VOL. 459 2026 · JUNE ISSUE 蛍光灯LED化ガイド

蛍光灯LED化の費用相場と頼み先ランキング

結論:蛍光灯のLED化は、いまの器具を活かす安定器バイパス工事なら1か所4,000〜8,000円ほど(工事費+LEDランプ代)器具ごとLEDに交換するなら工賃3,000〜1万円ほど+器具代が目安だよ。一般照明用の蛍光ランプは2027年末までに製造・輸出入が終了する予定だから、切れてから慌てるより計画的な切り替えが安心なの。大事なのは、配線をいじる工事は電気工事士の資格が必須ということ——「料金の手頃さ/安全性と資格/対応範囲/提案力/頼みやすさ」の5基準で、頼み先7タイプをランキングしたよ。

平均閲覧時間:約8分

  • 01相場の早見 — バイパス工事は1灯4,000〜8,000円ほど、器具ごと交換は工賃3,000〜1万円ほど+器具代が目安なの
  • 02期限の目安 — 一般照明用の蛍光ランプは2027年末までに製造終了予定。いま使っている分は使い続けられるよ
  • 03鉄則 — 「工事不要」ランプより、バイパス工事か器具交換が安全。配線をいじる作業は資格のあるプロへね

01CHAPTER 01

蛍光灯のLED化はいくら?「工事の方式」と「本数」で決まるよ

結論:LED化の費用は「いまの器具を活かすか(安定器バイパス工事)」×「器具ごと替えるか」×「本数」でほぼ決まるよ。バイパス工事は工事費1灯3,000〜5,000円ほど+LEDランプ代で、1か所4,000〜8,000円ほどが目安。器具ごとの交換は取り付け工賃3,000〜1万円ほど+器具代5,000円〜数万円なの。本数が多いほど1灯あたりの単価は下がるから、まとめて頼むのがいちばんお得なんだ。背景にあるのが、水銀に関する国際条約(水俣条約)で一般照明用の蛍光ランプが2027年末までに製造・輸出入終了となる予定のこと——いま使っている分はそのまま使えるけれど、交換用ランプは年々手に入りにくくなっていくの。

似たテーマとの区別はこうだね。蛍光灯の器具やランプをLEDへ切り替えたい→このページ新しい照明器具(ペンダント・ダウンライトなど)の取り付け全般→照明器具取り付けブレーカーが落ちる・配線が心配→漏電修理・調査。方式別の費用目安は下のカードにまとめたよ。

安定器バイパス工事

器具はそのまま、内部配線をつなぎ替えて直管LEDランプを点ける方式。工事費1灯3,000〜5,000円ほど+ランプ代で、1か所15〜20分ほどなの。

器具ごとLEDに交換

LEDベースライトやシーリングライトへ丸ごと交換。工賃3,000〜1万円ほど+器具代。安定器ごと新品になるから、いちばん安心が長持ちするよ。

丸形(シーリングライト)

環形蛍光灯の照明は器具ごと交換が定番。引掛シーリングがあれば自分で付け替えでき、LEDシーリングライトは5,000円〜2万円ほどが目安だよ。

まとめてLED化の単価

10本・20本とまとめるほど1灯あたりの工事単価は下がるの。オフィスや店舗では、電気代の削減で2〜3年ほどで元が取れた試算もあるんだ。

製造終了のスケジュール

電球形は2025年末、コンパクト形は2026年末、直管形・丸形を含む一般照明用は2027年末までに製造・輸出入が終了予定。使用の継続は禁止されないよ。

電気代の下がり方

同じ明るさで消費電力はおおむね半分に。寿命も約4万時間と蛍光灯の3〜4倍だから、ランプ交換の手間ごと減るのがうれしいところなの。

数字は「目安」だよ:同じバイパス工事でも器具の台数・天井の高さ(高所作業)・出張費の有無・LEDランプのグレードで総額は変わるの。自治体や国の省エネ補助金が使える場合(おもに事業所向け)もあるから、正確な金額は本数と器具の型を伝えて見積もりで確認してね。

02CHAPTER 02

蛍光灯LED化の頼み先ランキング7【2026年6月】

編集部が「料金の手頃さ・安全性と資格(電気工事士)・対応範囲(バイパス工事、器具交換、高所)・提案力(器具選び、補助金)・頼みやすさ、身近さ」の5基準で、はじめてでも失敗しにくい順に頼み先をまとめたよ。自宅かオフィスか、持ち家か賃貸かで最適解が変わるから、フィルターも使ってみてね。金額はどれも目安で、本数と器具の型で変わるんだ。

目的で絞り込み
比較
1

地域の電気工事店に頼む(バイパス工事も器具交換も一手に・迷ったらここ)

国家資格の電気工事士がバイパス工事から器具交換まで対応——LED化の正攻法はここなの

費用 バイパス工事1灯3,000〜5,000円+ランプ代 向く人 安全第一で確実にLED化したい人 注意 出張費の有無と総額を先に確認してね
編集部おすすめ迷ったら
「うちの蛍光灯、どう替えるのが正解?」が分からないなら、まずは地域の電気工事店が手堅いよ。最大の強みは、電気工事士の資格を持つプロが、器具の状態を見て「バイパス工事で活かすか・器具ごと替えるか」を判断してくれること——安定器は10年ほどで寿命を迎えるから、古い器具は交換をすすめられることも多いの。料金はバイパス工事が1灯3,000〜5,000円ほど+LEDランプ代、器具交換が工賃3,000〜1万円ほど+器具代が目安で、複数台まとめると1灯あたりの単価が下がるんだ。気をつけたいのは出張費(2,000〜5,000円ほど)が別にかかるお店もあること——電話で「本数と器具の型」を伝えて、総額の見積もりをもらってから決めてね。台所や洗面所の直管1本から受けてくれる、暮らしの頼れる窓口だよ。
4.7
比較
2

家電量販店で器具ごと交換する(LED器具選びから取り付けまで一括)

売り場で実物の明るさを見比べて、購入と取り付け工事までワンストップ——器具ごと替えるならここが手軽なの

費用 取り付け工賃3,000〜5,000円ほど+器具代 向く人 器具を新しくして明るさも選びたい人 注意 バイパス工事だけの依頼は不向きなの
リビングの丸形蛍光灯やキッチンの直管など、器具ごとLEDに替えるなら家電量販店が手軽だよ。売り場で実物の明るさ・色味(昼白色か電球色か)・調光機能を見比べて選べるのが最大の魅力で、購入時に申し込めば提携の電気工事業者が取り付けまでしてくれるの。工賃は引掛シーリングへの取り付けなら3,000〜5,000円ほど、配線直結の器具交換は5,000円〜1万円ほどが目安。ポイント還元や旧器具の引き取りサービスがあるお店も多いんだ。気をつけたいのは、「いまの器具を活かすバイパス工事だけ」という頼み方には向かないこと——工事は器具の購入とセットが前提だからね。あと、取り付けは後日の訪問になることが多いから、急ぎなら在庫と工事日を先に確認しよう。器具の寿命(8〜10年)が近いなら、ランプ交換よりこちらが結局お得だよ。
4.5
比較
3

LED化専門業者・省エネ施工会社に頼む(オフィス・店舗のまとめてLED化)

数十本単位の一括LED化で単価がぐっと下がる——補助金の相談や電気代の削減試算までしてくれるの

費用 まとめ依頼で1灯あたりの単価が下がる 向く人 オフィス・店舗・工場をまとめて替えたい人 注意 少数の依頼は受け付けないこともあるよ
オフィスや店舗、工場のように蛍光灯が数十本〜数百本ある場所なら、LED化専門業者・省エネ施工会社が本命だよ。一括施工で1灯あたりの単価が下がるうえ、電気代の削減試算・施工計画・国や自治体の省エネ補助金の案内までセットで提案してくれるの——事業所のLED化は工事費を2〜3年ほどで回収できたという試算もあるんだ。営業時間外や休日の施工に対応してくれる会社が多いのも、お店にはありがたいね。気をつけたいのは、家庭の数本だけといった小規模依頼は受け付けないことがあること(その場合は1位の電気工事店へ)。見積もりは2〜3社の相見積もりが基本——「器具の台数・型番・点灯時間」を揃えて伝えると、比較がフェアになるよ。補助金は公募期間が決まっているから、使いたい場合は早めに相談してね。
4.3
比較
4

ホームセンターの取り付けサービスを使う(器具と工事を手頃にそろえる)

手頃な価格のLED器具と取り付けサービスを買い物ついでに——費用を抑えた器具交換の受け皿なの

費用 器具は手頃な価格帯・工賃は店舗ごとに確認 向く人 費用を抑えて器具ごと替えたい人 注意 工事の受付範囲はお店で差があるよ
費用を抑えて器具ごと替えたいなら、ホームセンターも受け皿になるよ。プライベートブランドを含む手頃な価格帯のLEDシーリングライトやベースライトが揃っていて、お店によっては提携業者による取り付けサービスを申し込めるの。買い物のついでに器具選びから工事の手配まで済む気軽さが魅力だね。気をつけたいのは、工事の受付範囲がお店によってかなり違うこと——引掛シーリングへの取り付けだけのお店もあれば、配線直結の器具交換やバイパス工事まで対応できるお店もあるから、サービスカウンターで「どこまで頼めるか」を先に確認しよう。工賃の体系も店舗ごとに違うので、総額で1位・2位と見比べてみてね。なお、直管LEDランプ単体も売っているけれど、「工事不要」タイプは選び方を誤ると危険だから、5章の注意点を読んでから判断してほしいの。
4.1
比較
5

比較・予約サイト(マッチング型)で電気工事業者を探す(相見積もり向き)

料金と口コミを並べて選べて相見積もりもしやすい——近所に頼れる電気工事店がないときの探し方なの

費用 事業者ごとの公開料金を見比べられる 向く人 料金と評判を比べてから決めたい人 注意 電気工事士の資格の明記を必ず確認してね
近所にどんな電気工事店があるか分からないときは、比較・予約サイト(マッチング型)で探す手があるよ。地域の事業者の料金・口コミ・施工実績を並べて見比べられて、そのまま日程予約まで進めるの。事前に料金が明示されている事業者が多く、相見積もりがしやすいのが強みだね。気をつけたいのは、登録事業者の質に幅があること——バイパス工事は配線をいじる作業だから、プロフィールに「電気工事士の資格」が明記されているか、LED化の施工実績があるかを必ず確認してね。口コミは件数が多く内容が具体的なものを参考に、極端に安い表示は「出張費・部材費が別」のことがあるから総額で比べよう。メッセージで器具の写真を送ると、見積もりの精度がぐっと上がるよ。
4.0
比較
6

賃貸は大家さん・管理会社に相談する(備え付け照明は貸主負担が原則)

備え付けの蛍光灯器具は物件の設備——交換費用は貸主負担が原則だから、まず相談が正解なの

費用 備え付け設備なら自己負担なしが原則 向く人 賃貸住宅・テナントに住んでいる人 注意 無断でバイパス工事をしないでね
賃貸住宅やテナントの人は、工事を考える前に大家さん・管理会社への相談がいちばん先だよ。キッチンや洗面所に最初から付いている蛍光灯器具は「物件の設備」だから、寿命による交換は貸主負担が原則なの。蛍光ランプの製造終了が近づいているいまは、「交換用ランプの入手が難しくなるので、LED器具への交換をお願いできますか」と伝えると話が進みやすいんだ。逆にやってはいけないのが、無断でのバイパス工事——器具の配線を変える行為は設備の改変にあたって、退去時の原状回復トラブルのもとになるの。自分で入居後に取り付けた照明(引掛シーリング式)は自由に替えてOKだよ。連絡するときは器具の写真と「チカチカする」「点かない」などの症状を添えると、対応が早くなるからおすすめなの。
3.8
比較
7

自分で交換する(引掛シーリングの器具交換まで・配線工事は資格が必要)

引掛シーリングがある部屋なら器具代だけでLED化できる——ただし配線をいじる作業は法律上プロ専用なの

費用 LEDシーリングライト5,000円〜2万円ほど 向く人 引掛シーリングの部屋を安く替えたい人 注意 バイパス工事のDIYは法律違反だよ
費用だけ見ればいちばん安いのが、自分で器具を交換する方法だよ。天井に引掛シーリング(丸や四角の配線器具)が付いている部屋なら、古い照明を外してLEDシーリングライト(5,000円〜2万円ほど)をカチッとはめるだけ——資格は要らないし、10分もあれば終わるの。ただし、ここははっきり伝えたいな——配線が直結された蛍光灯器具の交換や、安定器のバイパス工事は電気工事士の資格が必要で、無資格の作業は法律違反なんだ。配線ミスは感電や火災に直結するから、「動画を見ればできそう」でも絶対に手を出さないでね。市販の「工事不要」直管LEDランプも、器具の点灯方式と合わないと過熱・焼損の恐れがあるの(くわしくは5章)。やるなら①天井の配線器具の形を確認 ②部屋の畳数に合う明るさ(lm)を選ぶ ③古い蛍光灯は自治体ルールで処分の3つを守ってね。
3.4

※ 評価は編集部による5基準(料金の手頃さ・安全性と資格・対応範囲・提案力・頼みやすさ、身近さ)の総合判断だよ(2026年6月時点)。金額は複数の公開料金情報をもとにした目安で、本数・器具の型・天井の高さ・地域によって変わるの。正確な料金は必ず見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

頼み先選び(=失敗しない5基準)

このランキングは、蛍光灯のLED化でつまずきやすい5点を基準にしてるよ。同じ部屋でも方式と頼み先で総額が数千円〜数万円変わるし、配線をいじる作業は資格が必須だから、安全とお得の両立には窓口選びがほとんどすべてなの。

① 料金は手頃?

バイパス工事1灯3,000〜5,000円・器具交換の工賃3,000〜1万円ほどが目安。出張費の有無と「ランプ・器具代込みか」で総額を比べてね。

② 資格と安全は確か?

配線をいじる工事は電気工事士の独占業務。資格の明記・施工実績・万一に備えた保険の有無は、料金より先に確認したいポイントだよ。

③ 対応範囲は十分?

バイパス工事・配線直結の器具交換・高天井の作業まで頼めるかはお店で差があるの。器具の写真を送って「できるか」を先に聞こう。

④ 提案力はある?

「活かすか・替えるか」の判断、明るさや色味の選び方、補助金の案内まで。提案が具体的な窓口ほど、仕上がりの満足度も高いんだ。

⑤ 頼みやすく身近?

照明は8〜10年ごとのお付き合い。1本からでも気軽に頼めて、ほかの電気の困りごとも相談できる窓口を見つけておくと安心なの。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どこに頼めば?」を一発で。住まいと状況にいちばん合う頼み先はこれだよ。

はじめて・確実に

何が正解か分からない

推し地域の電気工事店

資格者が器具を診て、活かすか替えるかから提案してくれるの。

器具も新しく

明るさや色味も選びたい

推し家電量販店

実物を見比べて購入から取り付けまで一括。工賃3,000円〜が目安だよ。

オフィス・店舗

まとめてLED化したい

推しLED化専門業者

一括施工で単価減。補助金の案内や削減試算までしてくれるの。

料金を比べたい

相見積もりで決めたい

推し比較・予約サイト+電気工事店

公開料金と口コミで2〜3社比較。資格の明記は必ず確認してね。

賃貸住まい

備え付けの蛍光灯を替えたい

推し大家さん・管理会社

設備の交換は貸主負担が原則。無断工事はトラブルのもとなの。

費用を最小限に

自分でやってみたい

推し引掛シーリングの器具交換

資格不要の範囲なら器具代だけ。配線工事は必ずプロへね。

ちなみに、LED化は照明まわり全体を見直すチャンスでもあるの。ペンダントやダウンライトなど照明器具の取り付け全般は照明取り付けコンセントの増設をあわせて頼むならコンセント増設がそれぞれ詳しいよ。

05CHAPTER 05

トラブルを防ぐ注意点——替える前に読んでね

「工事不要」のLED蛍光灯は、仕組みを知ってから選んでね

結論:いまの器具にそのまま挿せる「工事不要」タイプは、器具の安定器を通して点灯する仕組みなの。だから古い安定器の劣化リスク(発煙・発火)がそのまま残るし、安定器が電気を使い続けるぶん省エネ効果も薄れるんだ。さらに、器具の点灯方式(グロースタータ形・ラピッドスタート形・インバータ形)に合わない製品を付けると過熱・焼損につながった事故例が公的機関から注意喚起されているの。グロースタータ形では点灯管の外し忘れによる焼損事故も報告されているよ。安全に長く使うなら、安定器を切り離すバイパス工事か、器具ごと交換が確実なんだ。

バイパス工事・配線直結のDIYは法律違反だよ

器具内部の配線をつなぎ替えるバイパス工事や、天井から直接配線が出ている器具の交換は、電気工事士の資格が必要な作業なの。無資格での工事は法律違反になるうえ、配線ミスが感電・ショート・火災に直結するんだ。自分でやってよいのは、引掛シーリングへの器具の付け外しと、ランプ・点灯管の交換まで——この線引きだけは必ず守ってね。なお、使い終わった蛍光ランプには微量の水銀が含まれているから、燃えないごみではなく自治体の分別ルール(有害ごみ・資源回収など)に従って処分しよう。割れないよう紙に包んで出すと安心だよ。

「2027年問題」に便乗した訪問営業に気をつけて

製造終了の話題が広まるにつれて、「蛍光灯はもうすぐ使えなくなる」「いま契約しないと大変なことになる」と不安をあおる訪問営業や電話勧誘が心配されるの。正しくは、2027年末に終了するのは製造と輸出入で、いま使っている蛍光灯がすぐ使えなくなるわけではないよ。その場での即決を迫る相手には「家族と相談します」でいったん帰ってもらい、2〜3社の相見積もりで適正価格を確かめてね。万一、契約してしまって不安なときは、訪問販売なら8日以内はクーリング・オフができるし、困ったら消費者ホットライン「188」に相談すれば最寄りの消費生活センターにつないでくれるよ。

こんな点に気をつけてね

  • 1「工事費のみ」か「ランプ・器具代込み」かを確認(1灯の単価が安く見えても、部材費と出張費が乗ると総額が変わるの。総額で比べてね)
  • 2安定器が10年超の器具は「活かす」より「替える」(バイパス工事をしても器具本体の寿命は延びないの。古い器具は丸ごと交換が結局お得だよ)
  • 3明るさと色味は「いまと同じ」を基準に選ぶ(LEDは同じW数でも明るさが違うの。畳数表示とlm値、昼白色か電球色かを確認してね)
頼む前に確認することリスト:①器具の写真(全体とランプの型番表示)を撮る ②本数と設置場所(天井の高さ)をメモする ③「バイパス工事か器具交換か」の希望を伝える ④ランプ・器具代込みの総額と出張費を聞く ⑤工事保証と所要時間を聞く。この5つを押さえれば、見積もりの行き違いも当日の追加請求も防げるよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・LED化の3ステップ

むずかしいことはないよ。器具の現状を確認 → 方式と頼み先を決めて見積もり → 工事と受け取り後の確認の3ステップ。

  1. 器具の現状を確認する:まず家じゅう(または事業所じゅう)の蛍光灯の場所と本数を数えよう。あわせて直管か丸形か、器具の製造年(銘板シール)、天井が引掛シーリングか配線直結かを確認してね。この3点で「自分で替えられる場所」と「工事が要る場所」が仕分けできるの——引掛シーリングの部屋は自分で、配線直結はプロへ、が基本だよ。
  2. 方式と頼み先を決めて、見積もりを取る:製造から10年未満の器具はバイパス工事、10年超は器具ごと交換が目安。2章のランキングから頼み先を決めたら、聞くことは①バイパス工事か器具交換どちらの提案か ②ランプ・器具代込みの総額 ③出張費と工事保証 ④所要時間の4つ。本数が多いなら2〜3社の相見積もりで、1灯あたりの単価を比べてみてね。事業所なら補助金が使えるかも、このタイミングで聞いておこう。
  3. 工事のあと、動作と「次回」のメモを:工事が終わったら、全部の照明の点灯・チラつきの有無・スイッチの動作をその場で確認しよう。古い蛍光ランプの処分(自治体の分別ルール)も忘れずにね。最後に、交換した年月と器具の型番をスマホのメモに残しておくのがおすすめ——LEDの寿命は約4万時間(10年ほど)だから、次に暗くなったとき「寿命かな、故障かな」の判断がすぐつくようになるよ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

蛍光灯をLEDに替える費用はいくらくらい?

結論:いまの器具を活かす安定器バイパス工事なら、工事費1灯3,000〜5,000円ほど+LEDランプ代で、1か所あたり4,000〜8,000円ほどが目安だよ。器具ごとLEDに交換するなら、取り付け工賃3,000〜1万円ほど+器具代(5,000円〜数万円)なの。本数が多いほど1灯あたりの単価は下がるから、家じゅう・オフィスごとまとめて見積もりを取るのがお得だよ。金額はどれも目安として、総額は見積もりで確認してね。

蛍光灯は2027年でもう使えなくなるの?

結論:いま使っている蛍光灯が急に使えなくなるわけではないよ。水銀に関する国際条約(水俣条約)で、一般照明用の蛍光ランプは2027年末までに製造・輸出入が終了する予定なの(電球形は2025年末、コンパクト形は2026年末と段階的)。使用の継続やお店の在庫品の販売は禁止されないけれど、交換用ランプはだんだん手に入りにくく、値上がりしやすくなるんだ。切れてから慌てないように、計画的にLED化を進めるのがおすすめだよ。

工事不要のLED蛍光灯はそのまま使っていい?

結論:あまりおすすめしないな。工事不要タイプは器具の安定器を通して点灯する仕組みだから、古い安定器の劣化による発煙・発火リスクが残るうえ、安定器が電気を使い続けるので省エネ効果も薄れるの。しかも器具の点灯方式(グロースタータ形・ラピッドスタート形・インバータ形)に合わない製品を付けると、過熱や焼損の事故につながった例が公的機関から注意喚起されているんだ。安全に長く使うなら、バイパス工事か器具ごと交換が確実だよ。

安定器のバイパス工事は自分でできる?

結論:できないよ。バイパス工事は器具内部の配線をつなぎ替える作業で、電気工事士の資格が必要なの。無資格での工事は法律違反になるうえ、配線ミスは感電や火災に直結するんだ。自分でできるのは、天井に引掛シーリング(丸や四角の配線器具)がある場所で、照明器具をカチッと付け替えることまで。配線が直結された蛍光灯器具のLED化は、電気工事店など資格のあるプロに頼んでね。

丸形蛍光灯のシーリングライトはどうすればいい?

結論:丸形蛍光灯(環形)のシーリングライトは、ランプだけ替えるより器具ごとLEDシーリングライトに交換するのが定番だよ。天井に引掛シーリングがあれば自分でも交換できて、器具代は5,000円〜2万円ほどが目安なの。器具の寿命は8〜10年ほどだから、蛍光灯ランプの製造終了を待たず、点かなくなる前の買い替えがちょうどいいタイミングなんだ。配線が直結されている器具は、電気工事店に付け替えを頼んでね。

LED化すると電気代はどれくらい安くなる?

結論:同じ明るさなら、消費電力はおおむね半分ほどに下がるのが目安だよ。たとえば40W形の直管蛍光灯(安定器込みで約45W)をLEDに替えると20W前後になるの。さらにLEDの寿命は約4万時間と蛍光灯の3〜4倍だから、ランプ交換の手間と費用も減るんだ。本数の多いオフィスや店舗では、工事費を2〜3年ほどで回収できたという試算もあるよ。削減額は点灯時間と電気料金プランで変わるから、見積もり時に試算してもらってね。