VOL. 158 2026 · JUNE ISSUE 雪かき・除雪業者 おすすめ比較

雪かき・除雪業者の費用相場と選び方

結論:屋根の雪下ろしや排雪まで安全に任せるなら 除雪・雪下ろしの専門業者、近くの業者を探すなら 比較・予約サイト(マッチング型)、地面の雪かきを手ごろに頼むなら シルバー人材センター・地域の便利屋、高齢のご家庭や費用の心配があるなら 自治体・社会福祉協議会の除雪支援 を確認してみてね。「費用と料金体系の明朗さ・屋根や高所の安全対策・対応の早さ・排雪まで・口コミ実績」の5基準で、あなたに合う頼み方が見つかるようにまとめたよ。

平均閲覧時間:約9分

  • 01費用は「地面の除雪」「屋根の雪下ろし」「排雪」で別もの — 地面の雪かきは1時間2千〜5千5百円、屋根の雪下ろしは1時間4千〜1万2千円、排雪は4トン1台6千〜1万円が目安
  • 02屋根の雪下ろしは事故が多い・無理は禁物 — 雪の多い年は全国で死者100人超、その約8割が65歳以上。屋根からの転落が最多。一人でやらず、できればプロへ
  • 03高齢・要援護世帯は自治体や社協の支援も+前払い契約トラブルに注意 — 即決しない・相見積もり3社。困ったら消費者ホットライン188

01CHAPTER 01

雪かき・除雪とは?まず作業の種類と費用相場から

結論:ひとくちに「除雪」といっても、玄関先や駐車場など地面の雪をどける「雪かき・除雪」屋根に積もった雪を下ろす「雪下ろし」寄せた雪をトラックなどで運び出す「排雪」は別の作業で、料金もそれぞれ違うよ。とくに屋根の雪下ろしは高所での危険な作業で、原則2人以上・安全装備が必要。まずは下の目安をつかんで、自分でできる範囲か、プロに頼むか、どこに頼むかの判断材料にしてね。

料金は『1時間いくら』の時間制、『1回いくら』、『ひと冬いくら』のシーズン契約など、業者や地域で数え方が違うよ。地面の除雪は手ごろでも、屋根の雪下ろしや排雪が加わると総額はぐっと上がる。下は費用相場の目安だよ。

地面の雪かき・除雪

玄関まわり・駐車場など。1時間あたり2千〜5千5百円ほどが目安。

屋根の雪下ろし

高所で複数人作業。1時間あたり4千〜1万2千円。住宅1棟で7万〜12万円の例も。

排雪(運び出し)

寄せた雪をトラックで搬出。4トン1台あたり6千〜1万円ほどが目安。

セット作業

屋根+駐車場の雪下ろしと排雪をまとめると10万〜15万円ほどの施工例も。

料金体系

時間制/1回ごと/シーズン契約。大雪はシーズン契約が優先されやすい。

高くなる要因

積雪量・雪質・面積・屋根の形や勾配・人数・搬出距離で変わる。

料金は「目安」だよ:同じ除雪でも、積雪量・雪質(新雪か固く凍った雪か)・面積・屋根の形や勾配・作業人数・雪の搬出先までの距離・地域で変わるよ。「地面の除雪」「屋根の雪下ろし」「排雪」は別料金になることが多いので、見積もりではこの3つを分けて、内訳と総額をそろえて確認してね。屋根の雪下ろしは高所で危険なため2人以上が基本で、そのぶん費用は高くなるよ。大雪の年は依頼が集中するので、よく降る地域は早めの相談やシーズン契約も検討してね。

02CHAPTER 02

雪かき・除雪の頼み方 おすすめランキング7【2026年6月】

編集部が「費用と料金体系の明朗さ・屋根や高所の安全対策・対応の早さとシーズン契約・排雪や運搬まで・口コミ実績」の5基準で、多くの人にとって失敗しにくい順に並べたよ。あなたの状況(地面だけか屋根もか・予算・高齢のご家庭か)で選んでね。料金は目安で、条件で変わるよ。

目的で絞り込み
比較
1

除雪・雪下ろしの専門業者

除雪・屋根の雪下ろし・排雪の専門

費用 作業別・明朗 向く人 屋根が不安なご家庭 強み 屋根の雪下ろし◎
編集部おすすめ迷ったら
除雪や屋根の雪下ろしを専門に行う業者は、命綱や安全帯などの装備をそろえて、危険な屋根の雪下ろしや排雪まで安全に任せられるのが最大の強み。地面の除雪だけでなく、屋根・カーポート・敷地の排雪までまとめて頼めるので、雪が多い地域や、自分で屋根に上がるのが不安なご家庭に向いてるよ。作業中の事故や住宅の破損に備えた賠償保険に入っている業者を選ぶとさらに安心。注意点は、大雪のときは依頼が集中して順番待ちになりやすいこと。よく降る地域なら、降ってから慌てないようにシーズン契約や早めの相談を検討して、見積もり時に『地面の除雪/屋根の雪下ろし/排雪』の範囲と料金体系・保険の有無を確認し、2〜3社で比べてね。
4.5
比較
2

比較・予約サイト(マッチング型)

除雪・雪下ろしのオンライン比較

費用 その場で比較 向く人 近くを手早く探したい 強み 料金・口コミで選べる
手早く探すなら
除雪や雪下ろしの作業者を探せる比較・予約サイト(マッチング型)は、地域や作業内容を入れると、近くの業者の料金や口コミをその場で見比べて手配できるのが便利。「どこに頼めばいいか分からない」「初めてで相場が不安」というときに、複数の候補をまとめて比べられるよ。注意点は、登録業者の質や対応に差があること。屋根の雪下ろしのような危険な作業を頼むときは、安全装備・賠償保険の有無や、屋根作業の実績・口コミをよく確認してね。料金や作業範囲(地面だけか屋根もか・排雪を含むか)を事前メッセージで具体的にすり合わせて、極端に安い見積もりは追加費用がないかも確かめよう。最終的には現地の見積もりで総額を決めると安心だよ。
4.2
比較
3

シルバー人材センター・地域の便利屋

地域の軽作業・生活サポート

費用 手ごろ 向く人 地面の雪かき 強み 地域で安心
市区町村ごとにあるシルバー人材センターや、地域の便利屋さんは、玄関先や通路、駐車場まわりの地面の雪かきを、手ごろな料金で頼めるのが魅力。「自分でやるのは体力的にきついけれど、屋根まではいらない」という地面の除雪に向いているよ。地域に根ざしていて、定期的にお願いしやすいのも安心。注意点は、屋根の雪下ろしのような高所の危険作業は受けていないことが多いこと(センターの方針で対応外のことが多い)。屋根の雪下ろしや重い雪の排雪が必要なときは、安全装備のある専門業者に頼んでね。依頼が集中する大雪の日は対応が追いつかないこともあるので、早めに相談を。料金や作業範囲は地域ごとに違うので、近くの窓口に問い合わせてみよう。
4.0
比較
4

造園・外構・土木の地元業者

造園・エクステリア・土木工事

費用 作業内容で変動 向く人 広い敷地・排雪 強み 重機・人手あり
造園・外構・土木の地元業者は、普段は庭や外構、土木の仕事をしていて、冬は除雪を請け負っているところが多いよ。重機(ホイールローダーやダンプ)や人手をそろえているので、広い敷地・駐車場・店舗まわりの除雪や、まとまった雪の排雪・運搬に強いのが特長。地元に根ざしているから、近所の事情をわかってくれて相談しやすいのもうれしいところ。会社や店舗の駐車場、空き家の管理などで定期的に頼みたいときにも向いてるよ。注意点は、屋根の雪下ろしまで対応するかは会社によること。除雪の実績や、作業中の事故・住宅や車の破損に備えた賠償保険を確認してね。料金は作業内容や面積・搬出距離で変わるので、内訳を明記してもらって相見積もりを取ろう。
3.9
比較
5

自治体・社会福祉協議会の除雪支援(高齢者・要援護世帯)

市区町村・社協の除雪助成・共助

費用 助成・無償も 向く人 高齢・要援護 強み 除雪費助成・共助
雪の多い地域の多くでは、高齢の方・障害のある方・要援護世帯を対象に、自治体や社会福祉協議会が除雪費の助成や、除雪ボランティア・地域の共助による除排雪の仕組みを用意しているよ。屋根の雪下ろしの費用の一部を補助したり、町内会で協力して困っているお宅の雪を片付けたりする取り組みもある。「体力的に自分では難しい」「費用が心配」というときに、まず頼ってほしい選択肢だよ。注意点は、対象の条件(年齢・世帯・所得など)や助成の内容、申し込みの時期は市区町村でかなり違うこと。雪の季節の前に受付を締め切ることもあるので、早めにお住まいの市区町村の窓口や社会福祉協議会に「除雪の支援を受けられるか」を相談してみてね。離れて暮らすご実家の雪が心配なときも、地元の窓口に確認しておくと安心だよ。
3.8
比較
6

自分で除雪(スコップ・除雪機・融雪剤)

セルフ除雪(地面・通路)

費用 最安 向く人 地面の雪かき 注意 屋根は避ける
玄関先や通路、駐車場まわりの地面の軽い雪かきなら、自分で済ませれば費用は道具代だけ。雪用のスコップやスノーダンプ、滑りにくい長靴、防水の手袋があると作業がはかどるよ。雪が多い地域では、エンジンやバッテリーで動く除雪機を使うご家庭もある。玄関前や通路には融雪剤をまくと凍結をやわらげられる(植物やコンクリート・金属への影響に注意)。ただし大事な注意があって、屋根の雪下ろしは事故がとても多く危険なので、自分でやるのは極力避けてほしいんだ。どうしても地面の除雪を自分でやるときも、『朝の凍った重い雪は無理をしない』『少しずつこまめに』『腰を落として持ち上げ、ひねらない』『除雪機の雪づまりは必ずエンジンを止めてから手で取る』『一人での作業や屋根の上は避ける』を守ってね。寄せた雪で道路の見通しや排水溝をふさがないよう、近所と置き場所を譲り合おう。
3.6
比較
7

融雪設備の設置(ロードヒーティング・融雪槽・流雪溝)

融雪・消雪の設備工事

費用 初期は高め 向く人 毎冬の負担を減らしたい 効果 恒久的に楽
毎冬くり返す除雪の負担を根本から減らしたいなら、玄関前や駐車場に融雪・消雪の設備を入れる方法もあるよ。地面を温めて雪をとかす「ロードヒーティング(電気式・温水式)」、とかした雪をためる「融雪槽」、水路に雪を流す「流雪溝」などがあり、うまく使えば雪かきや雪下ろしの回数をぐっと減らせるのが魅力。高齢になってからの除雪が不安なご家庭や、駐車場の凍結が心配なお宅に向いてる。注意点は、初期の設置費用が高めで、電気代や燃料代などの運転費もかかること。敷地の広さや使う範囲で費用は大きく変わるよ。自治体によっては融雪設備の設置に補助金がある地域もあるので、外構・住宅設備の業者に相談しつつ、お住まいの市区町村の補助も確認してみてね。今すぐの大雪には間に合わないので、オフシーズンに計画的に検討するのがおすすめ。
3.5

※ 評価は編集部による5基準(費用と料金体系の明朗さ・屋根や高所の安全対策・対応の早さとシーズン契約・排雪や運搬まで・口コミ実績)の総合判断だよ(2026年6月時点)。料金相場は目安で、積雪量・雪質・面積・屋根の形や勾配・作業人数・搬出距離・地域で変わるよ。最新の料金・サービス内容は各社の公式・現地見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

頼み先の選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、雪かき・除雪で迷いやすい5点を基準にしてるよ。あなたの状況でどれを重視するかを決めると、合う頼み先が見つかるはず。

① 費用と料金体系

時間制/1回/シーズン、地面・屋根・排雪が別か。相見積もりで総額を比較。

② 屋根・高所の安全対策

命綱や安全帯などの装備、2人以上の体制、賠償保険に入っているか。

③ 対応の早さ・シーズン契約

大雪のときに来てもらえるか。優先される契約があるか。

④ 排雪・運搬まで

寄せるだけか、トラックで運び出すところまで頼めるか。

⑤ 口コミ・実績

利用者の評判・屋根作業の実績・対応の丁寧さ。複数社を比べて見極める。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どこに頼めば?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う頼み方はこれだよ。

屋根の雪下ろし・排雪

安全に任せたい

推し除雪・雪下ろしの専門業者

装備・賠償保険を確認。大雪は早めの相談を。

近くの業者を手早く

探して比べる

推し比較・予約サイト

料金・口コミを比較。屋根は実績と保険を確認。

地面の雪かきを手ごろに

体力的にきつい

推しシルバー人材センター・便利屋

地面の除雪向き。屋根は対応外が多い。

広い敷地・駐車場

まとまった雪

推し造園・外構・土木の地元業者

重機・人手で排雪まで。保険と実績を確認。

高齢・要援護で心配

費用も不安

推し自治体・社会福祉協議会の支援

助成や共助の仕組みも。早めに窓口へ相談。

地面の軽い雪かき

自分でやる

推し自分で除雪

道具をそろえて無理なく。屋根の上は避けて。

05CHAPTER 05

【重要】屋根の雪下ろしの事故と、前払い契約・高額請求トラブル

除雪作業の事故を防ぐために(いちばん大切なこと)

雪かき・除雪でいちばん気をつけてほしいのが、屋根の雪下ろしなど高所作業の事故だよ。雪の多い年には、除雪作業中の事故が全国で年間1千件以上起き、100人以上が亡くなる年もあって、亡くなった方の約8割が65歳以上なんだ。事故の原因は屋根からの転落がいちばん多く(死者の約4割)、次いで屋根からの落雪、除雪機への巻き込みと続くよ。だからこそ、屋根の雪下ろしは無理をせず、安全装備のある専門業者に頼むのがいちばん安心。どうしても自分で行うときは、「一人でやらない・必ず2人以上で」「命綱や安全帯・ヘルメット・滑りにくい靴を使う」「はしごは下で支えてもらい固定する」「屋根のふちや軒下に近づきすぎない」「気温が上がる時間帯の落雪に注意」を必ず守ってね。除雪機は、雪づまりを取るときは必ずエンジンを止めてから。少しでも不安があれば、プロや地域の支援に頼ろう。

前払い契約・高額請求などのトラブルと、見積もりの取り方

業者選びでは、「前払いのシーズン契約をしたのに作業が行われない」「作業中に起きた住宅や車の破損の対応をしてくれない」「見積もりより高い追加請求」といったトラブルも報告されているよ。大雪で困っている気持ちにつけ込んで、その場で高額な契約を急かすケースもあるので注意してね。これを防ぐには、その場で契約せず、作業範囲(地面の除雪/屋根の雪下ろし/排雪)・料金体系・回数や期間・解約条件・賠償保険の有無を書面で確認し、2〜3社で相見積もりを取ること。前払いや高額契約を急かす業者は避けよう。

これだけは確認:屋根など高所の安全対策と賠償保険(作業中の事故や住宅・車の破損に備えているか) ②料金体系と作業範囲(地面/屋根/排雪が別か・時間制かシーズンか・追加が出る条件) ③書面の見積もり・口コミ・除雪の実績。訪問販売(飛び込み・電話勧誘)での契約は、原則クーリング・オフ(契約書面の交付から8日以内など)で解約できるよ。困ったら消費者ホットライン「188(いやや)」へ。

高齢のご家庭・空き家の雪は、早めに支援の相談を

高齢で除雪が難しいご家庭や、離れて暮らすご実家・空き家の雪が心配なときは、無理をせず早めに相談してほしいんだ。多くの豪雪地域では、自治体や社会福祉協議会が除雪費の助成や、除雪ボランティア・地域の共助による除排雪の仕組みを用意しているよ。空き家は、雪の重みで屋根が傷んだり、落雪で近所に迷惑がかかったりすることもあるので、空き家管理や地元の除雪業者に巡回や雪下ろしを頼む方法もある。雪のシーズンの前に、お住まい(やご実家)の市区町村の窓口に「支援を受けられるか」を確認しておくと安心だよ。

こんな点に気をつけてね

  • 1屋根の雪下ろしは事故が多い・無理をしない(一人でやらず2人以上/命綱・ヘルメット・滑りにくい靴/はしごは固定/できればプロに)
  • 2前払いのシーズン契約や飛び込み・点検商法は即決しない(作業範囲・料金体系・解約条件・賠償保険を書面で/相見積もり3社/訪問販売はクーリング・オフ可)
  • 3高齢のご家庭・空き家は自治体や社協の支援を早めに相談(除雪費助成・ボランティア・共助/困ったら消費者ホットライン188)

06CHAPTER 06

初めてでも安心・除雪の頼み方3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。今の状況と希望を整理 → 頼み先を選ぶ → 見積もりを比べて依頼の3ステップだよ。焦らず、できるところからで大丈夫。

  1. 今の状況と希望を整理:どこの雪か(玄関先・通路・駐車場・屋根)、地面の除雪だけか屋根の雪下ろしも必要か、寄せた雪の排雪までいるか、1回だけかひと冬通してか、予算をメモ。高齢のご家庭・空き家・離れたご実家なら、自治体や社協の支援も候補に。
  2. 頼み先を選ぶ:屋根の雪下ろしや排雪まで安全には専門業者、近くを手早く探すなら比較・予約サイト、地面の雪かきを手ごろにはシルバー人材センター・便利屋、広い敷地は造園・外構・土木の地元業者、高齢・要援護で費用が心配なら自治体・社協、地面の軽い雪かきなら自分で。
  3. 見積もりを比べて依頼:現地調査・見積もりで「地面の除雪/屋根の雪下ろし/排雪の範囲・料金体系・回数や期間・解約条件・賠償保険の有無・追加が出る条件」を書面で確認。3社ほど相見積もりを取り、納得できたら依頼。前払いや高額契約を急かす飛び込み・電話の勧誘は即決しない。

見積もり・依頼の前にチェック(このページの要点)

  • 「地面の除雪/屋根の雪下ろし/排雪」のどれが必要か、範囲を分けて伝えたか
  • 料金体系(時間制/1回/シーズン)と、追加が出る条件を確認したか
  • 屋根など高所の安全対策と賠償保険(作業中の事故・住宅や車の破損に備えているか)を確認したか
  • 大雪のときの対応の早さ・受付の可否、シーズン契約の有無を確認したか
  • 2〜3社で相見積もりを取り、書面で総額と内訳を比べたか
  • 前払いや高額契約を急かす飛び込み・電話の勧誘は即決していないか(訪問販売は原則クーリング・オフ可・困ったら消費者ホットライン188)
  • 高齢のご家庭・空き家・離れたご実家なら、自治体や社会福祉協議会の支援も確認したか

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

雪かき・除雪を業者に頼むといくらかかる?

結論:作業の種類で大きく変わるよ。玄関まわりや駐車場など地面の雪かき・除雪は1時間あたり2千〜5千5百円ほど、屋根の雪下ろしは高所で複数人がかりになるため1時間あたり4千〜1万2千円ほどが目安。一般的な住宅の屋根なら2人で2〜3時間ほどで、平らな屋根の雪下ろしで7万〜12万円、屋根+駐車場の雪下ろしと排雪をまとめると10万〜15万円ほどの施工例もあるよ。寄せた雪をトラックで運び出す排雪は別料金で、4トン1台あたり6千〜1万円ほどが目安。料金は積雪量・雪質・面積・屋根の形・作業人数・地域で変わるから、必ず『地面の除雪/屋根の雪下ろし/排雪』を分けて、内訳と総額をそろえて見積もりを取ってね。

シーズン契約と1回ごとの契約、どちらがいい?

結論:使い方しだいだよ。1回ごとに頼む『スポット契約』は、降ったときだけ払うので雪の少ない年は費用を抑えやすいけれど、大雪で依頼が集中するときは受けてもらえなかったり大幅に待たされたりすることがあるんだ。ひと冬まとめての『シーズン契約』は割高に見えても、大雪のときに優先して来てもらえる安心があるよ。よく降る地域や、自分で対応するのが難しい高齢のご家庭はシーズン契約、降雪が読めない地域や軽い雪かきならスポット契約、という選び方が目安。ただし前払いのシーズン契約では、作業がきちんと行われるか・回数や範囲・解約条件を契約前に書面で確認してね。料金や回数の数え方は業者で違うから、複数社で比べると安心だよ。

屋根の雪下ろしは自分でやっても大丈夫?

結論:屋根の雪下ろしは、できれば無理をせずプロに頼んでほしい作業だよ。雪の多い年には除雪作業中の事故が全国で年間1千件以上起き、100人以上が亡くなる年もあって、亡くなった方の約8割が65歳以上なんだ。事故の原因は屋根からの転落がいちばん多く(死者の約4割)、次いで屋根からの落雪、除雪機への巻き込みと続く。どうしても自分で行うときは『一人でやらない・必ず2人以上で』『命綱や安全帯・ヘルメット・滑りにくい靴を使う』『はしごは下で支えてもらう』『屋根のふちや軒下に近づきすぎない』を必ず守ってね。屋根に上がる作業や、高齢のご家庭、急な勾配の屋根は、安全装備のある専門業者に頼むのが安心だよ。

高齢で除雪が難しい・空き家の雪が心配。支援はある?

結論:あるよ。多くの豪雪地域では、高齢の方や障害のある方、要援護世帯を対象に、自治体や社会福祉協議会が除雪費の助成や除雪ボランティア・地域の共助による除排雪の仕組みを用意しているんだ。屋根の雪下ろしの費用の一部を補助したり、町内会で協力して困っている家の雪を片付けたりする取り組みもあるよ。内容や対象は市区町村でかなり違うので、まずはお住まいの市区町村の窓口や社会福祉協議会に『除雪の支援を受けられるか』を相談してみてね。空き家の場合は、放っておくと雪の重みで屋根が傷んだり、落雪で近所に迷惑がかかったりするので、空き家管理や地元の除雪業者に巡回や雪下ろしを頼む方法もあるよ。離れて暮らすご実家の雪が心配なときも、早めに相談しておくと安心。

除雪業者を選ぶときに気をつけることは?

結論:まず『何をどこまでやってくれるか』をはっきりさせよう。地面の除雪だけか、屋根の雪下ろしまでか、寄せた雪の排雪・運搬まで含むかで料金が大きく変わるよ。確認したいのは、①料金体系(1時間いくら/1回いくら/シーズンいくら、追加が出る条件)、②屋根など高所の安全対策と保険(作業中の事故や住宅の破損に備えた賠償保険に入っているか)、③大雪のときの対応の早さや受付の可否、④口コミ・実績。トラブルでは『前払いしたのに作業されない』『破損の対応をしてくれない』『見積もりより高い追加請求』などが報告されているので、その場で契約せず、2〜3社で相見積もりを取って書面で確認するのが安心だよ。前払いや高額な契約を急かす業者には特に注意してね。困ったら消費者ホットライン『188(いやや)』へ。

自分で除雪するときに用意するものや注意点は?

結論:地面の軽い雪かきなら、雪用のスコップやスノーダンプ(押して雪を運ぶ道具)、滑りにくい長靴、防水の手袋があると作業しやすいよ。雪が多い地域では、エンジンやバッテリーで動く除雪機を使うご家庭もある。融雪剤(塩化カルシウムなど)をまくと、玄関前や通路の凍結をやわらげられるけれど、植物やコンクリート・金属に影響することがあるので使う場所に注意してね。安全のうえで大事なのは、『朝の冷えた雪は重く凍って固いので無理をしない』『少しずつ・こまめに片付ける』『腰を落として持ち上げ、ひねらない』『除雪機は雪づまりを手で取らず必ずエンジンを止めてから』『一人での作業や屋根の上は避ける』こと。寄せた雪で道路の見通しや排水溝をふさがないように気をつけて、近所と雪の置き場所を譲り合えると気持ちよく過ごせるよ。