VOL. 301 2026 · JUNE ISSUE 遮熱塗装 夏の暑さ対策

遮熱塗装の費用相場と頼み先ランキング

結論:屋根の遮熱塗装は2,300〜3,000円/㎡前後、30坪クラスの戸建てなら足場代込みの総額で40〜80万円程度が目安だよ。じつは、ふつうの塗り替えから遮熱塗料に変える「差額」は屋根全体で1〜6万円程度のことが多くて、塗り替え時期に合わせて遮熱にするのがいちばんお得なの。「総額のわかりやすさ・塗料の提案力・施工品質と保証・効果の見極め・高額請求リスクの低さ」の5基準で頼み先をまとめたよ。

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  • 01屋根の遮熱塗装は2,300〜3,000円/㎡前後・30坪総額40〜80万円程度 — 一般塗料からの差額は㎡あたり200〜500円程度。塗り替えのついでが最安だよ
  • 02屋根表面は15〜20℃・室温は2〜3℃下がるのが目安 — 効果が出やすいのは金属・スレート屋根で屋根直下に部屋がある家なの
  • 03補助金は自治体の省エネリフォーム制度をチェック — 着工前の申請が原則。「電気代が半分に」みたいな誇大トークの訪問販売には気をつけてね

01CHAPTER 01

遮熱塗装の費用相場と、涼しくなるしくみ

結論:遮熱塗装は、太陽光に含まれる赤外線を「反射」して屋根や外壁が熱くなるのを防ぐ塗装だよ。屋根の表面温度を15〜20℃下げて、室温を2〜3℃程度下げるのが目安(条件によっては体感1〜2℃のこともあるの)。費用は屋根で2,300〜3,000円/㎡前後、高グレードの塗料なら5,000円/㎡程度までが相場感。30坪クラスの戸建ての屋根なら、足場代(15〜20万円程度)込みの総額で40〜80万円程度を見ておくといいよ。

覚えておきたいのは、「遮熱だけのために塗る」と「塗り替えのついでに遮熱にする」で、お得さがまるで違うこと。足場代や人件費は普通の塗装と共通だから、一般塗料からの差額は塗料代の㎡200〜500円程度=屋根全体で1〜6万円程度で済むことが多いの。屋根全体の塗り替え費用や縁切り(タスペーサー)などの基礎知識は屋根塗装の費用相場の記事、外壁まで含めた塗装の全体像は外壁・屋根塗装の記事でまとめているから、塗り替え時期が近い人はあわせて見てみてね。

屋根の遮熱塗装(単価)

2,300〜3,000円/㎡前後が目安。フッ素など高グレードは5,000円/㎡程度まで上がるよ。

一般塗料からの差額

塗料代で㎡200〜500円程度、屋根全体で1〜6万円程度。塗り替えのついでが断然お得なの。

30坪の屋根 総額

足場代(15〜20万円程度)込みで40〜80万円程度が目安。屋根材と劣化具合で変わるよ。

外壁の遮熱塗装

一般的な外壁塗装(2,000〜5,000円/㎡)より高めで、シリコン比1.5〜2倍になることもあるの。

耐用年数

シリコン系10〜15年・フッ素系15〜20年が目安。安価な塗料だと6〜8年のものもあるよ。

効果の目安

屋根表面マイナス15〜20℃・室温マイナス2〜3℃程度。金属・スレート屋根ほど効きやすいの。

効果が出やすい家・出にくい家:効きやすいのはトタン・折板などの金属屋根やスレート屋根で、屋根のすぐ下にリビングや寝室がある家。逆に瓦屋根や屋根裏の断熱がしっかりした家は、もともと熱が伝わりにくいから体感が小さめなの。暑さの原因が窓からの日差しなら、窓の遮熱フィルムのほうが安く効くこともあるよ。先に原因を見極めてから決めようね。

02CHAPTER 02

遮熱塗装の頼み先ランキング7【2026年6月】

編集部が「総額のわかりやすさ・塗料の提案力・施工品質と保証・効果の見極め・高額請求リスクの低さ」の5基準で、目的に合わせて選びやすい順に頼み先を並べたよ。塗り替え時期なのか、暑さ対策がメインなのか、断熱まで考えるのかで、合う相手は変わるの。

目的で絞り込み
比較
1

地元の塗装専門店に直接頼む(自社施工・価格と品質のバランス)

中間マージンなしの職人直——価格と品質のバランス型

費用 中間マージンなしで適正圏 強み 職人直の説明と地元実績 注意 提案の幅は店ごとに差
編集部おすすめ迷ったら
塗り替え時期が近くて「どうせ塗るなら遮熱に」という人の最初の相談先が、自社の職人さんが施工する地元の塗装専門店だよ。営業会社を間に挟まないぶん中間マージンがなく、同じ塗料なら総額が抑えやすいの。現場を知る職人さんに屋根材の状態を直接見てもらえるから、「この屋根なら遮熱の効果が出やすいか」「下塗り材は何が合うか」まで率直に聞けるのも強み。確認したいのは遮熱塗料の施工実績・使う塗料名と塗り回数(3回塗りが基本)・保証年数の3点ね。腕は確かでも提案の引き出しはお店によって差があるから、候補の塗料を2〜3案出してもらって比べると安心だよ。塗り替えと一緒に、適正価格で遮熱にしたい人の本命なの。
4.7
比較
2

一括見積もりサイト・口コミ比較サイトで2〜3社を比べる(価格差の大きい工事の定石)

数十万円の工事こそ相見積もり——総額と提案で選ぶ

費用 2〜3社の総額を比較 強み 口コミと価格差が見える 注意 条件を揃えて比べる
塗装は業者によって見積もりが数十万円単位で変わることが珍しくない分野だよ。だから遮熱塗装でも、一括見積もりサイトや口コミ比較サイトで2〜3社の総額と提案を見比べるのが堅実なの。実際に頼んだ人の口コミで、説明の丁寧さや仕上がりへの満足度が見えるのもメリットだね。コツは条件を完全にそろえること。「屋根材の種類・築年数と前回塗装の時期・遮熱塗料を希望・外壁も塗るかどうか」を同じ文面で伝えれば、純粋に価格と提案力で比べられるよ。見積書では塗料の商品名・塗り回数・数量(㎡)・足場代が明記されているかをチェック。「一式◯◯円」だけの見積もりは比較できないからつくり直してもらってね。急ぎでなく、納得して選びたい人に合っているの。
4.5
比較
3

塗料メーカー認定の施工店(遮熱塗料の性能を引き出す確実派)

仕様どおりの施工で効果を引き出す——保証も手厚い

費用 単価はやや高めの傾向 強み 認定施工とメーカー保証 注意 扱う塗料が限られることも
遮熱塗料は、下塗り材の選定や塗膜の厚みがメーカー仕様どおりかで効果が変わる塗料なの。だから「せっかく塗るなら効果をきちんと出したい」人には、塗料メーカーの認定・登録施工店が心強いよ。製品ごとの研修を受けた施工店なら、屋根材との相性判断や規定の塗布量が担保されやすくて、メーカー保証や施工店とのダブル保証が付くことも多いの。単価は地元の専門店よりやや高めの傾向だけど、効果と保証の確実さを買うイメージだね。気をつけたいのは、認定店はそのメーカーの製品が中心になるから、他社製品との比較提案は出にくいこと。2位の相見積もりと組み合わせて、認定店1社+一般の専門店1〜2社で比べると、価格と確実さのバランスが取れるよ。効果と保証を最優先したい人向けなの。
4.3
比較
4

リフォーム会社・工務店(断熱・窓改修とまとめて補助金も視野)

暑さ対策を家全体で設計——補助金の活用に強い

費用 補助金込みで設計できる 強み 断熱・窓とまとめられる 注意 下請け施工なら中間費用も
「夏の暑さだけじゃなく冬の寒さも気になる」「光熱費を本気で下げたい」なら、遮熱塗装を単品で考えるより、屋根裏断熱・内窓・遮熱塗装を組み合わせた省エネリフォームとして設計するのが近道だよ。その司令塔になれるのがリフォーム会社や工務店なの。国の補助制度は窓の断熱改修などとの組み合わせが前提のことが多いから、組み合わせ次第で補助の対象範囲がぐっと広がるんだ。申請書類の作成に慣れている会社が多いのも心強いね。気をつけたいのは、塗装自体は下請けの塗装店が施工するケースで、そのぶん中間費用が乗ること。誰が施工するのか・保証はどこが持つのかを契約前に確認してね。家全体の断熱計画は断熱リフォームの記事で詳しくまとめているよ。暑さ・寒さ・光熱費をまとめて解決したい人向けなの。
4.1
比較
5

屋根・板金の専門業者(金属屋根の遮熱・カバー工法との比較もできる)

金属屋根のプロ——「塗るか葺き替えるか」から相談

費用 屋根工事と並べて比較 強み 金属屋根・板金に強い 注意 外壁はまとめにくい
トタンや折板などの金属屋根は、遮熱塗装の効果がいちばん出やすい屋根だよ。工場・倉庫・車庫の折板屋根も定番なの。金属屋根は錆び対策の下地処理(ケレン)が仕上がりを左右するから、板金を知り尽くした屋根の専門業者に頼むと安心だね。もうひとつの強みは、「塗装で延命するか、カバー工法や葺き替えで直すか」を屋根の傷み具合から判断してくれること。劣化が進んだ屋根に塗装してもすぐ剥がれてもったいないから、この見極めは大事なの。屋根の傷みが気になるなら屋根修理の記事も参考にしてね。外壁塗装まで一緒に頼むのは不得手なことが多いから、外壁もやるなら塗装専門店と比べて決めるといいよ。金属屋根の家・工場や倉庫の暑さに困っている人の相談先なの。
4.0
比較
6

ハウスメーカー系列のリフォーム(純正の安心感・費用は高め)

わが家を知る純正ルート——安心の代わりに割高

費用 割高になりやすい 強み 家の仕様を踏まえた提案 注意 実作業は下請けが担当
家を建てたハウスメーカーの系列リフォーム会社に頼むルートだよ。建てたときの図面や屋根材の仕様が残っているから、塗料との相性判断が確実で、既存の住宅保証との整合も取りやすいの。特に、メーカー独自の屋根材や外壁材を使っている家は「対応できる塗料が限られる」ことがあって、純正ルートの情報が頼りになる場面があるんだ。一方で費用は専門店に直接頼むより2〜4割ほど高くなりやすいのが正直なところ。実際の施工は提携の塗装店が担当することがほとんどだから、「誰が塗るのか」も聞いておくといいよ。メーカー独自素材の家・住宅保証を絶対に切らしたくない人は純正で、そうでなければ相見積もりの1社として比較に加えるのがバランスのいい使い方なの。安心感を最優先したい人向けだよ。
3.8
比較
7

自分で塗る(平屋・下屋など足場いらずの範囲限定)

ベランダ・下屋・倉庫なら——塗料代だけで暑さ対策

費用 塗料代のみ・最安 強み 小面積なら手軽に試せる 注意 屋根の上は転落リスク
ホームセンターや通販でも遮熱塗料は手に入るから、ベランダの床・陸屋根・下屋・物置や倉庫の屋根など、脚立や地上から安全に作業できる範囲ならDIYも現実的だよ。費用は塗料代と道具代だけで、数千円〜数万円で済むの。コツは高圧洗浄やケレンで汚れと錆を落としてから、下塗り→上塗りをメーカーの説明どおりの回数・乾燥時間で塗ること。下地処理を省くと、せっかくの塗膜がすぐ剥がれちゃうからね。はっきり線を引きたいのは、勾配のある屋根の上に登る作業はDIYしないこと。毎年、屋根からの転落事故は後を絶たなくて、プロでも命綱と足場を使う場所なの。2階建ての屋根全体はかならず足場を組む業者施工で。小面積を安く試したい人・倉庫や物置の暑さ対策をしたい人限定の選択肢だよ。
3.5

※ 評価は編集部による5基準(総額のわかりやすさ・塗料の提案力・施工品質と保証・効果の見極め・高額請求リスクの低さ)の総合判断だよ(2026年6月時点)。料金は屋根材・面積・劣化具合・地域で変わるから目安として見てね。実際の金額は、必ず塗料名と数量入りの見積もりで確認してね。

03CHAPTER 03

頼み先の選び方(=失敗しない5基準)

このランキングは、遮熱塗装でつまずきやすい5点を基準にしているよ。総額・塗料・品質と保証・効果・安全を順に確かめると、自分に合う頼み先がすっと決まるはず。

① 総額はわかりやすい?

足場・高圧洗浄・下地処理・付帯部まで含めた総額か。「一式」表記の見積もりは内訳を出し直してもらおう。

② 塗料の提案力はある?

商品名・グレード・塗り回数を明記し、屋根材に合う下塗り材まで説明できるか。2〜3案出せるお店は信頼度高めだよ。

③ 施工品質と保証は?

遮熱塗料の施工実績、メーカー仕様どおりの塗布量、保証年数と範囲が書面で残るかを確認してね。

④ 効果を正直に見積もる?

「お宅の屋根なら体感はこれくらい」と正直に話してくれるか。いいことだけ言う営業は要注意なの。

⑤ 高額請求のリスクは低い?

訪問販売の不安あおりや大幅値引きは定番トラブル。即決せず相見積もり、困ったら消費者ホットライン188へ。

04CHAPTER 04

目的別おすすめ早見表

「結局どこに頼めば?」を一発で。あなたの状況にいちばん合う頼み先はこれだよ。

塗り替え時期が近い

どうせ塗るなら遮熱にしたい

推し地元の塗装専門店

一般塗料からの差額は屋根全体で1〜6万円程度。塗り替えついでがいちばんお得だよ。

とにかく安く・納得して

ぼったくりも避けたい

推し2〜3社の相見積もり

塗装は価格差の大きい工事なの。塗料名・回数・数量をそろえて総額で比べてね。

効果をきちんと出したい

保証もしっかり欲しい

推し塗料メーカー認定の施工店

仕様どおりの塗布量と下塗り選定で遮熱性能を担保。メーカー保証が付くことも多いの。

金属屋根・工場や倉庫

折板屋根の作業場が暑い

推し屋根・板金の専門業者

金属屋根は遮熱効果がいちばん出やすいの。錆び対策の下地処理が仕上がりを左右するよ。

冬の寒さも気になる

光熱費を年間で下げたい

推しリフォーム会社・工務店

断熱・内窓と組み合わせると補助金の対象が広がるの。家全体の省エネ設計で考えよう。

小面積だけ試したい

ベランダ・物置・下屋など

推しDIY(足場いらずの範囲限定)

塗料代だけで試せるよ。ただし勾配のある屋根に登る作業は危ないから業者に頼んでね。

屋根全体の塗り替え相場や縁切りの基礎は屋根塗装の記事、外壁まで含めた全体像は外壁・屋根塗装の記事へ。塗装以外の暑さ対策なら屋根裏断熱窓の遮熱フィルムも比べてみてね。

05CHAPTER 05

遮熱塗装のつまずき注意点

「電気代が半分に」——効果の盛りすぎトークに気をつけて

結論:遮熱塗装の効果は室温マイナス2〜3℃程度が目安で、体感1〜2℃にとどまることも珍しくないの。それでもエアコンの効きが良くなって省エネにつながるのは確かだけど、「電気代が半分になる」「魔法の塗料」みたいな極端なトークは盛りすぎだよ。特に訪問販売で、屋根の不安をあおってから高額な遮熱塗装を勧める手口が定番なの。その場で契約せず、必ず相見積もりを。訪問販売での契約はクーリング・オフの対象だし、納得できない請求は消費者ホットライン「188(いやや)」に相談できるからね。

向かない家に塗ってももったいない——先に「暑さの原因」を見極める

瓦屋根の家や、屋根裏・天井の断熱がしっかりした家は、もともと屋根からの熱が室内に伝わりにくいから、遮熱塗装の体感は小さめなの。暑さの原因が窓からの日差しなら、遮熱フィルムシェード・オーニングのほうが安く効くことも多いよ。それから、劣化が進んだ屋根に塗装しても塗膜がすぐ剥がれるから、ひび割れや雨漏りがあるなら先に屋根の補修が順番。塗膜がまだ元気な家が遮熱のためだけに塗るのも割高だから、「塗り替え時期×屋根直下が暑い」が重なったときがいちばんの塗りどきなの。

色と塗り回数で効果が変わる——濃色・手抜き塗りは効果が半減

結論:遮熱塗料は淡い色ほど反射率が高くて効果的だよ。黒や濃紺などの濃色も遮熱グレードなら一般塗料よりはマシだけど、効果は淡色に届かないの。それと、規定の3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)と塗布量を守らないと、カタログどおりの性能は出ないんだ。見積もりに塗料の商品名と塗り回数が書いてあるか、契約前に必ず確認してね。補助金を使うなら「着工前の申請」が原則で、年度途中で予算が締め切られることもあるから、市区町村の制度確認は見積もりと同時に始めるのがおすすめだよ。

依頼前のチェックリスト:①屋根材(金属・スレート・瓦)と屋根直下の部屋の有無を確認 ②ひび割れ・雨漏りがあれば先に補修 ③塗料の商品名・塗り回数・数量入りの見積もりを2〜3社から ④市区町村の補助金制度と申請時期を確認(着工前申請が原則) ⑤保証年数と範囲を書面で。訪問販売の即決はNG、困ったら消費者ホットライン「188」へ相談できるよ。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・依頼前の3ステップ

むずかしいことはないよ。原因を見極める → 条件をそろえて相見積もり → 色と仕様を決めて着工の3ステップ。順番どおりに進めると、「効果がない・思ったより高い」を先回りでつぶせるの。

  1. 暑さの原因と屋根の状態を確認する:まず屋根材の種類(金属・スレート・瓦)・屋根のすぐ下に居室があるか・前回の塗装から何年経ったかを整理しよう。金属やスレート屋根で屋根直下が暑いなら遮熱塗装の効果が出やすい条件。窓からの日差しが原因なら遮熱フィルム、冬の寒さも悩みなら断熱リフォームのほうが合うこともあるの。ひび割れや雨漏りがあるなら塗装より先に補修だよ。ここの見極めで、数十万円の使いどころが決まるからね。
  2. 条件をそろえて2〜3社に相見積もり:「屋根材の種類・築年数と前回塗装時期・遮熱塗料を希望・外壁も塗るか」を同じ文面で伝えて、塗料の商品名・塗り回数・数量(㎡)・足場代込みの総額で比べよう。あわせて市区町村の補助金制度をチェック。遮熱・断熱塗料が対象の制度なら、着工前の申請が条件のことがほとんどだから、申請に慣れた業者さんに相談すると安心なの。
  3. 色と仕様を決めて、施工後の書類まで受け取る:色は淡い色ほど遮熱効果が高いから、家の雰囲気と相談しながらなるべく明るめを選ぼう。着工後は、下塗り・中塗り・上塗りの各工程の写真を残してもらうと、規定どおりの施工か確認できるよ。完工時には保証書と使用塗料の記録を受け取って大切に保管。次の塗り替え時期の判断や、万一の不具合のときに効いてくるの。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

遮熱塗装の費用はいくらかかるの?

結論:屋根の遮熱塗装は2,300〜3,000円/㎡前後が目安で、高グレードの塗料だと5,000円/㎡程度まで上がるよ。30坪クラスの戸建ての屋根なら、足場代(15〜20万円程度)まで含めた総額で40〜80万円程度が相場感なの。覚えておきたいのは、ふつうの塗り替えから遮熱塗料に変える「差額」は塗料代の1㎡あたり200〜500円程度、屋根全体でも1〜6万円程度で済むことが多いこと。だから「塗り替え時期に合わせて遮熱にグレードアップする」のがいちばんお得な頼み方だよ。金額は屋根材・面積・劣化具合で変わるから、必ず数量と塗料名入りの見積もりで確認してね。

遮熱塗装でどれくらい涼しくなるの?

結論:屋根の表面温度は15〜20℃下がり、室温は2〜3℃程度下がるのが目安だよ。ただこれは条件が良いときの数字で、体感は1〜2℃にとどまることも珍しくないの。効果が出やすいのは、トタンや折板などの金属屋根・スレート屋根で、屋根のすぐ下に部屋やリビングがある家。逆に瓦屋根や、屋根裏の断熱がしっかりした家は、もともと熱が伝わりにくいから体感が小さめなんだ。「夏の2階の暑さ」が悩みなら候補に、そうでないなら屋根裏断熱や窓の遮熱と比べてから決めると失敗しないよ。

断熱塗料との違いは?どっちを選べばいい?

結論:遮熱塗料は太陽の熱を「反射」して屋根が熱くなるのを防ぐ塗料で、効果は夏がメイン。断熱塗料は熱の「伝わり」そのものを抑える塗料で、夏の暑さに加えて冬の保温にも働くの。価格は断熱塗料のほうが高めだから、「夏の暑さだけ何とかしたい」なら遮熱、「冬の寒さも気になる・一年を通して光熱費を下げたい」なら断熱塗料や断熱リフォームまで含めて比べるのがおすすめだよ。どちらも塗膜の厚みや色で効果が変わるから、メーカーの仕様どおりに塗ってくれる業者選びが大事なの。

遮熱塗装に補助金は使えるの?

結論:自治体の省エネリフォーム補助の対象になることが多いよ。工事費の一部(例:1/3など)を補助する制度があって、遮熱・断熱塗料の使用が条件になっているケースが代表的なの。一方、国の補助制度は窓の断熱改修などとの組み合わせが前提で、塗装単独では対象になりにくい傾向があるんだ。大事なのは、ほとんどの制度が「着工前の申請」が条件で、予算が年度途中でなくなることもあること。見積もりの段階でお住まいの市区町村の制度を確認して、申請に慣れた業者に手伝ってもらうとスムーズだよ。

遮熱塗装が向かない家もある?

結論:あるよ。瓦屋根の家、屋根裏や天井の断熱がしっかりしている家、屋根の下が居室じゃない家は、もともと屋根からの熱の影響が小さいから、費用に見合う体感を得にくいの。それから北向きや日当たりの弱い面だけの塗装も効果は限定的。暑さの原因が「窓からの日差し」のことも多くて、その場合は遮熱フィルムやすだれのほうが安くて効くんだ。塗膜がまだ元気で塗り替え時期じゃない家も、遮熱のためだけに塗るのは割高になりやすいから、まずは暑さの原因がどこかを見極めてから決めようね。

遮熱効果はどれくらい持つ?長持ちさせるコツは?

結論:塗料のグレード次第で、シリコン系なら10〜15年、フッ素系なら15〜20年程度が耐用年数の目安だよ(安価な塗料だと6〜8年のものもあるの)。ただし遮熱効果そのものは塗膜の汚れで少しずつ落ちていくんだ。長持ちのコツは3つ。①汚れが目立ちにくく反射率の高い淡い色を選ぶ ②メーカー仕様どおりの3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)を見積もり段階で確認する ③数年に一度、屋根の汚れやコケを点検する。色選びと塗り回数で効果の持ちがかなり変わるから、契約前に塗料名と回数を書面で残してもらってね。