AI TOOLS 2026 · JUNE ISSUE ER図・データベース設計図作成AI おすすめ比較

ER図・データベース設計図作成AIの比較

結論:文章で説明して作るなら ChatGPT、既存のデータベースから図を起こすなら ChartDB、コードのようにサッと書くなら dbdiagram.io。見た目を整えて共有するなら DrawSQL、プロンプト一発のたたき台なら Eraser(DiagramGPT)が便利だよ。「無料枠・日本語・文章やSQLから作れるか・SQLの出力/取り込み・データの扱い」の5つで、知りたい順にまとめたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01迷ったら上位3つ — 文章派はChatGPT、既存DBの取り込みはChartDB、コードで素早くならdbdiagram.io
  • 02無料で始められる — ChartDBはOSSで無料、dbdiagram・DrawSQL・QuickDBDに無料枠、ChatGPTも無料でコード生成
  • 03主キー・正規化は自分で確認 — AIは一般的な設計で埋めがち。型や外部キーが要件に合うか見直そう

01CHAPTER 01

ER図作成AIとは?できること

結論:ER図作成AIは、テーブル(表)とその関係(リレーション)を表すER図やデータベース設計図を、文章やSQLからAIが自動で描いてくれるサービスだよ。ER図は「Entity Relationship Diagram」の略で、たとえば「会員」「注文」「商品」のような箱(エンティティ)どうしを線でつないで、データのつながりをひと目で分かるようにした図のこと。手で四角を並べて線を引くのは地味に大変だけど、そこをAIに任せられるんだ。

主にこんなことができるよ。文章で説明してER図のたたき台を作る/DBMLやMermaidといったコード(記法)から図にする/既存のデータベースにつないで今の構造を図に起こす(リバース)/SQL(CREATE文)の書き出し・取り込み/主キー・外部キー・カラムの型を整理する。ブラウザだけで使えるものが多くて、無料で試せるツールもたくさんあるよ。

近いテーマとの違い:業務フローや組織図など図ぜんぶをまとめて作るなら AI作図ツール、処理の流れを表すフローチャートなら フローチャート作成AISQL文そのものを書きたいなら SQL作成AIがぴったり。このページはデータベースのテーブルと関係を表すER図・DB設計図づくりに絞って紹介するね。

02CHAPTER 02

ER図・データベース設計図作成AI 人気ランキング8選【2026年6月】

編集部が「無料枠・日本語・文章やSQLから作れるか・SQLの出力/取り込み・データの扱い」の5基準で総合評価して、ER図づくりに取り入れやすい順に並べたよ。料金・無料枠は変わることがあるから、最終的な条件は各公式サイトで確認してね。

料金のめやすをひと目で比較

「結局このタイプはいくらくらい?」を、月額の目安をひとつのものさしに並べたよ。無料で始められるツールも多いから、まずどの価格帯で探すかを決めるとラクだよ。

無料で使える0ドル(無料・無料枠)
個人向け有料月10〜25ドル
チーム向け月59ドル前後
大規模チーム・最上位月最大179ドル

横軸は0〜月180ドル。上のランキングのうちドル表記の主要プランを月額の目安で並べたものだよ(買い切りや要問い合わせのプランは含まないよ)。料金は2026年時点の目安で、最新は各公式で確認してね。

目的で絞り込み
比較
1

ChatGPT

文章からER図のコードをすぐ作れる

料金 無料〜 日本語 文章から
編集部おすすめ無料で始める
「会員・注文・商品のER図を作って」と日本語で頼むと、dbdiagramで使えるDBMLや、そのまま図になるMermaidのER図コードを書いてくれるよ。できたコードをdbdiagram.ioやChartDBに貼れば、きれいな図にできるんだ。テーブルやリレーションを会話で足していけるから、設計を相談しながら固めたい人にぴったり。専用ツールがいらないのも手軽だよ。
4.8
比較
2

ChartDB

既存DBから図を起こせるOSS

料金 無料〜 AI生成 SQL取込
既存DBに強いオープンソース
データベース専用の図づくりツールで、AIに文章で頼んでER図を作ったり、既存のデータベースにつないでスキーマを自動で図にできるよ。DBMLでコード管理もでき、SQL(DDL)の書き出しにも対応。GitHubで2万スター超えのオープンソースで、自分のサーバーに置けば無料で使えるのが大きな魅力。社外秘の設計を外に出したくない人にも向くよ。
4.7
比較
3

dbdiagram.io

DBMLを書くだけでER図になる

料金 無料〜 DBML SQL入出力
開発者の定番
「DBML」というかんたんな記法でテーブルとリレーションを書くと、その場でER図になるツールだよ。マウスで線を引かなくても、キーボードだけでサクサク設計できるのが気持ちいいんだ。SQLのCREATE文を貼って図にしたり、図からSQLを書き出したりもできる。ChatGPTにDBMLを書いてもらって貼り付ける使い方とも相性がいいよ。
4.6
比較
4

DrawSQL

見た目の美しいER図を共有できる

料金 無料〜 見た目 SQL取込
デザイン性が高い
見た目の美しいER図をブラウザで描けるツールだよ。MySQLやPostgreSQLなどのCREATE文を貼ると、テーブル・カラム・外部キーを自動で図にしてくれるんだ。有料プランの「DrawSQL AI」は、スキーマの相談やレビューにも使えるよ。配色やレイアウトが整っているから、資料や共有用のきれいな図がほしいチームに向いてるよ。
4.5
比較
5

Eraser(DiagramGPT)

プロンプトでER図のたたき台を生成

料金 無料〜 プロンプト 手軽さ
AIでラフ作成
「DiagramGPT」で知られるAI作図ツールで、作りたいER図を文章で説明したり、SQLやコードを貼ると、AIがいっきに図のたたき台を描いてくれるよ。ER図のほかにクラウド構成図やフローチャートも作れるオールラウンダー。まずプロンプトでざっくり形にしてから、エディタで整えたい人に向いてるよ。無料でも試せるんだ。
4.5
比較
6

QuickDBD

行を書くだけでER図にできる

料金 無料〜 速い かんたん記法
とにかく手早い
「QuickDBD(Quick Database Diagrams)」は、テーブル名とカラムを行で書いていくだけでER図になる、とにかく手早いツールだよ。マウス操作が少なく、思いついた設計をそのまま打ち込めるのが魅力。SQLの書き出しにも対応していて、ChatGPTに記法で書いてもらって貼る使い方もできるよ。下書きをパパッと形にしたい場面で便利なんだ。
4.3
比較
7

Vertabelo(Redgate Data Modeler)

論理〜物理まで本格設計できる

料金 無料枠あり 本格設計 SQL生成
プロ向け
論理設計から物理設計まで、本格的にデータベースを設計できるモデリングツールだよ(今はRedgate Data Modelerという名前になっているんだ)。テーブルの正規化やデータ型の設定をていねいに詰められて、設計からSQLを生成したり、既存DBから図を起こす(リバース)こともできる。仕事できちんと設計したい人向けの一本。学生や教育・OSS用途は無料で使えるよ。
4.2
比較
8

SqlDBM

チームで大規模DB設計を共同管理

料金 無料〜 チーム設計 DWH対応
大規模チーム向け
ブラウザで動くクラウド型のデータベース設計ツールで、チームでER図やスキーマを共同管理できるよ。SnowflakeやBigQueryなどデータ基盤の設計にも強く、既存DBからのリバースやSQL生成にも対応。無料プランで試せるけど、有料の料金は機能や人数で変わるから、本格導入の前に公式へ問い合わせて確認してね。
4.2

※ 評価は編集部による5基準(無料枠・日本語・文章やSQLから作れるか・SQLの出力/取り込み・データの扱い)の総合判断だよ(2026年6月時点の目安)。料金・無料枠・機能の条件は変わることがあるから、最終的な可否は各公式サイトで確認してね。

03CHAPTER 03

選び方のポイント(=失敗しない5基準)

ER図作成AIを選ぶときに迷いやすい5点を基準にしたよ。何から作るか(文章・SQL・既存DB)を起点に考えると、合う1本が見つかるはず。

① 何から作るか(文章/SQL/既存DB)

言葉で説明して作るならChatGPTやEraser、CREATE文を貼って図にするならdbdiagram.ioやDrawSQL、すでに動いているDBから起こすならChartDBやVertabelo・SqlDBMが向くよ。手元の材料に合わせて選ぼう。

② 無料で使えるか

ChartDBはオープンソースで無料、dbdiagram.ioやDrawSQL・QuickDBDにも無料枠があるよ。ChatGPTも無料でDBMLやMermaidのER図コードを書けるから、まずは無料枠で十分なことも多いんだ。

③ 日本語・操作のしやすさ

専用ツールは画面が英語のものが多いよ。テーブル名・カラム名は日本語でも入れられるけど、操作に迷いたくないならChatGPTやEraserのように日本語で指示できるものから始めると安心だよ。

④ SQL出力・取り込み(DDL・リバース)

図からSQL(CREATE文)を書き出せるか、既存DBやSQLを読み込んで図にできるか(リバース)は実装に直結するよ。ChartDB・dbdiagram・DrawSQL・Vertabelo・SqlDBMはこのあたりが得意なんだ。

⑤ データの扱い・安全性

テーブル定義には設計の中身が含まれるよ。社外秘のスキーマは、入力が学習に使われない設定や業務向けプラン、自分のサーバーに置けるChartDBを選ぶと安心。会社のルールも確認しよう。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どれ?」を一発で。あなたの作り方にいちばん合う1本はこれだよ。

文章で説明して作る

言葉で要件を伝えて図にしたい

推しChatGPT

DBMLやMermaidのER図コードを生成。

既存DBから起こす

いまの構造を図にしたい

推しChartDB

DBにつないでスキーマを自動で図に。

コードで素早く設計

キーボードだけでサクサク

推しdbdiagram.io

DBMLを書くだけでER図になる。

きれいに共有したい

資料用の見栄えのする図

推しDrawSQL

配色・レイアウトが整っていて共有向き。

プロンプト一発

ラフなたたき台がほしい

推しEraser

DiagramGPTでいっきに下絵を作れる。

本格的に物理設計

正規化や型まで詰めたい

推しVertabelo

論理〜物理設計とSQL生成に強い。

05CHAPTER 05

無料で使える?料金・安全の注意点

無料・料金の早見表

主なツールの料金イメージはこんな感じ。金額は2026年6月時点の目安だから、最新は各公式で確認してね。

ツール 無料枠 有料の目安 タイプ
ChatGPTあり(十分使える)Go 月8ドル / Plus 月20ドル / Pro 月200ドル汎用AI(文章→コード)
ChartDB本体無料(OSS)/ クラウド無料枠Pro 月25ドル / Teams 月59ドル(年払い最大40%off)ER図特化(AI生成)
dbdiagram.ioありPersonal Pro 月14ドル / Team 要問い合わせDBMLテキスト型
DrawSQL公開図・15テーブルまでStarter 月19ドル / Growth 月59ドル / Large 月179ドルビジュアルER図
Eraser(DiagramGPT)3ファイル・AI5クレジット/月Starter 月10ドル(1人) / Business 月25ドル(1人)AI作図(プロンプト)
QuickDBDあり(公開・制限つき)Pro 月14ドル(年払い割引あり)テキスト入力型
Vertabelo(Redgate)あり(学生・OSSは無料)有料 月24ドル〜本格モデリング
SqlDBMあり(フリーミアム)規模別 要問い合わせ(公式に確認)クラウド型(チーム)

ER図づくりで気をつけたいこと

便利だけど、AIに丸投げすると「設計のズレ」に気づきにくくなることもあるよ。次の3つを意識すると失敗がぐっと減るよ。

  • 1主キー・外部キー・正規化を自分で確認(AIは一般的な設計で埋めがち。型やリレーションが要件に合っているか必ず見直す)
  • 2本番のスキーマ・データの扱いに注意(社外秘のテーブル定義を無料の汎用AIに貼る前に、学習オフの設定・業務向けプラン・自前サーバーのChartDBを検討)
  • 3図とDBのズレに注意(設計を変えたら図も更新。既存DBからのリバースで最新の状態に合わせると安心)
きれいな設計図を作るコツ:いきなり全部のテーブルを作らせず、中心になる2〜3個(会員・注文・商品など)から始めて関係を足していくと整理しやすいよ。ChatGPTでDBMLを作ってからdbdiagram.ioやChartDBに貼ると、文章→コード→図が一気に進むんだ。

06CHAPTER 06

初心者向け・使い方3ステップ

むずかしい操作はいらないよ。作りたいものを言葉にする → AIに図かコードを作らせる → 確認して整えるの3ステップで、ER図が1枚できるよ。

  1. 作りたいものを言葉にする:「会員・注文・商品の3つのテーブルでネットショップのER図を作って。1対多のリレーションも引いて」のように、登場するテーブルと関係を文章で書くよ。既存DBがあるなら、そのSQL(CREATE文)を用意してね。
  2. AIに図かコードを作らせる:ChatGPTなら「DBMLで書いて」と頼む、ChartDBやEraserならプロンプトを入れる、dbdiagram.io/QuickDBDならできたコードを貼るよ。既存DBはChartDBやVertabeloでつないでリバースできる。
  3. 確認して整える:主キー・外部キー・データ型・正規化が要件に合っているかを見直して、足りないテーブルや項目を追加。仕上がったらSQL(DDL)を書き出して、設計書や実装に使えるよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

ER図作成AIって、何ができるの?

結論:テーブル(表)とその関係を表すER図を、文章やSQLからAIが自動で描いてくれるよ。「会員・注文・商品のER図を作って」と頼むだけで下絵ができたり、既存のデータベースにつないでスキーマを図にしたりできるんだ。SQL(CREATE文)の書き出しに対応するツールも多いよ。

無料で使えるER図作成AIはある?

結論:あるよ。ChartDBはオープンソースで無料だし、dbdiagram.ioやDrawSQL・QuickDBDにも無料枠があるよ。ChatGPTも無料でDBMLやMermaidのER図コードを書けるから、それをdbdiagramなどに貼れば無料で図にできるんだ。まずは無料枠で試すのがおすすめだよ。

既存のデータベースからER図を作れる?

結論:作れるよ。ChartDBやVertabelo、SqlDBMは既存のDBにつないだりSQLを読み込んで、いまの構造を図に起こせる(リバースエンジニアリング)よ。dbdiagram.ioやDrawSQLもCREATE文を貼れば自動で図にしてくれる。すでにあるDBの全体像を把握したいときに便利だよ。

日本語のテーブル名でも使える?

結論:使えるよ。テーブル名やカラム名を日本語で入れても図にできるツールが多いよ。ただ画面(メニュー)が英語のツールが多いから、操作に迷ったらChatGPTやEraserのように日本語で指示できるものから始めると安心。図の中身は日本語、操作は翻訳に頼る、という使い分けもアリだよ。

ER図のコード(DBML・Mermaid)って何?AIとどう使うの?

結論:DBMLやMermaidは、テーブルとリレーションを文字で書くための記法だよ。マウスで線を引く代わりに、コードのように設計を書けるんだ。ChatGPTに「DBMLで書いて」と頼んでできたコードを、dbdiagram.ioやChartDBに貼れば、すぐきれいなER図になるよ。文章→コード→図、の流れが速くて便利なんだ。

設計用のスキーマやデータを入れても大丈夫?

結論:本番の個人情報や社外秘のテーブル定義は、無料の汎用AIにそのまま貼るのは慎重にね。テスト用のダミー設計で試す、入力が学習に使われない設定や業務向けプランを選ぶ、自分のサーバーに置けるChartDBを使う、などで安心して使えるよ。会社のルールも確認しておこう。