VOL. 200 2026 · JULY ISSUE キーボードの処分 比較ガイド

キーボードの処分方法と捨て方ランキング

結論:パソコン用のキーボードは 小型家電リサイクル法の対象 だから、無料で手放せる道がいくつもある のがうれしいところだよ。いちばん手軽なのは、公共施設や家電量販店にある 小型家電回収ボックス。入る大きさなら無料で入れられるの。入らないときは 不燃ごみ・小さな金属ごみ、フルサイズで大きいものは 粗大ごみ(有料)になる地域もあるよ。パソコン本体もまとめて手放すなら、本体と一緒にメーカー回収 へ出せば付属のキーボードも一緒に引き取ってもらえることが多いの。人気のメカニカルキーボードや高級モデルは 買取・フリマ で次の人へ回せることもあるよ。「費用・手間と時間・売れる/ゆずれるか・確実さ・安全」の5基準で、あなたに合う手放し方が見つかるようにまとめたよ。押さえたいのは、無線タイプは必ず電池を抜くこと、そして 楽器の電子キーボードはまったく別の扱い になること、この2つだよ。

平均閲覧時間:約9分

  • 01まず「無料の道」をさがす — 小型家電回収ボックス・不燃ごみ・本体と一緒のメーカー回収なら無料のことが多いよ。区分は自治体で確認してね
  • 02無線タイプは電池を抜く — 乾電池は自治体の区分へ、充電式は充電式電池のリサイクルBOXへ。電池の処分もあわせて見てみてね
  • 03本体もあるなら一緒に考える — パソコンごと手放すならパソコンの処分、まだ使えるならパソコン買取もどうぞ

01CHAPTER 01

キーボードは何ごみ?出し方の基本と費用の目安

結論:パソコン用のキーボードは小型家電リサイクル法の対象品目で、多くの自治体では「不燃ごみ」か「小型家電」として無料で手放せるよ。分かれ道になるのは大きさで、一辺30cm前後を目安に、それより小さければ不燃ごみや小さな金属ごみ、大きければ粗大ごみ(有料)という分け方をしている自治体が多いの。テンキーつきのフルサイズキーボードは横幅が40cm以上あることも多いから、地域によっては粗大ごみになることもあるよ。逆に、コンパクトなキーボードやマウスなら、公共施設・家電量販店などに置かれた小型家電回収ボックスにそのまま入れられることも。投入口はおおむね15×30cm程度だから、そこに入るかどうかがひとつの目安だね。ただしキーボードを回収ボックスの対象にしている自治体と、していない自治体があるから、まずはお住まいの分別辞典やごみ分別アプリで「キーボード」を調べるのがいちばんの近道だよ。

キーボードならではのポイントが3つあるの。ひとつめは無線タイプの電池。乾電池は必ず抜いて自治体の区分へ、充電式(リチウムイオン電池)を内蔵しているものはそのままごみに出さないでね(くわしくは安全・トラブル回避で)。ふたつめはデータの心配がほとんどいらないこと。キーボードは打った信号を送っているだけで、入力した内容はパソコン側に保存されるから、本体のような消去作業はいらないの(マクロ機能つきや指紋センサーつきは例外だよ)。みっつめは、楽器の電子キーボードとはまったく別の品目だということ。ピアノのような鍵盤楽器の処分は電子ピアノ・電子キーボードの処分にまとめているから、そちらを見てね。パソコン本体もまとめて手放すならパソコンの処分、モニターやプリンターも一緒ならモニターの処分プリンターの処分もどうぞ。ほかの品目は処分・回収の一覧にまとめているよ。

小型家電回収ボックス

無料。投入口はおおむね15×30cm程度で、入る大きさならそのまま投入。公共施設・家電量販店などに設置。キーボードが対象かは自治体で確認してね。

不燃ごみ・小さな金属ごみ

無料(袋代くらい)。一辺30cm前後までなら不燃ごみで出せる自治体が多いよ。ケーブルの扱いや区分名は地域で違うから確認してね。

粗大ごみ(戸別収集・持ち込み)

有料。手数料 約200〜500円/1点の例(自治体・サイズで300〜1,000円ほど)。大きいフルサイズや本数が多いときの道。持ち込みで安くなる自治体も。

パソコン本体と一緒にメーカー回収

本体の回収に付属品として同こんできる例が多いよ。キーボード単体では受け付けないのが普通。本体もまとめて手放すときに。

宅配回収サービス

箱に詰めて送るだけ。自治体と連携した事業者や、国の認定を受けた事業者があるよ。無料の枠がある例も、送料や箱代がかかる例もあるから条件を確認してね。

買取・フリマ/不用品回収業者

人気モデルは収入になることも(金額は型番・状態で大きく変わるよ)。業者は単品 総額約3,000円〜、積み放題 約1万〜2万円の例。許可の確認を。

料金は「目安」だよ:キーボードは無料で手放せる道が多いのが特徴だから、いきなり有料の方法を選ばなくて大丈夫。まずは自治体の分別辞典で「キーボード」を確認して、回収ボックスか不燃ごみで出せるかを見てみてね。出す前に無線タイプは電池を抜くのを忘れずに。人気モデルや高級モデルは捨てる前に査定に出すと、思わぬ収入になることもあるよ。

キーボードの処分の費用かんたん試算(めやす)

手放し方をタップすると、すぐ下に費用のめやすが出るよ(送信ボタンはいらないの)。上で紹介した目安を、そのまま表示するざっくり計算だよ。

  • どうやって手放す?
費用のめやす:無料(小型家電回収ボックス/投入口はおおむね15×30cm程度・キーボードが対象かは自治体で確認)
※本文で紹介した目安をそのまま表示するざっくり計算だよ。地域やキーボードの大きさ・状態で変わるから、実際の金額や区分は自治体の案内や各窓口・見積もりで確認してね。

02CHAPTER 02

キーボードの処分方法ランキング7【2026年7月】

編集部が「費用・手間と時間・売れる/ゆずれるか・確実さ・安全」の5基準で、多くの人にとって失敗しにくい順に並べたよ。キーボードの大きさ・本数・パソコン本体もあるか・売れそうかで選んでね。料金や区分は目安で、地域で変わるよ。どの方法でも、無線タイプは電池を抜くことと、マクロや指紋の登録があるモデルはリセットしておくことは共通だよ。

目的で絞り込み
比較
1

小型家電回収ボックスに入れる(無料)

いちばん手軽な無料の道。入る大きさなら、行って入れるだけだよ

費用 無料 向く人 コンパクトなキーボード・すぐ手放したい 注意 投入口のサイズ・自治体で対象品目が違う
編集部おすすめ迷ったら
キーボードは小型家電リサイクル法の対象品目だから、市役所・区役所や図書館などの公共施設、家電量販店などに置かれた小型家電回収ボックスに入れられることが多いよ。費用は無料で、申し込みも収集日待ちもいらないのがいちばんの強み。投入口はおおむね15×30cm程度のことが多いから、コンパクトなキーボードやマウス、ケーブル類ならそのまま入れられるの。中に入っている金属資源がリサイクルに回るのもうれしいところだよ。気をつけたいのは、キーボードを対象にしているかどうかが自治体でまちまちなこと。受け付けている地域もあれば、対象外にしている地域もあるの。行ってから入れられないと二度手間だから、お住まいの自治体の案内で「対象品目」と「設置場所」を先に確認してから持って行ってね。無線タイプは電池を抜いてから入れよう。
4.6
比較
2

不燃ごみ・小さな金属ごみで出す

収集日に出すだけ。多くの地域でいちばん身近な無料の道だよ

費用 無料(袋代のみ) 向く人 30cm前後までの大きさ・回収ボックスが遠い 注意 区分名と大きさの目安は地域差
回収ボックスが近くにないときや、投入口に入らないときは、自治体の「不燃ごみ」「小さな金属類」「燃やせないごみ」として出せる地域が多いよ。費用は無料(指定袋の袋代くらい)で、収集日に出すだけだから手間もかからないの。目安になるのは一辺30cm前後で、それより小さければ不燃ごみで受け付ける自治体が多いよ。ただ、区分名は「不燃ごみ」「金属ごみ」「小型家電」「危険・有害ごみ」など地域でさまざまだし、キーボードを小型家電として別に集めている自治体もあるの。ケーブルを切って別区分にする地域もあるから、勝手に判断せずに分別辞典で「キーボード」を引くのが確実だよ。フルサイズで40cm以上あるものは粗大ごみになることもあるから、大きさをはかってから決めようね。
4.4
比較
3

粗大ごみで出す(大きい・本数が多い)

大きいフルサイズや本数が多いときの確実な道。有料だけど迷わないよ

費用 約200〜500円/1点の例 向く人 大きいキーボード・まとめて何枚も 注意 申し込み・手数料・収集日待ち
テンキーつきのフルサイズや、ゲーミング向けの大きなキーボードは、一辺が30cmや50cmを超えることがあって、その場合は粗大ごみになる自治体もあるよ。事前に申し込んで、手数料を払って収集日に出す流れで、料金は1点あたり約200〜500円ほど(自治体やサイズで300〜1,000円ほどの幅)が目安。処理施設へ自分で持ち込むと、戸別収集より安くなる自治体もあるの。迷わず確実に手放せるのがこの道のよさで、パソコン本体・モニター・プリンターなど大きなものが一緒に出るときも、同じ申し込みでまとめて出せることが多いよ(本体やモニターは別ルートになる地域もあるから確認してね)。有料ではあるけれど、「回収ボックスに入らない」「不燃ごみでは受け付けてもらえなかった」というときの確実な受け皿として覚えておくと安心だよ。
4.3
比較
4

パソコン本体と一緒にメーカー回収へ出す

本体ごと手放すならこれ。付属のキーボードも一緒に引き取ってもらえることが多いよ

費用 本体の回収に含まれる例が多い 向く人 パソコン本体も同時に処分する 注意 キーボード単体では受け付けないのが基本
家庭用のパソコン本体は、資源有効利用促進法にもとづいてメーカーが回収する仕組みがあるの。このとき、本体に付属していたキーボード・マウス・ケーブルも一緒に同こんできる扱いにしているメーカーが多いよ。だからパソコンごと手放すタイミングなら、キーボードの行き先を別に考えなくてすむのがラク。パソコン本体に「PCリサイクルマーク」が付いていれば、回収の申し込みで追加の料金がかからない場合が多いのも心強いところだよ。気をつけたいのは、キーボードだけを送っても受け付けてもらえないのが基本だということ。単体で手放したいなら、回収ボックスや不燃ごみ、宅配回収のほうが早いの。同こんできる範囲や申し込み方法はメーカーごとに違うから、お使いのメーカーの案内で確認してね。パソコン本体の出し方はパソコンの処分にくわしくまとめているよ。
4.1
比較
5

宅配回収サービスに箱で送る

家から出ずに手放せる道。周辺機器をまとめて箱に詰められるよ

費用 無料の枠がある例/送料が要る例も 向く人 外に持ち出しにくい・周辺機器が多い 注意 対象品目・箱のサイズ・料金条件を先に確認
小型家電を宅配で回収してくれるサービスもあるよ。段ボールに詰めて集荷を頼むか発送するだけで、家から出ずに手放せるのが便利。自治体と連携している事業者や、国の認定を受けた小型家電リサイクル事業者があって、自治体のホームページから案内されていることも多いの。1箱の中なら何を詰めてもいいという形が多いから、キーボード・マウス・ケーブル・古い周辺機器をまとめて片づけたいときにぴったりだよ。料金は、無料の枠がある例もあれば、送料や箱代がかかる例もあって、事業者や自治体の取り決めでかなり違うの。パソコン本体が入っていれば無料、といった条件を付けているところもあるから、申し込む前に「対象品目・箱のサイズ・料金の条件」を必ず確認してね。ハードディスクなどデータの入るものを同こんするときは、消去の扱いも合わせて見ておくと安心だよ。
4.0
比較
6

人気モデル・高級モデルは買取・フリマで売る

メカニカルや静電容量無接点なら、捨てる前に査定してみて

費用 収入になることも 向く人 動く・きれい・人気モデル/高級モデル 注意 金額は型番・状態で大きく変わる
キーボードは中古で探している人がいるジャンルだよ。とくにメカニカル式・静電容量無接点方式・ゲーミング向けのモデルや、生産が終わって手に入りにくくなった人気モデルは、状態がよければ買取店やフリマアプリで次の人に渡せることがあるの。逆に、パソコンにおまけで付いてきた薄型のキーボードは値が付きにくいから、無理に手間をかけず自治体のごみや回収ボックスへ回すほうが早いよ。金額は型番・年式・キースイッチの種類・状態・付属品でかなり変わるから、相場を決め打ちせずにまず査定に出して金額を見てから決めるのが確実だよ。売る前には、キーの間のほこりを掃除する・元箱や説明書、専用ケーブルをそろえる・型番がわかる写真を撮ると印象がよくなるの。マクロや指紋を登録しているモデルは、渡す前に必ずリセットしてね。パソコン本体もまとめて売るならパソコン買取もどうぞ。
3.8
比較
7

不用品回収業者にまとめて頼む(大量・引越し)

パソコン周りごと一気に片付けたいときに。許可の確認は必ずしてね

費用 単品 総額約3,000円〜の例 向く人 本体・モニターも一緒・引越し 注意 一般廃棄物の許可を確認
キーボードだけなら無料の道がいくつもあるから、業者に頼むのはパソコン本体・モニター・プリンター・机まで一気に片付けたいときや、引越し・実家の整理のときが中心だよ。運び出しまで任せられるのが強み。料金は単品だと総額約3,000円〜の例、軽トラック・2tトラックの積み放題 約1万〜2万円の例があるけれど、キーボード1枚のために呼ぶと割高になるから、あくまで「ほかの不用品もまとめて」向きだよ。いちばん大事なのは業者選びで、家庭ごみの回収には市区町村の一般廃棄物処理業の許可(または委託)が必要なの。「無料回収」をうたって積み込み後に高額請求する手口や不法投棄のトラブルが報告されているから、許可の有無と総額見積もりを必ず確認してね(国民生活センターへの相談は2020年度1,788件→2021年度2,231件と増加)。パソコン本体を渡すときはデータを消してからにしよう。くわしくは不用品回収の費用相場と業者の選び方もどうぞ。
3.6

※ 評価は編集部による5基準(費用・手間と時間・売れる/ゆずれるか・確実さ・安全)の総合判断だよ(2026年7月時点)。料金・区分は目安で、自治体やキーボードの大きさ・状態で変わるよ。最新の情報は各自治体・各窓口の公式で確認してね。

03CHAPTER 03

キーボードの手放し方の選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、キーボードの処分で迷いやすい5点を基準にしてるよ。あなたのキーボードの大きさ・本数・本体もあるか・売れそうかに合わせて、重視する基準を決めると選びやすいの。

① 費用

回収ボックス・不燃ごみ・本体と一緒のメーカー回収なら無料のことが多いよ。粗大ごみは1点約200〜500円ほどで有料。人気モデルは買取で収入になることも。

② 手間と時間

その場で入れるか、収集日を待つか、箱に詰めて送るか。すぐ片付けたいか、少し時間をかけても収入につなげたいかで選ぼう。

③ 大きさと本数

投入口(15×30cm程度)に入るなら回収ボックス、30cm前後までなら不燃ごみ、フルサイズや本数が多いなら粗大ごみ、が目安だよ。

④ 本体も一緒か

パソコン本体も手放すなら、付属品としてメーカー回収に同こんできる例が多いよ。モニターやプリンターも出るなら業者にまとめる手も。

⑤ 安全(電池・登録情報)

無線タイプは電池を抜く(充電式はリサイクルBOXへ)。マクロや指紋を登録したモデルはリセット。「無料回収」トラックの高額請求にも注意してね。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どれを選べば?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う手放し方はこれだよ。

コンパクト・すぐ手放したい

無料でその場で

推し小型家電回収ボックス

投入口15×30cm程度に入れば無料。設置場所と対象品目を先に確認してね。

回収ボックスが近くにない

収集日に出すだけ

推し不燃ごみ・小さな金属ごみ

一辺30cm前後までなら無料の地域が多いよ。区分名は分別辞典で確認を。

フルサイズ・本数が多い

確実に手放す

推し粗大ごみ

手数料約200〜500円/1点の例。ほかの大きな不用品と一緒に出せることも。

パソコン本体も処分する

まとめて片づく

推し本体と一緒にメーカー回収

付属のキーボード・マウスも同こんできる例が多いよ。単体では不可が基本。

メカニカル・高級モデル

捨てずに収入に

推し買取・フリマ

金額は型番・状態で大きく変わるから、まず査定に出して確かめてね。

本体・モニターも大量に

まとめて片付け

推し不用品回収業者

運び出し込みで楽。許可のある業者へ・総額見積もりを確認してね。

05CHAPTER 05

【重要】キーボードの処分で気をつけたい「電池」「登録情報」「悪質業者」

無線タイプは必ず電池を抜く——充電式は発火のもとになるよ

キーボードの処分でいちばん大事なのが、無線(ワイヤレス)タイプの電池だよ。乾電池タイプなら、電池を取り出して自治体の区分(乾電池は別に集めている地域が多いよ)へ。問題は充電式のリチウムイオン電池を内蔵しているタイプで、そのままごみに出すと、収集車の中で押しつぶされたり、処理施設の破砕機で衝撃が加わったりして発火することがあるの。リチウムイオン電池が関係する火災は、令和4年度4,260件から令和5年度8,543件へ増えたという報告もあるよ。取り外せる電池は、家電量販店・ホームセンター・公共施設などに置かれた充電式電池のリサイクルBOXへ持って行ってね。電池が膨らんでいるときは無理に外そうとせず、自治体やメーカー・販売店に相談してね。電池の出し方は電池の処分にくわしくまとめているよ。

出す前のひと手間:電池ボックスを開けて乾電池を抜く(電池の向きを確認して、電極にテープを貼っておくと安心) ②充電式内蔵タイプは取り外せるかを説明書で確認し、外せたらリサイクルBOXへ ③外せないときは自治体に相談し、「電池内蔵」と伝えて指示に従う ④膨らんだ電池は無理に触らない。キーボードは電池が見つけにくい形のものもあるから、裏返して電池ぶたやネジを確かめてみてね。

データは残らないけれど、「登録した設定」はリセットしておこう

キーボードは打った信号を送っているだけだから、入力した内容がキーボードに残ることは基本的にないの。パソコン本体を手放すときのようなデータ消去はいらないよ。ただし例外があって、キーに操作を割り当てられるゲーミングキーボードやマクロ機能つきのモデルは、登録した内容がキーボード内のメモリーに保存されることがあるの。よく使う文章やIDを登録していた場合は、専用アプリから設定をリセットしてから手放してね。指紋センサーつきのモデルは登録した指紋の削除を、無線タイプはパソコン側のペアリング(機器の登録)解除もしておくと、次に使う人が困らないよ。パソコン本体のデータ消去のやり方はパソコンの処分にまとめているから、本体も一緒に手放すならそちらも見てね。

「無料回収」トラックと無許可業者に注意

これだけは確認:市区町村の一般廃棄物処理業の許可(または委託)があるか——家庭の不用品の収集運搬に必要な許可で、産業廃棄物の許可だけでは家庭ごみを扱えないの ②「無料」をうたっていないか——積み込み後に運搬費・出張費の名目で高額請求する手口が典型例 ③総額の見積もりを書面でもらえるか。国民生活センターには不用品回収サービスの相談が2020年度1,788件→2021年度2,231件へ増えたという報告があるよ。困ったら消費者ホットライン「188(いやや)」へ。訪問での契約や買取は特定商取引法のクーリング・オフ(8日間)の対象になる場合もあるから、書面は保管してね。

「軽トラック7,000円」の広告を見て頼んだのに当日25万円を請求された、といった高額請求の事例が報告されているの。キーボードだけなら無料の道がいくつもあるから、そもそも急いで業者を呼ばなくていいのがこの品目のいいところだよ。パソコン周りをまとめて頼むときだけ、許可と見積もりをしっかり確認してね。玄関先で「使っていないパソコンや周辺機器を売って」と迫る押し買い(訪問購入)にも注意して。押し買いも訪問購入としてクーリング・オフ(8日間)の対象になることがあるから、その場で慌てて渡さないでね。不用品回収業者の選び方に見分け方をくわしくまとめているから、ほかの不用品とまとめて頼む前に読んでみてね。

こんな点に気をつけてね

  • 1無線タイプは電池を抜く——乾電池は自治体の区分へ、充電式はリサイクルBOXへ。膨らんだ電池は無理に触らず相談してね
  • 2マクロ・指紋の登録はリセット——ふつうのキーボードにデータは残らないけれど、登録した設定は消してから手放そう
  • 3「無料回収」トラック・押し買いに注意——キーボードは無料の道が多いから急がなくて大丈夫。困ったら188に相談してね

06CHAPTER 06

初めてでも安心・キーボードの手放し方3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。電池と設定をかたづける → 大きさをはかって区分を調べる → 手放し方を決めて出す・売るの3ステップだよ。キーボードは「無料で手放せる道」からさがすのがコツだからね。

  1. 電池と設定をかたづける:裏返して電池ぶたを確認し、乾電池は抜いて自治体の区分へ。充電式は取り外してリサイクルBOXへ(外せない・膨らんでいるときは自治体や販売店に相談)。マクロや指紋を登録しているモデルは専用アプリからリセット、無線タイプはパソコン側のペアリング解除もしておこう。
  2. 大きさをはかって区分を調べる:横幅と奥行きをはかって、投入口(15×30cm程度)に入るか一辺30cm前後までかを確認。自治体の分別辞典やごみ分別アプリで「キーボード」を引いて、回収ボックスの対象か・不燃ごみか・粗大ごみかを見ておこう。ケーブルの扱いも一緒に確認しておくと安心だよ。
  3. 手放し方を決めて出す・売る:入るなら回収ボックス(無料)、入らないなら不燃ごみ(無料の地域も)、大きいなら粗大ごみ(有料)。パソコン本体も出すならメーカー回収に同こん、外に持ち出しにくいなら宅配回収。メカニカルや高級モデルは捨てる前に査定へ。本体・モニターもまとめてなら、許可のある回収業者に見積もりをお願いしよう。

手放す前チェックリスト(これだけ確認すれば安心)

  • 無線タイプの電池を抜いた(乾電池は自治体の区分へ・充電式はリサイクルBOXへ・膨らんだ電池は相談)
  • マクロや指紋を登録しているモデルは、専用アプリから設定をリセットした
  • 横幅と奥行きをはかって、回収ボックスの投入口(15×30cm程度)や一辺30cm前後の目安と見比べた
  • 自治体の分別辞典で「キーボード」の区分(回収ボックス/不燃/小型家電/粗大)とケーブルの扱いを確認した
  • パソコン本体も処分するなら、メーカー回収に付属品として同こんできるかをメーカーの案内で確認した
  • メカニカル・静電容量無接点・ゲーミングなど人気モデルは、捨てる前に査定に出すか検討した(パソコン買取も確認)
  • 本体・モニターもまとめて業者に頼むなら、一般廃棄物の許可と総額見積もりを確認した(「無料回収」トラックに注意・困ったら188)

08CHAPTER 08

あわせて聞かれる質問(FAQ)

パソコンのキーボードは何ごみ?不燃ごみ?粗大ごみ?

結論:多くの自治体で「不燃ごみ」か「小型家電」として無料で出せるよ。キーボードは小型家電リサイクル法の対象品目で、一辺30cm前後を目安に、それより小さければ不燃ごみや小さな金属ごみ、大きければ粗大ごみ、という分け方をしている自治体が多いの。ただしフルサイズのキーボードは横幅が40cm以上あることも多くて、その場合は粗大ごみ扱いになる地域もあるよ。小型家電回収ボックスに入れられるかどうかも自治体でまちまちだから、まずはお住まいの分別辞典やごみ分別アプリで「キーボード」を調べてみてね。マウスやケーブルも同じ扱いになることが多いよ。

パソコン本体と一緒にキーボードも引き取ってもらえる?

結論:本体を出すときに一緒なら、付属のキーボード・マウスも引き取ってもらえることが多いよ。家庭用のパソコン本体は資源有効利用促進法にもとづいてメーカーが回収する仕組みがあって、そのとき本体に付属していたキーボードやマウス、ケーブルも同こんできる扱いにしているメーカーが多いの。ただし「本体と一緒のときだけ」で、キーボードだけを送っても受け付けてもらえないのが普通だよ。キーボード単体なら、自治体の小型家電回収か宅配回収サービスが早いの。パソコン本体の出し方はパソコンの処分のページにまとめているよ。

無線キーボードの電池はどうすればいい?

結論:出す前に必ず電池を抜いてね。乾電池タイプなら電池を取り出して、自治体の電池の区分(乾電池は別回収の地域が多いよ)へ。充電式(リチウムイオン電池)を内蔵しているタイプは、そのままごみに出すと収集車や処理施設で押しつぶされて発火することがあるの。リチウムイオン電池が関係する火災は令和4年度4,260件から令和5年度8,543件へ増えたという報告もあるよ。取り外せる電池は、家電量販店やホームセンター、公共施設などにある充電式電池のリサイクルBOXへ。電池が膨らんでいるときは無理に外さず、自治体や販売店に相談してね。

キーボードにデータは残る?初期化は必要?

結論:ふつうのキーボードにデータは残らないから、パソコン本体のような消去作業はいらないよ。文字を打つ信号を送っているだけで、入力した内容は本体側に保存されるからね。ただし例外があって、キーに操作を登録できるゲーミングキーボードやマクロ機能つきのモデルは、登録した内容がキーボード内に残ることがあるの。専用アプリから設定をリセットしておくと安心だよ。指紋センサーつきのモデルは登録した指紋の削除を、無線タイプはパソコン側のペアリング解除もしておこうね。

キーボードを無料で手放す方法はある?粗大ごみだといくら?

結論:小型家電回収ボックス・不燃ごみ・パソコン本体と一緒のメーカー回収なら、無料で手放せることが多いよ。回収ボックスは公共施設や家電量販店などに置かれていて、投入口はおおむね15×30cm程度。入る大きさなら無料で入れられるの。粗大ごみになる場合は、1点あたり約200〜500円が目安(自治体やサイズで300〜1,000円ほどの幅があるよ)。処理施設へ自分で持ち込むと安くなる自治体もあるの。金額と区分は地域でかなり変わるから、自治体の案内で確認してね。

パソコン周辺機器をまとめて処分したい。「無料回収」トラックは大丈夫?

結論:キーボード・マウス・本体・モニターをまとめて手放すなら不用品回収業者に頼む方法もあるけれど、業者選びは慎重にね。料金は単品で総額約3,000円〜、積み放題で約1万〜2万円の例があるよ。気をつけたいのが「無料回収」をうたって回るトラックやチラシで、積み込んだ後に高額を請求されたり、不法投棄につながったりするトラブルが報告されているの。国民生活センターへの不用品回収の相談は2020年度1,788件→2021年度2,231件と増えているよ。家庭ごみの回収には市区町村の一般廃棄物処理業の許可が必要だから、許可の有無と総額見積もりを必ず確認してね。困ったら消費者ホットライン「188」へ。