VOL. 580 2026 · JUNE ISSUE 家系図作成 費用・作り方ガイド

家系図作成の費用相場と作り方ランキング

結論:きれいに残して調査もおまかせしたいなら 家系図作成の専門サービス、相続とあわせて戸籍をしっかり押さえたいなら 行政書士事務所、費用を抑えてじっくり作りたいなら 自分で戸籍を取り寄せて作る のがおすすめ。「費用のわかりやすさ・戸籍の調査力・解読のしやすさ・仕上がりと記念性・個人情報の安心」の5基準で、あなたに合う作り方が見つかるようにまとめたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01費用は「だれが戸籍を集めるか」で決まる — 自分でなら約1万〜3万円、専門依頼で約5万〜15万円。戸籍は1通450〜750円
  • 02戸籍でたどれるのは江戸末期ごろまで — 目安は5〜7代前。それ以前は過去帳・文献の調査が必要
  • 03業者は資格より中身で選ぶ — 戸籍解読の実績・個人情報の管理・料金の明朗さを確認。困ったら消費者ホットライン188

01CHAPTER 01

家系図作成とは?まず費用相場と仕組みから

結論:家系図は、戸籍などをもとに、自分のご先祖から今の家族までのつながりを一枚に描いたもの。作り方は大きく、自分で戸籍を取り寄せて作るか、専門サービス・行政書士に頼むかの2つだよ。費用は「だれが戸籍を集めるか」と「どこまで広く・どんな仕上げにするか」でほぼ決まる。まずは下の目安をつかんで、自分でやるか、どこまで任せるかの判断材料にしてね。

戸籍は1通あたり、現在の戸籍が450円、古い除籍謄本・改製原戸籍が750円(全国共通)。先祖をさかのぼると本籍地が各地の役所に分かれて何通も必要になるので、戸籍代だけでも数千円〜2万円ほどかかることが多いよ。下は作り方ごとの費用のめやすだよ。さらに写真やアルバムも一緒に残したいときは、写真・ビデオのデータ化の費用も見ておくと安心だよ。

自分で戸籍を取り寄せて作る

約1万〜3万円。戸籍代+郵送費が中心。古い戸籍の通数で変わる。最安だけど手間と時間はかかる。

戸籍取得の代行+自分で作図

約3万〜8万円。面倒な戸籍集めだけ任せ、図は自分で。手間と費用のバランス型。

専門サービス・行政書士(直系)

約5万〜15万円。直系を戸籍ベースで収集・解読・作図までおまかせ。仕上がりも安定。

家系全体・巻物などフルプラン

約15万〜30万円。傍系まで広く調べ、巻物・額装などの記念仕立てにする場合。

さらに昔(現地・文献調査)

約50万〜200万円。江戸時代より前を過去帳・古文書・現地調査でたどる場合の目安。

戸籍1通の手数料

現在の戸籍450円、除籍・改製原戸籍は750円(全国共通)。郵送請求は定額小為替で。

費用は「目安」だよ:同じ作り方でも、さかのぼる代数・本籍地の数・傍系まで広げるか・仕上げ(データ/紙/巻物・額装)で変わるよ。業者プランでは戸籍の実費(取得代行費)がプランに含まれるか、別料金かで総額が大きく動くので、見積もりでは『総額』と『何が含まれるか』をそろえて確認してね。

相場をひと目で比較

自分で取り寄せ約1万〜3万円
代行+自分で作図約3万〜8万円
専門・行政書士(直系)約5万〜15万円
家系全体・巻物プラン約15万〜30万円

横軸は0〜30万円。各バーは本文の相場(最安〜最高の目安)だよ。江戸期より前の現地・文献調査(約50万〜200万円)は桁が変わるのでこの図には入れていないよ。

家系図づくりの費用かんたん試算

「だれが戸籍を集めるか」「どこまで広げるか」「仕上げ」をタップすると、すぐ下に費用のめやすが出るよ(送信ボタンはいらないの)。上で紹介した作り方ごとの目安を組み合わせたざっくりレンジだよ。さかのぼる代数や本籍地の数で変わるから、最終的には見積もりで確認してね。

  • だれが戸籍を集める?
  • どこまで調べる?
  • 仕上げは?
費用のめやす:約1万円〜
※作り方ごとの目安に、範囲(家系全体)と記念仕立てのぶんを足したざっくりレンジだよ。戸籍代(1通450〜750円)はさかのぼる通数で変わるし、江戸期より前の現地調査はさらに大きくなるよ。実際は見積もりで「総額」と「内訳(戸籍の実費を含むか)」をそろえて確認してね。

02CHAPTER 02

家系図の作り方・頼み方 おすすめランキング7【2026年6月】

編集部が「費用のわかりやすさ・戸籍の調査力・解読のしやすさ・仕上がりと記念性・個人情報の安心」の5基準で、多くの人にとって失敗しにくい順に並べたよ。あなたの目的(費用重視・調査力・自分で作る・さらに昔まで)で選んでね。費用は目安で、条件で変わるよ。

目的で絞り込み
比較
1

家系図作成の専門サービス(戸籍収集+作図・装丁)

家系図づくりの専門業者

費用 約5万〜30万円・プラン制 向く人 調査も仕上げもおまかせ 強み 戸籍解読・装丁に慣れている
編集部おすすめ迷ったら
家系図づくりを専門にするサービス。古いくずし字の戸籍まで読み解いて、収集から作図・装丁までまとめて任せられるのが最大の強み。直系を戸籍ベースでたどる基本プラン(約5万〜15万円)から、傍系まで広げて巻物・額装に仕立てるフルプラン(約15万〜30万円)まで選べるよ。江戸期より前を過去帳・文献で調べる現地調査に対応するところもある(その場合は費用が大きくなる)。料金には戸籍の実費(取得代行費)が含まれるか別かで総額が変わるので、見積もりで総額と範囲を確認してね。家系図は個人情報のかたまりだから、実績と個人情報の管理体制が信頼できるところを選ぼう。
4.4
比較
2

行政書士事務所(戸籍に詳しい・相続とあわせて)

戸籍・相続に強い専門家

費用 約3万〜15万円・系統数で変動 向く人 相続もあわせて整えたい 強み 戸籍の読み解き・手続きに精通
相続とあわせて
戸籍の読み解きや相続の手続きに慣れている行政書士に頼む方法。相続や生前整理とあわせて、戸籍をしっかり押さえながら家系図を作りたい人に向いているよ。料金は系統(家系の枝)の数で変わり、一系統あたり約3万円〜、家系全体だと十数万円ほどが目安。相続の相談先としても続けて頼めるのが利点だね。ただし観賞用・記念用の家系図作成そのものは行政書士の独占業務ではない(後の章でくわしく説明)ので、装丁や見た目の凝った仕上げは専門サービスの方が得意なことも。相続も視野にあるなら、相続の相談先とあわせて検討してみてね。
4.2
比較
3

自分で戸籍を取り寄せて作る

セルフで戸籍収集+作図

費用 約1万〜3万円・最安 向く人 費用を抑えてじっくり 注意 解読・取り寄せに手間と時間
自分の戸籍から一代ずつさかのぼって古い戸籍(除籍・改製原戸籍)を取り寄せ、図にまとめる方法。かかるのは戸籍代と郵送費くらいで、約1万〜3万円と最も安く作れるのが魅力だよ。直系の先祖の戸籍は子孫本人なら請求できて、2024年からの広域交付で本籍地以外の窓口でもまとめて取りやすくなった(条件は後述)。先祖をたどる過程そのものを楽しめるのも、自分で作る醍醐味。ただし、全国の役所への請求に数週間〜数か月かかること、古い戸籍はくずし字・旧字で読みにくいことが大変なところ。解読だけプロに頼む、図はソフトで作る、と部分的に分担すると負担を減らせるよ。
4.1
比較
4

戸籍取得の代行+自分で作図

戸籍集めだけ依頼・図は自作

費用 約3万〜8万円・バランス型 向く人 戸籍集めの手間を省きたい 注意 図づくりは自分で
いちばん大変な「全国の役所への戸籍請求」だけをプロに代行してもらい、集まった戸籍をもとに図は自分で作るいいとこ取りの方法。手間と費用のバランスがよく、約3万〜8万円が目安だよ。役所とのやり取りや郵送請求の手間が省けるのに、作図は自分の好きなように楽しめるのが利点。注意点は、観賞用の家系図づくりでは戸籍は依頼者本人の委任で取得するため、委任状や本人確認の準備が要ること(後の章で説明)。図づくりが不安なら、次のソフト・アプリを使うと整った見た目に仕上げやすいよ。
3.9
比較
5

作図ソフト・アプリ・テンプレートで作る

パソコン・アプリで作図

費用 無料〜数千円・道具代のみ 向く人 見た目を自分で整えたい 注意 戸籍集めは別に必要
集めた戸籍の内容を、パソコンの表計算ソフトや作図ソフト、家系図アプリ、無料テンプレートを使って図にする方法。ソフト代は無料〜数千円ほどで、レイアウトや項目を自由に整えられるのが魅力だよ。手書きが苦手でも、きれいで修正しやすい家系図に仕上がる。あくまで「図にまとめる手段」なので、戸籍集め(自分で/代行)は別に必要だよ。たくさんの先祖を載せると配置が複雑になるので、まずは直系だけで作り、慣れてきたら枝を足していくのがおすすめ。データで残せば、家族と共有したり後から更新したりもしやすいよ。
3.9
比較
6

写真館・記念品サービスの巻物・額装プラン

記念品・仕立ての専門

費用 仕立て代が中心・装丁で変動 向く人 贈り物・記念に残したい 注意 調査は含まないことが多い
できあがった家系図の情報を、巻物・額装・冊子などの記念品として美しく仕立ててくれるサービス。還暦や長寿のお祝い、ご両親への贈り物として「形に残したい」ときにぴったりだよ。和紙の巻物や上質な額装など、仕上げの選択肢が豊富なのが強み。注意点は、多くは「仕立て」が中心で、戸籍の収集・調査は含まないことが多いこと。先に自分で(または専門サービスで)家系の情報を整えてから頼むのが基本だよ。装丁の素材・サイズで費用が変わるので、見本と総額を確認してから注文してね。大切な記録だから、原本のデータは手元にも残しておこう。
3.8
比較
7

図書館・郷土資料・寺院(過去帳)で江戸期以前を調べる

さらに昔をたどる調査

費用 資料閲覧は無料〜・調査は別途 向く人 戸籍より前まで知りたい 注意 確実にたどれるとは限らない
戸籍でたどれる江戸末期より前を知りたいときの「次の一手」。お寺の過去帳、お墓の墓誌、図書館の郷土資料・地方史、古文書などを調べて、さらに昔の先祖の手がかりを探す方法だよ。図書館の資料閲覧は無料のことが多く、まずは自分の本家の地域の郷土史を当たるのが入口。注意点は、過去帳はお寺や個人の大切な記録で、個人情報保護の観点から見せてもらえないことも多いこと。必ず丁寧にお願いし、ご先祖や檀家さんへの配慮を忘れずに。確実にたどれる保証はなく、専門の調査になると費用も時間も大きくなる(約50万〜200万円のことも)。まずは戸籍を取り切ってから、無理のない範囲で楽しんでね。
3.7

※ 評価は編集部による5基準(費用のわかりやすさ・戸籍の調査力・解読のしやすさ・仕上がりと記念性・個人情報の安心)の総合判断だよ(2026年6月時点)。費用相場は目安で、さかのぼる代数・本籍地の数・範囲・仕上げ・地域で変わるよ。最新の料金・サービス内容は各社の公式・見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

作り方・業者の選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、家系図づくりで迷いやすい5点を基準にしてるよ。あなたがどれを重視するかを決めると、合う作り方が見つかるはず。

① 費用とその仕組み

戸籍代込みか別か、系統数・代数で変わるか。総額と内訳をそろえて比較。

② 戸籍の調査力

全国の役所への請求や、江戸期以前の現地・文献調査にどこまで対応できるか。

③ 解読のしやすさ

くずし字・旧字の古い戸籍を読み解けるか。自分でやるなら解読の手間も考える。

④ 仕上がりと記念性

データ・紙・巻物・額装など、残したい形に仕立てられるか。贈り物にするかも。

⑤ 個人情報の安心

家系図は個人情報のかたまり。管理体制・実績・委任の扱いが信頼できるか。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どう作れば?」を一発で。あなたにいちばん合う作り方はこれだよ。

きれいに残したい・調査もおまかせ

仕上がり重視

推し専門サービス

収集から装丁まで一括。個人情報の管理を確認。

相続とあわせて整えたい

戸籍+手続き

推し行政書士事務所

戸籍と相続に精通。系統数で費用が変わる。

費用を抑えてじっくり

最安で自作

推し自分で戸籍を取り寄せ

戸籍代中心で約1〜3万円。手間と時間はかかる。

戸籍集めだけが大変

手間を分担

推し取得代行+自分で作図

収集はプロ、図は自分で。バランス型。

見た目を自由に整えたい

パソコンで

推し作図ソフト・アプリ

無料〜数千円。修正・共有がしやすい。

江戸期より前まで知りたい

さらに昔へ

推し図書館・郷土資料・寺院

過去帳・古文書を調査。配慮を忘れずに。

05CHAPTER 05

【重要】家系図づくりの注意点と、戸籍・個人情報のルール

家系図作成は資格がなくてもできる

意外かもしれないけど、観賞用・記念用の家系図を作ること自体は、行政書士の独占業務ではないと最高裁が判断しているよ(平成22年の判決)。つまり、資格がなくても自分で作れるし、いろいろな業者がサービスを出しているの。だから業者は資格の有無だけで選ばず、戸籍解読の実績・チェック体制・個人情報の管理・料金の明朗さで見極めてね。家系図はご先祖の名前・続柄・本籍などが並ぶ個人情報のかたまり。人手が少なくチェックが甘い業者だと間違いが起きやすく、情報管理も不安なことがあるよ。

戸籍の取り寄せと委任のこと

これだけは押さえて:直系の先祖(親・祖父母…)の戸籍は子孫本人なら請求できる。傍系(おじ・おば・いとこ等)は委任状や正当な理由が必要で、取れないこともあるよ ②観賞用の家系図づくりでは、業者は行政書士の職務上請求を使えない=戸籍は依頼者本人の委任で取得するので、委任状や本人確認の準備が要る ③2024年からの広域交付で本籍地以外の窓口でも直系の戸籍をまとめて請求できるけど、窓口で本人が・コンピュータ化前の古い戸籍は対象外、などの条件があるよ。

高額プラン・契約トラブルに気をつけて

調査の範囲を広げるほど費用は上がり、江戸期より前の現地調査・文献調査は約50万〜200万円になることもあるよ。「もっと昔まで分かります」と追加調査をすすめられたら、範囲と総額を書面で確認し、その場で即決しないのが安心。前金を払ったのに進まない、見積もりより高い追加請求、といったトラブルも起こり得るので、契約内容(範囲・納期・納品形式・追加費用の扱い)をはっきりさせてから依頼してね。困ったときは消費者ホットライン「188(いやや)」に相談できるよ。お墓やお寺の過去帳を調べるときは、ご先祖や檀家さん・お寺への配慮を忘れず、丁寧にお願いしようね。

こんな点に気をつけてね

  • 1業者は資格より中身で選ぶ — 戸籍解読の実績・個人情報の管理・料金の明朗さ(戸籍の実費を含むか)を確認
  • 2戸籍は委任で取得 — 観賞用は職務上請求が使えず本人の委任が必要。傍系は取れないことも・広域交付には条件あり
  • 3高額な追加調査は即決しない — 範囲・総額を書面で確認。過去帳調査は配慮を。困ったら消費者ホットライン188

06CHAPTER 06

初めてでも安心・家系図の作り方3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。自分の戸籍から出発 → 古い戸籍を読み解く → 図にまとめて仕上げるの3ステップだよ。焦らず、できるところからで大丈夫。

  1. 自分の戸籍から出発:まず自分の本籍地で自分の戸籍を取る。そこに書かれた「前の本籍」をたどって、除籍謄本・改製原戸籍など古い戸籍を、直系の先祖ぶん一代ずつ請求していく。請求時は「さかのぼれるだけすべて」と伝えるとまとめて出してもらえることが多いよ。
  2. 集めた戸籍を読み解く:古い戸籍はくずし字・旧字で読みにくいので、続柄・名前・生没年・本籍を一つずつ整理。難しければ解読だけ専門家に頼む手もある。誰が誰の子か、つながりをメモにまとめておこう。
  3. 図にまとめて仕上げる:整理した内容を、ソフト・アプリ・手書き、または業者の装丁で家系図に。残したい形(データ・紙・巻物・額装)を決めて仕上げる。原本のデータは手元にも保存しておくと安心だよ。

作成・依頼の前チェックリスト(これだけ確認すれば安心)

  • 自分の本籍地・筆頭者を確認し、まず自分の戸籍を取り寄せた
  • どこまで遡りたいか(直系のみ/家系全体)と、仕上げ(データ・紙・巻物・額装)の希望を決めた
  • 業者に頼むなら、戸籍解読の実績・個人情報の管理・料金(戸籍の実費を含むか)を確認し、総額を書面でもらった
  • 観賞用の家系図では戸籍は本人の委任で取得=委任状・本人確認の準備をした(傍系は取れないことも確認)
  • 高額な現地調査・装丁プランは範囲と総額を確認し即決しないと決めた(困ったら消費者ホットライン188)

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

家系図作成の費用相場はどのくらい?

結論:自分で戸籍を取り寄せて作るなら約1万〜3万円(古い戸籍の通数で変わる)、戸籍取得を代行してもらい自分で作図すると約3万〜8万円、専門サービスや行政書士に直系を戸籍ベースでまとめてもらうと約5万〜15万円が目安。家系全体や巻物・高級装丁のフルプランは約15万〜30万円。さらに江戸時代より前を現地調査・文献調査でたどると約50万〜200万円になることもあるよ。戸籍は1通あたり現在の戸籍450円・除籍/改製原戸籍750円。総額と『何が含まれるか(戸籍の実費を含むか)』をそろえて比べてね。

家系図は自分で作れる?手順は?

結論:観賞用・記念用の家系図は資格がなくても自分で作れるよ。手順は、①まず自分の本籍地で自分の戸籍を取る→②そこに書かれた前の本籍をたどって、除籍謄本・改製原戸籍など古い戸籍を一代ずつ取り寄せる→③集めた戸籍を読み解いて図にまとめる、の3ステップ。直系の先祖の戸籍は子孫本人なら請求できる。古い戸籍はくずし字・旧字で読みにくいので、難しければ解読だけプロに頼む手もあるよ。

家系図は何代前まで遡れる?

結論:戸籍だけでたどれるのは、だいたい5〜7代前・江戸時代の末期ごろまでが目安だよ。明治のはじめに戸籍制度ができたためで、それより前は戸籍が残っていないことが多いの。さらに昔の先祖を調べたいときは、お寺の過去帳・お墓の墓誌・郷土資料・古文書などを調べる必要があり、現地調査・文献調査になるので費用も時間も大きくなるよ。なお除籍は除籍になってから150年保存されるけど、保存期間が過ぎて廃棄されていると取れないこともあるんだ。

家系図作成は行政書士じゃないとダメ?業者の選び方は?

結論:観賞用・記念用の家系図作成そのものは、行政書士の独占業務ではないと最高裁が判断していて(平成22年)、資格がなくても作れるよ。だから業者は資格の有無より『戸籍解読の実績・チェック体制・個人情報の管理・料金の明朗さ』で選ぼう。家系図は個人情報のかたまりなので、扱いが不安な業者は避けてね。なお観賞用では行政書士の職務上請求は使えず、戸籍は依頼者本人の委任で取得するので、委任状や本人確認の準備が必要になるよ。

古い戸籍(除籍・改製原戸籍)はどうやって取り寄せる?

結論:まず自分の戸籍を取り、そこに載っている『前の本籍地』の役所へ、直系の先祖の分を順にさかのぼって請求するよ。窓口でも郵送でも取れて、請求時に『さかのぼれるだけすべて』と伝えると、その役所に残る分をまとめて出してもらえることが多いの。2024年からは『広域交付』で、本籍地以外の市区町村の窓口でも直系の戸籍をまとめて請求できるようになったよ。ただし窓口で本人が請求する・コンピュータ化される前の古い戸籍は対象外、といった条件があるから事前に役所へ確認してね。

家系図作成にかかる期間と、気をつけることは?

結論:戸籍を全国の役所から取り寄せるのに数週間〜数か月、解読・作図を含めると自分でやると数か月、業者依頼でもおおむね1〜3か月みておくと安心だよ。気をつけたいのは、①高額な現地調査・装丁プランは範囲と総額を書面で確認し即決しない、②前金や追加請求のトラブルに注意、③傍系(おじ・おばなど)の戸籍は委任状や正当な理由が必要で取れないこともある、こと。契約や請求で困ったら消費者ホットライン188に相談してね。