VOL. 331 2026 · JUNE ISSUE コーキング打ち替え おすすめの選び方

コーキング打ち替えの費用相場と選び方ランキング

結論:外壁コーキング(シーリング)の打ち替えは、1mあたり700〜1,200円程度が目安だよ。30坪前後の戸建てなら目地の総延長は150〜250mくらいで、打ち替え15〜30万円程度+足場代15〜25万円程度=総額30〜45万円前後が相場感なの。コーキングの寿命は5〜10年程度で、ひび割れ・肉やせ・剥離は打ち替えのサイン。「診断と工程の確かさ/単価と総額の明朗さ/材料の説明/安全と保証/急かさない誠実さ」の5基準で、打ち替えの頼み方をランキングしたよ。

平均閲覧時間:約9分

  • 01費用の目安 — 打ち替え700〜1,200円/m・増し打ち500〜900円/m程度。戸建て全面は足場込み30〜45万円前後が相場感なの
  • 02寿命は5〜10年 — ひび割れ→肉やせ→剥離→破断の順に進行するよ。すき間からの雨水は外壁内部の腐食やシロアリのもとなんだ
  • 03外壁塗装と同時が節約の王道 — 15〜25万円級の足場代を1回分にできるの。築10年前後なら塗装とセットで考えてみてね

01CHAPTER 01

コーキング打ち替えって何をする工事?費用の目安

結論:コーキング(シーリング)は、サイディング外壁の板と板のつなぎ目(目地)や窓まわりを埋めているゴム状の建材のこと。外壁のすき間から雨水が入るのを防ぐ「防水の要」なんだ。打ち替えは、劣化した古いコーキングを撤去して新しく充填し直す工事で、費用は「1mあたりの単価 × 目地の長さ」でほぼ決まるの。打ち替えなら700〜1,200円/m程度、既存の上から重ねる増し打ちなら500〜900円/m程度が目安だよ。

似たテーマとの区別はこうだよ。外壁そのもののひび割れ・欠け・剥がれ→外壁補修外壁全体を塗装でリフレッシュ→外壁塗装すでに天井や壁にシミがある→雨漏り修理ベランダ床の防水→ベランダ・屋上防水目地のコーキングだけ傷んできた→このページ。費用の目安は下のカードにまとめたね。

打ち替え(外壁の目地)

1mあたり700〜1,200円程度が目安。古い材を撤去して新しく充填する基本の工事だよ。

増し打ち(サッシ廻りなど)

1mあたり500〜900円程度。既存の上から充填する方法で、窓まわりの定番なの。

戸建てまるごと打ち替え

目地の総延長は150〜250mが多くて、打ち替えだけで15〜30万円程度が目安だよ。

足場が必要な場合

15〜25万円程度の加算。2階建てはほぼ必須だから、外壁塗装との同時施工が効くの。

室内水回りの打ち直し

浴室・キッチンなどは1〜3万円程度から。半日で終わることが多いよ。

点検の目安

新築・前回メンテから10年前後。コーキングの寿命は5〜10年程度と言われているの。

打ち替えを考えたいサインはこの4つ:①表面の細かいひび割れ ②やせて目地がへこむ「肉やせ」 ③外壁との間にすき間ができる「剥離」 ④切れて奥が見える「破断」・ポロッと取れる「欠落」。とくに③と④まで進んでいたら、雨水が入る前に早めの点検が安心だよ。

02CHAPTER 02

コーキング打ち替えの方法・頼み方ランキング7【2026年6月】

編集部が「診断と工程の確かさ・単価と総額の明朗さ・材料の説明・安全と保証・急かさない誠実さ」の5基準で、はじめてでも失敗しにくい順に打ち替えの方法と頼み方をまとめたよ。外壁の状態と予算で最適解が変わるから、フィルターも使ってみてね。費用はどれも目安で、家の大きさ・目地の長さ・地域・業者さんによって変わるんだ。

目的で絞り込み
比較
1

外壁全面の打ち替えを塗装・防水の専門業者に頼む(築10年メンテの王道)

古い材を撤去して全面リフレッシュ——撤去工程の有無が品質と寿命を分ける

費用 700〜1,200円/m程度 向く人 築10年前後・劣化が広範囲 注意 既存撤去が省かれてないか
編集部おすすめ迷ったら
築10年前後で目地のひび割れや肉やせが広がってきたら、まず検討したいのが外壁全面の打ち替えだよ。費用は1mあたり700〜1,200円程度が目安。大事なのは工程で、古いコーキングをカッターで撤去→清掃→プライマー(接着剤)塗布→新しい材を充填→ヘラ仕上げが正しい流れなの。撤去やプライマーを省くと数年で剥がれてしまうから、見積もりに「既存撤去費」が入っているかを必ず確認してね。頼む先は、コーキング工事を日常的にやっている塗装店か防水店が定番。塗装を伴わないコーキング単体の工事なら、防水・シーリングの専門店に直接頼むと費用を抑えやすいんだ。施工前後の写真を見せてくれる業者さんを選ぶのが安心の決め手だよ。
4.7
比較
2

外壁塗装と同時にまとめて施工する(足場代を1回分にする節約の定番)

15〜25万円級の足場代を共有——築10年の外壁メンテは「塗装+打ち替え」が一番効率的

費用 足場代1回分の節約に 向く人 外壁塗装の予定・時期が近い 注意 塗装の前にコーキングが先
節約の王道
コーキング打ち替えの悩みどころは、工事そのものより足場代15〜25万円程度の上乗せなの。2階建ての目地は高所作業になるから、足場はほぼ必須なんだ。そこで効くのが、同じく足場を組む外壁塗装と同時にまとめて施工する頼み方だよ。コーキングの寿命(5〜10年)と外壁塗装の時期(築10〜15年)はちょうど重なるから、「塗装をやるなら打ち替えも一緒に」で足場代を1回分にできるの。順番にもコツがあって、先にコーキングを打ち替えてから上に塗装する「先打ち」なら、塗膜がコーキングを紫外線から守ってくれて長持ちしやすいんだ。塗装の見積もりを取るときは、コーキングが「打ち替え」か「増し打ち」か、単価とm数もあわせて確認してね。
4.5
比較
3

サッシ廻り・窓まわりは増し打ちで仕上げる(防水紙を傷つけない適材適所)

「全部打ち替えれば良い」ではないの——窓まわりは増し打ちが正解とされる場所

費用 500〜900円/m程度 向く人 窓・ドア廻りの劣化が気になる 注意 外壁目地への増し打ちは別問題
「増し打ちは手抜き」と思われがちだけど、実は場所によっては増し打ちが正解なの。サッシ(窓枠)廻りやドア廻りは、古いコーキングをカッターで撤去するときに内側の防水紙(防水シート)を傷つけてしまうおそれがあるから、既存の上から充填する増し打ち(500〜900円/m程度)が選ばれるんだ。逆に、外壁の板と板の間の目地は打ち替えが基本。ここを増し打ちで済ませると、古い材ごと剥がれて長持ちしないの。つまり良い業者さんの提案は「目地は打ち替え・サッシ廻りは増し打ち」の組み合わせになることが多いんだ。見積もりで全部が増し打ちになっていたら理由を聞いてみてね。なお増し打ちは既存の上に厚みを確保できることが条件だから、判断はプロの診断に任せるのが安心だよ。
4.3
比較
4

高耐久シーリング材にグレードアップする(次のメンテを15〜30年先へ)

単価アップは数百円/mでも効果は倍以上——打ち替え回数を減らす長期目線の選択

費用 一般材+数百円/m程度 向く人 長く住む家・メンテを減らしたい 注意 製品名と保証年数を書面で
コーキング材にもグレードがあって、一般的な材の寿命が5〜10年程度なのに対し、高耐久タイプは15〜30年級の耐久性をうたう製品もあるの。単価は一般材より数百円/m程度高くなるけど、足場代を考えると「打ち替えの回数を減らす」効果は大きいんだ。たとえば総延長200mで単価が300円上がっても差額は6万円——次の足場1回分(15〜25万円)を先送りできるなら十分元が取れる計算だよ。選ぶときのキーワードは、可塑剤(柔らかくする成分)がにじみ出にくい「ノンブリードタイプ」と、外壁用として塗装が乗りやすい「変成シリコン系」。長く住む予定の家ほど効く選択だから、見積もりのときに「使う製品名・耐久の目安・保証年数」を書面で確認してね。
4.1
比較
5

浴室・キッチンなど室内の打ち直しだけ頼む(半日仕事・1〜3万円程度から)

黒カビ・剥がれの目地をピンポイント再生——水回りのプチ打ち替えは気軽に頼めるの

費用 1〜3万円程度から 向く人 浴室・キッチンのカビ・剥がれ 注意 出張費・最低料金を確認してね
浴室の浴槽まわりやキッチンのシンクまわりの黒カビが取れない・剥がれてきたコーキングも、打ち直しで見違えるようにきれいになるよ。費用は浴室一式で1〜3万円程度からが目安で、半日くらいで終わることが多いの。室内は外壁とちがって足場がいらないから、気軽に頼みやすいんだ。頼む先はハウスクリーニング店・水回りリフォーム店・内装業者さんなど。カビがコーキングの奥まで根を張ると掃除では取れないから、「漂白してもすぐ黒くなる」状態が打ち直しのサインだよ。防カビタイプの材を使ってもらうと再発しにくいの。あわせて、水回りの汚れ予防なら水回りコーティング、浴室全体の掃除なら浴室クリーニングの記事も参考にしてみてね。
3.9
比較
6

切れた箇所だけ部分打ち替え+全体点検(早期発見の最小コスト)

1階の手が届く範囲なら数万円から——ただし「他の目地も同い年」を忘れずに

費用 数万円程度から 向く人 劣化が一部だけ・早期発見 注意 他の目地も時間差で劣化するの
「1階の目地が1本だけ切れている」——そんな早期発見の段階なら、その箇所だけの部分打ち替えで済むことがあるよ。足場のいらない1階の手が届く範囲なら数万円程度からが目安。ただし知っておきたいことがふたつあるの。ひとつは出張費・最低料金。範囲が小さくても職人さんを呼ぶ以上、数千円〜の基本料金はかかるんだ。もうひとつは、同じ時期に施工されたコーキングは時間差で同じように劣化すること。1本切れたということは、他の目地も寿命が近いサインだから、部分補修のついでに外壁全体の目地の状態も点検してもらって、全面打ち替えの時期を教えてもらうのが賢い頼み方だよ。「今回はここだけ・数年後に塗装と一緒に全面」と計画が立てば、出費の山も読めて安心なの。
3.8
比較
7

DIYは室内の小さな目地まで(外壁・高所はやめておこう)

浴室のすみならコーキングガンで挑戦できる——外壁は材料選びからプロの領域なの

費用 材料費数千円程度 向く人 室内の小さな補修を自分で 注意 外壁・高所・材料の選び間違い
ホームセンターでコーキング材とコーキングガン・マスキングテープを揃えれば数千円程度で、浴室のすみやキッチンまわりなど室内の小さな目地ならDIYも選択肢だよ。古い材の撤去→マスキング→充填→ヘラならし、と作業自体はシンプルなの。ただ、正直に言うと外壁のDIYはおすすめできないの。理由は3つ。①2階の目地は高所作業で転落の危険が大きいこと、②撤去・プライマーが不十分だと数年で剥がれて雨水の通り道を作ってしまうこと、③材料選びが難しいこと——とくに市販のシリコン系を外壁に使うと上から塗装が乗らなくなって、次の外壁塗装で困るんだ。室内は気軽に挑戦、外壁は点検とセットでプロへ。この線引きが結局いちばん安上がりだよ。
3.6

※ 評価は編集部による5基準(診断と工程の確かさ・単価と総額の明朗さ・材料の説明・安全と保証・急かさない誠実さ)の総合判断だよ(2026年6月時点)。料金は複数の公開料金表をもとにした目安で、家の大きさ・目地の長さ・地域・業者さんによって変わるの。正確な金額は、必ず現地調査つきの見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

コーキング業者さん選び(=失敗しない5基準)

このランキングは、コーキング打ち替えでつまずきやすい5点を基準にしてるよ。仕上がりの良し悪しが数年後にしか分からない工事だからこそ、「工程と材料を見える化してくれるか・急かさないか」が業者さん選びの軸になるの。

① 診断と工程は確か?

写真で劣化箇所を見せて、「打ち替えか増し打ちか」を場所ごとに説明してくれるかが第一関門だよ。

② 単価と総額は明朗?

「1mあたり◯円×◯m+撤去費」と内訳が出るか。「補修工事一式」だけの見積もりは内訳を聞いてね。

③ 材料の説明はある?

使う製品名・耐久の目安・ノンブリードかどうか。材料グレードで寿命が大きく変わるの。

④ 安全と保証は?

高所作業の保険加入、施工後の保証年数、施工前後の写真報告。この3点は遠慮なく確認してね。

⑤ 急かさない誠実さ

「今すぐやらないと雨漏りする」と契約を急がせないか。本当に急ぐ状態なら応急処置の提案が先のはずだよ。

04CHAPTER 04

状態・状況別おすすめ早見表

「結局どうすれば?」を一発で。外壁・目地の状態ときっかけにいちばん合う動き方はこれだよ。

築10年前後・塗装もまだ

そろそろ外壁メンテの時期かも

推し外壁塗装と同時施工

足場代を1回分に。コーキングと塗装の時期はちょうど重なるの。

ひび割れ・剥離が広範囲

目地のあちこちが切れている

推し外壁全面の打ち替え

雨水が入る前に全面リフレッシュ。撤去工程の確認を忘れずにね。

窓・サッシまわりが気になる

窓枠のまわりにすき間が見える

推し増し打ちで仕上げ

サッシ廻りは防水紙を守るため増し打ちが正解とされる場所なの。

長く住む・メンテを減らしたい

何度も足場を組みたくない

推し高耐久材グレードアップ

15〜30年級の材で次の打ち替えを先送り。差額は数万円程度なの。

浴室・キッチンの黒カビ

漂白してもすぐ黒くなる

推し室内の打ち直し

奥まで根を張ったカビは打ち直しが早いの。1〜3万円程度・半日だよ。

訪問営業に指摘された

「切れてますよ」と言われて不安

推し相見積もりで確認

その場で契約しないで。自分で選んだ2〜3社の点検と比べてね。

ちなみに、外壁まわりのメンテナンスはコーキングだけで完結しないの。外壁材そのもののひび割れ・欠けは外壁補修の記事、塗装ごとのリフレッシュは外壁塗装の記事、ベランダ床の防水はベランダ・屋上防水の記事、すでに雨染みが出ているなら雨漏り修理の記事でまとめているよ。「目地・外壁材・塗膜・防水層」の4点で考えると、外壁の健康管理が見えてくるんだ。

05CHAPTER 05

コーキング料金のしくみと頼む前の注意点

料金は「単価 × 目地の長さ」+撤去費+足場の有無で決まる

結論:見積もりで見るべきポイントは3つだけ。①工法と単価(打ち替え700〜1,200円/m・増し打ち500〜900円/m程度が目安。既存撤去費が単価込みか別建て(200〜400円/m程度)かも確認)、②目地の長さ(30坪前後の戸建てで150〜250mが多いの。「単価×m数」の内訳が書かれているか見てね)、③足場の有無(2階建てはほぼ必須で15〜25万円程度の加算。1階だけの部分補修なら不要なこともあるよ)。同じ家でも「どこまで直すか・どの材を使うか」で総額が大きく変わるから、写真つきの点検報告で工法の根拠を見せてもらうのがいちばん大事なの。

「コーキングが切れてますよ」の訪問営業——その場で契約しない

コーキングのひび割れは地上から見えやすい分、訪問販売の点検商法で「指摘の入口」にされやすい部位なんだ。「近くで工事をしていたら切れているのが見えた」「このままだと雨漏りする」と不安をあおって、その場で契約させる手口が消費生活センターに多く報告されているの。実際に劣化していることもあるけど、適正価格かどうかはその場では絶対に分からない。不安になっても、自分で選んだ業者さん2〜3社の写真つき点検と比べてから決めてね。もし契約してしまっても、訪問販売なら契約書面を受け取った日から8日以内はクーリングオフできる。困ったときは消費者ホットライン「188」に電話して、最寄りの消費生活センターに相談してね。

「撤去なし打ち替え」と「外壁目地の安易な増し打ち」にも注意

施工面の定番トラブルは、見積もりは「打ち替え」なのに実際は古い材の撤去を省いて上から充填するだけになっているケース。仕上がり直後はきれいでも、密着が甘くて数年で剥がれてしまうの。「既存撤去」「プライマー塗布」が工程・見積もりに明記されているか、施工中の写真を残してもらえるかを確認してね。もうひとつは、単価が安いからと外壁の目地まで増し打ちで済ませる提案。増し打ちが正解なのはサッシ廻りなど一部の場所で、目地は打ち替えが基本だよ。場所ごとに工法を使い分ける理由を説明してくれる業者さんなら安心なの。

こんな点に気をつけてね

  • 1剥離・破断を「まだ大丈夫」と放置しない(すき間からの雨水で外壁内部の防水紙・柱が傷むと、雨漏り・腐食・シロアリへ進んで費用が数倍になるの)
  • 2自分で2階の目地に手を出さない(はしごでの高所作業は転落の危険が大きいの。観察は地上から、作業は足場とセットでプロに任せてね)
  • 3「一式見積もり」のまま契約しない(単価×m数・撤去費・足場代・材料名の内訳と、施工前後の写真報告を約束してくれるかが守りになるよ)
申し込み前に確認することリスト:①点検は写真つきで無料か ②見積もりは「工法・単価×m数・撤去費・足場の要否」の内訳つきか ③使う材料の製品名と耐久の目安(ノンブリードか) ④施工保証の年数と工事中の保険加入 ⑤サッシ廻りと目地で工法を使い分けているか。この5つを聞けば、安心して任せられるかはだいたい見分けられるよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・コーキング打ち替えの3ステップ

むずかしいことはないよ。地上から観察して材料を集める → 写真つき点検と相見積もり → 工事と完了確認の3ステップ。

  1. 地上から観察して材料を集める:まず家のまわりをぐるっと一周して、目地のひび割れ・へこみ(肉やせ)・すき間(剥離)をスマホのズームで撮っておこう。あわせて築年数・前回の塗装やメンテの時期(分かれば)と、数年内に外壁塗装をする予定があるかをメモしておくと、点検と見積もりの話がぐっと早くなるよ。はしごで2階に登るのはやめておいてね。
  2. 写真つき点検と相見積もりを取る:塗装店・防水店など2〜3社に現地点検を頼んで、写真つきの状態報告をもらおう。見積もりでは「打ち替えか増し打ちか(場所ごとの使い分けと根拠)・単価×m数と撤去費の内訳・足場の要否・使う材料の製品名・保証年数」の5点を必ず確認ね。会社ごとに提案が分かれたら、根拠の説明がていねいな方を選ぶと失敗しにくいの。極端に安い・不安をあおる業者さんは避けるのが無難だよ。
  3. 工事と完了確認:戸建て全面の打ち替えは2〜7日程度で終わることが多いよ(天候と乾燥時間で前後するの)。完了したら施工前・撤去後・施工後の写真を見せてもらって、撤去がきちんと行われたか、充填の厚み・ならしにムラがないかの説明を受けてね。保証書を受け取って保管すれば完了。あとは年1回くらい地上から目地を眺めて、台風の後にチェックする習慣があれば、外壁は長く健康でいてくれるよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

コーキングの打ち替え費用はいくらくらい?

結論:打ち替えは1mあたり700〜1,200円程度(古いコーキングの撤去費込みだと900〜1,200円程度)が目安だよ。30坪前後の戸建ては目地の総延長が150〜250mのことが多くて、打ち替えだけなら15〜30万円程度。2階建ては足場が必要になることがほとんどで、足場代15〜25万円程度を足した総額30〜45万円前後が相場感なの。家の大きさ・目地の長さ・材料のグレードで変わるから、正確な金額は「単価×m数」の内訳つき見積もりで確認してね。

「打ち替え」と「増し打ち」はどう違う?どっちがいいの?

結論:古いコーキングを撤去して新しく充填するのが「打ち替え」、上から重ねて足すのが「増し打ち」だよ。基本は打ち替えが長持ちでおすすめ。ただしサッシ(窓枠)廻りやドア廻りは、撤去のときにカッターで内側の防水紙を傷つけるおそれがあるから、あえて増し打ちを選ぶのが正解とされているの。単価は打ち替え700〜1,200円/m・増し打ち500〜900円/m程度が目安。「外壁の目地は打ち替え・サッシ廻りは増し打ち」の組み合わせを提案してくれる業者さんだと安心だよ。

コーキングの寿命は?打ち替え時期のサインを知りたい

結論:一般的なコーキング材の寿命は5〜10年程度が目安だよ。劣化は①表面の細かいひび割れ ②やせて目地がへこむ「肉やせ」 ③外壁との間にすき間ができる「剥離」 ④切れて奥が見える「破断」 ⑤ポロッと取れる「欠落」の順に進むの。③の剥離まで進んだら雨水が入りやすい状態だから、打ち替えのタイミング。新築や前回メンテから10年前後が点検の目安で、外壁塗装の時期とも重なるから同時施工も考えてみてね。

コーキングの劣化を放置するとどうなる?

結論:すき間から雨水が入り込んで、外壁材の内側や構造材を傷めてしまうの。サイディング外壁は目地のコーキングが防水の要だから、剥離や破断を放置すると壁の中の防水紙や柱が湿気を吸って、雨漏り・木材の腐食・シロアリ被害につながることがあるんだ。そうなると打ち替えでは済まず、外壁や下地の補修まで必要になって費用が大きく膨らんでしまうことも。ひび割れや剥がれに気づいたら、早めに点検してもらうのが結局いちばん安上がりだよ。

コーキングの打ち替えはDIYでできる?

結論:室内の小さな目地(浴室のすみ・キッチンまわりなど)ならDIYも選択肢だけど、外壁はおすすめできないの。外壁の打ち替えは、古い材の撤去・プライマー塗布・ヘラ仕上げと工程が多くて、密着が甘いと数年で剥がれてしまうんだ。2階の目地は高所作業で転落の危険もあるよ。市販のシリコンコーキングを外壁に使うと、上から塗装が乗らなくて次の外壁塗装で困ることもあるから、材料選びにも知識がいるの。外壁・高所はプロに任せて、DIYは手の届く室内の補修までにしておくのが安心だよ。

「コーキングが切れてますよ」と訪問営業が来たけど、信じていい?

結論:その場で契約しないで、自分で選んだ業者さん2〜3社に点検してもらってね。外壁や屋根の訪問点検商法では、不安をあおってその場で契約させる手口が消費生活センターに多く報告されているの。コーキングのひび割れは地上から見える分、「指摘の入口」にされやすいんだ。実際に劣化していることもあるけど、適正価格かどうかは相見積もりでしか分からないよ。もし契約してしまっても、訪問販売なら契約書面を受け取った日から8日以内はクーリングオフできるの。困ったら消費者ホットライン「188」に相談してね。