VOL. 424 2026 · JUNE ISSUE パソコン処分 おすすめの方法

パソコン処分の費用相場と捨て方ランキング

結論:パソコンは資源有効利用促進法(PCリサイクル法)と小型家電リサイクル法の対象だから、粗大ごみや燃えないごみとしては出せないの。でも安心してね、手放す方法は意外とラクで安いよ。PCリサイクルマーク(2003年10月以降の家庭向け)が付いていればメーカー回収は無料国の認定を受けた事業者の宅配回収なら箱に詰めて送るだけで無料のことが多いの。何より大事なのは捨てる前のデータ消去——初期化だけでは復元されることがあるんだ。「無料で処分/データを安全に消す/売れるか試す/急ぎで片付ける」のどれを優先するかで最適解が変わるよ。「費用の安さ/手間の少なさ/データの安全/適正処理の安心/お得さ(売れる可能性)」の5基準で、処分方法をランキングしたよ。

平均閲覧時間:約9分

  • 01費用の目安 — PCリサイクルマークありなら無料、なしは1台3千〜4千円。宅配回収や自治体ボックスも無料の道があるの
  • 02大前提 — パソコンは粗大ごみで出せない。メーカー回収・認定事業者の宅配回収・自治体ボックスなどの正規ルートで
  • 03鉄則 — 捨てる前に必ずデータ消去。初期化だけでは不十分なことも。「無料回収」トラックは即決しないでね

01CHAPTER 01

パソコン処分はいくら?相場と捨て方の基本

結論:パソコンの処分費用は方法によって無料〜数千円で、選び方しだいでタダにもできるよ。ポイントはPCリサイクルマークの有無。2003年10月以降に売られた家庭向けパソコンにはマークが付いていて、メーカーの回収が無料なの(購入時にリサイクル料金が含まれているから)。マークがない(2003年9月以前の)パソコンは、回収再資源化料金が1台あたり3,000〜4,000円ほどかかるよ。さらに国の認定を受けた事業者の宅配回収なら、パソコンを箱に入れれば送料・処分費が無料のことが多いし、自治体の小型家電回収ボックスも無料なの。いちばんのポイントは、パソコンは粗大ごみや燃えないごみとしては出せないこと、そして捨てる前のデータ消去が必須なことだよ。

パソコンは資源有効利用促進法(PCリサイクル法)でメーカーに回収・再資源化が義務づけられていて、あわせて小型家電リサイクル法の対象でもあるの。だから自治体のごみとして出すのではなく、メーカーや認定事業者などの正規ルートで手放す仕組みなんだ。捨てる前にデータをしっかり消す手順はデジタル遺品整理の記事でもくわしく扱っているし、「まだ使えるけど調子が悪い」ならパソコン修理で直す道もあるよ。スマホも一緒に手放すならスマホ買取もチェックしてね。

費用と手間は「どのルートで手放すか」で変わるよ。下のカードでざっくり押さえてね。

マークありなら無料

PCリサイクルマーク(2003年10月以降の家庭向け)が付いていれば、メーカーの回収は無料だよ。

マークなしは有料

2003年9月以前のパソコンは、回収再資源化料金が1台3,000〜4,000円ほど。種類・メーカーで前後するの。

宅配回収も無料の道

国の認定を受けた事業者の宅配回収は、パソコンを箱に入れれば送料・処分費が無料のことが多いよ。

自治体ボックスは無料

市区町村の小型家電回収ボックスも無料。投入口に入るサイズが目安で、ノートやタブレット向きなの。

粗大ごみは不可

パソコンはリサイクル制度の対象。多くの自治体で粗大ごみ・不燃ごみには出せないんだ。

データ消去が大前提

手放す前に必ずデータ消去を。初期化だけでは復元されることもあるから、上書き消去か物理破壊が安心だよ。

数字は「目安」だよ:パソコンの処分費用は種類(デスクトップ・ノート・一体型)・PCリサイクルマークの有無・メーカー・依頼先・地域で変わるんだ。回収再資源化料金はメーカーが、宅配回収や業者の料金はそれぞれの事業者が決めているの。だから「総額でいくらか」「データ消去はどう扱うか」を頼む前に必ず確認してね。最新のリサイクル料金は各メーカーやパソコン3R推進協会(PC3R)の案内で確かめられるよ。

02CHAPTER 02

パソコンの処分方法ランキング7【2026年6月】

編集部が「費用の安さ・手間の少なさ・データの安全・適正処理の安心・お得さ(売れる可能性)」の5基準で、はじめてでも迷いにくい順に処分方法をまとめたよ。無料で済ませたいのか、データを確実に消したいのか、まだ動いて売れそうかで最適解が変わるから、フィルターも使ってみてね。金額はどれも目安で、種類・メーカー・地域によって変わるんだ。

目的で絞り込み
比較
1

国の認定を受けた事業者の宅配回収に出す(箱に詰めて送るだけ・パソコンを含めば無料のことも・データ消去サポートあり)

家から一歩も出ずに手放せる——箱に詰めて送るだけ、パソコンが入っていれば無料のことが多くてデータ消去も頼めるの

費用 パソコンを含めば無料のことが多い 向く人 手間なく無料で・データも安全に消したい人 注意 箱のサイズや無料条件は事前に確認
編集部おすすめはじめてに
いちばん手軽で安心なのが、小型家電リサイクル法のもとで国(環境省・経済産業省)の認定を受けた事業者の宅配回収だよ。流れは、ネットで申し込んで段ボールにパソコンを詰め、宅配便で送るだけパソコンが1台でも入っていれば、箱ごとの送料・処分費が無料になるサービスが多いの(パソコンを含まない箱は有料のことも)。家から運び出さなくていいから、大きなデスクトップでも、ノートでも、外に持ち出すのが大変な人にぴったりだよ。さらにうれしいのがデータ消去のサポート——消去ソフトを無料で用意してくれたり、有料でデータ消去証明書を発行してくれたりするの。回収されたパソコンは認定工場で金・銀・銅などの資源に戻されるから、適正処理の安心感もあるよ。コツは、無料になる条件(パソコン同梱・箱のサイズ・台数)と、データ消去をどこまで任せるかを申し込み前に確認すること。データは送る前に自分でも消しておくと、より安心だよ。
4.8
比較
2

メーカーの回収・リサイクルに申し込む(PCリサイクルマークがあれば無料・適正処理で安心)

そのパソコンを作ったメーカーに頼む正規ルート——マークがあれば無料で、確実に適正処理されるの

費用 マークありで無料・なしは1台3千〜4千円 向く人 メーカーがはっきりしている人 注意 データ消去は自分で行うのが基本
パソコンを作ったメーカーに回収を申し込むのが、PCリサイクル法に沿ったいちばんの正規ルートだよ。PCリサイクルマーク(2003年10月以降の家庭向け)が付いていれば、回収は無料。流れは、メーカーの窓口に申し込む→(マークがなければ料金を支払う)→「エコゆうパック」の伝票が届く→パソコンを梱包して郵便局に持ち込むか集荷を依頼する、というもの。マークがない(2003年9月以前の)パソコンは、回収再資源化料金が1台3,000〜4,000円ほどかかるよ(種類やメーカーで前後)。ディスプレイ一体型は、本体+ディスプレイ別々ではなく一体型の料金ひとつで済むの。メーカーが倒産・不明・自作パソコンのときは、パソコン3R推進協会(PC3R)が有料で受け付けているよ。ひとつ大事なのは、データ消去は自分で行うのが基本なこと——送る前に必ず消去してね。
4.7
比較
3

買取・リサイクルショップに売る(製造5年以内・動く新しめのパソコンはお金になることも)

まだ新しめで動くなら、捨てる前にこれ——処分費がかからず、むしろお金になることもあるの

費用 0円〜(買取ならプラスになることも) 向く人 製造5年以内・動く新しめのパソコンを手放す人 注意 売る前にデータ消去・古い/故障は処分扱い
パソコンが製造からおおむね5年以内できちんと動くなら、捨てる前に買取やリサイクルショップを検討してね。処分費がかからないどころか、新しめ・人気メーカー・スペックが高い・付属品がそろっているものはお金になることがあるの。宅配買取なら送るだけ、出張買取なら運び出しも任せられるよ。気をつけたいのは、製造10年を超えるもの、動かないもの、画面割れやバッテリー膨張があるものは買取が難しく、リサイクル処分(1〜2位の方法)に回ることが多い点。そして売るときも必ず先にデータ消去を——個人情報が残ったまま手放すのは危険だよ(消去のしかたは5章でくわしく説明するね)。「売れるか微妙」なときは、買取に出してダメなら処分の順で考えると無駄がないの。相場の目安や売り先7タイプの比較はパソコン買取の記事にまとめてあるよ。スマホやタブレットも一緒に手放すならスマホ買取の記事も参考になるよ。
4.5
比較
4

自治体の小型家電回収ボックスに入れる(無料・投入口に入るサイズが目安・データは自分で消去)

近所で無料でサッと——役所や公共施設のボックスに入れるだけ、ノートやタブレット向きなの

費用 無料(自治体の回収ボックス) 向く人 ノートなど投入口に入る小型機器の人 注意 入れる前にデータ消去・対象や設置場所は要確認
多くの市区町村が、小型家電リサイクル法にもとづいて役所・公共施設・一部の家電量販店などに回収ボックスを置いているよ。投入口に入るサイズなら無料で手放せて、ノートパソコンやタブレット、周辺機器の処分にぴったりなの。大きなデスクトップ本体は投入口に入らないことが多いから、その場合は1〜2位の方法を使ってね。気をつけたいのは、ボックスに入れたあとはデータ消去を頼めないこと——必ず自分で消去してから投入するのが鉄則だよ。回収している品目や設置場所、サイズの制限は自治体ごとに違うから、お住まいの市区町村のホームページやごみ案内で先に確認してね。「無料で・近所で・すぐに」を満たす手軽な方法だけど、データの責任は自分にある点だけ忘れないでね。
4.3
比較
5

家電量販店の店頭回収・下取りに出す(買い替えのついでにそのまま手放せる)

新しいパソコンを買うついでに——店頭の回収ボックスや下取りで、その場で古いのを手放せるの

費用 無料〜数百円・下取りならプラスも 向く人 パソコンを買い替える・近くに店がある人 注意 店ごとに条件が違う・データは自分で消去
パソコンを買い替えるなら、家電量販店の店頭回収や下取りが便利だよ。多くの店が小型家電リサイクルの店頭回収ボックスを置いていたり、新しいパソコンを買うときに古いものを下取りしてくれたりするの。買い物のついでに手放せるから、わざわざ申し込んだり郵送したりする手間がいらないのが強み。動く新しめのパソコンなら下取りでお金が戻ることもあるし、古いものでも回収だけしてくれる店が多いよ。ただし、回収の料金(無料〜数百円)・対象になるサイズ・下取りの条件は店ごとに違うから、行く前にお店の案内で確認してね。ここでもデータ消去は自分で行うのが基本。店に渡す前に必ず消しておこうね。買い替えずに処分だけしたいときは、1〜2位の無料ルートのほうが向いているよ。
4.1
比較
6

許可のある不用品回収業者に頼む(即日・運び出し・ほかの不用品とまとめて)

引越しや片付けでまとめて手放したいとき——即日来てくれて運び出しまで任せられるの

費用 業者により幅・複数まとめると割安なことも 向く人 急ぎ・ほかの不用品もまとめたい人 注意 許可を確認・データは渡す前に必ず消去
引越しや片付けでパソコンもほかの家具・家電もまとめて手放したい、というときは不用品回収業者が便利だよ。即日・出張対応で運び出しまで任せられるのが強みで、デスクトップやモニターが何台もある・大量に片付けたいケースで頼れるの。複数の品をまとめて頼むとパック料金で割安になることもあるよ。ただし業者選びがいちばん大事——家庭から出る家電を回収するには一般廃棄物収集運搬業の許可(または自治体の委託)が必要なんだ。選ぶときは①会社の所在地と連絡先 ②許可の有無 ③料金の内訳(出張料・処分費・運び出し費)と総額を必ず確認してね。そしてパソコンを渡す前にはデータを必ず自分で消去すること。次に説明する「無料回収」をうたうだけで所在や許可がはっきりしない業者は避けるのが無難だよ。不用品回収の選び方もあわせて見ておくと、業者選びで失敗しにくいの。
3.9
比較
7

比較・予約サイトで業者を探す(複数の料金と口コミを一度に比較)

業者の当てがないならここから——料金と口コミを並べて相見積もりが一度で済むの

費用 業者により幅・比較で適正価格が見える 向く人 業者の当てがない・比較したい人 注意 極端に安い価格は作業範囲を確認
「どこに頼めばいいか分からない」というときは、比較・予約サイト(マッチング型)や一括見積もりサイトで地域の業者を探すのが効率的だよ。パソコンの種類・台数と状態を入力すると複数の業者の料金・口コミ・対応日が並んで、相見積もりが一度で済むの。過去の利用者の口コミで対応の丁寧さが事前に分かるのも、はじめてには心強いんだ。選ぶときのコツは3つ:①料金だけでなく口コミの件数と内容も見る ②極端に安い価格は「出張別・運び出し別」でないか作業範囲を確認 ③一般廃棄物収集運搬の許可や所在地がはっきりしているか見る。サイト経由はやり取りが記録に残るから、万一のトラブル時にも状況を説明しやすいの。ここでもデータは渡す前に必ず自分で消去してね。台数や設置場所の写真を添えると、より正確な見積もりがもらえるよ。
3.8

※ 評価は編集部による5基準(費用の安さ・手間の少なさ・データの安全・適正処理の安心・お得さ)の総合判断だよ(2026年6月時点)。金額は公開されている料金情報をもとにした目安で、種類(デスクトップ・ノート・一体型)・PCリサイクルマークの有無・メーカー・地域・依頼先によって変わるの。無料になる条件やデータ消去の扱いも方法ごとに違うから、正確な内容は必ず各メーカー・各事業者の案内とパソコン3R推進協会(PC3R)の案内で確認してね。

03CHAPTER 03

処分方法の選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、パソコンの処分でつまずきやすい5点を基準にしてるよ。同じパソコンでも、無料で済ませたいか・データを確実に消したいか・まだ動いて売れそうかで最適な方法が変わるから、「どのルートで手放すか」で満足度がほとんど決まるの。

① 費用は安い?

マークありのメーカー回収・認定事業者の宅配回収・自治体ボックスは無料の道。マークなしは1台3千〜4千円が目安だよ。

② 手間は少ない?

運び出しや梱包を任せられるか。宅配回収は箱に詰めて送るだけ、出張買取や回収業者は運び出しまで頼めるの。

③ データは安全?

消去ソフトや証明書のサポートがあるか。宅配回収はデータ消去を頼めて、はじめてでも安心しやすいよ。

④ 適正処理で安心?

正規ルートか。メーカー回収や国認定事業者は認定工場で資源化。「無料回収」の巡回トラックは高額請求の例があるの。

⑤ お得さ(売れる)は?

製造5年以内で動くなら、捨てる前に買取や下取りを。処分費がかからずお金になることもあるよ。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どの方法で?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う処分方法はこれだよ。

手間なく無料で・データも安全に

家から運び出さず安心して手放したい

推し国の認定を受けた事業者の宅配回収

箱に詰めて送るだけ。パソコン同梱で無料のことが多く、データ消去も頼めるよ。

正規ルートで確実に処分したい

適正処理の安心を重視したい

推しメーカーの回収・リサイクル

マークありで無料。エコゆうパックで郵送。倒産・自作はPC3Rへ。

近所で無料でサッと

ノートを手軽に手放したい

推し自治体の小型家電回収ボックス

投入口に入るサイズなら無料。入れる前のデータ消去は忘れずに。

まだ新しめで動く

捨てるよりお得にしたい

推し買取・リサイクルショップ/店頭下取り

製造5年以内ならお金になることも。売る前にデータ消去を。

急ぎ・まとめて片付けたい

即日・運び出しまで任せたい

推し許可のある不用品回収業者

即日・出張が得意。一般廃棄物収集運搬の許可とデータ消去を確認してね。

業者の当てがない

比べてから選びたい

推し比較・予約サイト

料金と口コミを並べて相見積もり。写真添付で見積もりが正確に。

パソコンの中のデータの整理や、アカウント・サブスクの解約まで含めて手放すなら、デジタル遺品整理の記事が便利だよ。実家の片付けや引越しで一気に処分するなら、不用品回収粗大ごみの出し方の記事もあわせて見てね。データ消去→売れるか確認→無料ルートで処分の順番で進めると後悔がないんだ。

05CHAPTER 05

捨てる前のデータ消去と損しない注意点

データ消去は「初期化」だけでは足りないことも

結論:パソコンを手放す前に、いちばん大事なのがデータ消去だよ。実は初期化(リセット)や「ごみ箱を空にする」だけでは、専用ソフトでデータが復元できてしまうことがあるの。安全なのは次の2つ——①データ消去ソフトで、データのあった場所を無意味な値で上書きする ②ストレージ(HDD・SSD)を本体から取り出して物理的に壊す(穴を開ける・破砕する・専門の破壊サービスを使う)。自分でやるのが不安なら、データ消去証明書を発行してくれるサービスを使うと記録が残って安心だよ。なおSSDはHDDと消去のしかたが違うことがあるから、対応した方法を選んでね。消去の前に、必要なファイルのバックアップと、各種サービスのログアウト・解約、ライセンスの解除も済ませておこう。データの手放し方はデジタル遺品整理の記事でもくわしく扱っているよ。取り出したHDD・SSD単体の消去のやり方と捨て先はハードディスク処分の記事が詳しいの。

「無料回収」のトラック・チラシに気をつけて

パソコンの処分で気をつけたいのが、「無料で回収します」とスピーカーで巡回したり、チラシをポストに入れたりする業者なの。中には、あとから高額な料金を請求したり、回収した物を不法投棄したりするケースがあって、環境省も注意を呼びかけているんだ。パソコンはデータが入っているから、不正に取り出されるリスクも心配だよ。家庭から出る家電を回収するには、一般廃棄物収集運搬業の許可(または自治体の委託)が必要なの。守り方はシンプルで、①会社の所在地と連絡先がはっきりしているか ②許可があるか ③料金の内訳と総額を作業前に確認するの3つ。その場で契約を急がせる・総額を言わない業者は、いったん断って大丈夫だよ。そして渡す前にデータは必ず自分で消去すること。納得できない請求をされたら、消費者ホットライン「188」に相談してね。

パソコンは粗大ごみ・燃えないごみでは出せない

パソコンは資源有効利用促進法(PCリサイクル法)と小型家電リサイクル法の対象だから、多くの自治体では粗大ごみや燃えないごみとしては出せないんだ。正しいのは、メーカーの回収・リサイクルに申し込む/国の認定を受けた事業者の宅配回収に出す/自治体の小型家電回収ボックスに入れる/家電量販店の店頭回収に出すのいずれか。「いつものごみと同じでいいや」と出してしまうと回収されないことがあるから注意してね。充電式のバッテリー(リチウムイオン電池)はそのまま捨てると発火のおそれがあるので、ノートパソコンのバッテリーの扱いも回収先に確認しよう。迷ったら、まずお住まいの市区町村のごみ・リサイクル案内を確認してね。

PCリサイクルマークと料金は「種類」で変わる

メーカー回収でかかるお金は、PCリサイクルマークの有無で決まるよ。マークあり(2003年10月以降の家庭向け)は無料マークなし(2003年9月以前)は回収再資源化料金(1台3,000〜4,000円ほどが目安)がかかるの。料金はデスクトップ本体・ノート・液晶ディスプレイなど種類で違い、メーカーごとにも設定が異なるんだ。ディスプレイ一体型は、本体とディスプレイを別々に払うのではなく、一体型の料金ひとつで済むよ。マークは本体(ノートなら裏面、デスクトップなら側面など)や保証書で確認できるの。料金は変わることがあるから、申し込み時に最新の金額を確かめてね。単体のディスプレイを手放すときの出口と費用はモニター処分の記事に詳しくまとめてあるよ。

こんな点に気をつけてね

  • 1捨てる前に必ずデータ消去(初期化だけでは不十分なことも。上書き消去か物理破壊、心配なら消去証明書を)
  • 2粗大ごみ・燃えないごみで出さない(パソコンはリサイクル制度の対象。正規のルートで手放してね)
  • 3「無料回収」トラックは即決しない(高額請求・不法投棄・データ流出の心配。許可・所在地・総額を確認)
捨てる前に確認することリスト:①必要なデータのバックアップ ②各種サービスのログアウト・解約、ライセンス解除 ③データ消去(上書き消去か物理破壊・心配なら消去証明書) ④PCリサイクルマークの有無・種類・メーカーを確認 ⑤処分する方法を決める(宅配回収/メーカー回収/自治体ボックス/買取・下取り)。この5つを押さえれば、はじめてでも安心して進められるよ。困ったことが起きたら、消費者ホットライン「188」も思い出してね。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・パソコン処分の3ステップ

むずかしいことはないよ。バックアップとデータ消去 → 売れるか・方法を決める → 梱包して引き渡すの3ステップ。

  1. バックアップを取って、データを消去する:まず必要なファイルを外付けドライブやクラウドにバックアップして、各種サービスのログアウト・解約、ソフトのライセンス解除を済ませてね。そのうえでデータ消去——初期化だけでは復元されることがあるから、消去ソフトで上書き消去するか、ストレージ(HDD・SSD)を取り出して物理破壊するのが安心だよ。自分でやるのが不安なら、データ消去証明書を出してくれるサービスや、1位の宅配回収のデータ消去サポートを使ってね。データまわりはデジタル遺品整理の記事もくわしいよ。
  2. 売れるか確認して、処分する方法を決める:製造からおおむね5年以内できちんと動くなら、捨てる前に買取や店頭下取りを検討すると、処分費がかからずお金になることもあるの。「動かないけど直せないかな」と思うときは、パソコン修理の費用感もチェックしてみてね。処分するなら、2章のランキングを参考に、手間なく無料なら認定事業者の宅配回収正規ルートならメーカー回収ノートを近所で無料なら自治体ボックス急ぎ・まとめてなら許可のある回収業者、と状況で選ぼう。PCリサイクルマークの有無・種類・メーカーを控えておくと手続きがスムーズだよ。
  3. 梱包して引き渡す:宅配回収やメーカー回収なら、パソコンを段ボールに入れて、伝票どおりに発送か集荷を依頼するよ。自治体ボックスは投入口に入れるだけ、店頭回収・買取は店に持ち込むだけ。引き渡しのときは、申し込み控えや受付番号、買取なら明細・領収書を受け取って保管してね。データ消去証明書を発行してもらった場合は、それも大切に保管しておくと「ちゃんと消えたか」を後から確かめられて安心だよ。これで個人情報を残さず、安全にパソコンを手放せるの。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

パソコンの処分費用はいくらくらい?

結論:方法によって無料〜数千円が目安だよ。PCリサイクルマーク(2003年10月以降の家庭向けパソコン)が付いていれば、メーカーの回収は無料なの。マークがない(2003年9月以前の)パソコンは、回収再資源化料金が1台あたり3,000〜4,000円ほどかかるよ。国の認定を受けた事業者の宅配回収は、パソコンを箱に入れれば送料・処分費が無料のことが多くて(データ消去証明書の発行などは有料オプション)、自治体の小型家電回収ボックスも無料なの。買取に出せば0円どころかお金になることもあるよ。種類(デスクトップ・ノート・一体型)・メーカー・依頼先・地域で変わる目安だから、頼む前に総額を確認してね。

パソコンは粗大ごみや燃えないごみで捨てられる?

結論:多くの自治体では粗大ごみ・不燃ごみとしては出せないよ。パソコンは資源有効利用促進法(PCリサイクル法)と小型家電リサイクル法の対象で、メーカーや認定事業者が回収・再資源化する仕組みになっているんだ。正しいルートは、メーカーの回収・リサイクルに申し込む/国の認定を受けた事業者の宅配回収に出す/自治体の小型家電回収ボックスに入れる/家電量販店の店頭回収に出す、のいずれか。まずはお住まいの市区町村のごみ・リサイクル案内を確認してね。

処分する前にデータ消去は必要?どうやって消すの?

結論:必ず消してね。初期化(リセット)や「ごみ箱を空にする」だけでは、専用ソフトでデータが復元できてしまうことがあるの。安全なのは、データ消去ソフトで上書き消去する、またはストレージ(HDD・SSD)を取り出して物理的に壊す(穴を開ける・破砕する)方法だよ。自分でやるのが不安なら、データ消去証明書を発行してくれる専門のサービスを使うと安心なの。SSDはHDDと消去のしかたが違うことがあるから、対応した方法を選んでね。アカウントのログアウトやネット動画・各種サービスの解約、必要なデータのバックアップも先に済ませておこう。データまわりの手放し方は、デジタル遺品整理の記事もあわせて見てね。

PCリサイクルマークって何?無料になるの?

結論:2003年10月以降に販売された家庭向けパソコンに貼られているマークで、付いていればメーカーの回収が無料になるよ。購入時にリサイクル料金があらかじめ含まれているからなの。マークは本体(ノートなら裏面、デスクトップなら側面など)や保証書で確認できるよ。マークがない(2003年9月以前の)パソコンは、回収再資源化料金(1台3,000〜4,000円ほどが目安)を払えばメーカーが回収してくれるの。料金は種類やメーカーで変わるから、申し込み時に確認してね。

メーカーが分からない・自作パソコンはどう処分する?

結論:メーカーが倒産している・分からない・自作したパソコンは、パソコン3R推進協会(PC3R)が回収を受け付けているよ。この場合は回収再資源化料金がかかるの。また、国の認定を受けた事業者の宅配回収はメーカーを問わず受け付けることが多いから、こちらを使うのも手だよ。どちらもデータ消去は自分で行うのが基本(または消去サービスを利用)だから、送る前に必ず消しておいてね。

「無料回収」のトラックやチラシに頼んでも大丈夫?

結論:基本は避けるのが安心だよ。「無料で回収します」とスピーカーで巡回したりチラシを入れたりする業者の中には、あとから高額を請求したり、回収した物を不法投棄したりするケースがあって、環境省も注意を呼びかけているの。パソコンはデータが入っているから、不正に取り出されるリスクも心配なんだ。家庭から出る家電を回収するには、一般廃棄物収集運搬業の許可(または自治体の委託)が必要だよ。業者に頼むなら、会社の所在地・許可の有無・料金の内訳を確認して、その場で総額を言わない・契約を急がせる相手は断ってね。そしてデータは渡す前に必ず自分で消去すること。納得できない請求をされたら、消費者ホットライン「188」に相談してね。