VOL. 384 2026 · JUNE ISSUE 残置物撤去 費用と依頼先

残置物撤去の費用相場と業者ランキング

結論:残置物撤去は「量」と「状況」で依頼先を選ぶのがいちばんのコツだよ。費用の目安はワンルーム3〜8万円・マンション3〜12万円・戸建て一軒分で20〜50万円ほど量が多くて搬出も任せたいなら不用品回収業者相続した実家・故人の家財なら遺品整理業者建て替え・更地化なら解体とセットが向いてるの。まだ使える物は買取で費用を相殺できることも。「費用の安さ/量への強さ/手間の少なさ/段取りの早さ/許可があって安心か」の5基準で、撤去の出口をランキングしたよ。

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  • 01料金の軸 — 「物量(トラック台数)×人件費×処分費」で決まるよ。広さと量が多いほど高くなりやすいの
  • 02状況で選ぶ — 賃貸退去・相続/空き家・解体前で最適な依頼先が変わる。出口を先に決めると迷わないよ
  • 03安くするコツ — 売れる物は買取で相殺、相見積もりは必須。無許可の「無料回収」には気をつけてね

01CHAPTER 01

残置物撤去の費用相場と「料金の決まり方」

結論:残置物撤去の費用は「建物の広さ」と「物の量」でほぼ決まるよ。目安は、ワンルーム・1Kで3〜8万円ほど2LDK〜3LDKのマンション・アパートで3〜12万円ほど戸建て一軒分なら20〜50万円ほどなの。物があふれて足の踏み場もない状態だと、もっとかかることもあるよ。料金は「物量(運び出すトラックの台数)×作業員の人件費×処分費」で積み上がるから、量が多いほど高くなりやすいんだ。だからまだ使える物は買取で相殺したり、自分で少し減らしてから頼んだりすると、ぐっと安くおさえやすいの。金額はどれも目安だから、正確には現地を見てもらった上での見積もりで確認してね。

料金の決まり方

「物量(トラック台数)×人件費×処分費」で決まるよ。広さと物の量が増えるほど高くなりやすいの。

ワンルームの目安

1R・1Kで3〜8万円ほど。軽トラ1台・作業員1〜2名なら1.5〜3万円前後におさまることも。

マンションの目安

2LDK〜3LDKで3〜12万円ほど。エレベーターの有無や階数で搬出費が変わるよ。

戸建ての目安

一軒分で20〜50万円ほど。物が多い・庭や物置も含むと、もう一段上がることもあるの。

買取で相殺

年数の浅い家電・ブランド家具などは買取額を撤去費から差し引けて、実質負担が軽くなることも。

追加費が出る条件

エレベーターなしの上階・道が狭く横づけ不可・特殊な家電(リサイクル料)などは別料金になりがち。

数字は「目安」だよ:残置物撤去の費用は、間取り・物の量・搬出のしやすさ(階数やエレベーター・道幅)・処分する品目で大きく動くんだ。同じ「3LDK」でも、ほぼ空に近い部屋と物であふれた部屋では金額が何倍も変わるの。だから「物量・搬出費・処分費・追加が出る条件」が分かれた見積もりを取って、必ず複数社で見比べるのが安心。家具や家電をまとめて出すなら、不用品回収業者の選び方もあわせて読むと、相場感がつかめるよ。

02CHAPTER 02

残置物撤去の依頼先ランキング6【2026年6月】

編集部が「費用の安さ・量への強さ・手間の少なさ・段取りの早さ・許可があって安心か」の5基準で、迷ったときに選びやすい順にまとめたよ。大事なのは「物がどれくらいあるか」と「どんな状況か(退去・相続・解体)」で最適な依頼先が変わること。金額はどれも目安だよ。

目的で絞り込み
比較
1

不用品回収業者にまとめて撤去してもらう(量が多い・搬出も分別も任せたい)

家具・家電ごと一軒分を、室内からの運び出しも分別もまるごとお任せ——退去や売却を急ぐときに頼れる王道なの

費用 1R3〜8万円・3LDK3〜12万円・戸建て20〜50万円ほど 向く人 家具家電ごと一軒分・退去や売却を急ぎたい人 注意 一般廃棄物の許可・総額の見積もりを必ず確認
編集部おすすめまずはここから
「家具も家電もまとめて、しかも室内から運び出してほしい」というときに、いちばん頼れるのが不用品回収業者だよ。費用の目安はワンルーム3〜8万円・3LDK3〜12万円・戸建て一軒分で20〜50万円ほどで、搬出・積み込み・分別までやってくれて即日対応のことも多いの。賃貸の退去や売却前で「期日までに空にしたい」ときに特に向いているよ。気をつけたいのは、家庭から出た残置物を回収・運搬するには市区町村の「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要なこと。許可・所在地・料金体系がはっきりした業者を選んで、作業前に総額の見積もりをもらってね。選び方のコツは不用品回収業者の選び方にまとめているよ。少量で値段がつかない物は粗大ごみの出し方と組み合わせると、さらに安くおさまるの。
4.7
比較
2

遺品整理・生前整理業者に部屋ごと任せる(相続・空き家・故人の家財)

大切な物の仕分けや形見分けに配慮しながら、部屋ごとていねいに整理——相続した実家や空き家の片づけに寄り添う方法なの

費用 1R3〜8万円・一軒分で20〜60万円ほど・量と間取りで 向く人 相続した実家・故人の家財・仕分けも頼みたい人 注意 貴重品の捜索・形見分けの希望は事前に伝える
相続した実家や、しばらく空いていた家の片づけなら、遺品整理・生前整理業者に部屋ごと任せる方法が安心だよ。費用の目安はワンルーム3〜8万円・一軒分で20〜60万円ほど。ただ運び出すだけでなく、大切な物と処分する物の仕分け、貴重品や思い出の品の捜索、形見分けの相談まで、気持ちに寄り添って進めてくれるのが強みなの。「捨てるか残すかを一緒に考えてほしい」ときにぴったり。気をつけたいのは、探してほしい物(通帳・印鑑・写真など)や形見分けの希望は、作業前にきちんと伝えておくこと。買取に対応する業者なら、価値のある品を査定して費用と相殺してくれることもあるよ。実家まるごとの段取りは遺品整理・生前整理実家じまいの記事もあわせて読むと進めやすいの。
4.4
比較
3

買取とセットで撤去して費用を相殺する(まだ使える家具・家電がある)

売れる物は買い取ってもらい、その分を撤去費から差し引き——実質負担をぐっと軽くできる賢い合わせ技なの

費用 買取額を撤去費から差し引き・実質負担を圧縮できる 向く人 年数の浅い家電・ブランド家具など売れる物が多い人 注意 押し買い・無料回収トラブルに注意・許可を確認
残す家財の中にまだ使える家具・家電や価値のある品があるなら、買取とセットにして撤去費を相殺するのがおすすめだよ。製造から年数の浅い家電、ブランド家具、楽器、貴金属、ブランド品などは値がつきやすくて、買取額を撤去費から差し引けば実質の負担が軽くなるの。買取に対応した不用品回収・遺品整理業者なら、撤去と査定をまとめて精算できて手間も少ないよ。気をつけたいのは、訪問のついでに安く買いたたく「押し買い」や、無許可の「無料回収」をうたうトラブル。買取には古物商の許可、回収には一般廃棄物の許可が必要だから、許可と査定の根拠を確認してね。価値が分かりにくい物は家具買取家電買取など品目別の相場も参考になるの。強引な勧誘や契約でもめたら、消費者ホットライン「188」に相談できるよ。
4.1
比較
4

解体・建て替えとセットで施工業者に一括で任せる(更地化・売却前の解体)

家を壊す前提なら、中の物の撤去も工事に含めて一括——別で手配する手間がいらないのが楽なの

費用 解体工事費に含めて見積もり・処分費は内訳で確認 向く人 建物の解体・建て替え・更地化を予定している人 注意 残置物の処分が見積もりに入っているか内訳を確認
建物を取り壊して更地にする、建て替える——そんな予定があるなら、残置物の撤去も解体工事とセットで施工業者に一括で任せるのがいちばん手間がいらないよ。中の物を運び出して処分するところまで工事の中に含めてくれるから、自分で別に手配する必要がないの。家屋まるごとの段取りは家屋解体の記事もあわせて見ると流れがつかめるよ。気をつけたいのは、残置物の処分費が見積もりに入っているか。解体費は安く見せて「中の物の処分は別料金」とあとから言われることもあるから、見積もりの内訳でしっかり確認してね。なお、家電リサイクル対象品や危険物は別扱いになることが多いの。複数の施工業者から相見積もりを取れば、解体費も処分費もフェアに比べられるよ。
3.9
比較
5

不動産会社・管理会社経由で手配してもらう(賃貸退去・売却前に任せたい)

業者探しから日程調整まで窓口にお任せ——遠方や多忙で手が回らないときに頼りになる方法なの

費用 手配する業者の実費+手配料・相場は内訳で要確認 向く人 業者を探す手間を省きたい・遠方で立ち会えない人 注意 中間マージンで割高なことも・直接依頼と比較を
賃貸の退去や売却で「自分で業者を探すのが大変」「遠方で立ち会えない」ときに便利なのが、不動産会社・管理会社に手配を頼む方法だよ。日ごろ付き合いのある業者を紹介してくれて、業者探し・日程調整・立ち会いの一部まで窓口がまとめて進めてくれるの。手間を最小にできるのが強み。気をつけたいのは、紹介には手配料や中間マージンが乗って割高になることがあること。だから「手配される業者の実費」と「手配料」の内訳を確認して、自分で不用品回収業者に直接頼んだ場合の見積もりとも一度くらべてみてね。費用負担が誰になるか(借主か貸主か)も、契約内容によって変わるから、退去前に管理会社と確認しておくと安心だよ。
3.7
比較
6

自分で分別して粗大ごみ・持ち込みで撤去する(少量・費用最優先)

残置物が少なめなら、自分で分別して自治体ルートへ——手間と引きかえに費用を最安にできる方法なの

費用 自治体の粗大ごみ・持ち込みの実費のみで最安級 向く人 残置物が少ない・時間と人手をかけられる人 注意 大型・大量は搬出が大変・収集日待ち・運ぶ車が要る
残置物が少なめで、時間と人手をかけられるなら、自分で分別して自治体ルートで撤去するのがいちばん安いよ。家具などの大きい物は自治体の粗大ごみ(1点数百円〜千円台)、運べるならクリーンセンターへ自分で持ち込むと重量制でさらに安くなることも。一般ごみは分別して通常の収集に出せば、処分費は自治体の実費だけでおさまるの。気をつけたいのは、大型家具や大量の物は搬出そのものが大変なこと。粗大ごみは申し込みから収集まで日数がかかり、枚数や点数に上限があることも多いんだ。持ち込みには積める車と運ぶ人手、事前予約が要るよ。少量なら粗大ごみの出し方を確認して進めてね。「思ったより量が多い」「重い家具が運べない」と感じたら、無理せず不用品回収業者に切り替えるのが、時間とけがのリスクを考えると賢い選択なの。
3.5

※ 評価は編集部による5基準(費用の安さ・量への強さ・手間の少なさ・段取りの早さ・許可があって安心か)の総合判断だよ(2026年6月時点)。金額は複数の回収・整理・解体事業者や自治体の公開情報をもとにした目安で、間取り・物の量・搬出のしやすさ・処分する品目によって変わるの。正確な料金は、必ず現地を見てもらった見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

撤去の依頼先選び(=失敗しない5基準)

このランキングは、残置物撤去でつまずきやすい5点を基準にしてるよ。安さだけで選ばず、量・手間・段取り・安心まで含めた「総合力」で比べるのがコツなの。

① 費用は明朗?

物量・搬出費・処分費・追加条件が内訳で分かれているか。総額の見積もりと相見積もりが基本だよ。

② 量に強い?

少量なら自治体ルート、一軒分なら不用品回収や解体一括。物の量で向く依頼先が変わるの。

③ 手間は少ない?

搬出・分別・仕分けまで任せるか、自分でやるか。重い家具の運び出しの負担も考えてね。

④ 段取りは早い?

退去や引き渡しの期日に間に合うか。急ぐなら即日対応、自治体ルートは収集日待ちに注意なの。

⑤ 許可で安心?

家庭の残置物の回収には一般廃棄物の許可が必要。所在地・会社名・総額見積もりも確認しよう。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「うちの場合はどこに頼む?」を一発で。今の状況で選んでみてね。

賃貸の退去で空にしたい

期日までに搬出

推し不用品回収業者

室内からの搬出込みで即日も。許可と総額見積もり、費用負担の取り決めを確認してね。

相続した実家・故人の家財

仕分けも頼む

推し遺品整理・生前整理業者

貴重品の捜索や形見分けに配慮して部屋ごと整理。探す物の希望は事前に伝えて。

まだ使える物が多い

費用を相殺

推し買取とセットで撤去

年数の浅い家電・ブランド家具は値がつくことも。押し買い・無料回収には注意。

解体・建て替えの予定

工事に含めて

推し解体業者に一括

搬出・処分まで工事の中で。処分費が見積もりにあるか内訳を確認しよう。

遠方・多忙で手が回らない

手配を任せる

推し不動産・管理会社経由

業者探しから日程調整までお任せ。手配料の分、直接依頼の見積もりとも比べてね。

残置物が少ない・費用最優先

自分で分別

推し粗大ごみ・持ち込み

自治体の実費だけで最安。大型・大量は搬出が大変だから無理は禁物だよ。

ちなみに、賃貸の退去・不動産の売却・空き家の相続では、「残置物を誰がどこまで負担するか」をめぐってトラブルになりやすいの。撤去を頼む前に、費用負担の取り決めを契約書や相手としっかり確認しておくと安心だよ。実家まるごとなら実家じまい遺品整理・生前整理、空き家の維持管理は空き家管理とあわせて段取りすると、撤去も売却も流れがスムーズになるの。

05CHAPTER 05

費用は誰が払う?と、よくあるトラブル回避

賃貸の残置物、費用は「誰が払う」が基本?

結論:残していった物の撤去費は、原則としてその物の所有者(前の入居者)が負担するのが基本だよ。賃貸では退去時に部屋を元に戻す「原状回復」の義務があって、置いていった私物の撤去費も借りた人の負担になりやすいの。ただ、入居者と連絡が取れない・亡くなってしまったといったケースでは、結局オーナーや管理会社が負担せざるを得ないことも少なくないんだ。2021年の民法改正(622条の2)でこのあたりの取り決めが整理され、契約時の「残置物に関する特約」や同意書面の有無が大事になっているの。大家さん側でも、勝手に処分すると後でトラブルになりやすいから、契約内容を確認し、手順を踏んで進めるのが安心。判断に迷うときは、専門家にも相談してね。

「無料回収」「格安」をうたう業者には慎重にね

家庭から出た残置物を回収して運ぶには、市区町村の「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要なの。だから『無料』『どんな量でも格安』を大きくうたうトラック回収や、空き地の無料回収には少し慎重になってね。許可のない回収に出すと、不法投棄につながったり、あとから高額な追加料金を請求されたりするトラブルが報告されているんだ。写真だけで金額を即決させる・「今日契約なら割引」と急かすのも注意のサイン。安心して頼むには、①許可・所在地・会社名がはっきりしている ②作業前に総額と内訳の見積もりをもらう ③複数社で相見積もりを取る——この3つを習慣にしよう。万一、料金や契約でもめたら、ひとりで抱えこまずに消費者ホットライン「188」に相談できるよ。

売れる物は「買取」で相殺、でも押し買いに注意

残置物の中にまだ使える家具・家電や価値のある品があれば、買取で撤去費を相殺できることがあるよ。ただし、訪問のついでに相場よりずっと安く買いたたく「押し買い」には注意してね。買取には古物商の許可が必要だから、許可と査定の根拠(なぜその金額か)をたずねて、納得できないときはきっぱり断るのが大事。その場で売る約束をしても、訪問購入にはクーリングオフ(契約書面を受け取った日から8日以内)が使える場合があるよ。強引な勧誘や契約でもめたら、消費者ホットライン「188」に相談できるの。

こんな点に気をつけてね

  • 1費用負担は先に取り決め(賃貸は原状回復・残置物特約を確認。勝手に処分せず手順を踏む。迷ったら専門家へ)
  • 2「無料回収」は慎重に(一般廃棄物の許可・所在地・総額見積もりを確認。取引トラブルは「188」へ)
  • 3買取は押し買いに注意(古物商の許可と査定根拠を確認。訪問購入はクーリングオフ8日以内が使える場合も)
撤去前に確認することリスト:①残置物の量と中身(まだ使える物・売れる物・探したい貴重品があるか) ②状況(賃貸退去か・相続/空き家か・解体予定か) ③費用負担は誰か(賃貸は契約の特約、売却は買い手との取り決めを確認) ④依頼先の許可・所在地・総額と内訳の見積もり ⑤複数社の相見積もり。この5つを整理すれば、いちばん安くて手間の少ない出口が選べるよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも迷わない・残置物撤去の流れ5ステップ

順番さえ守れば、むずかしくないよ。量と中身を整理 → 出口を選ぶ → 相見積もりで確認 → 撤去作業 → 引き渡し・完了の5ステップ。

  1. 量と中身を整理する:まず「どれくらいの量か」「まだ使える物・売れる物・探したい貴重品があるか」を確認してね。あわせて状況(賃貸退去か・相続/空き家か・解体予定か)と、費用負担が誰になるかもチェック。賃貸なら契約書の原状回復・残置物特約を見ておくと、後のトラブルを防げるよ。
  2. 出口の目星をつける:家具家電ごと一軒分なら不用品回収業者、相続・故人の家財で仕分けもなら遺品整理業者、売れる物が多いなら買取とセット、解体・建て替えの予定なら解体業者に一括、遠方・多忙なら不動産会社経由、少量で費用最優先なら自分で分別——というように、量と状況で当たりをつけるの。
  3. 相見積もりで確認する:気になる依頼先2〜3社に現地を見てもらって、許可・総額・内訳(物量/搬出費/処分費/追加が出る条件)を確かめてね。買取を併用するなら査定額もあわせて。安すぎる見積もりや、内訳のはっきりしない一式金額には気をつけよう。
  4. 撤去作業をしてもらう:当日は搬出・積み込み・分別・清掃まで進むよ。立ち会えるなら、残す物と処分する物の最終確認をしておくと安心。家電リサイクル対象品や危険物は別扱いになることが多いから、事前に伝えておいてね。遠方なら作業前後の写真を送ってもらうと様子が分かるの。
  5. 引き渡し・完了:賃貸なら管理会社・大家さんへの返却(鍵の返却・室内確認)、売却なら買い手への引き渡し、解体なら工事へと進むよ。空き家をそのまま維持するなら空き家管理、家まるごとの片づけが続くなら不用品回収とあわせて段取りすると効率がいいの。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

残置物撤去の費用はいくらが目安?

結論:建物の広さと物の量でほぼ決まるよ。目安は、ワンルーム・1Kで3〜8万円ほど、2LDK〜3LDKのマンション・アパートで3〜12万円ほど、戸建て一軒分なら20〜50万円ほどなの。物が多くて足の踏み場もないような状態だと、もっとかかることもあるよ。料金は『物量(トラックの台数)×人件費×処分費』で積み上がるから、量が多いほど高くなりやすいんだ。だから、まだ使える家具・家電は買取で相殺したり、自分で少し減らしてから頼んだりすると安くおさえやすいの。正確な金額は、必ず現地を見てもらった上での見積もりで確認してね。

残置物の撤去費用は誰が払うの?(賃貸の場合)

結論:原則は、その物を置いていった『所有者(前の入居者)』が負担するのが基本だよ。賃貸では退去時に部屋を元に戻す『原状回復』の義務があって、残していった私物の撤去費も借りた人の負担になりやすいの。ただ、入居者と連絡が取れない・亡くなってしまったといったケースでは、結局オーナーや管理会社が費用を負担せざるを得ないことも少なくないんだ。2021年の民法改正(622条の2)でこのあたりの取り決めが整理され、契約時の『残置物に関する特約』や同意書面の有無が大事になっているよ。トラブルを防ぐには、契約書の特約を確認し、勝手に処分せず手順を踏むのが安心。判断に迷うときは専門家にも相談してね。

残置物撤去はどんな業者に頼める?

結論:主に『不用品回収業者』『遺品整理・生前整理業者』『解体業者』、それに『不動産会社・管理会社経由の手配』があるよ。家具・家電をまとめて運び出してほしいなら不用品回収業者、相続した実家や故人の家財で仕分けも頼みたいなら遺品整理業者、建て替えや更地化を予定しているなら解体業者に工事ごと一括で、というように状況で選ぶの。大事なのは、家庭から出た物を回収・運搬するには市区町村の『一般廃棄物収集運搬業』の許可が必要なこと。許可・所在地・料金体系がはっきりしている業者を選んで、作業前に総額の見積もりをもらってね。

売れる物がある場合、撤去費用は安くなる?

結論:まだ使える家具・家電や価値のある品があれば、買取とセットにして撤去費から差し引いてもらえることがあるよ。製造から年数が浅い家電、ブランド家具、楽器、貴金属などは値がつきやすいの。買取に対応している不用品回収・遺品整理業者に頼むと、撤去費と買取額をまとめて精算できて実質負担が軽くなることも。ただし注意したいのが、訪問のついでに安く買いたたく『押し買い』や、無許可の『無料回収』をうたうトラブル。買取には古物商の許可、回収には一般廃棄物の許可が必要だから、許可と査定の根拠を確認してね。もし強引な勧誘や契約でもめたら、消費者ホットライン『188』に相談できるよ。

「無料回収」や格安をうたう業者は安心?

結論:『無料』『どんな量でも格安』を強くうたう業者には少し慎重になってね。家庭から出た残置物を回収して運ぶには、市区町村の『一般廃棄物収集運搬業』の許可が必要なの。許可のないトラック回収や空き地の無料回収に出すと、不法投棄につながったり、あとから高額な追加料金を請求されたりするトラブルが報告されているんだ。写真だけで金額を即決させる・『今日契約なら割引』と急かす業者も注意のサイン。安心して頼むには、①許可と会社の所在地がはっきりしている、②作業前に総額と内訳の見積もりをもらう、③複数社で相見積もりを取る、の3つを習慣にしよう。料金や契約でもめたら、消費者ホットライン『188』に相談できるよ。

不動産売却や解体の前に残置物は撤去すべき?

結論:売却や解体の前に片づけておくと、話がスムーズに進みやすいよ。残置物が残ったままだと、買い手が内見でイメージしづらかったり、引き渡しの条件でもめたりすることがあるの。解体の場合は、家屋を壊す前に中の物を出しておくのが基本で、解体業者に工事とセットで撤去まで任せると別で手配する手間がいらないよ。ただし、売買契約で『残置物を残したまま引き渡す(現状有姿)』と取り決めるケースもあるから、撤去の範囲と費用負担は、不動産会社や買い手と事前に確認しておくと安心。まずは量と中身を整理して、撤去か買取か処分かの出口を決めるのがいちばんだよ。