイラストを、刺繍ミシンが縫えるステッチデータ(縫う順番・糸の方向・密度の指示)に変換するツールだよ。この変換作業を「デジタイズ」と呼ぶんだ。できあがったデータは、PESやDSTといった形式で書き出して、ミシンに転送して縫うよ。

主にこんなことができるよ。画像から自動でデータ化(自動デジタイズ)/線や面を手作業でパンチ(指定)/糸の色や密度・縫い方向の調整/文字やモノグラムの作成/PES・DST・JEFなど各ミシン形式で書き出し。最近は自動デジタイズの精度が上がって、下地づくりがぐっとラクになってきたよ。まずは無料や体験版で1枚試してみるのが近道だね。

このページの結論を先に:費用ゼロなら Ink/Stitch、安く自動デジタイズなら SewArt、日本語・ブラザー機なら 刺しゅうPRO 11、家庭用で本格なら Hatch、Macなら Embrilliance、業務なら Ricoma Chroma。下のランキングで詳しく見ていくね。

02CHAPTER 02

刺繍データ作成・デジタイズソフト 比較8選【2026年7月】

編集部が「料金・自動デジタイズのしやすさ・対応形式・日本語・商用利用・機能」で総合評価して、はじめての人〜刺繍屋さんまで、幅広く勧めやすい順に並べたよ。料金や仕様は変わることがあるから、最終的な可否や金額は各公式サイトで確認してね(2026年時点の目安)。

目的で絞り込み
比較
1

Ink/Stitch

Ink/Stitch

料金 完全無料 自動デジタイズ 対応形式 PES/DST他
編集部おすすめ無料で始める
無料で使えるオープンソースの定番。デザインソフトInkscapeの拡張として動いて、PESやDSTなど多くの形式に書き出せるよ。自動の縫い充填も持ってて、費用ゼロで本格的に始めたい人にいちばん向いてる。少し慣れはいるけどコスパは最強だよ。
4.7
比較
2

SewArt

SewArt

料金 約75ドル買い切り 自動デジタイズ 対応形式 PES/DST他
安く自動化
画像から刺繍データへの自動変換が得意な、お手頃な買い切りソフト。約75ドルで一度買えばアップグレードもずっと無料だよ。まず自動で下地を作ってから整える使い方にぴったり。体験版で仕上がりを試してから買えるのも安心だね。
4.6
比較
3

刺しゅうPRO 11(ブラザー)

刺しゅうPRO 11

料金 買い切り(円) 日本語 対応形式 PES
日本語で安心
ブラザーが出す日本語の定番ソフト。写真やイラストの刺繍化、日本語を含む豊富なフォント、手作業のパンチまでひと通りできるよ。ブラザーの刺繍ミシンを持ってるなら相性ばつぐん。日本語のサポートや情報が多いのも心強いね。
4.6
比較
4

Hatch Embroidery(ウィルコム)

Hatch Embroidery

料金 149〜1,099ドル 自動デジタイズ 対応形式 多形式
業務用ソフトで有名なウィルコムが作った、家庭用の本格ソフト。強力な自動デジタイズと手作業のバランスがよくて、レベルに合わせてグレードを選べるよ。長く本気でやりたい人の「これ1本」にしやすい。WindowsでもMacでも使えるのもうれしいね。
4.5
比較
5

Embrilliance

Embrilliance

料金 149ドル〜買い切り Mac対応 対応形式 多形式
WindowsとMacの両方でネイティブに動く、めずらしいモジュール式ソフト。基本のEssentialsは149ドル、デジタイズ用のStitchArtistは159ドルで、必要な機能だけ買い足せるよ。Macで刺繍データを作りたい人の第一候補になりやすいね。
4.4
比較
6

Embird

Embird

料金 約149ドル〜 構成 モジュール式 対応形式 多形式
基本ソフトに、必要な機能を後から足していけるモジュール式。基本のEmbirdが約149ドル、デジタイズ用のStudioが約150ドルで、少しずつ揃えられるのが強みだよ。まずデータの整理や編集から始めて、慣れたらデジタイズを追加、という段階的な使い方に向いてる。
4.2
比較
7

Janome Artistic Digitizer

Janome Artistic Digitizer

料金 Jr約37ドル〜 自動デジタイズ 対応形式 JEF他
ジャノメの刺繍ミシンと相性のいいデジタイズソフト。お試しのJr版なら安く始められて、フル版で自動デジタイズや文字入れまで本格的にできるよ。ジャノメ機を使っていて、メーカー純正で揃えたい人に向いてる。日本の販売店で買えるのも安心だね。
4.3
比較
8

Ricoma Chroma

Ricoma Chroma

料金 約560ドル〜 自動デジタイズ 用途 業務向け
業務用刺繍機メーカーが作る、しっかりした自動デジタイズソフト。Inspire・Plus・Luxeの3グレードがあって、通常799.99ドル、セールで559.99ドルからだよ。刺繍屋さんや、たくさんデータを作る人向け。家庭用には価格が高めだから、まとめて制作・受注をする人にこそ効いてくる1本だね。
4.4

03CHAPTER 03

刺繍データ作成ソフトの選び方(=失敗しない5つの基準)

ソフトを選ぶときに迷いやすい5点を基準にしたよ。あなたのミシンと作りたいもので、どれを重視するかを決めると、自分に合う1本が見つかるはず。

① 対応形式(ミシンに合うか)

いちばん大事。ブラザー=PES、ジャノメ=JEF、業務用=DSTが基本。手持ちのミシンが読める形式で書き出せるか必ず確認しよう。

② 自動デジタイズの精度

画像からどれだけキレイに自動変換できるか。SewArt・Hatch・Chromaが得意。自動は下地づくりと考えて、手直し前提で選ぶと失敗しにくいよ。

③ 料金・課金タイプ

無料(Ink/Stitch)、安い買い切り(SewArt)、円で買える(刺しゅうPRO)、本格グレード制(Hatch)など幅広い。予算と使う頻度で選ぼう。

④ 日本語・サポート

パソコンが苦手なら日本語UIとサポートが安心。刺しゅうPROやジャノメの純正ソフトは、日本の情報や販売店が多いよ。

⑤ 商用利用・元画像の権利

販売するなら最重要。ソフトの商用規約に加えて、元にした写真やイラストの権利にも注意。自作素材なら安心だよ。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どれ?」を一発で。あなたの目的にいちばん合う1本はこれだよ。

費用ゼロで始めたい

お金をかけずに本格的にやりたい

推しInk/Stitch

完全無料でPES・DSTなど多形式に書き出せる。学習コストは少しあり。

画像を自動でデータ化

写真やロゴをサッと刺繍データに

推しSewArt

約75ドルの買い切りで自動デジタイズが手軽。まず下地づくりに。

日本語・ブラザー機で

日本語で安心して使いたい

推し刺しゅうPRO 11

日本語UI+日本語フォント。ブラザー機との相性が抜群。

家庭用で本格・オールインワン

長く本気で1本にまとめたい

推しHatch Embroidery

強力な自動+手作業。グレードでレベルに合わせられる。

Macで使いたい

Macネイティブで刺繍データを作る

推しEmbrilliance

Win/Mac両対応のモジュール式。必要な機能だけ買える。

刺繍屋さん・たくさん制作

受注やまとめ制作で本格運用したい

推しRicoma Chroma

業務向けの自動デジタイズ。3グレードで規模に合わせられる。

05CHAPTER 05

料金・対応形式・商用利用の注意点

料金・課金タイプのかんたん比較

「無料で足りる?どこから有料?」をひと目で。金額は2026年時点の目安で、通貨や仕様は変わることがあるから、最新は各公式で確認してね。

ソフト 料金の目安 課金タイプ 主な対応形式
Ink/Stitch完全無料無料(オープンソース)PES/DST/JEF他
SewArt約75ドル買い切りPES/DST/JEF他
刺しゅうPRO 11アップグレード版79,800円/通常版は要確認買い切り(円)PES
Hatch Embroidery149〜1,099ドル買い切り(グレード制)多形式
EmbrillianceEssentials 149ドル/StitchArtist 159ドル買い切り(モジュール)多形式
Embird約149ドル+モジュール約150ドル買い切り(モジュール)多形式(変換に強い)
Janome Artistic DigitizerJr約37〜53ドル/フル版は要確認買い切りJEF他
Ricoma Chroma559.99〜799.99ドル買い切り(3グレード)DST他(業務向け)

※ 金額は2026年7月時点の目安。海外ソフトが多く、通貨や料金・提供形態は変わることがあるから、最新は各公式の料金ページで確認してね。刺しゅうPROの円価格は販売店により差が出るよ。

まず「対応形式」を確認しよう(ミシンで縫えないと意味がない)

どんなにキレイなデータを作っても、ミシンが読めない形式だと縫えないんだ。目安はこうだよ。ブラザー・ベビーロック=PES/ジャノメ=JEF/タジマなど業務用=DST。手持ちのミシンの取扱説明書で対応形式を確かめて、その形式で書き出せるソフトを選んでね。EmbirdやHatchのように、たくさんの形式に変換できるソフトもあるよ。

自動デジタイズは「下地づくり」と考えてね:自動変換はスピードは速いけど、糸の密度や細い線、縫う順番は手直しした方がきれいに仕上がるよ。いきなり本番布で縫わず、はぎれで試し縫いしてから調整するのが失敗しないコツ。

商用利用は「ソフトの規約」と「元画像の権利」の両方で決まる

商用利用っていうのは、作ったデータや刺繍作品を販売したり、受注制作したり、ビジネスに使うこと全般のことだよ。多くのソフトは作ったデータを商用に使えるけど、元にした写真やイラストの権利は別問題。人が撮った写真やキャラクター、企業ロゴをそのままデータ化して売ると、権利トラブルになることがあるんだ。

販売したいなら:元画像は自分で描いたイラスト・自分で撮った写真・権利がクリアな素材にすると安心だよ。他人のロゴやキャラクターの刺繍を受けるときは、依頼主に権利の許可があるかも確認してね。

06CHAPTER 06

初心者向け・刺繍データの作り方3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。画像を用意する → 自動デジタイズ+手直し → ミシンの形式で書き出すの3ステップで、最初のデータが作れるよ。

  1. シンプルな画像を用意する:色数が少なく、輪郭がはっきりしたロゴやイラストが刺繍向き。写真は明るく被写体がはっきりしたものを選ぶと、自動変換がキレイに決まるよ。
  2. 自動デジタイズして手直し:ソフトに読み込んで自動変換したら、糸の密度・縫う方向・細い線を軽く整えよう。SewArtやHatchなら自動の下地づくりが速いよ。
  3. ミシンの形式で書き出す:ブラザーならPES、ジャノメならJEFなど、手持ちミシンの形式で保存。まずははぎれで試し縫いして、密度や糸調子を確かめてから本番へ。

08CHAPTER 08

あわせて聞かれる質問(FAQ)

刺繍データ(デジタイズ)ってAIで自動でできるの?

結論:写真やイラストを読み込むと、縫う順番や糸の方向を自動で割り当ててくれる自動デジタイズ機能があるよ。SewArtやHatchが得意で、まず自動で作ってから手直しする流れが定番だよ。完全におまかせより、試し縫いして整える前提で使ってね。

無料で使えるソフトはある?

結論:Ink/Stitchはオープンソースで完全無料だよ。Inkscapeと組み合わせて、PESやDSTなど多くの形式に書き出せるんだ。操作は少し慣れがいるけど、費用ゼロで始めたい人にはいちばん向いてるよ。

作ったデータはどの刺繍ミシンで使えるの?

結論:ミシンごとに使える形式が違うよ。ブラザーやベビーロックはPES、ジャノメはJEF、業務用の多くはDSTが基本。手持ちのミシンが読める形式で書き出せるソフトかを、必ず先に確認してね。

作ったデータは販売してもいい?

結論:ソフトの規約と元画像の権利しだいだよ。自分で描いたイラストや権利がクリアな素材なら比較的安心。人の写真やキャラクターをそのままデータ化して売ると権利トラブルになるから、各ソフトの商用規約と元画像の権利を必ず確認してね。

自動デジタイズだけできれいに仕上がる?

結論:自動はスピードは速いけど、細かい部分は手直しした方がきれいだよ。糸の密度や縫う方向、細い線の処理はソフトごとに差が出るんだ。まず自動で下地を作って、目立つところだけ整える使い方がおすすめだよ。

パソコンが苦手でも使える?

結論:日本語で操作したいなら刺しゅうPROが分かりやすいよ。ブラザーのミシンを持っているなら特に相性がいいんだ。まずは各ソフトの体験版で、自分の作りたいものが作れそうか試してみるのが安心だよ。