VOL. 375 2026 · JUNE ISSUE 高齢者見守りサービス おすすめタイプ

高齢者見守りサービスの料金相場と選び方ランキング

結論:高齢者見守りサービスの費用は月1,000〜6,000円程度が目安で、自治体の緊急通報システムなら無料〜月数百円の例もあるよ。タイプは大きく、①公的な緊急通報②警備会社の駆けつけ型③センサー・見守り家電型④カメラ型⑤訪問型⑥電話型⑦GPS・アプリ型の7つ。このページは「離れて暮らす親の安否」を見守るサービスの話で、泥棒に備える防犯や、誰も住んでいない家の管理とは別物なの。「緊急時の対応力・総額・本人の負担感とプライバシー・設置の手間・家族への知らせ方」の5基準で、タイプ別にランキングしたよ。

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  • 01費用の目安 — 自治体の緊急通報は無料〜月数百円の例。センサー型は月1,100〜3,300円程度、警備会社の駆けつけ型は月2,000〜6,000円程度だよ
  • 02選び方の鍵 — 「監視」と感じさせない機器選びと本人の同意。異変のあと誰が駆けつけるかまで決めて、はじめて安心なの
  • 03注意 — 訪問営業の即決契約は避けて、困ったら消費者ホットライン「188」へ。解約条件も確認。命に関わるときは迷わず119だよ

01CHAPTER 01

高齢者見守りサービスはいくら?相場と7つのタイプ

結論:見守りサービスの費用は月1,000〜6,000円程度が目安だよ。いちばん手軽なセンサー・電球型は月1,100〜3,300円程度の例、映像で確認できるカメラ型は月1,500〜4,000円程度、緊急時に警備員が駆けつけてくれる警備会社のプランは月2,000〜6,000円程度が中心なの。そして意外と知られていないのが、多くの市区町村が用意している緊急通報システム——条件を満たせば無料〜月数百円の例もあるんだ。帰省で久しぶりに親と過ごして「ちょっと心配になった」夏は、見守りを考えはじめる人がいちばん多い季節。まずは相場の全体像から見ていこう。

似たテーマとの区別はこうだよ。泥棒や侵入に備えたい→防犯カメラ・ホームセキュリティ誰も住んでいない実家の建物を守りたい→空き家管理施設への入所を考えている→老人ホーム・介護施設掃除や食事など暮らしの手伝い→在宅介護サービス離れて暮らす親の安否を知りたい→このページ。料金の目安は下のカードにまとめたね。

自治体の緊急通報システム

無料〜月数百円の例。65歳以上のひとり暮らしなど条件つき。申し込みは高齢者福祉の窓口か地域包括支援センターへ。

警備会社の駆けつけ型

月2,000〜6,000円程度が目安。センサー+緊急ボタン+駆けつけのセット。機器がレンタルか買い取りかで初期費用が変わるの。

センサー・見守り家電型

月1,100〜3,300円程度の例。電球・電気ポット・開閉センサーなど。初期費用は3,300〜5,500円程度の例で、工事不要が多いよ。

見守りカメラ型

月1,500〜4,000円程度が目安。SIM内蔵ならWi-Fiのない実家でも使えるの。設置場所と本人の同意への配慮が大前提だよ。

訪問・電話型

電話の自動音声は月1,000円前後、月1回の訪問は月2,500円程度の例。人のつながりごと届けたいときの選択肢なの。

駆けつけオプション

月額に含まれず、1回ごとの出動料(1万円前後の例)で頼むタイプも。対応範囲と到着の目安は契約前に確認してね。

数字は「目安」だよ:見守りサービスは月額のほかに初期費用・機器代・出動料がかかる構成が多くて、同じタイプでもプランの組み方で総額がかなり変わるんだ。「月額×12か月+初期費用+機器代」の年間総額で比べるのがコツだよ。最新の料金とプラン内容は、必ず各サービスの公式情報で確認してね。

02CHAPTER 02

高齢者見守りサービスのタイプ別ランキング7【2026年6月】

編集部が「緊急時の対応力・総額・本人の負担感とプライバシー・設置の手間・家族への知らせ方」の5基準で、はじめてでも失敗しにくい順にタイプをまとめたよ。心配ごとの中身で最適解が変わるから、フィルターも使ってみてね。金額はどれも目安で、サービス・プラン・地域によって変わるんだ。

目的で絞り込み
比較
1

自治体の緊急通報システム・見守り事業(まず確認したい無料〜の公的ルート)

どのサービスを選ぶにしても最初の一歩はここ——住んでいる市区町村の制度を確認するだけで、費用も安心も大きく変わるの

費用 無料〜月数百円の例 向く人 65歳以上のひとり暮らしなど 注意 対象条件は自治体ごとに違う
編集部おすすめ迷ったら
民間サービスを契約する前に、まず確認したいのが市区町村の「緊急通報システム」事業だよ。ペンダント型などの緊急ボタンを押すと24時間の受信センターにつながり、必要に応じて駆けつけや救急につないでくれる仕組みで、機器の設置も月額も無料の自治体があるの(所得などに応じて月数百円〜の自己負担の例も)。対象は「65歳以上のひとり暮らし」「高齢者のみの世帯」などの条件つきで、起床時間に動きがないと自動通報してくれるセンサーがセットの地域もあるんだ。申し込みは市区町村の高齢者福祉の窓口か、地域包括支援センター・ケアマネジャー経由が基本。配食の手渡しで安否確認をする事業など、独自の見守りを持つ自治体も多いから、「うちの市には何がある?」をまず聞いてみてね。
4.8
比較
2

警備会社の駆けつけ型見守り(センサー+緊急ボタン+駆けつけのフルセット)

異変があればプロが家まで駆けつけてくれる安心感は別格——離れて暮らす家族の「もしも」に備える本命なの

費用 月2,000〜6,000円程度が目安 向く人 急な体調変化に備えたい人 強み 24時間365日の駆けつけ
「何かあったとき、すぐ行ける距離に誰もいない」——その不安に正面から応えるのが、警備会社の見守りプランだよ。生活の動きを感知するセンサーと緊急ボタンを設置して、異変や通報があると24時間365日、警備員が駆けつけてくれるの。費用は月2,000〜6,000円程度が中心で、機器をレンタルにするか買い取るかで月額と初期費用のバランスが変わるんだ。火災センサーや持病向けの相談サービスがセットの例、防犯(ホームセキュリティ)と1つの契約にまとめられる例もあって、実家まるごと任せたい人に合うの。確認したいのは駆けつけの対象範囲・到着までの目安・鍵預かりの条件と、最低利用期間・解約金。「実家が警備対象エリアか」も最初に聞いてみてね。防犯側の選び方は防犯カメラ・ホームセキュリティの記事にまとめてあるよ。
4.6
比較
3

センサー・見守り家電型(電球やポットがさりげなく知らせてくれる)

トイレの電球が今日も点いた、ポットでお茶を入れた——暮らしのリズムだけをそっと家族に届けてくれるタイプなの

費用 月1,100〜3,300円程度の例 向く人 カメラに抵抗がある親世帯 強み 工事不要・プライバシーに優しい
「カメラはちょっと…」という親世帯にいちばん受け入れられやすいのが、センサー・見守り家電型だよ。代表例は3つ——①電球型(トイレなどの電球を交換するだけ。点け消しがないと家族に通知。月1,100円程度+初期3,300円程度の例)、②電気ポット型(お湯を使った記録が毎日メールで届く。月3,300円程度+初期5,500円程度の例で、20年以上続く定番なの)、③人感・ドア開閉センサー型(一定時間動きがないと通知)。どれも映像を撮らないからプライバシーの負担が小さく、SIM内蔵でWi-Fiのない実家でも使える機種が多いんだ。気をつけたいのは、倒れたことを直接知らせる機能ではないこと——「異変に気づくきっかけ」と捉えて、1位の緊急通報システムと組み合わせるのが編集部の定番ルートだよ。
4.4
比較
4

見守りカメラ型(映像と会話で様子が分かる・SIM内蔵なら工事いらず)

顔を見て話せる安心は映像ならでは——ただし「見られる側」の気持ちへの配慮がいちばん大事なタイプでもあるの

費用 月1,500〜4,000円程度が目安 向く人 映像と声かけで安心したい家族 注意 本人の同意と設置場所が大前提
「元気な顔をひと目見たい」なら見守りカメラ型だよ。スマホから映像を確認できて、通話機能つきなら「ごはん食べた?」の声かけもできるの。SIM内蔵タイプはWi-Fiのない実家でもコンセントに挿すだけで使えて月1,500〜4,000円程度の例、実家にWi-Fiがあるなら買い切り+月額0円の機種も選べるんだ。動きを検知して知らせる機能や、最近は転倒をAIが検知する機種もあるよ。ただしこのタイプは、本人が「監視されている」と感じたら続かないの。設置はリビングなど共有の空間だけにして、寝室やトイレ・浴室まわりは避ける、録画データを誰が見られるかを家族で決めておく——この2つの線引きを、導入前に本人と一緒に話し合ってね。納得して使えば、これほど心強いタイプはないんだ。
4.2
比較
5

訪問型の見守りサービス(月1回の対面で暮らしぶりを知らせてくれる)

機械じゃなく「人」が会いに行って、表情や暮らしの様子を家族に届けてくれる——会話そのものが元気のもとになるの

費用 月2,500円程度の例 向く人 会話の機会も届けたい家族 強み 対面だから分かる変化がある
センサーやカメラでは拾えないものを届けてくれるのが訪問型だよ。代表例は郵便局の全国網を生かしたみまもり訪問で、月1回30分程度、スタッフが直接会って体調や暮らしの様子を聞き、結果を家族に報告してくれるの(月2,500円程度の例)。宅配便会社が電球型センサーと月1回の訪問をセットにしたプラン、配食サービスの手渡しでの安否確認も、実質的な見守りとして人気なんだ。最大の価値は「人と話す時間」そのものが届くこと——会話が減っていた親の表情が、訪問の日を境に明るくなったという声は多いの。一方で頻度は月1回が基本だから、急変への備えとしては足りないんだ。毎日の安否はセンサー型や電話型に任せて、「月1回の対面+毎日の機械見守り」の二段構えにするのがおすすめだよ。
4.0
比較
6

電話・自動音声型(毎日の安否確認を月1,000円前後で)

毎日決まった時間に電話で体調を聞いて、結果を家族にメールで知らせてくれる——手軽さと続けやすさはピカイチなの

費用 月1,000円前後の例 向く人 毎日の安否をまず押さえたい人 強み 機器の設置がいらないの
「機器を増やすほどじゃないけど、毎日の安否だけは知りたい」——そんな入門にちょうどいいのが電話・自動音声型だよ。毎日決まった時間に自動音声の電話がかかってきて、体調をボタンで答えると、結果が家族にメールで届く仕組み。料金は固定電話なら月980円、携帯なら月1,180円程度の例で、いまある電話だけで始められて機器の設置がいらないのが強みなの。応答がないと家族に知らせてくれるから、「電話に出ない=様子を見に行く合図」という分かりやすいルールも作れるんだ。オプションで駆けつけ(1回1万円前後の例)を足せるサービスもあるよ。気をつけたいのは、電話の操作が苦手だと続かないこと。申し込んだら最初の1週間は一緒に練習して、「鳴る時間」を本人の生活リズムに合わせてあげてね。
3.8
比較
7

GPS・スマホアプリ型(外出先の見守りと位置の共有)

家の中だけが心配じゃない——散歩や買い物の「いまどこ?」をそっと共有できるのがこのタイプなの

費用 無料〜月1,000円程度の例 向く人 外出時の道迷いが心配な家族 注意 充電と持ち歩きの習慣が前提
家の中の見守りが整っても、心配は外にもあるよね。GPS・スマホアプリ型は、散歩や買い物に出た親の居場所を家族のスマホから確認できるタイプ。親がスマホを使えるなら位置共有アプリ(無料の例も)で十分始められて、歩数や移動の記録から元気さも伝わるの。スマホを持たない親には、靴やバッグに入れる小型GPS端末(月数百〜1,000円程度の例)が選択肢だよ。認知症の症状で道に迷う心配がある場合には、GPS端末の費用を助成する自治体もあるから、地域包括支援センターで聞いてみてね。弱点ははっきりしていて、充電切れと「持って出るのを忘れる」こと。いつも持つバッグや杖、靴に固定するなど、本人が意識しなくても身につく場所に仕込むのが続けるコツなんだ。
3.6

※ 評価は編集部による5基準(緊急時の対応力・総額・本人の負担感とプライバシー・設置の手間・家族への知らせ方)の総合判断だよ(2026年6月時点)。金額は複数の公開料金情報をもとにした目安で、サービス・プラン・地域・機器の構成によって変わるの。プラン内容と最新料金は、必ず各サービスの公式情報で確認してね。

03CHAPTER 03

見守りサービス選び(=失敗しない5基準)

このランキングは、見守り選びでつまずきやすい5点を基準にしてるよ。毎日使い続けるものだからこそ、料金だけじゃなく「本人の気持ち」と「異変のあとの動き」まで見て選ぶのが大事なの。

① 緊急時に誰が動く?

異変に気づいたあと、駆けつけてくれる人はいる?範囲と到着の目安、通報先はどこか。最後は119につながる導線かを確認してね。

② 総額は明朗?

月額のほかに初期費用・機器代・出動料が乗る構成が多いの。レンタルか買い取りかも含めて「年間総額」で比べよう。

③ 本人の負担感は小さい?

「監視されている」と感じたら続かないんだ。カメラの設置場所、映像なしのセンサー型など、本人が納得できる形を一緒に選んでね。

④ 設置の手間は?

工事の要否、Wi-Fiの要否、賃貸でも置けるか。SIM内蔵機器や電球交換だけのタイプなら、離れていても導入しやすいよ。

⑤ 家族への知らせ方は?

通知はメールかアプリか、きょうだい何人まで共有できるか、毎日のレポートか異変時だけか。受け取る側の続けやすさも大事なの。

04CHAPTER 04

状況別おすすめ早見表

「結局どれにすれば?」を一発で。親の状況といちばんの心配ごとに合うタイプはこれだよ。

帰省で衰えに気づいた

まず軽く始めたい

推しセンサー・見守り家電型

月1,100円程度〜の例。電球交換だけのタイプなら抵抗感も小さいの。

持病があり急変が心配

もしもに確実に備えたい

推し自治体の緊急通報+警備会社

公的制度を土台に、駆けつけ型を重ねる二段構えが鉄板だよ。

費用を抑えたい

負担を軽く始めたい

推し自治体の制度+電話型

無料〜の緊急通報に月1,000円前後の毎日電話を足す形なの。

カメラを嫌がられた

さりげなく見守りたい

推し電球・ポットのセンサー型

映像なしで暮らしのリズムだけ届くから、受け入れられやすいの。

会話が減って心配

人のつながりも届けたい

推し訪問型+電話型

月1回の対面と毎日の電話で、安否と元気の両方が届くんだ。

散歩・外出が心配

外でも見守りたい

推しGPS・スマホアプリ型

無料アプリや月数百円のGPS端末から。自治体の助成も確認してね。

ちなみに、実家まわりの心配は「人・家・暮らし」で頼み先が変わるの。家の防犯は防犯カメラ・ホームセキュリティ、誰も住まなくなった家は空き家管理、暮らしの手伝いは在宅介護サービス、住まいの安全対策は手すり取り付け介護リフォームの記事が役に立つよ。見守りで気づいた変化を、次の備えにつなげていけるといいね。

05CHAPTER 05

見守りサービスのつまずき注意点とトラブル回避

「監視」と感じさせない——本人の気持ちと同意が何より先

結論:見守りサービスがうまくいくかどうかは、機器の性能より本人が納得しているかで決まるんだ。家族には「安心のお守り」でも、本人には「監視されている」と映ることがあるの。とくにカメラ型は、黙って設置するのは絶対にやめて——信頼関係そのものが壊れてしまうよ。コツは、「あなたのため」じゃなく「私が安心したいから」と伝えること。「何かあったらすぐ気づけると、私がほっとできるの」という頼み方なら、受け取る側の気持ちがぜんぜん違うんだ。機器を選ぶときも、本人と一緒にカタログを見て、「何が・誰に・どこまで伝わるのか」を共有してね。抵抗が強ければ、映像のない電球型・ポット型から始めて、慣れてから段階を上げるのが長続きのルートだよ。

訪問営業・高額契約に注意——クーリングオフ8日と「188」

高齢の親世帯を狙って、訪問営業で見守り機器や防犯機器の高額な長期契約を勧める例があるの。「無料点検」「キャンペーン」をきっかけに、その場での契約を急がせるパターンが典型だよ。本人だけで即決しない・家族に相談してから決めるを合言葉にしてね。もし契約してしまっても、訪問販売ならクーリングオフ(契約書面を受け取った日から8日間)で解除できる場合があるんだ。納得できない契約や勧誘に困ったときは、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談してね。正規のサービスでも、最低利用期間・解約金・機器の返却条件はプランによって差が大きいから、申し込み前に必ず確認しよう。

見守りは万能じゃない——「異変のあと誰が動くか」まで決めておこう

通知が来ても、動ける人がいなければ見守りは完結しないんだ。だから導入とセットで、家族の動きを決めておこう——①通知を受け取る人と順番(きょうだいで分担)、②連絡が取れないときに様子を見に行ける人(近居の親族・駆けつけサービス・自治体や民生委員の見守りネットワーク)、③明らかな急変のときは迷わず119番、の3つだよ。駆けつけサービスを契約するなら合鍵の預け先も決めておくと、いざというとき玄関で立ち往生しないの。そして見守りは「導入して終わり」じゃなく、月1回は通知のテストをして、電池・充電・通信の生きているかを確かめてね。機器のお守りと人のネットワーク、両方そろってはじめて安心なんだ。

こんな点に気をつけてね

  • 1本人の同意と納得が最優先(黙って設置はNG。カメラは共有空間だけ・「私が安心したいから」と伝えるのがコツだよ)
  • 2訪問営業の即決契約は避ける(クーリングオフは書面から8日間。困ったら消費者ホットライン「188」へ相談してね)
  • 3異変のあとの動きまで決める(通知の受け取り順・様子を見に行く人・合鍵・急変時は119。月1回は通知テストだよ)
申し込み前に確認することリスト:①月額+初期費用+機器代+出動料の年間総額 ②最低利用期間・解約金・機器の返却条件 ③駆けつけの範囲と到着の目安・合鍵の扱い ④通知の方法と共有できる家族の範囲 ⑤本人の同意と設置場所。この5つを押さえれば、はじめてでも安心して選べるよ。自治体の制度の確認もお忘れなく。

06CHAPTER 06

はじめてでも安心・見守りのはじめ方3ステップ

むずかしいことはないよ。自治体の制度を確認 → 本人と一緒に決める → 設置してテストの3ステップ。

  1. まず自治体の制度を確認する(ここで費用がぐっと変わるの):親が住む市区町村の高齢者福祉の窓口か地域包括支援センターに、「ひとり暮らしの親向けの緊急通報システムや見守り事業はありますか?」と聞いてみよう。無料〜月数百円で使える例があって、配食の手渡し確認や民生委員の見守りなど、地域のネットワークも教えてもらえるの。要支援・要介護の認定を受けているなら、ケアマネジャーに相談するのが早道だよ。ここで「公的にカバーされる部分」が分かると、民間サービスで足すべきものがはっきりするんだ。
  2. 本人と一緒に「何を・どこまで」を決める:次に、いちばんの心配ごとを言葉にしてみよう——急変への備えなら駆けつけ型、毎日の安否ならセンサー型や電話型、会話の機会なら訪問型が軸になるの。そのうえで本人と一緒に機器とプランを選んでね。「何が・誰に・どこまで伝わるか」を共有して、カメラなら設置場所を一緒に決める——この一手間が、長続きと信頼の分かれ目だよ。候補が絞れたら、月額+初期費用+機器代の年間総額・最低利用期間・解約条件を確認して申し込もう。訪問営業での即決だけは避けてね。
  3. 設置したら通知テストと「もしも」の段取りを共有する:機器が届いたら、まず家族のスマホに通知が届くかテスト。緊急ボタンがあるなら本人と一緒に試し押しして、「押したら誰につながるか」を体で覚えてもらうの。あわせて通知の受け取り順・様子を見に行ける人・合鍵の置き場所・急変時は119という家族の段取りを、きょうだいや近居の親族と共有しておこう。あとは月1回の通知テストと、帰省のたびの電池・設置場所チェックで維持はばっちり。見守りが整うと、毎日の電話が「安否確認」から「ただのおしゃべり」に戻るのが、いちばんうれしい変化なんだ。

07CHAPTER 07

あわせて聞かれる質問(FAQ)

高齢者見守りサービスの料金相場はいくら?

結論:月1,000〜6,000円程度が目安だよ。センサー・電球型は月1,100〜3,300円程度、カメラ型は月1,500〜4,000円程度、警備会社の駆けつけ型は月2,000〜6,000円程度、訪問型は月2,500円程度、電話型は月1,000円前後の例が多いの。これに初期費用や機器代(3,300〜5,500円程度の例)がかかることもあるんだ。自治体の緊急通報システムなら無料〜月数百円の例もあるよ。金額はどれも目安だから、最新の料金は各サービスの公式情報で確かめてね。

無料で使える高齢者見守りはある?

結論:あるよ。多くの市区町村が「緊急通報システム」を用意していて、65歳以上のひとり暮らしなどの条件を満たすと、機器の設置や月々の利用料が無料〜月数百円で使える例があるの。急病のときにボタンを押すと受信センターにつながって、必要に応じて駆けつけや救急につないでくれるんだ。申し込みは市区町村の高齢者福祉の窓口か、地域包括支援センター・ケアマネジャー経由が基本だよ。対象条件と内容は自治体ごとに違うから、まず窓口で聞いてみてね。

親がカメラを嫌がるんだけど、さりげなく見守る方法はある?

結論:カメラなしの見守りはたくさんあるよ。電球の点け消しで暮らしのリズムを知らせてくれるタイプ、電気ポットの利用を家族にメールで知らせるタイプ、ドアの開閉や人の動きを感知するセンサー型などは、映像を撮らないからプライバシーへの負担が小さいの。月1,100〜3,300円程度の例が中心だよ。大事なのは「監視」じゃなく「お守り」だと伝わる導入のしかた。本人と一緒に選んで、何が家族に伝わるのかをきちんと共有してね。

駆けつけサービスは何をしてくれるの?救急車とは違う?

結論:異変の通知や緊急ボタンの通報を受けて、警備員などが自宅まで様子を見に行ってくれるサービスだよ。月額プランに含まれるタイプと、1回ごとに出動料(1万円前後の例)がかかるタイプがあるの。ただし救急隊じゃないから、明らかに命に関わる状態のときは迷わず119番が先だよ。駆けつけは「連絡が取れないときに、代わりに様子を確認してくれる手段」と考えるのがちょうどいいの。鍵の預かりの有無や到着までの目安時間も契約前に確認してね。

防犯のホームセキュリティや空き家の見守りとは違うの?

結論:守る対象が違うんだ。このページの見守りサービスは「人」の安否が対象で、泥棒や侵入に備える防犯はホームセキュリティ・防犯カメラ、誰も住んでいない実家の建物を守るのは空き家管理サービスの出番なの。警備会社のプランには防犯と見守りを1つの契約にまとめられるものもあるよ。「親の安否」「家の防犯」「空き家の管理」のどれが目的かを最初に決めると、サービス選びがぐっと楽になるんだ。

申し込み前に確認しておくことは?解約の注意もある?

結論:確認は5つ——①月額と初期費用・機器代を含めた総額②最低利用期間と解約金・機器の返却条件③緊急時に誰がどう動くか(駆けつけの範囲・到着目安)④通知が届く家族の範囲と方法⑤本人の同意、だよ。とくに訪問営業で機器や長期契約をその場で勧められたときは即決しないで。訪問販売にはクーリングオフ(書面から8日間)の制度もあるし、困ったら消費者ホットライン「188」に相談してね。