VOL. 422 2026 · JUNE ISSUE 位牌の処分 費用と頼み先

位牌の処分方法と頼み先ランキング

結論:位牌の処分は、まず閉眼供養(魂抜き)をして、お焚き上げに納めるのが基本だよ。いちばんていねいなのはお寺での閉眼供養+お焚き上げ(お布施1〜5万円が目安)なの。菩提寺がないなら郵送のお焚き上げ供養(3,000円〜)、手放さず供養を続けたいなら永代供養も選べるよ。「ていねいさ/費用/手間の少なさ/故人と親族への配慮/安心」の5基準で、気持ちよく手放せる順にまとめたね。

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  • 01本命はお寺の閉眼供養+お焚き上げ — 魂をそっと抜いて感謝を込めて手放す王道。お布施1〜5万円が目安なの
  • 02菩提寺がなくても大丈夫 — 箱に詰めて送る郵送供養や、仏壇仏具店・葬儀社にまとめて頼む方法もあるよ
  • 03独断で進めないのが安心 — 位牌は親族の思い入れが強いもの。一声かけてから、気持ちの整うタイミングで手放そうね

01CHAPTER 01

位牌の処分はいくら?費用相場と「決まり方」

結論:位牌の処分費用は「どの頼み先を選ぶか × 閉眼供養(魂抜き)のお布施 × 位牌の数」で決まるよ。いちばんていねいなお寺での閉眼供養はお布施10,000〜50,000円が目安で、決めきれないときは3万円を目安にする人が多いの。お焚き上げはこのお布施に含まれることが多いよ(お焚き上げ全体の費用相場と依頼先の選び方はお焚き上げの記事でもまとめているの)。菩提寺がない人向けの郵送のお焚き上げ供養は箱のサイズで3,000〜10,000円前後、仏壇仏具店・葬儀社にまとめて頼むと10,000〜30,000円くらい。遺品整理・生前整理の業者に供養ごと頼むなら作業料金に供養オプション5,000〜10,000円ほどを足すかたちが多いの。手放さずに供養を続けたい永代供養は合祀型で数万円〜と幅があるよ。金額の目安は下のカードにまとめたね。

お寺の閉眼供養(魂抜き)

お布施10,000〜50,000円が目安。迷ったら3万円くらい。お焚き上げまで含まれることが多いよ。

お焚き上げの郵送供養

箱に詰めて送るタイプで3,000〜10,000円前後。箱に入るぶんを定額にしている所が多いの。

仏壇仏具店・葬儀社

供養の手配込みで10,000〜30,000円が目安。仏壇の処分と一緒に頼むとまとまりやすいよ。

遺品整理・生前整理の業者

作業料金に供養オプション5,000〜10,000円ほど。実家じまいで家ごと整えたいときに。

永代供養

合祀型で数万円〜と幅があるの。手放すのではなく、お寺に供養を続けてもらう選び方だよ。

繰り出し位牌にまとめる

繰り出し位牌の購入数千円〜+開眼・閉眼供養のお布施。数を一つに整理して手元に残せるよ。

数字は「目安」だよ:位牌の処分費用は頼み先・閉眼供養の有無・位牌の数・宗派・お寺や業者の方針で変わるんだ。とくにお布施は「お気持ちで」とされることが多くて、お寺によって幅があるの。「閉眼供養とお焚き上げまで含めていくらか」を先に確認して、必要なら2〜3か所に費用を聞いてから決めると安心。長く手を合わせてきた位牌だから、金額だけでなく気持ちよく手放せるか・ご家族が納得できるかも大事にしてね。

02CHAPTER 02

位牌の処分・頼み先ランキング6【2026年6月】

編集部が「ていねいさ・費用・手間の少なさ・故人と親族への配慮・安心(供養が確かか)」の5基準で、気持ちよく手放しやすい順にまとめたよ。「きちんと供養したい」のか「手早くまとめて」なのか、「手放さず残したい」のかで、ぴったりの相手が変わるの。フィルターで絞り込んでみてね。金額はどれも目安だよ。

目的で絞り込み
比較
1

菩提寺(お寺)で閉眼供養+お焚き上げ(いちばんていねいに手放せる本命)

魂をそっと抜いて感謝を込めて納める王道——気持ちの区切りをいちばん大切にしたい人の本命なの

費用 閉眼供養のお布施1〜5万円が目安 向く人 感謝を込めてきちんと供養して手放したい人 注意 お焚き上げ込みか・宗派を事前に確認してね
編集部おすすめ迷ったらこれ
長く手を合わせてきた位牌を、感謝を込めてきちんと供養して手放したいなら、菩提寺(ご先祖のお墓があるお寺)での閉眼供養+お焚き上げがいちばんていねいだよ。位牌には故人の魂が宿るとされているから、お坊さんに読経してもらって閉眼供養(魂抜き・お性根抜き)でそっと魂を抜き、役割を終えてもらってからお焚き上げに納めるの。お布施は10,000〜50,000円が目安で、お焚き上げまで含まれることが多いよ。気持ちの区切りがいちばんつけやすいのが魅力。注意したいのは、菩提寺がない・遠方で疎遠な場合。そのときは宗派を確認して近くの同じ宗派のお寺を探すか、2位の郵送供養を選ぶと安心だよ。四十九日や年忌法要にあわせると頼みやすいの。お仏壇も一緒に手放すなら、仏壇の処分とまとめて相談できることが多いよ。
4.8
比較
2

お焚き上げの郵送供養サービス(箱に詰めて送るだけ・全国対応)

お寺や供養の専門業者が運営——菩提寺がない人でも、在宅でていねいに手放せるの

費用 箱のサイズで3,000〜10,000円前後が目安 向く人 菩提寺がない・外出が難しい人 注意 運営元と閉眼供養の有無を申し込み前に確認
「菩提寺がない」「お寺に持ち込むのが大変」という人に向くのが、箱に詰めて送るだけのお焚き上げ郵送供養サービスだよ。お寺や供養を専門に扱う業者が運営していて、申し込むと送られてくる専用の箱に位牌を詰めて返送すると、提携寺院での閉眼供養からお焚き上げまでを代行してくれるの。料金は箱のサイズに入るぶんで3,000〜10,000円前後の定額が多くて、後日お焚き上げ証明(供養証明書)を送ってくれる所もあるよ。在宅のまま、ていねいに手放せるのが魅力。注意したいのは、運営元(どこのお寺・どんな業者か)と、閉眼供養まで含まれるか。位牌だけでなく仏壇仏具や写真もまとめて送れるかも、申し込み前に確認してね。同じく祈りの対象を手放す神棚の処分も、郵送のお焚き上げが使えるよ。
4.6
比較
3

永代供養でお寺に託す(処分せず供養を続けてもらう)

手放すのではなく供養を委ねる——継ぐ人がいなくても供養を絶やしたくない人向けなの

費用 合祀型で数万円〜と幅があるよ 向く人 継ぐ人がいなくても供養を続けたい人 注意 合祀型は後から個別に戻せないことが多い
「ごみとして手放すのは気が引ける」「位牌を継ぐ人がいないけれど供養は絶やしたくない」なら、永代供養という選び方があるよ。これは処分ではなく、お寺に位牌をお預けして、その後の供養を末永く続けてもらう方法なの。ほかのご先祖と一つにまとめる合祀(ごうし)型なら数万円〜が目安で、個別に安置する形はもう少し費用がかかるよ。お墓じまいや実家じまいで、お祀りを続ける人がいなくなるときの受け皿になるのが大きな魅力。注意したいのは、合祀型は一度まとめると、後から個別の位牌に戻せないことが多い点。ご家族・親族でよく相談してから決めてね。閉眼供養が必要かどうかも含めて、お寺に相談するのがおすすめだよ。遺品整理・生前整理とあわせて考える人も多いの。
4.4
比較
4

仏壇仏具店・葬儀社にまとめて頼む(仏壇と一緒に供養手配)

仏壇の処分や買い替えと一緒に——お寺探しから任せたい人向けなの

費用 供養手配込みで10,000〜30,000円が目安 向く人 仏壇とまとめて・お寺探しも任せたい人 注意 閉眼供養の方法と追加料金を見積もりで確認
「位牌だけでなく仏壇も一緒に」「お寺の心当たりがないから手配ごと任せたい」なら、仏壇仏具店や葬儀社が頼りになるよ。提携するお寺で閉眼供養とお焚き上げを手配したうえで、仏壇や仏具もまとめて引き取ってくれることが多いの。供養の手配込みで10,000〜30,000円が目安で、新しい仏壇に買い替えるなら古い仏壇・位牌の供養もあわせて相談できるよ。お寺探しの手間がいらないのが大きな助け。注意したいのは、閉眼供養がどんな方法で行われるか・追加料金がどこに出るかを見積もりで確認すること。位牌だけを手放すなら1〜2位のほうが費用は抑えやすいから、「仏壇ごと」か「位牌だけ」かで選び分けてね。仏壇の手放し方は仏壇の処分にくわしくまとめているよ。
4.2
比較
5

遺品整理・生前整理の専門業者(実家じまいで供養ごとまとめて)

家全体の片付けと一緒に位牌も供養——帰省や実家じまいでまとめて整えたい人向けなの

費用 作業料金に供養オプション5,000〜10,000円〜 向く人 実家の片付けと一緒に手放したい人 注意 供養の方法と追加料金を見積もりで確認
帰省のタイミングや実家じまいで、家全体を片付けながら位牌も手放したいなら、遺品整理・生前整理の専門業者が頼りになるよ。家の中の片付け・仕分け・運び出しと一緒に、位牌や仏壇の供養(閉眼供養・お焚き上げ)も手配してくれることが多いの。料金は作業全体のプランに、供養オプション(5,000〜10,000円〜)を足すかたちが一般的だよ。遠方に住んでいて何度も通えない人や、ご家族で分担が難しいときに、まとめてお願いできるのが大きな助け。お盆や夏の帰省で気になっていた実家のことを、一度に整えられるのが魅力なんだ。選ぶときは、供養がどんな方法で行われるか・追加料金がどこに出るかを見積もりで確認してね。位牌だけを手放すなら1〜2位のほうが手軽だから、「家ごと」か「位牌だけ」かで選び分けるのがおすすめ。遺品整理・生前整理の進め方もあわせて見てみてね。
4.0
比較
6

繰り出し位牌にまとめて整理する(処分せず数を一つにまとめる)

複数の位牌を一つに整理——手放さず手元に残して大切にしたい人向けなの

費用 繰り出し位牌の購入数千円〜+供養のお布施 向く人 位牌が増えて仏壇を整理したい人 注意 古い位牌は閉眼供養してからお焚き上げへ
「ご先祖の位牌が増えて仏壇がいっぱい」「全部は手放したくないけれど整理したい」なら、繰り出し位牌(くりだしいはい)という方法があるよ。これは先祖代々の戒名を、板状の札を重ねて一つに収められる位牌のこと。複数の位牌を一つにまとめて、仏壇をすっきり整えられるの。進め方は、新しい繰り出し位牌に戒名を入れて開眼供養(魂入れ)をし、古い位牌は閉眼供養(魂抜き)をしてからお焚き上げに納める流れだよ。費用は繰り出し位牌の購入(数千円〜)に、開眼・閉眼供養のお布施を足すかたち。処分ではなく「整理して手元に残す」選び方だから、思い入れを大切にしたい人にぴったり。注意したいのは、古い位牌をそのまま捨てず、必ず閉眼供養をしてから手放すこと。宗派によって作法が違うこともあるから、菩提寺やお近くのお寺に相談しながら進めてね。
3.8

※ 評価は編集部による5基準(ていねいさ・費用・手間の少なさ・故人と親族への配慮・安心)の総合判断だよ(2026年6月時点)。金額はお寺や各業界の公開料金情報をもとにした目安で、頼み先・閉眼供養の有無・位牌の数・宗派・お寺や業者の方針によって変わるの。正確な費用や供養の内容は、必ず事前にお寺や業者に確認してね。

03CHAPTER 03

頼み先選び(=後悔しない5基準)

このランキングは、位牌を手放すときに迷いやすい5点を基準にしてるよ。費用の安さだけでなく、ていねいに供養できるか・ご家族や親族が納得できるかもあわせて考えるのがコツなの。

① ていねいさは?

閉眼供養(魂抜き)やお焚き上げで、感謝を込めて手放せるか。気持ちの区切りを大切にしたいならお寺の供養が王道だよ。

② 費用は?

閉眼供養のお布施・お焚き上げ・回収料など、何にいくらかかるか。郵送供養が比較的抑えやすく、お寺は1〜5万円が目安なの。

③ 手間の少なさは?

持ち込みか、送るだけか、自宅まで来てくれるか。外出が難しい・遠方なら郵送供養や業者がぐっと楽だよ。

④ 故人と親族への配慮は?

独断で進めず、関係する親族に一声かけられるか。位牌は思い入れが強いから、みんなが納得できるかを大切にね。

⑤ 安心(供養が確かか)は?

閉眼供養が本当に行われるか、業者なら供養の方法が示されるか。あおられても、その場で即決しないのが安心だよ。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「うちの場合はどうする?」を一発で。気持ちと状況にあわせて選んでみてね。

きちんと供養して手放したい

気持ちの区切りを大切に

推し菩提寺で閉眼供養+お焚き上げ

魂をそっと抜いて感謝を込めて納める王道。法要にあわせて相談できるよ。

菩提寺がない・遠方

在宅でていねいに

推しお焚き上げの郵送供養

箱に詰めて送るだけ。閉眼供養からお焚き上げまで代行してくれるの。

手放さず供養を続けたい

継ぐ人がいなくても

推し永代供養でお寺に託す

処分ではなく、お寺に供養を末永くお願いする選び方だよ。

仏壇もまとめて

お寺探しも任せたい

推し仏壇仏具店・葬儀社

供養の手配ごと一括。閉眼供養の方法と総額を確認して頼んでね。

実家じまい・帰省で

家ごと整えたい

推し遺品整理・生前整理の業者

片付けと供養を一緒に。遠方で何度も通えない人にも頼れるの。

位牌が増えて整理したい

手元に残して大切に

推し繰り出し位牌にまとめる

複数を一つに整理。古い位牌は閉眼供養してからお焚き上げへ。

ちなみに、「これが唯一の正解」という手放し方はないの。大切なのは、ただ捨てるのではなく、閉眼供養で魂をそっと抜いて、感謝を込めて送り出すこと。お焚き上げにするか・永代供養にするか、繰り出し位牌で残すかは、ご家庭の気持ちと宗派の考え方で選んでいいんだ。お仏壇や神棚も一緒に手放すなら、仏壇の処分神棚の処分人形供養とあわせて相談すると、まとめて整えられるよ。

05CHAPTER 05

閉眼供養の考え方と、気持ちよく手放すための注意点

閉眼供養(魂抜き)は手放す前の基本だよ

結論:開眼供養(魂入れ)をした位牌を手放すなら、閉眼供養(魂抜き・お性根抜きとも呼ぶよ)をしてからにするのが基本だよ。位牌は故人の魂が宿る依り代(よりしろ)とされているから、ただ捨てるのではなく、お坊さんに読経してもらって魂をそっと抜き、役割を終えてもらってから手放すの。これがあると気持ちの区切りもつけやすいよ。一方で、四十九日までの白木位牌(仮の位牌)は開眼供養をしていないことが多く、そのままお寺でお焚き上げしてもらえるのが一般的なの。宗派や地域、ご家庭で考え方の違いもあるから、迷うときは菩提寺やお近くのお寺に相談してみてね。

独断で進めず、親族に一声かけて

位牌は一度手放すと取り返しがつかないうえ、家族・親族の思い入れがとても強いものだよ。お祀りしている継承者のものではあっても、ほかのご家族にとっては故人そのものと感じられることもあるの。良かれと思った片付けが、深い対立のきっかけになってしまうこともあるんだ。だから、手放す前に関係する親族へ「なぜ・どう手放すか」をていねいに伝えて、理解を得てから進めてね。すぐに処分と決めず、繰り出し位牌で手元に残す方法や、永代供養でお寺に託す方法も一緒に検討すると、みんなが納得できる落としどころが見つかりやすいよ。

処分するタイミングの目安

位牌を手放すきっかけでよくあるのは、四十九日(白木位牌から本位牌への切り替え)・弔い上げ(三十三回忌や五十回忌などでご先祖と一つにまとめる)・実家じまいや引っ越し(菩提寺と疎遠になる)・継ぐ人がいなくなったときだよ。とくに四十九日では、役目を終えた白木位牌をお寺でお焚き上げしてもらうのが一般的なの。急がなくて大丈夫だから、ご家族と相談しながら、気持ちの整うタイミングで進めてね。

供養を手配する業者選びの注意

遺品整理や不用品回収にまとめて頼むときは、「無料回収」「どんな物でも回収」とうたって、後から高額な料金を請求する無許可業者に気をつけてね。家庭のごみの回収には、自治体の一般廃棄物収集運搬の許可が必要なの。位牌のような大切なものを託すなら、なおさら供養がどんな方法で行われるか・料金の総額が書面で示されるか・許可があるかを確認して、あおられてもその場で即決しないのが安心。万一、訪問してきた業者とその場で契約してしまっても、訪問販売なら契約書面を受け取った日から8日以内はクーリングオフで解約できることがあるよ。困ったときは、消費者ホットライン「188(いやや)」に相談してね。

こんな点に気をつけてね

  • 1そのまま捨てず、まず閉眼供養を(開眼供養した位牌は魂抜きをしてから。白木位牌はお寺でお焚き上げが一般的なの)
  • 2独断で進めず親族に一声かける(思い入れが強いもの。理解を得てから手放すとトラブルを防げるよ)
  • 3宗派や費用は事前に確認(お布施は「お気持ちで」のことも。閉眼供養とお焚き上げ込みかを聞いておこうね)
手放す前に確認することリスト:①位牌の数と種類(白木位牌か本位牌か・開眼供養したか)を確認 ②関係する親族に「なぜ・どう手放すか」を伝えて理解を得る ③閉眼供養を頼むか・繰り出し位牌や永代供養で残すかを、ご家庭の気持ちと宗派で決める ④お寺や郵送供養に「閉眼供養とお焚き上げ込みか・料金」を確認 ⑤業者に頼むなら、許可・総額・供養の方法を見積もりで確認。この5つを整えれば、気持ちよく手放せるよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも迷わない・位牌を手放す流れ5ステップ

順番さえ守れば、むずかしくないよ。数を確認 → 親族に相談 → 手放し方を決める → 閉眼供養・依頼 → 手放しの5ステップ。

  1. 位牌の数と種類を確認する:まず手放したい位牌が何柱(はしら)あるか、白木位牌(仮の位牌)か本位牌か、開眼供養(魂入れ)をしているかを確認しよう。白木位牌はお寺でそのままお焚き上げが一般的、開眼供養した本位牌は閉眼供養が基本だよ。数が多いなら繰り出し位牌で一つにまとめる方法もあるの。
  2. ご家族・親族に相談する:位牌は思い入れが強いものだから、関係する親族に「なぜ・どう手放すか」をていねいに伝えておこう。独断で進めず、理解を得てからにするとトラブルを防げるよ。残すか手放すかで意見が分かれたら、繰り出し位牌や永代供養も選択肢に入れて、一緒に落としどころを探してね。
  3. 手放し方を決める:気持ちと手間、費用で選ぼう。ていねいさ重視ならお寺の閉眼供養+お焚き上げや郵送供養、手放さず供養を続けたいなら永代供養、仏壇ごとなら仏壇仏具店・葬儀社。実家じまいで家ごと整えるなら遺品整理の業者も便利だよ。
  4. 閉眼供養・依頼の予約をする:お寺や業者は、事前の予約・申し込みが必要なことが多いの。お寺には「閉眼供養とお焚き上げをお願いできるか・お布施の目安」を確認。郵送供養なら専用の箱を申し込み、遺品整理・回収業者なら見積もりで許可と総額、供養の方法を確認してね。
  5. 手放し(納める・お焚き上げ):決めた方法で手放そう。お寺は閉眼供養のあとお焚き上げに、郵送供養は箱に詰めて返送、業者は当日に供養を手配して引き取ってくれるよ。永代供養ならお寺にお預けして供養を託すの。すべて整ったら、感謝を込めて手を合わせて、気持ちもひと区切りつくよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

位牌の処分はどうやるのが正しいの?

結論:いちばんていねいなのは、お寺で閉眼供養(魂抜き)をしてからお焚き上げに納める方法だよ。位牌には故人の魂が宿るとされていて、開眼供養(魂入れ)をしているから、手放す前に閉眼供養でそっと魂を抜いて、ただの木のお札に戻してもらうの。そのあとお焚き上げ(多くは菩提寺のお布施に含まれるよ)でていねいに焚き上げてもらうのが王道。菩提寺がない人は、箱に詰めて送るお焚き上げの郵送供養サービスや、仏壇仏具店・葬儀社に頼む方法もあるよ。手放すのではなく供養を続けたいなら永代供養という選択肢もあるの。大切なのは、感謝を込めて、宗派やご家庭の気持ちに合うかたちを選ぶこと。迷ったら菩提寺やお近くのお寺に相談すると安心だよ。

位牌の処分にいくらかかるの?

結論:方法によって幅があるよ。お寺での閉眼供養のお布施は10,000〜50,000円が目安で、決めきれないときは3万円を目安にする人が多いの。お焚き上げはこのお布施に含まれることが多いよ。お焚き上げの郵送供養サービスは箱のサイズで3,000〜10,000円前後、仏壇仏具店・葬儀社にまとめて頼むと10,000〜30,000円、遺品整理業者の供養オプションは5,000〜10,000円ほどが目安。永代供養は合祀(ごうし)型で数万円〜と幅があるよ。金額はどれも目安だから、お寺や業者に事前に確認してね。

位牌の魂抜き(閉眼供養)は必要なの?

結論:開眼供養(魂入れ)をした位牌を手放すなら、閉眼供養(魂抜き・お性根抜きとも呼ぶよ)をするのが基本だよ。位牌は故人の魂が宿る依り代(よりしろ)とされているから、ただ捨てるのではなく、お坊さんに読経してもらって魂をそっと抜き、役割を終えてもらってから手放すの。これがあると気持ちの区切りもつけやすいよ。一方で、開眼供養をしていない白木位牌(四十九日までの仮の位牌)などは、そのままお寺で処分してもらえることが多いの。宗派や地域、ご家庭で考え方の違いもあるから、どうするか迷うときは菩提寺やお近くのお寺に相談してみてね。

位牌を処分するタイミングはいつ?

結論:よくあるのは「四十九日」「弔い上げ」「実家じまい・引っ越し」の3つだよ。四十九日法要では、それまでの白木位牌(仮の位牌)から本位牌に切り替えるので、役目を終えた白木位牌はお寺でお焚き上げしてもらうのが一般的なの。弔い上げ(三十三回忌や五十回忌など)を区切りに、個別の位牌をご先祖と一つにまとめて手放すこともあるよ。そのほか、実家じまいや遠方への引っ越しで菩提寺と疎遠になるとき、位牌を継ぐ人がいなくなったときも手放すきっかけになるの。急がず、ご家族や親族と相談しながら、気持ちの整うタイミングで進めてね。

位牌を自分でごみに出してもいいの?

結論:閉眼供養をすませれば、ただの木のお札に戻るので、ルール上はごみに出すことも不可能ではないよ。ただ、位牌は故人そのものと感じる人が多くて、そのままごみに出すのは気が引けるという声がほとんどなの。だから、お焚き上げでていねいに焚き上げてもらうのが基本だよ。どうしても自分で手放す場合も、必ず先に閉眼供養をして、白い紙に包んで塩でお清めし、感謝を込めてから手放してね。それでも、家族や親族の思い入れが強いものだから、独断で進めずまわりに一声かけておくと安心。迷うなら、郵送供養やお寺のお焚き上げを選ぶのがおすすめだよ。

親や親族の位牌を勝手に処分してトラブルにならない?

結論:位牌は一度手放すと取り返しがつかないし、家族・親族の思い入れがとても強いものだから、自分の判断だけで進めないのが大切だよ。お祀りしている継承者のものではあっても、ほかのご家族にとっては故人そのもの。良かれと思った片付けが、深い対立のきっかけになることもあるの。手放す前に、関係する親族へ「なぜ・どう手放すか」をていねいに伝えて、理解を得てから進めてね。繰り出し位牌で一つにまとめて手元に残す方法や、永代供養でお寺に託す方法もあるから、すぐに処分と決めず、みんなが納得できる落としどころを一緒に探すのがおすすめだよ。