VOL. 165 2026 · JUNE ISSUE 空き家管理 おすすめ依頼先比較

空き家管理の費用相場とサービス内容

結論:遠くの実家などをしっかり守りたいなら 空き家管理の専門会社、いずれ売却や賃貸も考えたいなら 不動産会社の管理、防犯が心配なら 警備・セキュリティ会社の見守り、費用を抑えたいなら 相見積もりで比べる のがおすすめ。費用相場・巡回や換気/通水のサービス内容・「特定空家」や税のリスク・委託先の選び方・実家じまいまで、無理なく進められるようにまとめたよ。一人で抱え込まなくて大丈夫。

平均閲覧時間:約8分

  • 01費用は月5,000〜15,000円が目安 — 戸建て月1回で約5,000〜6,000円、マンションは約4,000〜5,000円。訪問は月1〜2回が一般的
  • 02基本は巡回・通水・換気・点検・写真つき報告 — 庭木の手入れや除草・草刈り、雨漏り確認はオプション(別料金)のことが多い
  • 03放置すると劣化や「特定空家」指定のリスク・税が上がることも — 委託は範囲/頻度/報告/保険/解約を書面で確認+相見積もり。急がず家族と相談を

01CHAPTER 01

空き家管理とは?まず費用相場とサービス内容から

結論:空き家管理は、遠くて頻繁には行けない実家や空き家のかわりに、定期的に訪問して家の状態を見守ってくれるサービスだよ。人が住まない家は傷みが進みやすいから、外観の点検・郵便物の整理・通水・換気・簡易清掃・写真つきの報告を月1〜2回してもらうことで、劣化や近隣トラブル、防犯のリスクをやわらげられるんだ。費用は内容と頻度で変わるけど、まずは下の目安をつかんで、専門会社に頼むか、不動産会社や警備会社にお願いするか、自分や身内でやるかの判断材料にしてね。一度に決めなくて大丈夫だよ。

サービスは大きく、家の中まで見る屋内管理と、外まわりを中心に見る屋外管理に分かれることが多いよ。通水や換気は屋内管理、庭の草木や郵便受けの確認は屋外管理にあたる。下は空き家管理の費用相場の目安だよ。

月額の目安

月5,000〜15,000円ほど。訪問の頻度・サービス内容で差が出る。

物件別の目安

戸建ては月1回 約5,000〜6,000円、マンションは約4,000〜5,000円。

訪問頻度

月1〜2回が一般的。空けている期間や季節で増やすことも。

基本サービス

外観の目視点検・郵便物の整理・通水・換気・簡易清掃・写真つき報告書。

オプション

庭木の手入れ/除草・草刈り・雨漏り確認・遠方への報告など(別料金)。

自分で管理する場合

交通費・時間のコスト。最低でも月1回の通水/換気が目安。

料金は「目安」だよ:同じ管理でも、訪問の頻度・屋内まで見るか・庭の手入れなどオプションの有無・物件の状態・地域で変わるよ。基本サービス(点検・通水・換気・郵便物・報告)にどこまで含まれて、何が別料金かは会社ごとに違うので、見積もりで『管理の範囲・頻度・報告方法・別料金になるもの・解約条件』をそろえて確認してね。家を空けたままにすると傷みやすいので、季節の湿気が気になる時期は換気の回数を増やすのもおすすめ。急いで決めなくて大丈夫だから、ご家族と相談しながら無理のないペースで進めよう。

02CHAPTER 02

空き家管理の依頼先 おすすめランキング7【2026年6月】

編集部が「費用の分かりやすさ・サービス内容の充実・報告の丁寧さ・防犯やいざという時の安心・将来の活用への対応」をふまえて、多くの人にとって失敗しにくい順に並べたよ。あなたの状況(家までの距離・予算・将来どうしたいか)で選んでね。料金は目安で、条件で変わるよ。

料金のめやすをひと目で比較

本文に出てきた月額の相場を、同じものさし(1か月あたり)に並べてみたよ。バーが右へ伸びるほど高め。物件のタイプや管理プランで、これくらいの幅になるんだ。

マンション(月1回)約4,000〜5,000円
戸建て(月1回)約5,000〜6,000円
専門会社のプラン月5,000〜10,000円
月額の目安(全体)月5,000〜15,000円

横軸は0〜15,000円。各バーは本文の相場(最安〜最高の目安)をそのまま並べたものだよ。

目的で絞り込み
比較
1

空き家管理の専門会社

空き家の巡回・管理に特化

費用 月5,000〜10,000円 向く人 遠方の実家をしっかり 強み 写真つき報告で安心
編集部おすすめ迷ったら
空き家の巡回・管理に特化した専門会社は、外観点検・郵便物の整理・通水・換気・簡易清掃をまとめてお願いでき、写真つきの報告書で遠くからでも家の様子が分かるのが大きな強み。月額のプランが分かりやすく、屋内まで見る/外まわりだけ、といった頻度や範囲も選びやすいよ。庭木の手入れや除草、雨漏りの確認などはオプション(別料金)で足せるところが多い。遠方でなかなか足を運べない実家を、無理なく見守ってもらいたいときにいちばん頼りになるよ。契約のときは、管理の範囲・頻度・報告方法・賠償保険・解約条件を書面で確認して、2〜3社で比べてみてね。
4.8
比較
2

不動産会社の管理

不動産の管理・売買・賃貸

費用 管理+将来相談込み 向く人 売却・賃貸も考えたい 強み 活用までつなぐ
活用も考えたい人に
不動産会社の管理は、空き家の見守りをしてもらいながら、いずれの売却や賃貸といった将来の活用まで一緒に相談できるのが強み。地域の不動産事情に詳しく、「とりあえず今は管理して、タイミングを見て売る・貸す」という流れにスムーズにつなげやすいよ。実家をどうするか迷っている段階でも、選択肢を整理する相談相手になってくれる。注意点は、管理そのものの内容(巡回や通水の範囲・頻度)は会社によって差があること。管理プランの内容と、将来売却・賃貸する場合の費用や流れを最初に確認して、管理だけ頼みたいのか活用まで見据えるのかを整理してから、2〜3社で比べると安心だよ。
4.5
比較
3

警備・セキュリティ会社の見守り

ホームセキュリティ・遠隔見守り

費用 見守り+防犯設備 向く人 防犯・不法侵入が心配 強み 防犯の安心が高い
警備・セキュリティ会社の見守りは、センサーや遠隔の仕組みで不法侵入や異常を検知し、防犯の安心を高めたいときに頼りになるよ。空き巣や放火、不法侵入などが心配な立地や、しばらく人の出入りがない家に向いてる。巡回サービスを組み合わせられるところもあり、外観の確認とあわせて防犯を強められる。注意点は、通水や換気・庭の手入れといった「家の傷みを防ぐ管理」までは含まれないことがあるので、見守り(防犯)と管理(巡回・通水・換気)のどちらを重視するかを整理しておくこと。サービスの範囲・初期費用や月額・通報や駆けつけの仕組み・解約条件を確認して、必要なら専門会社の管理と組み合わせるのもおすすめだよ。
4.4
比較
4

比較・予約サイト(マッチング型)

地域の業者と利用者をつなぐ仲介

費用 近くの業者を比較 向く人 料金を見比べたい 強み 相見積もりしやすい
地域の業者と利用者をつなぐ比較・予約サイト(マッチング型)は、近くで空き家管理を請け負う業者の料金やサービスをまとめて見比べられて、相見積もりが取りやすいのが便利。費用を抑えたい、まず相場感をつかみたいというときに向いてるよ。庭の手入れや単発の見回りだけ頼みたい、といった柔軟な使い方ができることも。注意点は、登録している業者によってサービス内容や品質、賠償保険の有無に差があること。料金の安さだけで決めず、口コミや実績、管理の範囲・報告方法・保険を一件ずつ確認してね。気になる業者を2〜3社えらんで、内訳と総額をそろえて比べると、納得して頼みやすいよ。
4.2
比較
5

シルバー人材センター・地域の便利屋

地域の有償ボランティア・便利屋

費用 手ごろ・作業単位も 向く人 巡回や庭の手入れを手ごろに 強み 庭・草刈りに強い
地域のシルバー人材センターや便利屋は、巡回や庭の手入れ・草刈り、簡単な見回りなどを手ごろな料金でお願いできるのが魅力。「庭が伸びてご近所に迷惑をかけていないか心配」「ときどき見に行ってほしい」といった部分的なお願いがしやすく、費用を抑えたいときに向いてるよ。作業ごとに頼める柔軟さもうれしいところ。注意点は、対応できる内容(屋内の通水・換気まで含むか、報告書が出るか、賠償保険があるか)が地域や担当によって違うこと。お願いしたいこと(庭だけ/見回りだけ/通水も)と頻度をはっきり伝えて、料金・報告の有無・もしもの時の保険を確認しておくと安心だよ。
4.0
比較
6

親族・近隣にお願いする

身内・ご近所への依頼

費用 謝礼程度 向く人 近くに頼める身内・ご近所 強み 負担と関係に配慮
家の近くに住むご親族やご近所の方にお願いできるなら、謝礼程度の負担で、ときどき見回ってもらえるのはありがたい選択肢だよ。郵便物を片づけてもらったり、台風のあとに様子を見てもらえたりと、身近な安心につながる。ただ、ここはとても大切なところで、見回りは思いのほか手間や責任がかかるので、相手の負担に十分配慮してね。「ついでに」とお願いしすぎると、長く続けるうちに気まずさやトラブルのもとになることもある。お願いする範囲(郵便だけ/たまに外観を見るだけ)をはっきり決め、無理のない頻度にして、感謝の気持ちをきちんと伝えよう。通水や換気など家の中の管理が必要なときは、専門会社と組み合わせるのも一つの形だよ。
3.6
比較
7

自分で定期的に通って管理

セルフ管理(近場向き)

費用 交通費・時間のみ 向く人 近場で無理なく通える 強み 月1回の通水・換気
家が近くて無理なく通えるなら、自分で定期的に通って管理するのも立派な方法だよ。費用は交通費と時間くらいで済むのがメリット。コツは、最低でも月1回は通って、各所の水道を少し流す「通水」と、窓を開けて空気を入れ替える「換気」をすること。これだけで配管の傷みや排水のにおい、湿気・カビをかなり防げるんだ。あわせて郵便物を片づけ、雨漏りや外壁・庭の様子も見ておこう。冬場の凍結や夏場の湿気など、季節ごとの注意も意識してね。注意点は、遠方だと交通費・時間の負担が大きく、続けるのが難しくなりやすいこと。無理を感じたら、ときどきだけでも専門会社や身近な人に頼る形に切り替えて大丈夫だよ。
3.7

※ 評価は編集部による総合判断だよ(2026年6月時点)。料金相場は目安で、訪問の頻度・屋内まで見るか・庭の手入れなどオプション・物件の状態・地域で変わるよ。最新の料金・サービス内容は各社の公式・現地見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

委託先の選び方(=後悔しない5つの確認)

空き家管理は、家から離れて見えにくいぶん「ちゃんとやってくれているか」が大事。あなたの状況でどれを重視するかを決めると、合う委託先が見つかるよ。

① 管理の範囲

外まわりだけか、屋内の通水・換気まで含むか。庭の手入れの扱いは。

② 訪問の頻度

月1〜2回が一般的。空ける期間や季節で増やせるか。

③ 報告の方法

写真つきの報告書が出るか。遠方からでも様子が分かるか。

④ 賠償保険の有無

作業中の万一に備えた保険があるか。もしもの時の対応は。

⑤ 解約・契約の条件

解約条件・契約期間・別料金になるものを書面で確認。相見積もりで比較。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どこに頼めば?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う頼み方はこれだよ。

遠方でなかなか行けない

しっかり見守りたい

推し空き家管理の専門会社

巡回・通水・換気+写真つき報告でお任せ。

いずれ売却や賃貸も

活用も考えたい

推し不動産会社の管理

管理しながら将来の選択肢も相談できる。

防犯が心配

不法侵入を防ぎたい

推し警備・セキュリティ会社

センサー・遠隔の見守りで安心を高める。

費用を抑えたい

相場を見比べる

推し相見積もりで比較

近くの業者の料金と内容を見比べて選ぶ。

庭や巡回だけ頼みたい

部分的にお願い

推しシルバー人材センター・便利屋

草刈りや見回りを手ごろに。内容は要相談。

近場で自分や身内で

無理なく続ける

推し自分で管理・親族に依頼

月1回の通水/換気を。負担は無理なく。

05CHAPTER 05

【大切】放置のリスク・「特定空家」と税のこと、知っておきたい注意

管理しないと進みやすいリスク

人が住まなくなった家は、思っているより早く傷みが進むんだ。雨漏り・カビ・シロアリといった建物の劣化、庭の草木の繁茂、害獣のすみつき、放火や不法侵入などのリスクが少しずつ大きくなりやすいよ。庭が伸びたり建物が傷んだりすると、ご近所への迷惑(草木のはみ出し・倒壊の不安・におい)にもつながりやすい。逆に言えば、月1〜2回の巡回・通水・換気・点検をしておくだけで、こうしたリスクの多くはやわらげられるんだ。完璧でなくて大丈夫。できる範囲から少しずつ手を入れていこう。

「特定空家」と税金のこと

知っておきたい制度の概要:管理されないまま放置され、倒壊のおそれや衛生上の問題などがあると判断された空き家は、「特定空家」に指定されることがあり、行政から助言・指導・勧告・命令の対象になることがあるよ。改正された空家対策の法律では、そこまで至る前の段階として「管理不全空き家」という区分も設けられていて、こちらも勧告の対象になり得るんだ。そして勧告を受けると、それまで土地にかかっていた固定資産税の「住宅用地特例」(住宅が建つ土地は課税が軽くなるしくみ)が外れて、土地の固定資産税が上がる(最大で数倍になる)こともあるんだ。これはあくまで制度の概要で、判断や運用は自治体によって違うから、自分の家がどうなるかはお住まいの自治体の窓口で確認してみてね。早めに管理を続けておくことが、こうしたリスクを避ける近道だよ。

近隣への配慮と、火災保険のこと

空き家は、草木のはみ出しや落ち葉、建物の傷み、においなどでご近所に気をつかわせてしまうことがあるよ。定期的に庭や外観を整えておくと、トラブルの予防になり、いざ売却や賃貸を考えるときにも役立つんだ。また、火災保険は「空き家」だと住宅用とは条件や区分が変わることがあるので、空き家にする前後で、今の保険が空き家にも対応しているかを保険の窓口で確認しておくと安心だよ。

委託するときに確認したいこと

管理を委託するときは、管理の範囲・訪問の頻度・報告の方法・賠償保険の有無・解約の条件を書面で確認して、2〜3社で相見積もりを取って比べてね。料金の安さだけでなく、報告のていねいさや、もしもの時の対応も大切な見極めポイント。そして何より、急いで決めなくて大丈夫。ご家族と相談しながら、無理のないペースで進めよう。実家のことは気持ちの整理も必要だから、焦らず一つずつでいいんだよ。判断に迷ったときや、契約まわりで困ったときは、消費者ホットライン「188(いやや)」に相談できるよ。

こんな点を心にとめておいてね

  • 1放置すると劣化・庭の繁茂・害獣・防犯のリスクが進む/月1〜2回の巡回・通水・換気でやわらげられる
  • 2「特定空家」等に指定され勧告を受けると固定資産税が上がることも(制度の概要・詳しくは自治体に確認)。火災保険の区分も確認を
  • 3委託は範囲・頻度・報告・保険・解約を書面で確認+相見積もり/急がず家族と相談を。困ったら消費者ホットライン188

見積もりを取る前に確認したいこと

  • 見てほしい管理の範囲を決めたか(外まわりだけ/屋内の通水・換気も/庭の手入れも)
  • 訪問の頻度(月1〜2回が一般的)と、空ける期間や季節で増やせるか
  • 報告の方法(写真つきの報告書が出るか・遠方からでも様子が分かるか)
  • 作業中の万一に備えた賠償保険の有無
  • 解約・契約の条件と、別料金になるもの(オプション)を書面で確認したか
  • 2〜3社で相見積もりを取り、内訳と総額をそろえて見比べたか
  • いまの火災保険が空き家にも対応しているか(保険の窓口で確認)

06CHAPTER 06

初めてでも安心・空き家管理の進め方3ステップ

むずかしく考えなくて大丈夫。今の状況と希望を整理 → 委託先を選ぶ → 見積もりを比べて依頼の3ステップだよ。焦らず、できるところからで大丈夫。

  1. 今の状況と希望を整理:家までの距離(自分で通えるか)、戸建てかマンションか、見てほしい範囲(外まわりだけ/屋内の通水・換気も/庭も)、訪問の頻度、予算をメモ。将来どうしたいか(持ち続ける・売る・貸す・実家じまい)も、今の気持ちで構わないので書き出しておこう。
  2. 委託先を選ぶ:しっかり管理してほしいなら空き家管理の専門会社、いずれ売却や賃貸も考えたいなら不動産会社の管理、防犯が心配なら警備・セキュリティ会社、費用を抑えたいなら相見積もりや地域のシルバー人材センター・便利屋、近場で無理なく続けられそうなら自分や身内で。
  3. 見積もりを比べて依頼:「管理の範囲・頻度・報告方法・賠償保険・解約条件・別料金になるもの」を書面で確認し、2〜3社の相見積もりを比較。報告のていねいさやもしもの時の対応もチェックして、納得できたら依頼。急がず、家族と相談しながらで大丈夫だよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

空き家管理サービスの費用の目安は?

結論:月5,000〜15,000円が目安だよ。物件別だと、戸建ての月1回で約5,000〜6,000円、マンションは約4,000〜5,000円が一般的。訪問の頻度(月1〜2回が多い)やサービスの内容、庭の手入れなどのオプションを付けるかどうかで変わってくるよ。料金は目安なので、見積もりで管理の範囲・頻度・報告方法・別料金になるものをそろえて、2〜3社で比べてみてね。

空き家管理ではどんなことをしてくれるの?

結論:基本は、外観の目視点検・郵便物の整理・通水(水道を流して排水管の乾きやにおいを防ぐ)・換気(窓を開けて湿気やカビを防ぐ)・簡易清掃、そして写真つきの報告書が中心だよ。庭木の手入れや除草・草刈り、雨漏りの確認、遠方のご家族への報告などはオプション(別料金)になっていることが多いから、必要なものを選んで頼めるよ。

空き家は自分で管理してもいい?

結論:近場で無理なく通えるなら、自分で管理しても大丈夫だよ。目安として最低でも月1回は通って、通水と換気をしておくと、配管の傷みや湿気・カビを防ぎやすいんだ。郵便物を片づけ、庭の様子も見ておこう。ただ、遠方で交通費や時間の負担が大きいときや、なかなか足を運べないときは、無理せず専門会社などに頼る方法も考えてみてね。

空き家を放っておくとどうなるの?

結論:人が住まない家は傷みやすく、雨漏り・カビ・シロアリといった建物の劣化や、庭の草木の繁茂、害獣のすみつき、放火や不法侵入などのリスクが進みやすいんだ。そのまま管理されない状態が続いて『特定空家』などに指定されると、行政から助言・指導・勧告・命令の対象になることがあるよ。早めに少しずつ手を入れておくと、こうしたリスクをやわらげやすいよ。

「特定空家」になると税金はどうなるの?

結論:管理が行き届かず『特定空家』や、その手前の段階にあたる『管理不全空き家』に指定されて勧告を受けると、それまで土地にかかっていた固定資産税の住宅用地特例(住宅が建つ土地は課税が軽くなるしくみ)が外れて、土地の固定資産税が上がる(最大で数倍になる)ことがあるんだ。あくまで制度の概要なので、自分の家がどうなるかは、お住まいの自治体の窓口で確認してみてね。

空き家管理の委託先はどう選べばいい?

結論:管理の範囲(どこまで見てくれるか)・訪問の頻度・報告の方法(写真つきか)・賠償保険の有無・解約の条件を、書面でしっかり確認してね。そのうえで2〜3社の見積もりを見比べると安心だよ。将来の売却や賃貸も視野に入れたいなら不動産会社の管理、防犯を重視するなら警備・セキュリティ会社、というように目的で選ぶのもおすすめ。急いで決めなくて大丈夫だから、ご家族と相談しながら、無理のないペースで進めてね。