05CHAPTER 05
失敗を防ぐ注意点——出す前に読んでね
電子ピアノは家電リサイクル法の「対象外」——粗大ごみでOKだよ
結論:家電リサイクル法の対象はエアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の4品目だけで、電子ピアノは含まれないの。だからリサイクル料金は不要で、自治体の粗大ごみに出せるよ。テレビや冷蔵庫と一緒に実家を片付けるときは、ルートが別になることだけ覚えておいてね——4品目の正しい出し方は家電リサイクルの記事が詳しいの。注意したいのは自治体差——「電子ピアノ」の品目があるか、サイズ・重さの上限、料金は自治体ごとに違うから、申し込み時に型番・寸法・重さを伝えて確認するのが確実だよ。
搬出は無理しない——30〜80kgは「家具より運びにくい」の
据置型の電子ピアノはおよそ30〜80kg。しかも重心が上半分に寄っていて、つかむ場所が少ないから、同じ重さのタンスより運びにくいんだ。階段や狭い廊下の搬出は大人2人でもけっこう危ないの。自分で運ぶのは「平屋・1階からの卓上型」までと考えて、据置型はスタッフが搬出してくれる出口(回収業者・出張買取・引き取りサービス)を選ぶのが安全だよ。どうしても自分で運ぶなら、①譜面台やペダルなど外せるパーツを外す ②軍手と養生(床・壁の保護)を用意 ③階段は必ず2人+声かけを守ってね。ネジで分解できる脚部以外の本体の解体は感電やけがのもとだから基本やらないで。
「無料回収」の宣伝とトラックの巡回には気をつけて
「不用品を無料で回収します」と巡回するトラックやチラシには、積み込んだあとで作業費・運搬費を請求された、回収品が山中に不法投棄されていたというトラブルが報告されているの。家庭の不用品を有料で回収するには、自治体の「一般廃棄物収集運搬業」の許可(または自治体の委託)が必要——古物商や産廃の許可だけでは家庭ごみは運べないんだ。頼む前に①許可の有無 ②料金の内訳(搬出費・階段料金込みか) ③追加料金の条件を確認して、書面やメールで見積もりを残してね。そして突然訪ねてくる買取・回収業者は家に上げないこと。訪問購入は特定商取引法のクーリングオフ(8日間)の対象で、期間内なら無条件で解除できるし、品物の引き渡しを拒める引渡拒絶権もあるよ。困ったら消費者ホットライン188に相談してね。
捨てる前の10秒チェック——「10年以内・音が出る」ならお金に変わるかも
処分を決める前に、本体のシールや銘板で製造年を見てほしいの。製造10年以内で全部の鍵盤から音が出るなら、買取で数千円〜10万円前後の値段がつく可能性があるよ。「処分費を払う」が「お金をもらう」に変わるなら、査定に出さない手はないよね。出張料・査定料は無料が基本だから、型番と製造年を伝えて事前査定を受けるだけならノーリスクなの。売り先の選び方と高く売るコツは電子ピアノ買取の記事にまとめてあるよ。10年を超えていても、まだ弾けるなら譲り合いや寄付という出口があるからね。
椅子・アダプタ・ヘッドホンの行き先も決めておこう
意外と忘れがちなのが付属品なの。高低自在椅子は多くの自治体で本体とは別の粗大ごみ扱い(別料金)だから、申し込みのときに椅子も一緒に伝えてね。ACアダプタやヘッドホン、ペダルなどの小物は小型家電回収ボックスや不燃ごみなど、自治体の区分に従って出すの。逆に買取や譲渡に出すなら付属品は捨てないで——椅子・アダプタ・取扱説明書が揃っているほど査定は上がりやすいし、譲り先にも喜ばれるよ。本体の出口を決めてから、付属品の行き先をセットで考えるのがスムーズなの。
こんな点に気をつけてね
- 1先に確認(自治体の品目・サイズ上限・料金は申込時に確認。椅子は別料金のことが多いよ)
- 2搬出は無理しない(据置型は30〜80kg。階段搬出はプロに任せて、腰と床を守ろうね)
- 3無料回収・飛び込みに応じない(許可と料金内訳を確認。クーリングオフ8日・困ったら188だよ)
✅処分前に確認することリスト:①型番と製造年をシールで確認する(10年以内なら買取査定へ) ②寸法と重さを測る ③自治体の受付可否と手数料を調べる ④搬出経路と人手を確保する ⑤椅子・アダプタの行き先を決める。この5つを押さえれば、はじめてでも迷わず手放せるよ。