VOL. 441 2026 · JUNE ISSUE 仏壇の移動 費用と頼み先

仏壇移動の費用と頼み先ランキング

結論:仏壇の移動は、別の部屋や別の家へ移すなら魂抜き(閉眼供養)→運搬→魂入れ(開眼供養)の流れが基本だよ。確実に任せたいなら仏壇仏具店に一括(運搬+供養手配で2〜10万円が目安)、引っ越しと一緒なら引越し業者の仏壇オプション(小型1万円〜)が頼りになるの。魂抜き・魂入れのお布施は各1〜3万円が目安だよ。「ていねいさ/費用/手間の少なさ/対応範囲/安心」の5基準で、気持ちよく移せる順にまとめたね。

平均閲覧時間:約8分

  • 01本命は仏壇仏具店の一括 — 魂抜き・運搬・魂入れの手配までまとめて任せられる。大型や別の家への移動も安心なの
  • 02引っ越しと一緒なら引越し業者 — 仏壇オプションで小型1万円〜。供養は別手配かを必ず確認してね
  • 03同じ部屋の移動なら供養はいらないことも — 別の部屋・別の家へ移すなら魂抜き・魂入れが基本。迷ったらお寺に相談を

01CHAPTER 01

仏壇の移動はいくら?費用相場と「決まり方」

結論:仏壇の移動費用は「運搬の費用 + 魂抜き・魂入れのお布施 × 仏壇の大きさ・移動距離」で決まるよ。運搬だけなら、引越し業者の仏壇オプションで小型1万円・大型2万円前後が目安。仏壇仏具店や仏壇引越しの専門業者に梱包から任せると、大きさや距離しだいで2〜10万円ほどと幅があるの。これに魂抜き・魂入れのお布施が各1〜3万円ほど加わるイメージだよ。同じ部屋で自分で動かすだけなら運搬は0円〜(梱包材くらい)。引越しと同時なら、ほかの荷物とまとめて運んでもらうと割安になりやすいの。金額の目安は下のカードにまとめたね。

引越し業者の仏壇オプション

運搬のみで小型1万円・大型2万円前後が目安。引っ越し荷物と一緒に運んでもらえるよ。供養は別手配のことが多いの。

仏壇仏具店・専門運送業者

梱包から搬出搬入まで任せて2〜10万円が目安。大型・遠方・高価な仏壇を確実に運びたいときに。

魂抜き(閉眼供養)のお布施

移動前にお寺へ。1〜3万円が目安だよ。4(死)・9(苦)を連想する金額は避けるのがマナーなの。

魂入れ(開眼供養)のお布施

移したあと新しい場所で。こちらも1〜3万円が目安。魂抜きと同じお寺にお願いできると安心だよ。

便利屋・遺品整理の業者

作業料金に移動オプションを足すかたち。模様替えや実家じまいでまとめて動かしたいときに。

自分・家族で動かす

同じ部屋・小型なら0円〜。別の部屋や別の家へ移すなら、魂抜き・魂入れは基本必要だよ。

数字は「目安」だよ:仏壇の移動費用は仏壇の大きさ・移動距離・階段作業の有無・供養を頼むか・宗派で変わるんだ。とくにお布施は「お気持ちで」とされることが多くて、お寺によって幅があるの。業者に頼むときは「運搬料に魂抜き・魂入れの手配が含まれるか」「階段や遠方の追加料金が出るか」を先に確認して、必要なら2〜3か所に見積もりを取ると安心。大切に手を合わせてきた仏壇だから、金額だけでなくていねいに扱ってもらえるか・ご家族が納得できるかも大事にしてね。

02CHAPTER 02

仏壇移動の頼み先ランキング6【2026年6月】

編集部が「ていねいさ・費用・手間の少なさ・対応範囲(同室/別室/引越し/遠方)・安心(供養が確かか)」の5基準で、気持ちよく移しやすい順にまとめたよ。「確実に任せたい」のか「引っ越しと一緒に」なのか、「同じ家でちょっと動かすだけ」なのかで、ぴったりの相手が変わるの。フィルターで絞り込んでみてね。金額はどれも目安だよ。

目的で絞り込み
比較
1

仏壇仏具店(専門業者)に一括で頼む(魂抜き・運搬・魂入れの手配まで本命)

供養の手配から梱包・運搬までまるごと任せられる——大型や別の家への移動を確実にしたい人の本命なの

費用 運搬+供養手配で2〜10万円が目安 向く人 大型・別の家へ移すなど確実に任せたい人 注意 運搬料と供養手配料の内訳・総額を見積もりで確認
編集部おすすめ迷ったらこれ
長く手を合わせてきた仏壇を、確実にていねいに移したいなら、仏壇仏具店(専門業者)への一括依頼が本命だよ。提携するお寺で魂抜き(閉眼供養)と魂入れ(開眼供養)を手配したうえで、専門の職人が梱包・搬出・運搬・搬入までまとめて引き受けてくれるの。費用は運搬と供養手配を含めて2〜10万円が目安で、大型や遠方、階段作業があると上がりやすいよ。お寺探しから供養、運搬まで一度に頼めるのが大きな助け。注意したいのは、運搬料に魂抜き・魂入れの手配が含まれるか・追加料金がどこに出るかを見積もりで確認すること。仏壇の買い替えや仏壇の処分を一緒に考えているなら、まとめて相談できることも多いの。移動の機会に中をきれいにしたいなら仏壇のお洗濯・クリーニングもあわせて相談してね。
4.8
比較
2

菩提寺(お寺)に魂抜き・魂入れを頼む(運搬は近距離なら自分でも)

供養はお寺にきちんとお願いして運搬は自分で——同じ家や近距離でていねいに移したい人向けなの

費用 魂抜き・魂入れのお布施 各1〜3万円が目安 向く人 菩提寺がある・同じ家や近距離で動かす人 注意 移動の1か月前を目安に予約を。浄土真宗は作法が違うよ
菩提寺(ご先祖のお墓があるお寺)があって、同じ家の中や近距離で動かすなら、お寺に魂抜き(閉眼供養)と魂入れ(開眼供養)をお願いして、運搬は自分や家族で、というやり方がていねいで費用も抑えやすいよ。お布施は魂抜き・魂入れそれぞれ1〜3万円が目安なの。流れは、移動の前に今の場所で魂抜きをして、運んだあと新しい場所で魂入れをするかたち。注意したいのは、移動の1か月前を目安に早めに予約することと、浄土真宗では魂抜き・魂入れを行わず「遷座(せんざ)」のお勤めになるなど宗派で作法が違う点だよ。大きな仏壇や階段がある移動は、運搬だけ業者に頼むと安全。ご本尊や位牌は先に取り出して、ていねいに運んでね。位牌の処分を考えているなら、あわせて相談できることもあるの。
4.6
比較
3

引越し業者の仏壇オプション(引越しと一緒に運搬)

引っ越し荷物とまとめて運べる——お引っ越しと同時に費用を抑えて動かしたい人向けなの

費用 小型1万円・大型2万円前後+供養は別途 向く人 引越しと同時に運びたい・費用を抑えたい人 注意 仏壇の取り扱い可否・補償・供養は別手配かを確認
お引っ越しと同時に仏壇を移すなら、引越し業者の仏壇オプションが手軽だよ。ほかの荷物と一緒に運んでもらえるので、小型で1万円・大型で2万円前後と運搬費を抑えやすいの。注意したいのは、魂抜き・魂入れの供養は別手配になることがほとんどな点。引っ越し日の前に今の家で魂抜きをして、新居で落ち着いてから魂入れ、という流れを自分で段取りしてね。あわせて、仏壇を運んでもらえるか(高価・大型は断られることも)・破損時の補償があるかも見積もりのときに確認しよう。ご本尊や位牌、引き出しの中身は自分で取り出して、ガラス戸や扉はテープで固定しておくと安心。引越しの見積もりをとるときに、仏壇の有無を最初に伝えておくとスムーズだよ。
4.4
比較
4

仏壇引越し専門の運送業者(遠方・大型を梱包輸送)

仏壇の梱包・輸送に慣れた職人が担当——遠方や大型・高価な仏壇を傷つけず運びたい人向けなの

費用 5〜10万円前後が目安(距離・大きさで変動) 向く人 遠方への移動・大型/高価な仏壇を運びたい人 注意 梱包・搬出搬入・供養手配の範囲を契約前に確認
遠方への引っ越しや、金仏壇・唐木仏壇のような大型・高価な仏壇を傷つけずに運びたいなら、仏壇引越し専門の運送業者が頼りになるよ。仏壇の構造に慣れた職人が、金箔や漆を傷めないよう専用の資材で梱包して輸送してくれるの。費用は距離や大きさで変わって5〜10万円前後が目安。遠方でも安心して任せられるのが魅力だよ。注意したいのは、梱包・搬出搬入・組み立て直し・供養の手配がどこまで含まれるかを契約前に確認すること。魂抜き・魂入れの手配を頼める業者もあれば、自分でお寺に依頼するところもあるの。階段や狭い通路がある場合は、追加料金や搬入の可否も先に伝えておこうね。引っ越し全体は引越しの記事もあわせて見てみてね。
4.2
比較
5

便利屋・遺品整理/生前整理の業者(片付けと一緒に動かす)

模様替えや実家じまいのついでに仏壇も移動——家ごとまとめて整えたい人向けなの

費用 作業料金に移動オプション・供養手配は別途 向く人 模様替えや実家じまいでまとめて動かしたい人 注意 供養の手配方法と総額・許可を見積もりで確認
部屋の模様替えや実家じまいで、家全体を片付けながら仏壇も動かしたいなら、便利屋や遺品整理・生前整理の業者が便利だよ。家具の移動や片付けと一緒に、仏壇の運搬や供養(魂抜き・魂入れ)の手配もまとめて頼めることが多いの。料金は作業全体のプランに移動オプションを足すかたちが一般的で、供養は別途お布施がかかるよ。遠方で何度も通えない人や、ご家族で分担が難しいときにまとめてお願いできるのが助かるね。注意したいのは、供養がどんな方法で手配されるか・追加料金がどこに出るかを見積もりで確認すること。不用品の処分も頼むなら、「無料回収」をうたって後から高額請求する無許可業者に気をつけて。家庭ごみの回収には自治体の許可が必要だから、許可・総額・供養の方法を書面で確かめて、あおられても即決しないのが安心だよ。家ごと整えるなら遺品整理・生前整理もあわせて見てね。
4.0
比較
6

自分・家族で動かす(同じ部屋・小型なら魂抜き不要のことも)

同じ部屋でちょっと位置を変えるだけ——費用をかけずに小型仏壇を動かしたい人向けなの

費用 0円〜(必要な梱包材くらい) 向く人 同じ部屋でちょっと動かす・小型仏壇の人 注意 別の部屋・別の家へ移すなら魂抜き・魂入れが基本
同じ部屋の中で少し位置を変えるだけなら、魂抜き・魂入れはいらないとされることが多いので、自分や家族の手で動かしてもよいよ。費用は0円〜(運ぶときの梱包材くらい)で、いちばん手軽なの。動かすときは、線香やろうそくの火を消し、ご本尊・位牌・仏具・引き出しの中身を先に取り出してから本体を運ぶと安全だよ。扉やガラス戸はテープで軽く留めておくと安心。注意したいのは、別の部屋へ移したり、引っ越しで別の家へ移したりするときは、魂抜き(閉眼供養)と魂入れ(開眼供養)が基本になる点。「同じ家だけど階が違う・別の部屋」というケースは、お寺によって考え方が分かれるから、迷ったら菩提寺やお近くのお寺に「この移動で供養は必要ですか」と先に聞いておこうね。大切なご本尊だから、無理せず人手を集めて、ていねいに運んでね。
3.8

※ 評価は編集部による5基準(ていねいさ・費用・手間の少なさ・対応範囲・安心)の総合判断だよ(2026年6月時点)。金額はお寺や各業界の公開料金情報をもとにした目安で、仏壇の大きさ・移動距離・階段作業の有無・供養を頼むか・宗派によって変わるの。正確な費用や供養の内容は、必ず事前にお寺や業者に確認してね。

03CHAPTER 03

頼み先選び(=後悔しない5基準)

このランキングは、仏壇を移すときに迷いやすい5点を基準にしてるよ。運搬の費用だけでなく、魂抜き・魂入れをていねいにできるか・ご家族が納得できるかもあわせて考えるのがコツなの。

① ていねいさは?

魂抜き(閉眼供養)と魂入れ(開眼供養)をきちんと手配できるか。気持ちの区切りを大切にしたいならお寺の供養が王道だよ。

② 費用は?

運搬料とお布施を分けて確認。引越し業者の運搬が抑えやすく、専門業者は2〜10万円、お布施は各1〜3万円が目安なの。

③ 手間の少なさは?

供養の手配・梱包・運搬まで任せられるか。引っ越しと同時か、自分で段取りするかで、ぐっと楽さが変わるよ。

④ 対応範囲は?

同じ部屋か、別の部屋か、別の家・遠方か。大型や階段、金箔仏壇は専門業者のほうが安心して任せられるの。

⑤ 安心(供養が確かか)は?

供養がどんな方法で手配されるか示されるか。許可・総額・補償を確認して、あおられても即決しないのが安心だよ。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「うちの場合はどうする?」を一発で。仏壇の大きさと移動先にあわせて選んでみてね。

大型・別の家へ確実に

供養も運搬も任せたい

推し仏壇仏具店に一括

魂抜き・運搬・魂入れの手配までまるごと。大型や遠方も安心して頼めるよ。

同じ家・近距離で動かす

ていねいに費用を抑えて

推しお寺に魂抜き・魂入れ

供養はお寺にお願いし、運搬は自分で。大型は運搬だけ業者に頼むと安全。

引っ越しと同時に

費用を抑えて運びたい

推し引越し業者の仏壇オプション

荷物とまとめて小型1万円〜。供養は別手配の段取りを忘れずにね。

遠方・大型・高価な仏壇

傷つけず運びたい

推し仏壇引越し専門の運送業者

金箔や漆を傷めない専用梱包で輸送。範囲を契約前に確認してね。

実家じまい・模様替えで

家ごと整えたい

推し便利屋・遺品整理の業者

片付けと一緒に。許可・総額・供養の方法を確認して頼んでね。

同じ部屋でちょっと

費用をかけたくない

推し自分・家族で動かす

同じ部屋なら供養はいらないことも。火を消しご本尊を先に取り出して。

ちなみに、「これが唯一の正解」という移し方はないの。大切なのは、別の部屋・別の家へ移すなら魂抜きで魂をそっと抜いて運び、新しい場所で魂入れをすること。同じ部屋でちょっと動かすだけなら供養はいらないことも多いよ。お仏壇の買い替えや手放しも考えているなら、仏壇の処分位牌の処分、移動の機会の仏壇のお洗濯・クリーニングとあわせて相談すると、まとめて整えられるの。

05CHAPTER 05

魂抜き・魂入れの考え方と、安心して移すための注意点

別の部屋・別の家へ移すなら魂抜き・魂入れが基本だよ

結論:仏壇を別の部屋や別の家へ移すなら、移動の前に魂抜き(閉眼供養)、移したあとに魂入れ(開眼供養)をするのが基本だよ。仏壇はご本尊やご先祖をお祀りする小さなお寺とされていて、魂が宿ると考えられているの。だから家具のように動かすのではなく、お坊さんに読経してもらって、いったん魂をそっと抜いてから運び、新しい場所で魂を入れ直すのがていねいなやり方なんだ。一方で、同じ部屋の中で少し位置を変えるだけなら、魂抜き・魂入れはいらないとされることが多いよ。「同じ家だけど階が違う・別の部屋に移す」ケースは、お寺によって考え方が分かれるところ。迷ったら菩提寺やお近くのお寺に相談してみてね。

浄土真宗は「魂抜き・魂入れ」をしないよ

宗派によって作法が違うことも知っておくと安心だよ。浄土真宗では、原則として「魂抜き・魂入れ」を行わないの。亡くなった方はすぐに極楽浄土へ往生するという教えで、位牌や仏壇に魂が宿るという考え方をとらないためなんだ。そのかわり、仏壇を移すときは「遷座(せんざ)」にあたるお勤め(読経)をお願いすることが多いよ。呼び方や作法が違うだけで、ご本尊やご先祖を大切に扱う気持ちは同じ。自分の家がどの宗派かわからないときは、ご親族に聞くか、菩提寺やお近くの同じ宗派のお寺に相談してみてね。

魂抜き・魂入れは早めの予約を

魂抜き・魂入れをお願いするなら、移動する日の1か月前を目安に、菩提寺やお近くのお寺へ早めに相談するのがおすすめだよ。魂抜きは移動の1週間前〜前日くらいに済ませておくとスムーズなの。引っ越しなら、引っ越し日の前に今の家で魂抜きをして、新居に着いて落ち着いてから魂入れ、という流れが一般的。移動先が遠方で同じお坊さんに来てもらうのが難しいときは、同じ宗派のお寺を紹介してもらうと安心だよ。お布施のほかに、お花・線香・ろうそくなどを用意することが多いから、何をそろえればいいかも予約のときに聞いておこうね。お盆や法要シーズンは予約が混みやすいよ。

運搬を業者に頼むときの注意

運搬や片付けをまとめて頼むときは、「無料回収」「どんな物でも回収」とうたって、後から高額な料金を請求する無許可業者に気をつけてね。家庭のごみの回収には、自治体の一般廃棄物収集運搬の許可が必要なの。大切な仏壇を託すなら、なおさら供養がどんな方法で手配されるか・料金の総額が書面で示されるか・破損時の補償や許可があるかを確認して、あおられてもその場で即決しないのが安心。万一、訪問してきた業者とその場で契約してしまっても、訪問販売なら契約書面を受け取った日から8日以内はクーリングオフで解約できることがあるよ。困ったときは、消費者ホットライン「188(いやや)」に相談してね。

こんな点に気をつけてね

  • 1別の部屋・別の家へ移すなら魂抜き・魂入れを(同じ部屋でちょっと動かすだけなら不要とされることが多いよ)
  • 2ご本尊・位牌・仏具は先に取り出す(火を消し、引き出しの中身も出してから本体を運ぶと安全なの)
  • 3宗派や費用は事前に確認(浄土真宗は作法が違うよ。お布施は「お気持ちで」のことも。早めの予約が安心)
移す前に確認することリスト:①移動の種類(同じ部屋か・別の部屋か・別の家/遠方か)を整理 ②自分の家の宗派を確認(浄土真宗は遷座のお勤め) ③別の部屋・別の家なら、魂抜き・魂入れを菩提寺やお近くのお寺へ1か月前を目安に予約 ④運搬を仏壇店・引越し業者・専門運送・便利屋のどれに頼むか決め、供養の手配が含まれるか確認 ⑤業者には許可・総額・補償・供養の方法を見積もりで確認。この5つを整えれば、安心して移せるよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも迷わない・仏壇を移す流れ5ステップ

順番さえ守れば、むずかしくないよ。移動の種類を確認 → 供養の要否を決める → 頼み先を選ぶ → 魂抜き・運搬 → 魂入れの5ステップ。

  1. 移動の種類と仏壇の大きさを確認する:まず同じ部屋の中で動かすのか、別の部屋か、別の家・遠方へ移すのかを整理しよう。あわせて仏壇の大きさ(卓上の小型か、床置きの大型か)や、階段・通路の広さも確認。これで供養の要否と頼み先の見当がつくよ。自分の家の宗派もここで確かめておこうね(浄土真宗は作法が違うの)。
  2. 魂抜き・魂入れの要否を決める:別の部屋・別の家へ移すなら魂抜き(閉眼供養)と魂入れ(開眼供養)が基本。同じ部屋でちょっと動かすだけなら不要とされることが多いよ。「同じ家だけど階が違う」など迷うケースは、菩提寺やお近くのお寺に「この移動で供養は必要ですか」と先に聞いておくと安心なの。
  3. 頼み先を選ぶ:大きさ・移動先・費用で選ぼう。確実に任せたいなら仏壇仏具店に一括、引っ越しと同時なら引越し業者、遠方・大型なら専門運送業者。同じ家・近距離ならお寺に供養をお願いして運搬は自分で、模様替えや実家じまいなら便利屋・遺品整理の業者も便利だよ。
  4. 魂抜き・運搬の予約をする:お寺へは移動の1か月前を目安に「魂抜き・魂入れをお願いできるか・お布施の目安」を確認。運搬を業者に頼むなら見積もりで総額・許可・補償・供養の手配が含まれるかを確認してね。引っ越しと同時なら、引っ越し日の前に魂抜きをする段取りを組もう。
  5. 運んで、魂入れをする:移動の前に火を消し、ご本尊・位牌・仏具・引き出しの中身を取り出してから本体を運ぶよ。別の家・別の部屋へ移したら、新しい場所に据えて落ち着いてから魂入れ(開眼供養)。すべて整ったら、感謝を込めて手を合わせてね。これで安心してお参りを続けられるよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

仏壇を移動するとき魂抜き・魂入れは必要なの?

結論:別の部屋や別の家へ仏壇を移すなら、移動の前に魂抜き(閉眼供養)、移したあとに魂入れ(開眼供養)をするのが基本だよ。仏壇はご本尊やご先祖をお祀りする小さなお寺とされていて、魂が宿ると考えられているの。だから家具のように動かすのではなく、お坊さんに読経してもらって、いったん魂をそっと抜いてから運び、新しい場所で魂を入れ直すのがていねいなやり方なんだ。お布施は魂抜き・魂入れそれぞれ1〜3万円が目安だよ。一方で、同じ部屋の中でちょっと位置を変えるだけなら、魂抜き・魂入れはいらないとされることが多いの。宗派や地域、お寺の考え方で違いもあるから、迷ったら菩提寺やお近くのお寺に相談すると安心だよ。

仏壇の移動・引越しの費用はいくら?

結論:「運搬の費用」と「魂抜き・魂入れのお布施」を分けて考えるとわかりやすいよ。運搬は、引越し業者の仏壇オプションなら小型で1万円・大型で2万円前後が目安。仏壇仏具店や仏壇引越しの専門業者に梱包から任せると、大きさや距離しだいで2〜10万円ほどと幅があるの。これに魂抜き・魂入れのお布施が各1〜3万円ほど加わるイメージだよ。同じ部屋で自分で動かすなら運搬は0円〜(梱包材くらい)。金額はどれも目安だから、運搬料・供養の手配が含まれるか・追加料金が出るかを見積もりで先に確認してね。

同じ家の中で仏壇を動かすだけでも供養がいるの?

結論:同じ部屋の中で少し位置を変えるだけなら、魂抜き・魂入れはいらないとされることが多いよ。一方で、別の部屋へ移したり、引っ越しで別の家へ移したりするときは、魂抜き(閉眼供養)と魂入れ(開眼供養)をするのが基本なの。判断に迷う「同じ家だけど階が違う・別の部屋に移す」ようなケースは、お寺によって考え方が分かれるところ。心配なら菩提寺やお近くのお寺に「こういう移動だけど供養は必要ですか」と先に聞いておくと安心だよ。仏壇を動かす前後は、線香やろうそくの火を消し、ご本尊や位牌を取り出してから本体を動かすなど、ていねいに扱うことも大切にしてね。

仏壇の移動は誰に頼めばいいの?

結論:「どんな移動か」で選ぶといいよ。大型の仏壇や別の家へ移すなど確実に任せたいなら、魂抜き・運搬・魂入れの手配までまとめてくれる仏壇仏具店(専門業者)が本命。引っ越しと同時に運びたい・費用を抑えたいなら引越し業者の仏壇オプション、遠方へ大切に運びたいなら仏壇引越しの専門運送業者が向いているの。同じ家や近距離で動かすだけなら、お寺に魂抜き・魂入れをお願いして運搬は自分や家族でというやり方もあるよ。部屋の模様替えや実家じまいでまとめて整えたいなら、便利屋や遺品整理・生前整理の業者も頼れるの。供養の手配が含まれるかを必ず確認してね。

魂抜き・魂入れはいつ頼めばいいの?

結論:移動する日の1か月前を目安に、菩提寺やお近くのお寺へ早めに相談するのがおすすめだよ。魂抜きは移動の1週間前〜前日くらいに済ませておくとスムーズなの。引っ越しなら、引っ越し日の前に今の家で魂抜きをして、新居に着いて落ち着いてから魂入れ、という流れが一般的だよ。移動先が遠方で同じお坊さんに来てもらうのが難しいときは、同じ宗派のお寺を紹介してもらうと安心。お布施のほかに、お花・線香・ろうそくなどを用意することが多いから、何をそろえればいいかも予約のときに聞いておこうね。法要やお盆など人気の時期は予約が混みやすいので、早めの連絡が安心だよ。

浄土真宗の仏壇移動はどうするの?

結論:浄土真宗では、ほかの宗派でいう「魂抜き・魂入れ」は原則として行わないよ。これは、亡くなった方はすぐに極楽浄土へ往生するという教えで、位牌や仏壇に魂が宿るという考え方をとらないためなの。そのかわり、仏壇を移すときは「遷座(せんざ)」にあたるお勤め(読経)をお願いすることが多いよ。呼び方や作法が宗派で違うだけで、ご本尊やご先祖を大切に扱う気持ちは同じ。自分の家がどの宗派かわからないときや、どんなお勤めをすればいいか迷うときは、菩提寺やお近くの同じ宗派のお寺に相談してみてね。運搬そのものは、ほかの宗派と同じように仏壇店や引越し業者にお願いできるよ。